JP2000052942A - 走行機体の駐車構造 - Google Patents

走行機体の駐車構造

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JP2000052942A
JP2000052942A JP10220057A JP22005798A JP2000052942A JP 2000052942 A JP2000052942 A JP 2000052942A JP 10220057 A JP10220057 A JP 10220057A JP 22005798 A JP22005798 A JP 22005798A JP 2000052942 A JP2000052942 A JP 2000052942A
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fertilizer
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fertilizer application
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JP10220057A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Mishiro
満 三代
Masanori Ishikawa
昌範 石川
Osamu Akishika
修 秋鹿
Yoshihisa Yurino
善久 百合野
Kazuo Oshima
和夫 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 施肥機等小型の走行機体に、コンパクトに簡
単な構造を以って構成することができる走行機体の駐車
構造を提供する。 【解決手段】 伝動ケース17に支持された車軸20に
伝動ケース17と車輪2との間でロック片62を有する
被ロック部材63を設けるとともに、該被ロック部材6
3に係脱可能に係合する棒状のロック部材60を機体腹
部に沿わせてロック姿勢とロック解除姿勢とに操作ハン
ドル3a側から切換可能に構成してなる走行機体の駐車
構造としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施肥機等の走行機
体の駐車装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪間隔の大きいトラクタ等の走
行車における駐車ブレーキは、車輪を伝動支持する伝動
ケース内に摩擦式のブレーキ方式等による駐車機構を内
装して坂道や傾斜地における駐車を行なうように構成し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の構成による走行機体は、駐車ブレーキ機構を伝動
ケース内に設けているのでその構造が複雑でコスト高に
なる欠点があるとともに、伝動ケースの巾が広くなる。
従って、ペースト施肥等を点注施肥する車輪間隔の狭い
施肥機等ではこの駐車ブレーキ機構は不適当であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る走行機体の駐車構造は、伝動ケース17
に支持された車軸20に伝動ケース17と車輪2との間
でロック片62を有する被ロック部材63を設けるとと
もに、該被ロック部材63に係脱可能に係合する棒状の
ロック部材60を機体腹部に沿わせてロック姿勢とロッ
ク解除姿勢とに操作ハンドル3a側から切換可能に構成
している。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施の形態を図面
を参照して説明する。1は施肥機Aの走行機体であっ
て、左右の走行車輪2を具えた機体フレーム3の前部に
エンジン4を搭載し、その上方には肥料タンク4aと燃
料タンク4b等が配設し、また、機体フレーム3の後端
部には尾輪2aを装着し、その上方には操作ハンドル3
aを設けている。
【0006】そして走行機体1の後部にはクランク機構
5aで上下に揺動往復運動する施肥ノズル5b及びガイ
ド板5c等からなる施肥部5を機体の両側に設置し、更
に前記車輪2には駐車ブレーキ機構6を設けている。上
記施肥部5の伝動構成について説明すると、エンジン4
から動力伝動部12を介して機体の左右両側に設けた施
肥ノズル5bが、ガイド板5cの案内溝15に沿って上
下動するように構成してある。16は上記動力伝動部1
2を覆う伝動ケースで、この伝動ケース16に施肥ノズ
ル5bを上記動力伝動部12を介して取付けている。
【0007】上記動力伝動部12は、伝動ケース(ミッ
ションケース)17側の入力軸18と動力伝動部12側
の伝動シャフト19とをベルト伝動機構20を介して連
動連結しており、この伝動シャフト19を伝動ケース1
6の上部側に設けた施肥ノズル5bの駆動軸としての出
力軸21に、チェン伝動機構22を介して連結してい
る。
【0008】23は出力軸21に設けたチェンスプロケ
ット(図2)、24は上記入力軸18と伝動シャフト1
9とを支持するリンクアーム、25はベルト伝動機構2
0のテンションプーリであって、このテンションプーリ
25が操作ハンドル3aに設けた操作レバー26にワイ
ヤ27で連結されており、操作レバー26の操作によ
り、エンジン4からの動力を断続するようになってい
る。
【0009】前記施肥部5は、エンジン4から駆動され
る施肥ポンプ9によって、肥料タンク4a内に収容され
ているペースト肥料を送給管等を介して前記施肥部5に
圧送し、施肥ノズル5bの上下往復動のタイミングに合
わせ、この施肥ノズル5bが最下位置で地中に突入した
ときその先端部からペースト肥料を吐出施肥することが
できるようにしている。
【0010】次に、施肥部5の構成について説明する。
この施肥部5は、図3及び図4に示すようにクランク機
構5aのクランク軸(入力軸)50が前記出力軸21と
ユニバーサルジョイント7を有する拡縮継手機構8を介
して伝動され、そしてガイド板5cの内側央部枢支した
支持軸51が伝動ケース16の下部に設けた調節筒16
a内に嵌挿してスライド自在に固定されており、左側の
施肥部5が示す略垂直状態で点注施肥を行なう垂直施肥
姿勢と、右側の施肥部5が示す外側傾斜状の姿勢で機体
から離間した位置に、斜め方向に点注施肥を行なう傾斜
施肥姿勢とに切換えができるように構成している。
【0011】即ち、前記拡縮継手機構8は、図4に示す
ように伝動ケース16からユニバーサルジョイント7の
前後を覆うように突設したホルダ80に対してガイド板
5cの内側から突出させた二又の支持片81を、回動取
付軸82によって前記ユニバーサルジョイント7の自在
軸70と軸芯を一致させて回動及び着脱可能に取付けて
おり、図3に示したような両姿勢への切換えと支持を安
定して行なうことができるようにしている。
【0012】また、この拡縮継手機構8は前記回動取付
軸82を取外し、更に出力軸21とユニバーサルジョイ
ント7を連結している連結ピン71を抜き外すことによ
り、図5に示すように施肥部5を伝動ケース16から取
外すことができるようにしている。
【0013】前記状態で図6、図7に示すように延長軸
83を出力軸21に連結ピン71を差し込んで連結する
とともに、ホルダ80のものと同様な回動孔85aを有
する延長ホルダ85をこのホルダ80に重ねて取付ネジ
86(図8)によって取付ける。そしてユニバーサルジ
ョイント7を延長軸83の軸端に延長連結ピン87を差
込んで連結したのち、支持片81を延長ホルダ85の回
動孔85aと回動取付軸82を介して取付けることによ
って、施肥部5を図8に示すように伝動ケース16から
機体外側に向けて前記延長軸83長さ分だけ機体から広
巾な間隔に取付け変更することができるようにしてい
る。
【0014】なお、図6及び図8に示す85Rは芯出治
具であって、これより突出している軸dを矢印でしすめ
ようにボスに嵌入した状態で延長ホルダ85に設けたボ
ルト孔bに、この治具85Rに設けた孔aとを合わせて
ボルトで締結することによって連結部分の芯合わせを行
うようにしている。以上のように拡縮継手機構8を具え
た施肥機Aは、図4に示すユニバーサルジョイント7を
出力軸21に連結したこときは、左右の施肥部5を図3
で示す狭巾施肥位置に縮小させて施肥ノズル5bから肥
料を施肥することができる。
【0015】また、図6に示すようにユニバーサルジョ
イント7を延長軸83を介して出力軸21に連結したと
きは、左右の施肥部5を図9で示す広巾施肥位置に拡大
させて施肥ノズル5bから肥料を施肥することができる
ことになる。従って、この施肥機Aによれば、通常行な
われる狭巾位置における標準的な点注施肥作業を良好に
行なうことができ、更に広巾な間隔で点注施肥作業を行
ないたい場合は、同一な機体を以って出力軸21及び施
肥部5の伝動基部に設けた拡縮継手機構8を簡単な調節
操作を行なって、施肥部5全体を広巾位置に変更するこ
とができるから、施肥ノズル5bによる広巾点注施肥作
業を同一の施肥機Aを以って広範に良好に行なうことが
できる利点がある。
【0016】また、狭巾及び広巾施肥作業において、拡
縮継手機構8は同一なユニバーサルジョイント7を使用
して同様な操作による傾斜点注施肥を行なうことを可能
にしているので、広巾施肥位置においても図9に示すよ
うに施肥部5を支持して施肥ノズル5bによる施肥を良
好に行なうことができる。次に、施肥機Aの走行部に構
成した本発明に係る駐車ブレーキ機構6について図10
〜図12を参照して説明する。
【0017】この駐車ブレーキ機構6は、車輪2の後方
で機体フレーム3の前後部の下方に突出して設けた支持
ブラケット30,31に前後方向にスライド可能に嵌挿
支持した棒状のロック部材60と、上記車輪2の車軸2
0に固着した円板状のロック板61の外周に側方に向け
て屈曲させたロック片62を複数形成した被ロック部材
63とから構成している。
【0018】上記ロック部材60は、操作ハンドル3a
の下方側においてその端部を屈曲させたレバー部6aを
形成し、軸部にピン65,66を支持ブラケット31の
前後に植設し、更にこのピン65と支持ブラケット31
との間に拡張スプリング67を嵌挿し、この拡張スプリ
ング67に抗してレバー部6aを引き動作したロック解
除姿勢において、図11に示すように支持ブラケット3
1に形成した係合部32に上記ピン66を切換可能に係
合させて上記ロック解除姿勢に姿勢維持させるようにし
ている。
【0019】また、ロック部材60の前端部には、ピン
66が係合部32から外されて拡張スプリング67の自
由長の付勢状態において、ロック片62の回転軌跡内に
突入して被ロック部材63の外周部に形成してあるロッ
ク片62と係合して車輪2の回転を固定する、ロック姿
勢に維持させるロック部68を形成している。以上のよ
うに構成された駐車ブレーキ機構6を具えた施肥機A
は、施肥作業時にはロック部材60をロック解除姿勢に
切換えておくことにより、走行を円滑に行なうことがで
きる。
【0020】そして機体の駐車時にはロック部材60を
前進させたロック姿勢に切換えるとロック部68がロッ
ク片62に接当するので、簡潔な構成でありながら機体
を確実に停止させることができる。
【0021】また、駐車ブレーキ機構6は被ロック部材
63を伝動ケース17の底部と車輪2との間に形成され
る空間部を利用して車軸20に固着させるとともに、ロ
ック部材60は機体フレーム3の腹部に沿わせて操作ハ
ンドル3a側から操作可能に設置できるので、駐車ブレ
ーキ機構6の構造を極めて単純で廉価に製作することが
できるものである。
【0022】そしてまた、狭小な車輪2間においてもコ
ンパクトに他の邪魔になることなく駐車ブレーキ機構6
を設置することができるから、小型の走行車において好
適な駐車ブレーキ機構6を提供することができる等の利
点がある。
【0023】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、走行機
体の車軸にロック片を有する被ロック部材を設けるとと
もに、機体の腹部に沿わせてロック部材を設置し、操作
ハンドル側からロック部材を被ロック部材に係脱操作し
て、走行機体をロック姿勢とロック解除姿勢とに切換え
ることができるようにしているので、伝動ケースと車輪
との間に駐車ブレーキ機構6を簡潔な構成で、他の部材
に邪魔になることなくコンパクトにまとめて設置するこ
とができるとともに、操作性のよい駐車ブレーキ機構6
を廉価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥機の伝動構造を示す側面図である。
【図2】施肥機の施肥構造を示す側面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】狭巾施肥位置における拡縮継手機構の平面図で
ある。
【図5】図4の施肥部を分解した状態を示す側面図であ
る。
【図6】出力軸に延長軸を取付ける状態を示す平面図で
ある。
【図7】延長軸にユニバーサルジョイントを取付ける状
態を示す平面図である。
【図8】広巾施肥位置における施肥部の組立図である。
【図9】広巾施肥位置における施肥作業を示す背面図で
ある。
【図10】駐車ブレーキ機構の構造を示す側面図であ
る。
【図11】図10の平面図である。
【図12】図10の背面図である。
【符号の説明】
1 走行機体 2 車輪 3 機体フレーム 5 施肥部 5b 施肥ノズル 6 駐車ブレ
ーキ機構 7 ユニバーサルジョイント 8 拡縮継手機
構 9 施肥ポンプ 20 車軸 60 ロック部材 62 ロック片 63 非ロック部材
フロントページの続き (72)発明者 秋鹿 修 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 百合野 善久 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 大島 和夫 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動ケース17に支持された車軸20
    に、伝動ケース17と車輪2との間でロック片62を有
    する被ロック部材63を設けるとともに、該被ロック部
    材63に係脱可能に係合する棒状のロック部材60を、
    機体腹部に沿わせてロック姿勢とロック解除姿勢とに操
    作ハンドル3a側から切換可能に構成した走行機体の駐
    車構造。
JP10220057A 1998-08-04 1998-08-04 走行機体の駐車構造 Pending JP2000052942A (ja)

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