JP2000054849A - エンジン用ヘリカル形ルーツスーパーチャージャー - Google Patents
エンジン用ヘリカル形ルーツスーパーチャージャーInfo
- Publication number
- JP2000054849A JP2000054849A JP10251724A JP25172498A JP2000054849A JP 2000054849 A JP2000054849 A JP 2000054849A JP 10251724 A JP10251724 A JP 10251724A JP 25172498 A JP25172498 A JP 25172498A JP 2000054849 A JP2000054849 A JP 2000054849A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- helical
- shaft
- rotors
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/08—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing
- F01C1/12—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type
- F01C1/126—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with elements extending radially from the rotor body not necessarily cooperating with corresponding recesses in the other rotor, e.g. lobes, Roots type
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ルーツブロアー用ロータに於いてヘリカル角
度を最大限にしても吸入及び吐出口の断面積を縮小させ
ることなく吐出量の増大をはかる。 【解決手段】 １対の３葉式ヘリカル形ルーツロータの
中央に２本のロータ軸を介して遮蔽板を挟んでハウジン
グ室を２分割してロータ全長として大きな捩れ角度をと
る。
度を最大限にしても吸入及び吐出口の断面積を縮小させ
ることなく吐出量の増大をはかる。 【解決手段】 １対の３葉式ヘリカル形ルーツロータの
中央に２本のロータ軸を介して遮蔽板を挟んでハウジン
グ室を２分割してロータ全長として大きな捩れ角度をと
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のエンジン出
力の向上、排気ガス中に含まれる有害物質の低減及び燃
費効率の向上のためのヘリカル形ルーツスーパーチャー
ジャー及びその製造方法。
力の向上、排気ガス中に含まれる有害物質の低減及び燃
費効率の向上のためのヘリカル形ルーツスーパーチャー
ジャー及びその製造方法。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動車用スーパーチャージャーは
ターボチャージャーと比べて低回転域に於いて有効であ
るが（１）容積効率が悪い。（２）駆動損失が大きい。
（３）騒音が大きい。等の問題があり、最近活用が少な
くなった。
ターボチャージャーと比べて低回転域に於いて有効であ
るが（１）容積効率が悪い。（２）駆動損失が大きい。
（３）騒音が大きい。等の問題があり、最近活用が少な
くなった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を解決する
ために３葉ルーツ式ロータをヘリカル形状にする。この
場合、捩れリード角を最大１２０°にすると上記問題が
大きく改善される。しかし反面そのままでは吸入及び吐
出側口の断面積が狭くなり吐出流量が大きく減じる。本
発明はこれを解決する目的で提供しようとするものであ
る。
ために３葉ルーツ式ロータをヘリカル形状にする。この
場合、捩れリード角を最大１２０°にすると上記問題が
大きく改善される。しかし反面そのままでは吸入及び吐
出側口の断面積が狭くなり吐出流量が大きく減じる。本
発明はこれを解決する目的で提供しようとするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
め１対のヘリカル形ルーツ式ロータの２本の軸を介して
中央に遮蔽板を挟み左右にロータを軸に挿入捩れリード
角が連続する様軸に固定する。
め１対のヘリカル形ルーツ式ロータの２本の軸を介して
中央に遮蔽板を挟み左右にロータを軸に挿入捩れリード
角が連続する様軸に固定する。
【０００５】（１）容積効率の改善について実施例とし
て３葉ヘリカル形ルーツブロアーに於いて捩れリード角
を大きくするに比例して、回転トルクの変動が小さくな
り捩れ角が１２０°で理論上変動巾は０となる。故に回
転数を上げることが容易になり容積効率は大きく改善さ
れる。
て３葉ヘリカル形ルーツブロアーに於いて捩れリード角
を大きくするに比例して、回転トルクの変動が小さくな
り捩れ角が１２０°で理論上変動巾は０となる。故に回
転数を上げることが容易になり容積効率は大きく改善さ
れる。
【０００６】（２）駆動損失の改善については上記の如
くトルク変動が小さくなれば駆動損失も捩れリード角が
０°の場合の約６０％となる。
くトルク変動が小さくなれば駆動損失も捩れリード角が
０°の場合の約６０％となる。
【０００７】（３）騒音についてはロータをヘリカル形
状にすることにより吐出側で圧力変動が小さくなり又吐
出流量の脈動も小さくなり更にタイミングギヤにかかる
負荷の変動も小さくなりこれらの相乗効果で騒音は大き
く低減する。
状にすることにより吐出側で圧力変動が小さくなり又吐
出流量の脈動も小さくなり更にタイミングギヤにかかる
負荷の変動も小さくなりこれらの相乗効果で騒音は大き
く低減する。
【０００８】（４）３葉ルーツの場合ヘリカル角度が１
２０°に近づく程前記問題は大きく改善されるが
２０°に近づく程前記問題は大きく改善されるが
【図２】に示す如く吸入及び吐出側の巾（Ｗ）が狭くな
り吐出流量が低減する。この解決のため最大１２０°ヘ
リカル形ロータの長さを半分にする。即ち１２０°の半
分６０°とすると巾（Ｗ）は最大になる。即ちロータの
中央に遮蔽板を介してハウジング内を２室に分けること
により解決する。
り吐出流量が低減する。この解決のため最大１２０°ヘ
リカル形ロータの長さを半分にする。即ち１２０°の半
分６０°とすると巾（Ｗ）は最大になる。即ちロータの
中央に遮蔽板を介してハウジング内を２室に分けること
により解決する。
【０００９】
【発明の実施形態】発明の実施形態を実施例に基づき図
面を参照して説明する。図１は１対のヘリカル形ルーツ
ブロアーロータの中央に遮蔽板４を介して左右にヘリカ
ル形ロータ７Ａ，７Ｂ，８Ａ，８Ｂをそれぞれ軸５及び
６に挿入ハウジング１及び軸受け２，３で組み立てた正
面図。図２は
面を参照して説明する。図１は１対のヘリカル形ルーツ
ブロアーロータの中央に遮蔽板４を介して左右にヘリカ
ル形ロータ７Ａ，７Ｂ，８Ａ，８Ｂをそれぞれ軸５及び
６に挿入ハウジング１及び軸受け２，３で組み立てた正
面図。図２は
【図１】のｘ−ｘの断面図でロータ軸はタイミングギヤ
ーで矢印の方向に回転すると流体は矢印の方向に下部よ
り吸入して上部に吐出する。図３はヘリカル形ルーツ式
ロータ単体の正面図である。図４の（Ａ）はロータ断面
形状の薄いセグメントの平面図である。 （Ｂ）は遮蔽板の平面図 （Ｃ）はロータ用中心軸で丸い小孔はロータの捩れ角度
を固定する特殊キー孔である。図５はヘリカル角度
（θ）と吸入及び吐出側口の巾（Ｗ）との関係を図示し
たもの。しかして下記の如き重要な関係がある。 Ｎ：３葉ルーツ式ロータではＮ＝３ θ：３葉ルーツ式ロータのヘリカル角度 φ：ロータの全中心角 即ちθ＝１２０°でφ＝２４０°となる。θが１２０°
以上になるとハウジング内で流体は連通し、筒抜け現象
となりポンプ（ブロアー）としての機能を失う。
ーで矢印の方向に回転すると流体は矢印の方向に下部よ
り吸入して上部に吐出する。図３はヘリカル形ルーツ式
ロータ単体の正面図である。図４の（Ａ）はロータ断面
形状の薄いセグメントの平面図である。 （Ｂ）は遮蔽板の平面図 （Ｃ）はロータ用中心軸で丸い小孔はロータの捩れ角度
を固定する特殊キー孔である。図５はヘリカル角度
（θ）と吸入及び吐出側口の巾（Ｗ）との関係を図示し
たもの。しかして下記の如き重要な関係がある。 Ｎ：３葉ルーツ式ロータではＮ＝３ θ：３葉ルーツ式ロータのヘリカル角度 φ：ロータの全中心角 即ちθ＝１２０°でφ＝２４０°となる。θが１２０°
以上になるとハウジング内で流体は連通し、筒抜け現象
となりポンプ（ブロアー）としての機能を失う。
【発明の効果】図１が示す１対の３葉式ヘリカル形ルー
ツブロアーは捩れ角度１２０°で容積効率、駆動損失、
騒音等大きく改善され更に振動が小さくなり、共鳴現象
が改善される効果がある。
ツブロアーは捩れ角度１２０°で容積効率、駆動損失、
騒音等大きく改善され更に振動が小さくなり、共鳴現象
が改善される効果がある。
【図１】１対の３葉式ヘリカル形ルーツロータ軸中央に
遮蔽板を介した縦断面図。
遮蔽板を介した縦断面図。
【図２】図１のｘ−ｘの断面図
【図３】ロータの断面形状の薄いセグメントを積み重ね
て捩った３葉式ヘリカル形ルーツロータの単体正面図で
両側は１５Ａ，１５Ｂで金属板である。中央部は薄くて
軽い材質のセグメント１０の積層から成っている。
て捩った３葉式ヘリカル形ルーツロータの単体正面図で
両側は１５Ａ，１５Ｂで金属板である。中央部は薄くて
軽い材質のセグメント１０の積層から成っている。
【図４】（Ａ）は３葉式ルーツロータの輪廓のセグメン
ト１０。（Ｂ）は遮蔽板４で金属板である。（Ｃ）はロ
ータ用中心軸５及び６である。
ト１０。（Ｂ）は遮蔽板４で金属板である。（Ｃ）はロ
ータ用中心軸５及び６である。
【図５】ロータのヘリカル角度と吸入及び吐出口巾との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
１ ハウジング ２，３ 軸受 ４ 遮蔽板 ５，６ ロータ軸 ７Ａ，７Ｂ，８Ａ，８Ｂ ヘリカル形ロータ
Claims (2)
- 【請求項１】互いに噛み合う１対のヘリカル形ルーツブ
ロアーに於いて２本のロータ軸を介して遮蔽板を中央に
挟み、その左右にヘリカル形ルーツロータを挿入、捩れ
リード角線が連続する様に軸に固定し最大捩れリード角
に於いても吸入及び吐出側の断面積が最大になり得るこ
とを特徴とする。 - 【請求項２】ロータ軸に直角な断面形状の薄いセグメン
トを必要な長さに積層しセグメントに施してある小孔に
融合する棒材を挿入しロータ軸を中心に必要な角度に捩
ることにより容易に成形出来るヘリカル形ルーツロー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10251724A JP2000054849A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | エンジン用ヘリカル形ルーツスーパーチャージャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10251724A JP2000054849A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | エンジン用ヘリカル形ルーツスーパーチャージャー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000054849A true JP2000054849A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=17227040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10251724A Pending JP2000054849A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | エンジン用ヘリカル形ルーツスーパーチャージャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000054849A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007501074A (ja) * | 2003-08-04 | 2007-01-25 | パルモネティック システムズ インコーポレイテッド | 携帯型人工呼吸器システム |
| US7345403B2 (en) | 2003-02-05 | 2008-03-18 | Denso Corporation | Lamination-type piezoelectric element and manufacturing method thereof |
-
1998
- 1998-08-04 JP JP10251724A patent/JP2000054849A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7345403B2 (en) | 2003-02-05 | 2008-03-18 | Denso Corporation | Lamination-type piezoelectric element and manufacturing method thereof |
| JP2007501074A (ja) * | 2003-08-04 | 2007-01-25 | パルモネティック システムズ インコーポレイテッド | 携帯型人工呼吸器システム |
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