JPH1093941A - 多地点接続装置 - Google Patents

多地点接続装置

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JPH1093941A
JPH1093941A JP8241748A JP24174896A JPH1093941A JP H1093941 A JPH1093941 A JP H1093941A JP 8241748 A JP8241748 A JP 8241748A JP 24174896 A JP24174896 A JP 24174896A JP H1093941 A JPH1093941 A JP H1093941A
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JP
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video
network
data
audio
mixing
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Application number
JP8241748A
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English (en)
Inventor
Masanori Hagiwara
雅典 萩原
Fumio Ichihara
文夫 市原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多地点接続において容易に映像・音声データ
をミキシングすることができる多地点接続装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 複数の異なるプロトコルのネットワーク
間で映像、音声データを伝送するための多地点接続装置
であって、自端末および各々のネットワークからの映像
データをミキシングしてミキシング映像データを得る映
像ミキシング回路119と、自端末および各々のネット
ワークからの音声データをミキシングしてミキシング音
声データを得る音声ミキシング回路120とを備えたこ
とにより、多地点接続において容易に映像・音声データ
をミキシングすることができる多地点接続装置が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるプロトコル
のネットワークを接続する多地点テレビ会議装置の多地
点接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多地点テレビ会議において多地点間を接
続するものとして多地点接続装置がある。従来は、単一
の多地点接続装置では接続されるネットワークはISD
N網など同一のネットワークに限られており、異なるプ
ロトコルのネットワーク間での多地点接続を行うこと
は、プロトコルを変換するゲートウェイ装置および各々
のネットワークに専用の多地点接続装置を全ての異なる
ネットワーク間に用いなければ不可能であり、これらの
装置を用いることにより可能となっていた。しかし、従
来の多地点接続装置においては、ミキシングした映像、
音声データの通信を異なるプロトコルのネットワーク間
で行うことはできなかった。
【0003】図6は、従来の多地点接続装置を用いた多
地点テレビ会議システムを示すシステム構成図である。
図6において、613はプロトコル方式Aのネットワー
ク、614はネットワーク613とはプロトコルが異な
るプロトコル方式Bのネットワーク、615はネットワ
ーク613、614とはプロトコルが異なるプロトコル
方式Cのネットワーク、607、608はネットワーク
613に接続されたテレビ会議端末、609、610は
ネットワーク614に接続されたテレビ会議端末、61
1、612はネットワーク615に接続されたテレビ会
議端末、604、605および606はそれぞれのネッ
トワーク613、614および615に接続された多地
点接続装置、601はネットワーク613と614を結
ぶプロトコル変換を行うゲートウェイ装置、602はネ
ットワーク614と615を結ぶプロトコル変換を行う
ゲートウェイ装置、603はネットワーク613と61
5を結ぶプロトコル変換を行うゲートウェイ装置であ
る。
【0004】以上のように構成された多地点テレビ会議
システムについて、その動作を簡単に説明すると、ネッ
トワーク613から送信された映像・音声データは、ゲ
ートウェイ装置601でプロトコル方式Aからプロトコ
ル方式Bに変換されてネットワーク614に入力され、
多地点接続装置605を介してテレビ会議端末609又
は610に入力される。他のプロトコル方式の組合わせ
の場合も同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような多地点テレビ会議システムにおける多地点接
続で全てのテレビ会議端末(以下単に、「端末」とい
う)の映像および音声のデータをミキシングするには、
単一の多地点接続装置に全ての端末の映像・音声データ
を集めてミキシング処理を行う必要があり、図から明ら
かなように、図6の構成では3つの多地点接続装置があ
り、異なるプロトコルのネットワークの多地点接続装置
の縦続接続が困難であるという問題点を有していた。ま
た、どの多地点接続装置で全ての映像・音声データをミ
キシングするかなどを考慮する必要があり、制御が極め
て複雑であるという問題点を有していた。
【0006】この多地点接続装置では、多地点接続にお
いて容易に映像・音声データをミキシングすることがで
きることが要望されている。
【0007】本発明は、多地点接続において容易に映像
・音声データをミキシングすることができる多地点接続
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による多地点接続装置は、複数の異なるプロト
コルのネットワーク間で映像、音声データを伝送するた
めの多地点接続装置であって、自端末および各々のネッ
トワークからの映像データをミキシングしてミキシング
映像データを得る映像ミキシング回路と、自端末および
各々のネットワークからの音声データをミキシングして
ミキシング音声データを得る音声ミキシング回路とを備
えるように構成した。
【0009】これにより、多地点接続において容易に映
像・音声データをミキシングすることができる多地点接
続装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の異なるプロトコルのネットワーク間で映像、
音声データを伝送するための多地点接続装置であって、
自端末および各々のネットワークからの映像データをミ
キシングしてミキシング映像データを得る映像ミキシン
グ回路と、自端末および各々のネットワークからの音声
データをミキシングしてミキシング音声データを得る音
声ミキシング回路とを備えることとしたものであり、受
信した映像・音声データがミキシングされるという作用
を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、映像ミキシング回路が、ミキシングし
た映像データと各ネットワークの単独の映像データとを
切り換える映像送信切換手段を送信先毎に独立して有す
ることとしたものであり、送信する映像・音声データが
送信先毎に決定されるという作用、たとえば自端末と他
端末に送信する映像・音声データが異なるという作用を
有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、音声ミキシング回路が、自端末
および各々のネットワークからの音声データを独立して
音量調整する受信音量調整手段と、受信音量調整手段で
音量調整された音声データを入力してミキシングする音
声ミキシング手段とを有することとしたものであり、受
信した音声毎に音量が調整されるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3の内いずれか1に記載の発明において、音声ミキシン
グ回路が、送信先毎に独立した音声ミキシング手段を有
することとしたものであり、ミキシング音声データが送
信先毎に決定されるという作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の発明において、音声ミキシング手段が、自端末
および各々のネットワークからの音声データを独立して
接続、切断する切換手段を有することとしたものであ
り、ミキシングする音声データが任意に選択されるとい
う作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5の内いずれか1に記載の発明において、音声ミキシン
グ回路が、送信するミキシング音声データの音量を可変
する送信音量調整手段を有することとしたものであり、
送信ミキシング音声データの音量が任意に設定されると
いう作用を有する。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
5の内いずれか1に記載の発明において、音声ミキシン
グ回路が、送信するミキシング音声データの音量を可変
する送信音量調整手段を送信先毎に有することとしたも
のであり、送信ミキシング音声データの音量が送信先毎
に任意に設定されるという作用を有する。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7の内いずれか1に記載の発明において、音声ミキシン
グ回路が、自端末又は自ネットワークからの音声データ
は自端末又は自ネットワークへ出力しないこととしたも
のであり、ハウリングが生じないという作用を有する。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項1ないし
8の内いずれか1に記載の発明において、異なるプロト
コルのネットワークが、アナログ電話網、ISDN網、
イーサネットLAN、トークンリングLAN若しくはA
TM−LANの内いずれか1以上の組合わせから成るこ
ととしたものであり、広範囲のネットワークが任意に選
択されるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による多
地点接続装置を示すブロック図である。図1において、
101はプロトコル方式Aのネットワークと送受信を行
う通信回路、102はプロトコル方式Bのネットワーク
と送受信を行う通信回路、103はプロトコル方式Cの
ネットワークと送受信を行う通信回路、104は通信回
路101と信号を授受する多重・分離回路、105は通
信回路102と信号を授受する多重・分離回路、106
は通信回路103と信号を授受する多重・分離回路、1
07は多重・分離回路104で分離した映像データを伸
張する映像伸張回路、108は多重・分離回路105で
分離した映像データを伸張する映像伸張回路、109は
多重・分離回路106で分離した映像データを伸張する
映像伸張回路、110、111、112は送信する映像
データを圧縮する映像圧縮回路、113は多重・分離回
路104で分離した音声データを伸張する音声伸張回
路、114は多重・分離回路105で分離した音声デー
タを伸張する音声伸張回路、115は多重・分離回路1
06で分離した音声データを伸張する音声伸張回路、1
16、117、118は送信する音声データを圧縮する
音声圧縮回路、119は自端末および各ネットワークか
らの映像データをミキシングする映像ミキシング回路、
120は自端末および各ネットワークからの音声をミキ
シングする音声ミキシング回路、121は自端末の映像
入力装置(たとえばカメラ)からのアナログ映像信号を
デジタル映像データへ変換し、映像ミキシング回路11
9からのデジタル映像データをアナログ映像信号へ変換
する映像A/D変換回路、122は自端末の音声入力装
置(たとえばマイク)からのアナログ音声信号をデジタ
ル音声データへ変換し、音声ミキシング回路120から
のデジタル音声データをアナログ音声信号へ変換する音
声A/D変換回路である。
【0020】以上のように構成された多地点接続装置に
ついて、その動作を説明する。通信回路101はプロト
コル方式Aのネットワークとの映像・音声データの送受
信を行う。プロトコル方式Aのネットワークからの映像
・音声データは通信回路101で受信され、多重・分離
回路104で映像データと音声データを分離する。さら
に、映像伸張回路107は圧縮されていた映像データを
共通フォーマットのデータにデコードし、デコードされ
た映像データは映像ミキシング回路119に入力され
る。また、多重・分離回路104で分離された音声デー
タは、音声伸張回路113により、圧縮されていた音声
データが共通フォーマットにデコードされる。デコード
された音声データは音声ミキシング回路120に入力さ
れる。
【0021】また、プロトコル方式Bのネットワークか
らのデータは同様にして通信回路102で受信され、多
重・分離回路105で分離され、映像データは映像伸張
回路108で、音声データは音声伸張回路114で共通
フォーマットにデコードされ、映像ミキシング回路11
9と音声ミキシング回路120に入力される。
【0022】同様に、プロトコル方式Cのネットワーク
からのデータは通信回路103で受信され、多重・分離
回路106で分離され、映像データは映像伸張回路10
9で、音声データは音声伸張回路115で共通フォーマ
ットにデコードされ、映像ミキシング回路119と音声
ミキシング回路120に入力される。
【0023】自端末の映像入力装置からの映像信号は映
像A/D変換回路で映像データへ変換され、共通フォー
マットにデコードされ、映像ミキシング回路119に入
力される。自端末の音声入力装置からの音声信号は音声
A/D変換回路122で音声データへ変換され、共通フ
ォーマットにデコードされ、音声ミキシング回路120
に入力される。
【0024】映像ミキシング回路119に入力された共
通フォーマットの映像データは、ミキシング処理された
後、映像圧縮回路110、多重・分離回路104、通信
回路101を通してプロトコル方式Aのネットワークへ
送信される。同様にプロトコル方式Bのネットワークへ
は、映像圧縮回路111、多重・分離回路105、通信
回路102を通して送信され、またプロトコル方式Cの
ネットワークへは、映像圧縮回路112、多重・分離回
路106、通信回路103を通して送信される。これに
より、各々のネットワークに接続された端末で、ミキシ
ングされた映像を見ることが可能になる。音声ミキシン
グ回路120に入力された共通フォーマットの音声デー
タは、ミキシング処理された後、音声圧縮回路116、
多重・分離回路104、通信回路101を通してプロト
コル方式Aのネットワークへ送信される。同様にプロト
コル方式Bのネットワークへは、音声圧縮回路117、
多重・分離回路105、通信回路102を通して送信さ
れ、またプロトコル方式Cのネットワークへは、音声圧
縮回路118、多重・分離回路106、通信回路103
を通して送信される。これにより、各々のネットワーク
に接続された端末でミキシングされた音声を聞くことが
可能になる。
【0025】図2は、図1の映像ミキシング回路119
の詳細ブロック図である。図2において、201、20
2、203は送信映像スケーリング処理部、204は表
示映像スケーリング処理部、205、206、207は
受信映像スケーリング処理部、208は入力映像スケー
リング処理部、209は画面合成処理部、210は切換
スイッチ(映像送信切換手段)、211は送信画面切換
制御部である。
【0026】以上のように構成された映像ミキシング回
路119について、その動作を説明する。プロトコルA
のネットワーク(通信網A)からの映像データは受信映
像スケーリング処理部205で拡大または縮小処理さ
れ、画面合成処理部209に入力される。同様にプロト
コルBのネットワーク(通信網B)からの映像データは
受信映像スケーリング処理部206で、またプロトコル
Cのネットワーク(通信網C)からの映像データは受信
映像スケーリング処理部207で、さらに自端末からの
映像データは入力映像スケーリング処理部208で拡大
または縮小処理され、画面合成処理部209に入力され
る。また、各々の通信網A〜Cおよび自端末からの映像
はそのまま送信映像切換スイッチである切換スイッチ2
10に入力される。画面合成処理部209に入力された
映像データは重ね合わせ処理を行い1つの映像にミキシ
ングされる。ミキシングされた映像データは送信映像切
換スイッチ210に入力される。切換スイッチ210で
は、ミキシングされた映像データか又は1つの通信網か
らの映像データかを選択し、選択された映像データは、
通信網Aへは送信映像スケーリング処理部201を介し
て、通信網Bへは送信映像スケーリング処理部202を
介して、通信網Cへは送信映像スケーリング処理部20
3を介して、自端末へは表示映像スケーリング処理部2
04を介して送信される。このようにして通信網A〜C
および自端末へ送信する映像データを選択できる。
【0027】図3は、図1の音声ミキシング回路220
を詳細に示すブロック図である。図3において、30
1、302、303、304はミキシング回路、305
は音声切換制御部である。通信網Aからの受信音声デー
タ、通信網Bからの受信音声データ、通信網Cからの受
信音声データ、自端末からの入力音声データはミキシン
グ回路301〜304に入力されるが、通信網Aからの
受信音声データは通信網Aのミキシング回路301へは
入力されない。同様に、各々の通信網および自端末から
の受信音声データは自分自身のミキシング回路へは入力
されない。これはハウリングを防止するためである。各
々のミキシング回路では、自分自身の通信網および自端
末以外の受信音声データをミキシングして通信網A〜C
への送信データ、自端末への出力音声データとして各々
の通信網A〜Cおよび自端末へ送信する。
【0028】なお、図1は多地点テレビ会議装置の多地
点接続装置として示したが、この多地点接続装置は各々
の多地点テレビ会議装置に備えてもよく、また、会議を
司会進行する多地点テレビ会議装置にのみ備えるように
してもよい。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、自端
末および各々のネットワーク(通信網)からの映像デー
タをミキシングしてミキシング映像データを得る映像ミ
キシング回路119と、自端末および各々のネットワー
ク(通信網)からの音声データをミキシングしてミキシ
ング音声データを得る音声ミキシング回路120とを設
けたことにより、自端末および各々の通信網から受信し
た映像、音声データをミキシングして自端末および各々
の通信網へ送信することができるので、多地点接続にお
いて容易にミキシング映像・音声データを自端末および
各々の通信網で送受信することができる。
【0030】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2による多地点接続装置の映像ミキシング回路11
9の詳細ブロック図である。図4において、401、4
02、403は通信網A、B、Cからの映像データを入
力する受信映像スケーリング処理部、404は自端末か
らの映像データを入力する入力映像スケーリング処理
部、405、406、407は通信網A、B、Cへ送信
する映像を出力する送信映像スケーリング処理部、40
8は自端末へ送信する映像を出力する表示映像スケーリ
ング処理部、409、410、411は送信映像スケー
リング処理部405、406、407へ映像データを出
力する切換スイッチ(映像送信切換手段)、412は表
示映像スケーリング処理部408へ映像データを出力す
る切換スイッチ(映像送信切換手段)、413は画面合
成処理部、414は送信画面切換制御部である。
【0031】以上のように構成された映像ミキシング回
路119について、その動作を説明する。通信網Aから
の映像データは受信映像スケーリング処理部401で拡
大または縮小処理され、画面合成処理部413へ入力さ
れる。同様に、通信網Bからの映像データは受信映像ス
ケーリング処理部402で、通信網Cからの映像データ
は受信映像スケーリング処理部403で、自端末からの
映像データは入力映像スケーリング処理部404で拡大
または縮小処理され、画面合成処理部413へ入力され
る。また、各々の通信網A〜Cおよび自端末からの映像
データはそのまま各々の送信映像切換スイッチである切
換スイッチ409、410、411、412にも入力さ
れる。画面合成処理部414に入力された映像データに
対しては重ね合わせ処理が行われ、1つの映像データに
ミキシングされる。ミキシングされた映像データも各々
の切換スイッチ409、410、411、412に入力
される。各々の切換スイッチでは、ミキシングされた映
像データか又は1つの通信網からの映像データかが選択
され、選択された映像データは、送信映像スケーリング
処理部405、406、407から通信網A、B、Cへ
送信され、また、表示映像スケーリング処理部408か
ら自端末へ送信される。このように、自端末および各々
の通信網A〜Cに専用の切換スイッチ412および40
9〜411を設けたことにより、各々の通信網A〜Cへ
の送信映像データおよび自端末への送信映像データを独
立して任意に選択することができる。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、映像
ミキシング回路119は、ミキシングした映像データと
各ネットワークの単独の映像データとを切り換える映像
送信切換手段409〜412を送信先毎に独立して備え
たので、各々の通信網A〜Cへの送信映像データおよび
自端末への送信映像データを独立して任意に選択するこ
とができる。たとえば通信網Aに対応する切換スイッチ
409では、通信網A〜Cからの映像データおよび自端
末からの映像データ並びにミキシングした映像データの
いずれかを選択して通信網Aへ送信することができる。
【0033】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3による多地点接続装置の音声ミキシング回路12
0の詳細ブロック図である。図5において、501、5
02、503および504は通信網A、B、Cおよび自
端末からの受信音声データを入力する増幅器兼受信音量
調整器(受信音量調整手段)、505、506、507
および508は通信網A、B、Cへ送信する音声を出力
する増幅器兼送信音量調整器(送信音量調整手段)、5
09、510、511および512は増幅器兼送信音量
調整器505、506、507および508へ音声デー
タを出力する切換スイッチ付ミキシング回路(音声ミキ
シング手段)、513は通信音量制御部、514は音声
切換制御部、515は受信音量制御部である。
【0034】以上のように構成された音声ミキシング回
路120について、その動作を説明する。各々の通信網
A〜Cおよび自端末からの受信音声データは、各増幅器
兼受信音量調整器501、502、503および504
により音量を調整された後、切換スイッチ付ミキシング
回路509、510、511および512に入力され
る。各増幅器兼受信音量調整器501、502、50
3、504における音量制御は受信音量制御部515に
よりなされる。各切換スイッチ付ミキシング回路には、
各々の通信網A〜Cおよび自端末からの受信音声データ
をミキシングするか否かを選択する切換スイッチ(切換
手段)があり、各々の通信網A〜Cおよび自端末へ送信
されるミキシングされた送信音声データのミキシング条
件を独立に設定することができる。また、切換スイッチ
を全てオフとすることにより、特定の通信網への音声デ
ータの送信をカットすることも可能である。この切換ス
イッチのオン、オフ制御は音声切換制御部514により
なされる。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、受信
音声データの音量を各増幅器兼受信音量調整器501、
502、503、504のそれぞれで調整して切換スイ
ッチ付ミキシング回路509、510、511、512
に入力することができるので、受信音声データを最適な
音量に調整してミキシングすることができる。また、切
換スイッチ付ミキシング回路509、510、511、
512のそれぞれでミキシングされた音声データの音量
を各増幅器兼送信音量調整器505、506、507、
508のそれぞれで調整することができるので、各々の
通信網A〜Cおよび自端末のそれぞれで最適な音量で音
声を聞くことができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の多地点接続装置に
よれば、自端末および各々のネットワークからの映像デ
ータをミキシングし、自端末および各々のネットワーク
からの音声データをミキシングするようにしたことによ
り、自端末および各々のネットワークから受信した映
像、音声データをミキシングして自端末および各々のネ
ットワークへ送信することができるので、多地点接続に
おいて容易にミキシング映像・音声データを自端末およ
び各々のネットワークで送受信することができるという
有利な効果が得られる。
【0037】また、映像ミキシング回路が、ミキシング
した映像データと各ネットワークの単独の映像データと
を切り換える映像送信切換手段を送信先毎に独立して有
することにより、送信する映像・音声データを送信先毎
に切換え設定することができるという有利な効果が得ら
れる。
【0038】さらに、音声ミキシング回路が、自端末お
よび各々のネットワークからの音声データを独立して音
量調整する受信音量調整手段と、受信音量調整手段で音
量調整された音声データを入力してミキシングする音声
ミキシング手段とを有することにより、受信した音声デ
ータ毎に音量を調整してミキシングすることができると
いう有利な効果が得られる。
【0039】さらに、音声ミキシング回路が、送信先毎
に独立した音声ミキシング手段を有することにより、音
声データのミキシングを送信先毎に設定することができ
るという有利な効果が得られる。
【0040】さらに、音声ミキシング手段が、自端末お
よび各々のネットワークからの音声を独立して接続、切
断する切換手段を有することにより、ミキシングする音
声データを任意に選択することができ、またミキシング
したくない音声データを除外することができるという有
利な効果が得られる。
【0041】さらに、音声ミキシング回路が、送信する
ミキシング音声データの音量を可変する送信音量調整手
段を有することにより、送信音声データの音量を調整す
ることができるという有利な効果が得られる。
【0042】さらに、音声ミキシング回路が、送信する
ミキシング音声データの音量を可変する送信音量調整手
段を送信先毎に有することにより、送信音声データの音
量を送信先毎に調整することができるという有利な効果
が得られる。
【0043】さらに、音声ミキシング回路が、自端末又
は自ネットワークからの音声データは自端末又は自ネッ
トワークへ出力しないことにより、ハウリングを防止す
ることができるという有利な効果が得られる。
【0044】さらに、異なるプロトコルのネットワーク
をアナログ電話網、ISDN網、イーサネットLAN、
トークンリングLANおよびATM−LANの組合わせ
とすることにより、広範囲のネットワークを任意に選択
することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による多地点接続装置を
示すブロック図
【図2】図1の映像ミキシング回路の詳細ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1による多地点接続装置の
音声ミキシング回路を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2による多地点接続装置の
映像ミキシング回路の詳細ブロック図
【図5】本発明の実施の形態3による多地点接続装置の
音声ミキシング回路の詳細ブロック図
【図6】従来の多地点接続装置を有する多地点テレビ会
議システムを示すシステム構成図
【符号の説明】
101、102、103 通信回路 104、105、106 多重・分離回路 107、108、109 映像伸張回路 110、111、112 映像圧縮回路 113、114、115 音声伸張回路 116、117、118 音声圧縮回路 119 映像ミキシング回路 120 音声ミキシング回路 121 映像A/D変換回路 122 音声A/D変換回路 201、202、203、405、406、407 送
信映像スケーリング処理部 204、408 表示映像スケーリング処理部 205、206、207、401、402、403 受
信映像スケーリング処理部 208、404 入力映像スケーリング処理部 209、413 画面合成処理部 210、409、410、411、412 切換スイッ
チ(映像送信切換手段) 211、414 送信画面切換制御部 301、302、303、304 ミキシング回路 305 音声切換制御部 501、502、503、504 増幅器兼受信音量調
整器(受信音量調整手段) 505、506、507、508 増幅器兼送信音量調
整器(送信音量調整手段) 509、510、511、512 切換スイッチ付ミキ
シング回路(音声ミキシング手段) 513 通信音量制御部 514 音声切換制御部 515 受信音量制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なるプロトコルのネットワーク間
    で映像、音声データを伝送するための多地点接続装置で
    あって、自端末および各々のネットワークからの映像デ
    ータをミキシングしてミキシング映像データを得る映像
    ミキシング回路と、自端末および各々のネットワークか
    らの音声データをミキシングしてミキシング音声データ
    を得る音声ミキシング回路とを備えた多地点接続装置。
  2. 【請求項2】前記映像ミキシング回路が、ミキシングし
    た映像データと各ネットワークの単独の映像データとを
    切り換える映像送信切換手段を送信先毎に独立して有す
    る請求項1に記載の多地点接続装置。
  3. 【請求項3】前記音声ミキシング回路が、自端末および
    各々のネットワークからの音声データを独立して音量調
    整する受信音量調整手段と、前記受信音量調整手段で音
    量調整された音声データを入力してミキシングする音声
    ミキシング手段とを有する請求項1又は2に記載の多地
    点接続装置。
  4. 【請求項4】前記音声ミキシング回路が、送信先毎に独
    立した音声ミキシング手段を有する請求項1ないし3の
    内いずれか1に記載の多地点接続装置。
  5. 【請求項5】前記音声ミキシング手段が、自端末および
    各々のネットワークからの音声データを独立して接続、
    切断する切換手段を有する請求項3又は4に記載の多地
    点接続装置。
  6. 【請求項6】前記音声ミキシング回路が、送信するミキ
    シング音声データの音量を可変する送信音量調整手段を
    有する請求項1ないし5の内いずれか1に記載の多地点
    接続装置。
  7. 【請求項7】前記音声ミキシング回路が、送信するミキ
    シング音声データの音量を可変する送信音量調整手段を
    送信先毎に有する請求項1ないし5の内いずれか1に記
    載の多地点接続装置。
  8. 【請求項8】前記音声ミキシング回路が、自端末又は自
    ネットワークからの音声データは自端末または自ネット
    ワークへ出力しない請求項1ないし7の内いずれか1に
    記載の多地点接続装置。
  9. 【請求項9】異なるプロトコルのネットワークが、アナ
    ログ電話網、ISDN網、イーサネットLAN、トーク
    ンリングLAN若しくはATM−LANの内いずれか1
    以上の組合わせから成る請求項1ないし8の内いずれか
    1に記載の多地点接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074221A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ntt Resonant Inc 多地点会議方法及び多地点会議システム並びに多地点会議処理装置のプログラム
US7425986B2 (en) 2002-03-29 2008-09-16 Canon Kabushiki Kaisha Conversion apparatus for image data delivery

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