JP2000052428A - 積層体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

積層体の製造方法及び製造装置

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JP2000052428A
JP2000052428A JP10227164A JP22716498A JP2000052428A JP 2000052428 A JP2000052428 A JP 2000052428A JP 10227164 A JP10227164 A JP 10227164A JP 22716498 A JP22716498 A JP 22716498A JP 2000052428 A JP2000052428 A JP 2000052428A
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polyethylene
laminate
polyethylene sheet
sheet
molecular weight
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JP10227164A
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English (en)
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Kazuhiro Noguchi
和裕 野口
Koji Yamaguchi
公二 山口
Mitsuhide Nogami
光秀 野上
Masanori Nakamura
雅則 中村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度延伸された結晶性ポリエチレンシート
を、低圧下で極く短時間で加熱融着し、FRPや鋼板に
匹敵する高強度と高耐蝕性を備えた積層体の製造方法と
これらの積層体の高生産性の連続的生産を可能とする積
層体の製造装置を提供する。 【解決手段】 重量平均分子量が10万〜50万であ
り、分子量が10万未満の低分子量成分の含有比率が2
0重量%以上である結晶性ポリエチレンを一方向に10
倍以上に延伸して得られるポリエチレンシート同士を、
該ポリエチレンシートの高温側の結晶融点を超えない温
度で融着一体化することを特徴とする積層体の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層体の製造方法
及び製造装置、更に詳しくは、ガラス繊維等の補強材を
用いず、従来のFRPや鋼材に代わる高強度にして、軽
量且つ耐蝕性に優れた積層体の製造方法及び製造装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】結晶性ポリエチレンを一方向に10倍以
上に延伸すると、得られる延伸されたポリエチレンシー
トは著しく高強度化することが知られている。しかしな
がら、延伸されたポリエチレンシート同士を加熱融着し
て積層体とすると、高度延伸されたポリエチレンシート
は融着時の加熱によって熱緩和され、積層体の強度を著
しく低下させてしまうものであった。
【0003】上記高度延伸によるポリエチレンシートの
顕著な高強度化は、折畳み状態の結晶(以下、折畳み結
晶と称する)が引き延ばされて得られる結晶(以下、伸
びきり結晶と称する)構造によって説明されるが、これ
らの伸びきり結晶は、通常の折畳み結晶の融点に比して
高い融点を有するものであるので、上記高度延伸された
ポリエチレンシート同士を、その伸びきり結晶の融点を
超えない範囲の温度で加熱融着することによって、高度
延伸されたポリエチレンシートの顕著な高強度・高剛性
を損なうことなく、積層体を得ることができる。
【0004】このような高度延伸されたポリエチレンシ
ートの自己融着性ともいうべき性質を利用した超高分子
量ポリエチレンの融着フィルムの製造方法が、特開昭6
2−156928号公報に開示されている。しかしなが
ら、上記方法で用いられている超高分子量ポリエチレン
からなるフィルムは、融点付近で加熱加圧しても、溶融
粘度が非常に高いので、積層面全体を均一に濡らすこと
が難しく、これらを融着するためには高圧下で、長時間
にわたる熱プレスを必要とするものであった。このた
め、高度延伸されたポリエチレンシートの積層枚数を多
くして厚肉の製品を得ることや広幅のポリエチレンシー
トを全幅にわったって均一な強度で積層することが難し
く、特に、高生産性の連続した生産ラインによる製造
は、至難であり、実用に乏しいものであるといわざるを
得ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑みなされたものであって、高度延伸された結晶性ポリ
エチレンシートを、低圧下で極く短時間で加熱融着し、
FRPや鋼板に匹敵する高強度と高耐蝕性を備えた積層
体の製造方法とこれらの積層体の高生産性の連続的生産
を可能とする積層体の製造装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の積
層体の製造方法は、重量平均分子量が10万〜50万の
結晶性ポリエチレンを一方向に10倍以上に延伸して得
られる結晶化度50〜80%のポリエチレンシート同士
を、該ポリエチレンシートの結晶融点を超えない温度で
融着一体化することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明の積層体の製造方法
は、重量平均分子量が10万〜50万であり、分子量が
10万未満の低分子量成分の含有比率が20重量%以上
である結晶性ポリエチレンを一方向に10倍以上に延伸
して得られるポリエチレンシート同士を、該ポリエチレ
ンシートの高温側の結晶融点を超えない温度で融着一体
化することを特徴とする。
【0008】又、請求項3記載の発明の積層体の製造方
法は、請求項1又は2記載の積層体の製造方法におい
て、重量平均分子量が10万〜50万の結晶性ポリエチ
レンが、高密度ポリエチレン及び/又は中密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン及び/又は直鎖状低密度ポリ
エチレンの組成物からなるものである。
【0009】本発明で用いられる結晶性ポリエチレン
は、重量平均分子量が10万〜50万であり、一方向に
10倍以上に延伸して得られる結晶化度が50〜80%
であるもの及び/又は、分子量が10万未満の低分子量
成分が20重量%以上であるものである。
【0010】本発明で用いられる結晶性ポリエチレン
は、その重量平均分子量が10万未満では、本発明でい
う顕著な高強度を有する積層体を得ることができず、5
0万を超えると、低圧下で極く短時間で高度延伸ポリエ
チレンシート同士を加熱融着し、FRPや鋼板に匹敵す
る高強度と高耐蝕性を備えた積層体を得ることができな
いので上記重量平均分子量の範囲に限定され、超高分子
量ポリエチレンは、本発明で用いられる結晶性ポリエチ
レンには含まれない。
【0011】本発明において一方向に10倍以上に延伸
して得られる延伸ポリエチレンシートの結晶化度が50
%未満では、本発明でいう顕著な高強度を有する積層体
を得ることができず、80%を超えると、延伸時の切断
等によって高度延伸ポリエチレンシートを得ることが難
しいので上記結晶化度の範囲となるように調整されるこ
とが好ましい。
【0012】ポリエチレンシートの結晶化度の調整は、
結晶性ポリエチレンから高度延伸ポリエチレンシートを
得る延伸工程において、延伸温度、冷却速度等の諸条件
を適宜設定することによって行うことができる。又、結
晶性ポリエチレンに酸変性ポリエチレン等の結晶の成長
を阻害する成分を添加することによっても調整できる。
【0013】又、本発明で用いられる結晶性ポリエチレ
ンは、分子量が10万未満の低分子量成分が20重量%
未満であると、融着時に接着剤的に機能する上記低分子
量成分が少なくなり、積層面全体を濡らすことが難しく
なり、本発明でいう顕著な高強度を有する積層体を得る
ことができないので分子量が10万未満の低分子量成分
を上記比率で含有するものに限定される。尚、分子量が
10万未満の低分子量成分の比率が大きくなり過ぎる
と、融着性は改善されるが、重量平均分子量が10万未
満となるおそれがあり、本発明でいう顕著な高強度を有
する積層体を得ることができないものとなる。
【0014】これらの結晶性ポリエチレンは、1つの重
合法によって得られるものであってもよいが、2以上の
重合法で得られるた高密度ポリエチレン及び/又は中密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン及び/又は直鎖状
低密度ポリエチレンの組成物からなるものであってもよ
い。
【0015】結晶性ポリエチレンの分子量分布は、必要
に応じて、異なる重量平均分子量、異なる分子量分布の
結晶性ポリエチレンを適宜比率で混合する方法で調整さ
れる。簡単には、市販の結晶性ポリエチレンより適宜グ
レードを選択し、上記手法を用いて調整することができ
る。上記調整に際して、結晶性ポリエチレンの重量平均
分子量が上記範囲を外れるものである場合、ニーダーや
プラストミル等を用いて結晶性ポリエチレン鎖を溶融切
断し、所望の重量平均分子量になるように調整すること
ができる。
【0016】上記分子量分布の調整に用いられる2種類
以上の結晶性ポリエチレンは、相互にタイプが異なるも
のであることが好ましい。タイプが似たものである場
合、相互に共結晶化し易いため、熱成形によりシート化
した時に低分子量成分が示す結晶融点が著しく上昇し、
高分子量成分が示す結晶融点と接近し、加熱融着時の好
ましい温度設定を阻害するおそれがある。
【0017】上記高度延伸されたポリエチレンシートの
延伸倍率が一方向に10倍未満では、折畳み結晶が伸び
きり結晶にまで延伸されず、所望の高弾性率、好ましく
は10GPa、より好ましくは20GPaが得られず、
本発明でいう顕著な高強度を有する積層体を得ることが
できないので上記延伸倍率に限定される。上記延伸手段
は、一方向に10倍以上に延伸できるものであれば、特
に限定されるものではなく、例えば、結晶性ポリエチレ
ンを融点付近の温度に加熱して行う加熱延伸法、溶媒に
よって膨潤して行うゲル延伸法等が挙げられる。
【0018】又、延伸原反の形状は、シート状であって
もよく、ロッド状であって、これを押し潰(延展)して
シート状の延伸体とするものであってもよい。又、上記
シート状延伸原反の延伸は、特に限定されるものではな
いが、例えば、縦一軸ロール式延伸法、横一軸テンター
式延伸法等が挙げられる。
【0019】上記高度延伸されたポリエチレンシート同
士を積層する手段は、特に限定されるものではないが、
例えば、縦一軸延伸ポリエチレンシートと横一軸延伸ポ
リエチレンシートが上下に交互に積層されるように、複
数のアンロールスタンドより引き出され、必要に応じて
ガイドロールやエッジコントローラー等の誘導装置によ
って連続的に積層される方法が挙げられる。
【0020】積層された高度延伸されたポリエチレンシ
ート同士を加熱融着する手段は、高度延伸されたポリエ
チレンシートの高温側の結晶融点を超えない温度で加熱
することにより行われるものであれば特に限定されるも
のではないが、例えば、ロール圧着法、熱板プレス法、
引抜金型法等が挙げられ、通常、熱板プレス法が用いら
れ、ロール圧着法、引抜金型法は主として積層体の厚み
が薄い場合に適用される。
【0021】融着工程においては、加熱状態の高度延伸
されたポリエチレンシートは、延伸方向に収縮しようと
するため、ポリエチレンシートの加熱工程及び融着工程
にあるポリエチレンシートに上記収縮を抑止するに足る
張力を加え、融着時には充分な圧力を加えてポリエチレ
ンシートの収縮を抑止する必要がある。尚、上記ポリエ
チレンシートの収縮を抑止するための、加熱工程におけ
る張力の負荷や融着工程における過大な加圧に替えて、
融着全工程にわたってポリエチレンシートの両端を固定
するか又は上記収縮を抑止するに足る張力を加えておけ
ば、熱板プレス法を用いる融着工程においては、熱板の
プレス圧は、肉厚の積層体の製造であっても、0.8M
Pa以下の極く低い圧力で充分な融着強度が付与できる
ものとなる。
【0022】本発明でいう結晶融点とは、示差走査熱量
分析(DSC)によって測定される融解曲線のピーク温
度をいうものである。図1に通常の結晶性ポリエチレン
シートの融解曲線の一例を示す。図中、A曲線は未延伸
結晶性ポリエチレンシートの融解曲線であり、135℃
に結晶融点を持つ。B曲線は縦一軸に10倍に延伸され
た結晶性ポリエチレンシートの融解曲線であり、150
℃に結晶融点を持つ。
【0023】図1において、延伸された結晶性ポリエチ
レンシートに含まれる非晶質成分が軟化もしくは溶融し
始める温度は、一概には特定できないが、いずれも未延
伸結晶性ポリエチレンシートの結晶融点(135℃)よ
りもそれほど離れていない範囲で低温側にあるものと推
定される。
【0024】図3に、本発明で用いられる結晶性ポリエ
チレンシートの融解曲線の一例を示す。図示された融解
曲線は、縦一軸に30倍に延伸された結晶性ポリエチレ
ンシートのものであり、上記低分子量成分が融解し始め
る温度(125℃付近)と分子量10万以上の高分子量
成分が融解し始める温度(150℃付近)が各々示す大
きな2つのピークからなるものであるが、本発明におい
て用いられる高度延伸されたポリエチレンシート同士を
加熱融着する温度は、上記DSCによって測定される高
度延伸されたポリエチレンシートの融解曲線のピーク温
度のうち、高温側のピーク温度である。
【0025】このように本発明で用いられる一方向に1
0倍以上に延伸された結晶性ポリエチレンシートの融解
曲線においては、高温側のピーク温度と前記する非晶質
成分が軟化もしくは溶融し始める温度との温度差が益々
広がっており、延伸された結晶性ポリエチレンシート同
士の自己融着性をより高め、得られる積層体の高強度を
発現し易くしていることが判る。即ち、上記非晶質成分
が軟化もしくは溶融し始める温度よりも可及的高温で融
着一体化ができ、融着時、非晶質成分を低粘度に軟化も
しくは溶融することが、融着圧力を低小にし、融着時間
を短時間とすることができるものと推定される。
【0026】融着時間、例えば、熱板プレス時間は、用
いられたポリエチレンシートの熱安定性等を勘案して加
熱温度と共に定められるものであって、特に限定される
ものではないが、望ましい融着時間としては、少なくと
も20分以内であり、好ましくは10分以内、更に好ま
しくは5分以内である。20分を超えて加熱すると、得
られる積層体の曲げ弾性率等の強度特性の著しい低下を
きたすおそれがある。
【0027】必要最小プレス時間は、積層体中心部を構
成するポリエチレンシートが所望温度に加熱されるに要
する伝熱時間であるので、厚肉の積層体については、融
着工程の前工程として、例えば、個々のポリエチレンシ
ートを収束して積層する工程中に予熱用の加熱炉、個々
のポリエチレンシートを熱板表面を接触させながら移送
させる熱板加熱等の予熱工程を併設する方法によって、
必要最小プレス時間を短縮することができる。
【0028】積層体のポリエチレンシートの積層枚数
は、得られる積層体の用途によって決められるものであ
って、特に限定されるものではない。又、ポリエチレン
シートの積層方向は任意である。更に、融着一体化する
際に、平板 プレスに替えて断面形状がU字状、V字状
の成形体や管状に賦形されてもよい。又、得られた積層
体を、本発明で用いられた高温側の結晶融点を超えない
温度で後熱加工して上記形状の成形体を含む各種形状の
成形体を製造することもできる。
【0029】上記ポリエチレンシートの加熱融着に際し
て、ポリエチレンシートに予め、コロナ放電処理、クロ
ム酸処理、サンディング処理、表面融解処理やポリエチ
レンの架橋処理等の表面粗面化処理を施すことによって
融着性を補強することができる。上記表面粗面化処理に
よる融着性の補強は、融着部のインターロックとして説
明される。上記融着部のインターロックの状態を模式的
に示すと、図4に拡大して示されるように、上記表面粗
面化処理によってアンダーカット部を有するボイドが生
じるか又は生じたボイドに、同時に生じた突出部が圧着
によって侵入し、ボイド内部を拡張してアンダーカット
部を形成し、両者は該アンダーカット部においてインタ
ーロックされる等して融着強度が改善されるものと推定
される。
【0030】請求項4記載の発明の積層体の製造装置
は、請求項1、2又は3記載の積層体の製造方法に用い
られる製造装置であって、延伸されたポリエチレンシー
トを供給する手段、ポリエチレンシート同士を積層する
手段、積層されたポリエチレンシート同士を融着一体化
するための熱板プレスもしくは引抜金型、冷却手段、融
着一体化された積層体を引き取る手段及び熱板プレスか
ら冷却手段にわたって移送されるポリエチレンシートに
張力を負荷する手段を備えてなることを特徴とする。
【0031】本発明の積層体の製造装置の一例につき、
その要部を概略構成図として図5に示した。図5に示さ
れた装置は、延伸されたポリエチレンシートの供給部
1、ポリエチレンシート同士の積層部2、積層されたポ
リエチレンシート同士の融着部3、冷却部4及び融着一
体化された積層体の引取部5からなり、供給部1には、
多数のアンロールスタンド11、11、11、・・・が
設置されており、これらのアンロールスタンド11に巻
回された長尺の延伸されたポリエチレンシートA、A、
A、・・・が平行して繰り出され、上下に積層されるよ
うに図示されていない繰出装置が付設されている。
【0032】積層部2は、供給部1から繰り出されたポ
リエチレンシートA、A、A、・・・を、必要に応じて
設けられたガイドロールやエッジコントローラー(いず
れも図示せず)等の誘導装置によって収束し積層され
る。積層されたポリエチレンシートは、供給部1と後述
する引取部5との間にポリエチレンシートの収縮を抑止
する程度の張力が加えられた状態で、熱板プレス3に供
給される。
【0033】上記熱板プレス3は、特に限定されるもの
ではないが、例えば、上記積層されたポリエチレンシー
トを上下に挟圧する一対のエンドレスベルトの対向する
表面に多数の上記熱板プレス31、31、31、・・・
をキャタピラー状に配置し、ポリエチレンシートの移送
速度と同調して移動し、上下に挟圧したポリエチレンシ
ートを加熱加圧して融着一体化する装置であってもよ
く、固定した熱板プレス3によって間欠的にポリエチレ
ンシートを移送しながら加熱加圧して融着一体化する装
置であってもよい。
【0034】冷却部4は、前記するように供給部1と引
取部5との間にポリエチレンシートの収縮を抑止する程
度の張力が加えられており、その間で、前工程のポリエ
チレンシート同士の融着が行われ、この張力が加えられ
た状態で、冷却固定するための装置であって、冷媒の種
類、冷媒の接触方法、冷媒の温度等その冷却手段につい
ては特に限定されるものではないが、例えば、冷風の吹
きつけ、冷却水浴、冷却固体への接触等の冷却方法が挙
げられる。
【0035】引取部5は、供給部1〜引取部5の工程中
でポリエチレンシートが収縮することを抑止する程度に
ポリエチレンシートに張力を加えると共に、得られた積
層体を引き取る機能を有するものであって、特に限定さ
れるものではないが、例えば、積層体を水平に挟圧して
引き取る一対の対向する無端ベルト、水平に配置された
複数対のピンチロール等が挙げられる。
【0036】請求項1記載の発明の積層体の製造方法
は、叙上のように、重量平均分子量が10万〜50万の
結晶性ポリエチレンを一方向に10倍以上に延伸して得
られる結晶化度が50〜80%であるポリエチレンシー
トを用いるものであるので、特に、低分子量成分を含有
していなくても、延伸ポリエチレンシート同士を、該ポ
リエチレンシートの結晶融点を超えない温度で融着一体
化することによって、高度延伸された結晶性ポリエチレ
ンシートの有する高強度を何ら損なうことなく、極めて
低い圧力及び短時間で複数枚を融着一体化し、ガラス繊
維やその他の異種材料による補強をすることなく、FR
Pや鋼板に匹敵する高強度の積層体を生産性高く製造す
ることができ、しかも、得られる積層体はポリエチレン
単一樹脂からなるものであるので、高い耐蝕性を有し、
又、リサイクルも極めて容易なものである。
【0037】請求項2記載の発明の積層体の製造方法
は、叙上のように、重量平均分子量が10万〜50万で
あり、分子量が10万未満の低分子量成分の含有比率が
20重量%以上である結晶性ポリエチレンを一方向に1
0倍以上に延伸して得られるポリエチレンシートを用い
るものであり、上記低分子量成分が接着剤的に作用し、
融着面全面を均一に濡らすものであるので、延伸ポリエ
チレンシート同士を、該ポリエチレンシートの高温側の
結晶融点を超えない温度で融着一体化することによっ
て、高度延伸された結晶性ポリエチレンシートの有する
高強度を何ら損なうことなく、極めて低い圧力及び短時
間で複数枚を融着一体化し、ガラス繊維やその他の異種
材料による補強をすることなく、FRPや鋼板に匹敵す
る高強度の積層体を生産性高く製造することができ、し
かも、得られる積層体はポリエチレン単一樹脂からなる
ものであるので、高い耐蝕性を有し、又、リサイクルも
極めて容易なものである。
【0038】請求項3記載の発明の積層体の製造方法
は、叙上のように、請求項1又は2記載の積層体の製造
方法において、重量平均分子量が10万〜50万の結晶
性ポリエチレンが、高密度ポリエチレン及び/又は中密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン及び/又は直鎖状
低密度ポリエチレンの組成物からなるものであるので、
ポリエチレンシートの高温側の結晶融点と低温側融点と
の温度差が大きく、低分子量成分や低密度ポリエチレン
及び/又は直鎖状低密度ポリエチレンが接着剤的に大き
く作用し、融着面全面を均一に濡らすものであるので、
高度延伸された結晶性ポリエチレンシートの有する高強
度を何ら損なうことなく、極めて低い圧力及び短時間で
複数枚を融着一体化し、ガラス繊維やその他の異種材料
による補強をすることなく、FRPや鋼板に匹敵する高
強度の積層体を生産性高く製造することができ、しか
も、得られる積層体はポリエチレン単一樹脂からなるも
のであるので、高い耐蝕性を有し、又、リサイクルも極
めて容易なものである。
【0039】請求項4の発明の積層体の製造装置は、延
伸されたポリエチレンシートを供給する手段、ポリエチ
レンシート同士を積層する手段、積層されたポリエチレ
ンシート同士を融着一体化するための熱板プレスもしく
は引抜金型、冷却手段、融着一体化された積層体を引き
取る手段及び熱板プレスから冷却手段にわたって移送さ
れるポリエチレンシートに張力を負荷する手段を備えて
なるものであって、極めて簡単な装置ですみ、且つ、極
めて低い融着圧力、極めて短い融着時間で、請求項1、
2又は3記載の積層体の製造方法によって高度延伸され
た結晶性ポリエチレンシートの有する高強度を何ら損な
うことなく、複数枚を融着一体化し、ガラス繊維やその
他の異種材料による補強をすることなく、FRPや鋼板
に匹敵する高強度の積層体を製造することができ、しか
も、連続的生産が可能であるので生産性も著しく高める
ことができるものである。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、実施例と比較
例とを対比させつつ詳細に説明する。
【0041】(実施例1)高密度ポリエチレンシート
〔重量平均分子量30万、メルトインデックス(MI)
1〕を加熱延伸法により縦一軸30倍延伸した。得られ
た厚み0.12mm、幅10mmの延伸ポリエチレンシ
ートの結晶化度は70%、結晶融点は150℃、曲げ弾
性率は40GPaであった。
【0042】上記延伸ポリエチレンシートの両面を予め
平均表面粗さが1μmとなるようにサンディング処理
し、上記処理が施された延伸ポリエチレンシート30枚
を、図4に示す装置を用いて、熱板プレスの熱板温度1
40℃、プレス圧力0.2MPa、プレス時間5分の条
件で融着一体化して厚み3.6mmの積層体を作成し
た。得られた積層体の融着強度は2kgf/cmであっ
た。
【0043】(実施例2)高密度ポリエチレン(重量平
均分子量30万)100重量部及び低密度ポリエチレン
(重量平均分子量10万)40重量部からなるポリエチ
レンシートを加熱延伸法により縦一軸30倍延伸した。
得られた厚み0.12mm、幅120mmの延伸ポリエ
チレンシートの結晶化度は82%、結晶融点は低温側1
25℃、高温側150℃、曲げ弾性率は40GPaであ
った。
【0044】上記延伸ポリエチレンシートの両面を、実
施例1と同様に、予め平均表面粗さが1μmとなるよう
にサンディング処理し、上記処理が施された延伸ポリエ
チレンシート30枚を、図4に示す装置を用いて、熱板
プレスの熱板温度140℃、プレス圧力0.2MPa、
プレス時間5分の条件で融着一体化して厚み3.6mm
の積層体を作成した。得られた積層体の融着強度は2k
gf/cmであった。
【0045】(比較例1)超高分子量ポリエチレンシー
ト(重量平均分子量120万)をゲル延伸法により縦一
軸延伸した。得られた厚み0.04mm、幅10mmの
延伸ポリエチレンシートの結晶化度は60%、結晶融点
は143℃、曲げ弾性率は70GPaであった。
【0046】上記延伸ポリエチレンシートの両面を実施
例1と同様に、予め平均表面粗さが1μmとなるように
サンディング処理し、上記処理が施された延伸ポリエチ
レンシート30枚を、図4に示す装置を用いて、熱板プ
レスの熱板温度135℃、プレス圧力1MPa、プレス
時間20分の条件で融着一体化して厚み1.2mmの積
層体を作成した。しかし、実施例1より結晶融点に近い
温度で、且つ、高圧、長時間で加熱融着処理したにも拘
らず、積層体中に多数のボイドの発生があり、積層界面
における融着は不均一且つ不完全であった。得られた積
層体の融着強度は0.2kgf/cmと低小であった。
【0047】(比較例2)比較例1の延伸ポリエチレン
シートを用い、熱板プレスのプレス圧力を1MPaから
5MPaに高めたこと以外、比較例1と同様にしてて厚
み1.2mmの積層体を作成した。得られた積層体の融
着強度は0.7kgf/cmと実施例の積層体の融着強
度の1/3程度まで改善されたが、この僅かな改善のた
めに、25倍のプレス圧力と4倍のプレス時間を要し
た。
【0048】(比較例3)比較例1の延伸ポリエチレン
シートを用い、熱板プレスのプレス時間を20分から6
0分に長くしたこと以外、比較例1と同様にしてて厚み
1.2mmの積層体を作成した。得られた積層体の融着
強度は0.7kgf/cmと実施例の積層体の融着強度
の1/3程度まで改善されたが、この僅かな改善のため
に、5倍のプレス圧力と12倍のプレス時間を要した。
【0049】実施例および比較例で得られた積層体の性
能を明にするために行った試験結果は、実施例及び比較
例の各々の記載の中に付記したが、積層体の強度評価
は、JIS K 7171に準拠して測定された曲げ弾
性率で表し、融着性評価は、以下に示す方法で融着強度
を測定した。これらの試験結果を表1に示す。
【0050】〔融着強度の測定〕得られた積層体の40
mm×100mmの試料を切り出し、一端から15枚目
と16枚目で2分し、引張試験機を用いて、試験温度2
3℃、引張速度50mm/分、試料数5で、180°剥
離試験を行い、平均値で算出し、融着強度とした。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】本発明の積層体の製造方法は、叙上のよ
うに構成されているので、高度延伸された結晶性ポリエ
チレンシートの有する高強度を何ら損なうことなく、極
めて低い圧力及び短時間で複数枚を融着一体化し、ガラ
ス繊維やその他の異種材料による補強をすることなく、
FRPや鋼板に匹敵する高強度の積層体を生産性高く製
造することができ、しかも、得られる積層体はポリエチ
レン単一樹脂からなるものであるので、高い耐蝕性を有
し、又、リサイクルも極めて容易なものである。
【0053】本発明の積層体の製造装置は、極めて簡単
な装置ですみ、且つ、極めて低い融着圧力、極めて短い
融着時間で、請求項1、2又は3記載の積層体の製造方
法によってガラス繊維やその他の異種材料による補強を
することなく、FRPや鋼板に匹敵する高強度の積層体
を製造することができ、しかも、連続的生産が可能であ
るので生産性も著しく高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 結晶性ポリエチレンシートの未延伸時(A)
と延伸時(B)における融解曲線の一例を示すチャート
である。
【図2】 請求項2記載の発明で用いられる結晶性ポリ
エチレンの分子量分布の一例を示すチャートである。
【図3】 図2に示された結晶性ポリエチレンから得ら
れた延伸された結晶性ポリエチレンシートの融解曲線を
示すチャートである。
【図4】 延伸された結晶性ポリエチレンシートに表面
粗面化処理を施した後、ポリエチレンシート同士を融着
一体化した際の融着界面のインターロックの概念図であ
る。
【図5】 請求項4記載の発明の積層体の製造装置の要
部を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1:供給部 11:アンロールスタンド A:延伸された結晶性ポリエチレンシート 2:積層部 3、31:熱板プレス 4:冷却部 5:引取部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 (72)発明者 中村 雅則 京都市南区上鳥羽上調子町2−2 積水化 学工業株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AK04A AK04B AK05A AK05B AK06A AK06B AK63A AK63B BA02 EC032 EH012 EJ172 EJ341 EJ37A EJ37B EJ422 EK06 JA07A JA07B JA11A JA11B JB02 JK01 JK06 YY00A YY00B 4F210 AA04A AA05 AA07 AD08 AG01 AR06 QA00 QC01 QG01 QG18 4F211 AA04A AA05 AA07 AD08 AG01 AR06 TA01 TC02 TD11 TN02 TQ04 TQ10 TQ11 TQ15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量平均分子量が10万〜50万の結晶
    性ポリエチレンを一方向に10倍以上に延伸して得られ
    る結晶化度50〜80%のポリエチレンシート同士を、
    該ポリエチレンシートの結晶融点を超えない温度で融着
    一体化することを特徴とする積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 重量平均分子量が10万〜50万であ
    り、分子量が10万未満の低分子量成分の含有比率が2
    0重量%以上である結晶性ポリエチレンを一方向に10
    倍以上に延伸して得られるポリエチレンシート同士を、
    該ポリエチレンシートの高温側の結晶融点を超えない温
    度で融着一体化することを特徴とする積層体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 重量平均分子量が10万〜50万の結晶
    性ポリエチレンが、高密度ポリエチレン及び/又は中密
    度ポリエチレン、低密度ポリエチレン及び/又は直鎖状
    低密度ポリエチレンの組成物からなるものである請求項
    1又は2記載の積層体の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の積層体の製造
    方法に用いられる製造装置であって、延伸されたポリエ
    チレンシートを供給する手段、ポリエチレンシート同士
    を積層する手段、積層されたポリエチレンシート同士を
    融着一体化するための熱板プレスもしくは引抜金型、冷
    却手段、融着一体化された積層体を引き取る手段及び熱
    板プレスから冷却手段にわたって移送されるポリエチレ
    ンシートに張力を負荷する手段を備えてなることを特徴
    とする積層体の製造装置。
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