JP2000051861A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP2000051861A
JP2000051861A JP10226938A JP22693898A JP2000051861A JP 2000051861 A JP2000051861 A JP 2000051861A JP 10226938 A JP10226938 A JP 10226938A JP 22693898 A JP22693898 A JP 22693898A JP 2000051861 A JP2000051861 A JP 2000051861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】販売量等により変化する流量に対応させて塩素
を発生させ、最適な有効塩素濃度を得ることができる飲
料供給装置を提供する。 【解決手段】販売ボタン4からの信号から販売数量や単
位カップ当たりの給水量等を判定し、この流量に見合っ
た電解電流値を求める。そして、塩素発生器の電極25
a,25bに通電する際にこの求められた電解電流値で
通電する。即ち、販売量が多いと判定したときは、各電
極への直流電流値を高く設定し、逆に、販売量が少ない
と判定したときは、この直流電流値を低く設定する。こ
の設定により、最適な有効塩素濃度を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水や地下水等
の原水を浄化して一般家庭用或いは業務用の飲料水とし
て供給する飲料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料供給装置に用いられ
る塩素発生器として、シスターン内に陽極と陰極で構成
された一対の平板の電極を設置したものが一般的に知ら
れている。この塩素発生器によれば、タイマにより所定
のインターバルで各電極に直流電流を通電し、シスター
ン内の飲料水を電気分解し、殺菌に有効な成分である有
効塩素を発生させている。
【0003】しかしながら、この塩素発生器では、シス
ターンが開放或いは開放に近い状態であるため、発生し
た有効塩素が外部に蒸散し易く、また外部からバクテリ
ア等が侵入して水質汚損を生じる問題がある。
【0004】そこで、このような問題点を解決するた
め、出願人は特願平9ー277333号に係る塩素発生
器を提案している。この塩素発生器は、給水管路を通じ
て圧送された水道水等の塩素イオン含有水を貯留する貯
水容器と、この貯水容器内に所定間隔をおいて同心円状
に配置され直流電流が通電される一対の筒状の電極と、
貯水容器内の水を内外の前記各電極間に通す通水管路
と、通水管路内を通った水を蛇口、飲料機等の端末側に
送水する送水管路とを有し、各電極に直流電流を通電し
て塩素イオン含有水を電気分解して有効塩素を含む水を
生成する塩素発生器である。
【0005】この塩素発生器によれば、停水時に貯水容
器内に貯留された水に有効塩素を含ませるシスターン型
の塩素発生器と、水供給時に有効塩素を含ませる流水型
の塩素発生器との両者の機能を備えているため、殺菌生
成された水を安定的に供給でき、また、シスターン型の
塩素発生器と比較し小型にできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の塩
素発生器において、電気分解による塩素発生量はその水
道水の流量(流速)により大きな影響を受ける。
【0007】即ち、水道水の供給量が多い時は流水電解
効率が低く、有効塩素濃度が低くなるため、衛生上問題
となる。一方、水道水の供給量が少ないときは流水電解
効率が高く、有効塩素濃度が高くなるため、水道水(飲
料水)の味覚に影響を与える。これは、一般の水道蛇口
では日常的に起こり得るものであるが、特に、塩素発生
器の末端に飲料機を接続する場合には、飲料供給装置か
ら販売される販売量、例えば、カップの大きさや複数の
カップへの同時販売等により水道水の供給量が大きく異
なり、また、炭酸飲料の販売可能な飲料供給装置では、
飲料機のカーボネータへの給水量と中性飲料への給水量
が異なるため、塩素発生濃度が所望の値にならないとい
う問題点を有していた。
【0008】この問題点を更に詳しく説明するに、飲料
の流量は、飲料機のディスペンシングバルブに内蔵され
ている定流量弁により一定流量になるように制御されて
おり、通常25〜40cc/secに設定されている。一方、この
ような飲料供給装置の場合には、種々の大きさのカップ
を用いて販売される場合が多く、通常は、小カップが16
0cc、中カップが200cc、大カップが240ccとなってい
る。従って、各種カップへの供給時間は各種カップの容
積に見合うよう、小カップが約6sec、中カップが約7.5s
ec、大カップ約9secとなっている。このような飲料供給
において、塩素発生器で発生させる塩素の量は、基準と
するカップの大きさに合わせて設定されているため、こ
の基準に合うカップ飲料では所望の有効塩素濃度が得ら
れるが、他のカップ飲料では有効塩素濃度が大きく変化
してしまうため、有効塩素濃度が低く衛生上不都合であ
ったり、或いは逆に、有効塩素濃度が高くなって塩素臭
により風味を損なうものとなっていた。
【0009】また、このような有効塩素濃度の変化は、
複数のディスペンシングバルブを同時に操作し同時に多
数販売するときにも、その流量が大きく増加するため、
その変化が顕著なものとなっていた。
【0010】更に、この有効塩素濃度の変化は炭酸飲料
を販売するときにも起こる。即ち、炭酸飲料を販売する
ときは、炭酸飲料を生成するカーボネータ内の圧力が5
〜6kg/cm2となっているため、水の供給量が約15〜20cc/
secと低下し、これにより、給水時間が10sec以上かかる
ことが多い。
【0011】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、販
売量等により変化する流量に対応させて塩素を発生さ
せ、最適な有効塩素濃度を得ることができる飲料供給装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、給水管路を通じて給送さ
れた水道水等の塩素イオン含有水を貯留する貯水容器
と、貯水容器内に所定間隔をおいて同心円状に配置され
直流電流が通電される一対の筒状の電極と、貯水容器内
の水を内外の各電極間に通す通水管路と、通水管路内を
通った水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有
し、各電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電
気分解し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、送
水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を用いて各
種飲料を生成する飲料機と、を備えた飲料供給装置にお
いて、飲料機の販売量出力手段からの販売量信号に基づ
き各電極に通電する直流電流値を制御する制御手段を有
する構造となっている。
【0013】この発明によれば、販売量信号に基づき、
販売量が多い(塩素発生器に流入する塩素イオン含有水
が多い)と判定したときは、各電極への直流電流値を高
く設定し、逆に、販売量が少ないと判定したときは、こ
の直流電流値を低く設定する。これにより、塩素発生器
内の流量に対して適切な有効塩素濃度を得ることができ
る。
【0014】請求項2の発明において、その特徴とする
ところは、販売量出力手段からの販売量信号に基づき各
電極への通電時間を制御する制御手段を有する点にあ
る。これにより、販売量が多いときは通電時間を長く
し、逆に、販売量が少ないときは通電時間を短く設定す
る。
【0015】請求項3の発明において、その特徴とする
ところは、塩素発生器の流量を検知する流量検知手段
と、流量検知手段からの流水信号を計時し計時信号に基
づき各電極に通電する直流電流値を制御する制御手段を
有する点にある。これにより、流水信号が時間的に長い
ときは(流量が多いときは)、各電極への直流電流値を
高く設定し、逆に、短いときは(流量が少ないとき
は)、各電極への直流電流値を低く設定する。
【0016】請求項4の発明において、その特徴とする
ところは、塩素発生器の流量を検知する流量検知手段
と、流量検知手段からの流水信号を計時し計時信号に基
づき各電極への通電時間を制御する制御手段を有する点
にある。この発明では、流水信号が時間的に長いときは
各電極への通電時間を長く、逆に、短いときは、各電極
への通電時間を短く設定する。
【0017】請求項5の発明において、その特徴とする
ところは、塩素発生器の流量を検知する流量検知手段
と、流量検知手段の流量信号に基づき各電極に通電する
直流電流値を制御する制御手段を有する点にある。この
発明では、塩素発生器に流れる流量が多いときは直流電
流値を高く、逆にこの流量が少ないときは直流電流値を
低くし、有効塩素濃度を適正な値にしている。
【0018】請求項6の発明において、その特徴とする
ところは、塩素発生器の流量を検知する流量検知手段
と、流量検知手段の流量に基づき各電極への通電時間を
制御する制御手段を有する点にある。この発明では、塩
素発生器に流れる流量が多いときは各電極への通電時間
を長く、逆にこの流量が少ないときは通電時間を短くし
ている。
【0019】なお、請求項7乃至請求項10の発明のよ
うに、塩素発生器内の水を電解するタイミングが、流水
時と停水時との2回に亘ってあるときは、その何れか一
方又は両方で電流値制御或いは通電時間制御するように
してもよい。
【0020】また、請求項11乃至請求項13の発明の
ように、複数の塩素発生器を有する飲料供給装置にあっ
ては、請求項11の発明の如く販売量出力手段の販売信
号に基づき塩素発生器の作動台数を制御するようにして
もよいし、請求項12の発明の如く流量検知手段の流水
信号を計時しこの計時信号に基づき塩素発生器の作動台
数を制御するようにしてもよいし、或いは、請求項13
の発明の如く流量検知手段で検出される流量値に基づき
塩素発生器の作動台数を制御するようにしてもよい。
【0021】更に、請求項14の発明の如く、販売量出
力手段の出力信号を、飲料機の販売スイッチ信号、飲料
機のディスペンシングバルブ信号、或いは、飲料機のカ
ーボネータ給水信号から取るようにしてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明に係る飲料
供給装置の第1実施形態を示すもので、図1は塩素発生
器が搭載された飲料供給装置の水回路図、図2は塩素発
生器の断面図、図3は飲料供給装置の駆動制御回路を示
すブロック図、図4は飲料供給装置の制御フローチャー
トである。
【0023】まず、この飲料供給装置を図1を参照して
説明する。この飲料供給装置は、例えば、販売信号に基
づきジュース、コーヒ飲料等を生成し、これを販売する
業務用の飲料機(端末部)1と、この飲料機1に有効塩
素濃度の水を供給する塩素発生器2とを有する構造とな
っており、この有効塩素濃度の水を利用してコーヒ飲料
等を生成、販売するようになっている。
【0024】この飲料機1は、希釈水を供給する希釈水
ライン10、炭酸水を生成する炭酸水ライン11、及
び、シロップが供給されるシロップライン12を有する
もので、この各ライン10,11,12からディスペン
シングバルブ(以下、バルブという)13に飲料が供給
され、このバルブ13から飲料がカップ14に注がれ
る。
【0025】ここで、希釈水ライン10は、塩素発生器
2の水を導水弁10aを通じて水ポンプ10bで吸入
し、これを第1冷却コイル10cで冷却してバルブ13
に供給するようになっている。一方、炭酸水ライン11
は、カーボネータ11aを有するとともに、このカーボ
ネータ11aに第1冷却コイル10cで冷却された水の
一部を引き込み、その後、第2冷却コイル11bで冷却
してバルブ13に供給される。ここで、このカーボネー
タ11aには炭酸ボンベ11cから炭酸ガスが供給され
ており、バルブ13に供給される水は炭酸水となってい
る。更に、シロップライン12はシロップタンク12a
から供給されたシロップを第3冷却コイル12bで冷却
し、バルブ13に供給する。ここで、シロップタンク1
2aには炭酸ガスを供給できるようになっており、炭酸
入りのシロップとしてもバルブ13に供給できる。
【0026】一方、塩素発生器2には給水管(給水管
路)20を通じて水道水(塩素イオンを含む原水)が供
給される。この給水管20には水道水中の濁度成分、塩
素臭、カビ臭などを除去するプレフィルター20a及び
逆止弁20bが設置されている。
【0027】ここで、この塩素発生器2は図2に示すよ
うに密閉された円筒状の貯水容器21を有する。この貯
水容器21の下部開口のハウジング22と、このハウジ
ング22に螺合して密閉状態とする蓋体23とを有し、
この蓋体23の周縁寄りには流入口23aを設け、給水
管20を通じて圧送される水道水をハウジング22内に
導いている。また、この蓋体23の中央側には流出口2
3bを設け、送水管24(送水管路)を通じてハウジン
グ22内に貯留された水を飲料機1の希釈水ライン10
に送水するようになっている。
【0028】このように構成された貯水容器21におい
て、蓋体23には電極ユニット25が設置されている。
この電極ユニット25は円筒状の内側電極25aとこの
内側電極25aの外側に所定間隙(3〜5mm)をおい
て同心円状に配置された外側電極25bとを有し、各電
極25a,25bを例えばチタン材料をベースに白金或
いは白金系(白金ーイリジウムも含む)をコーティング
した電極材で形成している。また、この各電極25a,
25b間の上部開口には環状の電極固定板25cを填め
込み、各電極25a,25bの間隙を適正に維持する一
方、内側電極25aの上部開口には電極キャップ25d
を填め込み、内側電極25aの上部開口から水が流入し
ないようにしている。
【0029】この電極固定板25cには入口孔25eが
形成される一方、内側電極25aの下部には出口孔25
fが形成されており、貯水容器21内の水が入口孔25
eを通じて各電極25a,25b間に流れ、更に出口孔
25fを通じて内側電極25aの内側に流れるようにな
っている。この入口孔25e、各電極25a,25b間
の間隙及び出口孔25fにより外側電極25bの外側の
水を内側電極25aの内側に導く通水管路を構成してい
る。また、各電極25a,25bの下部には電極用端子
25g,25hが設けられており、この電極用端子25
g,25hがシール状態で蓋体23を貫通して直流電源
に接続している。
【0030】なお、外側電極25bに形成された微小孔
25jは各電極25a,25bに生成された塩素を外側
に排出する。また、送水管24には図1に示すように逆
止弁24a及び流量センサ24bが設置されている。こ
の流量センサ24bは、例えば羽根車式のものを用いて
おり、流量に応じたパルス信号を電気信号に変換して管
路中の流量を出力する構造となっている。
【0031】次に、本実施形態に係る飲料供給装置の駆
動制御回路を図3のブロック図を参照して説明する。
【0032】本実施形態に係る飲料供給装置はマイクロ
コンピュータ等による制御装置3にて自動化されてお
り、この制御装置3は中央演算装置(CPU)30a、
制御プログラムを記憶しているメモリ30b、信号を入
出力するI/Oポート30c,30dを有している。
【0033】このI/Oポート30cは販売ボタン4及
びカーボネータ11aからの信号を受けるようになって
いる。この販売ボタン4は飲料選択をするときのスイッ
チであり、この販売ボタン4からの信号により、販売さ
れる飲料が大カップのものであるか、中カップのもので
あるか、或いは、小カップのものであるかが判定される
し、また、押された販売ボタン4の数により販売数量も
ここで認識される。また、このカーボネータ11aから
はカーボネータ11aへの給水(炭酸飲料の販売)があ
るか否かを判定する。
【0034】一方、I/Oポート30dからは制御装置
3で判定された信号に基づきは、駆動回路5を通じて各
電極25a,25bに通電するようになっている。
【0035】また、制御装置3は販売ボタン4のオン信
号(販売信号)を検知したとき、塩素発生器2の各電極
25a,25bに直流電流を通電する制御(流水電解制
御)と、販売ボタン4のオフ信号(販売終了信号)を検
知したとき、同じく各電極25a,25bに直流電流を
通電する制御(停水電解制御)とを有している。
【0036】本実施形態の特徴的構成である制御装置3
の駆動制御を図4のフローチャートを参照して説明す
る。
【0037】即ち、販売ボタン4が押されたときは、押
された販売ボタン4の数量(販売数量)、この販売ボタ
ン4に対応する飲料が小カップ、中カップ、大カップの
何れであるか、カーボネータ11aへの給水があるかを
判定し、これを予め実験で求めておいた関係式から流水
電解電流値を演算・決定する(S1〜S3)。次いで、
この求められた流水電解電流値を販売終了信号が出力さ
れるまで(販売時間終了まで)、各電極25a,25b
に通電する。なお、販売時間帯に新たに販売ボタン4が
押されたときは、再度、流水電解電流値を演算・決定
し、この決定された電流値で各電極25a,25bへの
通電を継続する。
【0038】このように本実施形態によれば、販売数
量、カップの大小等の各種の状況に基づき流水電解電流
値を設定し、例えば販売数量が多いとき、大カップのと
き、カーボネータ11aへの給水信号がないとき等は、
電流値を高くする。これとは逆に、販売数量が少ないと
き、小カップのとき、カーボネータ11aへの給水信号
があるとき等は、電流値を低くする。これにより、給水
される水が最適な有効塩素濃度となる。
【0039】図5のフローチャートは本発明の第2実施
形態を示すもので、この第2実施形態では停水電解電流
値も調整するようになっている。
【0040】即ち、販売ボタン4が押されたときは、販
売数量、カップの大小、カーボネータへの給水を判定
し、関係式から流水電解電流値を演算・決定するととも
に、停水電解電流値も演算・決定する(S1〜S3)。
この決定された電流値で販売時間に亘って流水電解を行
い、また、販売終了後の停水電解制御を設定時間に亘っ
て行う(S4〜S9)。
【0041】このように本実施形態によれば、流水電解
制御及び停水電解制御における電流値を最適にできる。
【0042】なお、この流水電解制御及び停水電解制御
は、流水時と停水時の両者でハウジング22内の塩素濃
度を所定値に維持することを目的とするものである。従
って、この第2実施形態以外に、流水電解制御では基準
電流値で固定し、停水電解制御では電流値を補正した
り、或いは逆に、停水電解制御では基準電流値で固定
し、流水電解制御では電流値を補正して、最適な有効塩
素濃度とするようにしてもよい。その他の構成、作用は
前記第1実施形態と同様である。
【0043】図6のフローチャートは本発明の第3実施
形態を示すもので、この第3実施形態では停水電解制御
時の通電時間を調整して最適な有効塩素濃度に得るよう
にしている。
【0044】即ち、販売ボタン4が押されたときは、販
売数量、カップの大小、カーボネータへの給水を判定
し、関係式から設定停水通電時間を補正し、停水通電時
間を演算・決定する(S1〜S3)。流水電解制御では
販売時間の間だけ各電極25a,25bに通電して流水
電解制御を行う(S4〜S6)。次いで実施される停水
電解制御では、演算・決定された通電時間で各電極25
a,25bに通電する(S7〜S9)。
【0045】このように本実施形態では、停水電解制御
において、各電極25a,25bへの通電時間を制御し
て最適な有効塩素濃度を維持するようになっている。そ
の他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
【0046】図7のフローチャートは本発明の第4実施
形態を示すもので、この第4実施形態では流水電解制御
時及び停水電解制御時の両者の通電時間を調整するよう
にしている。
【0047】即ち、販売ボタン4が押されたときは、販
売数量、カップの大小、カーボネータへの給水を判定
し、関係式から設定流水通電時間及び設定停水通電時間
を補正し、流水・停水通電時間を演算・決定する(S1
〜S3)。流水電解制御では補正された通電時間に亘っ
て各電極25a,25bに通電する(S4〜S6)。そ
の後、販売時間が終了したときは、停水電解制御が開始
され補正された通電時間に亘って各電極25a,25b
に通電する(S7〜S10)。
【0048】このように本実施形態では、流水電解制御
及び停水電解制御において、各電極25a,25bへの
通電時間を制御して最適な有効塩素濃度を得るようにし
ている。その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様
である。
【0049】なお、前記第1実施形態から前記第4実施
形態では販売数量、カップの大小、カーボネータへの給
水の全てから電流値或いは通電時間を演算・決定してい
るが、これらの1つ又は2つの条件から電流値或いは通
電時間を演算・決定するようにしてもよい。
【0050】図8及び図9は本発明の第5実施形態を示
すものである。この実施形態では図8に示すように流量
センサ24bからの検知信号に基づき単位流量当たりの
計時時間を計測して流水電解制御時及び停水電解制御時
の電解電流値を制御するようになっている。
【0051】即ち、図9に示すように、流量Fが設定流
量Fcに達しているか否かを検知し、設定流量Fcに達
しているときは(販売中を認識したときは)、塩素発生
器2の単位流量当たりの計時時間を計測し、流水・停水
電解電流値を演算・決定する(S1〜S3)。この決定
された電流値に基づき流水電解制御を実施し、その後流
量Fが設定流水Fcよりも低くなったときは(販売終了
を認識したときは)、流量計測を終了するとともに計測
時間をリセットし、流水電解制御時の通電を終了する
(S4〜S7)。しかる後、停水電解制御を演算・決定
された電解電流値に基づき設定時間に亘って各電極25
a,25bに通電する(S8〜S10)。
【0052】このように本実施形態によれば、単位流量
当たりの計時時間を計測し流水電解電流値及び停水電解
電流値を設定し、例えば流量が多く計測時間が短いとき
は、電流値を高くする。これとは逆に、流量が少なく計
測時間が長いときは、電流値を低くする。これにより、
最適な有効塩素濃度となるよう制御される。その他の構
成、作用は前記第1実施形態と同様である。
【0053】図10のフローチャートは本発明の第6実
施形態を示すもので、この第6実施形態では流水電解制
御時及び停水電解制御時の両者の通電時間を調整するよ
うにしている。
【0054】即ち、図10に示すように、流量Fが設定
流量Fcに達しているか否かを検知し、設定流量Fcに
達しているときは、塩素発生器2の単位流量当たりの計
時時間を計測し、この計測時間に基づき関係式から流水
・停水通電時間を補正し演算・決定する(S1〜S
3)。流水電解制御では補正された通電時間に亘って通
電する(S4〜S6)。ここで、設定流量Fcより流量
が少なくなったときは、停水電解制御を開始し、補正さ
れた通電時間に亘って各電極25a,25bに通電する
(S7〜S10)。その他の構成、作用は前記第1実施
形態と同様である。
【0055】図11及び図12は本発明の第7実施形態
を示すものである。前記各実施形態では塩素発生器2で
生成した水を飲料機1に給送し、バルブ13からジュー
ス等の飲料を供給するようになっているが、この実施形
態では家庭用の台所等の配管に給水する構造となってい
る。
【0056】即ち、図11に示すように、水道水等の原
水をプレフィルタ20aで浄化し、これを逆止弁20b
を通じて塩素発生器2に給水するもので、この塩素発生
器2で生成した水を流量センサ24bを通じて蛇口6に
給送するようになっている。また、この実施形態では単
位時間当たりの流量を測定して流水電解電流値を演算・
決定するようになっている。
【0057】この実施形態の駆動制御を図12のフロー
チャートを参照して説明する。まず、流量Fが設定流量
Fcに達しているか否かを検知し、設定流量Fcに達し
ているときは、塩素発生器2の単位時間当たりの流量を
計測し、この流量に基づき流水電解電流値を演算・決定
する(S1〜S3)。この決定された電解電流値に基づ
き流水電解制御を実施し、その後流量Fが設定流水Fc
よりも低くなったときは、この通電を終了する(S4〜
S6)。その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様
である。
【0058】このように本実施形態によれば、単位時間
当たりの流量に基づき流水電解電流値を設定し、例えば
流量が多いときは、電流値を高くする。これとは逆に、
流量が少ないときは、電流値を低くする。これにより、
最適な有効塩素濃度となるよう制御される。その他の構
成、作用は前記第1実施形態と同様である。
【0059】図13は本発明の第8実施形態を示すもの
である。この実施形態では単位時間当たりの流量に基づ
き流水電解電流値及び停水電解電流値の両者を演算・決
定するようになっている。
【0060】即ち、流量Fが設定流量Fcに達している
か否かを検知し、設定流量Fcに達しているときは、塩
素発生器2の単位時間当たりの流量を計測し、この流量
に基づき流水電解電流値及び停水電解電流値を演算・決
定する(S1〜S3)。この決定された電解電流値に基
づき流水電解制御を実施し、その後流量Fが設定流水F
cよりも低くなったときは、この通電を終了する(S4
〜S6)。その後、停水電解制御を補正演算された電流
値に基づき設定時間に亘って各電極25a,25bに通
電する(S7〜S9)。
【0061】このように本実施形態によれば、流水電解
制御及び停水電解制御の両者の電流値を流量に基づき補
正し、適切な有効塩素濃度を実現している。
【0062】図14は本発明の第9実施形態を示すもの
である。この実施形態では単位時間当たりの流量に基づ
き停水電解制御時の通電時間を演算・決定するようにな
っている。
【0063】即ち、流量Fが設定流量Fcに達している
か否かを検知し、設定流量Fcに達しているときは、塩
素発生器2の単位時間当たりの流量を計測し、この流量
に基づき関係式から停水通電時間を補正し、停水通電時
間を演算・決定する(S1〜S3)。流水電解制御では
設定流量Fcより水量が少なくなるまで各電極25a,
25bに通電して流水電解制御を行う(S4〜S6)。
次いで実施される停水電解制御では、補正された通電時
間に亘って各電極25a,25bに通電する(S7〜S
9)。
【0064】このように本実施形態によれば、停水電解
制御の通電時間を流量に基づき補正し、適切な有効塩素
濃度を実現している。その他の構成、作用は前記第8実
施形態と同様である。
【0065】図15は本発明の第10実施形態を示すも
のである。この実施形態では単位時間当たりの流量に基
づき流水電解制御及び停水電解制御時の両者の通電時間
を演算・決定するようになっている。
【0066】即ち、流量Fが設定流量Fcに達している
か否かを検知し、設定流量Fcに達しているときは、塩
素発生器2の単位時間当たりの流量を計測し、この流量
に基づき関係式から流水及び停水通電時間を補正し、流
水及び停水通電時間を演算・決定する(S1〜S3)。
流水電解制御では補正された通電時間に亘って通電する
(S4〜S6)。ここで、設定流量Fcより流量が少な
くなったときは、停水電解制御を開始し、補正された通
電時間に亘って各電極25a,25bに通電する(S7
〜S10)。
【0067】この実施形態では流水・停水電解制御の通
電時間を流量に基づき補正している。その他の構成、作
用は前記第8実施形態と同様である。
【0068】図16乃至図18は本発明の第11実施形
態を示すものである。この実施形態は、塩素発生器2
a,2b,2cを複数台有し、この第1〜第3塩素発生
器2a,2b,2cに並列に水道水を流す構造となって
いる。
【0069】即ち、図16に示すように、水道水を給送
する給水管20がプレフィルタ20a及び逆止弁20b
を通じて第1〜第3給水弁20c,20d,20eを有
する第1〜第3塩素発生器2a,2b,2cに並列に接
続している。また、各塩素発生器2a,2b,2cの送
水管24は流量センサ24bを通じて蛇口6に接続して
いる。また、図17に示すように、流量センサ24bの
流量信号に基づき第1〜第3給水弁20c,20d,2
0e及び第1〜第3塩素発生器2a,2b,2cを制御
するようになっている。
【0070】この実施形態に係る駆動制御を図18を参
照して説明する。即ち、流量Fが設定流量Fcに達して
いるか否かを検知し、設定流量Fcに達しているとき
は、この流量Fを測定する(S1,S2)。ここで、制
御装置3はFc<F≦F1(1台の塩素発生器で済む流
量)、F1<F≦F2(2台の塩素発生器で済む流
量)、或いは、F>F2(3台以上の塩素発生器が必要
な流量)の何れの条件を満足する流量Fであるかを判定
する(S3〜S5)。この判定でFc<F≦F1の条件
を満たすときは第1給水弁20cを開き、第1塩素発生
器2aのみに水道水を流し、第1塩素発生器2aの電極
に通電する(S6,S7)。この判定でF1<F≦F2
の条件を満たすときは第1給水弁20c及び第2給水弁
20dを開き、第1塩素発生器2a及び第2塩素発生器
2bに水道水を流し、第1塩素発生器2a及び第2塩素
発生器2bの電極に通電する(S8,S9)。この判定
でF>F2の条件を満たすときは全ての給水弁20c,
20d,20eを開き、全ての塩素発生器2a,2b,
2cに水道水を流し、各塩素発生器2a,2b,2cの
電極に通電する(S10,S11)。このような制御を
流量Fが設定流量Fcより少なくなるまで実施する(S
12,S13)。
【0071】以上のように本実施形態では蛇口6の開度
(流量の大小)に対応して塩素発生器2a,2b,2c
を台数制御し、最適な有効塩素濃度を得るようにしてい
る。
【0072】なお、この第11実施形態では家庭の台所
等の蛇口6から流れる水についての制御を説明したが、
第1〜第6実施形態で説明した飲料機1を有する飲料供
給装置についても同様の制御を適用できる。即ち、販売
ボタン4からの信号に基づき販売数量等を判定し、各塩
素発生器2a,2b,2cを台数制御しても良い。ま
た、流量センサ24bからの単位流量当たりの計時時間
を計測して、各塩素発生器2a,2b,2cを台数制御
しても良い。更に、この第11実施形態と同様に、流量
センサ24bで検知される流量Fから各塩素発生器2
a,2b,2cを台数制御しても良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
飲料ディスペンサ等の販売量に対応して、塩素発生器の
流量に対応して、或いは蛇口等の開度に対応して、有効
塩素濃度を電流値で或いは通電時間で制御するもので、
これにより、最適な有効塩素濃度の水が供給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る飲料供給装置の水回路図
【図2】塩素発生器の断面図
【図3】第1実施形態に係る飲料供給装置の駆動制御回
路を示すブロック図
【図4】第1実施形態に係る飲料供給装置の制御フロー
チャート
【図5】第2実施形態に係る飲料供給装置の制御フロー
チャート
【図6】第3実施形態に係る飲料供給装置の制御フロー
チャート
【図7】第4実施形態に係る飲料供給装置の水回路図
【図8】第5実施形態に係る飲料供給装置の駆動制御回
路を示すブロック図
【図9】第5実施形態に係る飲料供給装置の制御フロー
チャート
【図10】第6実施形態に係る飲料供給装置の制御フロ
ーチャート
【図11】第7実施形態に係る飲料供給装置の水回路図
【図12】第7実施形態に係る飲料供給装置の制御フロ
ーチャート
【図13】第8実施形態に係る飲料供給装置の制御フロ
ーチャート
【図14】第9実施形態に係る飲料供給装置の制御フロ
ーチャート
【図15】第10実施形態に係る飲料供給装置の制御フ
ローチャート
【図16】第11実施形態に係る飲料供給装置の水回路
【図17】第11実施形態に係る飲料供給装置の駆動制
御回路を示すブロック図
【図18】第11実施形態に係る飲料供給装置の制御フ
ローチャート
【符号の説明】
1…飲料機、2,2a,2b,2c…塩素発生器、3…
制御装置、6…蛇口、24b…流量センサ、25a,2
5b…電極。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水管路を通じて給送された水道水等の
    塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器内
    に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通電
    される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外の
    前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通った
    水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該各
    電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分解
    し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を用
    いて各種飲料を生成する飲料機と、 を備えた飲料供給装置において、 前記飲料機の販売量出力手段からの販売量信号に基づき
    前記各電極に通電する直流電流値を制御する制御手段を
    有することを特徴とする飲料供給装置。
  2. 【請求項2】 給水管路を通じて給送された水道水等の
    塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器内
    に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通電
    される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外の
    前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通った
    水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該各
    電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分解
    し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を用
    いて各種飲料を生成する飲料機と、 を備えた飲料供給装置において、 前記飲料機の販売量出力手段からの販売量信号に基づき
    前記各電極への通電時間を制御する制御手段を有するこ
    とを特徴とする飲料供給装置。
  3. 【請求項3】 給水管路を通じて給送された水道水等の
    塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器内
    に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通電
    される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外の
    前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通った
    水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該各
    電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分解
    し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を給
    水する家庭用の台所水配管、或いは、有効塩素濃度の水
    を用いて各種飲料を生成する飲料機等でなる端末部と、 を備えた飲料供給装置において、 前記塩素発生器の流量を検知する流量検知手段と、該流
    量検知手段からの流水信号を計時し該計時信号に基づき
    前記各電極に通電する直流電流値を制御する制御手段を
    有することを特徴とする飲料供給装置。
  4. 【請求項4】 給水管路を通じて給送された水道水等の
    塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器内
    に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通電
    される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外の
    前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通った
    水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該各
    電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分解
    し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を給
    水する家庭用の台所水配管、或いは、有効塩素濃度の水
    を用いて各種飲料を生成する飲料機等でなる端末部と、 を備えた飲料供給装置において、 前記塩素発生器の流量を検知する流量検知手段と、該流
    量検知手段からの流水信号を計時し該計時信号に基づき
    前記各電極への通電時間を制御する制御手段を有するこ
    とを特徴とする飲料供給装置。
  5. 【請求項5】 給水管路を通じて給送された水道水等の
    塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器内
    に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通電
    される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外の
    前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通った
    水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該各
    電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分解
    し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を給
    水する家庭用の台所水配管、或いは、有効塩素濃度の水
    を用いて各種飲料を生成する飲料機等でなる端末部と、 を備えた飲料供給装置において、 前記塩素発生器の流量を検知する流量検知手段と、該流
    量検知手段の流量信号に基づき前記各電極に通電する直
    流電流値を制御する制御手段を有することを特徴とする
    飲料供給装置。
  6. 【請求項6】 給水管路を通じて給送された水道水等の
    塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器内
    に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通電
    される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外の
    前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通った
    水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該各
    電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分解
    し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を給
    水する家庭用の台所水配管、或いは、有効塩素濃度の水
    を用いて各種飲料を生成する飲料機等でなる端末部と、 を備えた飲料供給装置において、 前記塩素発生器の流量を検知する流量検知手段と、該流
    量検知手段の流量に基づき前記各電極への通電時間を制
    御する制御手段を有することを特徴とする飲料供給装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の制御手段は、前記販売量
    出力手段の販売信号及び販売終了信号に基づき前記各電
    極に直流電流を通電するとともに、前記販売量信号に基
    づき販売時又は販売終了時の少なくとも一方の直流電流
    値を制御することを特徴とする飲料供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の制御手段は、前記販売量
    出力手段の販売信号及び販売終了信号に基づき前記各電
    極に直流電流を通電するとともに、前記販売量信号に基
    づき該販売時又は販売終了時の少なくとも一方の直流電
    流の通電時間を制御することを特徴とする飲料供給装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項3又は請求項5の制御手段は、前
    記流量検知手段からの流水信号及び停水信号に基づき前
    記各電極に直流電流を通電するとともに、該流量検知手
    段からの流水信号を計時し該計時信号に基づき該流水時
    又は停水時の少なくとも一方の直流電流値を制御するこ
    とを特徴とする飲料供給装置。
  10. 【請求項10】 請求項4又は請求項6の制御手段は、
    前記流量検知手段からの流水信号及び停水信号に基づき
    前記各電極に直流電流を通電するとともに、該流量検知
    手段からの流水信号を計時し該計時信号に基づき該流水
    時又は停水時の少なくとも一方の直流電流の通電時間を
    制御することを特徴とする飲料供給装置。
  11. 【請求項11】 給水管路を通じて給送された水道水等
    の塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器
    内に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通
    電される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外
    の前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通っ
    た水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該
    各電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分
    解し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を用
    いて各種飲料を生成する飲料機とを備え、 前記塩素発生器を複数並列に接続した飲料供給装置にお
    いて、 前記各塩素発生器への通水を個別に制御する弁機構を有
    するとともに、前記飲料機の販売量出力手段からの販売
    量信号に基づき前記各弁機構を開閉制御する制御手段を
    有することを特徴とする飲料供給装置。
  12. 【請求項12】 給水管路を通じて給送された水道水等
    の塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器
    内に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通
    電される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外
    の前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通っ
    た水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該
    各電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分
    解し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を給
    水する家庭用の台所水配管、或いは、有効塩素濃度の水
    を用いて各種飲料を生成する飲料機等でなる端末部とを
    備え、 前記塩素発生器を複数並列に接続した飲料供給装置にお
    いて、 前記各塩素発生器への通水を個別に制御する弁機構と、
    前記各塩素発生器への流量を検知する流量検知手段と、
    該流量検知手段からの流水信号を計時し該計時信号に基
    づき前記各弁機構を開閉制御する制御手段を有すること
    を特徴とする飲料供給装置。
  13. 【請求項13】 給水管路を通じて給送された水道水等
    の塩素イオン含有水を貯留する貯水容器と、該貯水容器
    内に所定間隔をおいて同心円状に配置され直流電流が通
    電される一対の筒状の電極と、該貯水容器内の水を内外
    の前記各電極間に通す通水管路と、該通水管路内を通っ
    た水を該貯水容器の外に送水する送水管路とを有し、該
    各電極に直流電流を通電して塩素イオン含有水を電気分
    解し有効塩素を含む水を生成する塩素発生器と、 前記送水管路を通じて送水された有効塩素濃度の水を給
    水する家庭用の台所水配管、或いは、有効塩素濃度の水
    を用いて各種飲料を生成する飲料機等でなる端末部とを
    備え、 前記塩素発生器を複数並列に接続した飲料供給装置にお
    いて、 前記各塩素発生器への通水を個別に制御する弁機構と、
    前記各塩素発生器への流量を検知する流量検知手段と、
    該流量検知手段の流量信号に基づき前記各弁機構を開閉
    制御する制御手段を有することを特徴とする飲料供給装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1、請求項2、請求項7、請求
    項8又は請求項11記載の前記販売量出力手段の出力信
    号は、飲料機の販売スイッチ信号、飲料機のディスペン
    シングバルブ信号、或いは、飲料機のカーボネータ給水
    信号であることを特徴とする飲料供給装置。
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