JP2000052354A - 型固着締付方法及び装置 - Google Patents

型固着締付方法及び装置

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JP2000052354A
JP2000052354A JP11212198A JP21219899A JP2000052354A JP 2000052354 A JP2000052354 A JP 2000052354A JP 11212198 A JP11212198 A JP 11212198A JP 21219899 A JP21219899 A JP 21219899A JP 2000052354 A JP2000052354 A JP 2000052354A
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型締力又は型開力に起因する作動桿の長さの
変化に適応できる射出成形機の型固着締付方法及び装置
を得る。 【解決手段】 本発明は、それぞれ第1の型部(20)及び
第2の型部(22)が装着される固定プラテン(10)及び可動
プラテン(16)を備える。可動プラテン(16)は型開位置と
型締位置との間で往復移動され、型締位置にある可動プ
ラテン(16)に型締力が付加され、型締位置にある可動プ
ラテン(16)に型開力が付加される。可動プラテン(16)に
装着される第1の端部(26)を有する少なくとも1つの作
動桿(24)が設けられ、ねじフィーダ(46)は作動桿(24)に
操作可能に接続されたねじ部材(48)に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、締付行程駆動用の
ねじ部材及び流体圧締付ピストンに作動連結されかつ成
形型に締付力を供給する少なくとも1つの作動桿とを使
用する射出成形機の型固着締付方法及び装置に関する。
また、本発明では、作動桿に接続されかつ締付の撓みに
起因する寸法変化による駆動手段の破損を防止する自己
調整装置が設けられる。
【0002】
【従来の技術】プラテンを位置決めするタイバークラン
プユニットを使用して増強締付力を付加する射出成形機
は、数多くの従来技術に示されている。作動流体、加圧
空気及び多数のスイッチと組み合わせた電動機を使用す
る制御システムを含む制御装置ユニットを使用して、プ
ラテンの位置決めが行われると共に、型締及び型開を行
う増強締付力の付加及び除去とが制御される。特開昭6
1−261017号は、射出成形機用の締付制御機構を
開示する。この締付制御機構は、各タイバーの各締付シ
リンダによって移動する距離を検知することにより複数
の型間の平行なパーティングラインを維持すると共に複
数の型間の距離をほぼ等しい状態に維持することを目的
とする。従って、型内部の溶融樹脂の射出圧が不均等な
場合でも、複数の型間のパーティングラインを平行状態
に維持できる。
【0003】発明者スペック(Speck)他の米国特許第
4832884号は、樹脂射出成形機の型締力の測定方
法及び制御方法を開示する。即ち、所定数の操作サイク
ルに対する射出成形機の型締力が測定される。測定した
型締力から平均値を計算し、平均値が所定の公差内なら
ば、型締中に介入して型締力を制御する必要はない。し
かしながら、平均値が公差外でありかつ警報ユニットに
より制限される帯域内であれば、各操作サイクル後の型
閉鎖力の実測値が所定の公差内になるまで、型締中にサ
ーボモータの駆動を介入させて支持体を移動し、型の設
定高さを段階的に変化する制御介入を行う。この方法及
びシステムでは、第1の型部及び第2の型部に対し型締
力を発生するトグルジョイントシステムを有効に使用で
きる。この場合、測定する型締力が公差域内ならば、第
1の型部と第2の型部との間隔は前の型締力での間隔に
対し減少し増加しない。
【0004】発明者イナバ(Inaba)他の米国特許第4
966738号は、型締力調整方法を開示する。この型
締力調整方法では、型の複数の型部が相互に接触する型
接触位置を検出する。複数の型部に取り付けた熱電対に
より型温度が検出される。射出成形機の可動プラテンと
固定プラテンとが相互に接触する位置に基いて型の厚さ
が決定される。成形操作の開始後、型温度を検出し、型
温度、型厚さ及び型の熱膨張係数の変化に基づき、作動
サイクル中の先行サイクル及び現サイクルとの間で型厚
さの変化量が計算される。現サイクルの型接触位置は、
計算値に基づいて決定される。従って、現サイクルで型
が締め付けられると、可動プラテンは型接触位置から固
定プラテンに所定量だけ移動され、所定の型締力を発生
する。この方法では、測定及び調整は主に型位置によっ
て管理され、クランプユニットの位置によっては管理さ
れない。クランプユニットは、固定プラテンに対し可動
プラテンを押し付ける作用を発生する唯一の締付装置で
あるから、いずれのプラテンの内部も増強締付力を発生
するタイバークランプユニットが使用されない。
【0005】発明者クルマジ(Kurumaji)他の米国特許
第5147661号は、圧縮成形機の型整列装置を開示
する。型整列装置はベッド上に配置された型位置調節用
の複数のシリンダアクチュエータと、シリンダアクチュ
エータと作動連結されその行程を検出する位置検出装置
とを備えている。流体源から供給される圧力流体によっ
て、シリンダアクチュエータを制御すると共に、シリン
ダアクチュエータのピストンロッドのゼロ点に対してピ
ストンロッドの行程を制御する制御ユニットとが駆動さ
れる。上型を下型に隙間なく接触させて配置し、アクチ
ュエータのピストンロッドを延伸させてスライドブロッ
クの下面にピストンロッドを押圧することによってゼロ
点が決定される。圧縮成形操作中にピストンロッドの行
程を制御して下型に対し上型が厳密に平行に維持され
る。この装置は圧縮成形に関する。シリンダアクチュエ
ータは溶融可動プラテン内に配置されず、タイバーを締
め付けない。この装置の主目的は、アクチュエータによ
り上型支持面上に直接圧力を加えて、下型に対して上型
の平行状態を維持し上型と下型とを平行に保持すること
にある。
【0006】発明者ハヤカワ(Hayakawa)他の米国特許
第5338171号は、整列装置を有するダイ締付装置
を開示する。このダイ締付装置は、固定ダイを保持する
固定ダイプレートと、可動ダイを保持する可動ダイプレ
ートと、固定ダイプレートに対し可動ダイプレートを前
方又は後方へ移動させる流体圧シリンダと、可動ダイプ
レートに配置された締結装置によって締め付けるタイバ
ーとを備える。1又は2以上の整列装置が設けられ、可
動ダイ及び固定ダイとが第1の整列状態で接合される。
固定ダイ及び可動ダイを所定位置に配置したときに固定
ダイに対し可動ダイを第2の整列状態とする案内ピンを
成形装置に設けてもよい。固定ダイプレートの隅に設け
られた4つのダイ締付シリンダにより締結装置はタイバ
ーに締結した後に固定ダイ及び可動ダイに型締力を付加
する。この装置では、一方が可動プラテンに隣接し他方
が固定プラテンに隣接するタイバー締結装置(タイバー
ファスナー)及びクランプユニットはタイバー上に配置
され、機械の複雑性を増大する別個の装置である。
【0007】発明者ササキ(Sasaki)他の米国特許第5
370518号は、射出圧縮成形装置を開示する。この
射出圧縮成形装置は、射出装置及び圧縮成形装置を備
え、圧縮成形装置は固定ダイを保持する固定ダイプレー
トと、可動ダイを保持する可動ダイプレートと、固定ダ
イプレートに対し可動ダイプレートを急速に延伸させか
つ引き込む延伸引込手段と、可動ダイプレートが固定ダ
イプレートに接近する位置で可動ダイプレートをタイバ
ーに固定するロック装置とを有する。また、可動ダイプ
レートをタイバーに固定した後にダイを締結するダイ締
結手段が設けられる。固定ダイと可動ダイとの間の型キ
ャビティに溶融樹脂材料を供給する射出装置は、固定ダ
イ及び可動ダイが所定の間隔で相互に離間されたときに
型キャビティへの溶融樹脂材料の供給を開始する。所定
量の溶融樹脂材料を型キャビティに供給した後、可動ダ
イが固定ダイへ移動する間に、樹脂材料が圧縮されかつ
成形品が除去される。この装置は、可動ダイプレート内
に設けられかつタイバー上にこの装置を固定する固定装
置を備えている。しかしながら、タイバー上に配置され
かつ締結装置(ファスナー)から分離された個別のダイ
締結シリンダによって締付力が供給されるので、この固
定装置は、複数のプラテン間に型締力を付与してタイバ
ーに締結する結合手段を含まない。
【0008】発明者シャード(Schad)他の米国特許第
5133655号は射出成形機の締付機構を示し、この
締付機構では、可動プラテンに装着された4つの作動桿
が、締付力ピストンとして機能する流体駆動シリンダに
よって別個に把持される。この構造は効果的であるが、
作動桿上に十分な把持力を達成するシリンダ壁の撓み量
が小さいので、作動桿とシリンダの内径との間で非常に
厳密な公差を維持する必要がある。従って、この締付装
置の製造はコスト高となり、作動桿とシリンダの内径と
の間に小さい間隙を維持するため操作上高価な保守作業
が必要となる。
【0009】発明者グレゼナー(Glaesener)の米国特
許第5620723号、第5624695号及び第56
45875号は、例えば2つのプラテン射出成形機クラ
ンプのタイバーを係合する新規なロックナット装置を示
す。ロックナット装置は、タイバー上に作用する締付力
ピストンとして機能し、複数のプラテン間に設けられた
型を締め付ける。
【0010】ねじドライブ締付行程及び流体圧締付の組
合せは、発明者ルージュメン(Rougement)の米国特許
第3191235号、特開平2−252518号及び発
明者ミーゼ(Miese)他のヨーロッパ特許第05082
77号に示されている。米国特許第3191235号及
びヨーロッパ特許第0508277号では、単一の締付
ピストンは可動プラテンによりシリンダの内側で支持さ
れる。締付ピストンのロッドは単一の作動桿に直接的に
接続され、単一の作動桿はその長さの大部分にナットが
係合するねじが形成され、作動桿又はナットのいずれか
が回転することにより作動桿、締付ピストン及び可動プ
ラテンが移動可能となる。ねじ駆動装置が型を閉鎖する
と、高圧の作動油が締付ピストンの非ロッド側に供給さ
れ、型に対して可動プラテンを押しつけて締付圧力を発
生させる。
【0011】特開平2−252518号は、型に対し締
付力を発生する種々の手段と協働する類似の型閉鎖用の
ねじ付き作動桿を示す。特開平2−252518号の第
1図〜第3図には、ロッド運動阻止法に関する発明が開
示されている。中央作動桿は可動プラテンに装着され、
その結果、可動プラテンはねじ付き作動桿と係合するナ
ットによって移動され行程運動を発生する。可動プラテ
ンが型締位置に移動すると(特開平2−252518号
の第1図及び第2図)、シャッタは、ロッドの端部とス
リーブとの間でシリンダによって移動され、ロッドの運
動を阻止する。スリーブは、締付ブロックに支持される
閉鎖高さ調整ナットにねじ連結される。調整ナットを回
転すると、シャッタと係合するスリーブの端部はブロッ
クに対し移動可能となり、これにより閉鎖した一組のプ
ラテンの間の距離を調整し、異なる閉鎖高さを有する型
を準備できる。締付ブロックに装着される流体圧シリン
ダによってタイバーの端部上に作用する締付力が発生す
る。
【0012】発明者アオキ(Aoki)の米国特許第464
5443号は、単一の作動桿により作用する流体圧シリ
ンダによって動作する行程及び締付機能の両方を有する
流体圧クランプ装置を示す。作動桿端部と可動プラテン
とのねじ連結を用いて閉鎖高さが調整される。従って、
締付力は、ねじ連結を通る作動桿を介して可動プラテン
へ伝達される。
【0013】国際出願第PCT/US97/19507
号(国際公開第WO98/19850号、1998年5
月14日公開)は、可動プラテンに締付力を付加する締
付力付加手段を示す。可動プラテンには少なくとも1つ
の作動桿が装着される。可動プラテンから離間した作動
桿の端部上には周方向に離間した複数の歯が形成され、
締付ピストン及び締付ピストンを係合するロック手段が
歯と係脱して動作可能に設けられる。
【0014】作動桿上で作用する締付ピストンによって
発生する型締力又は型開力に起因する作動桿の長さの変
化に適応する手段を備えることが、きわめて望ましい。
これは、前記PCT出願に記載のように、作動桿が型締
力及び逆の型開力を可動プラテンに伝達する場合に特に
重要である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、高速で動作しかつエネルギ効率の良い射出成形
機の型固着締付方法及び装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、製造コストが低く、保守の手間が少
なくかつ信頼性の高い改良された射出成形機の型固着締
付方法及び装置を提供することにある。本発明の更に他
の目的は、従来の構造よりも占有床面積が小さい改良さ
れた射出成形機の型固着締付方法及び装置を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、ピストン上で作用する
締付ピストンにより発生する型締力又は型開力に起因す
る作動桿の長さの変化に適応できる改良された射出成形
機の型固着締付方法及び装置を提供することにある。本
発明の更なる目的及び利点は、以下の説明より明らかと
なろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記の
目的及び利点が容易に達成できることが判明した。本発
明の型固着締付装置は、第1の型部(20)が装着された固
定プラテン(10)と、第2の型部(22)が装着された可動プ
ラテン(16)と、型開位置と型締位置との間で可動プラテ
ン(16)を往復移動させる往復移動手段(24, 46, 48, 50,
54, 56, 58, 60, 62)と、型締位置にある可動プラテン
(16)に型締力を付加する型締力付加手段(型締付シリン
ダ)(14, 30, 38, 40, 42)と、型締位置にある可動プラ
テン(16)に型開力を付加する型開力付加手段(型分離シ
リンダ)(14, 30, 38, 40, 44)とを備え、往復移動手段
(24, 46, 48, 50, 54, 56, 58, 60, 62)は、可動プラテ
ン(16)に装着された第1の端部(26)及び可動プラテン(1
6)から離間する第2の端部(28)を有する少なくとも1つ
の作動桿(24)を備え、更に往復移動手段(30)はねじ部材
(48)に操作可能に係合するねじフィーダ(46)を備え、ね
じ部材(48)は少なくとも1つの作動桿(24)に操作可能に
接続し、ねじ部材(48)は、作動桿(24)及びねじフィーダ
(46)に係合し、過度の応力を誘発せずに作動桿(24)に対
するねじフィーダ(46)の位置を変更できる。複数のタイ
バー(12)に沿って可動プラテン(16)を移動できることが
望ましい。また、好ましくは作動桿(24)は、ねじフィー
ダ(46)及びねじ部材(48)の少なくとも一部を配置できる
内側通路(52)を備えている。好適な実施の形態では、ね
じ部材(48)は、回転不能で軸方向移動可能に作動桿(24)
内に取り付けられ、ねじフィーダ(46)は作動桿(24)に対
し軸方向に移動可能に作動連結される。
【0017】また、本発明の型固着締付方法は、第1の
型部(20)が装着された固定プラテン(10)及び第2の型部
(22)が装着された可動プラテン(16)を準備する過程と、
可動プラテン(16)を型開位置と型締位置との間で往復移
動させる過程と、型締位置にある可動プラテン(16)に型
締力を付加し、型締位置にある可動プラテン(16)に型開
力を付加する過程とを含み、往復移動させる過程は、少
なくとも1つの作動桿(24)の第1の端部(26)を可動プラ
テン(16)に装着すると共に、少なくとも1つの作動桿(2
4)の第2の端部(28)を可動プラテン(16)から離間させる
過程と、ねじ部材(48)及び少なくとも1つの作動桿(24)
を操作可能に係合する過程と、ねじフィーダ(46)をねじ
部材(48)に操作可能に係合させる過程とを含み、過度の
応力を誘発せずに作動桿(24)に対するねじフィーダ(46)
の位置を変更できる。本発明の更なる特徴及び利点は、
以下の説明より明らかとなろう。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による型固着締付方
法及び装置の実施の形態を図1及び図2について説明す
る。
【0019】図1に示すように、固定プラテン(10)は複
数のタイバー(12)によって締付ブロック(14)に連結され
る。可動プラテン(16)はベース上又はタイバー(12)上を
滑動し、型(18)を開放又は閉鎖する(図1は型開位置を
示す)。型(18)は、固定プラテン(10)に装着された第1
の型部(20)と、可動プラテン(16)に装着された第2の型
部(22)とを含む。簡便のため図1では1つの型のみを示
すが、複数の型を設けることも勿論可能である。タイバ
ー(12)は固定プラテン(10)と締付ブロック(14)とを連結
し、タイバー(12)に沿って自由に滑動する可動プラテン
(16)を支持する。一般に、タイバーは4又は5以上使用
するが、図1ではタイバー(12)を2つだけ示す。可動プ
ラテン(16)は、以下説明する手段により、図1に示す型
開位置から型締位置に移動される。
【0020】作動桿(24)は、可動プラテン(16)の背面
側、即ち型(18)と反対側の位置で可動プラテン(16)に固
定される。作動桿(24)を少なくとも1つ設けるが、2又
は3以上の作動桿を使用することも勿論可能である。作
動桿(24)は、可動プラテン(16)に装着される第1の端部
(26)と、可動プラテン(16)から離間して配置される第2
の端部(28)とを備える。作動桿(24)の第2の端部(28)は
環状の締付ピストン(30)を通過し、締付ピストン(30)は
締付ブロック(14)の型締付シリンダ(型締力付加手段)
(42)に収容される。締付ピストン(30)は、作動桿(24)の
中心軸上でシリンダ(38)又はサーボ駆動手段(40)に回転
可能に支持され、作動桿(24)に形成された作動桿歯(36)
と対応して係合する締付ピストン歯(34)を有する。図1
に示すように、作動桿歯(36)は作動桿(24)の外周面から
突出して周方向に一定の長さだけ形成され、作動桿歯(3
6)に隣接して作動桿歯(36)が形成されない作動桿(24)の
外周面と同一レベルの溝(24b)が形成される。従って、
シリンダ(38)又はサーボ駆動手段(40)により作動桿(24)
上で締付ピストン(30)が一方向に回転されると、締付ピ
ストン歯(34)は作動桿(24)の外周面上で周方向に回転し
て作動桿歯(36)に係合するが、締付ピストン(30)が逆方
向に回転されると、締付ピストン歯(34)は作動桿(24)の
外周面上で周方向に逆に回転して、溝(24b)に配置さ
れ、作動桿歯(36)との係合が解除される。
【0021】従って、本発明では、周方向に離間した作
動桿歯(36)を有する少なくとも1つの作動桿(24)と、作
動桿(24)の作動桿歯(36)の間で周方向に離間した少なく
とも1つの軸方向溝(24b)とを備えるクランプユニット
(31)を用いる。作動桿(24)の回転により、作動桿歯(36)
がクランプピストン(30)上の対応する締付ピストン歯(3
4)と係脱される。この型式のクランプユニットは、国際
出願第PCT/US97/19507号に記載されてい
る。クランプユニット(31)は、締付ブロック(14)と、作
動桿(24)に設けられた作動桿歯(36)と、クランプピスト
ン(30)に設けられた締付ピストン歯(34)と、型締付シリ
ンダ(42)と、型分離シリンダ(44)と、サーボ駆動手段(4
0)又はシリンダ(38)によって構成される。図1に示すサ
ーボ駆動手段(40)、図2に示すシリンダ(38)等、あらゆ
る適宜的手段により締付ピストン(30)を回転することが
できる。締付ピストン(30)の回転により、作動桿歯(36)
に対し締付ピストン歯(34)を係脱する。別法又は追加と
して、作動桿歯(36)の間で周方向に離間する少なくとも
1つの軸方向溝を設け、作動桿(24)を回転して締付ピス
トン歯(34)と作動桿歯(36)とを係脱させてもよい。
【0022】図2に示すように、締付ピストン歯(34)と
作動桿歯(36)とが係合すると、型締付シリンダ(42)中の
作動流体として油圧が締付ピストン(30)に作用したと
き、作動桿(24)は可動プラテン(16)の型(18)に対し型閉
鎖力又は型締力を伝達する。型締付シリンダ(42)の反対
側で締付ピストン(30)に設けられた「型開」側の型分離
シリンダ(型開力付加手段)(44)に油圧が作用すると、
作動桿(24)を通して可動プラテン(16)の型(18)に型開力
が伝達される。このように、互いに係合する締付ピスト
ン(30)の締付ピストン歯(34)及び作動桿(24)の作動桿歯
(36)を介して反対の型締力及び型開力が作用する。
【0023】シリンダ(38)又はサーボ駆動手段(40)が付
勢されると、締付ピストン(30)が回転し、締付ピストン
歯(34)が対応する作動桿歯(36)から離脱し、係合が解除
される。締付ピストン歯(34)の離脱により、作動桿(24)
及び可動プラテン(16)は締付ピストン(30)及び締付ブロ
ック(14)に対し軸方向に自由に移動できる。ねじフィー
ダ(46)と係合するねじ部材としてのナット(48)とを回転
することによって作動桿(24)及び可動プラテン(16)は軸
方向に移動し、ナット(48)は、作動桿(24)の内側通路(5
2)内で作動桿(24)に固定されたキー(50)はナット(48)の
外周面に軸方向に形成されたキー溝(49)に嵌合される。
従って、ナット(48)は回転不能であるが軸方向に移動可
能にスプライン連結される。必要に応じてギアボックス
又はベルトを介して駆動手段(サーボモータ)(54)を含
むあらゆる適宜的回転駆動手段によってねじフィーダ(4
6)を直接回転できる。ねじフィーダ(46)が回転すると、
作動桿(24)及び可動プラテン(16)が移動する。駆動手段
(54)を逆方向に回転させると、作動桿(24)及び可動プラ
テン(16)は反対方向に移動する。従って、駆動手段(54)
を用いて型(18)を開放又は閉鎖できる。
【0024】しかしながら、ねじフィーダ(46)と作動桿
(24)との相対的な直線上の位置関係を調整する何らかの
手段が存在しないと、型締付方向又は型分離方向のいず
れかに締付ピストン(30)が作動する間に、ねじフィーダ
(46)とナット(48)とのねじ係合にて結合力が発生し、長
時間の使用により深刻な摩耗及び固着又は焼付が生じる
場合がある。このように、作動桿(24)に作用する締付力
又は締付開放力を発生させる駆動手段(54)には問題があ
るが、本発明はこの問題を解決することができる。
【0025】本発明では、キー(50)は、ナット(48)の外
周面に軸方向に形成されたキー溝(49)に嵌合されナット
(48)は回転不能であるが軸方向に移動可能にスプライン
連結される。ナット(48)はねじフィーダ(46)及び作動桿
(24)に対し軸方向に移動可能となり、その結果、過度の
応力を誘発せずに作動桿(24)に対するねじフィーダ(46)
の位置を変更できる。ナット(48)の移動ストローク(行
程)を制限するストッパとしてのロックリング(60, 62)
が作動桿(24)の内側通路(52)内に固定される。ナット(4
8)は、ナット(48)の移動ストロークを制限するロックリ
ング(60, 62)の近傍にそれぞれ配置された2つのカラー
(56, 58)の間に配置される。カラー(56,58)の端面は各
ばね(64, 66)によりロックリング(60, 62)に向かって押
圧され、ナット(48)はロックリング(60, 62)間の中央に
付勢される。即ち、ばね(64, 66)は、ロックリング(60,
62)に対してカラー(56, 58)を押圧する。ばね(66)は端
部壁(68)とカラー(58)との間に配置され、ばね(64)は停
止板(70)とカラー(56)との間に配置される。停止板(70)
はねじ(72)によって作動桿(24)の端部に固定される。
【0026】圧縮用のばね(64, 66)は、前記の動作中に
ナット(48)と作動桿(24)との相対運動を制限するため、
型開放力又は型閉鎖力よりも大きい力を発生する程度の
強さに選択される。他の締付力の等級は、種々のばねの
等級に対応して定められる。ばね(64, 66)は、ナット(4
8)の両端部に対する押圧力を維持する一方、ねじフィー
ダ(46)に対する作動桿(24)の移動を可能とし、ロックリ
ング(60, 62)により許容される移動ストローク内の中央
にナット(48)の位置を確実に保持する。従って、ナット
(48)に加えられる駆動力によりばね(64, 66)を介して可
動プラテン(16)を移動させることができる。カラー(56,
58)及びばね(64, 66)はねじ部材(48)を中央に配置する
中央復帰手段を構成する。
【0027】クランプユニット(31)がより小さいサイズ
の場合に、ねじフィーダ(ねじドライブ)(46)の行程運
動を利用して、型開力を供給して型締力を開放する構造
を選択することができる。この形態では、ばね(64)を省
略して、型開操作中に停止板(70)に対しカラー(56)を直
接接触させて駆動力を伝達することができる。キー(5
0)、ナット(48)、カラー(56, 58)、ロックリング(60, 6
2)及びばね(64, 66)は自己調整装置(51)を構成する。
【0028】作動の際に、可動プラテン(16)が型開位置
にあるとき、駆動手段(サーボモータ)(54)の駆動によ
りねじフィーダ(46)を回転し、ねじフィーダ(46)に係合
するナット(48)を移動して、固定プラテン(10)と可動プ
ラテン(16)とを閉鎖する。次に、シリンダ(38)を作動し
て締付ピストン(30)を回転して、締付ピストン歯(34)を
作動桿歯(36)に係合させる。その後、作動油圧が型締付
シリンダ(42)中に作用して締付ピストン(30)及び作動桿
(24)を固定プラテン(10)に向かって移動し、型(18)が型
締めされる。型(18)のキャビティ内に流動化した樹脂を
圧入し、樹脂が冷却した後、型分離シリンダ(44)内に作
動油圧を供給して、締付ピストン(30)及び作動桿(24)を
固定プラテン(10)から離間して型(18)を僅かに開放させ
る。この時点では、締付ピストン歯(34)及び作動桿歯(3
6)は依然として係合状態である。次に、シリンダ(38)に
よって、締付ピストン(30)を回転させて締付ピストン歯
(34)と作動桿歯(36)との係合を解除する。その後、ねじ
フィーダ(ねじドライブ)(46)は反対方向に回転して型
(18)を完全に開放する。
【0029】本発明は、この明細書で説明しかつ図示し
た実施の形態に限定されない。前記の実施の形態は本発
明を実施する最良の形態を示すに過ぎず、形状、サイ
ズ、部品配列及び操作の詳細等について変更の余地があ
ることを理解されたい。むしろ、本発明は、特許請求の
範囲により規定される本発明の精神及び範囲内にある全
ての変更を包含する。
【0030】本発明の実施の形態では下記の作用効果が
得られる。 [1] 締付の撓みに起因する寸法変化が作動桿(24)又は
ねじフィーダ(46)に発生しても、型締力付加手段(14, 3
0, 38, 40, 42)により型締位置にある可動プラテン(16)
に十分な型締力を付加することができる。 [2] 型開力付加手段(14, 30, 38, 40, 44)により型締
位置にある可動プラテン(16)に型開力を付加して確実に
型開きすることができる。 [3] 回転不能にかつ軸方向移動可能に作動桿(24)内に
ねじ部材(48)を取り付けたので、ねじフィーダ(46)とナ
ット(48)との間に深刻な摩耗及び固着又は焼付が生じな
い。 [4] ねじフィーダ(46)及び作動桿(24)に対しナット(4
8)が軸方向に移動可能なため、過度の応力を誘発せずに
作動桿(24)に対するねじフィーダ(46)の位置を変更でき
る。 [5] 締付の撓みに起因する寸法変化による作動桿(24)
及びねじフィーダ(46)の破損を自己調整装置(51)により
防止することができる。
【0031】
【発明の効果】前記の通り、本発明による射出成形機の
型固着締付方法及び装置では下記の効果が得られる。 [1] 型固着締付装置の製造コストが低く、保守の手間
が少ない。 [2] 信頼性の高い改良された型固着締付装置が得られ
る。 [3] 型固着締付装置は高速で動作しかつエネルギ効率
が良い。 [4] 型固着締付装置は従来の構造よりも占有床面積が
小さい。 [5] 型締力又は型開力に起因する作動桿の長さの変化
に対応して十分な型締力又は型開力を付与することがで
きる。 [6] 過度の応力を誘発せずに作動桿に対するねじフィ
ーダの位置を変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の型固着締付装置を示す部分断面図
【図2】 型固着締付装置の詳細を示す部分拡大断面図
【符号の説明】
(10)・・固定プラテン、 (12)・・タイバー、 (14)・
・締付ブロック、 (16)・・可動プラテン、 (18)・・
型、 (20)・・第1の型部、 (22)・・第2の型部、
(24)・・作動桿、 (26)・・第1の端部、 (28)・・第
2の端部、 (30)・・往復移動手段(締付ピストン)、
(34)・・締付ピストン歯、 (36)・・作動桿歯、 (3
8)・・シリンダ、 (40)・・サーボ駆動手段、 (42)・
・型締付シリンダ(型締力付加手段)、 (44)・・型分
離シリンダ(型開力付加手段)、(46)・・ねじフィー
ダ、 (48)・・ナット(ねじ部材)、 (50)・・スプラ
イン手段、 (52)・・内側通路、 (54)・・駆動手段
(サーボモータ)、 (56, 58)・・カラー、 (60, 62)
・・ロックリング(ストッパ)、 (64, 66)・・ばね、
(68)・・端部壁、 (70)・・停止板、 (72)・・ね
じ、

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の型部(20)が装着された固定プラテ
    ン(10)及び第2の型部(22)が装着された可動プラテン(1
    6)を成形機に準備する過程と、 固定プラテン(10)に対し型開位置と型締位置との間で可
    動プラテン(16)を往復移動させる過程と、 型締位置にある可動プラテン(16)に型締力を加え、型締
    位置にある可動プラテン(16)に型開力を加える過程とを
    含み、 往復移動させる過程は、少なくとも1つの作動桿(24)の
    第1の端部(26)を可動プラテン(16)に装着すると共に、
    少なくとも1つの作動桿(24)の第2の端部(28)を可動プ
    ラテン(16)から離間して配置する過程と、ねじ部材(48)
    と少なくとも1つの作動桿(24)とを操作可能に係合させ
    る過程と、ねじフィーダ(46)をねじ部材(48)に操作可能
    に係合させる過程とを含み、過度の応力を誘発せずに作
    動桿(24)に対するねじフィーダ(46)の位置を変更できる
    ことを特徴とする型固着締付方法。
  2. 【請求項2】 可動プラテン(16)を複数のタイバー(12)
    に沿って移動させる過程を含む請求項1に記載の型固着
    締付方法。
  3. 【請求項3】 ねじフィーダ(46)及びねじ部材(48)の少
    なくとも一部を少なくとも1つの作動桿(24)の内側通路
    (52)内に配置する過程を含む請求項1に記載の型固着締
    付方法。
  4. 【請求項4】 回転不能で軸方向に移動可能にねじ部材
    (48)を作動桿(24)内に取り付ける過程を含む請求項1に
    記載の型固着締付方法。
  5. 【請求項5】 ねじフィーダ(46)及び作動桿(24)に対し
    軸方向に移動可能にねじ部材(48)をねじフィーダ(46)に
    作動連結する過程を含む請求項1に記載の型固着締付方
    法。
  6. 【請求項6】 締付ピストン(30)に形成された締付ピス
    トン歯(34)を作動桿(24)に形成された対応する作動桿歯
    (36)と係合させる過程を含む請求項1に記載の型固着締
    付方法。
  7. 【請求項7】 ねじフィーダ(46)を回転させて可動プラ
    テン(16)を往復移動させる過程を含む請求項5に記載の
    型固着締付方法。
  8. 【請求項8】 ストッパ(60, 62)によりねじ部材(48)の
    移動ストロークを制限する過程を含む請求項1に記載の
    型固着締付方法。
  9. 【請求項9】 一対のストッパ(60, 62)の中央にねじ部
    材(48)を付勢する過程を含む請求項8に記載の型固着締
    付方法。
  10. 【請求項10】 第1の型部(20)が装着された成形機用
    の固定プラテン(10)と、 第2の型部(22)が装着された成形機用の可動プラテン(1
    6)と、 固定プラテン(10)に対し型開位置と型締位置との間で可
    動プラテン(16)を往復移動させる往復移動手段(24, 46,
    48, 50, 54, 56, 58, 60, 62)と、 型締位置にある可動プラテン(16)に型締力を付加する型
    締力付加手段(14, 30,38, 40, 42)と、型締位置にある
    可動プラテン(16)に型開力を付加する型開力付加手段(1
    4, 30, 38, 40, 44)とを備え、 往復移動手段(24, 46, 48, 50, 54, 56, 58, 60, 62)
    は、可動プラテン(16)に装着された第1の端部(26)及び
    可動プラテン(16)から離間する第2の端部(28)を有する
    少なくとも1つの作動桿(24)と、少なくとも1つの作動
    桿(24)に操作可能に取り付けられたねじ部材(48)と、ね
    じ部材(48)に操作可能に係合されたねじフィーダ(46)を
    備え、 ねじ部材(48)により過度の応力を誘発せずに作動桿(24)
    に対するねじフィーダ(46)の位置を変更できることを特
    徴とする型固着締付装置。
  11. 【請求項11】 可動プラテン(16)は複数のタイバー(1
    2)に沿って移動する請求項10に記載の型固着締付装
    置。
  12. 【請求項12】 作動桿(24)は、ねじフィーダ(46)及び
    ねじ部材(48)の少なくとも一部が配置される内側通路(5
    2)を備えた請求項10に記載の型固着締付装置。
  13. 【請求項13】 ねじ部材(48)は回転不能にかつ軸方向
    移動可能に作動桿(24)内に取り付けられる請求項10に
    記載の型固着締付装置。
  14. 【請求項14】 ねじ部材(48)はねじフィーダ(46)及び
    作動桿(24)に対し軸方向に移動できる請求項10に記載
    の型固着締付装置。
  15. 【請求項15】 作動桿(24)に形成された対応する作動
    桿歯(36)と係脱自在に係合する締付ピストン歯(34)を有
    する締付ピストン(30)を備えた請求項10に記載の型固
    着締付装置。
  16. 【請求項16】 ねじフィーダ(46)の回転により可動プ
    ラテン(16)が往復移動する請求項12に記載の型固着締
    付装置。
  17. 【請求項17】 軸方向に移動可能なねじ部材(48)の移
    動ストロークを制限するストッパ(60, 62)を備える請求
    項10に記載の型固着締付装置。
  18. 【請求項18】 ねじ部材(48)を一対のストッパ(60, 6
    2)の中央に配置する中央復帰手段(56, 58, 64, 66)を含
    む請求項17に記載の型固着締付装置。
  19. 【請求項19】 中央復帰手段(56, 58, 64, 66)は、ね
    じ部材(48)の対向端部に当接する複数のカラー(56, 58)
    と、各カラー(56, 58)をストッパ(60, 62)に対して押圧
    するばね(64, 66)とを備えた請求項18に記載の型固着
    締付装置。
  20. 【請求項20】 ばね(64, 66)の少なくとも1つは、型
    閉鎖力又は型開放力よりも大きい力を発生する請求項1
    9に記載の型固着締付装置。
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