JP2000050613A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2000050613A
JP2000050613A JP10229428A JP22942898A JP2000050613A JP 2000050613 A JP2000050613 A JP 2000050613A JP 10229428 A JP10229428 A JP 10229428A JP 22942898 A JP22942898 A JP 22942898A JP 2000050613 A JP2000050613 A JP 2000050613A
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JP
Japan
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heat
coil
heat pipe
coils
linear motor
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JP10229428A
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English (en)
Inventor
Masayuki Aisaka
逢坂政行
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Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shicoh Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、リニアモータのコイルにお
いて、コイルの温度上昇に伴う移動子の推力及び応答特
性の低下を防止することを目的とする。 【構成】 吸熱部と放熱部を持つ伝熱材(14A〜14
D)が基板(4A)に備えられており、前記吸熱部はコ
イル(19A〜19F)が発生する熱を吸熱し、前記放
熱部の一部は荷台(8)と接触していることを特徴とす
るリニアモータ(1)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気エネルギーを
直線的な機械エネルギーに変換する装置であるリニアモ
ータに関する。
【0002】
【従来技術】従来のリニアモータは移動子に備えられて
いる基板に樹脂などのモールド材でコイルを固定してい
る。コイルは全周をモールド材に囲まれ固定されてい
る。前記基板は前記移動子の全体重量を軽くするために
プラスチックなどの樹脂でできている。
【0003】
【発明を解決しようとする課題】従来のリニアモータは
作動中に移動子を駆動するために供給される電流がコイ
ルに流れると、コイルはコイル自身の内部抵抗により発
熱を起こす。時間が経過しこのコイルの温度が上昇して
いくにつれコイル自身の内部抵抗は高くなりコイルに流
れる電流は低下する。このことがリニアモータにおいて
移動子の推力を低下させ、移動子の加速度の低下による
応答特性を低下させる。
【0004】本発明の目的は、リニアモータのコイルに
おいて、コイルの温度上昇に伴う移動子の推力及び応答
特性の低下を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的を達
成するために、請求項1に記載の発明は、コイルと荷台
と前記コイルを搭載する基板とを備える移動子と、前記
移動子の走行方向に沿って隣配置の磁極が異極となるよ
うにN極、S極の磁極を配置したマグネットを備える固
定子と、を相対的走行するように配置した3相のコイル
可動型ブラシレスDCリニアモータにおいて、吸熱部と
放熱部を持つ伝熱材が前記基板に備えられており、前記
吸熱部は前記コイルが発生する熱を吸熱し、前記放熱部
の一部は前記荷台と接触していることを特徴とする。
【0006】前記コイル可動型ブラシレスDCリニアモ
ータの作動中、前記コイルは内部抵抗により発熱をす
る。前記基板には前記コイルと前記伝熱材が備えてあ
る。前記伝熱材の吸熱部は前記コイルが発生する熱を吸
熱する。前記伝熱材の放熱部の一部が接触している前記
荷台に前記コイルの熱を伝える。前記コイルの発生する
熱は前記荷台に伝達され、前記荷台より放熱される。前
記荷台が移動しているときに、風を切ることにより放熱
効果が上がる。
【0007】前記コイルの温度上昇は抑制され、前記コ
イルに流れる電流の低下を防止できるので、前記移動子
の推力の低下を防止し、前記移動子の加速度の低下を防
止し、前記移動子の応答特性の低下を防ぐ。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記伝熱材はヒートパイプであること
を特徴とする。
【0009】請求項2の発明によると、前記ヒートパイ
プは曲げ加工が容易であるため、前記コイルとともに前
記ヒートパイプを前記基板に取り付けるのが容易であ
る。前記ヒートパイプの外側に放熱フィンを取り付け放
熱効果を更に高めたり、前記コイルと前記荷台が離れて
いても前記ヒートパイプで結ぶことにより熱の移動が容
易に出来る。このことにより容易に本発明にかかる目的
を達成することが出来る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記ヒートパイプと前記コイルとをモ
ールド材に埋め込み、前記ヒートパイプと前記コイルと
を一体にしてモールド材とともに前記基板に配置してい
ることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明によると、液体状のモール
ド材は前記ヒートパイプと前記コイルの表面形状に合わ
せて凝固するので、モールド材は前記ヒートパイプと前
記コイルに密着した状態で配置する。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2及び3
に記載の発明において、前記ヒートパイプの断面が略楕
円形であり、前記ヒートパイプの少なくとも略楕円の扁
平部分が前記コイルと接触していることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明によると以下の作用があ
る。円形断面のヒートパイプと略楕円形断面のヒートパ
イプを比較すると、ヒートパイプの厚みが同じ場合、略
楕円形断面のヒートパイプの断面積のほうが大きくな
る。一般的にヒートパイプは断面積の大きいほうが熱伝
導率が良い。略楕円形断面のヒートパイプを用いること
により前記ヒートパイプの熱伝達率は更によくなる。略
楕円形断面のヒートパイプの略楕円の扁平部分の一部が
前記コイルに接触していることにより、円形断面のヒー
トパイプと比較して前記コイルとの接触面積が大きくな
るので、前記コイルから前記ヒートパイプへの熱伝達は
より効率良く行われる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、前記移動子の推力の発生に寄与しない
前記コイル部分を2層に重ねて前記基板上に前記コイル
が配置されており、第1層のコイル上面に前記ヒートパ
イプの略楕円の扁平部分が接触しており、第2層のコイ
ル側面に前記ヒートパイプの略楕円の他部が接触してい
ることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明によると以下の作用があ
る。前記第1層のコイルと前記第2層のコイルとの両方
に前記ヒートパイプが接触していることにより、より効
率良く前記コイルの発生する熱を吸熱することが出来
る。
【0016】
【発明の実施の形態】添付図面の図1乃至図14を参照
して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。本発明の
第1実施にかかるリニアモータを図1乃至図6を参照し
て説明する。
【0017】リニアモータ1の固定子3は頑丈な鉄など
の磁性体でできたフレーム18を用いている。フレーム
18は移動子2の走行方向に沿って延びている。フレー
ム18には移動子2の走行方向に沿って2本の溝30
A、30Bが形成されている。2本の前記溝30A、3
0Bの間にはセンターヨーク23が配置されている。2
本の前記溝30A、30Bのフレーム18の内側に向い
ている壁面には、移動子2の走行方向に沿ってマグネッ
ト5A、5Bが取り付けられている。希土類のネオジウ
ム‐鉄‐ボロンのブロック磁石を移動子2の走行方向に
沿って並べることでマグネット5A、5Bは形成されて
いる。マグネット5A、5Bのブロック磁石は、面対向
位置にあるブロック磁石の磁極と異極になるように、且
つ隣接するブロック磁石とは異極となるように配置され
ている。固定子3の長手方向に沿ってフレーム18の一
側面にリニアエンコーダ9が取り付けられている。リニ
アエンコーダ9上の位置を検知する位置検知素子10は
移動子2に取り付けられている。リニアエンコーダ9と
位置検知素子10とは光反射型の位置検知装置である。
移動子2が固定子3上のどの位置にあるか前記位置検知
装置で検出する。21は位置検知装置用リード線であ
る。2本の前記溝30A、30Bを挟むように2本のレ
ール6A、6Bが移動子2の走行方向に沿って取り付け
られている。2本のレール6A、6Bには移動子2の走
行方向に沿って移動自在にリニアボールベアリング7
A、7Bが取り付けられている。リニアボールベアリン
グ7A、7Bには移動子2が固定されていて、移動子2
は一定の走行軌跡を保ちながら自在に動く。マグネット
5Aとセンターヨーク23との間の空隙と、マグネット
5Bとセンターヨーク23との間の空隙は、一定の間隔
を保ちながら移動子2の走行方向に沿って延びている。
センターヨーク23は磁性体でできており磁性体のフレ
ーム18とともに、二つの前記空隙の磁束を集め磁束密
度を大きくし磁界を強くする働きがある。ストップセン
サ11は移動子2を検知して、移動子2を停止させるも
のである。移動子2のコイルに通電される3相の交流電
流は、リード線用コネクタ12につながっているリード
線20を介して図示していない駆動回路より供給され
る。
【0018】第1実施の形態のリニアモータ1の移動子
2を図2を用いて説明する。移動子2には移動物を備え
る荷台8がある。基板取り付け用ブラケット17を用い
て、荷台8に基板4A、4Bが取り付けられる。この2
枚の基板4A、4Bは固定子3に設けられた二本の前記
溝30A、30Bに一定の空隙を保ちながら配される。
このリニアモータ1は3相のコイル可動型ブラシレスD
Cリニアモータである。直流電源からU相,V相,W相
の3相交流電流を作り出し、このU相,V相,W相の3
相交流電流をコイル群15A、15Bに流すことによ
り、移動子2に推力を発生させる。U相,V相,W相の
各相には4個のコイル19を直列につながっており、U
相、V相,W相のコイルはスター結線でつながれてい
る。図示していないがリニアモータ1の駆動回路は、マ
グネット5Aのブロック磁石の磁極を検知して直流電源
を3相の交流電流に変換をする。磁極の検知は磁電変換
素子であるホール素子16を用い、U相、V相、W相に
各一つづつ合計3個のホール素子16を基板4Aに配置
している。基板4AにはU相、V相、W相にそれぞれ2
個のコイルが配置されており、基板4Bも同様にコイル
が配置されている。
【0019】図4に基板4Aのコイル19A、19B、
19C、19D、19E、19Fとヒートパイプ14
A、14B、14C、14Dとの配置の様子を詳しく示
す。コイルは2層に重ねて配置されており、第一層には
コイル19B、コイル19C、コイル19E、コイル1
9Fで構成されており、第2層はコイル19A、コイル
19Dで構成されている。ヒートパイプ14Aの断面は
略楕円形であり、その略楕円形の扁平部分はコイル19
B上面に接触しており、略楕円形の他部はコイル19A
の側面に接触している。ヒートパイプ14Bの断面は略
楕円形であり、その略楕円形の扁平部分はコイル19C
上面に接触しており、略楕円形の他部はコイル19C内
周側面とコイル19D側面と接触している。ヒートパイ
プ14Cの断面は略楕円形であり、その略楕円形の扁平
部分はコイル19E上面に接触しており、略楕円形の他
部はコイル19E内周側面とコイル19F側面と接触し
ている。ヒートパイプ14Dの断面は略楕円形であり、
その略楕円形の扁平部分はコイル19F上面に接触して
おり、略楕円形の他部はコイル19Fの内周側面に接触
している。コイル19A、19B、19C、19D、1
9E、19Fとヒートパイプ14A、14B、14C、
14Dはモールド材で一体にされており、基板4Aに配
置されている。モールド材は一液性エポキシ樹脂であ
り、含有する主な成分はエポキシ樹脂と変性脂肪族ポリ
アミニンとアルミナ系材料である。アルミナ系材料はモ
ールド材の熱伝導率を上げるためのものである。
【0020】図3に基板4Bのコイル19G、19H、
19J、19K、19L、19Mとヒートパイプ14
E、14Fとの配置の様子を示す。コイル19G、19
H、19J、19K、19L、19Mは2層に重ねて配
置されている。第1層はコイル19G、19J、19
K、19Mで構成され、第2層はコイル19H、19L
で構成されている。ヒートパイプ14Eは断面が略楕円
形であり、その略楕円形の扁平部分はコイル19J上面
と接触しており、略楕円形の他部はコイル19J内側側
面とコイル19H側面に接触している。ヒートパイプ1
4Fは断面が略楕円形であり、その略楕円形の扁平部分
はコイル19K上面と接触しており、略楕円形の他部は
コイル19K内側側面とコイル19L側面に接触してい
る。
【0021】ヒートパイプ14A、14B、14C、1
4D、14E、14Fの放熱部の一部は荷台8に接触し
ている。荷台8は、アルミニウム合金でできており、ヒ
ートパイプ14A、14B、14C、14D、14E、
14Fから熱を吸熱する。荷台8に吸熱された熱は、荷
台8の外面から外部空間に放熱される。図6は基板4A
のA‐A断面図であり、コイル19A、19B、19
C、19D、19E、19Fとヒートパイプ14A、1
4B、14C、14Dとが基板4Aに配置されている様
子を示している。
【0022】図5にリニアモータ1の展開図を示す。コ
イル19A、19B、19C、19D、19E、19
F、19G、19H、19J、19K、19L、19M
に3相の交流電流が流れると、マグネット5A、5Bの
磁界によりフレミングの左手の法則に従いコイル19
A、19B、19C、19D、19E、19F、19
G、19H、19J、19K、19L、19Mに推力が
発生する。この推力が移動子2Aの推力になる。本発明
は自動織機機械、車両用制振装置及び建造物用制振装置
に用いられるリニアモータにも利用できる。
【0023】ヒートパイプ14Aの吸熱部の一部が主に
コイル19A、19Bから発生する熱を吸熱し、荷台8
に接触しているヒートパイプ14Aの放熱部より荷台8
に熱が伝達される。ヒートパイプ14Bの吸熱部の一部
が主にコイル19C、19Dから発生する熱を吸熱し、
荷台8に接触しているヒートパイプ14Bの放熱部より
荷台8に熱が伝達される。ヒートパイプ14Cの吸熱部
の一部が主にコイル19D、19Eから発生する熱を吸
熱し、荷台8に接触しているヒートパイプ14Cの放熱
部より荷台8に熱が伝達される。ヒートパイプ14Dの
吸熱部の一部が主にコイル19Fから発生する熱を吸熱
し、荷台8に接触しているヒートパイプ14Dの放熱部
より荷台8に熱が伝達される。ヒートパイプ14Eの吸
熱部の一部が主にコイル19H、19Jから発生する熱
を吸熱し、荷台8に接触しているヒートパイプ14Eの
放熱部より荷台8に熱が伝達される。ヒートパイプ14
Fの吸熱部の一部が主にコイル19K、19Lから発生
する熱を吸熱し、荷台8に接触しているヒートパイプ1
4Fの放熱部より荷台8に熱が伝達される。荷台8が移
動することにより風を切り、荷台8に伝達された熱は荷
台8から放熱される。
【0024】本発明の第2実施の形態にかかるリニアモ
ータの構成を図7、8、9、10を参照して説明する。
尚、以下に説明する実施の形態では、第1実施の形態と
共通する箇所の説明は省略する。
【0025】第2実施の形態にかかるリニアモータは3
相のブラシレスDCリニアモータである。U相とV相と
W相は各相に5個のコイルがつないであり、U相コイル
とV相コイルとW相コイルはスター結線でつながれてい
る。第2実施の形態にかかる移動子102の構成を図
7、8、9、10を用いて説明する。基板104Aには
8個のコイル119A、119B、119C、119
D、119E、119F、119G、119Hが2層に
重ねて配置されている。第1層にはコイル119B、1
19D、119F、119Hが配置され、第2層にはコ
イル119A、119C、119E、119Gが配置さ
れている。ヒートパイプ114Aの吸熱部の一部はコイ
ル119Aとコイル119Hの側面に接触されている。
ヒートパイプ114Aの放熱部の一部は荷台8に接触し
ている。
【0026】基板104Bには7個のコイル119J、
119K、119L、119M、119N、119P、
119Qが2層に重ねて配置されている。第1層にはコ
イル119J、119L、119N、119Qが配置さ
れ、第2層にはコイル119K、119M、119Pが
配置されている。ヒートパイプ114Bの吸熱部の一部
はコイル119Jとコイル119Qの側面に接触されて
いる。ヒートパイプ114Bの放熱部の一部は荷台8に
接触している。第2実施にかかるリニアモータの展開図
を図10に示す。
【0027】ヒートパイプ114Aの吸熱部は主にコイ
ル119A、119Hから伝達される熱を吸熱し、荷台
108に接触しているヒートパイプ114Aの放熱部よ
り熱が荷台108に伝達される。ヒートパイプ114B
の吸熱部は主にコイル119J、119Qから伝達され
る熱を吸熱し、荷台108に接触しているヒートパイプ
114Bの放熱部より熱が荷台108に伝達される。荷
台108は移動するので風を切り、荷台108は放熱を
する。
【0028】本発明の第3実施の形態にかかるリニアモ
ータの構成を図11、12,13、14を参照して説明
する。
【0029】基板204Aには8個のコイル219A、
219B、219C、219D、219E、219F、
219G、219Hが2層に重ねて配置されている。第
1層にはコイル219B、219D、219F、219
Hが配置され、第2層にはコイル219A、219C、
219E、219Gが配置されている。図14は基板2
04AのB‐B断面図であり、ヒートパイプ214Aと
コイル219A、219B、219C、219D、21
9E、219F、219G、219Hとの接触している
様子を示す。ヒートパイプ214Aの断面は略楕円形
で、この略楕円の扁平部分は第1層のコイルの側面と第
2層のコイルの側面とに接触している。コイルのヒート
パイプとの接触部分はコイルの短辺部分の側面である。
コイル119Hはコイル119Hの長辺部分の側面と接
触している。基板204Bのコイルとヒートパイプの配
置も図示していないが基盤204Aと同様である。
【0030】コイル219A、219B、219C、2
19D、219E、219F、219G、219H短辺
とコイル219H長辺とに接触をしているヒートパイプ
214Aの吸熱部からコイル219A、219B、21
9C、219D、219E、219F、219G、21
9Hが発生する熱を吸熱し、荷台208に接触している
ヒートパイプ214Aの放熱部から荷台204に熱が伝
達する。コイル219J、219K、219L、219
M、219N、219P、219Q短辺とコイル219
Q長辺とに接触をしているヒートパイプ214Bの吸熱
部からコイル219J、219K、219L、219
M、219N、219P、219Qが発生する熱を吸熱
し、荷台208に接触しているヒートパイプ214Bの
放熱部から荷台204に熱が伝達する。荷台208は移
動するので風を切り、荷台208は放熱をする。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、前記コ
イルの温度上昇に伴う前記移動子の推力と応答特性の低
下を抑制することが出来る。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、前記コイ
ルとともに伝熱材である前記ヒートパイプを前記基板に
取り付けるのが容易であり、熱の移動が容易に出来る。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、ヒートパ
イプとコイルを容易に基板に取り付けることができる。
又、コイルの発生する熱を更に効率良くヒートパイプで
吸熱することができる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、ヒートパ
イプのコイルとの接触面積を大きくすることができ、又
ピートパイプの断面積を大きくすることができる。
【0035】請求項5に記載の発明によれば、ヒートパ
イプのコイルとの接触面積を更に大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施の形態におけるリニアモータの斜視
図。
【図2】 第1実施の形態における移動子の斜視図。
【図3】 第1実施の形態における基板4Bの正面図。
【図4】 第1実施の形態における基板4Aの正面図。
【図5】 第1実施の形態におけるリニアモータの展開
図。
【図6】 第1実施の形態における基板4AのA‐A断
面の断面図。
【図7】 第2実施の形態における移動子の斜視図。
【図8】 第2実施の形態における基板4Bの正面図。
【図9】 第2実施の形態における基板4Aの正面図。
【図10】 第2実施の形態におけるリニアモータの展
開図。
【図11】 第3実施の形態における移動子の斜視図。
【図12】 第3実施の形態における基板4Bの正面
図。
【図13】 第3実施の形態における基板4Aの正面
図。
【図14】 第3実施の形態における基板4AのB‐B
断面の断面図。
【符号の説明】
1 リニアモータ 2、102、202 移動子 3 固定子 4A,4B、104A、104B、204A、204B
基板 8、108、208 荷台 13、113、213 モールド材 14A〜14F、114A、114B、214A、21
4B ヒートパイプ 16、116、216 ホール素子 19A〜19M、119A〜119Q、219A〜21
9Q、 コイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルと荷台と前記コイルを搭載する基
    板とを備える移動子と、前記移動子の走行方向に沿って
    隣配置の磁極が異極となるようにN極、S極の磁極を配
    置したマグネットを備える固定子と、を相対的走行する
    ように配置した3相のコイル可動型ブラシレスDCリニ
    アモータにおいて、吸熱部と放熱部を持つ伝熱材が前記
    基板に備えられており、前記吸熱部は前記コイルが発生
    する熱を吸熱し、前記放熱部の一部は前記荷台と接触し
    ていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 前記伝熱材はヒートパイプであることを
    特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 【請求項3】 前記ヒートパイプと前記コイルとをモー
    ルド材に埋め込み、前記ヒートパイプと前記コイルとを
    一体にしてモールド材とともに前記基板に配置している
    ことを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 【請求項4】 前記ヒートパイプの断面が略楕円形であ
    り、前記ヒートパイプの少なくとも略楕円の扁平部分が
    前記コイルと接触していることを特徴とする請求項2及
    び3に記載のリニアモータ。
  5. 【請求項5】 前記移動子の推力の発生に寄与しない前
    記コイル部分を2層に重ねて前記基板上に前記コイルが
    配置されており、第1層のコイル上面に前記ヒートパイ
    プの略楕円の扁平部分が接触しており、第2層のコイル
    側面に前記ヒートパイプの略楕円の他部が接触している
    ことを特徴とする請求項4に記載のリニアモータ。
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