JP2000052335A - 非互着性ペレット及びその製造方法 - Google Patents

非互着性ペレット及びその製造方法

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JP2000052335A
JP2000052335A JP22576798A JP22576798A JP2000052335A JP 2000052335 A JP2000052335 A JP 2000052335A JP 22576798 A JP22576798 A JP 22576798A JP 22576798 A JP22576798 A JP 22576798A JP 2000052335 A JP2000052335 A JP 2000052335A
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rubber
pellet
cohesive
adhesive
pellets
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Tsuyoshi Moriguchi
剛志 森口
Toshiyuki Kuwabara
稔之 桑原
Makoto Toida
誠 戸井田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 50℃程度の高温下で荷重が負荷される場合
でも優れた非互着性を有する互着性ゴムを主成分とする
ペレット及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 (A)互着性ゴム及び(B)熱可塑性樹
脂を含有する樹脂組成物からなるペレットの表面を
(C)互着防止剤で被覆して得られる非互着性ペレット
であって、かつ下記式で定義される互着指数Pが50%
以上であることを特徴とする非互着性ペレット及びその
製造方法。 P(%)=t/T×100 T:ペレットの塊の全重量(g) t:ペレットの塊に周波数50Hz、振幅0.15mm
の振動を5分間与えた時の崩れたペレットの重量(g)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互着性ゴムを主成
分とする非互着性ペレット及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に原料ゴムは比較的大きな塊状で供
給されているが、使用に際しては計量のため切断が必要
であり、原料ゴムが比較的大きな塊状の場合、原料ゴム
の自動計量、加工機への自動供給が不可能となってい
る。原料ゴムをペレット状とすれば計量、供給ともには
るかに取り扱いが容易である。しかしながら、このよう
な要求にもかかわらず、原料ゴムは一部の特殊な例(樹
脂改質用途に用いられるエチレン−プロピレン共重合体
ゴム)を除き、依然として25kg程度のベール状で供
給されているのが現状である。その理由は、原料ゴムは
常温での互着性が高く、一旦ペレット化しても貯蔵中あ
るいは輸送中にペレット相互が互着してブロック化する
ためである。
【0003】そこで、この対策として、特開昭60−7
1651号公報には、ベール状のゴムをペレット化した
後、ポリエチレン粉末を添加する方法が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、ペレットを袋詰めにし、その袋を積み重ねて保
管する場合に於いて、常温下ではゴムペレットの互着は
防止できるものの、夏など高温下では、ペレットが変形
し易くなるために接触面積が増加し、ゴムペレットの互
着が起こることがある。また、ペレットを押出機に投入
して使用する場合にも、ホッパー部の温度が約50℃程
度になっていると、ゴムペレットの互着が生じ、安定的
にフィードできないことがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、50℃
程度の高温下で荷重が負荷される場合でも優れた非互着
性を有する互着性ゴムを主成分とするペレット及びその
製造方法を提供することにある。
【0006】そこで、本発明者らは上記課題について鋭
意検討した結果、(A)互着性ゴム及び(B)熱可塑性
樹脂を含有する樹脂組成物からなるペレットの表面を、
(C)互着防止剤で覆い、かつ互着指数Pが特定値以上
のペレットが本発明の目的を達成することを見出し、本
発明を完成させた。
【0007】すなわち、本発明は、(A)互着性ゴム及
び(B)熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物からなるペ
レットの表面を(C)互着防止剤で被覆して得られる非
互着性ペレットであって、かつ下記式で定義される互着
指数Pが50%以上であることを特徴とする非互着性ペ
レットである。 P(%)=t/T×100 T:ペレットの塊の全重量(g) t:ペレットの塊に周波数50Hz、振幅0.15mm
の振動を5分間与えた時の崩れたペレットの重量(g) また、本発明は、(A)互着性ゴム及び(B)熱可塑性
樹脂を溶融混練してペレット化し、そのペレットの表面
に(C)互着防止剤をまぶすことを特徴とする上記非互
着性ペレットの製造方法である。以下、本発明を詳細に
説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いる(A)互着性ゴム
とは、互着性、即ち、ゴムをペレット状にした場合、ペ
レット同士が付着し、ペレットが凝集した塊状となり、
かつその塊が容易に崩れない性質を有するゴムをいう。
互着性ゴムとしては、例えばエチレン−α−オレフィン
系共重合体ゴムが挙げられる。エチレン−α−オレフィ
ン系共重合体ゴムとは、互着性を有するエチレン単位−
炭素数3以上のα−オレフィン単位からなる2元共重合
体ゴムや、これに第3成分として非共役ジエン単位を加
えた3元共重合体ゴムをいう。
【0009】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
におけるα−オレフィン単位としては、例えばプロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、2−メチル−1−ペン
テン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−
オクタデセンなどの炭素数3〜20のα−オレフィンが
挙げられ、中でもプロピレン及び1−ブテンの炭素数3
及び4のα−オレフィンが好ましい。また、エチレン−
α−オレフィン系共重合体ゴムにおける非共役ジエン単
位としては、例えば5−メチリデン−2−ノルボルネ
ン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−プロペニ
ル−2−ノルボルネン、5−ビニル−ノルボルネン、5
−メタクリル−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、1,5−シクロオクタジエ
ンなどが挙げられ、中でも5−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、ジシクロペンタジエン及び1,4−ヘキサジエ
ンが好ましい。
【0010】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
としては、例えばエチレン−プロピレン共重合体ゴム、
エチレン−1−ブテン共重合体ゴム、エチレン−ブタジ
エン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−5−メチリ
デン−2−ノルボルネン共重合体ゴム、エチレン−プロ
ピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴ
ム等が挙げられ、好ましくはエチレン−プロピレン共重
合体ゴム、エチレン−1−ブテン共重合体ゴム、エチレ
ン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共
重合体ゴムである。
【0011】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
以外の互着性ゴムとしては、例えばスチレンブタジエン
ゴム、SBSゴム、水添SBSゴム、液状重合スチレン
−ブタジエンゴムなどのスチレン系ゴム、ポリイソブチ
レンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴ
ム、アルフィンゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴム、ビニ
ルピリジンゴム、シリコンゴム、ブタジエン−メチルメ
タクリレ−トゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、エピ
クロルヒドリンゴム、クロロブチルゴム、ブロモブチル
ゴムなどが挙げられる。
【0012】また、上記(A)互着性ゴム中には、プロ
セスオイル等の軟化剤を含んでいてもよい。更に、これ
らを互いに混合することや、無水マレイン酸、ハロゲン
化合物、ビニル化合物、アクリル化合物で変性してもよ
い。
【0013】これらの(A)互着性ゴムの中でも、エチ
レン単位、炭素数3以上のα−オレフィン単位又はこれ
に非共役ジエン単位からなるエチレン−α−オレフィン
系共重合体ゴムが好ましい。
【0014】また、エチレン−α−オレフィン共重合体
ゴムまたはエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共
重合体ゴムにおいて、エチレン単位の含有量は35〜9
0モル%、好ましくは45〜85モル%、α−オレフィ
ン単位の含有量は60〜5モル%、好ましくは50〜1
0モル%、非共役ジエン単位の含有量は0〜10モル
%、好ましくは0〜5モル%である。
【0015】本発明で用いる(B)熱可塑性樹脂は、
(A)互着性ゴムと溶融混練できるものであれば特に限
定されるものではないが、これらの中でも、エチレン単
独重合体、プロピレン単独重合体に代表されるα−オレ
フィン単独重合体、エチレン−1−ブテン共重合体に代
表されるエチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレ
ン−エチレン共重合体に代表されるプロピレン−α−オ
レフィン共重合体などのオレフィン系樹脂が好ましい。
中でも、プロピレン単独重合体やプロピレン−エチレン
ランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重
合体に代表されるプロピレン−α−オレフィン共重合体
などのプロピレン系樹脂がより好ましい。上記エチレン
−α−オレフィン共重合体におけるα−オレフィンとし
ては、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−オ
クタデセンなどの炭素数3〜20のα−オレフィンが挙
げられる。上記プロピレン−α−オレフィン共重合体に
おけるα−オレフィンとしては、エチレン、もしくは、
1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテ
ン、1−デセン、1−オクタデセンなどの炭素数4〜2
0のα−オレフィンが挙げられる。
【0016】(A)互着性ゴムと(B)熱可塑性樹脂の
混合比率は、特に限定されるものではなく、本発明にお
ける非互着性ペレットの用途に応じて選択することがで
きる。混合比率は、例えば(A)互着性ゴム60〜95
重量%、(B)熱可塑性樹脂40〜5重量%である。
【0017】本発明で用いる(C)互着防止剤として
は、例えばタルク、炭酸カルシウム、シリカ等の無機系
の粉末、エチレン系樹脂粉末、プロピレン系樹脂粉末等
のオレフィン系樹脂粉末が挙げられる。これらの中で
も、互着防止剤が加えられたことによる物性低下等の懸
念がないオレフィン系樹脂粉末が好ましく、中でもエチ
レン系樹脂粉末がより好ましい。
【0018】本発明の非互着性ペレットは、(A)互着
性ゴム及び(B)熱可塑性樹脂を溶融混練してペレット
化し、そのペレットの表面に(C)互着防止剤をまぶ
し、互着指数Pが50%以上の非互着性ペレットとす
る。ペレット表面に(C)互着防止剤をまぶす手段とし
ては、例えばブレンダー等が挙げられ、ブレンダー中に
ペレットと(C)互着防止剤とを投入し、両者を混合す
ればよい。この時、(C)互着防止剤の添加量は、ペレ
ットのサイズ及び形状に応じて、必要量添加すればよ
い。例えば、ペレット100重量部に対して、(C)互
着防止剤を通常0.1〜3重量部添加すればよい。
【0019】本発明の非互着性ペレットの製造方法にお
いては、(A)互着性ゴムが、ベール状のゴムまたはベ
ール状のゴムを分割したものであり、前記(A)互着性
ゴムを加熱及び可塑化する設備に投入し、さらに押出機
に供給し、かつ(B)熱可塑性樹脂を前記押出機に供給
して、(A)互着性ゴムと(B)熱可塑性樹脂を溶融混
練する方法が好ましい。前記加熱及び可塑化する設備と
しては、スクリューにコニカル形状をした部分を有する
押出機、例えば2軸1軸押出機が挙げられる。
【0020】本発明における溶融混練の手段としては、
例えばバンバリーなどのバッチ式混練機または連続生産
可能な押出機が挙げられ、これらの中でも生産性の観点
から、押出機が好ましい。具体的には、本発明では、1
軸押出機、もしくは2軸押出機を用いることができ、中
でも、混練性の観点から、2軸押出機が好ましい。
【0021】本発明におけるペレット化は、例えばアン
ダーウオーターカット、コールドカットなどが挙げられ
る。これらの中でも冷却を行いながらペレット化を行う
アンダーウオーターカット、またはストランドを冷却
後、ペレット化を行うコールドカットが好ましく、さら
に生産性の観点からアンダーウオーターカットがより好
ましい。
【0022】次に、本発明でいう互着指数Pとは、下記
の式で定義されるものであり、荷重が負荷されることに
より塊になったペレットに一定の振動を与えた時の、崩
れたペレットの割合のことをいう。 P(%)=t/T×100 T:ペレットの塊の全重量(g) t:ペレットの塊に周波数50Hz、振幅0.15mm
の振動を5分間与えた時の崩れたペレットの重量(g) 具体的には、ペレット40gを200mlのビーカーに
入れ、0.047kgf/cm2の荷重を負荷した状態
で50℃下に9時間放置した後、ペレットの塊に周波数
50Hz、振幅0.15mmの振動を5分間与えた時
の、崩れたペレットの重量比率で与えられる。ここで、
「崩れた」とは、振動によりペレットの塊が崩れ、その
サイズが20mm以下になった場合のことを示してい
る。そして、この互着指数Pが50%以上、好ましくは
75%以上であれば、高温下での荷重負荷後にも、良好
な非互着性を示す。一方、互着指数Pが50%未満であ
ると、高温下の荷重負荷後に、ペレットの塊は容易に崩
れず、良好な非互着性を示さない。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0024】実施例1 エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボル
ネン共重合体ゴム(住友化学工業(株)製エスプレン67
0F)87重量%と、プロピレン単独重合体(住友化学
工業(株)製ノーブレンY101C、MI=15〜20g
/10分)13重量%とをストランドダイを有する単軸
押出機(コスモテック株式会社製)により混練し、コー
ルドカット法によりペレット化し、直径約4mmφ、長
さ約3mmの円柱状のペレットを得た。そして、得られ
たペレット80gに対し、低密度ポリエチレン微粒子
(住友精化(株)製のフローセンUF−40、中位粒径1
5〜22μm)を0.69g付着させた。次に、このペ
レット80gを40gづつに分け、それぞれに対し次に
示す要領で荷重を負荷した。まず、200mlビーカー
にペレットを40g入れ、0.047kgf/cm2
荷重が負荷される様にペレットにおもりをのせ、50℃
下に9時間放置した。9時間放置後、おもりを取り外
し、ペレットの塊を取り出した。この様にして得たペレ
ットの塊40gを、プラスチック製の箱に入れ、この箱
を小型振動発生器(IMV株式会社製、MODEL P
ET−05)に取り付けた。そして、小型振動発生器を
通して、この箱に垂直方向に周波数=50Hz、振幅=
0.15mmの振動を5分間与えた後、崩れたペレット
の重量を測定し、互着指数Pを求めた。残るもう一方の
ペレットの塊40gに対しては、塊を手で割り、その崩
れ易さを触感により下記のように評価した。評価結果を
表1に示す。 ○・・・崩れ易い。 ×・・・崩れ難い。
【0025】比較例1 低密度ポリエチレン微粒子を用いない以外は、実施例1
と同様にしてペレットを作製し評価した。評価結果を表
1に示す。
【0026】比較例2 ユニオンプラスチック株式会社製のUSV型25mm押
出機を用い、実施例1で用いたものと同じエチレン−プ
ロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体
ゴム(住友化学工業(株)製エスプレン670F)のみか
らなるストランドを得た。ストランドを水中に数分間浸
積した後、100℃のオーブンに入れ水分を蒸発させた
後、ストランドをはさみで切り、エチレン−プロピレン
−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴム(住
友化学工業(株)製エスプレン670F)のみからなる直
径約6mmφ、長さ約5mmの円柱状のゴムペレットを
得た。そして、得られたペレット40gに対し、低密度
ポリエチレン微粒子(住友精化(株)製のフローセンUF
−40、中位粒径15〜22μm)を0.28g付着さ
せた。そして、このペレット40gに対し、実施例1と
同じ方法で互着指数Pを求め、その後、崩れ易さの評価
を行った。評価結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、50℃程度の高温下で荷重が負荷される場合にも、
優れた非互着性を有する(A)互着性ゴムを主成分とす
るペレットが提供できる。また、本発明は、上記非互着
性ペレットを効率よく製造する方法が提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 21:00 (72)発明者 戸井田 誠 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内 Fターム(参考) 4F070 AA04 AA06 AA07 AA08 AA12 AA13 AA16 AA20 AA23 AA30 AA52 AA60 AC75 AE09 AE17 DA05 DA11 DA45 DA55 4F201 AA03 AA09 AA11 AA45 AB07 AB16 AC01 AC04 BA02 BC01 BC02 BC12 BC19 BC37 BD05 BL11 BL43 BL47 BQ47 4J002 AA01X AC00W AC03W AC07W AC08W BB00X BB023 BB04X BB15X BB17W BB18W BB24W BD12W BG00W BJ00W BK00X CH04W CP03W FD177 FD203 FD206 HA09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)互着性ゴム及び(B)熱可塑性樹脂
    を含有する樹脂組成物からなるペレットの表面を(C)
    互着防止剤で被覆して得られる非互着性ペレットであっ
    て、かつ下記式で定義される互着指数Pが50%以上で
    あることを特徴とする非互着性ペレット。 P(%)=t/T×100 T:ペレットの塊の全重量(g) t:ペレットの塊に周波数50Hz、振幅0.15mm
    の振動を5分間与えた時の崩れたペレットの重量(g)
  2. 【請求項2】(B)熱可塑性樹脂がオレフィン系樹脂で
    ある請求項1記載の非互着性ペレット。
  3. 【請求項3】(B)熱可塑性樹脂がプロピレン系樹脂で
    ある請求項1記載の非互着性ペレット。
  4. 【請求項4】(A)互着性ゴムがエチレン−α−オレフ
    ィン系共重合体ゴムである請求項1記載の非互着性ペレ
    ット。
  5. 【請求項5】(A)互着性ゴムがエチレン−プロピレン
    −非共役ジエン共重合体ゴムである請求項1記載の非互
    着性ペレット。
  6. 【請求項6】(C)互着防止剤がオレフィン系樹脂の粉
    末である請求項1記載の非互着性ペレット。
  7. 【請求項7】(C)互着防止剤がエチレン系樹脂の粉末
    である請求項1記載の非互着性ペレット。
  8. 【請求項8】(A)互着性ゴム及び(B)熱可塑性樹脂
    を溶融混練してペレット化し、そのペレットの表面に
    (C)互着防止剤をまぶすことを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の非互着性ペレットの製造方法。
  9. 【請求項9】2軸押出機を用いて(A)互着性ゴム及び
    (B)熱可塑性樹脂を溶融混練する請求項8記載の非互
    着性ペレットの製造方法。
  10. 【請求項10】ペレット化をアンダーウオーターカット
    で行う請求項8記載の非互着性ペレットの製造方法。
  11. 【請求項11】(A)互着性ゴムが、ベール状のゴムま
    たはベール状のゴムを分割したものであり、前記(A)
    互着性ゴムを加熱及び可塑化する設備に投入し、さらに
    押出機に供給し、かつ(B)熱可塑性樹脂を前記押出機
    に供給して、(A)互着性ゴムと(B)熱可塑性樹脂を
    溶融混練する請求項8記載の非互着性ペレットの製造方
    法。
  12. 【請求項12】加熱及び可塑化する設備が2軸1軸押出
    機である請求項11記載の非互着性ペレットの製造方
    法。
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