JP2000052041A - 溶接トーチ用ヒューム吸引ノズル装置 - Google Patents

溶接トーチ用ヒューム吸引ノズル装置

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JP2000052041A
JP2000052041A JP10226193A JP22619398A JP2000052041A JP 2000052041 A JP2000052041 A JP 2000052041A JP 10226193 A JP10226193 A JP 10226193A JP 22619398 A JP22619398 A JP 22619398A JP 2000052041 A JP2000052041 A JP 2000052041A
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torch
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rear end
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JP10226193A
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English (en)
Inventor
Komei Yokoi
康名 横井
Yuji Nagai
裕次 永井
Yoshinobu Ito
義展 伊藤
Masami Kato
雅美 加藤
Toshiaki Kato
利明 加藤
Koichi Kume
光一 久米
Takashi Yokoi
隆志 横井
Haruo Totani
晴夫 戸谷
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Anlet Co Ltd
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Anlet Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解及び清掃が容易でかつ回収効率のよい溶
接トーチ用ヒューム吸引ノズル装置を提供する。 【解決手段】 吸引ノズル21は、先細り部23の先端
から切り込んで複数のヒューム吸引孔24が周方向で等
角度間隔で形成され、後端に軸方向のスリット25が形
成されている。先細り部23の先端がトーチノズル4の
外周に均等弾接し、後端部の外径を窄めてその戻り弾力
により、取り付けホルダ12の取り付け孔17の内周に
弾接させて装着する。吸引ノズル21の取り外しは、ト
ーチノズル4の先端方へ抜き取ることにより容易にで
き、吸引ノズル21内部の清掃や付着したスパッタの除
去も容易となる。取り付けホルダ12はホルダアッパ1
3とホルダロア14により着脱可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接トーチ用ヒュ
ーム吸引ノズル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半自動若しくはロボット自動溶接機用の
トーチには、先端部の外筒部に複数のヒューム吸引孔を
設けたヒューム吸引ノズルが一体に形成されているもの
があるが、溶接機に印加される電流の高低によりスパッ
タの発生量及びヒューム発生量が変化し、且つ溶接面の
品質に影響を及ぼす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
体構造式のヒューム吸引ノズルは、トーチから取り外す
ことができないため、吸引されて内部に付着するスパッ
タの除去や清掃が容易でない。また、大径の吸引孔を形
成することが困難なため、大容量のヒューム回収機によ
り吸引しても、吸引孔部の圧力損失等により回収効率が
低く、回収されないヒュームが周囲に拡散してしまう問
題点がある。本発明は上記した問題点を解決するために
なされたもので、清掃が容易でかつ回収効率のよい溶接
トーチ用ヒューム吸引ノズル装置を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の本発明の溶接トーチ用ヒューム吸引
ノズル装置は、吸引管接続嘴と、該吸引管接続嘴に連通
する取り付け孔部を設け、先端のトーチノズルに溶接ワ
イヤとシールドガスを導く導管に着脱可能に設けた取り
付けホルダと、前記トーチノズルの外周に装着して後端
を前記取り付け孔部に嵌着するヒューム吸引ノズルとか
らなり、該ヒューム吸引ノズルは、ノズル本体の先端に
先細り部を設け、該先細り部の先端から複数のヒューム
吸引孔を形成するとともに、ノズル本体の後端に軸方向
のスリットを形成し、前記トーチノズルに装着したと
き、先細り部の先端を該トーチノズルの外周に弾接させ
るとともに、後端部を縮径若しくは拡径して前記取り付
け孔部に内嵌若しくは外嵌し、振動を防止するとともに
着脱自在としたことを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の本発明の溶接トー
チ用ヒューム吸引ノズル装置は、吸引管接続嘴と該吸引
管接続嘴に連通する取り付け孔部を設け、先端のトーチ
ノズルに溶接ワイヤとシールドガスを導く導管に着脱可
能に設けた取り付けホルダと、前記トーチノズルの外周
に装着して後端を前記取り付け孔部に嵌着するヒューム
吸引ノズルとからなり、該ヒューム吸引ノズルは、ノズ
ル本体を有底筒体とし、該有底部によりに前記トーチノ
ズルを挿通する挿通孔を形成し、該トーチノズルを取り
巻くノズル本体の外周に複数のヒューム吸引孔を穿設し
て、シールドガスの過吸入を防止するとともにヒューム
ガスを蛇行させるようにし、さらにノズル本体の後端に
軸方向のスリットを形成し、前記トーチノズルに挿通し
たとき、後端部を縮径若しくは拡径して前記取り付け孔
部に内嵌若しくは外嵌するようにしたことを特徴とす
る。
【0006】請求項3記載の本発明の溶接トーチ用ヒュ
ーム吸引ノズル装置は、請求項1又は請求項2に記載の
構成において、前記ヒューム吸引ノズルと、取り付けホ
ルダの取り付け孔部間を、可撓性連結管により連結した
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載の溶接トーチ用
ヒューム吸引ノズル装置は、導管に固定した取り付けホ
ルダの取り付け孔部に、トーチノズルの外周に装着した
ヒューム吸引ノズルの後端を嵌める。そして、取り付け
ホルダに設けた吸引管接続嘴に接続した吸引管により吸
引を開始すると、ヒューム吸引ノズルの先端の吸引孔か
ら溶接時に発生するヒュームを吸引する。ヒューム吸引
ノズルは、先細り部の先端から複数のヒューム吸引孔が
形成され、後端に軸方向のスリットが形成されている。
従って、トーチノズルに装着したとき、先細り部の先端
がトーチノズルの外周に弾接し、後端部を縮径若しくは
拡径して取り付け孔部に内嵌若しくは外嵌できるから、
取り付けの際の保持力も十分で振動を防止でき、溶接時
の振動や衝撃が作用しても姿勢が変化することがない。
先細り部の先端に形成したヒューム吸引孔が軸方向に開
口するから、ヒューム吸引に方向性ができるとともに、
吸引通路をトーチノズルの外周に確保できヒューム回収
効率を高めることができる。そして、ヒューム吸引ノズ
ルの取り外しも容易となる。これにより内部の清掃や付
着したスパッタの除去も容易となる。また、取り付けホ
ルダが導管に対して着脱可能であるから、後付けにより
この溶接トーチ用ヒューム吸引ノズル装置を容易に取り
付けることができる。
【0008】請求項2に記載の溶接トーチ用ヒューム吸
引ノズル装置は、ヒューム吸引ノズルの挿通孔にトーチ
ノズルを挿通し、トーチノズルを取り巻くノズル本体の
後端を導管に固定した取り付けホルダの取り付け孔部に
嵌める。そして、取り付けホルダに設けた吸引管接続嘴
に接続した吸引管により吸引を開始すると、ヒューム吸
引ノズルのノズル本体の外周の吸引孔から溶接時に発生
するヒュームを吸引する。ヒューム吸引ノズルは、先端
の有底部にトーチノズルを挿通する挿通孔が形成され、
トーチノズルを取り巻くノズル本体の外周に複数のヒュ
ーム吸引孔が穿設されるとともに、ノズル本体の後端に
軸方向のスリットが形成されている。従って、挿通孔に
トーチノズルに挿通すると、有底部によりノズル本体の
先端面とトーチノズルの外周の間が閉止され、後端部を
縮径若しくは拡径して取り付け孔部に内嵌若しくは外嵌
できるから、取り付けの際の保持力も十分であり、溶接
時の振動や衝撃が作用しても姿勢が変化することがな
く、吸引通路をトーチノズルの外周に確保できヒューム
回収効率を高めることができる。そして、ヒューム吸引
ノズルの取り外しも容易となる。これにより内部の清掃
や付着したスパッタの除去も容易となる。
【0009】また、取り付けホルダが導管に対して着脱
可能であるから、後付けによりこの溶接トーチ用ヒュー
ム吸引ノズル装置を容易に取り付けることができる。さ
らに、ノズル本体の先端面を閉止してヒュームガスを大
きく蛇行させた後、外周のヒューム吸引孔からヒューム
を吸引するようにしたから、シールドガスの大量吸込み
を溶接スパッタを直接吸引することがなくなり、特に5
00A程度の高電流時の溶接におけるブローホール等の
溶接欠陥の発生を防止できる。
【0010】請求項3に記載の溶接トーチ用ヒューム吸
引ノズル装置は、ヒューム吸引ノズルと、取り付けホル
ダの取り付け孔部間を、可撓性連結管により連結したか
ら、半自動溶接機のトーチに比して、一般的に導管を長
くしてワーク等との干渉を防止するようにしたロボット
自動溶接機用トーチに取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態を添付図面を参照して説明する。図1は本発明に
係る溶接トーチ用ヒューム吸引ノズル装置(以下単に吸
引ノズル装置という)11を取り付けた半自動溶接機用
トーチ1の一部切欠側面図である。半自動溶接機用トー
チ1は、把持部2を設けた導管3の先端にトーチノズル
4が連接されている。導管3は、シールドガスS及び溶
接ワイヤ5をトーチノズル4の先端開口4aに導く。
【0012】吸引ノズル装置11は、200A程度の比
較的低電流を用いる溶接機に取り付けて使用するもの
で、取り付けホルダ12、ヒューム吸引ノズル21(以
下単に吸引ノズルという)及びヒューム吸引回収装置
(図示しない)とから構成される。取り付けホルダ12
は、上下に分割したホルダアッパ13とホルダロア14
とからなり、両者を合着して導管3及びトーチノズル4
を挾着し、ボルト15で締着する。ホルダロア14に
は、下面に吸引管接続嘴16が形成されている。合着し
て導管3及びトーチノズル4を挾着した取り付けホルダ
12の前面には、該トーチノズル4と同軸の取り付け孔
17が形成され、該取り付け孔17と上記吸引管接続嘴
16間は吸引路18により連通している。
【0013】吸引ノズル21は、円筒形のノズル本体2
2の先端に先細り部23が形成されている。該先細り部
23の先端の内径は、トーチノズル4の外径より稍小さ
い寸法とする。そして、先細り部23の先端から周方向
で等角度間隔に複数のヒューム吸引孔24が形成されて
いる。ノズル本体22の後端部には、軸方向のスリット
25が一本形成されている。この吸引ノズル21は、ノ
ズル本体22をトーチノズル4の先端から遊嵌すると、
先細り部23の先端が径方向に稍開いてトーチノズル4
の外周に弾接する。そして、後端部にスリット25が設
けられているから、ノズル本体22を押圧して後端部を
窄めその戻り弾力により、取り付けホルダ12の取り付
け孔17の内周に弾接させて装着できる。
【0014】そして、図示しないヒューム吸引回収装置
と取り付けホルダ12の吸引管接続嘴16との間を、可
撓性の吸引ホース31により接続する。
【0015】上記構成の吸引ノズル装置11は、図示し
ないヒューム吸引回収装置を駆動して吸引を開始する
と、吸引ノズル21の先端の先細り部23の吸引孔24
から溶接時に発生するヒュームを吸引する。吸引ノズル
21は、先細り部23の先端から周方向で等角度間隔に
複数のヒューム吸引孔24が形成され、後端に軸方向の
スリット25が形成されている。従って、トーチノズル
4に遊挿したとき、先細り部23の先端がトーチノズル
4の外周に均等な圧力で弾接するとともに、窄めた後端
部の外径の戻り弾力により、取り付けホルダ12の取り
付け孔17の内周に弾接させて装着することができる。
【0016】従って、取り付けの際の保持力も十分で振
動を防止でき、溶接時の振動や衝撃が作用してもトーチ
ノズル4と同軸上に保持された吸引ノズル21の姿勢が
変化することがなく、先細り部23の先端に形成したヒ
ューム吸引孔24が軸方向に沿って細長く開口するか
ら、ヒューム吸引に方向性ができるとともに、吸引通路
をトーチノズル4の外周に確保できヒューム回収効率を
高めることができる。そして、吸引ノズル21は、トー
チノズル4の先端方へ抜き取ることにより容易に取り外
すことができる。これにより吸引ノズル21内部の清掃
や付着したスパッタの除去も容易となる。また、取り付
けホルダ12はホルダアッパ13とホルダロア14によ
り導管3及びトーチノズル4を挾着してボルト15によ
り締着するものであるから容易に着脱でき、ヒューム吸
引回収機能を有しない半自動溶接機用トーチ1に対し
て、後付けによりこの吸引ノズル装置11を取り付ける
ことができる。
【0017】(第2実施形態)本発明の第2実施形態の
吸引ノズル装置11は、500A程度の比較的高電流を
用いる溶接機に取り付けて使用するもので、トーチノズ
ル4の外周に装着する吸引ノズルのみが変更され、その
他の構成は上記第1実施形態と同一である。従って、そ
の詳細や説明及び作用は、該第1実施形態に準じる。吸
引ノズル41は、ノズル本体42を有底円筒体とし、該
有底部43にトーチノズル4を緊密に挿通する挿通孔4
4が形成されている。そして、ノズル本体42の外周に
円周方向に細長い複数のヒューム吸引孔45が等角度間
隔で2列穿設されている。また、ノズル本体42の後端
に軸方向のスリット46が一本形成されている。
【0018】この吸引ノズル41は、ノズル本体42を
トーチノズル4の先端から遊嵌して、挿通孔44にトー
チノズル4を挿通すると、ノズル本体の有底部43によ
り吸引ノズル41の先端面とトーチノズル4の外周の間
が閉止される。これにより、ヒュームガスUは大きく蛇
行してヒューム吸引孔45に吸引され、トーチノズル4
の先端開口4aから供給されるシールドガスSの過吸引
によるトラブルを防止できる。そして、後端部に形成し
たスリット46により、ノズル本体42を押圧して窄め
た後端部の戻り弾力により、取り付けホルダ12の取り
付け孔17の内周に弾接させて装着することができる。
従って、取り付けの際の保持力も十分で振動を防止で
き、溶接時の振動や衝撃が作用しても、トーチノズル4
と同軸上に保持された吸引ノズル41の姿勢が変化する
ことがなく、吸引通路をトーチノズル4の外周に確保で
きヒューム回収効率を高めることができる。そして、吸
引ノズル41は、トーチノズル4の先端方へ抜き取るこ
とにより容易に取り外すことができる。これにより吸引
ノズル41内部の清掃や付着したスパッタの除去も容易
となる。
【0019】また、ノズル本体42の外周に2列形成し
た円周方向に細長い複数のヒューム吸引孔45から、溶
接時に発生するヒュームガスUを吸引するようにしたか
ら、図5に示すようにシールドガスSや溶接スパッタを
直接吸引することがなくなり、特に500A程度の高電
流時の溶接におけるブローホール等の溶接欠陥の発生を
防止できる。尚、2列形成した吸引孔45は、1列であ
っても2列以上であってもよい。また、上記第1実施形
態の吸引ノズル21と第2実施形態の吸引ノズル41
は、互換性を有する。
【0020】(第3実施形態)本発明の吸引ノズル装置
11の第3実施形態は、図6に示すように取り付けホル
ダ12からトーチノズル4まで間の長い導管3の外周
に、ステンレス製の可撓性連結管51を挿通して、後端
を取り付けホルダ12の取り付け孔17に嵌着するとと
もに、先端にトーチノズル4の外周に装着した吸引ノズ
ル61を嵌着したものである。吸引ノズル61は、上記
第1実施形態の吸引ノズル21と同様に円筒形のノズル
本体62の先端に先細り部63が形成されている。そし
て、該先細り部63の先端の内径は、トーチノズル4の
外径より稍小さい寸法とし、先細り部63の先端から複
数のヒューム吸引孔64が周方向で等角度間隔に形成さ
れている。ノズル本体62の拡径後端部62aには、軸
方向のスリット65が一本形成されている。このスリッ
ト65により、拡径後端部62aの外径を稍開いてその
戻り弾力により、可撓性連結管51の先端外周に外嵌め
する。
【0021】上記した第3実施形態の吸引ノズル装置1
1は、上記第1及び第2実施形態のものと同様な作用効
果を奏する事ができるとともに、特に一般的に導管3を
長くしてワーク等との干渉を防止するようにしたロボッ
ト自動溶接機用トーチに適用させることができる。
【0022】尚、上記各実施形態で示した吸引ノズル2
1,41,61に形成するスリット25,46,65
は、一本に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示した一部切欠側面図
である。
【図2】要部の一部切欠側面図である。
【図3】図1に於けるA−A線断面図である。
【図4】第2実施形態の要部の側面図で、上半分を断面
で示している。
【図5】ヒューム吸引態様を示した説明図である。
【図6】第3実施形態を示した側面図で、主要構成部品
の下半分を断面で示してある。
【符号の説明】 11...吸引ノズル装置 12...取り付けホルダ 13...ホルダアッパ 14...ホルダロア 16...吸引管連結嘴 17...取り付け孔 21,41,61...吸引ノズル 22,42,62...ノズル本体 23,63...先細り部 24,45,64...ヒューム吸引孔 25,46,65...スリット 43...有底部 44...挿通孔 51...可撓性連結管 S...シールドガス U...ヒュームガス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月17日(1998.8.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、請求項2に記載の本発明の溶接トー
チ用ヒューム吸引ノズル装置は、吸引管接続嘴と該吸引
管接続嘴に連通する取り付け孔部を設け、先端のトーチ
ノズルに溶接ワイヤとシールドガスを導く導管に着脱可
能に設けた取り付けホルダと、前記トーチノズルの外周
に装着して後端を前記取り付け孔部に嵌着するヒューム
吸引ノズルとからなり、該ヒューム吸引ノズルは、ノズ
ル本体を有底筒体とし、該有底部によりに前記トーチノ
ズルを挿通する挿通孔を形成するとともに、該トーチノ
ズルを取り巻くノズル本体の外周に複数のヒューム吸引
孔を穿設し、さらにノズル本体の後端に軸方向のスリッ
トを形成し、前記トーチノズルに挿通したとき、後端部
を縮径若しくは拡径して前記取り付け孔部に内嵌若しく
は外嵌するようにしたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、取り付けホルダが導管に対して着脱
可能であるから、後付けによりこの溶接トーチ用ヒュー
ム吸引ノズル装置を容易に取り付けることができる。さ
らに、ノズル本体の先端面を閉止してヒュームガスを大
きく旋回させた後、外周のヒューム吸引孔からヒューム
を吸引するようにしたから、シールドガスの大量吸込み
を溶接スパッタを直接吸引することがなくなり、特に5
00A程度の高電流時の溶接におけるブローホール等の
溶接欠陥の発生を防止できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】この吸引ノズル41は、ノズル本体42を
トーチノズル4の先端から遊嵌して、挿通孔44にトー
チノズル4を挿通すると、ノズル本体の有底部43によ
り吸引ノズル41の先端面とトーチノズル4の外周の間
が閉止される。これにより、ヒュームガスUは図5に示
すように、大きく旋回してヒューム吸引孔45に吸引さ
れ、トーチノズル4の先端開口4aから供給されるシー
ルドガスSの過吸引によるトラブルを防止できる。そし
て、後端部にスリット46が形成されているから、ノズ
ル本体42を押圧して後端部を窄めることができ、その
戻り弾力により、取り付けホルダ12の取り付け孔17
の内周に弾接させて装着することができる。従って、取
り付けの際の保持力も十分で振動を防止でき、溶接時の
振動や衝撃が作用しても、トーチノズル4と同軸上に保
持された吸引ノズル41の姿勢が変化することがなく、
吸引通路をトーチノズル4の外周に確保できヒューム回
収効率を高めることができる。そして、吸引ノズル41
は、トーチノズル4の先端方へ抜き取ることにより容易
に取り外すことができる。これにより吸引ノズル41内
部の清掃や付着したスパッタの除去も容易となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 義展 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの割 160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 加藤 雅美 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの割 160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 加藤 利明 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの割 160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 久米 光一 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの割 160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 横井 隆志 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの割 160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 戸谷 晴夫 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの割 160番地の1 株式会社アンレット内 Fターム(参考) 4E001 AA03 BB06 DG05 LD05 LH02 LH06 NA02 QA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引管接続嘴と、該吸引管接続嘴に連通
    する取り付け孔部を設け、先端のトーチノズルに溶接ワ
    イヤとシールドガスを導く導管に着脱可能に設けた取り
    付けホルダと、前記トーチノズルの外周に装着して後端
    を前記取り付け孔部に嵌着するヒューム吸引ノズルとか
    らなり、 該ヒューム吸引ノズルは、ノズル本体の先端に先細り部
    を設け、該先細り部の先端から複数のヒューム吸引孔を
    形成するとともに、ノズル本体の後端に軸方向のスリッ
    トを形成し、前記トーチノズルに装着したとき、先細り
    部の先端を該トーチノズルの外周に弾接させるととも
    に、後端部を縮径若しくは拡径して前記取り付け孔部に
    内嵌若しくは外嵌し、振動を防止するとともに着脱自在
    としたことを特徴とする溶接トーチ用ヒューム吸引ノズ
    ル装置。
  2. 【請求項2】 吸引管接続嘴と該吸引管接続嘴に連通す
    る取り付け孔部を設け、先端のトーチノズルに溶接ワイ
    ヤとシールドガスを導く導管に着脱可能に設けた取り付
    けホルダと、前記トーチノズルの外周に装着して後端を
    前記取り付け孔部に嵌着するヒューム吸引ノズルとから
    なり、 該ヒューム吸引ノズルは、ノズル本体を有底筒体とし、
    該有底部によりに前記トーチノズルを挿通する挿通孔を
    形成し、該トーチノズルを取り巻くノズル本体の外周に
    複数のヒューム吸引孔を穿設して、シールドガスの過吸
    入を防止するとともにヒュームガスを蛇行させるように
    し、さらにノズル本体の後端に軸方向のスリットを形成
    し、前記トーチノズルに挿通したとき、後端部を縮径若
    しくは拡径して前記取り付け孔部に内嵌若しくは外嵌す
    るようにしたことを特徴とする溶接トーチ用ヒューム吸
    引ノズル装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒューム吸引ノズルと、取り付けホ
    ルダの取り付け孔部間を、可撓性連結管により連結した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の溶接ト
    ーチ用ヒューム吸引ノズル装置。
JP10226193A 1998-08-10 1998-08-10 溶接トーチ用ヒューム吸引ノズル装置 Pending JP2000052041A (ja)

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