JP2000055187A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0204—Selector apparatus for automatic transmissions with means for range selection and manual shifting, e.g. range selector with tiptronic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H2059/0252—Selector apparatus with means for initiating skip or double gear shifts, e.g. by moving selection lever beyond a threshold
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シフトレバーの操作で作動するスイッチ手段
の1回の作動で飛び越し変速制御を行うことができて、
変速制御の操作効率を向上させる。 【解決手段】 シフトレバー20と、シフトレバー20
に加わる運転者の操作力が所定の押圧力以上であるか否
かを検出すると共に、アップシフト信号を出力するアッ
プシフト用手動スイッチ23と、シフトレバー20に加
わる運転者の操作力の操作力が所定の押圧力以上である
か否かを検出すると共に、ダウンシフト信号を出力する
ダウンシフト用手動スイッチ24と、両手動スイッチ2
3、24における、操作力が所定の押圧力以上である場
合の検出信号により飛び越し変速制御を行い、且つアッ
プ、ダウンシフト用手動スイッチ23、24における、
操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号により
1段づつの変速制御を行うTCU7とを備えた。
の1回の作動で飛び越し変速制御を行うことができて、
変速制御の操作効率を向上させる。 【解決手段】 シフトレバー20と、シフトレバー20
に加わる運転者の操作力が所定の押圧力以上であるか否
かを検出すると共に、アップシフト信号を出力するアッ
プシフト用手動スイッチ23と、シフトレバー20に加
わる運転者の操作力の操作力が所定の押圧力以上である
か否かを検出すると共に、ダウンシフト信号を出力する
ダウンシフト用手動スイッチ24と、両手動スイッチ2
3、24における、操作力が所定の押圧力以上である場
合の検出信号により飛び越し変速制御を行い、且つアッ
プ、ダウンシフト用手動スイッチ23、24における、
操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号により
1段づつの変速制御を行うTCU7とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速及び手動
変速の両方の変速機能を有すると共に、これらの変速機
能のうちの一方を選択できる、変速機を変速操作するた
めの変速用シフト装置を備えた自動変速機の変速制御装
置に関するものである。
変速の両方の変速機能を有すると共に、これらの変速機
能のうちの一方を選択できる、変速機を変速操作するた
めの変速用シフト装置を備えた自動変速機の変速制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の電子制御式自動変速機では、
変速機の選択に車速とスロットル開度とをパラメータと
するシフトマップが用いられる。TCU(トランスミッ
ションコントロールユニット)は、このシフトマップか
ら現在の運転状態に最適な変速段(目標変速段)を選択
した後、油圧湿式多板式のクラッチやブレーキ等に作動
油を給排することで、変速機構内で変速ギヤの係合ある
いは解放を行って、目標変速段を確立する。
変速機の選択に車速とスロットル開度とをパラメータと
するシフトマップが用いられる。TCU(トランスミッ
ションコントロールユニット)は、このシフトマップか
ら現在の運転状態に最適な変速段(目標変速段)を選択
した後、油圧湿式多板式のクラッチやブレーキ等に作動
油を給排することで、変速機構内で変速ギヤの係合ある
いは解放を行って、目標変速段を確立する。
【0003】ところで、近年の自動変速機には、TCU
が変速制御を行う自動変速モードの他に、運転者が任意
の変速段を選択できる手動変速モードを設けたものが出
現している。手動変速モードでは、TCUによる変速制
御はキャンセルされ、運転者がシフトレバーを操作する
毎に1段づつアップシフトあるいはダウンシフトが行わ
れる。したがって、このような自動変速機を備えた自動
車では、最大トルク発生回転域まで各変速段を保持して
高速道路への侵入時等における加速力を高めたり、所定
の変速段を保持して屈曲路走行時等における駆動トルク
の意図しない低下等を防ぐことができる。
が変速制御を行う自動変速モードの他に、運転者が任意
の変速段を選択できる手動変速モードを設けたものが出
現している。手動変速モードでは、TCUによる変速制
御はキャンセルされ、運転者がシフトレバーを操作する
毎に1段づつアップシフトあるいはダウンシフトが行わ
れる。したがって、このような自動変速機を備えた自動
車では、最大トルク発生回転域まで各変速段を保持して
高速道路への侵入時等における加速力を高めたり、所定
の変速段を保持して屈曲路走行時等における駆動トルク
の意図しない低下等を防ぐことができる。
【0004】ところで、上記した手動変速モード付自動
変速機(特開平8−193655号公報、特開平7−3
01311号公報の開示技術)では、P、R、N、Dの
各レンジを有する自動変速シフトパターン(ノーマルゲ
ート)と、アップ(+)とダウン(−)とのシフトポジ
ションを有する手動変速シフトパターン(スポーツゲー
ト)と両シフトパターン間で操作されるシフトレバー
と、このシフトレバーを前方(+側)に1回押すことで
1回オン作動してTCUに1段の変速制御を行なわせる
アップシフト用の検出スイッチと、シフトレバーを後方
(−側)に1回引くことでTCUに1段の変速制御を行
なわせるダウンシフト用の検出スイッチとを備えてお
り、手動変速シフトパターンにおいて、シフトレバーを
前方(+側)に押すことで、アップシフト用の検出スイ
ッチを1回オン作動してTCUにアップシフト信号を出
力して、このTCUに1段の変速制御を行なわせ、ま
た、シフトレバーを後方(−側)に引くことでダウンシ
フト用の検出スイッチを1回オン作動してダウンシフト
信号をTCUに出力して、このTCUに1段の変速制御
を行なわせていた。
変速機(特開平8−193655号公報、特開平7−3
01311号公報の開示技術)では、P、R、N、Dの
各レンジを有する自動変速シフトパターン(ノーマルゲ
ート)と、アップ(+)とダウン(−)とのシフトポジ
ションを有する手動変速シフトパターン(スポーツゲー
ト)と両シフトパターン間で操作されるシフトレバー
と、このシフトレバーを前方(+側)に1回押すことで
1回オン作動してTCUに1段の変速制御を行なわせる
アップシフト用の検出スイッチと、シフトレバーを後方
(−側)に1回引くことでTCUに1段の変速制御を行
なわせるダウンシフト用の検出スイッチとを備えてお
り、手動変速シフトパターンにおいて、シフトレバーを
前方(+側)に押すことで、アップシフト用の検出スイ
ッチを1回オン作動してTCUにアップシフト信号を出
力して、このTCUに1段の変速制御を行なわせ、ま
た、シフトレバーを後方(−側)に引くことでダウンシ
フト用の検出スイッチを1回オン作動してダウンシフト
信号をTCUに出力して、このTCUに1段の変速制御
を行なわせていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の変速機用シフト装置にあっては、手動変速シフ
トパターンにおいて、シフトレバーを前方(+側)に押
すことで、アップシフト用の検出スイッチを1回オン作
動してTCUに1段の変速制御を行なわせ、また、シフ
トレバーを後方(−側)に引くことで、ダウンシフト用
の検出スイッチを1回オン作動してTCUに1段の変速
制御を行なわせるために、増、減速シフトにおいて、飛
び越し変速(例えば1段→3段、4段→2段)をする場
合、アップシフト用の検出スイッチ及びダウンシフト用
の検出スイッチを飛び越し変速分の回数だけオン作動さ
せる必要があり、変速制御の操作効率が悪いという問題
点があった。
た従来の変速機用シフト装置にあっては、手動変速シフ
トパターンにおいて、シフトレバーを前方(+側)に押
すことで、アップシフト用の検出スイッチを1回オン作
動してTCUに1段の変速制御を行なわせ、また、シフ
トレバーを後方(−側)に引くことで、ダウンシフト用
の検出スイッチを1回オン作動してTCUに1段の変速
制御を行なわせるために、増、減速シフトにおいて、飛
び越し変速(例えば1段→3段、4段→2段)をする場
合、アップシフト用の検出スイッチ及びダウンシフト用
の検出スイッチを飛び越し変速分の回数だけオン作動さ
せる必要があり、変速制御の操作効率が悪いという問題
点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、シフトレバ
ーの操作によるスイッチ手段の1回の作動で飛び越し変
速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向上
させ得る自動変速機の変速制御装置を提供することにあ
る。
たものであって、その目的とするところは、シフトレバ
ーの操作によるスイッチ手段の1回の作動で飛び越し変
速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向上
させ得る自動変速機の変速制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る自動変速機の変速制御装置
は、予め設定された変速線に基づいて所定の変速段に自
動変速する自動変速モードと手動シフト操作により選択
した変速段に変速する手動変速モードとで切り替え可能
とし、前記手動変速モード選択時に変速段をアップシフ
ト方向に切り替える指令を出力するアップシフト用手動
スイッチと、前記手動変速モード選択時に変速段をダウ
ンシフト方向に切り替える指令を出力するダウンシフト
用手動スイッチと、これらの手動スイッチからの切り替
え指令を受けて変速段を切り替え可能な自動変速機にお
いて、前記両手動スイッチのうち少なくとも一方のスイ
ッチに加わる操作力の大きさを検出する操作力検出手段
と、該操作力検出手段により検出された操作力が所定値
より大きいことを検出したら操作力が所定値以下の場合
の変速指令と異なる変速指令を出力することを特徴とす
る。
めに、請求項1の発明に係る自動変速機の変速制御装置
は、予め設定された変速線に基づいて所定の変速段に自
動変速する自動変速モードと手動シフト操作により選択
した変速段に変速する手動変速モードとで切り替え可能
とし、前記手動変速モード選択時に変速段をアップシフ
ト方向に切り替える指令を出力するアップシフト用手動
スイッチと、前記手動変速モード選択時に変速段をダウ
ンシフト方向に切り替える指令を出力するダウンシフト
用手動スイッチと、これらの手動スイッチからの切り替
え指令を受けて変速段を切り替え可能な自動変速機にお
いて、前記両手動スイッチのうち少なくとも一方のスイ
ッチに加わる操作力の大きさを検出する操作力検出手段
と、該操作力検出手段により検出された操作力が所定値
より大きいことを検出したら操作力が所定値以下の場合
の変速指令と異なる変速指令を出力することを特徴とす
る。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る自動変速機の変速制御装置は、請求項
1に記載の自動変速機の変速制御装置において、前記操
作力が所定値以下のときの変速指令は1段上か下の変速
段へのシフトの指令であり、前記操作力が所定値より大
きいときの変速指令は飛び変速の指令であることを特徴
とする。
項2の発明に係る自動変速機の変速制御装置は、請求項
1に記載の自動変速機の変速制御装置において、前記操
作力が所定値以下のときの変速指令は1段上か下の変速
段へのシフトの指令であり、前記操作力が所定値より大
きいときの変速指令は飛び変速の指令であることを特徴
とする。
【0009】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る自動変装機の変速制御装置は、予め設
定された変速線に基づいて所定の変速段に自動変速する
自動変速モードと手動シフト操作により選択した変速段
に変速する手動変速モードとで切り替え可能とし、前記
手動変速モード選択時に変速段をアップシフト方向に切
り替える指令を出力するアップシフト用手動スイッチ
と、前記手動変速モード選択時に変速段をダウンシフト
方向に切り替える指令を出力するダウンシフト用手動ス
イッチと、これらの手動スイッチからの切り替え指令を
受けて変速段を切り替え可能な自動変速機において、前
記両手動スイッチのうち少なくとも一方のスイッチに加
わる所定以上の操作力が加えられる持続時間を検出する
操作時間検出手段と、該操作時間検出手段により検出さ
れた持続時間が所定時間より長いことを検出したら操作
時間が所定時間以下の場合の変速指令と異なる変速指令
を出力することを特徴とする。
項3の発明に係る自動変装機の変速制御装置は、予め設
定された変速線に基づいて所定の変速段に自動変速する
自動変速モードと手動シフト操作により選択した変速段
に変速する手動変速モードとで切り替え可能とし、前記
手動変速モード選択時に変速段をアップシフト方向に切
り替える指令を出力するアップシフト用手動スイッチ
と、前記手動変速モード選択時に変速段をダウンシフト
方向に切り替える指令を出力するダウンシフト用手動ス
イッチと、これらの手動スイッチからの切り替え指令を
受けて変速段を切り替え可能な自動変速機において、前
記両手動スイッチのうち少なくとも一方のスイッチに加
わる所定以上の操作力が加えられる持続時間を検出する
操作時間検出手段と、該操作時間検出手段により検出さ
れた持続時間が所定時間より長いことを検出したら操作
時間が所定時間以下の場合の変速指令と異なる変速指令
を出力することを特徴とする。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る自動変装機の変速制御装置は、請求項
3に記載の自動変速機の変速制御装置において、前記操
作時間が所定時間以下のときの変速指令は1段上か下の
変速段へのシフトの指令であり、前記操作時間が所定時
間より長いときの変速指令は飛び変速の指令であること
を特徴とする。
項4の発明に係る自動変装機の変速制御装置は、請求項
3に記載の自動変速機の変速制御装置において、前記操
作時間が所定時間以下のときの変速指令は1段上か下の
変速段へのシフトの指令であり、前記操作時間が所定時
間より長いときの変速指令は飛び変速の指令であること
を特徴とする。
【0011】したがって、本発明に係る自動変装機の変
速制御装置によれば、シフトレバーでスイッチ手段(ア
ップシフト用手動スイッチもしくはダウンシフト用手動
スイッチ)を作動させ、このスイッチ手段の1回の作動
で出力する出力信号により制御手段で飛び越し変速制御
を行うことができる。このために、従来の、飛び越し変
速(例えば1段→3段、4段→2段)をする場合、アッ
プシフト用手動スイッチ及びダウンシフト用手動スイッ
チを飛び越し変速分の回数だけオン作動させる場合に比
べて、変速制御の操作効率が良くなる。
速制御装置によれば、シフトレバーでスイッチ手段(ア
ップシフト用手動スイッチもしくはダウンシフト用手動
スイッチ)を作動させ、このスイッチ手段の1回の作動
で出力する出力信号により制御手段で飛び越し変速制御
を行うことができる。このために、従来の、飛び越し変
速(例えば1段→3段、4段→2段)をする場合、アッ
プシフト用手動スイッチ及びダウンシフト用手動スイッ
チを飛び越し変速分の回数だけオン作動させる場合に比
べて、変速制御の操作効率が良くなる。
【0012】このように、シフトレバーの操作による操
作力検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し変
速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向上
させることができる。
作力検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し変
速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向上
させることができる。
【0013】また、本発明に係る自動変装機の変速制御
装置によれば、シフトレバーを操作することにより、ス
イッチ手段(アップシフト用手動スイッチもしくはダウ
ンシフト用手動スイッチ)をオン作動させてアップシフ
トかダウンシフトかを検出し、操作時間検出手段で運転
者の操作時間を検出して、この操作時間が所定の時間以
上である場合の検出信号により変速制御をして飛び越し
変速制御を行わしめ、操作時間が所定の時間以下である
場合の検出信号により制御手段をして1段づつの変速制
御を行わしめることができる。
装置によれば、シフトレバーを操作することにより、ス
イッチ手段(アップシフト用手動スイッチもしくはダウ
ンシフト用手動スイッチ)をオン作動させてアップシフ
トかダウンシフトかを検出し、操作時間検出手段で運転
者の操作時間を検出して、この操作時間が所定の時間以
上である場合の検出信号により変速制御をして飛び越し
変速制御を行わしめ、操作時間が所定の時間以下である
場合の検出信号により制御手段をして1段づつの変速制
御を行わしめることができる。
【0014】このように、シフトレバーの操作による操
作時間検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し
変速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向
上させることができる。
作時間検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し
変速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向
上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る変速制御装置
を適用したパワープラントの概略的な構成説明図、図2
は同変速制御装置の実施の形態1における変速シフト装
置の構成説明図、図3は押圧力検出手段を組み込んだア
ップシフト用、ダウンシフト用手動スイッチの構成説明
図である。
に基づいて説明する。図1は本発明に係る変速制御装置
を適用したパワープラントの概略的な構成説明図、図2
は同変速制御装置の実施の形態1における変速シフト装
置の構成説明図、図3は押圧力検出手段を組み込んだア
ップシフト用、ダウンシフト用手動スイッチの構成説明
図である。
【0016】(実施の形態例1)本発明に係る自動変速
機の変速制御装置を適用したパワープラントの概略構成
は、図1に示すようにエンジン1と、このエンジン1の
出力側に接続された自動変速機2とを備えており、この
自動変速機2を介して出力が駆動輪(図示せず)に伝達
される。
機の変速制御装置を適用したパワープラントの概略構成
は、図1に示すようにエンジン1と、このエンジン1の
出力側に接続された自動変速機2とを備えており、この
自動変速機2を介して出力が駆動輪(図示せず)に伝達
される。
【0017】自動変速機2は、トルクコンバータ3、変
速機本体4、油圧コントローラ5から構成してある。変
速機本体4は、複数組のプラネタリギヤの他、油圧クラ
ッチや油圧ブレーキ等の油圧摩擦係合要素を内蔵してい
る。また、油圧コントローラ5には、一体に形成された
油圧回路の他、油圧制御用の複数の電磁弁が収納してあ
る。エンジン1と自動変速機2とは、それぞれ図示しな
い入出力装置、多数の制御プログラムを内蔵した記憶装
置、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備え
たECU(エンジンコントロールユニット)6と制御手
段であるTCU(トランスミッションコントロールユニ
ット)7とにより駆動制御される。
速機本体4、油圧コントローラ5から構成してある。変
速機本体4は、複数組のプラネタリギヤの他、油圧クラ
ッチや油圧ブレーキ等の油圧摩擦係合要素を内蔵してい
る。また、油圧コントローラ5には、一体に形成された
油圧回路の他、油圧制御用の複数の電磁弁が収納してあ
る。エンジン1と自動変速機2とは、それぞれ図示しな
い入出力装置、多数の制御プログラムを内蔵した記憶装
置、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備え
たECU(エンジンコントロールユニット)6と制御手
段であるTCU(トランスミッションコントロールユニ
ット)7とにより駆動制御される。
【0018】ECU6の入力側には、エンジン回転速度
や各気筒のクランク角度を検出するためのクランク角セ
ンサ8、冷却水温を検出する水温センサ9、吸気流量を
検出するエアフローセンサ10、スロットル開度を検出
するスロットルセンサ11、スロットル弁の全閉状態を
検出するアイドルスイッチ12等の他、図示しない各種
のセンサやスイッチ類が接続してある。
や各気筒のクランク角度を検出するためのクランク角セ
ンサ8、冷却水温を検出する水温センサ9、吸気流量を
検出するエアフローセンサ10、スロットル開度を検出
するスロットルセンサ11、スロットル弁の全閉状態を
検出するアイドルスイッチ12等の他、図示しない各種
のセンサやスイッチ類が接続してある。
【0019】一方、TCU7の入力側には、トルクコン
バータ3のタービンシャフトの回転数を検出するNTセ
ンサ13、車速度に代えてトランスファドライブギヤ回
転数を検出するNOセンサ14、作動油の温度を検出す
る油温センサ15の他、インヒビタスイッチ等、種々の
センサやスイッチ類が接続してある。また、ECU6と
TCU7とは信号ケーブル16により接続してあり、シ
リアル通信により互いに情報を交換する。
バータ3のタービンシャフトの回転数を検出するNTセ
ンサ13、車速度に代えてトランスファドライブギヤ回
転数を検出するNOセンサ14、作動油の温度を検出す
る油温センサ15の他、インヒビタスイッチ等、種々の
センサやスイッチ類が接続してある。また、ECU6と
TCU7とは信号ケーブル16により接続してあり、シ
リアル通信により互いに情報を交換する。
【0020】ECU6は、各種の入力情報に基づいて、
燃料噴射量や点火時期等、エンジン1の総合的な制御を
行う。また、TCU7も、各種の入力情報に基づき、油
圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係
合要素を駆動し、自動変速機2の変速制御を行う。
燃料噴射量や点火時期等、エンジン1の総合的な制御を
行う。また、TCU7も、各種の入力情報に基づき、油
圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係
合要素を駆動し、自動変速機2の変速制御を行う。
【0021】図中17は、TCU7にシフト信号を出力
するシフトユニットであり、P、R、N、Dの各レンジ
を有する自動変速シフトパターン(ノーマルゲート)1
8と、アップ(+)とダウン(−)とのシフトポジショ
ンを有する手動変速シフトパターン(スポーツゲート)
19と両シフトパターン18、19間で操作されるシフ
トレバー20とを備えている。そして、シフトレバー2
0は自動変速シフトパターン18のDレンジから手動変
速シフトパターン19に移動でき、これにより、変速モ
ードが自動から手動に切り換えられる。手動変速モード
では、シフトレバー20を前方(+側)に押すことでア
ップシフト用手動スイッチ(スイッチ手段)23からT
CU7にアップシフト信号が出力され、後方(−側)に
引くことでダウンシフト用手動スイッチ(スイッチ手
段)24からTCU7にダウンシフト信号が出力され
る。
するシフトユニットであり、P、R、N、Dの各レンジ
を有する自動変速シフトパターン(ノーマルゲート)1
8と、アップ(+)とダウン(−)とのシフトポジショ
ンを有する手動変速シフトパターン(スポーツゲート)
19と両シフトパターン18、19間で操作されるシフ
トレバー20とを備えている。そして、シフトレバー2
0は自動変速シフトパターン18のDレンジから手動変
速シフトパターン19に移動でき、これにより、変速モ
ードが自動から手動に切り換えられる。手動変速モード
では、シフトレバー20を前方(+側)に押すことでア
ップシフト用手動スイッチ(スイッチ手段)23からT
CU7にアップシフト信号が出力され、後方(−側)に
引くことでダウンシフト用手動スイッチ(スイッチ手
段)24からTCU7にダウンシフト信号が出力され
る。
【0022】これらの各機構が収納されるケース21の
上面部には、P、R、N、Dの各レンジを有する自動変
速シフトパターン18と、アップ(+)とダウン(−)
とのシフトポジションを有する手動変速シフトパターン
19とが形成してある。そして、手動変速シフトパター
ン19の前端部には前記ダウンシフト用手動スイッチ2
3が、また、手動変速シフトパターン19の後端部には
前記ダウンシフト用手動スイッチ24がそれぞれ配置し
てある。
上面部には、P、R、N、Dの各レンジを有する自動変
速シフトパターン18と、アップ(+)とダウン(−)
とのシフトポジションを有する手動変速シフトパターン
19とが形成してある。そして、手動変速シフトパター
ン19の前端部には前記ダウンシフト用手動スイッチ2
3が、また、手動変速シフトパターン19の後端部には
前記ダウンシフト用手動スイッチ24がそれぞれ配置し
てある。
【0023】アップ、ダウンシフト用手動スイッチ2
3、24には操作力検出手段が組み込まれている。すな
わち、アップシフト用、ダウンシフト用手動スイッチ2
3、24は、図3に示すように可動接触片25と、第1
の接点26と、第2の接点27と、可動接触片25を保
持する復帰スプリング28とを有していて、可動接触片
25と第1の接点26と復帰スプリング28とでアップ
シフト、ダウンシフトを検出するスイッチ手段を構成し
ており、可動接触片25と第2の接点27と復帰スプリ
ング28とで、シフトレバー20の操作力(押圧力)を
検出する操作力検出手段を構成している。
3、24には操作力検出手段が組み込まれている。すな
わち、アップシフト用、ダウンシフト用手動スイッチ2
3、24は、図3に示すように可動接触片25と、第1
の接点26と、第2の接点27と、可動接触片25を保
持する復帰スプリング28とを有していて、可動接触片
25と第1の接点26と復帰スプリング28とでアップ
シフト、ダウンシフトを検出するスイッチ手段を構成し
ており、可動接触片25と第2の接点27と復帰スプリ
ング28とで、シフトレバー20の操作力(押圧力)を
検出する操作力検出手段を構成している。
【0024】次に、上記のように構成された自動変速機
の変速制御装置の作動を図4に示すフローチャートを用
いて説明する。
の変速制御装置の作動を図4に示すフローチャートを用
いて説明する。
【0025】シフトレバー20を自動変速シフトパター
ン18のDレンジから手動変速シフトパターン19に移
動させて、変速モードを自動から手動に切り換えると、
TCU7において、変速モードが自動から手動に切り換
えられた否かが判定され(ステップS1)、変速モード
が自動から手動に切り換えられたと判定されると次にス
テップS2に移行する。変速モードが自動であると判定
されると、再びステップS1において切換えの判定が行
われる。
ン18のDレンジから手動変速シフトパターン19に移
動させて、変速モードを自動から手動に切り換えると、
TCU7において、変速モードが自動から手動に切り換
えられた否かが判定され(ステップS1)、変速モード
が自動から手動に切り換えられたと判定されると次にス
テップS2に移行する。変速モードが自動であると判定
されると、再びステップS1において切換えの判定が行
われる。
【0026】ステップS2では、シフトレバー20を操
作することで、アップシフト用手動スイッチ23もしく
はダウンシフト用手動スイッチ24がオン作動したか否
かが判定され、アップシフト用手動スイッチ23がオン
作動したと判定されると、アップシフト変速である(ス
テップS3)として次のステップS4に移行する。
作することで、アップシフト用手動スイッチ23もしく
はダウンシフト用手動スイッチ24がオン作動したか否
かが判定され、アップシフト用手動スイッチ23がオン
作動したと判定されると、アップシフト変速である(ス
テップS3)として次のステップS4に移行する。
【0027】ステップS2におけるアップシフト用手動
スイッチ23のオン作動は、シフトレバー20を前方
(+側)に押すことで、可動接触片25を復帰スプリン
グ28に抗して移動させて第1の接点26に接触させる
ことであり、この場合にはアップシフト信号が出力され
る。
スイッチ23のオン作動は、シフトレバー20を前方
(+側)に押すことで、可動接触片25を復帰スプリン
グ28に抗して移動させて第1の接点26に接触させる
ことであり、この場合にはアップシフト信号が出力され
る。
【0028】ステップS4では飛び越し変速であるか否
かが判定される。運転者が飛び越し変速を要求する場合
に、シフトレバー20を強く押す(操作力が大)こと
で、可動接触片25を第2の接点27に接触させ、アッ
プシフト用手動スイッチ23が運転者の操作力(押圧
力)を検出する。この場合、アップシフト用手動スイッ
チ23からの信号は操作力が所定の押圧力以上である検
出信号であり、この検出信号はTCU7に入力されて油
圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係
合要素を駆動し、自動変速機2の飛び越し変速制御を行
う(ステップS5)。
かが判定される。運転者が飛び越し変速を要求する場合
に、シフトレバー20を強く押す(操作力が大)こと
で、可動接触片25を第2の接点27に接触させ、アッ
プシフト用手動スイッチ23が運転者の操作力(押圧
力)を検出する。この場合、アップシフト用手動スイッ
チ23からの信号は操作力が所定の押圧力以上である検
出信号であり、この検出信号はTCU7に入力されて油
圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係
合要素を駆動し、自動変速機2の飛び越し変速制御を行
う(ステップS5)。
【0029】シフトレバー20を軽く押す(操作力が
小)ことで、アップシフト用手動スイッチ23におい
て、可動接触片25を復帰スプリング28に抗して移動
させて第2の接点27に接触させて、アップシフト用手
動スイッチ23から操作力が所定の押圧力以下である場
合の検出信号を出力させることにより、ステップS4で
飛び越し変速でないと判定され、運転者が1段づつの変
速を要求していることとして、この検出信号はTCU7
に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機本体4
内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2を1段づ
つの変速制御を行う(ステップS6)。
小)ことで、アップシフト用手動スイッチ23におい
て、可動接触片25を復帰スプリング28に抗して移動
させて第2の接点27に接触させて、アップシフト用手
動スイッチ23から操作力が所定の押圧力以下である場
合の検出信号を出力させることにより、ステップS4で
飛び越し変速でないと判定され、運転者が1段づつの変
速を要求していることとして、この検出信号はTCU7
に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機本体4
内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2を1段づ
つの変速制御を行う(ステップS6)。
【0030】また、ステップS2において、シフトレバ
ー20を操作することで、ダウンシフト用手動スイッチ
24がオン作動したと判定されると、ダウンシフト変速
である(ステップS7)として次のステップS4に移行
する。
ー20を操作することで、ダウンシフト用手動スイッチ
24がオン作動したと判定されると、ダウンシフト変速
である(ステップS7)として次のステップS4に移行
する。
【0031】ステップS2におけるダウンシフト用手動
スイッチ24のオン作動は、シフトレバー20を後方
(−側)に引くことで、ダウンシフト用手動スイッチ2
4において、可動接触片25を復帰スプリング28に抗
して移動させて第1の接点26に接触させることであ
り、この場合にはダウンシフト信号が出力される。
スイッチ24のオン作動は、シフトレバー20を後方
(−側)に引くことで、ダウンシフト用手動スイッチ2
4において、可動接触片25を復帰スプリング28に抗
して移動させて第1の接点26に接触させることであ
り、この場合にはダウンシフト信号が出力される。
【0032】ステップS4では飛び越し変速であるか否
かが判定される。運転者が飛び越し変速を要求する場合
に、シフトレバー20を強く引く(操作力が大)こと
で、可動接触片25を第2の接点27に接触させ、ダウ
ンシフト用手動スイッチ24が運転者の操作力(押圧
力)を検出する。この場合、ダウンシフト用手動スイッ
チ24からの信号は操作力が所定の押圧力以上である検
出信号であり、この検出信号はTCU7に入力されて油
圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係
合要素を駆動し、自動変速機2の飛び越し変速制御を行
う(ステップS5)。
かが判定される。運転者が飛び越し変速を要求する場合
に、シフトレバー20を強く引く(操作力が大)こと
で、可動接触片25を第2の接点27に接触させ、ダウ
ンシフト用手動スイッチ24が運転者の操作力(押圧
力)を検出する。この場合、ダウンシフト用手動スイッ
チ24からの信号は操作力が所定の押圧力以上である検
出信号であり、この検出信号はTCU7に入力されて油
圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係
合要素を駆動し、自動変速機2の飛び越し変速制御を行
う(ステップS5)。
【0033】シフトレバー20を軽く引く(操作力が
小)ことで、ダウンシフト用手動スイッチ24におい
て、可動接触片25を復帰スプリング28に抗して移動
させて第2の接点27に接触させて、ダウンシフト用手
動スイッチ24から操作力が所定の押圧力以下である場
合の検出信号を出力させることにより、ステップS4で
飛び越し変速でないと判定され、運転者が1段づつの変
速を要求していることとして、この検出信号はTCU7
に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機本体4
内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2を1段づ
つの変速制御を行う(ステップS6)。
小)ことで、ダウンシフト用手動スイッチ24におい
て、可動接触片25を復帰スプリング28に抗して移動
させて第2の接点27に接触させて、ダウンシフト用手
動スイッチ24から操作力が所定の押圧力以下である場
合の検出信号を出力させることにより、ステップS4で
飛び越し変速でないと判定され、運転者が1段づつの変
速を要求していることとして、この検出信号はTCU7
に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機本体4
内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2を1段づ
つの変速制御を行う(ステップS6)。
【0034】このように、シフトレバー20を操作する
ことにより、アップ、ダウンシフト用手動スイッチ2
3、24をオン作動させ、アップ、ダウンシフト用手動
スイッチ23、24で運転者の操作力(押圧力)を検出
して、この操作力が所定の押圧力以上である場合の検出
信号によりTCU7をして飛び越し変速制御を行わし
め、操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号に
よりTCU7をして1段づつの変速制御を行わしめるこ
とができる。
ことにより、アップ、ダウンシフト用手動スイッチ2
3、24をオン作動させ、アップ、ダウンシフト用手動
スイッチ23、24で運転者の操作力(押圧力)を検出
して、この操作力が所定の押圧力以上である場合の検出
信号によりTCU7をして飛び越し変速制御を行わし
め、操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号に
よりTCU7をして1段づつの変速制御を行わしめるこ
とができる。
【0035】このように、シフトレバー20の操作によ
りスイッチ手段(操作力検出手段)の1回の作動で出力
する出力信号により飛び越し変速制御を行うことができ
て、変速制御の操作効率を向上させることができる。
りスイッチ手段(操作力検出手段)の1回の作動で出力
する出力信号により飛び越し変速制御を行うことができ
て、変速制御の操作効率を向上させることができる。
【0036】また、飛び越し変速制御を行う場合に、ス
テップS8に示すようにアップ、ダウンシフト用手動ス
イッチ23、24のいずれかにおいて、可動接触片25
が第2の接点27に接触している時間が所定の時間を経
過したか否かを判定することで判断することも可能であ
る。
テップS8に示すようにアップ、ダウンシフト用手動ス
イッチ23、24のいずれかにおいて、可動接触片25
が第2の接点27に接触している時間が所定の時間を経
過したか否かを判定することで判断することも可能であ
る。
【0037】すなわち、運転者が飛び越し変速を要求す
る場合には、シフトレバー20を押しもしくは引いて所
定の時間を経過させると、飛び越し変速であると判定さ
れて(ステップS4)、アップシフト用手動スイッチ2
3もしくはダウンシフト用手動スイッチ24からの信号
はTCU7に入力されて油圧コントローラ5を介して変
速機本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機
2の飛び越し変速制御を行う(ステップS5)。
る場合には、シフトレバー20を押しもしくは引いて所
定の時間を経過させると、飛び越し変速であると判定さ
れて(ステップS4)、アップシフト用手動スイッチ2
3もしくはダウンシフト用手動スイッチ24からの信号
はTCU7に入力されて油圧コントローラ5を介して変
速機本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機
2の飛び越し変速制御を行う(ステップS5)。
【0038】また、シフトレバー20を押しもしくは引
くて所定の時間以内に、この操作を解除させることで、
ステップS4で飛び越し変速でないと判定され、運転者
が1段づつの変速を要求していることとして、この検出
信号はTCU7に入力されて油圧コントローラ5を介し
て変速機本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変
速機2を1段づつの変速制御を行う(ステップS6)。
くて所定の時間以内に、この操作を解除させることで、
ステップS4で飛び越し変速でないと判定され、運転者
が1段づつの変速を要求していることとして、この検出
信号はTCU7に入力されて油圧コントローラ5を介し
て変速機本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変
速機2を1段づつの変速制御を行う(ステップS6)。
【0039】このように、シフトレバー20を操作する
ことにより、アップ、ダウンシフト用手動スイッチ2
3、24をオン作動させ、アップ、ダウンシフト用手動
スイッチ23、24で運転者の操作時間を検出して、こ
の操作時間が所定の時間以上である場合の検出信号によ
りTCU7をして飛び越し変速制御を行わしめ、操作時
間が所定の時間以下である場合の検出信号によりTCU
7をして1段づつの変速制御を行わしめることができ
る。
ことにより、アップ、ダウンシフト用手動スイッチ2
3、24をオン作動させ、アップ、ダウンシフト用手動
スイッチ23、24で運転者の操作時間を検出して、こ
の操作時間が所定の時間以上である場合の検出信号によ
りTCU7をして飛び越し変速制御を行わしめ、操作時
間が所定の時間以下である場合の検出信号によりTCU
7をして1段づつの変速制御を行わしめることができ
る。
【0040】このように、シフトレバー20の操作によ
りスイッチ手段(操作時間検出手段)の1回の作動で出
力する出力信号により飛び越し変速制御を行うことがで
きて、変速制御の操作効率を向上させることができる。
りスイッチ手段(操作時間検出手段)の1回の作動で出
力する出力信号により飛び越し変速制御を行うことがで
きて、変速制御の操作効率を向上させることができる。
【0041】(実施の形態例2)この実施の形態例2に
係る自動変速機の変速制御装置における変速機用シフト
装置にあっては、図5に示すようにアップ、ダウンシフ
ト検出用手動スイッチと飛び越し変速及び1段づつの変
速を検出する操作力検出手段としての圧力スイッチとを
別構成にしたものであり、手動変速シフトパターン19
の前端部にはアップシフト用手動スイッチ30−1と圧
力スイッチ31−1とが、また、手動変速シフトパター
ン19の後端部にはダウンシフト用手動スイッチ30−
2と圧力スイッチ31−2がそれぞれ配置してある。
係る自動変速機の変速制御装置における変速機用シフト
装置にあっては、図5に示すようにアップ、ダウンシフ
ト検出用手動スイッチと飛び越し変速及び1段づつの変
速を検出する操作力検出手段としての圧力スイッチとを
別構成にしたものであり、手動変速シフトパターン19
の前端部にはアップシフト用手動スイッチ30−1と圧
力スイッチ31−1とが、また、手動変速シフトパター
ン19の後端部にはダウンシフト用手動スイッチ30−
2と圧力スイッチ31−2がそれぞれ配置してある。
【0042】そして、シフトレバー20を前方(+側)
に押すことで、アップシフト用手動スイッチ30−1を
スイッチオンの状態にし、更に、運転者が飛び越し変速
を要求する場合には、シフトレバー20を強く押す(操
作力が大)ことで、圧力スイッチ31−1をスイッチオ
ンの状態にして運転者の操作力(押圧力)を検出する。
この場合、アップシフト用手動スイッチ30−1の信号
によりTCU7はアップシフトモードを設定し、また、
圧力スイッチ31−1からの信号は操作力が所定の押圧
力以上である場合の検出信号であり、この検出信号はT
CU7に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機
本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2の
飛び越し変速制御を行う。
に押すことで、アップシフト用手動スイッチ30−1を
スイッチオンの状態にし、更に、運転者が飛び越し変速
を要求する場合には、シフトレバー20を強く押す(操
作力が大)ことで、圧力スイッチ31−1をスイッチオ
ンの状態にして運転者の操作力(押圧力)を検出する。
この場合、アップシフト用手動スイッチ30−1の信号
によりTCU7はアップシフトモードを設定し、また、
圧力スイッチ31−1からの信号は操作力が所定の押圧
力以上である場合の検出信号であり、この検出信号はT
CU7に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機
本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2の
飛び越し変速制御を行う。
【0043】また、運転者が1段づつの変速を要求する
場合には、シフトレバー20を押す(操作力が小)こと
で、圧力スイッチ31−1で運転者の操作力(押圧力)
を検出する。この場合、圧力スイッチ31−1からの信
号は操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号で
あり、この検出信号はTCU7に入力されて油圧コント
ローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係合要素を
駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制御を行う。
場合には、シフトレバー20を押す(操作力が小)こと
で、圧力スイッチ31−1で運転者の操作力(押圧力)
を検出する。この場合、圧力スイッチ31−1からの信
号は操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号で
あり、この検出信号はTCU7に入力されて油圧コント
ローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係合要素を
駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制御を行う。
【0044】また、シフトレバー20を後方(−側)に
引くことで、ダウンシフト用手動スイッチ30−2をス
イッチオンの状態にし、更に、運転者が飛び越し変速を
要求する場合には、シフトレバー20を強く引く(操作
力が大)ことで、圧力スイッチ31−2をスイッチオン
の状態にして運転者の操作力(押圧力)を検出する。こ
の場合、ダウンシフト用手動スイッチ30−2の信号に
よりTCU7はダウンシフトモードを設定し、また、圧
力スイッチ31−2からの信号は操作力が所定の押圧力
以上である場合の検出信号であり、この検出信号はTC
U7に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機本
体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2の飛
び越し変速制御を行う。
引くことで、ダウンシフト用手動スイッチ30−2をス
イッチオンの状態にし、更に、運転者が飛び越し変速を
要求する場合には、シフトレバー20を強く引く(操作
力が大)ことで、圧力スイッチ31−2をスイッチオン
の状態にして運転者の操作力(押圧力)を検出する。こ
の場合、ダウンシフト用手動スイッチ30−2の信号に
よりTCU7はダウンシフトモードを設定し、また、圧
力スイッチ31−2からの信号は操作力が所定の押圧力
以上である場合の検出信号であり、この検出信号はTC
U7に入力されて油圧コントローラ5を介して変速機本
体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2の飛
び越し変速制御を行う。
【0045】また、運転者が1段づつの変速を要求する
場合には、シフトレバー20を引く(操作力が小)こと
で、圧力スイッチ31−2で運転者の操作力(押圧力)
を検出する。この場合、圧力スイッチ31−2からの信
号は操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号で
あり、この検出信号はTCU7に入力されて油圧コント
ローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係合要素を
駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制御を行う。
場合には、シフトレバー20を引く(操作力が小)こと
で、圧力スイッチ31−2で運転者の操作力(押圧力)
を検出する。この場合、圧力スイッチ31−2からの信
号は操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信号で
あり、この検出信号はTCU7に入力されて油圧コント
ローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係合要素を
駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制御を行う。
【0046】(実施の形態例3)この実施の形態例3に
係る自動変速機の変速制御装置における変速機用シフト
装置にあっては、図6乃至図8に示すようにアップ、ダ
ウンシフト用手動スイッチと飛び越し変速及び1段づつ
の変速を検出する操作力検出手段としての圧力スイッチ
とを別構成にしたものし、シフトレバー20の操作力に
より撓む作動スプリングを二重構成にしたものである。
係る自動変速機の変速制御装置における変速機用シフト
装置にあっては、図6乃至図8に示すようにアップ、ダ
ウンシフト用手動スイッチと飛び越し変速及び1段づつ
の変速を検出する操作力検出手段としての圧力スイッチ
とを別構成にしたものし、シフトレバー20の操作力に
より撓む作動スプリングを二重構成にしたものである。
【0047】すなわち、手動変速シフトパターン19の
前端部にはアップシフト用手動スイッチ40−1と圧力
スイッチ41−1とが、また、手動変速シフトパターン
19の後端部にはダウンシフト用手動スイッチ40−2
と圧力スイッチ41−2がそれぞれ配置してある。ま
た、手動変速シフトパターン19の前、後端部には第1
の作動スプリング42と第2の作動スプリング43とが
同心状の配置してある。
前端部にはアップシフト用手動スイッチ40−1と圧力
スイッチ41−1とが、また、手動変速シフトパターン
19の後端部にはダウンシフト用手動スイッチ40−2
と圧力スイッチ41−2がそれぞれ配置してある。ま
た、手動変速シフトパターン19の前、後端部には第1
の作動スプリング42と第2の作動スプリング43とが
同心状の配置してある。
【0048】そして、シフトレバー20を前方(+側)
に押すことで、第1の作動スプリング42を、図8に示
すようにL1だけ撓ませてアップシフト用手動スイッチ
40−1をスイッチオンの状態にし、更に、運転者が飛
び越し変速を要求する場合には、シフトレバー20を強
く押す(操作力が大)ことで、第1、第2の作動スプリ
ング42、43を、図8に示すようにL2だけ撓ませて
圧力スイッチ41−1をスイッチオンの状態にして、運
転者の操作力(押圧力)を検出する。この場合、アップ
シフト用手動スイッチ40−1の信号によりTCU7は
アップシフトモードを設定し、また、圧力スイッチ41
−1からの信号は、操作力が所定の押圧力以上である場
合の検出信号になり、この検出信号はTCU7に入力さ
れて油圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧
摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2の飛び越し変速制
御を行う。
に押すことで、第1の作動スプリング42を、図8に示
すようにL1だけ撓ませてアップシフト用手動スイッチ
40−1をスイッチオンの状態にし、更に、運転者が飛
び越し変速を要求する場合には、シフトレバー20を強
く押す(操作力が大)ことで、第1、第2の作動スプリ
ング42、43を、図8に示すようにL2だけ撓ませて
圧力スイッチ41−1をスイッチオンの状態にして、運
転者の操作力(押圧力)を検出する。この場合、アップ
シフト用手動スイッチ40−1の信号によりTCU7は
アップシフトモードを設定し、また、圧力スイッチ41
−1からの信号は、操作力が所定の押圧力以上である場
合の検出信号になり、この検出信号はTCU7に入力さ
れて油圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧
摩擦係合要素を駆動し、自動変速機2の飛び越し変速制
御を行う。
【0049】また、運転者が1段づつの変速を要求する
場合には、シフトレバー20を押す(操作力が小)こと
で、第2の作動スプリング43をL3だけ撓ませてアッ
プシフト用の圧力スイッチ40−1で運転者の操作力
(押圧力)を検出する。この場合、検出スイッチ40−
1からの信号は、操作力が所定の押圧力以下である場合
の検出信号になり、この検出信号はTCU7に入力され
て油圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩
擦係合要素を駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制
御を行う。
場合には、シフトレバー20を押す(操作力が小)こと
で、第2の作動スプリング43をL3だけ撓ませてアッ
プシフト用の圧力スイッチ40−1で運転者の操作力
(押圧力)を検出する。この場合、検出スイッチ40−
1からの信号は、操作力が所定の押圧力以下である場合
の検出信号になり、この検出信号はTCU7に入力され
て油圧コントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩
擦係合要素を駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制
御を行う。
【0050】また、シフトレバー20を後方(−側)に
引くことで、ダウンシフト用手動スイッチ40−2をス
イッチオンの状態にし、更に、運転者が飛び越し変速を
要求する場合には、シフトレバー20を強く引く(操作
力が大)ことで、第1、第2のスプリング42、43を
撓ませて圧力スイッチ41−2をスイッチオンの状態に
して運転者の操作力(押圧力)を検出する。この場合、
ダウンシフト用手動スイッチ40−2の信号によりTC
U7はアップシフトモードを設定し、圧力スイッチ41
−2からの信号は、操作力が所定の押圧力以上である場
合の検出信号になり、圧力スイッチ41−2からの信号
はTCU7に入力されて油圧コントローラ5を介して変
速機本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機
2の飛び越し変速制御を行う。
引くことで、ダウンシフト用手動スイッチ40−2をス
イッチオンの状態にし、更に、運転者が飛び越し変速を
要求する場合には、シフトレバー20を強く引く(操作
力が大)ことで、第1、第2のスプリング42、43を
撓ませて圧力スイッチ41−2をスイッチオンの状態に
して運転者の操作力(押圧力)を検出する。この場合、
ダウンシフト用手動スイッチ40−2の信号によりTC
U7はアップシフトモードを設定し、圧力スイッチ41
−2からの信号は、操作力が所定の押圧力以上である場
合の検出信号になり、圧力スイッチ41−2からの信号
はTCU7に入力されて油圧コントローラ5を介して変
速機本体4内の油圧摩擦係合要素を駆動し、自動変速機
2の飛び越し変速制御を行う。
【0051】また、運転者が1段づつの変速を要求する
場合には、シフトレバー20を引く(操作力が小)こと
で、第2のスプリング43を撓ませて圧力スイッチ41
−2をスイッチオンの状態にして運転者の操作力(押圧
力)を検出する。この場合、圧力スイッチ41−2から
の信号は操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信
号であり、この検出信号はTCU7に入力されて油圧コ
ントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係合要
素を駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制御を行
う。
場合には、シフトレバー20を引く(操作力が小)こと
で、第2のスプリング43を撓ませて圧力スイッチ41
−2をスイッチオンの状態にして運転者の操作力(押圧
力)を検出する。この場合、圧力スイッチ41−2から
の信号は操作力が所定の押圧力以下である場合の検出信
号であり、この検出信号はTCU7に入力されて油圧コ
ントローラ5を介して変速機本体4内の油圧摩擦係合要
素を駆動し、自動変速機2を1段づつの変速制御を行
う。
【0052】このように、シフトレバー20の操作によ
り圧力スイッチ(スイッチ手段)41−1、41−2の
1回の作動で出力する出力信号により飛び越し変速制御
を行うことができて、変速制御の操作効率を向上させる
ことができる。
り圧力スイッチ(スイッチ手段)41−1、41−2の
1回の作動で出力する出力信号により飛び越し変速制御
を行うことができて、変速制御の操作効率を向上させる
ことができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
変速機の変速制御装置によれば、シフトレバーでスイッ
チ手段(アップシフト用手動スイッチもしくはダウンシ
フト用手動スイッチ)を作動させ、このスイッチ手段の
1回の作動で出力する出力信号により制御手段で飛び越
し変速制御を行うことができる。このために、従来の、
飛び越し変速(例えば1段→3段、4段→2段)をする
場合、アップシフト用手動スイッチ及びダウンシフト用
手動スイッチを飛び越し変速分の回数だけオン作動させ
る場合に比べて、変速制御の操作効率が良くなる。
変速機の変速制御装置によれば、シフトレバーでスイッ
チ手段(アップシフト用手動スイッチもしくはダウンシ
フト用手動スイッチ)を作動させ、このスイッチ手段の
1回の作動で出力する出力信号により制御手段で飛び越
し変速制御を行うことができる。このために、従来の、
飛び越し変速(例えば1段→3段、4段→2段)をする
場合、アップシフト用手動スイッチ及びダウンシフト用
手動スイッチを飛び越し変速分の回数だけオン作動させ
る場合に比べて、変速制御の操作効率が良くなる。
【0054】このように、シフトレバーの操作による操
作力検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し変
速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向上
させることができる。
作力検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し変
速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向上
させることができる。
【0055】また、本発明に係る自動変装機の変速制御
装置によれば、シフトレバーを操作することにより、ス
イッチ手段(アップシフト用手動スイッチもしくはダウ
ンシフト用手動スイッチ)をオン作動させてアップシフ
トかダウンシフトかを検出し、操作時間検出手段で運転
者の操作時間を検出して、この操作時間が所定の時間以
上である場合の検出信号により変速制御をして飛び越し
変速制御を行わしめ、操作時間が所定の時間以下である
場合の検出信号により制御手段をして1段づつの変速制
御を行わしめることができる。
装置によれば、シフトレバーを操作することにより、ス
イッチ手段(アップシフト用手動スイッチもしくはダウ
ンシフト用手動スイッチ)をオン作動させてアップシフ
トかダウンシフトかを検出し、操作時間検出手段で運転
者の操作時間を検出して、この操作時間が所定の時間以
上である場合の検出信号により変速制御をして飛び越し
変速制御を行わしめ、操作時間が所定の時間以下である
場合の検出信号により制御手段をして1段づつの変速制
御を行わしめることができる。
【0056】このように、シフトレバーの操作による操
作時間検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し
変速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向
上させることができる。
作時間検出手段の1回の作動で制御手段をして飛び越し
変速制御を行うことができて、変速制御の操作効率を向
上させることができる。
【図1】本発明に係る変速制御装置を適用したパワープ
ラントの概略的な構成説明図である。
ラントの概略的な構成説明図である。
【図2】同変速制御装置の実施の形態1における変速用
シフト装置の構成説明図である。
シフト装置の構成説明図である。
【図3】押圧力検出手段を組み込んだ増、減速用の検出
スイッチの構成説明図である。
スイッチの構成説明図である。
【図4】同変速制御装置における変速シフトのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】同変速制御装置の実施の形態2における変速用
シフト装置の構成説明図である。
シフト装置の構成説明図である。
【図6】同変速制御装置の実施の形態3における変速用
シフト装置の構成説明図である。
シフト装置の構成説明図である。
【図7】同変速制御装置の実施の形態3における変速用
シフト装置のスイッチ構成の説明図である。
シフト装置のスイッチ構成の説明図である。
【図8】ばね荷重曲線図である。
1 エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバータ 4 変速機本体 5 油圧コントローラ 6 ECU(エンジンコントロールユニット) 7 TCU(トランスミッションコントロールユニッ
ト)(制御手段) 17 シフトユニット 18 自動変速シフトパターン 19 手動変速シフトパターン 20 シフトレバー 21 ケース 23 アップシフト用手動スイッチ 24 ダウンシフト用手動スイッチ
ト)(制御手段) 17 シフトユニット 18 自動変速シフトパターン 19 手動変速シフトパターン 20 シフトレバー 21 ケース 23 アップシフト用手動スイッチ 24 ダウンシフト用手動スイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 予め設定された変速線に基づいて所定の
変速段に自動変速する自動変速モードと手動シフト操作
により選択した変速段に変速する手動変速モードとで切
り替え可能とし、前記手動変速モード選択時に変速段を
アップシフト方向に切り替える指令を出力するアップシ
フト用手動スイッチと、前記手動変速モード選択時に変
速段をダウンシフト方向に切り替える指令を出力するダ
ウンシフト用手動スイッチと、これらの手動スイッチか
らの切り替え指令を受けて変速段を切り替え可能な自動
変速機において、 前記両手動スイッチのうち少なくとも一方のスイッチに
加わる操作力の大きさを検出する操作力検出手段と、該
操作力検出手段により検出された操作力が所定値より大
きいことを検出したら操作力が所定値以下の場合の変速
指令と異なる変速指令を出力することを特徴とする自動
変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】 前記操作力が所定値以下のときの変速指
令は1段上か下の変速段へのシフトの指令であり、前記
操作力が所定値より大きいときの変速指令は飛び変速の
指令であることを特徴とする請求項1に記載の自動変速
機の変速制御装置。 - 【請求項3】 予め設定された変速線に基づいて所定の
変速段に自動変速する自動変速モードと手動シフト操作
により選択した変速段に変速する手動変速モードとで切
り替え可能とし、前記手動変速モード選択時に変速段を
アップシフト方向に切り替える指令を出力するアップシ
フト用手動スイッチと、前記手動変速モード選択時に変
速段をダウンシフト方向に切り替える指令を出力するダ
ウンシフト用手動スイッチと、これらの手動スイッチか
らの切り替え指令を受けて変速段を切り替え可能な自動
変速機において、 前記両手動スイッチのうち少なくとも一方のスイッチに
加わる所定以上の操作力が加えられる持続時間を検出す
る操作時間検出手段と、該操作時間検出手段により検出
された持続時間が所定時間より長いことを検出したら操
作時間が所定時間以下の場合の変速指令と異なる変速指
令を出力することを特徴とする自動変速機の変速制御装
置。 - 【請求項4】 前記操作時間が所定時間以下のときの変
速指令は1段上か下の変速段へのシフトの指令であり、
前記操作時間が所定時間より長いときの変速指令は飛び
変速の指令であることを特徴とする請求項3に記載の自
動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21949798A JP2000055187A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21949798A JP2000055187A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000055187A true JP2000055187A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16736390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21949798A Pending JP2000055187A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000055187A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005188649A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機のシフト装置 |
US8571770B2 (en) | 2007-03-06 | 2013-10-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automatic transmission control system and control method |
WO2011084584A3 (en) * | 2009-12-17 | 2015-07-02 | U.S. Environmental Protection Agency | Methods for optimizing the efficiency of a series hybrid vehicle with multi-gear transmission |
JP2016125638A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
-
1998
- 1998-08-03 JP JP21949798A patent/JP2000055187A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005188649A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機のシフト装置 |
JP4581399B2 (ja) * | 2003-12-25 | 2010-11-17 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機のシフト装置 |
US8571770B2 (en) | 2007-03-06 | 2013-10-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automatic transmission control system and control method |
WO2011084584A3 (en) * | 2009-12-17 | 2015-07-02 | U.S. Environmental Protection Agency | Methods for optimizing the efficiency of a series hybrid vehicle with multi-gear transmission |
JP2016125638A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040820 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |