JP2000053481A - 被覆硝抑剤配合肥料 - Google Patents

被覆硝抑剤配合肥料

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JP2000053481A
JP2000053481A JP10232367A JP23236798A JP2000053481A JP 2000053481 A JP2000053481 A JP 2000053481A JP 10232367 A JP10232367 A JP 10232367A JP 23236798 A JP23236798 A JP 23236798A JP 2000053481 A JP2000053481 A JP 2000053481A
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nitrification
fertilizer
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nitrogen
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Shigeo Yokoyama
茂雄 横山
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G3/00Mixtures of one or more fertilisers with additives not having a specially fertilising activity
    • C05G3/90Mixtures of one or more fertilisers with additives not having a specially fertilising activity for affecting the nitrification of ammonium compounds or urea in the soil

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 硝酸化成抑制剤を被覆材で被覆してなる
被覆硝酸化成抑制資材とアンモニア態窒素および/また
は尿素態窒素を含む肥料とを配合してなる被覆硝酸化成
抑制資材配合肥料、および被覆硝酸化成抑制資材を3重
量%以上45重量%以下とアンモニア態窒素および/ま
たは尿素態窒素を含む肥料を55重量%以上97重量%
以下配合してなる被覆硝酸化成抑制資材配合肥料。 【効果】 本発明の被覆粒状硝酸化成抑制剤を配合した
肥料は、土壌中でアンモニア態窒素が硝酸態窒素に変化
する速度が遅く、長期間に渡りアンモニア態窒素を維持
することができ、かつ、作物に対する硝酸化成抑制剤の
影響を低減でき、このため、本発明の被覆硝酸化成抑制
資材配合肥料は、特に、アンモニア態窒素を長期にわた
り維持することが望まれている茶園用肥料として好適で
ある。また、被覆成分が被覆肥料に比較して少なく、ア
ンモニア窒素の土壌中で流亡しがたい性質を利用した安
価で流亡の少ない畑作用の肥料としても有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被覆硝酸化成抑制
資材と肥料を配合した被覆硝酸化成抑制資材配合肥料に
関するものである。本発明の配合肥料は、長期にわたり
硝酸化成抑制効果が持続し、かつ、作物に対する硝酸化
成抑制剤の害が低減され、さらに肥料中のアンモニア態
窒素が長期間維持されるため窒素成分の流亡が少なく効
果の長持ちする肥料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】作物の生育に用いられる肥料の主たる成
分は窒素、リン酸、カリであり、窒素成分はアンモニア
態窒素および硝酸態窒素の形態で作物に利用される。畑
地では肥料として供給される尿素態窒素、アンモニア態
窒素等の窒素成分は土壌微生物等により、最終的には硝
酸態窒素に変化する。硝酸態窒素は作物に吸収されやす
い反面土壌吸着力が弱く流亡しやすい性質を持ってい
る。このため、窒素成分を含む化成肥料を元肥として多
量に施用した場合には、例え尿素や硫安のような硝酸態
窒素を含まない肥料を施肥しても、土壌中で硝酸態窒素
に変化し、降雨等により流亡するため利用率が低いとの
問題点を有している。
【0003】一方、茶樹はアンモニア態窒素を好む作物
として知られており、茶園土壌での硝酸化成の進行が速
やかであることから、茶の収量、品質を高めるため硫安
等のアンモニア態窒素を多く含む肥料を年に6回から1
0回と非常に多くの回数施肥している。このように土中
にアンモニア態窒素を長期間維持する技術は特定種の作
物の品質を高めるためにも重要な技術である。肥料成分
の流亡を防止し、作物が必要とする養分を徐々に供給す
る技術としては、粒状肥料の表面をワックス、硫黄、合
成樹脂等で被覆する技術が開発され、被覆粒状肥料とし
て販売されている。なかでも、特公昭54−3104号
公報に開示されるポリオレフィン樹脂を被膜とする被覆
粒状肥料は溶出制御性に優れた、流亡の少ない肥料とし
て施設栽培や水稲を中心に広く使用されている。これら
の被覆粒状肥料の欠点は高価であることであり、単位面
積当たりの収益の高い作物では使用できるが比較的収益
の低い露地作物では採算の面から使用することが困難で
あった。
【0004】被覆肥料に代わる安価な肥料成分の流亡を
防止する方法としては、化成肥料に硝酸化成抑制剤を添
加混合して使用する方法がある。この場合硝酸化成抑制
剤の効果により、肥料から生成したアンモニア態窒素は
しばらくの間硝酸化されることなく維持され土壌粒子に
吸着保持されるため化成肥料単独よりも長い期間肥効を
発揮する。しかしながら、硝酸化成抑制剤自体が土壌中
で分解したり、降雨等により硝酸化成抑制剤が流され効
果を失う等の欠点があった。このため硝酸化成抑制剤の
効果はおよそ1ヶ月程度といわれている。また、硝酸化
成抑制を完璧にするために硝酸化成抑制剤の量を多量に
用いると作物に障害が発生するとの欠陥を有していた。
【0005】また、特公昭63−23159号公報には
尿素に硝酸化成抑制剤のジシアンジアミドを混合した肥
料粒状物を水に溶解しない被膜で被覆した硝酸化成抑制
剤入り被覆尿素肥料が提案されている。この公報ではジ
シアンジアミド入り被覆尿素肥料から溶出する尿素から
分解生成するアンモニア態窒素の硝酸化成抑制を主眼と
しており、土壌中で比較的長期にわたりアンモニア態窒
素を維持することが記載されている。しかしながら、こ
のような硝酸化成抑制剤入り被覆尿素肥料は先に記載し
た被覆肥料よりも高コストになり、実用的でない。尿素
肥料を畑地で使用した場合には尿素から分解発生するア
ンモニアガスにより、作物に障害が発生することが知ら
れており、このため換気の良くない温室などでは尿素肥
料を使用できない。被覆尿素を使用した場合でもこの危
険性はわずかに低減されるものの使用時期、使用方法に
より作物に障害が発生する危険性を有している。
【0006】更に尿素と硝酸化成抑制剤を併用した場合
には、アンモニア態窒素が長期間維持されるためこの危
険性は増大することが予想される。ただし、水田では水
が豊富にありアンモニアガスの発生がないことおよび水
稲はアンモニア態窒素を吸収することからこのような問
題は発生しない。また、この公報には被覆ジシアンジア
ミドと被覆尿素を混合施肥した場合には、土壌中のアン
モニア濃度は被覆尿素肥料と同等レベルであり、硝酸化
成抑制効果は低いことが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は安全で
安価でかつ効果の持続期間の長い実用に共しうる肥料組
成物を提供することにある。また、作物の栽培期間を通
じ、作物の好ましい窒素形態を維持することにより良好
な生育とその品質向上に効果的な肥料組成物を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、硝酸化成抑
制剤の効果を長期間持続させることについて鋭意検討し
た結果、硝酸化成抑制効果を持続させるためには土壌中
での硝酸化成抑制剤の濃度をある濃度以上のレベルで長
期間維持することが重要であるとの知見を得た。硝酸化
成抑制剤は土壌中で無機的または微生物の関与により分
解することおよび降雨等により流亡することが知られて
おり、硝酸化成抑制剤の効果を長期にわり持続させるた
めには分解および流亡する硝酸化成抑制剤の量を新たに
供給できる資材が好ましいとの知見をえた。本発明者は
硝酸化成抑制剤を単独もしくは造粒助剤および/または
希釈剤と混合造粒したものをポリマーを主成分とする被
覆材で被覆することにより、硝酸化成抑制効果の長い被
覆硝酸化成抑制資材を開発し、被覆硝酸化成抑制資材と
アンモニア態窒素および/または尿素態窒素を含む肥料
を配合した肥料組成物(以下、「被覆硝抑剤配合肥料」
と記載する。)を開発し、本発明を完成した。
【0009】本発明の被覆硝抑剤配合肥料に用いられる
硝酸化成抑制剤としては、市販の硝酸化成抑制剤を使用
することが出来る。硝酸化成抑制剤の例としては、ジシ
アンジアミド、グアニルチオウレア、チオウレア、4−
アミノ−1,2,4トリアゾール塩酸塩、2−アミノ−
4クロル−6メチル−ピリミジン、2−メルカプトベン
ゾチアゾール、スルファチアゾール、N−2,5ジクロ
ロフェニルサクシナミド酸などがあげられる。これらの
硝酸化成抑制剤は単独で使用しても良いし、他の硝酸化
成抑制剤と混合して使用しても良い。なかでも土壌中の
拡散性や、被覆粒状硝酸化成抑制資材からの溶出を考慮
すると、硝酸化成抑制剤としては水溶性の高いジシアン
ジアミド、グアニルチオウレア、チオウレア、4−アミ
ノ−1,2,4トリアゾール塩酸塩などが好ましい。
【0010】本発明の被覆硝抑剤配合肥料に用いられる
硝酸化成抑制資材は、造粒性の改善、化成肥料との混合
物の均一性の確保、輸送時の偏積防止、および硝酸化成
抑制剤の溶出調節のために、硝酸化成抑制剤と造粒助剤
および/または希釈剤を混ぜて造粒したものである。こ
こで用いられる造粒助剤および/または希釈剤として
は、タルク、カオリン、クレー、ベントナイト、シリ
カ、石膏、泥炭などの無機系のもの、糖蜜、カルボキシ
メチルセルロース、ポリビニルアルコール等の有機系の
もの、硫安、硝安、燐酸二アンモニウム、硫酸加里、硝
酸加里、燐酸二カリウム、硝酸カルシウムなどの肥料成
分を含む水溶性塩およびこれらを主成分とする化成肥
料、硫酸ナトリウム、食塩、塩化マグネシウム等の水溶
性無機塩などを使用することが出来る。
【0011】無機系の造粒助剤および/または希釈剤
は、主として造粒性の改善、希釈による均一性の確保、
密度調整による輸送時の偏積防止などの効果を有し、有
機系のものは主に造粒性の改善効果を持つ。また、肥料
成分を含む水溶性塩およびこれらを主成分とする化成肥
料、水溶性無機塩は、主に造粒性の改善、希釈、密度調
整の効果および硝酸化成抑制剤の溶出調整効果を有して
いる。造粒助剤および/または希釈剤としては、肥料成
分を含む水溶性塩およびこれらを主成分とする化成肥料
を使用することが硝酸化成抑制剤の溶出調節等の効果を
持つことおよびそれらが作物に有効な肥料成分であるこ
となどの点で好ましい。
【0012】硝酸化成抑制剤と造粒助剤および/または
希釈剤とを混合する場合、被覆硝酸化成抑制資材中の硝
酸化成抑制剤の濃度は5重量%以上80重量%以下であ
ることが好ましい。被覆硝酸化成抑制資材中の硝酸化成
抑制剤の濃度が5重量%未満では肥料と配合し施肥した
場合に硝酸化成抑制効果が充分ではなく、80重量%を
越えて含むものは肥料と配合した場合、配合量が少なす
ぎブレンドの均一性を確保することが困難であり硝酸化
成抑制効果にばらつきが発生する。硝酸化成抑制資材の
造粒方法としては、上記の硝酸化成抑制剤化合物の粉末
と造粒助剤および/または希釈剤等とを通常の造粒方法
により造粒することなどがあげられる。造粒方法の例と
しては、傾斜パン型造粒機に硝酸化成抑制剤、肥料など
の粉末を投入し、リグニンスルホン酸塩の水溶液、廃糖
蜜等をバインダーとして造粒する方法、押しだし造粒機
を使用する方法、アイリッヒミキサー等の混合造粒機を
使用する方法などがあげられる。
【0013】硝酸化成抑制資材の形状としては、粒径が
0.1〜10mmの表面状態がなめらかで球形に近いも
のが好ましく、粒径が1〜4mmであり、真密度が1〜
3グラム/立法センチメートルのものが化成肥料とのブ
レンドの均一性、散布しやすさの面から特に好ましい。
粒径、真密度等の調整は造粒助剤およびまたは希釈剤を
適宜選択し、造粒することにより容易に達成できる。本
発明の被覆硝抑剤配合肥料に用いられる被覆硝酸化成抑
制資材中の硝酸化成抑制剤の溶出パターンは経過日数と
ともに内容物がほぼ直線的に溶出するリニア型およびこ
のものに比較して初期の溶出がやや多い放物線型のもの
が長期間にわたり土中の硝酸化成抑制剤濃度を一定に維
持する面から好ましい。また、溶出パターンが初期の溶
出が抑制されたシグモイド型の被覆粒状硝酸化成抑制資
材は、硝酸化成抑制剤入り化成肥料とブレンドする場合
に化成肥料中の硝酸化成抑制剤の効果が低減した後の硝
酸化成抑制効果を補う資材として使用することが好まし
い。
【0014】被覆硝酸化成抑制資材の溶出期間は30日
以上であることが好ましい。これより短いものは無被覆
の硝酸化成抑止資材の効果持続期間とほぼ同等であり、
被覆の効果がほとんど認められない。硝酸化成抑制資材
を被覆する被覆材のポリマーとしては被覆肥料に用いて
いるものと同様なポリマーが使用できる。ポリマーの種
類としてはポリエチレン、ポリエチレンワックス、ポリ
プロピレン、エチレン−酢酸ビニルの共重合体、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ
(メタ)アクリル酸エステル、ポリカプロラクトン、ポ
リ乳酸、アルキレングリコールと脂肪族ジカルボン酸か
らなる脂肪族ポリエステル等の熱可塑性樹脂、ポリウレ
タン、アルキッド樹脂などの熱硬化性樹脂などが使用で
きる。
【0015】熱可塑性樹脂を使用する場合は内容物の硝
酸化成抑制剤の溶出速度を調節するために、ポリエチレ
ン、ポリエチレンワックス、ポリプロピレン等の水蒸気
透過性の低い樹脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リ(メタ)アクリル酸エステル、ポリカプロラクトン、
ポリ乳酸、脂肪族ポリエステル等の比較的水蒸気透過性
の高い樹脂を併用して使用することが好ましい。例えば
比較的溶出期間を長くしたいときには水蒸気透過性の低
い樹脂の割合を多く用いることにより、溶出期間を調節
できる。熱可塑性樹脂として生分解性樹脂、例えばポリ
エチレンワックスと脂肪族ポリエステルを使用した被膜
材料で被覆した被覆硝酸化成抑制資材は被膜が環境中で
分解し残留しない特徴を有する。
【0016】また、熱可塑性樹脂をポリマーとして使用
した場合、溶出速度を高めるためにノニオン系の界面活
性剤、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸等の水
溶性ポリマー等を少量添加することもできる。ただし、
これらの配合量はポリマー100重量部に対して10重
量部以下が好ましい。この量より多いと被膜の強度が大
幅に低下する。また、溶出速度を調節するためにタル
ク、クレー、カオリン、ベントナイト等の無機系充填
剤、澱粉、寒天、キトサン、架橋ポリスチレン等の有機
充填剤を使用することが出来る。これらの充填剤の配合
量は、ポリマー100重量部に対して120重量部以下
が好ましい。この量よりも多いと、バインダーとしての
ポリマー量が不足し強度の大幅な低下と溶出が著しく速
くなり、被覆の効果が減少する。
【0017】硝酸化成抑制剤を被覆する被膜の重量は硝
酸化成抑制剤100重量部に対し1〜30重量部であ
り、好ましくは3〜20重量部である。この下限を逸脱
すると、硝酸化成抑制剤の溶出成分のコントロールが困
難となる。また、この上限を逸脱すると、硝酸化成抑制
剤含量の低下という問題が生じる。被覆硝酸化成抑制資
材は、肥料中のアンモニア態窒素等が土壌微生物により
硝酸に変化する速度を低減し、土中にアンモニア態窒素
を長期間保持させることを目的としたものであり、この
効果を発揮させるにはアンモニア態窒素および/または
容易に分解しアンモニア態窒素になる尿素態窒素等を含
む肥料と配合し施肥することが必要である。図1に、本
発明の被覆硝酸化成抑制資材の製造に用いる噴流装置の
一例の概略図を示す。図中、1はブロワー、2はオリフ
ィス、3は加熱器、4は供給液、5は送液ポンプ、6は
スプレーノズル、7は粒状硝酸化成抑制資材、8は粒状
硝酸化成抑制資材投入口、9は温度計、10は排出口、
である。
【0018】本発明の被覆硝抑剤配合肥料に用いられる
肥料としては、アンモニア態窒素および/または尿素態
窒素が少なくとも3重量%以上含まれるものが必要であ
り、6重量%以上46重量%以下含まれるものが好まし
い。また、硝酸態窒素、燐、加里等の他の成分は作物の
特性、土壌の肥料成分保有度等を考慮し含量を決めるこ
とが好ましい。これらの肥料の例としては、硫安、硝
安、燐酸二アンモニウム、尿素などの単肥のほかにアン
モニア態窒素および/または尿素態窒素を3重量%以上
含む窒素、燐酸、加里の3成分を含む高度化成肥料およ
び普通化成肥料、窒素加里を含むNK化成肥料、窒素燐
酸を含むNP化成肥料、単肥などを配合したBB肥料、
有機質肥料を配合した肥料、硝酸化成抑制剤入り化成肥
料などがあげられる。尿素態窒素を含む肥料を用いる場
合には、アンモニアガスによる作物の害を低減させるた
め、尿素態窒素の含量が肥料の全窒素含量の半分以下の
ものを使用することが好ましい。被覆粒状硝酸化成抑制
資材と硝酸化成抑制剤入り化成肥料を配合する場合、被
覆硝酸化成抑制資材の溶出パターンはシグモイド型であ
ることが好ましく、被覆硝酸化成抑制資材の配合量は化
成肥料に含まれる硝酸化成抑制剤の量を考慮し決めるこ
とが好ましい。
【0019】本発明の被覆硝抑剤配合肥料には被覆粒状
硝酸化成抑制資材が4重量%以上45重量%以下含ま
れ、上記の化成肥料が55重量%以上96重量%以下含
まれることが好ましく、被覆硝酸化成抑制資材が6重量
%以上30重量%以下含まれることがより好ましい。被
覆硝酸化成抑制資材の配合量が4重量%未満では硝酸化
成抑制効果が不十分になるほかブレンドの不均一性、偏
積などの問題が起こりやすく、また、45重量%を超え
ると高価な被覆物を多量に配合することになり経済的に
不利となる傾向にある。上記の配合量は、被覆硝酸化成
抑制資材中の硝酸化成抑制剤の種類、含量を参考にしな
がら決めるべきであり、被覆硝抑剤配合肥料中の硝酸化
成抑制剤の量は通常の硝酸化成抑剤入り化成肥料中の硝
酸化成抑制剤の量と同等かやや多めになるように配合さ
れることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例、及び比較
例を具体的に示す。なお、実施例、比較例中の試験は下
記の方法によった。 (1)溶出試験 10gの被覆硝酸化成抑制資材を200mlの脱イオン
水に浸漬し、25℃の恒温槽に保管した。一定時間経過
後に被覆物を取り出し残っている硝酸化成抑制剤の量を
肥料分析法に基づき分析した。減量分を水中に溶出した
ものとした。溶出率は、もとの被覆粒状硝酸化成抑制資
材に含まれていた硝酸化成抑制剤成分に対する溶出して
きた成分を百分率で表示する。 (2)偏積試験 被覆硝酸化成抑制資材と肥料を混合した配合肥料200
gを300mlのサンプル瓶に詰め、横型シェイカーで
毎分100回振動速度で10分間振動させ、構成成分の
偏積の程度を評価した。
【0021】
【製造例1】<粒状硝酸化成抑制資材の製造−1>試薬
ジシアンジアミド(以下ジシアンジアミドを「Dd」と
略記)100重量部、窒素2%、加里40%(K2 Oと
して、以下同様)を含む窒素加里肥料(商品名:窒素加
里化成S240、旭化成工業(株)製)97重量部およ
びリグニンスルホン酸ナトリウム塩(商品名:サンエキ
スp252、日本製紙(株)製)3重量部をアイリッヒ
社製RV−02E型ミキサーに投入し、混合パン回転数
64rpm、アジテーター回転数420rpmで撹拌混
合しながら純水を1重量部づつ数回に分けて添加した。
純水を12重量部添加した段階で数ミリの粒が形成され
たので混合を停止し、中の粒を乾燥器に移し、80℃で
16時間乾燥した。乾燥冷却後の粒を篩で篩い粒径が
2.35mm〜3.33mmの粒状硝酸化成抑制資材1
20重量部を得た。他の粒はこれより大きい粒又は小さ
い粒であった。得られた粒状硝酸化成抑制資材を肥料分
析法に基づき分析したところ、全窒素=34.2%(内
硝酸態窒素=0.6%、アンモニア態窒素=0.6%、
Dd態窒素=27.0%、その他窒素6.0%)、加里
=19.6%を含んでいた。この粒状硝酸化成抑制資材
中のDd含量は40.9%であり、造粒乾燥過程におい
て添加したDdの内約20%が分解し、他の窒素成分に
変化していた。
【0022】
【製造例2】<粒状硝酸化成抑制資材の製造−2>試薬
Dd50重量部、窒素29%、燐3%(P2 5 とし
て、以下同様)を含む窒素燐肥料(商品名:くみあい燐
硝安2903、旭化成工業(株)製)100重量部、リ
グニンスルホン酸ナトリウム塩を使用しなかった以外は
製造例1と同様な方法により、粒径が2.35〜3.3
3mmの粒状硝酸化成抑制資材95重量部を得た。この
粒状硝酸化成抑制資材中の成分を肥料分析法に基づき分
析したところ、全窒素=42.1%(内硝酸態窒素=
9.4%、アンモニア態窒素=10.0%、Dd態窒素
=15.7%、その他窒素6.1%)、燐=2%(P2
5 として、以下同様)を含んでいた。この粒状硝酸化
成抑制資材中のDd含量は23.8%であり、造粒乾燥
過程において添加したDdの内約28%が分解してい
た。
【0023】
【製造例3】<被覆硝酸化成抑制資材の製造−1>図1
に示す噴流装置を使用し下記の操作により被覆硝酸化成
抑制資材を製造した。即ち、ポリエチレン(商品名:サ
ンテックM2270、旭化成工業(株)製)2.2重量
部、エチレン・酢酸ビニル共重合体(商品名:エバフレ
ックス310、三井デュポンポリケミカル(株)製)
2.8重量部に155重量部のテトラクロルエチレンを
加え、該溶剤の沸点まで加熱リフラックスさせてポリエ
チレン、およびエチレン・酢酸ビニル共重合体を溶解し
た。さらにこの溶液にタルク5重量部を加え、十分攪拌
して分散液を調整した。製造例1で製造した粒状硝酸化
成抑制資材100重量部を噴流装置に投入し、熱風を送
風して装置内の温度が70℃で安定な噴流状態を起こさ
せた。次に、上記で調製した分散液を送液ポンプにより
スプレーノズルから8分を要して噴流装置に供給した。
この間、噴流装置内は70±2℃となるよう熱風の温度
を調節した。その後、熱風を冷風に切り替え、35℃以
下になった時点で噴流装置から内容物を取り出した。製
造された被覆硝酸化成抑制資材は110重量部であり、
供給された固形分のほぼ全量が被覆されていることがわ
かった。得られた被覆硝酸化成抑制資材を粉砕し、内容
物を水に溶解させる方法により被膜のみの重量を測定し
た結果、被膜は粒状硝酸化成抑制資材100重量部当た
り10重量部が形成されていることがわかった。得られ
た被覆粒状有機酸のDd含量は37.1重量%であり、
溶出試験を行った結果、溶出3日目のDdの溶出率は1
2%、10日目は30%、20日目は48%、35日目
は64%、53日目は78%、70日目は86%であっ
た。この結果からこの被覆粒状硝酸化成抑制資材の溶出
パターンは放物線型であり、80%溶出期間は約57日
であることが明らかとなった。
【0024】
【製造例4】<被覆硝酸化成抑制資材の製造−2>ポリ
エチレン3.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体
3.0重量部に154重量部のテトラクロルエチレン、
タルク6重量部を使用したこと以外は製造例3と同様の
方法により被覆硝酸化成抑制資材を製造した。収量測定
の結果、ほぼ全量が被覆されていることがわかった。得
られた被覆硝酸化成抑制資材を粉砕し、内容物を水に溶
解させる方法により被膜のみの重量を測定した結果、被
膜は粒状硝酸化成抑制資材100重量部当たり12重量
部が形成されていることがわかった。得られた被覆硝酸
化成抑制資材のDd含量は36.5重量%であり、溶出
試験を行った結果、Ddの溶出率は10日目で10%、
20日目で21%、40日目で42%、60日目で60
%、80日目で72%、100日目で80%、150日
目で92%であった。この結果からこの被覆硝酸化成抑
制資材の溶出パターンはリニア型であり、80%溶出期
間は約100日であることが明らかになった。
【0025】
【製造例5】<被覆硝酸化成抑制資材の製造−3>粒状
硝酸化成抑制資材として製造例2で製造したものを使用
したこと以外は製造例4と同様の方法により被覆硝酸化
成抑制資材を製造した。収量測定の結果、ほぼ全量が被
覆されていることがわかった。得られた被覆硝酸化成抑
制資材を粉砕し、内容物を水に溶解させる方法により被
膜のみの重量を測定した結果、被膜は粒状硝酸化成抑制
資材100重量部当たり12重量部が形成されているこ
とがわかった。得られた被覆硝酸化成抑制資材のDd含
量は21.2重量%であり、溶出試験を行った結果、D
dの溶出率は10日目で12%、20日目で25%、4
0日目で48%、60日目で68%、80日目で80
%、100日目で88%であった。この結果からこの被
覆粒状硝酸化成抑制資材の溶出パターンはリニア型であ
り、80%溶出期間は約80日であることが明らかにな
った。
【0026】
【製造例6】試薬Dd200重量部をアイリッヒ社製R
V−02E型ミキサーに投入し、製造例1と同様な条件
で0.5重量%ポリビニルアルコール水溶液を噴霧造流
した。篩粉、乾燥により粒径が2.35〜3.33mm
のジシアンジアミド単独の粒状硝酸化成抑制資材120
重量部を得た。この粒状硝酸化成抑制資材中の成分を肥
料分析法に基づき分析したところ、全窒素=66.1%
(内Dd態窒素=63.4%、その他窒素2.7%)を
含んでいた。この粒状硝酸化成抑制資材中のDd含量は
95重量%であり、造粒乾燥過程において添加したDd
の内約4%が分解していた。このジシアンジアミド単独
の粒状硝酸化成抑制資材100重量部を使用した以外は
製造例3と同様な方法により、被覆硝酸化成抑制剤を製
造した。このものの被膜は原料100重量部あたり10
重量部であった。得られた被覆硝酸化成抑制剤のDd含
量は86.4重量%であり、Ddの溶出率は100日目
で16%、200日目で35%であった。
【0027】
【実施例1】製造例3で製造した被覆硝酸化成抑制資材
61重量部とUFO型大粒硫安(商品名:くみあい硫
安、窒素21%、新日本製鐵(株)製)850重量部と
を混合し、被覆硝抑剤配合肥料1を作った。配合量、成
分組成、偏積の有無を表1に示す。
【実施例2】製造例4で製造した被覆硝酸化成抑制資材
83重量部とUFO型大粒硫安840重量部とを混合し
被覆硝抑剤配合肥料2を作った。配合量、成分組成、偏
積の有無を表1に示す。
【0028】
【実施例3】参考例5で製造した被覆硝酸化成抑制資材
107重量部と窒素20%、燐4%、加里6%を含む化
成肥料(商品名:くみあい燐硝安加里特046、ペット
ネーム:わらかけ、旭化成工業(株)製)820重量部
とを混合し被覆硝抑剤配合肥料3を作った。配合量、成
分組成、偏積の有無を表1に示す。
【実施例4】製造例6で製造した被覆硝酸化成抑制資材
28重量部とUFO型大粒硫安850重量部とを混合
し、被覆硝抑剤配合肥料4を作った。この配合肥料20
0gを300mlのサンプル瓶に詰め、横型シェイカー
で毎分100回振動速度で10分間振動させた。実施例
1〜3の被覆硝抑剤配合肥料は偏積が認められなかった
が、実施例4の被覆硝抑剤配合肥料の表層に被覆硝酸化
成抑制資材が多く認められ多少偏積を起こしていた。配
合量、成分組成、偏積の有無を表1に示す。
【0029】
【比較例1〜4】表2に示す通りの配合で、比較例1と
して実施例1で使用したUFO型大粒硫安のみ、比較例
2として、試薬Dd23重量部と上記UFO型大粒硫安
880重量部とを混合して得られる硝抑剤配合肥料、比
較例3として、試薬Dd30重量部と上記UFO型大粒
硫安850重量部とを混合して得られる硝抑剤配合肥
料、比較例4として、上記UFO型大粒硫安をタルク、
ポリエチレン、およびエチレン・酢酸ビニル共重合体を
含む被膜で被覆したもの(100タイプ、AN含量18
%)のみの肥料を製造した。
【0030】
【試験例】<硝酸化成抑制効果試験>容積約1/200
0アールのワグネルポットに底部に2mmの穴を7ヶ開
け、各ポットに下部8cmに砂を詰めその上に約12c
mの厚さに風乾土(袋井赤黄色土、pH=4.3)と窒
素施肥量がポットあたり2グラムになるように実施例1
〜4で得られた被覆硝抑剤配合肥料とを混合したものを
詰めた。このポット各例毎に3ポット用意した。また、
比較例2〜5の肥料についても実施例同様に詰めた。土
壌水分を最大容水量の60%になるように水分を供給
後、25℃、湿度80%の人工気象室に入れた。
【0031】その後、20日毎に50mmの降水量相当
する水を各ポットに散水した。ポットの底部から少量の
水がしみ出るのが観察された。また、散水の翌日に土壌
採取器を用いて直径5cm深さ5cmの土壌を採取し、
土壌中の無機態窒素を1規定の塩化カリウム溶液で抽出
し、コンウエイ微量拡散法で分析した。この操作を10
1日目まで実施した。各種肥料の施肥量および各種硝酸
化成抑制資材の添加量、各ポットあたりの無機態窒素の
分析値等(3連の平均値)をまとめて表2に示す。表2
から明らかなように試験例1〜3(実施例1〜3)の配
合肥料は降雨等を想定した自然環境に近い条件でも長期
にわたりアンモニア態窒素を持続させることが可能であ
る。また、同時に肥料の流亡を低減させることも可能で
ある。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】本発明の被覆粒状硝酸化成抑制剤を配合
した肥料は、土壌中でアンモニア態窒素が硝酸態窒素に
変化する速度が遅く、長期間に渡りアンモニア態窒素を
維持することができ、かつ、作物に対する硝酸化成抑制
剤の影響を低減させることができる。このため、本発明
の被覆硝酸化成抑制資材配合肥料は、特に、アンモニア
態窒素を長期にわたり維持することが望まれている茶園
用肥料として好適である。また、被覆成分が被覆肥料に
比較して少なく、アンモニア窒素の土壌中で流亡しがた
い性質を利用した安価で流亡の少ない畑作用の肥料とし
ても有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の被覆硝酸化成抑制資材の製造
法に使用する噴流装置の一例である。
【符号の説明】
1 ブロワー 2 オリフィス 3 加熱器 4 供給液 5 送液ポンプ 6 スプレーノズル 7 粒状硝酸化成抑制資材 8 粒状硝酸化成抑制資材投入口 9 温度計 10 排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硝酸化成抑制剤を被覆材で被覆してなる
    被覆硝酸化成抑制資材とアンモニア態窒素および/また
    は尿素態窒素を含む肥料とを配合してなる被覆硝酸化成
    抑制資材配合肥料。
  2. 【請求項2】 被覆硝酸化成抑制資材を3重量%以上4
    5重量%以下とアンモニア態窒素および/または尿素態
    窒素を含む肥料を55重量%以上97重量%以下配合し
    てなる被覆硝酸化成抑制資材配合肥料。
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