JP2000049956A - 通信装置及び通信システム - Google Patents

通信装置及び通信システム

Info

Publication number
JP2000049956A
JP2000049956A JP10218414A JP21841498A JP2000049956A JP 2000049956 A JP2000049956 A JP 2000049956A JP 10218414 A JP10218414 A JP 10218414A JP 21841498 A JP21841498 A JP 21841498A JP 2000049956 A JP2000049956 A JP 2000049956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
temperature
information
communication
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10218414A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Toda
学 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10218414A priority Critical patent/JP2000049956A/ja
Publication of JP2000049956A publication Critical patent/JP2000049956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信装置において、温度や振動を受信側の使
用者がもつ感覚にて直接捉えることができるようにす
る。 【解決手段】 加速度センサX11及び加速度センサY
12からの検出信号に基づいてCPU5が振動強度を計
算し、信号伝送フォーマットにて符号化し、データ多重
部にて処理し、通信制御部6及び無線装置7を経由して
アンテナ72から電波として輻射し、図示しない基地
局、交換機、基地局を経由して受信側の携帯電話に伝送
する。そして、受信側の携帯電話機では、上記の逆の経
路をたどって、データ多重部にてデータが分離され取り
出され、取り出した振動データの内容(強度X、強度
Y)に従って、CPU5がバイブレータXZ21、バイ
ブレータYZ22を相当する強度で振動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置及び通信
システムに関する
【0002】
【従来の技術】従来より、情報を検出し伝送し情報を再
生する通信装置及び通信システムとしては、音声を伝え
音声として再生するものとして電話機が、画像を伝え画
像として再生するものとしてファクシミリ装置が、映像
を伝え映像として再生するものとしてテレビジョンがあ
った。
【0003】又、振動以外の他の情報源の指示により振
動発生する通信装置としては、音の信号を椅子等から出
力し体に振動として感じさせる装置があり、更に振動の
情報源から多の形で出力する形態の装置としては、地震
計や温度計のように振動又は温度をデータとして伝送し
図形やグラフに表わす装置があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置では、振動や温度をデータとして伝送し図形やグラフ
に表わすことができるものの、数値にて示された温度や
振動量を理解し想像することしかできず、温度や振動を
受信側の使用者がもつ感覚にて直接捉えることができな
いないといった問題点があった、本発明は、温度や振動
を受信側の使用者がもつ感覚にて直接捉えることができ
る通信装置及び通信システムを提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、通信回線を介して相手側装
置との通信が可能となる通信装置において、装置本体に
加えられた振動を検出する振動検出手段と、該振動検出
手段によって検出された振動量を振動情報として相手側
装置に送信する振動送信手段と、相手側装置から送信さ
れた情報から振動情報を受信する振動受信手段と、該振
動受信手段によって受信された振動情報に基づいて装置
本体を振動させる振動発生手段とを設けたものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、上記振動送信手段が、上記振動発生手
段によって装置本体を振動させているとき、振動情報の
送信を禁止するものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、上記振動送信手段が、上記振動発生手
段によって装置本体を振動させているとき、上記振動検
出手段によって検出された振動量から上記振動受信手段
によって受信された振動情報に基づく振動量を差し引い
た値を振動情報として相手側装置に送信するものであ
る。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3の何れかに記載の発明の構成に加え、相手側装置と
の音声通信を可能とする音声通信手段を設ける一方、上
記音声通信手段が、上記振動検出手段によって装置本体
に加えられた振動が検出されているとき、音声情報の送
信を禁止するものである。
【0009】請求項5記載の発明は、通信回線を介して
相手側装置との通信が可能となる通信装置において、装
置本体に加えられた熱を検出する温度検出手段と、該温
度検出手段によって検出された熱量を温度情報として相
手側装置に送信する温度送信手段と、相手側から送信さ
れた情報から温度情報を受信する温度受信手段と、該温
度受信手段によって受信された温度情報に基づいて装置
本体を発熱又は冷却する温度調節手段とを設けたもので
ある。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の構成に加え、上記温度送信手段が、上記温度張設手
段によって装置本体を発熱又は冷却しているとき、温度
情報の送信を禁止するものである。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明の構成に加え、上記温度送信手段が、上記発熱手段に
よって装置本体を発熱又は冷却しているとき、上記温度
検出手段によって検出された熱量から上記温度受信手段
によって受信された温度情報に基づく熱量を差し引いた
値を温度情報として相手側装置に送信するものである。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項5乃至請求
項7記載の発明の構成に加え、上記温度検出手段又は上
記温度調節手段が、検出温度又は発熱温度又は冷却温度
において制限を有するものである。
【0013】請求項9記載の発明は、送信機と受信機と
が通信回線を介して接続される通信システムにおいて、
上記送信機が、機器本体に加えられた振動を検出し、そ
の検出した振動量を振動情報として送信する一方、上記
受信機が、上記送信機から送信された振動情報を受信
し、その受信した振動情報に基づく振動を機器本体に加
えるものである。
【0014】請求項10記載の発明は、送信機と受信機
とが通信回線を介して接続される通信システムにおい
て、上記送信機が、機器本体に加えられた熱を検出し、
その検出した熱量を温度情報として送信する一方、上記
受信機が、上記送信機から送信された温度情報を受信
し、その受信した温度情報に基づく熱を機器本体に加え
るものである。
【0015】従って、請求項1記載の発明によれば、振
動検出手段によって装置本体に加えられた振動が検出さ
れたとき、その検出された振動量に基づく振動情報を振
動送信手段が相手側装置に送信する一方、振動受信手段
によって相手側から送信された振動情報が受信されたと
き、その受信された振動情報に基づいて振動発生手段が
装置本体を振動させることにより、使用者側の振動を振
動として相手側に伝えることができると共に、相手側の
振動を振動として使用者に伝えることができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、振動発生手
段によって装置本体を振動させているとき、振動送信手
段による振動情報の送信を禁止することにより、相手側
の振動をエコーとして返送してしまうといったことを防
止することができる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、振動検出手
段によって装置本体に加えられた振動が検出されたと
き、その検出された振動量から振動受信手段によって受
信された振動情報に基づく振動量を差し引いた値を振動
情報として振動送信手段が相手側装置に送信することに
より、使用者側の振動を振動として相手側に常時伝えつ
つ、相手側の振動をエコーとして返送してしまうといっ
たことを防止することができる。
【0018】請求項4記載の発明によれば、振動検出手
段によって装置本体に加えられた振動が検出されている
とき、音声通信手段が相手側装置への音声情報の送信を
禁止することにより、振動によって発生する音が音とし
て相手側に伝わってしまうといったことを防止すること
ができる。
【0019】請求項5記載の発明によれば、温度検出手
段によって装置本体に加えられた熱が検出されたとき、
その検出された熱量に基づく温度情報を温度送信手段が
相手側装置に送信する一方、温度受信手段によって相手
側から送信された温度情報が受信されたとき、その受信
された温度情報に基づいて温度調節手段が装置本体を発
熱又は冷却することにより、使用者側の熱を熱として相
手側に伝えることができると共に、相手側の熱を熱とし
て使用者に伝えることができる。
【0020】請求項6記載の発明によれば、温度調節手
段によって装置本体を発熱又は冷却しているとき、温度
送信手段による温度情報の送信を禁止することにより、
相手側の熱をエコーとして返送してしまうといったこと
を防止することができる。
【0021】請求項7記載の発明によれば、温度検出手
段によって装置本体に加えられた熱が検出されたとき、
その検出された熱量から温度受信手段によって受信され
た温度情報に基づく熱量を差し引いた値を温度情報とし
て温度送信手段が相手側装置に送信することにより、使
用者側の熱を熱として相手側に常時伝えつつ、使用者側
の熱をエコーとして返送してしまうといったことを防止
することができる。
【0022】請求項8記載の発明によれば、温度検出手
段における検出温度、又は温度調節手段における発熱温
度又は冷却温度に制限を設けることにより、相手側又は
使用者側の使用者における火傷や凍傷を防止することが
できる。
【0023】請求項9記載の発明によれば、送信機が機
器本体に加えられた振動を検出し、その検出した振動量
を振動情報として送信する一方、その送信機から送信さ
れた振動情報を受信機が受信し、その受信した振動情報
に基づく振動を機器本体に加えることにより、送信機と
受信機とが通信回線を介して接続される通信システムに
おいて、送信機側の振動を振動として受信機側に伝える
ことができる。
【0024】請求項10記載の発明によれば、送信機が
機器本体に加えられた熱を検出し、その検出した熱量を
温度情報として送信する一方、その送信機から送信され
た温度情報を受信機が受信し、その受信した温度情報に
基づく熱を機器本体に加えることにより、送信機と受信
機とが通信回線を介して接続される通信システムにおい
て、送信機側の熱を熱として受信機側に伝えることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の通信装置の一実施の形態で
ある携帯電話機の電気的構成を示す概略機能ブロック
図、図2は同携帯電話機の構造を示す説明図、図3は同
携帯電話機におけるデータフォーマット例としてデジタ
ル伝送の場合を示す説明図、図4は同携帯電話機におけ
るデータフォーマット例としてアナログ伝送の場合を示
す説明図である。
【0027】以下、本発明の通信装置の一実施の形態で
ある携帯電話機を、図1乃至図4を参照して説明する。
【0028】図1及び図2において、11は機器本体に
対してX方向に加えられた振動を検出する加速度センサ
X、12は機器本体に対してY方向に加えられた振動を
検出する加速度センサYであり、これら加速度センサX
11及び加速度センサY12は、一般にエアバックなど
の衝撃検出、地震などの揺れ検出に用いられており、例
えば、圧電型加速度検出装置が市販されている。一例と
して、M.Shin−ogi, K.Kato, M.
Mandai, Y. Saitoh, ”ANove
l Structure of Accelerome
ter with lateral detectio
n using precise fabricati
on technics ”IEDM(1996)76
9にあげられる加速度センサがある。
【0029】21は機器本体に対してXZ方向に振動を
加えるバイブレータXZ、22は機器本体に対してYZ
方向に振動を加えるバイブレータYZであり、これらバ
イブレータXZ21及びバイブレータYZ22は、モー
ター軸に偏心した重りを取り付け、回転させることで振
動を発生するものである。尚、このような機器本体に対
して振動を加える装置としては、特開平4−29202
5号公報や、これを改良した、特開平7−213997
号公報に示されたような圧電素子による振動源を用いる
ようにしても良い。
【0030】3は機器本体に加えられた熱量を検出する
サーミスタであり、温度により抵抗値が変化することを
利用して抵抗値を計測することで温度を計測するもので
ある。4は機器本体を冷却する冷却素子であり、ペルチ
エ効果を用いて吸熱を行うものである。
【0031】5は各種信号の処理や各部の動作制御を行
うCPU、6はCPU5による制御に基づいて図示しな
い基地局との通信を行う通信制御部、7は通信制御部6
から送られてくる信号の送信や図示しない基地局から送
られてくる信号の受信を行う無線装置であり、信号の増
幅を行うパワーアンプ71やアンテナ72を備えてい
る。
【0032】81はCPU5による制御に基づいて表示
を行うLCD表示部、82は各種機能の設定や電話番号
等の入力を行うキー入力部、83はCPU5によって処
理された音声信号の復号化を行う音声復号化器、84は
音声復号化器83によって復号化された音声を外部に放
音するイヤピース、85は外部音声を集音するマイク、
86はマイクによって集音された音声の符号化を行う音
声符号化器である。
【0033】そして、このように構成された携帯電話機
は、通常、音声をマイク85で受け、音声符号化器86
によりデジタル符号化し、CPU5に備えられたデータ
多重部にて送信データに加工し、通信制御部6及び無線
装置7を経由して送出している。又、無線装置7及び通
信制御部6を経由して受信したデータをCPU5に備え
られたデータ多重部にて分離し、音声データを音声復号
化器83にて音声のアナログ波形に変換して、イヤピー
ス84にて音に変換している。これにより音声通話が可
能となっている。
【0034】又、加速度センサX11及び加速度センサ
Y12によってXY平面での振動が検出された場合は、
この電気信号がCPU5に備えられたA/Dコンバータ
によってデジタル信号に置き換えらえ、CPU5におい
て振動強度を計算し、図3に示す信号伝送フォーマット
にて符号化し、データ多重部にて音声データに重畳ある
いは置き換えて受信側携帯電話機に伝送する。ここで
「重畳する」とは、制御線信号を使用して、音声と同時
伝送を行うことを表わし、又「置き換え」とは、伝送す
べき音声データを置き換えるがCRCコード部分に固定
値(誤りパターン:振動の場合「11」)をEXORす
ることで受信側CRCにて誤りを検出させることで音声
伝送としては再生させず、CRC誤りのあるデータはそ
のタグを調べ、タグが「5B」の場合にこれを振動デー
タとみなして取り出す方法を言う。データフォーマット
を図3に示す。
【0035】そして、データ多重部により処理されたデ
ータは、通信制御部6及び無線装置7を経由し、アンテ
ナ72から電波として輻射され、図示しない基地局、交
換機、基地局を経由して受信側の携帯電話機に伝送され
る。
【0036】そして、受信側の携帯電話機では、上記の
逆の経路をたどって、データ多重部にてデータが分離さ
れ取り出され、取り出した振動データの内容(強度X、
強度Y)に従って、CPU5はD/A変換器を通じて電
圧を変化させ、それぞれバイブレータXZ21、バイブ
レータYZ22を相当する強度で振動させる。
【0037】これにより、送信側で検出したX方向の振
動は受信側でXZ平面の振動として、送信側で検出した
Y方向の振動は受信側でYZ平面の振動として発生され
る。尚、このとき、Z方向の振動は余分であるが、回転
方のバイブレータを使用した場合は1方向の振動発生が
できないのでこのようになる。
【0038】又、このとき受信し発生した振動は、受信
した装置内の加速度センサX11、加速度センサY12
にて検出されるが、この振動は送信側にて生起した振動
であるから、これを送信すると発振の起きる原因となる
し、発振が起こらないまでも、不要な情報伝達となりユ
ーザーに不快感を与える元となるので、受信側では、バ
イブレータ動作時には、自身で発生した振動パターンに
より加速度センサに検出される信号をCPU5内で演算
処理して差し引くことにより、これを相手に伝送しない
ようにしている。これは、製造時点で予めバイブレータ
のみで携帯電話機を振動させ加速度センサX11及び加
速度センサY12に現れる信号を記憶しておくことで実
現することができる。
【0039】尚、上記のような差分する方法を用いず、
バイブレータを動作させている時点では、センサ入力を
受け付けないことで対応することもでき、この場合には
振動伝達の常時性を得ることができないものの、CPU
5の処理能力が小さくて良いので安価にできるといった
利点がある。
【0040】又、ユーザーが携帯電話機を指でコツコツ
たたくことによって振動を発生する場合において、コツ
コツとたたく音を伝送しないことが好ましく、受信側に
て大きな音量でコツコツとたたく音が聞こえるのは受信
ユーザーには好ましくないため、上述した「置き換え」
での伝送を利用し、伝送されるコツコツ音データを置き
換え、振動データを伝送する。このようにすることによ
り、音のデータはCRCエラーと判断されミュートさ
れ、振動は上述の通り伝達発生される。
【0041】尚、上記実施の形態では、加速度センサを
2つ、バイブレータを2つ使用したが、センサ及び振動
発生素子を一つまたは複数用いても良いし、振動発生素
子もバイブレータではなく、圧電素子による振動源使用
することもでき、この場合はX方向、Y方向への振動を
発生することができる。
【0042】又、振動の存在のみを伝える用途では、セ
ンサと振動発生素子の数や設置方向が、送信受信で等し
い必要も無い。即ち、センサは、XYZの3方向の何れ
でも検出するように一つづつ設置し、振動発生は任意方
向の一つのバイブレータで振動を発生しても良い。
【0043】更に、温度の伝達については上述した振動
の伝達の場合と同様であり、サーミスタ3は温度を検出
するセンサとして動作し、上述した振動の伝達と同様の
方法で伝送され、このとき用いられる誤りパターンが
「44」で、タグが「9C」であることが異なる。従っ
て、このタグ「9C」を受信した携帯電話機は、そのデ
ータにある温度と勾配にしたがって温度を設定する。こ
の温度は、パワーアンプ71によって発生した熱と冷却
素子4により除去された熱の差で温度が決まるが、発熱
及び吸熱は、その程度がひどいとユーザーに傷害を与え
る可能性が有るので、サーミスタ3の検出した温度にて
上限、下限温度を設けCPU5にて温度上昇/加工を制
限する。即ち、温度が上限を超えようとしたときは、冷
却素子を用いて吸熱し、温度が下限を越えようとする場
合は冷却素子の吸熱をゆるめることによりこれを制御す
る。冷却の強弱は、その冷却期間を制御して行うことが
できることは言うまでもない。
【0044】ユーザーによって、振動や温度の伝送を不
要とすることができるように、キー入力部82によって
CPU5に指示し、その設定状態をLCD表示部81に
て確認することができ、設定をOFFとした場合は、C
PU5がデータを受信した場合でも、信号を対応するD
/Aに出力しないことで実施できる。
【0045】以上のようにして、振動や温度を伝送し、
振動や温度として発生する構成をとることで、例えば、
コンサート会場にて電話をかけ、会場の振動「たての
り」などや、会場の熱気/送信側ユーザーの体温上昇な
ど温度を送信し、TVにてライブ中継を見ている人がこ
れを受信して、映像情報以外の会場の様子を実感するこ
とができ、又例えば、遠隔診療を行う場合、患者の首筋
に携帯電話を触れることで振動、温度を送信し、遠隔地
の医者が携帯電話機にて脈拍及び体温を振動及び温度と
して感じることができる。
【0046】以上、デジタル携帯電話機を例にとって説
明したが、これに限定されるものではなく、例えば、通
常の有線電話機、TV電話機などにおいては、送受話器
(ハンドセット)に、コードレス電話機ではその子機
に、車載トランシーバではスピーカマイクに、ハンディ
トランシーバではその本体に、という具合に加速度セン
サ/温度センサ/振動発生器/発音吸熱体を備えること
で、同様の効果を得ることができる。
【0047】尚、アナログにて音声を伝送するアナログ
携帯電話機の場合には、音声の伝送をミュートし、デー
タを音声帯域のモデムにて変調してバーストデータとし
て伝送することで実現でき、この場合はデータを受けた
ことで音声とは区別されるので、CRCに誤りを付加す
る必要はなく、図4に示すデータフォーマットを使用す
ることができる。
【0048】又、本実施の形態では、機器本体全体を振
動させるようにしたが、これに限定されるものではな
く、機器本体の一部を振動させるようにしても良く、例
えば、送信側に機器の一部に振動を感じるセンサを設
け、受信側に小面積で振動する部分を設けてここに指や
体の一部を置いて振動を感じるように構成することもで
きる。
【0049】更に、本実施の形態では、無線伝送送信部
のパワーアンプがその動作に伴って発熱すること利用し
て機器本体の発熱を行うようにしたが、これに限定され
るものではなく、発熱装置を別途設けるようにしても良
い。
【0050】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、使用者側の振動を振動として相手側に伝えること
ができると共に、相手側の振動を振動として使用者に伝
えることができるため、使用者側又は相手側の振動をそ
れぞれの使用者がもつ感覚にて直接捉えることができ、
互いの使用者で感覚を共有することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、相手側の振
動をエコーとして返送してしまうといったことを防止す
ることができるため、使用者が機器本体に加えた振動の
みを振動として相手側に伝えることができると共に、振
動量が無限に増大するといったことを防止することがで
きる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、使用者側の
振動を振動として相手側に常時伝えつつ、相手側の振動
をエコーとして返送してしまうといったことを防止する
ことができるため、使用者が機器本体に加えた振動のみ
を振動として相手側に常時伝えることができると共に、
振動量が無限に増大するといったことを防止することが
できる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、振動によっ
て発生する音が音として相手側に伝わってしまうといっ
たことを防止することができるため、通話機能を備えた
場合において、不必要な音の伝達による相手側の使用者
の不快感を抑制することができる。
【0054】請求項5記載の発明によれば、使用者側の
熱を熱として相手側に伝えることができると共に、相手
側の熱を熱として使用者に伝えることができるため、使
用者側又は相手側の熱をそれぞれの使用者がもつ感覚に
て直接捉えることができ、互いの使用者で感覚を共有す
ることができる。
【0055】請求項6記載の発明によれば、相手側の熱
をエコーとして返送してしまうといったことを防止する
ことができるため、使用者が機器本体に加えた熱のみを
振動として相手側に伝えることができると共に、温度が
無限に上昇又は低下するといったことを防止することが
できる。
【0056】請求項7記載の発明によれば、使用者側の
熱を熱として相手側に常時伝えつつ、使用者側の熱をエ
コーとして返送してしまうといったことを防止すること
ができるため、使用者が機器本体に加えた熱のみを熱と
して相手側に常時伝えることができると共に、熱量が無
限に増大するといったことを防止することができる。
【0057】請求項8記載の発明によれば、相手側又は
使用者側の使用者における火傷や凍傷を防止することが
できるため、使用者に傷害を与えることがなく、安全性
の向上を図ることができる。
【0058】請求項9記載の発明によれば、送信機と受
信機とが通信回線を介して接続される通信システムにお
いて、送信機側の振動を振動として受信機側に伝えるこ
とができるため、送信側の使用者の振動を受信側の使用
者がもつ感覚にて直接捉えることができ、受信側の使用
者が送信側の使用者の感覚を共有することができる。
【0059】請求項10記載の発明によれば、送信機と
受信機とが通信回線を介して接続される通信システムに
おいて、送信機側の熱を熱として受信機側に伝えること
ができるため、送信側の使用者の熱を受信側の使用者が
もつ感覚にて直接捉えることができ、受信側の使用者が
送信側の使用者の感覚を共有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の一実施の形態である携帯電
話機の電気的構成を示す概略機能ブロック図である。
【図2】同携帯電話機の構造を示す説明図である。
【図3】同携帯電話機におけるデータフォーマット例と
してデジタル伝送の場合を示す説明図である。
【図4】同携帯電話機におけるデータフォーマット例と
してアナログ伝送の場合を示す説明図である。
【符号の説明】
3 サーミスタ 4 冷却素子、 5 CPU 6 通信制御部 7 無線装置 11 加速度センサX 12 加速度センサY 21 バイブレータXZ 22 バイブレータYZ 71 パワーアンプ 72 アンテナ、 81 LCD表示部 82 キー入力部 83 音声復号化器 84 イヤピース 85 マイク 86 音声符号化器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04B 7/26 103E Fターム(参考) 5D107 BB08 CC01 CC09 CC12 5K027 AA11 BB03 EE11 FF01 FF21 HH11 5K067 AA21 BB04 DD41 EE02 FF28 FF31 KK00 5K101 KK20 LL12 NN01 NN11 SS06 TT06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して相手側装置との通信が
    可能となる通信装置において、 装置本体に加えられた振動を検出する振動検出手段と、 該振動検出手段によって検出された振動量を振動情報と
    して相手側装置に送信する振動送信手段と、 相手側装置から送信された情報から振動情報を受信する
    振動受信手段と、 該振動受信手段によって受信された振動情報に基づいて
    装置本体を振動させる振動発生手段とを設けたことを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記振動送信手段は、上記振動発生手段
    によって装置本体を振動させているとき、振動情報の送
    信を禁止することを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】 上記振動送信手段は、上記振動発生手段
    によって装置本体を振動させているとき、上記振動検出
    手段によって検出された振動量から上記振動受信手段に
    よって受信された振動情報に基づく振動量を差し引いた
    値を振動情報として相手側装置に送信することを特徴と
    する請求項1記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 相手側装置との音声通信を可能とする音
    声通信手段を設ける一方、 上記音声通信手段は、上記振動検出手段によって装置本
    体に加えられた振動が検出されているとき、音声情報の
    送信を禁止することを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れかに記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して相手側装置との通信が
    可能となる通信装置において、 装置本体に加えられた熱を検出する温度検出手段と、 該温度検出手段によって検出された熱量を温度情報とし
    て相手側装置に送信する温度送信手段と、 相手側から送信された情報から温度情報を受信する温度
    受信手段と、 該温度受信手段によって受信された温度情報に基づいて
    装置本体を発熱又は冷却する温度調節手段とを設けたこ
    とを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 上記温度送信手段は、上記温度調節手段
    によって装置本体を発熱又は冷却しているとき、温度情
    報の送信を禁止することを特徴とする請求項5記載の通
    信装置。
  7. 【請求項7】 上記温度送信手段は、上記発熱手段によ
    って装置本体を発熱又は冷却しているとき、上記温度検
    出手段によって検出された熱量から上記温度受信手段に
    よって受信された温度情報に基づく熱量を差し引いた値
    を温度情報として相手側装置に送信することを特徴とす
    る請求項5記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 上記温度検出手段又は上記温度調節手段
    は、検出温度又は発熱温度又は冷却温度において制限を
    有することを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか
    に記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 送信機と受信機とが通信回線を介して接
    続される通信システムにおいて、 上記送信機は、機器本体に加えられた振動を検出し、そ
    の検出した振動量を振動情報として送信する一方、 上記受信機は、上記送信機から送信された振動情報を受
    信し、その受信した振動情報に基づく振動を機器本体に
    加えることを特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 送信機と受信機とが通信回線を介して
    接続される通信システムにおいて、 上記送信機は、機器本体に加えられた熱を検出し、その
    検出した熱量を温度情報として送信する一方、 上記受信機は、上記送信機から送信された温度情報を受
    信し、その受信した温度情報に基づく熱を機器本体に加
    えることを特徴とする通信システム。
JP10218414A 1998-08-03 1998-08-03 通信装置及び通信システム Pending JP2000049956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10218414A JP2000049956A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 通信装置及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10218414A JP2000049956A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 通信装置及び通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000049956A true JP2000049956A (ja) 2000-02-18

Family

ID=16719548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10218414A Pending JP2000049956A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 通信装置及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000049956A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272413A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Microstone Corp 運動センサ付き携帯電話機
KR100381970B1 (ko) * 2000-03-25 2003-05-01 박승욱 거짓말 탐지 기능을 가지는 휴대용 단말기 및 이를 이용한거짓말 탐지방법
KR20040036970A (ko) * 2002-10-25 2004-05-04 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 진동모터 설치방법
JP2005159821A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 通信装置、通信システム、通信方法、プログラム、及び記録媒体
EP1613032A1 (en) * 2004-06-29 2006-01-04 Sony Corporation Action transmission system, terminal apparatus, action transmission method and action transmission program
WO2006013363A1 (en) * 2004-08-05 2006-02-09 Vodafone Group Plc Haptic input and haptic output in a communications networks
WO2006018962A1 (ja) * 2004-08-19 2006-02-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 状況通信装置、サービス提供システム、状況通信プログラムを記憶した記憶媒体及び状況通信プログラム
JP2006261836A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nec Corp 動画撮影・再生システム、その撮影・再生方法、その携帯装置およびその撮影、再生方法
WO2007013402A1 (ja) * 2005-07-26 2007-02-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 状況通信装置及び状況通信装置プログラム
JP2007036360A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Nec Corp バーチャル映像用信号生成方法および送受信端末
JP2010278726A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Kddi Corp 振動通信機能付き携帯端末
US8412282B2 (en) 2006-12-21 2013-04-02 Samsung Electronics Co., Ltd Haptic generation method and system for mobile phone
JP2014017823A (ja) * 2007-05-18 2014-01-30 Immersion Corp テキストメッセージにおける触覚コンテンツ
JP2015527776A (ja) * 2012-06-20 2015-09-17 テンセント テクノロジー (シェンツェン) カンパニー リミテッド モバイルデバイスのコミュニケーション方法、装置及びコミュニケーションシステム
WO2018066354A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 ソニー株式会社 受信装置および方法、送信装置および方法、並びにプログラム

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381970B1 (ko) * 2000-03-25 2003-05-01 박승욱 거짓말 탐지 기능을 가지는 휴대용 단말기 및 이를 이용한거짓말 탐지방법
JP2001272413A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Microstone Corp 運動センサ付き携帯電話機
KR20040036970A (ko) * 2002-10-25 2004-05-04 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 진동모터 설치방법
JP2005159821A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 通信装置、通信システム、通信方法、プログラム、及び記録媒体
EP1613032A1 (en) * 2004-06-29 2006-01-04 Sony Corporation Action transmission system, terminal apparatus, action transmission method and action transmission program
US7725824B2 (en) 2004-06-29 2010-05-25 Sony Corporation Action transmission system, terminal apparatus, action transmission method, and action transmission program
GB2416962B (en) * 2004-08-05 2009-04-01 Vodafone Plc New communication type for mobile telecommunications networks
WO2006013363A1 (en) * 2004-08-05 2006-02-09 Vodafone Group Plc Haptic input and haptic output in a communications networks
WO2006018962A1 (ja) * 2004-08-19 2006-02-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 状況通信装置、サービス提供システム、状況通信プログラムを記憶した記憶媒体及び状況通信プログラム
JP2006261836A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nec Corp 動画撮影・再生システム、その撮影・再生方法、その携帯装置およびその撮影、再生方法
JP2012060673A (ja) * 2005-03-15 2012-03-22 Nec Corp 動画撮影・再生システム、その撮影・再生方法、その携帯装置およびその撮影、再生方法
JP2007036360A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Nec Corp バーチャル映像用信号生成方法および送受信端末
JP4582329B2 (ja) * 2005-07-22 2010-11-17 日本電気株式会社 バーチャル映像用信号生成方法および送受信端末
WO2007013402A1 (ja) * 2005-07-26 2007-02-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 状況通信装置及び状況通信装置プログラム
US8412282B2 (en) 2006-12-21 2013-04-02 Samsung Electronics Co., Ltd Haptic generation method and system for mobile phone
JP2014017823A (ja) * 2007-05-18 2014-01-30 Immersion Corp テキストメッセージにおける触覚コンテンツ
US9197735B2 (en) 2007-05-18 2015-11-24 Immersion Corporation Haptically enabled messaging
JP2010278726A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Kddi Corp 振動通信機能付き携帯端末
JP2015527776A (ja) * 2012-06-20 2015-09-17 テンセント テクノロジー (シェンツェン) カンパニー リミテッド モバイルデバイスのコミュニケーション方法、装置及びコミュニケーションシステム
WO2018066354A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 ソニー株式会社 受信装置および方法、送信装置および方法、並びにプログラム
US10741030B2 (en) 2016-10-04 2020-08-11 Sony Corporation Reception apparatus and method, and transmission apparatus and method
US11295582B2 (en) 2016-10-04 2022-04-05 Sony Corporation Reception apparatus and method, and transmission apparatus and method for obtaining desired communication quality

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000049956A (ja) 通信装置及び通信システム
CN108243481B (zh) 文件传输方法及装置
CN111935486B (zh) 图像处理方法及装置、计算机可读存储介质和电子设备
KR101593916B1 (ko) 이동통신 단말에서 영상 인식을 이용한 무선 연결 방법 및 장치
CN110568926B (zh) 一种声音信号处理方法及终端设备
JP2007134896A (ja) 携帯端末装置及び情報送信方法
JP2003280693A (ja) 再生装置、ヘッドフォン、及び再生方法
US20060116174A1 (en) Mobile telephone device and telephone method using mobile telephone device
KR20180075929A (ko) 골전도 웨어러블 디바이스 및 그의 제어방법
JP2017027207A (ja) 認証システム
EP1619909A1 (en) Method and apparatus for transmitting and outputting data in voice communication
JP5227983B2 (ja) 携帯機器の情報伝達システム
JP4214481B2 (ja) 動作伝達システム、端末装置、動作伝達方法、及び動作伝達プログラム
KR100854731B1 (ko) 휴대용 전자기기의 인증방법 및 그 장치
KR101947955B1 (ko) 음향을 이용한 진동장치 및 시스템
JP4232619B2 (ja) 携帯端末装置および携帯端末制御方法
JP4582329B2 (ja) バーチャル映像用信号生成方法および送受信端末
US20100081480A1 (en) Mobile apparatus, and calling method of mobile apparatus
CN111465005A (zh) 一种热点分享方法及电子设备
JP2006157558A (ja) 携帯端末装置
KR101131498B1 (ko) 무선 통신 단말 및 그의 비밀 통화 방법
JP4599862B2 (ja) 携帯電話
JP4426765B2 (ja) 情報処理システムおよび認証方法
KR20180124435A (ko) 인증 디바이스 및 인증 디바이스의 데이터 통신 방법
KR100713438B1 (ko) 휴대단말기와 헤드 셋 간의 통화수행방법