JP2000050225A - 映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議システム - Google Patents
映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議システムInfo
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- JP2000050225A JP2000050225A JP10218284A JP21828498A JP2000050225A JP 2000050225 A JP2000050225 A JP 2000050225A JP 10218284 A JP10218284 A JP 10218284A JP 21828498 A JP21828498 A JP 21828498A JP 2000050225 A JP2000050225 A JP 2000050225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配信先の画像符号化装置のテレビ会議端末数
と同数の多重化回路を配置せずに、装置規模を縮小し
て、一斉放送による配信を行う。 【解決手段】 多地点テレビ会議制御装置1が、送信元
テレビ会議端末3との能力交換多重化処理及び通信を確
立すると共に、送信元多重化処理と分配多重化処理及び
能力交換多重化処理のフレーム構成を同一に設定する。
更に、多地点テレビ会議制御装置1が、分配多重化処理
と能力交換多重化処理とのフレーム位相を同一に設定し
て回線接続する。この後、多地点テレビ会議制御装置1
が、配信先テレビ会議との能力交換多重化処理が完了し
て通信が確立した後に、分配多重化処理を通じて映像及
び/又は音声データを複数の配信先テレビ会議端末4−
1〜4−nに一斉放送(又は順次放送)して一括配信
(又は時系列的に配信)する。
と同数の多重化回路を配置せずに、装置規模を縮小し
て、一斉放送による配信を行う。 【解決手段】 多地点テレビ会議制御装置1が、送信元
テレビ会議端末3との能力交換多重化処理及び通信を確
立すると共に、送信元多重化処理と分配多重化処理及び
能力交換多重化処理のフレーム構成を同一に設定する。
更に、多地点テレビ会議制御装置1が、分配多重化処理
と能力交換多重化処理とのフレーム位相を同一に設定し
て回線接続する。この後、多地点テレビ会議制御装置1
が、配信先テレビ会議との能力交換多重化処理が完了し
て通信が確立した後に、分配多重化処理を通じて映像及
び/又は音声データを複数の配信先テレビ会議端末4−
1〜4−nに一斉放送(又は順次放送)して一括配信
(又は時系列的に配信)する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ITU−T標準の
H.320準拠による画像符号化装置をテレビ会議端末
に適用して一斉放送会議を行う映像/音声データ一斉配
信方法及び多地点テレビ会議システムに関し、特に、配
信先テレビ会議端末の数に制限されずに送信元テレビ会
議端末からの映像及び/又は音声データを一斉放送(一
括又は時系列的)して配信する映像/音声データ一斉配
信方法及び多地点テレビ会議システムに関する。
H.320準拠による画像符号化装置をテレビ会議端末
に適用して一斉放送会議を行う映像/音声データ一斉配
信方法及び多地点テレビ会議システムに関し、特に、配
信先テレビ会議端末の数に制限されずに送信元テレビ会
議端末からの映像及び/又は音声データを一斉放送(一
括又は時系列的)して配信する映像/音声データ一斉配
信方法及び多地点テレビ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多地点テレビ会議システムでは、
ITU−T標準のH.320準拠による画像符号化装置
をテレビ会議端末として使用した双方向による音声/画
像通信が行われる。また、このような多地点テレビ会議
システムでは、多地点のテレビ会議端末に対してセンタ
ー局(例えば、特定テレビ会議端末)などから音声/画
像通信を片方向で送信する場合がある。
ITU−T標準のH.320準拠による画像符号化装置
をテレビ会議端末として使用した双方向による音声/画
像通信が行われる。また、このような多地点テレビ会議
システムでは、多地点のテレビ会議端末に対してセンタ
ー局(例えば、特定テレビ会議端末)などから音声/画
像通信を片方向で送信する場合がある。
【0003】このITU−T標準のH.320準拠によ
る画像符号化装置のテレビ会議端末では、片方向送信が
定義されていない。ITU−T標準のH.320準拠に
よるテレビ会議端末では、必ず方方向通信によって、正
常なH.242手順による能力交換多重化処理が完了し
ないと、映像/音声データの通信が出来ない。
る画像符号化装置のテレビ会議端末では、片方向送信が
定義されていない。ITU−T標準のH.320準拠に
よるテレビ会議端末では、必ず方方向通信によって、正
常なH.242手順による能力交換多重化処理が完了し
ないと、映像/音声データの通信が出来ない。
【0004】このようにH.242手順による正常な能
力交換多重化処理が完了しないと、映像/音声データの
通信ができないため、片方向による一斉放送(ブロード
キャスト)通信においても、全ての配信先のテレビ会議
端末と1対1で、H.221手順によるフレームを設定
し、また、H.242手順による能力交換多重化処理を
行うための多重化回路を設けている。したがって、テレ
ビ会議端末(地点)が増加すると、この増加に伴って多
重化回路数が増加して、その装置規模が増大化する。
力交換多重化処理が完了しないと、映像/音声データの
通信ができないため、片方向による一斉放送(ブロード
キャスト)通信においても、全ての配信先のテレビ会議
端末と1対1で、H.221手順によるフレームを設定
し、また、H.242手順による能力交換多重化処理を
行うための多重化回路を設けている。したがって、テレ
ビ会議端末(地点)が増加すると、この増加に伴って多
重化回路数が増加して、その装置規模が増大化する。
【0005】このような多地点テレビ会議システムとし
て、特開平7−38871号「放送型会議用画像伝送装
置」公報の従来例があり、この従来例では、多地点に音
声、映像データを一斉放送しているが、障害状況や回線
状況を監視し、送信側の画像符号器の周期的な長時間を
要するリフレッシュ動作に代えて、短時間でリフレッシ
ュを行っている。また、特開平7−66876号「多地
点会議システム及び多重接続装置」公報の従来例では、
多重化した映像データを個々に分離する複数の多重化接
続装置を相互に接続可能にして、多数の会議端末による
同時会議を行っている。
て、特開平7−38871号「放送型会議用画像伝送装
置」公報の従来例があり、この従来例では、多地点に音
声、映像データを一斉放送しているが、障害状況や回線
状況を監視し、送信側の画像符号器の周期的な長時間を
要するリフレッシュ動作に代えて、短時間でリフレッシ
ュを行っている。また、特開平7−66876号「多地
点会議システム及び多重接続装置」公報の従来例では、
多重化した映像データを個々に分離する複数の多重化接
続装置を相互に接続可能にして、多数の会議端末による
同時会議を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の多地点テ
レビ会議システムでは、ITU−T標準のH.320準
拠にあって、H.242手順による正常な能力交換多重
化処理が完了した後に、映像/音声データの通信を行う
ため、全配信先のテレビ会議端末と1対1で、H.22
1手順に基づいてフレームを設定し、また、H.242
手順による能力交換多重化処理の完了処理を行う多数の
多重化回路が必要になり、装置規模が増大化するという
欠点があった。
レビ会議システムでは、ITU−T標準のH.320準
拠にあって、H.242手順による正常な能力交換多重
化処理が完了した後に、映像/音声データの通信を行う
ため、全配信先のテレビ会議端末と1対1で、H.22
1手順に基づいてフレームを設定し、また、H.242
手順による能力交換多重化処理の完了処理を行う多数の
多重化回路が必要になり、装置規模が増大化するという
欠点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、ITU−T標準のH.32
0準拠における配信先の画像符号化装置のテレビ会議端
末数と同数の多重化回路が必要なくなり、装置規模が縮
小されて、その放送(一括又は時系列的)による配信が
可能になる映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テ
レビ会議システムの提供を目的とする。
課題を解決するものであり、ITU−T標準のH.32
0準拠における配信先の画像符号化装置のテレビ会議端
末数と同数の多重化回路が必要なくなり、装置規模が縮
小されて、その放送(一括又は時系列的)による配信が
可能になる映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テ
レビ会議システムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の映像/音声データ一斉配信方法は、送信元
装置からの映像及び/又は音声データを複数の端末に放
送して配信するものであり、送信元装置との能力交換多
重化処理を実行し、この実行後に通信を確立し、この後
に、送信元多重化処理と分配多重化処理及び能力交換多
重化処理のフレーム構成を同一に設定し、更に、分配多
重化処理と能力交換多重化処理とのフレーム位相を同一
に設定し、次に、能力交換多重化処理と複数の端末との
回線を接続して、それぞれの端末との能力交換多重化処
理を実行し、この実行後に通信を確立し、この後に、分
配多重化処理からの映像及び/又は音声データを複数の
端末へ放送によって配信している。
に、本発明の映像/音声データ一斉配信方法は、送信元
装置からの映像及び/又は音声データを複数の端末に放
送して配信するものであり、送信元装置との能力交換多
重化処理を実行し、この実行後に通信を確立し、この後
に、送信元多重化処理と分配多重化処理及び能力交換多
重化処理のフレーム構成を同一に設定し、更に、分配多
重化処理と能力交換多重化処理とのフレーム位相を同一
に設定し、次に、能力交換多重化処理と複数の端末との
回線を接続して、それぞれの端末との能力交換多重化処
理を実行し、この実行後に通信を確立し、この後に、分
配多重化処理からの映像及び/又は音声データを複数の
端末へ放送によって配信している。
【0009】この映像/音声データ一斉配信方法での前
記映像及び/又は音声データの複数の端末への配信を、
端末ごとに回線接続し、かつ、能力交換多重化処理を完
了して通信を確立した後に、分配多重化処理から映像及
び/又は音声データを、複数の端末へ一斉放送で一括し
て行っている。
記映像及び/又は音声データの複数の端末への配信を、
端末ごとに回線接続し、かつ、能力交換多重化処理を完
了して通信を確立した後に、分配多重化処理から映像及
び/又は音声データを、複数の端末へ一斉放送で一括し
て行っている。
【0010】更に、前記映像及び/又は音声データの複
数の端末への配信を、端末ごとに順次回線接続し、か
つ、順次能力交換多重化処理を完了して通信を確立した
後に、分配多重化処理から複数の端末のそれぞれへ映像
及び/又は音声データを順次放送して時系列的に行って
いる。
数の端末への配信を、端末ごとに順次回線接続し、か
つ、順次能力交換多重化処理を完了して通信を確立した
後に、分配多重化処理から複数の端末のそれぞれへ映像
及び/又は音声データを順次放送して時系列的に行って
いる。
【0011】本発明の多地点テレビ会議システムは、映
像及び/又は音声データを送出する送信元テレビ会議端
末と、映像及び/又は音声データを放送して配信するた
めの多地点テレビ会議制御装置と、映像及び/又は音声
データを受信する複数の配信先テレビ会議端末とを有
し、前記多地点テレビ会議制御装置が、前記送信元テレ
ビ会議端末との能力交換多重化処理の完了後に通信を確
立すると共に、送信元多重化処理と分配多重化処理及び
能力交換多重化処理のフレーム構成を同一に設定し、更
に、分配多重化処理と能力交換多重化処理とのフレーム
位相を同一に設定して回線接続し、前記配信先テレビ会
議との能力交換多重化処理が完了して通信が確立した後
に、分配多重化処理を通じて映像及び/又は音声データ
を複数の配信先テレビ会議端末に放送して配信する構成
としてある。
像及び/又は音声データを送出する送信元テレビ会議端
末と、映像及び/又は音声データを放送して配信するた
めの多地点テレビ会議制御装置と、映像及び/又は音声
データを受信する複数の配信先テレビ会議端末とを有
し、前記多地点テレビ会議制御装置が、前記送信元テレ
ビ会議端末との能力交換多重化処理の完了後に通信を確
立すると共に、送信元多重化処理と分配多重化処理及び
能力交換多重化処理のフレーム構成を同一に設定し、更
に、分配多重化処理と能力交換多重化処理とのフレーム
位相を同一に設定して回線接続し、前記配信先テレビ会
議との能力交換多重化処理が完了して通信が確立した後
に、分配多重化処理を通じて映像及び/又は音声データ
を複数の配信先テレビ会議端末に放送して配信する構成
としてある。
【0012】前記多地点テレビ会議システムでの前記映
像及び/又は音声の複数の端末への配信を、端末ごとに
回線接続し、かつ、能力交換多重化処理による通信を確
立した後に、分配多重化処理から映像及び/又は音声デ
ータを複数の端末へ一斉放送で一括して行い、又は、端
末ごとに回線接続し、かつ、能力交換多重化処理による
通信を確立した後に、分配多重化処理から映像及び/又
は音声データを複数の端末のそれぞれへ順次放送して時
系列的に行う構成としてある。
像及び/又は音声の複数の端末への配信を、端末ごとに
回線接続し、かつ、能力交換多重化処理による通信を確
立した後に、分配多重化処理から映像及び/又は音声デ
ータを複数の端末へ一斉放送で一括して行い、又は、端
末ごとに回線接続し、かつ、能力交換多重化処理による
通信を確立した後に、分配多重化処理から映像及び/又
は音声データを複数の端末のそれぞれへ順次放送して時
系列的に行う構成としてある。
【0013】また、前記多地点テレビ会議制御装置が、
映像及び/又は音声データのフレームを構成/分離し、
かつ、能力交換多重化処理を行うための送信元多重化回
路と、配信先テレビ会議端末に映像及び/又は音声デー
タを分配するための分配多重化回路と、送信元テレビ会
議端末と配信先テレビ会議端末とが、動作開始時又は回
線接続復旧時に能力交換多重化処理を行うための能力交
換多重化回路と、前記分配多重化回路及び能力交換多重
化回路の入出力を切り替えて分配ラインインタフェース
回路との接続を切り替える切替回路と、送信元テレビ会
議端末と切替回路とを通じた送信元多重化回路との間の
映像及び/又は音声データのインターフェース処理を行
う送信元ラインインターフェース回路と、配信先テレビ
会議端末のそれぞれと切替回路を通じた前記分配多重化
回路及び能力交換多重化回路とのインターフェース処理
を行う分配ラインインタフェース回路とを備える構成と
してある。
映像及び/又は音声データのフレームを構成/分離し、
かつ、能力交換多重化処理を行うための送信元多重化回
路と、配信先テレビ会議端末に映像及び/又は音声デー
タを分配するための分配多重化回路と、送信元テレビ会
議端末と配信先テレビ会議端末とが、動作開始時又は回
線接続復旧時に能力交換多重化処理を行うための能力交
換多重化回路と、前記分配多重化回路及び能力交換多重
化回路の入出力を切り替えて分配ラインインタフェース
回路との接続を切り替える切替回路と、送信元テレビ会
議端末と切替回路とを通じた送信元多重化回路との間の
映像及び/又は音声データのインターフェース処理を行
う送信元ラインインターフェース回路と、配信先テレビ
会議端末のそれぞれと切替回路を通じた前記分配多重化
回路及び能力交換多重化回路とのインターフェース処理
を行う分配ラインインタフェース回路とを備える構成と
してある。
【0014】また、前記フレームを構成/分離をITU
−T標準のH.320におけるH.221手順で実行
し、能力交換多重化処理をH.242手順で実行する構
成としてある。
−T標準のH.320におけるH.221手順で実行
し、能力交換多重化処理をH.242手順で実行する構
成としてある。
【0015】前記放送の配信後に、能力交換多重化回路
が、分配ラインインタフェース回路を通じて配信先テレ
ビ会議端末からの受信データを順次取り込んで監視し、
配信先テレビ会議端末から再能力交換要求を受信した際
に、分配多重化回路から能力交換多重化回路に切替回路
の接続を戻して、配信先テレビ会議端末との能力交換多
重化処理を実行して、完了後に再度分配多重化回路へ接
続を戻して動作開始状態に設定する構成としてある。
が、分配ラインインタフェース回路を通じて配信先テレ
ビ会議端末からの受信データを順次取り込んで監視し、
配信先テレビ会議端末から再能力交換要求を受信した際
に、分配多重化回路から能力交換多重化回路に切替回路
の接続を戻して、配信先テレビ会議端末との能力交換多
重化処理を実行して、完了後に再度分配多重化回路へ接
続を戻して動作開始状態に設定する構成としてある。
【0016】このような構成の発明の映像/音声データ
一斉配信方法及び多地点テレビ会議システムは、送信元
テレビ会議端末との能力交換多重化処理動作を完了して
通信を確立し、かつ、送信元多重化処理と分配多重化処
理及び能力交換多重化処理とのフレーム構成を同一に設
定し、更に、分配多重化処理と能力交換多重化処理との
フレーム位相を同一に設定する。また、能力交換多重化
処理と複数の配信先テレビ会議端末との回線を接続し
て、それぞれの配信先テレビ会議端末との能力交換多重
化処理が完了して通信が確立した後に、分配多重化処理
による映像及び/又は音声データを複数の配信先テレビ
会議端末に放送によって配信している。
一斉配信方法及び多地点テレビ会議システムは、送信元
テレビ会議端末との能力交換多重化処理動作を完了して
通信を確立し、かつ、送信元多重化処理と分配多重化処
理及び能力交換多重化処理とのフレーム構成を同一に設
定し、更に、分配多重化処理と能力交換多重化処理との
フレーム位相を同一に設定する。また、能力交換多重化
処理と複数の配信先テレビ会議端末との回線を接続し
て、それぞれの配信先テレビ会議端末との能力交換多重
化処理が完了して通信が確立した後に、分配多重化処理
による映像及び/又は音声データを複数の配信先テレビ
会議端末に放送によって配信している。
【0017】この結果、配信先テレビ会議端末の数に制
限されずに送信元テレビ会議端末からの映像及び/又は
音声データを放送して配信できるようになる。すなわ
ち、従来は、H.242手順での正常な能力交換多重化
処理が完了しないと、映像/音声データの通信ができな
いため、片方向による一斉放送においても、全ての配信
先のテレビ会議端末と1対1で、H.221手順のフレ
ームを設定し、また、H.242手順による能力交換多
重化処理を行うための多重化回路を設ける必要がある
が、本発明では ITU−T標準のH.320準拠にお
ける画像符号化装置のテレビ会議端末数と同数の多重化
回路が必要なくなり、配信先テレビ会議端末の数が増加
しても送信元多重化回路、分配多重化回路、能力交換多
重化回路及び切替回路ですむことになる。したがって、
装置規模が縮小されて、その放送による配信が可能にな
る。
限されずに送信元テレビ会議端末からの映像及び/又は
音声データを放送して配信できるようになる。すなわ
ち、従来は、H.242手順での正常な能力交換多重化
処理が完了しないと、映像/音声データの通信ができな
いため、片方向による一斉放送においても、全ての配信
先のテレビ会議端末と1対1で、H.221手順のフレ
ームを設定し、また、H.242手順による能力交換多
重化処理を行うための多重化回路を設ける必要がある
が、本発明では ITU−T標準のH.320準拠にお
ける画像符号化装置のテレビ会議端末数と同数の多重化
回路が必要なくなり、配信先テレビ会議端末の数が増加
しても送信元多重化回路、分配多重化回路、能力交換多
重化回路及び切替回路ですむことになる。したがって、
装置規模が縮小されて、その放送による配信が可能にな
る。
【0018】また、本発明の映像/音声データ一斉配信
方法及び多地点テレビ会議システムは、配信先テレビ会
議端末との能力交換多重化処理が完了して通信を確立し
た後に、分配多重化処理から映像及び/又は音声データ
を一斉放送によって一括して配信し、又は、映像及び/
又は音声データを順次放送によって時系列的に配信して
いる。
方法及び多地点テレビ会議システムは、配信先テレビ会
議端末との能力交換多重化処理が完了して通信を確立し
た後に、分配多重化処理から映像及び/又は音声データ
を一斉放送によって一括して配信し、又は、映像及び/
又は音声データを順次放送によって時系列的に配信して
いる。
【0019】この結果、設計時などでの一斉放送による
一括配信、又は、順次放送による時系列的な配信の選択
が可能になり、そのシステム構築の自由度が向上する。
一括配信、又は、順次放送による時系列的な配信の選択
が可能になり、そのシステム構築の自由度が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の映像/音声データ
一斉配信方法及び多地点テレビ会議システムの実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の映
像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議シス
テムの実施形態における構成を示すブロック図である。
図1に示す多地点テレビ会議システムは、映像/音声デ
ータを一斉放送(あとで説明する配信先テレビ会議端末
4−1〜4−nへの一括配信、又は、時系列的な配信)
による配信を制御する多地点テレビ会議制御装置(MC
U)1と、映像/音声データを伝送する通信路2と、映
像/音声データを一斉放送するための送信元テレビ会議
端末3と、この送信元テレビ会議端末3からの一斉放送
の映像/音声データを受信する配信先テレビ会議端末4
−1,4┼2…4−nとを有している。
一斉配信方法及び多地点テレビ会議システムの実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の映
像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議シス
テムの実施形態における構成を示すブロック図である。
図1に示す多地点テレビ会議システムは、映像/音声デ
ータを一斉放送(あとで説明する配信先テレビ会議端末
4−1〜4−nへの一括配信、又は、時系列的な配信)
による配信を制御する多地点テレビ会議制御装置(MC
U)1と、映像/音声データを伝送する通信路2と、映
像/音声データを一斉放送するための送信元テレビ会議
端末3と、この送信元テレビ会議端末3からの一斉放送
の映像/音声データを受信する配信先テレビ会議端末4
−1,4┼2…4−nとを有している。
【0021】多地点テレビ会議制御装置1は、ITU−
T標準のH.320準拠によるH.221手順によって
フレームを構成/分離し、かつ、H.242手順による
能力交換多重化処理を行うための送信元多重化回路11
と、配信先テレビ会議端末4−1〜4−nに、送信元テ
レビ会議端末3からの映像/音声データを分配するため
の分配多重化回路12と、送信元テレビ会議端末3と配
信先テレビ会議端末4−1〜4−nとの間で、テレビ会
議開始時や回線接続の復旧時に能力交換を行うための能
力交換多重化回路13とを有している。
T標準のH.320準拠によるH.221手順によって
フレームを構成/分離し、かつ、H.242手順による
能力交換多重化処理を行うための送信元多重化回路11
と、配信先テレビ会議端末4−1〜4−nに、送信元テ
レビ会議端末3からの映像/音声データを分配するため
の分配多重化回路12と、送信元テレビ会議端末3と配
信先テレビ会議端末4−1〜4−nとの間で、テレビ会
議開始時や回線接続の復旧時に能力交換を行うための能
力交換多重化回路13とを有している。
【0022】また、多地点テレビ会議制御装置1は、分
配多重化回路12、能力交換多重化回路13の入出力を
切り替えて分配ラインI/F回路16−1〜16−nと
の接続を切り替えるための切替回路14と、送信元テレ
ビ会議端末3と切替回路14を通じた送信元多重化回路
11との間の映像/音声データのインターフェース処理
を行う送信元ラインインターフェース(I/F)回路1
5と、配信先テレビ会議端末4−1〜4−nのそれぞれ
と切替回路14を通じた分配多重化回路12、能力交換
多重化回路13との間でインターフェース処理を行う分
配ラインI/F回路16−1,16−2…16−nとを
有している。
配多重化回路12、能力交換多重化回路13の入出力を
切り替えて分配ラインI/F回路16−1〜16−nと
の接続を切り替えるための切替回路14と、送信元テレ
ビ会議端末3と切替回路14を通じた送信元多重化回路
11との間の映像/音声データのインターフェース処理
を行う送信元ラインインターフェース(I/F)回路1
5と、配信先テレビ会議端末4−1〜4−nのそれぞれ
と切替回路14を通じた分配多重化回路12、能力交換
多重化回路13との間でインターフェース処理を行う分
配ラインI/F回路16−1,16−2…16−nとを
有している。
【0023】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図2は実施形態の動作を説明するためのブロック図
であり、図3は実施形態の他の動作を説明するためのブ
ロック図である。図2に示すように、一斉放送の動作開
始時に送信元テレビ会議端末3と送信元多重化回路11
との間が通信路2、送信元ラインI/F回路15及び切
替回路14を通じて接続される。ITU−T標準のH.
320準拠におけるH.242手順による能力交換多重
化処理(動作開始時の能力交換多重化処理)が完了し
て、映像/音声データの通信が確立した後に、分配多重
化回路12と能力交換多重化回路13のフレーム構成を
送信元多重化回路11と同一に設定し、更に、分配多重
化回路12と能力交換多重化回路13との出力フレーム
位相を同一に設定する。
る。図2は実施形態の動作を説明するためのブロック図
であり、図3は実施形態の他の動作を説明するためのブ
ロック図である。図2に示すように、一斉放送の動作開
始時に送信元テレビ会議端末3と送信元多重化回路11
との間が通信路2、送信元ラインI/F回路15及び切
替回路14を通じて接続される。ITU−T標準のH.
320準拠におけるH.242手順による能力交換多重
化処理(動作開始時の能力交換多重化処理)が完了し
て、映像/音声データの通信が確立した後に、分配多重
化回路12と能力交換多重化回路13のフレーム構成を
送信元多重化回路11と同一に設定し、更に、分配多重
化回路12と能力交換多重化回路13との出力フレーム
位相を同一に設定する。
【0024】次に、能力交換多重化回路13と配信先テ
レビ会議端末4−1と切替回路14との間を、通信路2
及び分配ラインI/F回路16−1を通じて回線接続
し、H.242手順による能力交換多重化処理(回線接
続復旧時の能力交換多重化処理)を完了して通信が確立
した後に、切替回路14によって送信元を能力交換多重
化回路13から分配多重化回路12に切り替える。更
に、能力交換多重化回路13と配信先テレビ会議端末4
−2とを通信路2、分配ラインI/F回路16−2を通
じて回線接続し、H.242手順による能力交換多重化
処理(回線接続復旧時の能力交換多重化処理)が完了し
て通信が確立した後に、切替回路14によって送信元を
能力交換多重化回路13から分配多重化回路12に切り
替える。
レビ会議端末4−1と切替回路14との間を、通信路2
及び分配ラインI/F回路16−1を通じて回線接続
し、H.242手順による能力交換多重化処理(回線接
続復旧時の能力交換多重化処理)を完了して通信が確立
した後に、切替回路14によって送信元を能力交換多重
化回路13から分配多重化回路12に切り替える。更
に、能力交換多重化回路13と配信先テレビ会議端末4
−2とを通信路2、分配ラインI/F回路16−2を通
じて回線接続し、H.242手順による能力交換多重化
処理(回線接続復旧時の能力交換多重化処理)が完了し
て通信が確立した後に、切替回路14によって送信元を
能力交換多重化回路13から分配多重化回路12に切り
替える。
【0025】同様にして、能力交換多重化回路13と配
信先テレビ会議端末4−nとを通信路2、分配ラインI
/F回路16−nを通じて回線接続し、H.242手順
による能力交換多重化処理が完了して通信が確立した後
に、切替回路14によって送信元を能力交換多重化回路
13から分配多重化回路12に切り替える。この後に、
送信元テレビ会議端末3からの映像/音声データを配信
先テレビ会議端末4−1〜4−nの全てに一斉放送によ
って一括して配信する。
信先テレビ会議端末4−nとを通信路2、分配ラインI
/F回路16−nを通じて回線接続し、H.242手順
による能力交換多重化処理が完了して通信が確立した後
に、切替回路14によって送信元を能力交換多重化回路
13から分配多重化回路12に切り替える。この後に、
送信元テレビ会議端末3からの映像/音声データを配信
先テレビ会議端末4−1〜4−nの全てに一斉放送によ
って一括して配信する。
【0026】なお、ここでは配信先テレビ会議端末4−
1〜4−nの全部に一括して一斉放送による配信を行っ
ている。これに対して、配信先テレビ会議端末4−1〜
4−nへ順次(時系列的)に、放送による配信を行うこ
とも出来る。すなわち、一つの配信先テレビ会議端末
(4−1〜4−n)ごとの能力交換多重化処理が完了し
て通信が確立し、かつ、送信元を能力交換多重化回路1
3から分配多重化回路12に切り替えた後に、この配信
先テレビ会議端末(4−1〜4−n)に映像/音声デー
タを配信し、この後に同様の動作で次の配信先テレビ会
議端末(4−1〜4−n)に映像/音声データを配信す
るようにしても良い。この場合、配信先テレビ会議端末
(4−1〜4−n)の設置数が多い場合は、一斉放送の
配信終了までに時間がかかることになる。
1〜4−nの全部に一括して一斉放送による配信を行っ
ている。これに対して、配信先テレビ会議端末4−1〜
4−nへ順次(時系列的)に、放送による配信を行うこ
とも出来る。すなわち、一つの配信先テレビ会議端末
(4−1〜4−n)ごとの能力交換多重化処理が完了し
て通信が確立し、かつ、送信元を能力交換多重化回路1
3から分配多重化回路12に切り替えた後に、この配信
先テレビ会議端末(4−1〜4−n)に映像/音声デー
タを配信し、この後に同様の動作で次の配信先テレビ会
議端末(4−1〜4−n)に映像/音声データを配信す
るようにしても良い。この場合、配信先テレビ会議端末
(4−1〜4−n)の設置数が多い場合は、一斉放送の
配信終了までに時間がかかることになる。
【0027】この一斉放送の配信後に、通常動作(初期
動作)に設定する場合、能力交換多重化回路13が、通
信路2、分配ラインI/F回路16−1〜16−nを通
じて配信先テレビ会議端末4−1〜4−nからの受信デ
ータを順次取り込んで監視する。能力交換多重化回路1
3は、この監視で配信先テレビ会議端末4−1〜4−n
からH.242手順の再能力交換要求を受信すると、分
配多重化回路12から能力交換多重化回路13へ切替回
路14接続を戻し、再度、上記同様の動作を行って、当
該配信先テレビ会議端末4−1〜4−nとH.242手
順による能力交換多重化処理を実行し、この完了後に再
度分配多重化回路12へ接続を戻す。
動作)に設定する場合、能力交換多重化回路13が、通
信路2、分配ラインI/F回路16−1〜16−nを通
じて配信先テレビ会議端末4−1〜4−nからの受信デ
ータを順次取り込んで監視する。能力交換多重化回路1
3は、この監視で配信先テレビ会議端末4−1〜4−n
からH.242手順の再能力交換要求を受信すると、分
配多重化回路12から能力交換多重化回路13へ切替回
路14接続を戻し、再度、上記同様の動作を行って、当
該配信先テレビ会議端末4−1〜4−nとH.242手
順による能力交換多重化処理を実行し、この完了後に再
度分配多重化回路12へ接続を戻す。
【0028】このように、この実施形態では、配信先テ
レビ会議端末4−1〜4−nの数に制限されずに、送信
元多重化回路11、分配多重化回路12、能力交換多重
化回路13及び切替回路14のみで送信元テレビ会議端
末3からの映像/音声データを配信先テレビ会議端末4
−1〜4−nの全てに一斉放送によって配信できるよう
になる。したがって、従来のように配信先テレビ会議端
末4−1〜4−nと同数の多重化回路が不要になり、そ
の構成が簡素化される。
レビ会議端末4−1〜4−nの数に制限されずに、送信
元多重化回路11、分配多重化回路12、能力交換多重
化回路13及び切替回路14のみで送信元テレビ会議端
末3からの映像/音声データを配信先テレビ会議端末4
−1〜4−nの全てに一斉放送によって配信できるよう
になる。したがって、従来のように配信先テレビ会議端
末4−1〜4−nと同数の多重化回路が不要になり、そ
の構成が簡素化される。
【0029】また、この実施形態では映像/音声データ
を、配信先テレビ会議端末4−1〜4−nに同時に配信
(伝送)しているが、文字説明画像データや、音声デー
タのみを別個に配信することも出来る。この場合、送信
元テレビ会議端末3を画像/音声データを選択して配信
できるように構成する。
を、配信先テレビ会議端末4−1〜4−nに同時に配信
(伝送)しているが、文字説明画像データや、音声デー
タのみを別個に配信することも出来る。この場合、送信
元テレビ会議端末3を画像/音声データを選択して配信
できるように構成する。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議
システムによれば、送信元テレビ会議端末との能力交換
多重化処理動作を完了して通信を確立し、かつ、フレー
ム構成及びフレーム位相を同一に設定し、更に、複数の
配信先テレビ会議端末との回線を接続して、それぞれの
配信先テレビ会議端末との能力交換多重化処理が完了し
て通信が確立した後に、分配多重化処理による映像及び
/又は音声データを、複数の配信先テレビ会議端末に放
送して配信している。
の映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議
システムによれば、送信元テレビ会議端末との能力交換
多重化処理動作を完了して通信を確立し、かつ、フレー
ム構成及びフレーム位相を同一に設定し、更に、複数の
配信先テレビ会議端末との回線を接続して、それぞれの
配信先テレビ会議端末との能力交換多重化処理が完了し
て通信が確立した後に、分配多重化処理による映像及び
/又は音声データを、複数の配信先テレビ会議端末に放
送して配信している。
【0031】この結果、ITU−T標準のH.320準
拠における画像符号化装置のテレビ会議端末数と同数の
多重化回路が必要なくなり、装置規模が縮小されて、そ
の放送による配信が可能になる。
拠における画像符号化装置のテレビ会議端末数と同数の
多重化回路が必要なくなり、装置規模が縮小されて、そ
の放送による配信が可能になる。
【0032】また、本発明の映像/音声データ一斉配信
方法及び多地点テレビ会議システムによれば、配信先テ
レビ会議端末との能力交換多重化処理が完了して通信を
確立した後に、分配多重化処理から映像及び/又は音声
データを一斉放送によって一括して配信し、又は、映像
及び/又は音声データを順次放送によって時系列的に配
信している。
方法及び多地点テレビ会議システムによれば、配信先テ
レビ会議端末との能力交換多重化処理が完了して通信を
確立した後に、分配多重化処理から映像及び/又は音声
データを一斉放送によって一括して配信し、又は、映像
及び/又は音声データを順次放送によって時系列的に配
信している。
【0033】この結果、設計時などでの一斉放送による
一括配信、又は、順次放送による時系列的な配信の選択
が可能になり、そのシステム構築の自由度が向上するよ
うになる。
一括配信、又は、順次放送による時系列的な配信の選択
が可能になり、そのシステム構築の自由度が向上するよ
うになる。
【図1】本発明の映像/音声データ一斉配信方法及び多
地点テレビ会議システムの実施形態における構成を示す
ブロック図である。
地点テレビ会議システムの実施形態における構成を示す
ブロック図である。
【図2】実施形態の動作を説明するためのブロック図で
ある。
ある。
【図3】実施形態の他の動作を説明するためのブロック
図である。
図である。
1 多地点テレビ会議制御装置(MCU) 2 通信路 3 送信元テレビ会議端末 4−1〜4−n 配信先テレビ会議端末 11 送信元多重化回路 12 分配多重化回路 13 能力交換多重化回路 14 切替回路 15 送信元ラインI/F回路 16−1〜16−n 分配ラインI/F回路
Claims (8)
- 【請求項1】 送信元装置からの映像及び/又は音声デ
ータを複数の端末に放送して配信する映像/音声データ
一斉配信方法において、 送信元装置との能力交換多重化処理を実行し、 この実行後に通信を確立し、 この後に、送信元多重化処理と分配多重化処理及び能力
交換多重化処理のフレーム構成を同一に設定し、 更に、分配多重化処理と能力交換多重化処理とのフレー
ム位相を同一に設定し、 次に、能力交換多重化処理と複数の端末との回線を接続
して、それぞれの端末との能力交換多重化処理を実行
し、 この実行後に通信を確立し、 この後に、分配多重化処理からの映像及び/又は音声デ
ータを複数の端末へ放送によって配信することを特徴と
する映像/音声データ一斉配信方法。 - 【請求項2】 前記映像及び/又は音声データの複数の
端末への配信を、 端末ごとに回線接続し、かつ、能力交換多重化処理を完
了して通信を確立した後に、分配多重化処理から映像及
び/又は音声データを、複数の端末へ一斉放送で一括し
て行うことを特徴とする請求項1記載の映像/音声デー
タ一斉配信方法。 - 【請求項3】 前記映像及び/又は音声データの複数の
端末への配信を、 端末ごとに順次回線接続し、かつ、順次能力交換多重化
処理を完了して通信を確立した後に、分配多重化処理か
ら複数の端末のそれぞれへ映像及び/又は音声データを
順次放送して時系列的に行うことを特徴とする請求項1
記載の映像/音声データ一斉配信方法。 - 【請求項4】 映像及び/又は音声データを送出する送
信元テレビ会議端末と、映像及び/又は音声データを放
送して配信するための多地点テレビ会議制御装置と、映
像及び/又は音声データを受信する複数の配信先テレビ
会議端末とを有し、 前記多地点テレビ会議制御装置が、 前記送信元テレビ会議端末との能力交換多重化処理の完
了後に通信を確立すると共に、送信元多重化処理と分配
多重化処理及び能力交換多重化処理のフレーム構成を同
一に設定し、更に、分配多重化処理と能力交換多重化処
理とのフレーム位相を同一に設定して回線接続し、前記
配信先テレビ会議との能力交換多重化処理が完了して通
信が確立した後に、分配多重化処理を通じて映像及び/
又は音声データを複数の配信先テレビ会議端末に放送し
て配信することを特徴とする多地点テレビ会議システ
ム。 - 【請求項5】 前記映像及び/又は音声の複数の端末へ
の配信を、 端末ごとに回線接続し、かつ、能力交換多重化処理によ
る通信を確立した後に、分配多重化処理から映像及び/
又は音声データを複数の端末へ一斉放送で一括して行
い、又は、端末ごとに回線接続し、かつ、能力交換多重
化処理による通信を確立した後に、分配多重化処理から
映像及び/又は音声データを複数の端末のそれぞれへ順
次放送して時系列的に行うことを特徴とする請求項4記
載の多地点テレビ会議システム。 - 【請求項6】 前記多地点テレビ会議制御装置は、 映像及び/又は音声データのフレームを構成/分離し、
かつ、能力交換多重化処理を行うための送信元多重化回
路と、 配信先テレビ会議端末に映像及び/又は音声データを分
配するための分配多重化回路と、 送信元テレビ会議端末と配信先テレビ会議端末とが、動
作開始時又は回線接続復旧時に能力交換多重化処理を行
うための能力交換多重化回路と、 前記分配多重化回路及び能力交換多重化回路の入出力を
切り替えて分配ラインインタフェース回路との接続を切
り替える切替回路と、 送信元テレビ会議端末と切替回路とを通じた送信元多重
化回路との間の映像及び/又は音声データのインターフ
ェース処理を行う送信元ラインインターフェース回路
と、 配信先テレビ会議端末のそれぞれと切替回路を通じた前
記分配多重化回路及び能力交換多重化回路とのインター
フェース処理を行う分配ラインインタフェース回路と、 を備えることを特徴とする請求項4記載の多地点テレビ
会議システム。 - 【請求項7】 前記フレーム構成/分離をITU−T標
準のH.320におけるH.221手順で実行し、か
つ、能力交換多重化処理をH.242手順で実行するこ
と特徴とする請求項4記載の多地点テレビ会議システ
ム。 - 【請求項8】 前記放送の配信後に、 能力交換多重化回路が、分配ラインインタフェース回路
を通じて配信先テレビ会議端末からの受信データを順次
取り込んで監視し、配信先テレビ会議端末から再能力交
換要求を受信した際に、分配多重化回路から能力交換多
重化回路に切替回路の接続を戻して、配信先テレビ会議
端末との能力交換多重化処理を実行し、この完了後に再
度分配多重化回路へ接続を戻して動作開始状態に設定す
ること特徴とする請求項4記載の多地点テレビ会議シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21828498A JP3334630B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21828498A JP3334630B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000050225A true JP2000050225A (ja) | 2000-02-18 |
JP3334630B2 JP3334630B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=16717440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21828498A Expired - Fee Related JP3334630B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 映像/音声データ一斉配信方法及び多地点テレビ会議システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334630B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2066093A1 (en) | 2007-11-28 | 2009-06-03 | NTT DoCoMo, Inc. | Mobile communication terminal and signal relay method |
NO20100962A1 (no) * | 2010-05-25 | 2011-11-28 | Cisco Systems Int Sarl | System og fremgangsmate for konferanser med skalerbar mediesvitsjing |
US8077634B2 (en) | 2000-03-03 | 2011-12-13 | Qualcomm Incorporated | System and method for providing group communication services |
US8411594B2 (en) | 2002-09-20 | 2013-04-02 | Qualcomm Incorporated | Communication manager for providing multimedia in a group communication network |
CN114728665A (zh) * | 2019-09-27 | 2022-07-08 | Kwd德雷斯登连接器有限公司 | 用于轨道车辆的离合器 |
US11606537B2 (en) | 2010-05-25 | 2023-03-14 | Cisco Technology, Inc. | System and method for scalable media switching conferencing |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0574062U (ja) * | 1992-03-09 | 1993-10-08 | 三菱電機株式会社 | 画像通信装置 |
JPH07297881A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-10 | Canon Inc | 通信端末装置およびそれを用いた通信システム |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP21828498A patent/JP3334630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0574062U (ja) * | 1992-03-09 | 1993-10-08 | 三菱電機株式会社 | 画像通信装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8411594B2 (en) | 2002-09-20 | 2013-04-02 | Qualcomm Incorporated | Communication manager for providing multimedia in a group communication network |
EP2066093A1 (en) | 2007-11-28 | 2009-06-03 | NTT DoCoMo, Inc. | Mobile communication terminal and signal relay method |
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WO2011149359A1 (en) * | 2010-05-25 | 2011-12-01 | Tandberg Telecom As | System and method for scalable media switching conferencing |
US10715764B2 (en) | 2010-05-25 | 2020-07-14 | Cisco Technology, Inc. | System and method for scalable media switching conferencing |
US11153533B2 (en) | 2010-05-25 | 2021-10-19 | Cisco Technology, Inc. | System and method for scalable media switching conferencing |
US11606537B2 (en) | 2010-05-25 | 2023-03-14 | Cisco Technology, Inc. | System and method for scalable media switching conferencing |
US11882385B2 (en) | 2010-05-25 | 2024-01-23 | Cisco Technology, Inc. | System and method for scalable media switching conferencing |
CN114728665A (zh) * | 2019-09-27 | 2022-07-08 | Kwd德雷斯登连接器有限公司 | 用于轨道车辆的离合器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3334630B2 (ja) | 2002-10-15 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |