JP2008012584A - アーク溶接ロボット用溶接ヒューム吸引フード - Google Patents
アーク溶接ロボット用溶接ヒューム吸引フード Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 溶接ロボットに適用した場合でも、ワークとの干渉を可及的に減少させることのできる溶接ヒューム吸引フードを提供する。
【解決手段】 アーク溶接ロボット(3)の溶接トーチ(2)部分に配設される溶接ヒュームの吸引フード(1)であって、溶接用ノズル(5)の中心線に対して吸引フード(1)の中心線をロボットアーム(4)の関節(6)側に偏芯させて配置してある。
【選択図】図2
【解決手段】 アーク溶接ロボット(3)の溶接トーチ(2)部分に配設される溶接ヒュームの吸引フード(1)であって、溶接用ノズル(5)の中心線に対して吸引フード(1)の中心線をロボットアーム(4)の関節(6)側に偏芯させて配置してある。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動アーク溶接機での溶接ヒューム吸引フードに関し、特に、溶接ロボットの溶接トーチに配置される溶接ヒューム吸引フードに関する。
アーク溶接では、溶接作業時に溶接ヒュームが発生した飛散することから、この溶接ヒュームを吸引排除するようにしている。このような溶接ヒュームの吸引フードとして、溶接トーチの基部に溶接トーチを覆う状態で取り付けたもの(特許文献1)や、溶接トーチのガスノズル部を囲んで、筒状のスカート部を配置し、溶接トーチの基部に組み付けた環状空間枠とからなり、前記スカート部の内部空間と環状空間枠の内部とを連通させるようにしたもの(特許文献2)が提案されている。
特開2002−9173号公報
特開2004−160506号公報
前記従来の溶接ヒューム吸引フードは、溶接トーチと同芯の状態に配置してある。溶接トーチの外周に外周ヒューム吸引フ−ド配置した場合、吸引フード内周面と溶接トーチ外周との間の空間がある程度の幅がなければ充分にヒュームを吸引できない。このため、従来の溶接ヒューム吸引フードは、溶接トーチの中心(溶接個所)から吸引フード外周端までの距離が長くなるという問題があった。
このため、溶接トーチに吸引フードを取り付けるという技術を溶接ロボットに適用した場合には、狭隘な個所を溶接するような場合に、吸引フードが溶接ワークに干渉することがあった。
本発明はこのような点に着目して、溶接ロボットに適用した場合でも、ワークとの干渉を可及的に減少させることのできる溶接ヒューム吸引フードを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために請求項1に記載した本発明は、溶接用ノズルの中心線に対して吸引フードの中心線をロボットアームの関節側に偏芯させて配置してあることを特徴としている。
溶接個所に溶接トーチを位置させた際、溶接トーチを枢支しているロボットアームの関節部分から離れる側に位置する溶接トーチの周面部分(外側部分)がワークと干渉しやすいが、本発明では、溶接用ノズルの中心線に対して吸引フードの中心線をロボットアームの関節側に偏芯させて配置してあることから、溶接トーチに吸引フードを装着しても、吸引フードの外側部分の突出量を少なくすることができ、吸引フードがワークと干渉することを可及的に抑制することができる。
図は本発明の一実施形態を示し、図1は本発明にかかる溶接ヒューム吸引フードを溶接トーチに装着した状態での溶接ロボットの概略正面図、図2はその要部の取り出し概略説明図、図3は図2のIII−III線矢視図である。
図1に示すように、溶接ヒューム吸引フード(1)は溶接トーチ(2)に装着された状態で、溶接ロボット(3)の揺動アーム(4)の先端部分に揺動可能に枢着してある。
図1に示すように、溶接ヒューム吸引フード(1)は溶接トーチ(2)に装着された状態で、溶接ロボット(3)の揺動アーム(4)の先端部分に揺動可能に枢着してある。
この溶接ヒューム吸引フード(1)は図2及び図3に示すように、溶接トーチ(2)を取り囲む状態に配置した円筒体で構成してあり、その中心軸の軸芯(X1)は溶接トーチ(2)の溶接ノズル(5)の軸芯(X2)に対して、揺動アーム(4)の先端に位置している関節(6)側に偏芯している。
そして、この溶接ヒューム吸引フード(1)から導出する吸引ダクト(7)は溶接ノズル(5)から一番遠く離れた個所に連通接続している。
図4は、溶接ヒューム吸引フード(1)の別の実施形態を示す。これは、溶接ヒューム吸引フード(1)を断面小判型の筒体で構成し、その溶接ヒューム吸引フード(1)の中心軸の軸芯(X3)を溶接トーチ(2)の溶接ノズル(5)の軸芯(X2)に対して、揺動アーム(4)の先端に位置している関節側に偏芯させて形成したものである。この場合、吸引ダクト(7)との連通開口部(8)も揺動アーム(4)の先端に位置している関節側に偏芯させている。
このように溶接ヒューム吸引フード(1)の軸芯を、溶接ノズル(5)のノズル軸芯(X2)に対して揺動アーム(4)の先端に位置している関節側に偏芯させて位置させた場合には、溶接トーチの外周に充分な空間を確保しておくことができることから、溶接部で発生する溶接ヒュ−ムを確実に吸引排除することができる。
また、その場合、溶接トーチ(2)の軸芯から揺動アーム(4)の反関節側での溶接ヒューム吸引フード(1)の外周までの距離を短く設定することができることから、溶接作業時おいて、溶接ヒューム吸引フード(1)が溶接ワークと干渉することを抑制することができる。
上記の各実施形態では、溶接ヒューム吸引フード(1)を断面積が一定の筒体で構成したものについて説明したが、先広がりテーパーで形成したホーン形状の筒体で構成するようにしてもよい。
本発明は、トーチノズルに取り付けることでシールドガスを使用するアーク溶接装置でに利用することができる。
1…吸引フード、2…溶接トーチ、3…アーク溶接ロボット、4…ロボットアーム、5…溶接用ノズル、6…ロボットアームの関節。
Claims (2)
- アーク溶接ロボット(3)の溶接トーチ(2)部分に配設される溶接ヒュームの吸引フード(1)であって、溶接用ノズル(5)の中心線に対して吸引フード(1)の中心線をロボットアーム(4)の関節(6)側に偏芯させて配置してあることを特徴とするアーク溶接ロボット用溶接ヒューム吸引フード。
- 吸引フード(1)の断面形状が小判型である請求項1に記載のアーク溶接ロボット用溶接ヒューム吸引フード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006188768A JP2008012584A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | アーク溶接ロボット用溶接ヒューム吸引フード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006188768A JP2008012584A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | アーク溶接ロボット用溶接ヒューム吸引フード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008012584A true JP2008012584A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39070132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006188768A Pending JP2008012584A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | アーク溶接ロボット用溶接ヒューム吸引フード |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008012584A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2298485A1 (de) * | 2009-09-10 | 2011-03-23 | TBI Industries GmbH | Absaugvorrichtung für Roboterschweißbrenner |
WO2018218234A1 (en) * | 2017-05-26 | 2018-11-29 | Robovent Products Group, Inc. | Fume extraction sstem for gas shielded welding with an extraction hose and an intake shroud |
WO2019006051A1 (en) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | Robovent Products Group, Inc. | FUME EXTRACTION SYSTEM FOR GASKET WELDING WITH ROTARY EXTRACTION PIPE AND ADMISSION ENVELOPE |
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2006
- 2006-07-10 JP JP2006188768A patent/JP2008012584A/ja active Pending
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EP2298485A1 (de) * | 2009-09-10 | 2011-03-23 | TBI Industries GmbH | Absaugvorrichtung für Roboterschweißbrenner |
WO2018218234A1 (en) * | 2017-05-26 | 2018-11-29 | Robovent Products Group, Inc. | Fume extraction sstem for gas shielded welding with an extraction hose and an intake shroud |
WO2019006051A1 (en) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | Robovent Products Group, Inc. | FUME EXTRACTION SYSTEM FOR GASKET WELDING WITH ROTARY EXTRACTION PIPE AND ADMISSION ENVELOPE |
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