JPH03283982A - テレビ会議システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像および音声を送受信する会議端末を相互
接続して会議を可能とするテレビ会議システムに関する
。

〔従来の技術〕

従来のテレビ会議システムは、二つの会議端末が画像お
よび音声を会議開催時に接続設定し、相互に相手の画像
および音声を受信して会議をすすめる構成を有していた
。

この詳細について第３図を参照して説明する。

第３図は従来の一例を示すブロック図である。

第３図において、テレビ会議システムは、二つの会議端
末！ＯＡおよび１０Ｂ、会議の設定を操作により指示す
る会議設定盤８０．およびこれらを収容する交換システ
ム９０により構成されている。

会議端末１０Ａ、ＩＯＢは受光した画像情報を電気信号
に変換するカメラ１１．このカメラ１１が送信した画像
情報を受信して映像として写し出す画面部１２．会議者
の発言を集音した音声情報を電気信号に変換するマイク
１３．およびこのマイク１３から送信された音声情報を
受信して放送するスピーカ１４を有している。会議設定
盤８゜により会議しようとする二つの会議端末１０Ａ。

１０Ｂを指定して交換システム９０へ通知する。

交換システム９０は、スイッチ９１および接続制御部９
２を備えている。スイッチ９１は会議端末１０Ａ、ＩＯ
Ｂのカメラ１１および画面部１２をヒテオコーデック４
０を介して、またマイク１３およびスピーカ１４を音声
コーデック５ｏを介して、それぞれ収容しており、これ
らを交換接続して符号化された画像情報および音声情報
を転送するディジタルスイッチである。接続制御部９２
は、会議設定盤８０から指示された二つの会議端末１０
Ａ、ＩＯＢの画像および音声の符号化情報を伝送する通
信回線のバスをそれぞれ、スイッチ９１を制御して切替
接続する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のように従来のテレビ会議システムは、交換機が会
議設定盤で操作指定された二つの会議端末同志を接続す
るように構成されているので、三者以上の会議には会議
端末の画面部として接続先の数の画像表示面および画像
情報通信路を必要とするので不経済であるという問題点
があった。

本発明の目的は、交換機が所定の画像切替指示に従って
画像情報の通信路を交換接続することにより、上記問題
点を解決したテレビ会議システムを提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるテレビ会議システムは、複数の会議端末と
、少くとも一つの会議操作盤と、会議端末同士の通信路
を相互接続する交換機とで構成される。会議端末は画像
および音声を交換機を介して他の会議端末へ送受信する
。会議操作盤は操作盤の操作により、会議端末が受信し
て画面表示する画像情報の発信元の会議端末を設定して
出力する。交換機は複数の前記会議端末および会議操作
盤を収容接続し、かつ前記会議操作盤が設定した発信元
の会議端末から受信する画像情報を所定の会議端末の画
面部に表示する。さらに、交換機が有する会議音声中継
装置は、同一会議に参加する会議端末の音声発信回線を
接続し、受信する音声の音量を回線ごとに計測して最大
音量の発信元の一つの会議端末を選択し、この選択され
た会議端末について通知出力する。交換機は会議端末を
相互接続制御するとともに会議音声中継装置から通知さ
れた発信元の会議端末から受信する画像情報を同一会議
に接続中のすべての会議端末の画面部に接続する。

上述のテレビ会議システムによれば、それぞれの会議端
末の画面部に表示される画像情報の発信元は、会議操作
盤または会議音声中継装置から通知をうけた交換機によ
り、表示先の会議端末へ接続される。

接続の通知は会議操作盤および会議音声中継装置の両者
を備える交換機では少くとも一方からの指示で駆動され
る。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図である
。第１図において、複数の会議端末１０Ａ、・・・、１
ＯＮおよび会議操作盤２０が交換機３０に収容接続され
ている。

会議端末１０Ａ、・・・、１ＯＮの各々は撮影した画像
情報を電気信号に変換して出力するカメラ１１、このカ
メラ１１が送信した画像情報を受信して映像として画面
に表示する画面部１２、会議者の発言を集音した音声情
報を電気信号に変換して出力するマイク１３、およびこ
のマイク１３から出力された音声情報を受信して放送す
るスビーカ１４を有している。会議操作盤２０は各会議
端末１０Ａ、・・・、ＩＯＮの画面部１２に表示する画
像の発信元の１つの会議端末を操作設定する。第１図の
例では、会議ごとに一つの会議操作盤２０が備えられ、
同一会議に出席する会議端末１０Ａ。

・・・　ＩＯＮを指定して交換機３０に相互接続させ、
次いで各会議端末１０Ａ、・・・、１ＯＮの画面部１２
に表示すべき画像を設定する。

交換機３０は画像スイッチ３１．音声スイッチ３２、お
よび接続制御部３３に加え、会議接続記憶部３４お７よ
び会議音声中継装置３５を有している。画像スイッチ３
１は、ビデオコーデック４０を介して会議端末１０Ａ、
・・・、１ＯＮのカメラ１１および画面部１２との通信
路を収容接続し、接続制御部３３によりこの通信路の交
換接続を制御されている。音声スイッチ３２は、音声コ
ーデック５０を介して会議端末１０Ａ、・・・、ＩＯＮ
のマイク１３およびスピーカ１４との通信路を収容接続
し、接続制御部３３によりこの通信路の交換接続を制御
されている。接続制御部３３は、会議操作盤２０からの
指示により、会議端末１０Ａ、・・・ＩＯＮ同士の画像
情報通信路については画像スイッチ３１を制御し、また
音声情報通信路については音声スイッチ３２を制御して
それぞれを接続する。

会議接続記憶部３４は、一つの会議ごとに参加者の会議
端末情報、会議端末１０Ａ、・・・、１ＯＮへ送信する
画像情報の発信元情報、およびスピーカ１４へ送信する
音声情報の切断情報を記憶する。

第１図で会議端末１０Ａ、・・・、１ＯＮが同一会議と
して参加し、送信画像の発信元は会議端末１０Ａとする
と、全会議端末１０Ａ、・・・、１ＯＮの画面部１２に
は会議端末１０Ａのカメラ１１が撮影した画像が表示さ
れる。会議接続記憶部３４の切断音声欄の符号“１″は
、すべての会議端末１０Ａ。

・・、１ＯＮのマイク１３で収集された音声が会議音声
中継装置３５で混合され、すべての会議端末１０Ａ、・
・・、１ＯＮのスピーカ１４へ送信されることを意味し
ている。例えば、参加者Ａ（会議端末１０Ａ）の切断音
声欄が符号“０”の場合、画像送信元の会議端末１０Ａ
への音声情報通信路は音声スイッチ３２において接続制
御部３３により切断されている。会議音声中継装置３５
は、上述のように、同一会議ごとに備えられ、音声スイ
ッチ３２を介して受信したマイク１３からの音声情報を
混合し、さらにこの混合した音声情報を再び音声スイッ
チ３２を介して各会議端末１０Ａ。

・・・　ＩＯＮのスピーカ１４に分配送信する。

会議操作盤２０が会議端末ごとに配備される場合には、
この会議操作盤２０により、会議端末で°受信して画面
に表示させる画像の発信元を、指定することにより、接
続制御部３５は指定情報を受信したとき画像スイッチ３
１を制御して指定された画像情報を接続することができ
る。

ビデオコーデック４０および音声コーデック５゜は時分
割スイッチである画像スイッチ３１および音声スイッチ
３２の伝送路に対する符号化・復号化機能を有するが、
本発明の機能には直接関係ないので詳細説明は省略する
。画像スイッチ３１および音声スイッチ３２は分割して
図示し説明したが、一つのスイッチで構成してもよく、
更に会議端末ごとにタイムスロット割当てによる一通信
路を有することもできる。

次に第２図は第１図の部分詳細の一例を示すブロック図
である。第１図に第２図を併せ参照してさらに説明する
。

第２図において、第１図と同一の構成要素には同一の番
号符号が付与されているのでその説明は省略する。

第２図において、会議音声中継装置６５は音量検出回路
６６、音声混合切替回路６７および混合音声分配回路６
８を有し、同一会議に一つが用意されるとともに会議に
参加する会議端末１０Ａ。

・・・、ＩＯＮが音声スイッチ３２を介して接続されて
いる。音量検圧回路６６は会議端末１０Ａ、・・１ＯＮ
のそれぞれの発信音声を受信し、それぞれの音量を計測
して計測結果を出力する。接続制御部３３は音量検出回
路６６の計測８力６６ａから最大音量の一つの会議端末
（例えば１０Ａ）を決定し、会議接続記憶部３４の送信
画像領域に符号“Ａ″を記憶させるとともに画像スイッ
チ３１を制御して、会議端末１０Ａのカメラ１１の出力
をすべての会議端末１０Ａ、・・・、１ＯＮの画面部１
２へ送信してこの画像を表示させる。

音声混合切替回路６７は音量検出回路６６を通過した各
会議端末１０Ａ、・・・　ＩＯＮからの音声を混合して
出力する一方、接続制御部３３からの指示６７ａがあれ
ば、指示された会議端末からの音声の入力を切断する。

会議接続記憶部３４の切断音声領域の符号“１″は音声
の通過混合を意味する。従って、例えば接続制御部３３
が音量検出回路６６の出力によって画像スイッチ３１を
切替えたとき、同一プログラムで切断音声領域の符号“
ｌ”を、画像送信する一つの会議端末だけにし、発言者
だけの画像および音声の状態にして、音声を聴取し易く
できる。また、音量検出回路６６からの出力で画像切替
えしたとき接続制御部３３は続く音量変化があっても所
定時間は画像スイッチ３１の駆動を停止して頻繁な画像
切替による混乱を避けるのはいうまでもない。

混合音声分配回路６８は、音声混合切替回路６７の一つ
の混合出力を、接続中の全会議端末１０Ａ、・・・、１
ＯＮのそれぞれに分配して出力する。

上記実施例では接続制御部への画像スイッチ制御指示が
、会議ごとの一つの会議操作盤、会議端末ごとの会議操
作盤および音量検出回路それぞれの出力により可能であ
り、本発明ではこれらの少とも一つを備えればよい。ス
ピーカは音声受信聴取する手段であり、これは受話器で
あってもよい。

カメラ・マイク・スピーカなどは会議端末ごとに一つを
図示し説明したが複数でもよい。画像スイッチおよび音
声スイッチはそれぞれ別スイッチとして図示し説明した
が、物理的に同一のスイッチでも論理的に区別されれば
よい。会議接続記憶部の記憶形態も図示し説明した内容
に、本発明が限定されるものではない。また、会議操作
盤は画像受信指定だけではなく、会議設定を含む他の機
能を有することはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のテレビ会議システムは、
会議操作盤、音量検出回路など各会議端末での受信画像
を選択指定する手段を有し、且つ会議端末を収容するス
イッチを、受信した指定にしたがって交換接続制御する
接続制御部を有することにより、各会議端末での受信表
示画像を所定の条件指示により切替えることができるの
で、それぞれ一つのテレビカメラおよび画面部を備える
複数の会議端末が同時接続によるテレビ会議が実現でき
る経済性の改善効果が生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図、第２
図は第１図の部分詳細の一例を示すブロック図、第３図
は従来の一例を示すブロック図である。 １０・・・・・・会議端末、１１・・・・・・カメラ、
１２・・・・・・画面部、１３・・・・・・マイク、１
４・・・・・・スピーカ（音声受信部）、２０・・・・
・・会議操作盤、３０・・・・・・交換機、３３・・・
・・・接続制御部、３５．６５・・・・・・会議音声中
継装置、 ６６・・・・・・音量検出回路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像および音声を送受信する複数の会議端末と、
   該会議端末が受信して画面表示する画像情報の発信元で
   ある会議端末を操作により設定して出力する少くとも一
   つの会議操作盤と、前記複数の前記会議端末および前記
   会議操作盤を収容接続しかつ前記会議操作盤が設定した
   発信元会議端末から受信する画像情報を所定の会議端末
   の画面部に接続する交換機とを有し、 該交換機は前記会議端末からの音声の音量を回線ごとに
   計測して最大音量の一つの発信元会議端末を選択して通
   知出力する会議音声中継装置を備え、前記会議音声中継
   装置から通知された発信元会議端末から受信する画像情
   報を同一会議に接続中のすべての会議端末の画面部に表
   示することを特徴とするテレビ会議システム。
2. （２）前記交換機が、前記複数の会議端末の画面部へ接
   続する画像情報の発信元会議端末の指示を受信したとき
   、前記発信元会議端末が発信した音声情報を画像情報と
   ともに接続先会議端末のそれぞれの音声受信部へ接続す
   る接続制御部を有することを特徴とする請求項（１）記
   載のテレビ会議システム。