JP3390394B2 - Tv会議システム - Google Patents

Tv会議システム

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JP3390394B2
JP3390394B2 JP36563399A JP36563399A JP3390394B2 JP 3390394 B2 JP3390394 B2 JP 3390394B2 JP 36563399 A JP36563399 A JP 36563399A JP 36563399 A JP36563399 A JP 36563399A JP 3390394 B2 JP3390394 B2 JP 3390394B2
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進 秋山
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エヌイーシーネットワーク・センサ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTV会議システムに
関し、特にTV会議制御装置がカスケードに接続され構
成されるTV会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】TV会議は、特開平5−83407号公
報にも記載されているように、2地点間で行われる電話
的なポイント・ツー・ポイント接続によるTV会議(2
地点TV会議)と、3地点以上の多地点の参加者の間で
行われるTV会議(多地点TV会議)とがある。1つの
TV会議制御装置に接続され収容されるTV会議端末の
数には限りがあり、接続されるTV会議端末が増加し1
つのTV会議制御装置では回線が不足する場合は、複数
のTV会議制御装置をカスケードに接続して用いTV会
議システムを構成することが行われる。
【0003】図2は、TV会議制御装置をカスケードに
接続して用いた、従来のTV会議システムであり、上述
したように、多数のTV会議端末を収容するために、T
V会議端末(1)〜TV会議端末(7)の複数のTV会
議端末を収容したTV会議制御装置61aと、TV会議
端末(8)〜TV会議端末(13)のTV会議端末を収
容したTV会議制御装置61bと、TV会議端末(1
4)〜TV会議端末(20)を収容したTV会議制御装
置61cとから構成され、それぞれのTV会議制御装置
にTV会議端末が分散して収容されている。
【0004】図2に示す従来のTV会議システムのTV
会議制御装置61aは、通信回線を介して接続された複
数のTV会議端末(1)〜TV会議端末(7)に対する
入出力インタフェース機能を有する回線インタフェース
部10と、TV会議端末(1)〜TV会議端末(7)の
中の任意の2地点のTV会議端末相互の2地点TV会議
の際に、TV会議に参加のTV会議端末との間で送受信
される映像信号及び音声信号を含む多重化信号が上記2
地点のTV会議端末相互で送受信されるように多重化信
号の伝送回線を切り替えて、上記2地点のTV会議端末
相互で行われる2地点TV会議のための回線を構成する
多重化信号切替部11と、3地点以上のTV会議端末相
互で行われる多地点TV会議の場合に、多重化信号切替
部11から出力される、TV会議に参加するそれぞれの
TV会議端末からの多重化信号より映像信号と音声信号
を分離し、また、前記のそれぞれのTV会議端末に送信
されるべき映像信号と音声処理部13bから出力された
ミックス音声信号とを多重化して、TV会議に参加する
各TV会議端末へ送出するために多重化信号切替部11
へ出力する多重化分離部12bと、多重化分離部12b
から出力された、上記多地点TV会議に参加している各
TV会議端末からの音声信号のレベルを監視し一番高レ
ベルの音声信号を出力するTV会議端末を特定し、特定
したTV会議端末をTV会議で発言中の話者がいる話者
端末として、話者端末であると特定されたTV会議端末
がどのTV会議端末であるかを示す話者端末情報信号を
出力し、かつ、上記多地点TV会議に参加している複数
のTV会議端末からのそれぞれの音声信号を、送信先の
TV会議端末からの音声信号を除いてミックスし、その
TV会議に参加している複数のTV会議端末へそれぞれ
送信するためのミックス音声信号として多重化分離部1
2bへ出力する音声処理部13bとから構成されてい
る。
【0005】図2の場合は、それぞれのTV会議制御装
置のTV会議端末の収容数が「8」の場合である。図2
に示すように、複数のTV会議制御装置をカスケードに
接続した場合、他のTV会議制御装置にカスケードに接
続するためのカスケード接続路62,63として、TV
会議端末に接続するために用いられる回線が用いられ
る。すなわち、図2の場合では、TV会議制御装置61
a及びTV会議制御装置61cがぞれぞれ1端末ずつT
V会議端末の収容数が減り、TV会議制御装置61cで
2端末TV会議端末の収容数が減っている。このよう
に、複数のTV会議制御装置をカスケードに接続して用
いTV会議システムを構成したとき、それぞれのTV会
議制御装置のTV会議端末の最大収容数が、TV会議制
御装置を1つで運用するときのTV会議端末の最大収容
数よりも1端末或いは2端末だけ収容数が減少してしま
うという欠点を有している。
【0006】また、他のTV会議制御装置とカスケード
に接続する場合、TV会議端末に接続するために用いら
れる回線を用いて他のTV会議制御装置とカスケードに
接続するための接続路として使用しても、このカスケー
ド接続路では他のTV会議制御装置との間に設定される
TV会議を1グループしか設定できず、もし、TV会議
制御装置との間にTV会議を2グループ設定する場合
は、各TV会議制御装置のTV会議端末の収容可能数が
さらに減少する。すなわち、カスケード接続部分が1回
線の場合は、TV会議を複数のグループで行うことがで
きず、1グループのTV会議用信号しか送受信すること
ができない。また、カスケード接続部分の回線を増加さ
せれば、TV会議のグループを増加させることはできる
が、その分TV会議端末の収容可能数が減少してしまう
ことになる。従って、カスケード接続部分の回線を多く
し、TV会議を行えるグループ数を多くしようとしたと
き、それだけTV会議端末の収容数を減らさなければな
らないという欠点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のTV会
議システムでは、1つのTV会議制御装置に収容できる
TV会議端末の数には限りがあり、接続しなければなら
ないTV会議端末が増加して1つのTV会議制御装置で
は必要な数のTV会議端末を収容しきれない場合に、複
数のTV会議制御装置をカスケードに接続して収容でき
るTV会議端末の数を増加させる必要がでてくるが、複
数のTV会議制御装置をカスケードに接続して構成され
たTV会議システムになると、複数のTV会議制御装置
にそれぞれ収容されるTV会議端末のために用意されて
いる回線数のうち、他のTV会議制御装置との相互接続
を行うために、図2に示すように1〜2回線分を使用し
てしまい、それだけ各TV会議制御装置に収容すること
のできるTV会議端末の数が少なくなってしまうという
欠点を有している。
【0008】また、カスケード接続部分の回線を多く
し、TV会議を行えるグループ数を多くしようとしたと
きそれだけ各TV会議制御装置に収容することのできる
TV会議端末の数を減らさなければならないという欠点
を有している。
【0009】本発明の目的は、TV会議制御装置に収容
される複数のTV会議端末の数を複数のTV会議制御装
置のそれぞれが減ずることなく、各TV会議制御装置を
カスケードに接続してTV会議システムを構成すること
ができ、また、各TV会議制御装置でTV会議端末の収
容数を減ずることなく、上記TV会議システム内で複数
グループの多地点TV会議を開催することができるTV
会議システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明のTV会議シ
ステムは、通信回線を介して接続された複数のTV会議
端末を収容し、前記複数のTV会議端末の中の、TV会
議に参加するTV会議参加端末として指定されたTV会
議端末相互の回線接続を行う回線接続手段をそれぞれ有
する複数のTV会議制御装置と、前記複数のTV会議制
御装置間で送受信される映像信号及び音声信号の回線接
続の切り替えを行う回線切替手段を有する映像・音声信
号切替装置とを備え、前記複数のTV会議制御装置の中
の任意の第1のTV会議制御装置が、自分が収容する少
なくとも1の任意の第1のTV会議参加端末と、他の複
数のTV会議制御装置が収容するTV会議端末の中の少
なくとも1の任意の第2のTV会議参加端末とが参加す
るTV会議の回線接続を、自分が内蔵する前記回線接続
手段を用いて行うように設定されたとき、前記第2のT
V会議参加端末を収容するそれぞれの前記第2のTV会
議制御装置は、自分が収容する前記第2の各TV会議参
加端末が前記第1のTV会議参加端末及び前記第2の他
のTV会議参加端末との間で送受信する映像信号及び音
声信号の伝送のための装置内の伝送回線を、前記映像・
音声信号切替装置を介して前記第1のTV会議制御装置
の前記回線接続手段に接続させ、前記映像・音声信号切
替装置は、前記第2のTV会議制御装置から出力される
前記第2のTV会議参加端末からの前記映像信号及び音
声信号を前記第1のTV会議制御装置の前記回線接続手
段に入力し、前記第1のTV会議制御装置の前記回線接
続手段から出力される前記第2のTV会議参加端末向け
の前記映像信号及び音声信号を前記第2のTV会議制御
装置に入力するように前記回線切替手段を制御するよう
に構成される。
【0011】また、第2の発明のTV会議システムは、
通信回線を介して接続された複数のTV会議端末を収容
し、前記複数のTV会議端末の中の、TV会議に参加す
るTV会議参加端末として指定された複数のTV会議端
末相互の回線接続を行う複数のTV会議制御装置と、前
記複数のTV会議制御装置間で送受される映像信号及び
音声信号の回線接続の切り替えを行う映像・音声信号切
替装置とを備え、前記複数のTV会議制御装置がそれぞ
れ、(A)前記TV会議の際に、前記TV会議参加端末
との間で送受信される前記映像信号及び前記音声信号を
含む多重化信号の回線接続の切り替えを多重化信号回線
接続制御信号に基づき行って前記TV会議に参加する複
数のTV会議端末相互の回線接続を行う多重化信号切替
部、(B)入力された映像信号回線接続制御信号に基づ
き、前記多重化信号切替部から出力された前記複数のT
V会議参加端末からの前記多重化信号から前記映像信号
及び前記音声信号を分離し、前記映像信号の中から送信
先の各TV会議参加端末ごとに話者端末情報信号に基づ
き選択した映像信号と、前記音声信号の中から送信先の
各TV会議参加端末ごとに選択され入力されたミックス
音声信号とを多重化し前記多重化信号切替部へ出力する
多重化分離部、(C)入力された音声信号回線接続制御
信号に基づき、前記多重化分離部で分離され出力され
た、前記複数のTV会議参加端末からの音声信号のレベ
ルを監視し一番高レベルの音声信号を出力するTV会議
参加端末を発言中の話者がいる話者端末として特定し、
前記話者端末と特定されたTV会議参加端末を通知する
前記話者端末情報信号を出力し、かつ、前記複数のTV
会議参加端末からの音声信号を、送信先であるTV会議
参加端末からの音声信号を除いてミックスし、ミックス
した音声信号を前記ミックス音声信号として前記多重化
分離部へ出力する音声処理部、(D)外部から入力され
た前記TV会議へ参加するTV会議端末を示すTV会議
参加端末指定情報に基づき、複数の前記TV参加端末の
多重化信号の伝送回線相互の接続を制御するために前記
多重化信号回線接続制御信号を前記多重化信号切替部へ
出力し、また、複数の前記TV参加端末の映像信号の伝
送回線相互の接続を制御するために前記映像信号回線接
続制御信号を前記多重化信号切替部へ出力し、また、複
数の前記TV参加端末の音声信号の伝送回線相互の接続
を制御するために前記音声信号回線接続制御信号を前記
多重化信号切替部へ出力する回線接続制御部、を備え、
前記映像・音声信号切替装置は、(E)前記複数のTV
会議制御装置間で送受される映像信号の回線接続の切り
替えを行う映像信号送受信接続切替部、(F)前記複数
のTV会議制御装置間で送受される音声信号の回線接続
の切り替えを行う音声信号送受信接続切替部、(G)前
記複数のTV会議制御装置の中の任意の第1のTV会議
制御装置が、自分が収容する少なくとも1の任意の第1
のTV会議参加端末と、他の複数のTV会議制御装置が
収容するTV会議端末の中の少なくとも1の任意の第2
のTV会議参加端末とが参加するTV会議の回線接続の
制御を行うように設定されたとき、前記第1のTV会議
制御装置の前記回線接続制御部からの制御によって、前
記第2のTV会議参加端末を収容する第2のTV会議制
御装置からの、前記第2のTV会議参加端末の映像信号
の伝送回線が前記第1のTV会議制御装置の前記多重化
分離部の映像信号の伝送回線へ接続されるように前記映
像信号送受信接続切替部及び前記音声信号送受信接続切
替部を制御する映像・音声信号切替制御部、を備え、前
記第2のTV会議制御装置の前記多重化分離部は、前記
第2のTV会議参加端末の多重化信号から分離された映
像信号を前記映像・音声信号切替装置の前記映像信号送
受信接続切替部へ出力し、また、前記映像信号送受信接
続切替部から出力された、前記第2のTV会議参加端末
向けの映像信号を入力し、前記第2のTV会議制御装置
の前記音声処理部は、前記第2のTV会議参加端末の多
重化信号から分離された音声信号を前記映像・音声信号
切替装置の前記音声信号送受信接続切替部へ出力し、ま
た、前記音声信号送受信接続切替部から出力された、前
記第2のTV会議参加端末向けの音声信号を入力し、前
記第1のTV会議制御装置の前記音声処理部は、多重化
分離部で分離され出力された、前記第1のTV会議制御
装置に収容される前記TV会議に参加する複数のTV会
議端末からの音声信号のレベルを監視するとともに、前
記音声信号送受信接続切替部から出力される、前記第2
のTV会議制御装置の前記多重化分離部で分離され出力
された、前記第2のTV会議端末の音声信号のレベルを
監視して前記話者端末となるTV会議端末を特定するよ
うに構成される。
【0012】また、第3の発明のTV会議システムは、
第1の発明のTV会議システムにおいて、制御コンソー
ルを備え、前記制御コンソールからの操作入力により前
記複数のTV会議制御装置に対して前記TV会議の主催
者となるTV会議端末及び他の参加TV会議端末の指定
を入力するように構成される。
【0013】また、第4の発明のTV会議システムは、
第2の発明のTV会議システムにおいて、制御コンソー
ルを備え、前記制御コンソールからの操作入力により前
記複数のTV会議制御装置の前記回線接続制御部に対し
て前記TV会議の主催者となるTV会議端末及び他の参
加TV会議端末の指定を入力するように構成される。
【0014】また、第5の発明のTV会議システムは、
第1、第2、第3または第4の発明のTV会議システム
において、前記通信回線は専用回線として構成される。
【0015】また、第6の発明のTV会議システムは、
第1、第2、第3または第4の発明のTV会議システム
において、前記通信回線はISDN公衆回線として構成
される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明のTV会議システムの実施
の一形態を示すブロック図である。
【0018】図1に示すTV会議システムは、通信回線
を介して複数のTV会議端末が接続され、TV会議に参
加するTV会議参加端末として指定されたTV会議端末
相互の回線接続をそれぞれ行う複数のTV会議制御装置
1a〜1bと、TV会議制御装置1a〜TV会議制御装
置1bに接続され、TV会議制御装置1a〜TV会議制
御装置1bにまたがるTV会議参加端末として指定され
たTV会議端末相互間で送受信される映像信号及び音声
信号の伝送回線の接続の切り替えを行う映像・音声信号
切替装置2と、TV会議制御装置1a〜TV会議制御装
置1bに収容されているTV会議端末の中の、複数のT
V会議参加端末を指定するためのTV会議参加端末指定
情報とTV会議開催日,開始時刻及び終了時刻を指定す
るためのTV会議日時指定情報とを指示するTV会議開
催設定制御信号29を、TV会議参加端末を収容するT
V会議制御装置に送出する制御コンソール3とから構成
される。
【0019】なお、TV会議制御装置1aには複数のT
V会議端末4a〜4bが接続され、TV会議制御装置1
bには複数のTV会議端末5a〜5bが接続されてい
る。
【0020】また、TV会議制御装置1aは、通信回線
を介して接続されたTV会議端末4a〜4bに対する入
出力インタフェース機能を有する回線インタフェース部
10と、TV会議端末4a〜4bの中の任意の2地点の
TV会議端末相互で行われる2地点TV会議の際に、そ
の2地点のTV会議端末の間で送受信される映像信号及
び音声信号を含む多重化信号の伝送回線を構成するため
の多重化信号の伝送回線の切り替えを行う多重化信号切
替部11と、3地点以上のTV会議端末相互で行われる
多地点TV会議の場合に、多重化信号切替部11から出
力される、TV会議端末4a〜4bの中のTV会議参加
端末からの多重化信号から映像信号及び音声信号を分離
し、また、前記TV会議参加端末のそれぞれに送信され
るべき映像信号と、後述する音声処理部13aから出力
されたミックス音声信号とを多重化して各TV会議参加
端末へ送出するため多重化信号切替部11へ出力する多
重化分離部12aと、多重化分離部12aから出力され
た、上記多地点TV会議に参加している各TV会議参加
端末からの音声信号のレベルを監視し一番高レベルの音
声信号を出力するTV会議参加端末を特定し、特定した
TV会議参加端末をTV会議で発言中の話者がいる話者
端末とし、その話者端末であるTV会議参加端末がどの
TV会議端末であるかを通知するための話者端末情報信
号を出力し、かつ、上記多地点TV会議に参加している
複数のTV会議参加端末からのそれぞれの音声信号を、
送信先のTV会議参加端末からの音声信号を除いてミッ
クスして複数の送信先ごとに別々のミックス音声信号を
生成し多重化分離部12aへ出力する音声処理部13a
と、多重化信号切替部11、多重化分離部12a、音声
処理部13a、及び映像・音声信号切替装置2を制御す
る回線接続制御部14とから構成される。
【0021】なお、回線インタフェース10は、通信回
線を介して複数のTV会議端末であるTV会議端末4a
〜4bに接続されているが、TV会議端末4a〜4bか
らの映像信号及び音声信号を入力して通信回線の信号形
式をTV会議制御装置内部の信号形式に変換して多重化
信号切替部11へ出力し、また、多重化信号切替部11
からの映像信号及び音声信号を入力してTV会議制御装
置内部の信号形式から通信回線の信号形式に変換してT
V会議端末4a〜4bに出力する、上述した入出力イン
タフェース機能を有している。
【0022】また、TV会議制御装置1bは、TV会議
制御装置1aと同様に、回線インタフェース部(図示せ
ず)、多重化信号切替部(図示せず)、多重化分離部
(図示せず)、音声処理部(図示せず)及び回線接続制
御部(図示せず)とから構成される。
【0023】また、映像・音声信号切替装置2は、複数
のTV会議制御装置1a〜1b間で送受信される映像信
号の回線接続の切り替えを行う映像信号送受信接続切替
部21と、複数のTV会議制御装置間1a〜1bで送受
信される音声信号の回線接続の切り替えを行う音声信号
送受信接続切替部22と、複数のTV会議制御装置1a
〜1bの中の、TV会議についての回線接続の全体の制
御を主導するTV会議制御装置の回線接続制御部からの
制御によって、TV会議に参加するTV会議端末相互で
送受信される映像信号及び音声信号の回線が、TV会議
に参加するTV会議端末同士で相互に接続されるように
映像信号送受信接続切替部21及び音声信号送受信接続
切替部22を制御する映像・音声信号切替制御部20と
から構成される。
【0024】なお、図1に示すTV会議システムが、T
V会議を開催するためには、あらかじめ制御コンソール
3から複数のTV会議参加端末を指定するためのTV会
議参加端末指定情報とTV会議開催日,開始時刻及び終
了時刻を指定するためのTV会議日時指定情報とを指示
するTV会議開催設定制御信号29を、TV会議参加端
末を収容するTV会議制御装置に送出するが、このと
き、そのTV会議についての回線接続の全体の制御を主
導するTV会議制御装置を指定するための主制御装置指
定情報をTV会議開催設定制御信号29に付加して送出
する。
【0025】制御コンソール3から上記TV会議開催設
定制御信号29を受け取った、TV会議参加端末を収容
しているTV会議制御装置の回線接続制御部は、TV会
議開催設定制御信号29からTV会議参加端末指定情
報、TV会議日時指定情報及び主制御装置指定情報を取
り出して内蔵のメモリ(図示せず)に記憶する。
【0026】次に、2地点会議及び3地点会議の場合を
例に挙げて動作を説明する。
【0027】最初に、図1に示す制御コンソール3から
のTV会議開催の設定制御により、図1に示すTV会議
制御装置1aに収容されたTV会議端末4a〜4bの中
で行われる2地点会議の回線接続が行われる場合につい
て説明する。
【0028】図1に示す制御コンソール3に対して、T
V会議制御装置1aの2地点のTV会議端末、例えばT
V会議端末4aとTV会議端末4bとの間での2地点会
議の設定を行うためのTV会議開催要求、すなわちTV
会議端末4aとTV会議端末4bとの間での2地点会議
開催の予約の設定を行うための操作入力が行われると、
制御コンソール3からは、上記2地点会議の設定を行う
ためのTV会議開催設定制御信号29がTV会議制御装
置1aの回線接続制御部14へ送出される。回線接続制
御部14は、TV会議開催設定制御信号29に指定され
たTV会議参加端末指定情報、TV会議開催日,開始時
刻及び終了時刻を指定するためのTV会議日時指定情
報、及び主制御装置指定情報を内蔵のメモリ(図示せ
ず)に記憶する。
【0029】回線接続制御部14は、内蔵する上記メモ
リに記憶した、制御コンソール3から指定された2地点
会議の開催日の開始時刻になると、TV会議参加端末指
定情報をメモリから読み出す。TV会議参加端末指定情
報が、TV会議参加端末がTV会議端末4aとTV会議
端末4bであることを示していることから、回線接続制
御部14は、この2地点会議は多重化信号切替部11で
それぞれのTV会議端末からの多重化信号を折り返して
相手端末へ送信するだけでよいと認識し、多重化信号回
線接続制御信号39を多重化信号切替部11に出力し、
TV会議参加端末がTV会議制御装置1aのTV会議端
末4aとTV会議端末4bであることを通知する。
【0030】多重化信号切替部11は、多重化信号回線
接続制御信号39に基づき、TV会議端末4aから多重
化信号31aとして送信され、回線インタフェース10
を介して多重化信号32aとして入力されてくる映像信
号及び音声信号を含む多重化信号を、内蔵するスイッチ
(図示せず)を制御して折り返しTV会議端末4b向け
の回線に多重化信号37bとして出力し、回線インタフ
ェース10を介してTV会議端末4bに多重化信号38
bとして送出できるように回線接続を行う。また、多重
化信号切替部11は、TV会議端末4bから多重化信号
31bとして送信され、回線インタフェース10を介し
て多重化信号32bとして入力されてくる映像信号及び
音声信号を含む多重化信号を、内蔵するスイッチ(図示
せず)を制御して折り返しTV会議端末4a向けの回線
に多重化信号37aとして出力し回線インタフェース1
0を介してTV会議端末4aに多重化信号38aとして
送出できるように回線接続を行う。上記動作によりTV
会議端末4aとTV会議端末4bとの間で2地点会議を
行うための伝送回線が構成される。TV会議端末4aと
TV会議端末4bとの間で2地点会議を行うための伝送
回線が構成されたことは、回線接続制御部14を介して
制御コンソール3に通知され表示される。
【0031】次に、図1に示す制御コンソール3からの
TV会議開催要求により、TV会議制御装置1aに収容
されたTV会議端末4aと、TV会議制御装置1bに収
容されるTV会議端末5aとの間での2地点会議の回線
接続が行われる場合について説明する。
【0032】図1に示す制御コンソール3からTV会議
制御装置1aに収容されるTV会議端末4aとTV会議
制御装置1bに収容されるTV会議端末5aとの間での
2地点会議の設定を行うため操作入力が行われると、制
御コンソール3から、上記2地点会議の設定を行うため
のTV会議開催設定制御信号29がTV会議制御装置1
aの回線接続制御部14及びTV会議制御装置1bの回
線接続制御部(図示せず)へ送出される。
【0033】TV会議制御装置1aの回線接続制御部1
4及びTV会議制御装置1bの回線接続制御部(図示せ
ず)は、TV会議開催設定制御信号29に指定されたT
V会議参加端末指定情報、TV会議開催日,開始時刻及
び終了時刻を指定するためのTV会議日時指定情報、及
び主制御装置指定情報を内蔵のメモリ(図示せず)にそ
れぞれ記憶する。
【0034】TV会議制御装置1aの回線接続制御部1
4及びTV会議制御装置1bの回線接続制御部(図示せ
ず)は、内蔵するメモリに記憶した、制御コンソール3
から指定された2地点会議の開催日の開始時刻になる
と、2地点会議の回線接続の動作を開始する。
【0035】TV会議制御装置1aの回線接続制御部1
4は、TV会議参加端末指定情報をメモリから読み出
し、TV会議参加端末がTV会議端末4a及びTV会議
制御装置1bに収容されるTV会議端末5aであること
から、さらに、主制御装置指定情報を読み出すことでT
V会議制御装置1aがTV会議についての回線接続の全
体の制御を主導するTV会議制御装置であることを認識
する。回線接続制御部14は、この2地点会議はTV会
議制御装置1a及びTV会議制御装置1bに亘ったTV
会議であるので、両端末からの多重化信号から映像信号
と音声信号を分離した後、映像・音声信号切替装置2を
介してTV会議制御装置1aに収容されたTV会議端末
4aとTV会議制御装置1bに収容されたTV会議端末
5aとを相互に接続する必要ありと認識し、映像信号回
線接続制御信号40aを多重化分離部12aに出力して
TV会議参加端末がTV会議制御装置1aのTV会議端
末4aとTV会議制御装置1bのTV会議端末5aであ
ることを通知し、かつTV会議についての回線接続の全
体の制御を主導するTV会議制御装置はTV会議制御装
置1aであることを通知することで、TV会議端末5a
の映像信号を送受信するための映像信号伝送回路を映像
・音声信号切替装置2の映像信号送受信接続切替部21
との間に設定し、さらに、TV会議端末5aからの映像
信号と音声処理部13aから出力されるTV会議端末5
aからの音声信号とが多重化され生成された多重化信号
がTV会議端末4a向けに送出されるように回線を接続
することを多重化分離部12aに要求する。
【0036】また、回線接続制御部14は、音声信号回
線接続制御信号40bを音声処理部13aに送出してT
V会議に参加するTV会議端末がTV会議端末4aとT
V会議端末5aであることを通知し、かつTV会議につ
いての回線接続の全体の制御を主導するTV会議制御装
置はTV会議制御装置1aであることを通知すること
で、音声処理部13aがTV会議端末5aの音声信号を
送受信するための音声信号伝送回路を映像・音声信号切
替装置2の音声信号送受信接続切替部22との間に設定
することを要求する。
【0037】映像信号回線接続制御信号40aを受け取
った多重化分離部12aは、回線インタフェース10及
び多重化信号切替部11を介してTV会議端末4aから
送信されてくる多重化信号33aを入力して映像信号と
音声信号を分離し、分離した映像信号をTV会議端末5
a向けに、あらかじめ決められた複数のTV会議端末へ
の映像信号を伝送可能な映像信号伝送回線束41を介し
て、映像・音声信号切替装置2の映像信号送受信接続切
替部21へ出力できるように回線を接続する。また、多
重化分離部12aは、TV会議端末5aからの映像信号
を映像信号送受信接続切替部21から、あらかじめ決め
られた複数のTV会議端末からの映像信号を伝送可能な
映像信号伝送回線束48を介して、入力できるように内
部の映像伝送回線を構成するとともに、TV会議端末5
aからの映像信号と音声処理部13aから出力されるT
V会議端末5aからの音声信号とが多重化され生成され
た多重化信号がTV会議端末4a向けに送出されるよう
に回線を接続する。
【0038】また、音声信号回線接続制御信号40bを
受け取った音声処理部13aも、多重化分離部12aか
ら出力される音声信号34aを、TV会議端末5a向け
に、あらかじめ決められた複数のTV会議端末への音声
信号を伝送可能な音声信号伝送回線束45を介して、映
像・音声信号切替装置2の音声信号送受信接続切替部2
2へ出力できるように、また、TV会議端末5aからの
音声信号を音声信号送受信接続切替部22から、あらか
じめ決められた複数のTV会議端末からの音声信号を伝
送可能な音声信号伝送回線束50を介して、入力できる
ように内部の音声伝送回線を構成する。
【0039】一方、TV会議制御装置1bの回線接続制
御部(図示せず)でも、内蔵するメモリに記憶した、制
御コンソール3から指定された2地点会議の開催日の開
始時刻になると、2地点会議の回線接続の動作を開始す
る。
【0040】TV会議制御装置1bの回線接続制御部
(図示せず)は、TV会議参加端末指定情報をメモリか
ら読み出し、TV会議端末5aとTV会議を行う相手が
TV会議制御装置1aに収容されるTV会議端末4aで
あることから、さらに、主制御装置指定情報を読み出す
ことでTV会議制御装置1bがTV会議についての回線
接続の全体の制御を主導するTV会議制御装置でないこ
とを認識する。回線接続制御部は、この2地点会議はT
V会議制御装置1a及びTV会議制御装置1bに亘った
TV会議であり、またTV会議制御装置1bがTV会議
についての回線接続の全体の制御を主導するTV会議制
御装置でないことから、両端末からの多重化信号から映
像信号と音声信号を分離した後、映像・音声信号切替装
置2を介してTV会議制御装置1aに収容されたTV会
議端末4aとTV会議制御装置1bに収容されたTV会
議端末5aとを相互に接続する必要ありと認識し、映像
信号回線接続制御信号を多重化分離部に出力してTV会
議参加端末がTV会議制御装置1aのTV会議端末4a
とTV会議制御装置1bのTV会議端末5aであるこ
と、及びTV会議制御装置1bはTV会議についての回
線接続の全体の制御を主導するTV会議制御装置ではな
いことを通知し、TV会議端末5aから送出される映像
信号及びTV会議端末5aへ送出される映像信号を送受
信するための映像信号を送受信するための映像信号伝送
回路を映像・音声信号切替装置2の映像信号送受信接続
切替部21との間に設定することを多重化分離部に要求
する。
【0041】また、TV会議制御装置1bの回線接続制
御部は、音声信号回線接続制御信号(図示せず)を音声
処理部(図示せず)に送出してTV会議に参加するTV
会議端末がTV会議端末4aとTV会議端末5aである
こと、またTV会議制御装置1bがTV会議についての
回線接続の全体の制御を主導するTV会議制御装置では
ないことを通知し、音声処理部がTV会議端末5aから
送出される音声信号及びTV会議端末5aへ送出される
音声信号を送受信するための音声信号伝送回路を映像・
音声信号切替装置2の音声信号送受信接続切替部22と
の間に設定することを要求する。
【0042】映像信号回線接続制御信号を受け取ったT
V会議制御装置1bの多重化分離部は、回線インタフェ
ース(図示せず)及び多重化信号切替部(図示せず)を
介してTV会議端末5aから送信されてくる多重化信号
42aを入力して映像信号と音声信号を分離し、分離し
た映像信号をTV会議端末4a向けに、あらかじめ決め
られた複数のTV会議端末からの映像信号を伝送可能な
映像信号伝送回線束43を介して、映像・音声信号切替
装置2の映像信号送受信接続切替部21へ出力できるよ
うに、また、TV会議端末4aからの映像信号を映像信
号送受信接続切替部21から、あらかじめ決められた複
数のTV会議端末への映像信号を伝送可能な映像信号伝
送回線束44を介して、入力できるように内部の映像伝
送回線を構成する。
【0043】また、音声信号回線接続制御信号を受け取
ったTV会議制御装置1bの音声処理部も、多重化分離
部から出力される音声信号(図示せず)をTV会議端末
4a向けに、あらかじめ決められた複数のTV会議端末
からの音声信号を伝送可能な音声信号伝送回線束49を
介して映像・音声信号切替装置2の音声信号送受信接続
切替部22へ出力できるように、また、TV会議端末4
aからの音声信号を音声信号送受信接続切替部22か
ら、あらかじめ決められた複数のTV会議端末への音声
信号を伝送可能な音声信号伝送回線束46を介して入力
できるように内部の音声伝送回線を構成する。
【0044】なお、TV会議制御装置1aの回線接続制
御部14は、映像・音声信号切替制御信号51を映像・
音声信号切替制御部20へ出力し、映像・音声信号切替
制御部20が、映像信号送受信接続切替部21を制御し
て映像信号送受信接続切替部21の内蔵する映像信号切
替スイッチ(図示せず)により、TV会議制御装置1b
の多重化分離部からTV会議制御装置1aの多重化分離
部12a向けに映像信号伝送回線束43を介して送出さ
れた映像信号が、映像信号送受信接続切替部21から映
像信号伝送回線束48を介して多重化分離部12aに入
力できるように、映像信号伝送回線束43と映像信号伝
送回線束48との中の、多重化分離部12a向けの映像
信号伝送用に設定された回線同士を接続する。また、T
V会議制御装置1aの多重化分離部12aからTV会議
制御装置1bの多重化分離部向けに映像信号伝送回線束
41を介して送出された映像信号が、映像信号送受信接
続切替部21から映像信号伝送回線束44を介してTV
会議制御装置1bの多重化分離部に入力できるように、
映像信号伝送回線束41と映像信号伝送回線束44との
中の、TV会議制御装置1bの多重化分離部向けの映像
信号伝送用に設定された回線同士を接続する。
【0045】また、映像・音声信号切替制御部20は、
音声信号送受信接続切替部21も制御して音声信号送受
信接続切替部22の内蔵する音声信号切替スイッチ(図
示せず)により、TV会議制御装置1bの音声処理部か
らTV会議制御装置1aの音声処理部13a向けに音声
信号伝送回線束49を介して送出された音声信号が、音
声信号送受信接続切替部22から音声信号伝送回線束5
0を介して音声処理部13aに入力できるように、音声
信号伝送回線束49と音声信号伝送回線束50との中
の、音声処理部13a向けの音声信号伝送用に設定され
た回線同士を接続する。また、TV会議制御装置1の音
声処理部13aからTV会議制御装置1bの音声処理部
向けに音声信号伝送回線束45を介して送出された音声
信号が、音声信号送受信接続切替部22から音声信号伝
送回線束46を介してTV会議制御装置1bの音声処理
部に入力できるように、音声信号伝送回線束45と音声
信号伝送回線束46との中の、TV会議制御装置1bの
音声処理部向けの音声信号伝送用に設定された回線同士
を接続する。
【0046】従って、TV会議開催時には、TV会議端
末4aから送信された多重化信号31aに含まれている
映像信号と音声信号は、多重化分離部12aで分離さ
れ、映像信号は映像信号伝送回線束41を介して映像信
号送受信接続切替部21に出力され、映像信号送受信接
続切替部21から映像信号伝送回線束44を介してTV
会議制御装置1bの多重化分離部へ入力される。また、
音声信号の方は多重化分離部12aで分離された後、音
声信号伝送回線束45を介して音声信号送受信接続切替
部22に出力され、さらに音声信号送受信接続切替部2
2から映像信号伝送回線束46を介してTV会議制御装
置1bの多重化分離部へ入力され、そこで映像信号伝送
回線束44を介して入力された上記映像信号と多重化さ
れて多重化信号となり、TV会議制御装置1bに接続さ
れるTV会議端末5aへ多重化信号切替部(図示せず)
及び回線インタフェース(図示せず)を介して多重化信
号47aとして送信される。
【0047】また、上記と同様に、TV会議端末5aか
ら送信される多重化信号42aに含まれている映像信号
と音声信号は、TV会議制御装置1bの多重化分離部で
分離され、映像信号は映像信号43として映像信号送受
信接続切替部21に出力され、映像信号送受信接続切替
部21からTV会議制御装置1aの多重化分離部12a
へ映像信号伝送回線束48を介して出力される。また、
音声信号の方はTV会議制御装置1bの多重化分離部で
分離された後、音声信号伝送回線束49を介して音声信
号送受信接続切替部22に出力され、さらに音声信号送
受信接続切替部22から音声信号伝送回線束50を介し
てTV会議制御装置1aの音声処理部13aへ出力さ
れ、さらに多重化分離部12aへ出力されてそこで映像
信号伝送回線束48を介して入力された上記映像信号と
多重化されて多重化信号となり、TV会議制御装置1a
に接続されるTV会議端末4aへ多重化信号切替部11
及び回線インタフェース10を介して多重化信号38a
として送信される。
【0048】次に、図1に示す制御コンソール3からの
TV会議開催要求により、TV会議制御装置1aに収容
されたTV会議端末4a及びTV会議端末4bと、TV
会議制御装置1bに収容されるTV会議端末5bとの間
での3地点会議の回線接続が行われる場合について説明
する。
【0049】図1に示す制御コンソール3から、TV会
議制御装置1aに収容されたTV会議端末4a、TV会
議端末4b及びTV会議制御装置1bに収容されたTV
会議端末5bの間での3地点会議の設定を行うための操
作入力が行われると、制御コンソール3から、上記3地
点会議の設定を行うためのTV会議開催設定制御信号2
9がTV会議制御装置1aの回線接続制御部14及びT
V会議制御装置1bの回線接続制御部へ送出される。
【0050】TV会議制御装置1aの回線接続制御部1
4及びTV会議制御装置1bの回線接続制御部(図示せ
ず)は、TV会議開催設定制御信号29に指定されたT
V会議参加端末指定情報、TV会議開催日,開始時刻及
び終了時刻を指定するためのTV会議日時指定情報、及
び主制御装置指定情報を内蔵のメモリ(図示せず)に記
憶する。
【0051】TV会議制御装置1aの回線接続制御部1
4及びTV会議制御装置1bの回線接続制御部(図示せ
ず)は、内蔵する上記メモリに記憶した、制御コンソー
ル3から指定された3地点会議の開催日の開始時刻にな
ると、3地点会議の回線接続の動作を開始する。
【0052】TV会議制御装置1aの回線接続制御部1
4は、TV会議参加端末指定情報をメモリから読み出
し、TV会議参加端末がTV会議端末4a、TV会議端
末4b及びTV会議制御装置1bに収容されるTV会議
端末5bであることから、さらに、主制御装置指定情報
を読み出すことでTV会議制御装置1aがTV会議につ
いての回線接続の全体の制御を主導するTV会議制御装
置であることを認識する。回線接続制御部14は、この
3地点会議はTV会議制御装置1a及びTV会議制御装
置1bに亘ったTV会議であるので、3端末からの多重
化信号から映像信号と音声信号を分離した後、映像・音
声信号切替装置2を介してTV会議制御装置1aに収容
されたTV会議端末4a及びTV会議端末4bとTV会
議制御装置1bに収容されたTV会議端末5bとを相互
に接続する必要ありと認識し、映像信号回線接続制御信
号40aを多重化分離部12aに出力してTV会議参加
端末がTV会議制御装置1aのTV会議端末4a及びT
V会議端末4bとTV会議制御装置1bのTV会議端末
5bであることを通知し、かつTV会議についての回線
接続の全体の制御を主導するTV会議制御装置は、TV
会議制御装置1aであることを通知することで、TV会
議端末5bの映像信号を送受信するための映像信号伝送
回路を映像・音声信号切替装置2の映像信号送受信接続
切替部21との間に設定するとともに、後述する話者端
末情報に基づき映像信号を選択するための回路接続、及
び選択した映像信号とミックス音声信号とを多重化して
TV会議端末4a及びTV会議端末4bとTV会議制御
装置1bのTV会議端末5bの各端末に送信できるよう
に多重化分離部12a内の回線接続を行うことを多重化
分離部12aに要求する。
【0053】また、回線接続制御部14は、音声信号回
線接続制御信号40bを音声処理部13aに送出して、
TV会議に参加するTV会議端末がTV会議端末4a及
びTV会議端末4bとTV会議端末5bであることを通
知し、かつTV会議についての回線接続の全体の制御を
主導するTV会議制御装置は、TV会議制御装置1aで
あることを通知することで、音声処理部13aがTV会
議端末5bの音声信号を送受信するための音声信号伝送
回路を映像・音声信号切替装置2の音声信号送受信接続
切替部22との間に設定するとともに、後述する話者端
末の特定のための回路接続、及びミックス音声信号の生
成動作のための回路接続を行うことを要求する。
【0054】映像信号回線接続制御信号40aを受け取
った多重化分離部12aは、TV会議端末5bからの映
像信号を映像信号送受信接続切替部21から映像信号伝
送回線束48を介して入力できるように、また、TV会
議端末5b向けの映像信号を映像信号伝送回線束41を
介して映像・音声信号切替装置2の映像信号送受信接続
切替部21へ出力できるように内部の映像伝送回線を構
成する。
【0055】音声信号回線接続制御信号40bを受け取
った音声処理部13aも、TV会議端末5bからの音声
信号を音声信号送受信接続切替部22から音声信号伝送
回線束50を介して入力できるように、また、TV会議
端末5b向けの音声信号を音声信号伝送回線束45を介
して映像・音声信号切替装置2の音声信号送受信接続切
替部22へ出力できるように内部の音声伝送回線を構成
する。
【0056】一方、TV会議制御装置1bの回線接続制
御部(図示せず)も、TV会議参加端末指定情報をメモ
リから読み出し、TV会議参加端末がTV会議端末5b
とTV会議制御装置1aに収容されるTV会議端末4a
及びTV会議端末4bであることから、さらに、主制御
装置指定情報を読み出すことでTV会議制御装置1bが
TV会議についての回線接続の全体の制御を主導するT
V会議制御装置でないことを認識する。
【0057】回線接続制御部は、映像信号回線接続制御
信号(図示せず)を多重化分離部(図示せず)に送出し
て、TV会議参加端末がTV会議制御装置1aのTV会
議端末4a及びTV会議端末4bとTV会議制御装置1
bのTV会議端末5bであること、及びTV会議制御装
置1bがTV会議についての回線接続の全体の制御を主
導するTV会議制御装置でないことを通知し、TV会議
端末5bから送出される映像信号及びTV会議端末5b
へ送出される映像信号を送受信するための映像信号を送
受信するための映像信号伝送回路を映像・音声信号切替
装置2の映像信号送受信接続切替部21との間に設定す
ることを要求する。
【0058】また、TV会議制御装置1bの回線接続制
御部は、音声信号回線接続制御信号(図示せず)を音声
処理部(図示せず)に送出して、TV会議に参加するT
V会議端末がTV会議制御装置1aのTV会議端末4a
及びTV会議端末4bとTV会議制御装置1bのTV会
議端末5bであること、及びTV会議制御装置1bがT
V会議についての回線接続の全体の制御を主導するTV
会議制御装置でないことを通知し、TV会議端末5bか
ら送出される音声信号及びTV会議端末5bへ送出され
る音声信号を送受信するための音声信号伝送回路を映像
・音声信号切替装置2の音声信号送受信接続切替部22
との間に設定することを要求する。
【0059】TV会議制御装置1bの多重化分離部(図
示せず)は、回線インタフェース(図示せず)及び多重
化信号切替部(図示せず)を介してTV会議端末5bか
ら送信されてくる多重化信号42bを入力して映像信号
と音声信号を分離し、分離した映像信号をTV会議制御
装置1aの多重化分離部12a向けに映像信号伝送回線
束43を介して映像・音声信号切替装置2の映像信号送
受信接続切替部21へ出力できるように、また、TV会
議制御装置1aの多重化分離部12aからのTV会議端
末5b向けの映像信号を、映像信号送受信接続切替部2
1から映像信号伝送回線束44を介して入力できるよう
に内部の映像伝送回線を構成する。
【0060】また、TV会議制御装置1bの音声処理部
(図示せず)も、多重化分離部から出力される音声信号
(図示せず)を、TV会議制御装置1aの音声処理部1
3a向けに音声信号伝送回線束49を介して映像・音声
信号切替装置2の音声信号送受信接続切替部22へ出力
できるように、また、TV会議制御装置1aの音声処理
部13aからのTV会議端末5b向けの音声信号を、音
声信号送受信接続切替部22から音声信号伝送回線束4
6を介して入力できるように内部の音声伝送回線を構成
する。
【0061】また、TV会議制御装置1aの回線接続制
御部14は、TV会議についての回線接続の全体の制御
を主導するTV会議制御装置として、映像・音声信号切
替制御信号51を映像・音声信号切替制御部20へ出力
すると、映像・音声信号切替制御部20は、映像信号送
受信接続切替部21を制御して映像信号送受信接続切替
部21の内蔵する映像信号切替スイッチ(図示せず)に
より、前述した、TV会議制御装置1aに収容されたT
V会議端末4aと、TV会議制御装置1bに収容される
TV会議端末5aとの間での2地点会議の回線接続の場
合と同様に、映像信号伝送回線束43と映像信号伝送回
線束48との中の、多重化分離部12a向けの映像信号
伝送用に設定された回線同士を接続し、また、映像信号
伝送回線束41と映像信号伝送回線束44との中の、T
V会議制御装置1bの多重化分離部向けの映像信号伝送
用に設定された回線同士を接続する。
【0062】また、映像・音声信号切替制御部20は、
音声信号送受信接続切替部21も制御して音声信号送受
信接続切替部22の内蔵する音声信号切替スイッチ(図
示せず)により、前述した、TV会議制御装置1aに収
容されたTV会議端末4aと、TV会議制御装置1bに
収容されるTV会議端末5aとの間での2地点会議の回
線接続の場合と同様に、音声信号伝送回線束49と音声
信号伝送回線束50との中の、音声処理部13a向けの
音声信号伝送用に設定された回線同士を接続し、また、
音声信号伝送回線束45と音声信号伝送回線束46との
中の、TV会議制御装置1bの音声処理部向けの音声信
号伝送用に設定された回線同士を接続する。
【0063】次に、TV会議制御装置1aに収容された
TV会議端末4a、TV会議端末4b、及びTV会議制
御装置1bに収容されるTV会議端末5bの間で開催さ
れた多地点TV会議の中で行われる多重化動作について
説明する。
【0064】多地点TV会議の中で行われる動作として
次の動作がある。音声処理部13aが話者端末を特定
し、特定した話者端末の映像信号を多重化分離部12a
が選択し、さらに、音声処理部13aが各TV参加端末
からの音声信号をミックス(ただし、送信先の音声信号
を除く)してミックス信号生成し、その後、TV会議制
御装置1aに収容されたTV会議端末4a及びTV会議
端末4b向けの多重化信号とするための、話者端末の映
像信号と上記ミックス音声信号との多重化が、多重化分
離部12aで行われ、TV会議制御装置1bに収容され
たTV会議端末5b向けの多重化信号とするための、話
者端末の映像信号と上記ミックス音声信号との多重化
が、TV会議制御装置1bの多重化分離部で行われる。
【0065】さらに、上記のTV会議の中で行われる動
作を以下に詳細に説明する。
【0066】TV会議制御装置1bの多重化分離部は、
TV会議端末5bからの多重化信号から映像信号及び音
声信号を分離し、映像信号は上述したように、映像信号
伝送回線束43を介してTV会議制御装置1aの多重化
分離部12aへ向け送出され、また、音声信号はTV会
議制御装置1bの音声処理部へ出力された後、音声処理
部から音声信号伝送回線束49を介してTV会議制御装
置1aの音声処理部13aへ向け送出される。
【0067】一方、TV会議制御装置1aの音声処理部
13aは、多重化分離部12aから出力される音声信号
34a,34bのレベルと、TV会議制御装置1bに収
容されたTV会議端末5bから送出される多重化信号4
2bより分離され、音声信号伝送回線束49、音声信号
送受信接続切替部22及び音声信号伝送回線束50を介
して入力された音声信号のレベルとをそれぞれ監視し、
その中の一番高レベルの音声信号を出力するTV会議端
末、すなわち、TV会議端末4a、TV会議端末4b及
びTV会議端末5bの中から一番高レベルの音声信号を
出力するTV会議端末を特定して、TV会議で発言中の
話者がいる話者端末として回線接続制御部14に話者端
末情報信号52により通知する。回線接続制御部14は
特定された話者端末を話者端末情報信号53により多重
化分離部12aに通知する。
【0068】多重化分離部12aでは、TV会議端末4
a、TV会議端末4bからの多重化信号33a,33b
から映像信号及び音声信号が分離され、音声信号は音声
処理部13aへ出力されるが、映像信号についてはTV
会議端末5bからの映像信号とともに、話者端末情報信
号53に基づく選択が行われる。すなわち、TV会議端
末4a、TV会議端末4b及びTV会議端末5bの映像
信号の中から、音声処理部13aによって話者端末と特
定されたTV会議端末からの映像信号が選択される。選
択されたTV会議端末から送出された映像信号が各TV
会議参加端末への映像回線に送出されるように内部スイ
ッチが制御され、回線接続の切り替えが行われる。
【0069】多重化分離部12aは、音声処理部13a
による上記話者端末の特定動作によって一番高レベルの
音声信号を出力するTV会議端末が変る都度、新たに話
者端末となったTV会議端末から送出される映像信号が
各TV会議参加端末への映像回線に送出されるように内
部スイッチをその都度動作させて回線接続の切り替えを
行う。
【0070】一方、音声処理部13aは、多重化分離部
12aから出力される、TV会議端末4aの音声信号3
4a及びTV会議端末4bの音声信号34bと、TV会
議制御装置1bの多重化分離部から出力され、音声信号
送受信接続切替部22及び音声信号伝送回線束50を介
して入力されたTV会議端末5bの音声信号とから、次
のようにして各TV会議参加端末であるTV会議端末4
a、TV会議端末4b及びTV会議端末5bのそれぞれ
に送信するミックス音声信号を生成する。
【0071】すなわち、TV会議端末4aに送信するミ
ックス音声信号はTV会議端末4bの音声信号とTV会
議端末5bの音声信号とをミックスして生成する。ま
た、TV会議端末4bに送信するミックス音声信号はT
V会議端末4aの音声信号とTV会議端末5bの音声信
号とをミックスし、また、TV会議端末5bに送信する
ミックス音声信号はTV会議端末4aの音声信号とTV
会議端末4bの音声信号とをミックスして生成する。
【0072】音声処理部13aは、上記のミックス音声
信号のうち、TV会議端末4a及びTV会議端末4bに
送信するミックス音声信号を音声信号35a,35bと
して多重化分離部12aへ出力する。TV会議端末5b
へ送信するミックス音声信号については、音声信号伝送
回線束45及び音声信号送受信接続切替部22を介して
TV会議制御装置1bの音声処理部へ出力する。
【0073】多重化分離部12aでは、上述したよう
に、各TV会議参加端末への映像回線に送出するために
選択した話者端末の映像信号を、音声処理部13aから
出力されたTV会議端末4a及びTV会議端末4bに送
信する音声信号35a,35bのそれぞれと多重化し、
TV会議端末4a及びTV会議端末4bへ送信する多重
化信号36a,36bとして多重化信号切替部11へ出
力する。
【0074】TV会議制御装置1bでは、音声処理部が
音声信号送受信接続切替部22を介して受信した上記ミ
ックス音声信号を多重化分離部へ出力し、多重化分離部
で上記ミックス音声信号と、多重化分離部12aから映
像信号伝送回線束41及び映像信号送受信接続切替部2
1を介して受信した上記話者端末の映像信号とが多重化
され、多重化信号切替部及び回線インタフェース部を介
してTV会議端末5bへ多重化信号47bとして出力さ
れる。
【0075】上記の説明では、TV会議制御装置1aに
収容されたTV会議端末とTV会議制御装置1bに収容
されたTV会議端末との間で行われる場合で説明した
が、単独のTV会議制御装置1aに収容された複数のT
V会議端末による3地点以上の多地点TV会議の場合
も、映像・音声信号切替装置2を介しての映像信号及び
音声信号の送受信は必要としない外は、上記の3地点会
議の場合と同様の動作で行われる。
【0076】なお、上記説明における、各TV会議端末
との間で送受信される多重化信号は、ITU−T勧告の
H.221フレーム信号である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のTV会議
システムは、複数のTV会議制御装置に接続され、複数
のTV会議制御装置間で送受される映像信号及び音声信
号の回線接続の切り替えを行う映像・音声信号切替装置
を備え、複数のTV会議制御装置の中のTV会議の回線
接続制御を主導するTV会議制御装置が、他のTV会議
制御装置に収容される、TV会議参加端末として指定さ
れたTV会議端末の映像信号及び音声信号の伝送回線を
自分の装置内に引込むために、自分も含めたTV会議参
加端末を収容する各TV会議制御装置及び映像・音声信
号切替装置の映像信号及び音声信号の伝送回線の接続切
替制御を行うように構成することにより、TV会議制御
装置に収容された、複数のTV会議端末を接続するため
に使用される回線数を各TV会議制御装置で減ずること
なく、複数のTV会議制御装置をカスケードに接続して
TV会議システムを構成することができ、かつ、各TV
会議制御装置でTV会議端末の収容数を減ずることな
く、上記TV会議システム内で複数グループのTV会議
を開催することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTV会議システムの実施の一形態を示
すブロック図である。
【図2】従来のTV会議システムを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1a〜1b TV会議制御装置 2 映像・音声信号切替装置 3 制御コンソール 4a〜4b TV会議端末 5a〜5b TV会議端末 10 回線インタフェース 11 多重化信号切替部 12a,12b 多重化分離部 13a,13b 音声処理部 14 回線接続制御部 20 映像・音声信号切替制御部 21 映像信号送受信接続切替部 22 音声信号送受信接続切替部 29 TV会議開催設定制御信号 31a〜31b 多重化信号 32a〜32b 多重化信号 33a〜33b 多重化信号 34a〜34b 音声信号 35a〜35b 音声信号 36a〜36b 多重化信号 37a〜37b 多重化信号 38a〜38b 多重化信号 39 多重化信号回線接続制御信号 40a 映像信号回線接続制御信号 40b 音声信号回線接続制御信号 41 映像信号伝送回線束 42a〜42b 多重化信号 43,44 映像信号伝送回線束 45,46 音声信号伝送回線束 47a〜47b 多重化信号 48 映像信号伝送回線束 49,50 音声信号伝送回線束 51 映像・音声信号切替制御信号 52,53 話者端末情報信号 61a〜61c TV会議制御装置 62,63 カスケード接続路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して接続された複数のTV
    会議端末を収容し、前記複数のTV会議端末の中の、T
    V会議に参加するTV会議参加端末として指定されたT
    V会議端末相互の回線接続を行う回線接続手段をそれぞ
    れ有する複数のTV会議制御装置と、前記複数のTV会
    議制御装置間で送受信される映像信号及び音声信号の回
    線接続の切り替えを行う回線切替手段を有する映像・音
    声信号切替装置とを備え、前記複数のTV会議制御装置
    の中の任意の第1のTV会議制御装置が、自分が収容す
    る少なくとも1の任意の第1のTV会議参加端末と、他
    の複数のTV会議制御装置が収容するTV会議端末の中
    の少なくとも1の任意の第2のTV会議参加端末とが参
    加するTV会議の回線接続を、自分が内蔵する前記回線
    接続手段を用いて行うように設定されたとき、前記第2
    のTV会議参加端末を収容するそれぞれの前記第2のT
    V会議制御装置は、自分が収容する前記第2の各TV会
    議参加端末が前記第1のTV会議参加端末及び前記第2
    の他のTV会議参加端末との間で送受信する映像信号及
    び音声信号の伝送のための装置内の伝送回線を、前記映
    像・音声信号切替装置を介して前記第1のTV会議制御
    装置の前記回線接続手段に接続させ、前記映像・音声信
    号切替装置は、前記第2のTV会議制御装置から出力さ
    れる前記第2のTV会議参加端末からの前記映像信号及
    び音声信号を前記第1のTV会議制御装置の前記回線接
    続手段に入力し、前記第1のTV会議制御装置の前記回
    線接続手段から出力される前記第2のTV会議参加端末
    向けの前記映像信号及び音声信号を前記第2のTV会議
    制御装置に入力するように前記回線切替手段を制御する
    ことを特徴とするTV会議システム。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して接続された複数のTV
    会議端末を収容し、前記複数のTV会議端末の中の、T
    V会議に参加するTV会議参加端末として指定された複
    数のTV会議端末相互の回線接続を行う複数のTV会議
    制御装置と、前記複数のTV会議制御装置間で送受され
    る映像信号及び音声信号の回線接続の切り替えを行う映
    像・音声信号切替装置とを備え、前記複数のTV会議制
    御装置がそれぞれ、(A)前記TV会議の際に、前記T
    V会議参加端末との間で送受信される前記映像信号及び
    前記音声信号を含む多重化信号の回線接続の切り替えを
    多重化信号回線接続制御信号に基づき行って前記TV会
    議に参加する複数のTV会議端末相互の回線接続を行う
    多重化信号切替部、(B)入力された映像信号回線接続
    制御信号に基づき、前記多重化信号切替部から出力され
    た前記複数のTV会議参加端末からの前記多重化信号か
    ら前記映像信号及び前記音声信号を分離し、前記映像信
    号の中から送信先の各TV会議参加端末ごとに話者端末
    情報信号に基づき選択した映像信号と、前記音声信号の
    中から送信先の各TV会議参加端末ごとに選択され入力
    されたミックス音声信号とを多重化し前記多重化信号切
    替部へ出力する多重化分離部、(C)入力された音声信
    号回線接続制御信号に基づき、前記多重化分離部で分離
    され出力された、前記複数のTV会議参加端末からの音
    声信号のレベルを監視し一番高レベルの音声信号を出力
    するTV会議参加端末を発言中の話者がいる話者端末と
    して特定し、前記話者端末と特定されたTV会議参加端
    末を通知する前記話者端末情報信号を出力し、かつ、前
    記複数のTV会議参加端末からの音声信号を、送信先で
    あるTV会議参加端末からの音声信号を除いてミックス
    し、ミックスした音声信号を前記ミックス音声信号とし
    て前記多重化分離部へ出力する音声処理部、(D)外部
    から入力された前記TV会議へ参加するTV会議端末を
    示すTV会議参加端末指定情報に基づき、複数の前記T
    V参加端末の多重化信号の伝送回線相互の接続を制御す
    るために前記多重化信号回線接続制御信号を前記多重化
    信号切替部へ出力し、また、複数の前記TV参加端末の
    映像信号の伝送回線相互の接続を制御するために前記映
    像信号回線接続制御信号を前記多重化信号切替部へ出力
    し、また、複数の前記TV参加端末の音声信号の伝送回
    線相互の接続を制御するために前記音声信号回線接続制
    御信号を前記多重化信号切替部へ出力する回線接続制御
    部、を備え、前記映像・音声信号切替装置は、(E)前
    記複数のTV会議制御装置間で送受される映像信号の回
    線接続の切り替えを行う映像信号送受信接続切替部、
    (F)前記複数のTV会議制御装置間で送受される音声
    信号の回線接続の切り替えを行う音声信号送受信接続切
    替部、(G)前記複数のTV会議制御装置の中の任意の
    第1のTV会議制御装置が、自分が収容する少なくとも
    1の任意の第1のTV会議参加端末と、他の複数のTV
    会議制御装置が収容するTV会議端末の中の少なくとも
    1の任意の第2のTV会議参加端末とが参加するTV会
    議の回線接続の制御を行うように設定されたとき、前記
    第1のTV会議制御装置の前記回線接続制御部からの制
    御によって、前記第2のTV会議参加端末を収容する第
    2のTV会議制御装置からの、前記第2のTV会議参加
    端末の映像信号の伝送回線が前記第1のTV会議制御装
    置の前記多重化分離部の映像信号の伝送回線へ接続され
    るように前記映像信号送受信接続切替部及び前記音声信
    号送受信接続切替部を制御する映像・音声信号切替制御
    部、を備え、前記第2のTV会議制御装置の前記多重化
    分離部は、前記第2のTV会議参加端末の多重化信号か
    ら分離された映像信号を前記映像・音声信号切替装置の
    前記映像信号送受信接続切替部へ出力し、また、前記映
    像信号送受信接続切替部から出力された、前記第2のT
    V会議参加端末向けの映像信号を入力し、前記第2のT
    V会議制御装置の前記音声処理部は、前記第2のTV会
    議参加端末の多重化信号から分離された音声信号を前記
    映像・音声信号切替装置の前記音声信号送受信接続切替
    部へ出力し、また、前記音声信号送受信接続切替部から
    出力された、前記第2のTV会議参加端末向けの音声信
    号を入力し、前記第1のTV会議制御装置の前記音声処
    理部は、多重化分離部で分離され出力された、前記第1
    のTV会議制御装置に収容される前記TV会議に参加す
    る複数のTV会議端末からの音声信号のレベルを監視す
    るとともに、前記音声信号送受信接続切替部から出力さ
    れる、前記第2のTV会議制御装置の前記多重化分離部
    で分離され出力された、前記第2のTV会議端末の音声
    信号のレベルを監視して前記話者端末となるTV会議端
    末を特定することを特徴とするTV会議システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のTV会議システムにおい
    て、制御コンソールを備え、前記制御コンソールからの
    操作入力により前記複数のTV会議制御装置に対して前
    記TV会議の主催者となるTV会議端末及び他の参加T
    V会議端末の指定を入力することを特徴とするTV会議
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のTV会議システムにおい
    て、制御コンソールを備え、前記制御コンソールからの
    操作入力により前記複数のTV会議制御装置の前記回線
    接続制御部に対して前記TV会議の主催者となるTV会
    議端末及び他の参加TV会議端末の指定を入力すること
    を特徴とするTV会議システム。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
    項4記載のTV会議システムにおいて、前記通信回線は
    専用回線であることを特徴とするTV会議システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
    項4記載のTV会議システムにおいて、前記通信回線は
    ISDN公衆回線であることを特徴とするTV会議シス
    テム。
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