JP2000053425A - ニッケル系/ジルコニウム系複合粉末及びそれを用いた固体電解質型燃料電池の製造方法 - Google Patents

ニッケル系/ジルコニウム系複合粉末及びそれを用いた固体電解質型燃料電池の製造方法

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治男 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体電解質型燃料電池の燃料極としてニッ
ケル/ジルコニウム系複合粉末を粗粉と微粉との混合粉
末とすることでSOFC運転下において燃料極表面に還
元による微細なクラックの発生を抑制する、ニッケル系
/ジルコニウム系複合粉末の製造を提供する。 【解決手段】 ニッケル元素、ジルコニウム元素及び
イットリウム元素が所望割合となったニッケル系/ジル
コニウム系複合粉末であって、異なる粒径をとるそれら
の複合粉末を混合することにより、長期運転においても
導電率の低下を抑えることが可能となり、固体電解質型
燃料電池の発電特性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体電解質型燃料
電池(以下SOFCとも言う)の燃料極等として好適な
ニッケル系/ジルコニウム系複合粉末の製造方法に関す
る。特には、SOFC用燃料極用材料として耐久性の向
上に寄与し得る、ニッケル系/ジルコニウム系複合粉末
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SOFCの燃料極用材料としては、Ni
OとY23安定化ZrO2(YSZ)とを混合複合化し
た複合粉末の焼成層に主に用いられている(特開昭61
−153280、特開昭61−198570等)。な
お、焼成層中のNiOは、SOFCの運転中に還元され
てNiとなり、該層はNi/YSZのサーメット膜とな
る。
【0003】このようなNi/YSZサーメット用の原
料粉末の製造方法としては、一般的に、NiO粉末とY
SZ粉末を両者とも固体の状態で混合し、その後昇温
(仮焼)して若干焼結することにより複合化する方法
(固体混合法)が採られている。混合方法としては、ボ
ールミルを用いるものや、メカノケミカル的機械混合に
よるものが知られている。また、Ni、Zr、Yをイオ
ン状態で混合し、これを熱分解する方法も提案されてい
る(特開平7−29575)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
て得られるニッケル系/ジルコニウム系粉末は、結局N
i粒子あるいはNiO粒子と電解質材であるYSZ粒子
とが単純に分散している組織であった。単一の粒径をと
るNi粒子とYSZ粒子が分散している状態において
は、SOFC運転条件下(1000℃、還元)において
燃料極表面に還元による微細なクラックが発生し導電パ
スが途切れることにより、導電率の低下が起こり出力の
低下が生ずる。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、固体電解質型燃料電池の燃料極としてニッ
ケル/ジルコニウム系複合粉末を粗粉と微粉との混合粉
末とすることでSOFC運転下において燃料極表面に還
元による微細なクラックの発生を抑制する、ニッケル系
/ジルコニウム系複合粉末の製造を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ニッケル元素、ジルコニウム元素及びイットリウム
元素が所望割合となったニッケル系/ジルコニウム系複
合粉末であって、異なる粒径をとるそれらの複合粉末を
混合するニッケル系/ジルコニウム系複合粉末の製造と
した。
【0007】本発明の特徴は、燃料極粉末の合成におい
て、ニッケル系/ジルコニウム系複合粉末において、異
なる粒径のそれら複合粉末を混合することにある。粗粉
に微粉を混合することにより、焼結性が向上し粒子間の
結合力が増大することで、高温還元雰囲気下の長期運転
においても還元による燃料極表面の微細なクラックの発
生を抑制し、耐久性を向上させようとするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のニッケル系/ジルコニウ
ム系複合粉末を固体電解質型燃料電池に適用する場合に
おいては、固体電解質との界面においては、NiO及び
/又はNiが30mol%〜50mol%程度とし、界
面の上部の層においては、NiO及び/又はNiが50
mol%以上とする。その理由は、固体電解質との界面
においては、固体電解質材料であるYSZとの密着性が
重要であり、NiO及び/又はNiが50mol%以上
となると、密着性が低下するからである。また、界面の
上部の層においては、高い導電性を必要とし、NiO及
び/又はNiが50mol%より少ないと、導電性が急
激に低下するからである。
【0009】本発明におけるニッケル系/ジルコニウム
系複合粉末中のYSZのY2O3含有量は、望ましくは
3mol%〜20mol%であり、より好ましくは8m
ol%〜12mol%である。その理由は、固体電解質
に用いるYSZのイオン導電性はこの範囲が優れている
ため、固体電解質と燃料極とのマッチングの点からであ
る。
【0010】本発明の複合粉末の製造方法としては共沈
法、固体混合法及び固液混合法によることが好ましい。
NiO/YSZ複合粉末の共沈法による製造方法につい
ては、本願と同一出願人のよる出願(特開平9−227
212)に詳述されている。共沈法によれば、均一な組
織・組成の複合粉末が得ることができる。また固体混合
法によれば、簡単に複合粉末を得ることができ、固液混
合法によれば、固体混合法より均一な組織・組成の複合
粉末を得ることができる。
【0011】本発明におけるスラリー粒子の粒度の調整
方法は、粉砕後の分級等によることができる。またスラ
リー中におけるセラミックス粒子の含有量は、スラリー
溶液100部に対して10〜50部が好ましい。本発明
におけるスラリーのスラリー溶液の組成も特に限定され
るものではない。スラリーは、溶剤、バインダー、分散
剤、消泡剤等を含んでいて良い。しかし、溶剤として難
揮発性溶剤を、スラリー溶剤の10〜80wt%、含む
ことが望ましい。この難揮発性溶剤の作用は、スラリー
作製、保管中のスラリーの粘度変化を抑え、また、この
スラリーを用いて成膜(例えば、ディッピング)した後
の乾燥に起因するクラックの発生を抑制することができ
る。ここで、難揮発性の程度は、例えば、酢酸ブチルの
揮発度を100とした時、1以下が望ましい。例えば、
αテルピネオール等を挙げることができる。
【0012】スラリー溶液には、難揮発性溶剤以外に一
般の揮発性の溶剤が含まれて良い。その溶液に含まれる
溶剤の作用は、粉末の分散性の向上および脱泡性の向上
である。そのような溶剤の一例として、エチルアルコー
ルが好適である。その望ましい含有量は、スラリー溶液
の20〜90wt%である。
【0013】スラリー溶液に含まれるバインダーの作用
は、粉末の基板へのコーティング性(密着性)を向上さ
せることである。バインダーの量は、溶剤100部に対
して0.1〜10部が好ましい。その理由は、低濃度
(0.1wt%未満)だとコーティング性が低く、高濃
度(10wt%越え)だと、粉末の分散性が悪くなるか
らである。バインダーの具体例として、エチルセルロー
スが好適である。
【0014】スラリー溶液に含まれる分散剤の作用は、
粉末の分散性の向上である。分散剤の量は、溶剤100
部に対して0.1〜4部が好ましい。その理由は、低濃
度(0.1wt%未満)だと分散性が低く、高濃度(4
wt%越え)だと、スラリーの変性が生じやすくなるか
らである。分散剤の具体例として、ポリオキシエチレン
アルキルリン酸エステルが挙げられる。
【0015】スラリー溶液に含まれる消泡剤は、スラリ
ー中の気泡を消す作用をする。消泡剤の量は、溶剤10
0部に対して0.4〜4部が好ましい。その理由は、低
濃度(0.1wt%未満)だと効果があまり期待できな
いし、高濃度(4wt%越え)だと、スラリーの変性が
生じやすくなるからである。消泡剤の具体例として、ソ
ルビタンセスキオレエートが挙げられる。各剤・粉末の
混合方法は、ボールミル等の一般的な方法を採用でき
る。
【0016】本発明の製造方法におけるスラリーの基板
への適用方法は特に限定されない。ディッピング法、ス
プレー法、刷毛塗り法等であって良い。この中ではディ
ッピング法が好ましい。簡易であり、量産性に富み、低
コストだからである。ディッピング法としては、大気中
でスラリーの中に基体を浸漬させる通常のディッピング
法の他、加圧ガス中や真空中でディッピングを行う方法
を採用できる。その場合、ディッピングの回数は、必要
とされる膜厚と使用するスラリー組成とに応じて選択で
きる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 共沈法による合成 (1) 複合粉末調整:YSZ原料としての硝酸ジルコ
ニウム・イットリウム水溶液(8mol%Y2O3含
有)、NiO原料として硝酸ニッケル水溶液を用いて、
YSZとNiOがモル比で4:6及び3:7となるよう
に調合し十分撹拌した。
【0018】(2) 共沈溶液調整:本実施例において
は、共沈溶液として蓚酸水溶液を用いた。容器に純水を
取り、80℃程度に加熱する。この温水を撹拌しながら
蓚酸2水和物結晶を徐々に添加して溶解し、70℃〜9
0℃に保持した。蓚酸水溶液の量については、共沈工程
において金属イオンが完全に沈殿するように、蓚酸量を
化学量論比よりもわずかに過剰となるようにすることが
好ましい。今回の過剰量は5mol%とした。
【0019】(3) 共沈反応:70℃〜90℃に加温
した原料溶液(NiO/YSZ複合溶液)を蓚酸水溶液
中に、よく撹拌しながら徐々に添加していくことで、蓚
酸共沈法による沈殿生成を行った。
【0020】(4) 乾燥:乾燥機内にテフロン製容器
を静置し、120℃の熱風を送り沈殿物の水分及び硝酸
を蒸発させた。
【0021】(5) 熱分解:乾燥後の試料を500
℃、5時間の熱処理により、残留の硝酸成分と蓚酸を除
去した。
【0022】(6) 粉砕:熱分解により粉末化した試
料を粗粉砕機や乳鉢により粒度調整を行う。本実験にお
いては、アルミナ質乳鉢を用い、二次粒子径を180μ
m以下とした。
【0023】(7) 熱処理:得られた粉末に対して、
各々800℃、1500℃の熱処理を行った。
【0024】(8) 粉砕・分級:熱処理を行った粉末
に対して、粉砕・分級を行うことにより、微粉として
0.1μm〜5μm、0.2μm〜10μm、0.5μ
m〜25μm及び0.7μm〜35μm、粗粉として1
μm〜50μmの粒径の粉末を得た。
【0025】(9) スラリー調整:上記2種類の熱処
理を行い、粉砕・分級を行った粉末について粗粉に対し
て微粉を各々0wt%〜60wt%混合し、その混合粉
末10部に対して溶剤20部、分散剤5部、界面活性剤
0.5部、消泡剤0.5部、バインダー1部を混合し、
塗布用スラリーを得た。
【0026】(10)成膜:上記、ニッケル系/ジルコ
ニウム系複合粉末の粗粉/微粉混合粉末を用いて、緻密
質YSZ基板上に100μm成膜し、1500℃で5時
間焼成した。
【0027】(11)導電率測定:上記成膜したニッケ
ル系/ジルコニウム系膜を5%H2−N2雰囲気、100
0℃×5時間で還元後、11%H2O−89%H2、10
00℃雰囲気において、直流四端子法により導電率を測
定した。
【0028】(12)耐久試験:上記条件で作製した試
料を連続して1000時間運転を行い、1000時間後
における導電率の変化を調べた。図1は微粉の粒径の違
いによる粗粉に対する微粉の混合割合と1000時間後
の導電率の劣化率との関係を示すグラフである。図1か
ら、異なる粒径を混合することにより、劣化率が下がる
(同じの場合1%)ことが分かる。粗粉に対しての微粉
の混合割合は、図1から0wt%より大きく、30wt
%より小さい方よい。さらに好ましくは、粗粉に対して
の微粉の混合割合は、図1から0wt%より大きく、1
0wt%である。上記混合割合においては、混合粉末の
粒径割合は、粗粉1μm〜50μmに対して、微粉が、
0.1μm〜5μm、0.2μm〜10μm、0.5μ
m〜25μmで劣化率の減少が大きいので、上記混合割
合においては、混合粉末の粒径比を1/2以下にするこ
とが好ましい。
【0029】図1から微粉の粒径を調整することによ
り、微粉の混合割合を大きくすることができる。微粉を
0.2〜35μmの範囲で粒度を調整し、粗粉に対し
て、微粉を0wt%より大きく、40wt%以下とする
ことができる。微粉を0.5〜25μmの範囲で粒度を
調整し、粗粉に対して、微粉を0wt%より大きく、6
0wt%以下とすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
によれば、ニッケル系/ジルコニウム系複合粉末におい
て、粗粉に微粉を混合することにより、高温還元雰囲気
下の長期運転においても還元による燃料極表面の微細な
クラックの発生を抑制し、導電率の低下を抑えることが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】微粉の粒径の違いによる粗粉に対する微粉の混
合割合と1000時間後の導電率の劣化率との関係を示
すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G048 AA03 AB02 AB05 AC06 AD04 AE05 5H026 AA06 BB00 BB08 EE02 EE12 HH01 HH05 HH08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニッケル元素、ジルコニウム元素及びイ
    ットリウム元素が所望割合となったニッケル系/ジルコ
    ニウム系複合粉末であって、異なる粒径をとるそれらの
    複合粉末を混合することを特徴とするニッケル系/ジル
    コニウム系複合粉末の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記混合粉末の配合を粒径の大きい粉
    (以下、粗粉)に対して小さい粉(以下、微粉)を0w
    t%より大きく、30wt%より小さいとすることを特
    徴とする請求項1記載のニッケル系/ジルコニウム系複
    合粉末の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記混合粉末の配合を粒径の大きい粉
    (以下、粗粉)に対して小さい粉(以下、微粉)を0w
    t%より大きく、10wt%以下とすることを特徴とす
    る請求項1記載のニッケル系/ジルコニウム系複合粉末
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記混合粉末の粒径比を1/2以下とす
    ることを特徴とする請求項2、3いずれか記載のニッケ
    ル系/ジルコニウム系複合粉末の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記粗粉及び微粉の出発原料が硝酸塩、
    硫酸塩、炭酸塩あるいは塩化物等の水溶性の金属塩であ
    り、共沈法により合成した請求項1記載のニッケル系/
    ジルコニウム系複合粉末の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記粉末を800℃〜1600℃の温度
    にて熱処理することを特徴とする請求項1記載のニッケ
    ル系/ジルコニウム系複合粉末。
  7. 【請求項7】 上記粉末を還元雰囲気にて熱処理するこ
    とを特徴とする請求項1記載のニッケル系/ジルコニア
    系複合粉末の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記粗粉を1μm〜50μmの範囲で粒
    度を調整することを特徴とする請求項1〜4いずれか記
    載のニッケル系/ジルコニウム系複合粉末。
  9. 【請求項9】 上記微粉を粗粉の粒径の1/2以下の範
    囲で粒度を調整することを特徴とする請求項8記載のニ
    ッケル系/ジルコニウム系複合粉末の製造方法。
  10. 【請求項10】 ニッケル元素、ジルコニウム元素及び
    イットリウム元素が所望割合となったニッケル系/ジル
    コニウム系複合粉末であって、粗粉を1μm〜50μm
    の範囲で粒度を調整し、微粉を0.2〜35μmの範囲
    で粒度を調整し、粗粉に対して、微粉を0wt%より大
    きく、40wt%以下とすることを特徴とするニッケル
    系/ジルコニウム系複合粉末の製造方法。
  11. 【請求項11】 ニッケル元素、ジルコニウム元素及び
    イットリウム元素が所望割合となったニッケル系/ジル
    コニウム系複合粉末であって、粗粉を1μm〜50μm
    の範囲で粒度を調整し、微粉を0.5〜25μmの範囲
    で粒度を調整し、粗粉に対して、微粉を0wt%より大
    きく、60wt%以下とすることを特徴とするニッケル
    系/ジルコニウム系複合粉末の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記製造方法より得られたニッケル系
    /ジルコニウム系複合粉末をスラリーコート法により成
    膜することを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の
    固体電解質型燃料電池の製造方法。
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