JP4214481B2 - 動作伝達システム、端末装置、動作伝達方法、及び動作伝達プログラム - Google Patents

動作伝達システム、端末装置、動作伝達方法、及び動作伝達プログラム Download PDF

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Description

本発明は、動作伝達システム、端末装置、動作伝達方法、及び動作伝達プログラムに関し、より詳細には、動作の強度を送信者と受信者の主観に適合するように調整して伝達するものに関する。
従来、端末装置を用いたコミュニケーションとして、電話、メール、チャットなどがある。
端末装置を介さない対面時におけるコミュニケーションでは、言葉を用いた意味伝達のみならず、表情、動作、気配など様々な手段で、感情、状態などの情報も伝達される。
これに対して、端末装置を用いたコミュニケーションでは、主に言葉を用いた意味伝達には有効であるが、言葉で表現されていない感情、状態、気配などを伝えることは困難である。
また、インターネット上で行われているバーチャルコミュニケーションにおいては、アバターと呼ばれる人型のコンピュータ合成画像なども用いられているが、人の感情を十分表現するには到っていない。
このように、現状では、端末装置を用いたコミュニケーションでは、極めて制限された情報のやり取りが行われているに過ぎない。
そこで、人間の動作情報を検出し、検出された動作情報を送信し、振動情報もしくは、温度情報として受信側で出力される通信装置が提案されている。
特開2000−49956公報
この技術は、加速度センサ、サーミスタなどの検出部を備えた送信側の端末装置で検出された加速度、温度などの物理量を符号化して受信側の端末装置に送信し、受信側の端末装置では、受信した情報を用いて振動子(振動素子、バイブレータ)、温度調節手段を駆動し、等量の物理量を再現するものである。
しかし、動作情報から得られる物理量と動作者の意図、主観の関係には、個人差がある。また、振動や圧力、温度などの触覚にも個人差がある。
例えば、握力の強い人と握力の弱い人では、本人にとって普通に携帯電話などを握ったときの握力値は一般に異なり、また、手の筋、皮膚の状態、厚さなどによって、同じ振動を感じていても、強く感じる人と弱く感じる人がいる。
このようなことは、振動や温度などに関しても同様のことが言える。その結果、動作情報や温度情報などの物理量を伝える端末装置を用いたコミュニケーションでは、送信者側で検出した動作などを等量の物理量として受信側で再現した場合、送信者の意図、主観が正しく伝わらない可能性がある。
そこで、本発明の目的は、送信者、受信者の主観に応じた強度にて動作情報などを伝達することである。
本発明の第1の側面の動作伝達システムは、第1のユーザが加えた物理的な変化を検出する第1の端末装置と、第2のユーザに対して物理的な変化として情報を出力する第2の端末装置と、から構成された動作伝達システムであって、前記第1の端末装置は、前記第1のユーザが加えた物理的な変化を用いて、物理量の変化を表す変化情報と、前記物理量に対して前記第1のユーザが主観的に設定した強度情報と、を前記第2の端末装置に送信し、前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置から前記変化情報と強度情報を受信し、前記受信した変化情報を、前記強度情報に対して前記第2のユーザが主観的に設定した増幅率で増幅し、物理的変化として出力することを特徴とする。
本発明の第2の側面の端末装置は、第1のユーザから加えられた動作による所定の物理量の変化を検出する動作検出手段と、前記動作検出手段で検出した物理量の変化に対して、前記検出した物理量の変化の大きさに対応する強度情報を指定する強度情報指定手段と、前記検出した物理量の変化の大きさと、前記指定された強度情報と、を用いて物理量の変化の大きさと強度情報との対応関係を設定して記憶する強度情報記憶手段と、前記記憶した対応関係を用いて前記強度情報を取得する強度情報取得手段と、前記検出した物理量の変化を表す変化情報と、前記取得した強度情報とを他の送信装置に送信する送信手段とを具備したことを特徴とする。
前記端末装置には、前記検出した物理量の変化を規格化して変化情報を生成する変化情報生成手段を設け、前記送信手段には、前記生成した変化情報を送信させることができる。
前記端末装置には、第2のユーザが第2の端末装置に加えた動作による所定の物理量の変化を表す変化情報と、当該物理量の変化の大きさに対応する強度情報と、を前記第2の端末装置から受信する受信手段と、強度情報と増幅率の対応関係を記憶した増幅率記憶手段と、前記受信した強度情報に対応する増幅率を前記増幅率記憶手段を用いて取得する増幅率取得手段と、前記受信した変化情報を、前記取得した増幅率を用いて増幅し、出力情報を生成する出力情報生成手段と、前記生成した出力情報を所定の物理的変化として出力する出力手段とを設けることができる。
前記情報指定手段には、前記手段が出力する前記物理量変化に対して前記強度情報を指定させ、前記端末装置には、前記強度情報を指定した際に出力されていた物理的変化の出力値を用いて強度情報と増幅率の対応関係を設定する増幅率設定手段と、前記設定した強度情報と増幅率の対応関係を用いて、前記増幅率記憶手段に記憶されている強度情報と増幅率の関係を更新する更新手段とを設けることができる。
前記出力手段は、物理的変化を振動として出力する振動子とすることができ、前記端末装置には、前記強度情報指定手段で前記第1のユーザが強度情報を指定する際の前記振動子の周波数を、前記第1のユーザが指定する周波数指定手段を設けることができる。
前記出力手段は、物理的変化を振動として出力する振動子とすることができ、前記振動子は、一定振動数の基本振動を、前記生成した出力情報を用いて振幅変調を行って出力することができる。
本発明の第2の側面の動作伝達方法は、動作検出手段と、強度情報指定手段と、強度情報記憶手段と、強度情報取得手段と、送信手段とを備えた端末装置の動作伝達方法であって、前記動作検出手段によって、第1のユーザから加えられた動作による所定の物理量の変化を検出する動作検出ステップと、前記強度情報指定手段によって、前記動作検出手段で検出した物理量の変化に対して、前記検出した物理量の変化の大きさに対応する強度情報を指定する強度情報指定ステップと、前記強度情報記憶手段によって、前記検出した物理量の変化の大きさと、前記指定された強度情報と、を用いて物理量の変化の大きさと強度情報との対応関係を設定して記憶する強度情報記憶ステップと、前記強度情報取得手段によって、前記記憶した対応関係を用いて前記強度情報を取得する強度情報取得ステップと、前記送信手段によって、前記検出した物理量の変化を表す変化情報と、前記取得した強度情報とを他の送信装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2の側面の動作伝達プログラムは、動作検出手段と、強度情報指定手段と、強度情報記憶手段と、強度情報取得手段と、送信手段とを備えた端末装置としてコンピュータを制御するプログラムであって、前記動作検出手段によって、第1のユーザから加えられた動作による所定の物理量の変化を検出する動作検出ステップと、前記強度情報指定手段によって、前記動作検出手段で検出した物理量の変化に対して、前記検出した物理量の変化の大きさに対応する強度情報を指定する強度情報指定ステップと、前記強度情報記憶手段によって、前記検出した物理量の変化の大きさと、前記指定された強度情報と、を用いて物理量の変化の大きさと強度情報との対応関係を設定して記憶する強度情報記憶ステップと、前記強度情報取得手段によって、前記記憶した対応関係を用いて前記強度情報を取得する強度情報取得ステップと、前記送信手段によって、前記検出した物理量の変化を表す変化情報と、前記取得した強度情報とを他の送信装置に送信する送信ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明によると、送信者は、自己の主観に応じた強度にて動作情報を送信することができ、受信者は、自己の主観に応じた強度にて動作情報を再生することができ、個人の特性にあわせた動作情報の入出力が可能となる。
(実施の形態の概要)
図1を用いて本実施の形態の概要を説明する。
送信者側は、携帯電話2を振るなどして動作情報を入力し、受信者側の携帯電話3に送信する。受信者側は、動作情報を受信し、これを用いて携帯電話3を振動させ、送信者の入力した動作を感じ取る。
この際に、送信者が携帯電話2を振る際の強弱の主観と、受信者が携帯電話3で感じ取る振動の強弱の主観が異なるため、以下のようにして、両者の主観の差を調節する。
まず事前準備として、送信者は、自分の感覚で「強」、「中」、「弱」の強度に渡って携帯電話2を振り、それぞれの振動の大きさを動作強度判定テーブルとして携帯電話2に記憶させる。
また、受信者は、携帯電話3を各種の強度に渡って振動させ、自分が「強」、「中」、「弱」の強度と感じる振動の大きさを携帯電話3に入力し、これによって、「強」、「中」、「弱」に対応する増幅率(ゲイン、増幅度)を出力強度設定テーブルとして携帯電話3に記憶させる。
以上のように、送信者側と受信者側の携帯電話を設定した後、送信者は携帯電話2を振る。
携帯電話2は、加速度センサを用いて携帯電話2の加速度の経時変化を検出するなどして動作情報5を取得した後、これを用いて変化情報6と強度情報7を生成する。
変化情報6は、加速度の変化量の最大値が所定の規格基準値となるように動作情報を規格化したものであり、携帯電話2に加えられた振動(物理的変化)の時系列的情報を、規格基準値に対する相対値として表したものである。規格基準値としては、携帯電話3の備えた振動子の最大出力を用いることができる。
強度情報7は、先に登録した動作強度判定テーブルを用いて、携帯電話2の変位の大きさを「強」、「中」、「弱」の何れかに対応させたものである。
このように、携帯電話2は、動作情報をユーザの動きの相対的な値からなる変化情報と主観の影響が大きい強度情報に分割することができ、これによって、主観の影響が大きい動作情報を独立して処理することができる。
送信者側の携帯電話2は、以上のようにして動作情報5を規格化した変化情報6と、動作情報に対する送信者の主観値である強度情報7を生成した後、受信者側の携帯電話3に送信する。
受信者側の携帯電話3は、送信者側の携帯電話2から変化情報6と強度情報7を受信すると、出力強度設定テーブルを参照して強度情報7に対応する増幅率を取得し、変化情報6をこの増幅率で増幅して出力情報を生成する。そして、この出力情報によって振動子を駆動し、受信者に振動を伝える。
このようにして、送信者は、携帯電話2を振ったことによる波形(変化情報6)と、携帯電話2を強く振ったのか、弱く振ったのか、あるいは中くらいの強度で振ったのかといった主観的な強度を携帯電話3に伝えることができ、携帯電話3では、送信者が携帯電話2を振った波形を、送信者の主観に対応する受信者の主観的な強度にて再生することができる。
なお、以上の例では、振動により物理量の変化を携帯電話2に与えたが、振動の他に、圧力(ユーザが携帯電話2を握る)や温度など、他の物理的な変化を用いても良い。
また、携帯電話3での動作の再生も振動に限らず、圧力や温度、その他の物理量の変化を用いて再生しても良い。
更に、携帯電話2では、動作を圧力にて入力し、携帯電話3ではこれを振動で再生するなど、携帯電話2で入力される物理量と携帯電話3で再生される物理量が異なっても良い。
(実施の形態の詳細)
図2は、本実施の形態で動作情報の入出力に用いる携帯電話の機能的な構成を示したブロック図である。
なお、本実施の形態では、一例として動作情報を入出力する端末装置として携帯電話を用いるが、この他にPDA(Personal Digital Assistant)やその他の携帯端末や、パーソナルコンピュータやゲーム機など、ネットワーク接続可能な端末装置によって構成することができる。
図に示したように、携帯電話9は、バスライン19を介して、情報処理部18、記憶部20、電話情報制御部17、動作情報制御部21、通信制御部22などが接続されて構成された情報処理装置である。
電話情報制御部17は、通話、電子メールの送受信、画像(静止画像や動画像)の送受信など、携帯電話9で通常の携帯電話機能を発揮させるための情報の入出力を制御する。
電話情報制御部17には、入力手段として画像入力部11、キー入力部16、マイク13などが接続されている。
画像入力部11は、撮影対象を結像するためのレンズと、投影された像を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの画像センサを用いて構成されている。
ユーザは、画像入力部11を撮影対象に向けて静止画、動画を撮影することができる。
キー入力部16は、数字、文字、記号などを入力するためのキーを備えており、ユーザは、これらキーを押すことにより、文字や記号を入力し、電子メールを作成したり、携帯電話9のシステムへのコマンド入力を行ったりすることができる。
マイク13は、音声を検出し、アナログ信号として出力する。マイク13で検出された音声は、更にAMP(アンプ)13aで増幅され、更に、A/D変換器13bでデジタル信号に変換され、電話情報制御部17に入力される。
ユーザは、マイク13を用いて音声情報やサウンド情報を入力することができる。
更に、電話情報制御部17には、出力手段としてディスプレイ15、スピーカ12が接続されている。
ディスプレイ15は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置で構成されており、文字・記号情報や画像の表示を行う。
ユーザは、ディスプレイ15に、送信者から送信されてきた電子メールや画像を表示させて確認することができる。
スピーカ12は、アナログ信号で構成された音声信号を用いて大気を振動させ、音声やサウンドを外界に発する。
音声信号は、デジタル信号として送信されて来るので、D/A変換器12bでアナログ信号に変換し、更に、AMP12aで増幅してからスピーカ12に入力される。
ユーザは、スピーカ12から発生された音声により、送信者から送信されてきた音声やサウンドを確認することができる。
動作情報制御部21は、動作情報の入出力を制御する。
動作情報の入力の場合は、ユーザが携帯電話9に対して動作を行い、これによって携帯電話9に生じた物理量の変化を検出する。本実施の形態では、物理量の一例として加速度と圧力を用いる。
動作情報の出力の場合は、送信者の携帯電話から送信されてきた動作情報を用いて、携帯電話9に物理的変化を生じさせて出力する。本実施の形態では、携帯電話9に物理的変化を生じさせるためにこれを振動子で振動させる。
動作情報制御部21には、入力手段として加速度センサ28、圧力センサ30が接続されている。
加速度センサ28は、携帯電話9の内部、又は表面に配置されており、携帯電話9の加速度を検出し、これをアナログ信号として出力する。検出される加速度は、空間的3次元の加速度成分のうち任意の成分で良い。
加速度センサ28としては、例えば、ストレインゲージ、ロードセル、静電容量式センサ、ダイアフラム構造を用いたセンサなどを用いることができる。
加速度センサ28で検出された加速度信号は、AMP28aで増幅された後、A/D変換器28bでデジタル信号に変換され、動作情報制御部21に入力される。
なお、図示しないが加速度センサ28の出力を、バンドパスフィルタによりフィルタリングするように構成することもできる。
加速度センサ28は、例えば、ユーザが相手に伝えたい内容を振動で表現したい場合に、ディスプレイ15上の指示に従って所定のキーを押した後、携帯電話9を自己の感性に従って振り、そして振り終わった後、ディスプレイ15上の指示に従って所定のキーを押すといったような使い方をする。この間に検出された加速度の時系列情報が動作情報として用いられる。
圧力センサ30は、例えば、携帯電話9の側面に配置され、ユーザが携帯電話9を握ると、その圧力をアナログ信号として出力する。
圧力センサ30で検出された圧力は、AMP32aで増幅された後、A/D変換器30bでデジタル信号に変換されて動作情報制御部21に入力される。
なお、図示しないが圧力センサ30の出力を、バンドパスフィルタによりフィルタリングするように構成することもできる。
圧力センサ30も、ユーザは、所定のキーを押して携帯電話9を握った後、所定のキーを押して入力を終了するといったように使用する。この間の圧力の時系列情報が動作情報として用いられる。
動作情報制御部21には、出力手段として振動子32が接続されている。
振動子32は、アナログ信号で構成された駆動信号に従って携帯電話9に振動を発生させる素子である。
振動子32は、例えば、振動モータや圧電素子、超磁歪素子、ソレノイド素子などを用いて構成することができる。
ここで、振動モータとは、モータ軸に偏心した重りを取り付け、回転させることで振動を発生させるデバイスである。
振動子32の駆動信号は、動作情報制御部21からデジタル信号として出力され、D/A変換器32bでアナログ信号に変換され、AMP32aで増幅された後、振動子32に入力される。
振動子32は、送信者側の携帯電話で検出された加速度や圧力に基づいて振動を出力し、受信者は、携帯電話9の振動を感じることにより、送信者の心情を感じ取ることができる。
通信制御部22は、無線装置24を介して基地局との無線通信を制御する。
無線装置24は、アンテナを有しており、通信制御部22から出力された信号を無線により基地局に送信し、また、基地局から送信されてきた信号を受信して通信制御部22に出力する。
基地局は、インターネットなどのネットワークや公衆回線網などの通信回線と接続可能に配設されている。
記憶部20は、プログラムやデータを記憶する記憶装置であり、例えば、EEPROM(Electrically Erasable And Programmable ROM)などの記憶素子を用いて構成されている。
記憶部20は、情報処理部18によってプログラムやデータの書込消去を行うことができ、携帯電話9の電源をオフにしても記憶内容は保持される。
記憶部20に記憶されているプログラムとしては、携帯電話9の全体を制御する基本的なプログラムであるOS(Operating System)や、後述するように、ユーザが入力された動作情報から変化情報と強度情報を生成したり、あるいは、送信者から送信されてきた変化情報と強度情報から振動子32を駆動する駆動信号を生成したりなどする動作伝達プログラムなどが記憶されている。
また、記憶部20に記憶されるデータとしては、後述する、動作強度判定テーブルや出力強度設定テーブルなどがある。
情報処理部18は、所定のプログラムに従って各種の演算処理を行ったり、携帯電話9全体のシステム制御を行ったりする。
情報処理部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されている。
情報処理部18は、相手方の携帯電話と送受信する情報の種類を識別するために図3に示したような2バイトコードのタグ情報を用いる。
例えば、画像情報であればタグ情報「AA」を情報に付加し、文字・記号情報であればタグ情報「BB」を情報に付加する。
そして、音声・サウンド情報であればタグ情報「CC」を付加する。
更に、加速度センサによる強度情報と変化情報には、タグ情報「DD」を付加し、圧力センサによる強度情報と変化情報にはタグ情報「EE」を付加する。
図2に戻り、情報処理部18は、情報を通信制御部22から送信する場合は、送信する情報を符号化した後タグ情報を付加し、相手方の携帯電話が情報の種類を識別できるようにする。
また、情報処理部18は、相手方の携帯電話から情報を受信した場合に、情報に付加されているタグ情報を用いて、情報を分離して復号化し、情報の種類に応じて電話情報制御部17、動作情報制御部21に送出される。
そして、電話情報制御部17や動作情報制御部21に送出された情報は、更に、ディスプレイ15、スピーカ12、振動子32に出力され、これらのデバイスを駆動するのに用いられる。
なお、相手方の携帯電話も携帯電話9と同じ構成を有している。
以上、携帯電話9の構成について説明したが、加速度センサ28と圧力センサ30は、所定の物理量(加速度、圧力)の変化を検出する動作検出手段を構成している。
また、情報処理部18は、通信制御部22、無線装置24と共に動作することにより、変化情報と強度情報を送信する送信手段、及び受信する受信手段を構成している。
図4は、携帯電話9の外観、及びデバイス類の実装状況を示した図である。
携帯電話9は、一端側にスピーカ12を有し、他端側にマイク13を有している。
スピーカ12に隣接してディスプレイ15が設けられており、ディスプレイ15の背面部付近に加速度センサ28が内蔵されている。
更に、ディスプレイ15に隣接して画像入力部11が配置され、画像入力部11とマイク13の間にキー入力部16が配置されている。
キー入力部16付近で、携帯電話9の左右両側面部に圧力センサ30が配置され、ユーザが携帯電話9を握った場合にその圧力を検出できるようになっている。
更に、キー入力部16付近には、携帯電話9の内部に振動子32が内蔵されており、振動子32が振動を発生すると、携帯電話9の全体に振動が伝播し、携帯電話9が振動するようになっている。
次に、動作情報の入力について詳細に説明する。携帯電話9では、動作情報の入力手段として加速度センサ28と圧力センサ30がある。
ユーザが携帯電話9を振って(又は握って)動作情報を入力する場合の動作強度、即ち携帯電話9を強く振るか(握るか)、中くらいの程度で振るか(握るか)、あるいは、弱く振るか(握るか)は、ユーザの感覚的な主観に関わる事柄であり、まず、動作強度を規定する強度情報とユーザの主観を対応づけたテーブルを作成する必要がある。
以下に、図5のフローチャートを用いて強度情報設定処理の手順について説明する。
まず、ユーザは、ディスプレイ15に表示された指示に従い、携帯電話9で強度情報設定機能を起動する。
この機能は、記憶部20に記憶した動作伝達プログラムを情報処理部18で実行することにより実現される。
以降に説明する情報処理は、情報処理部18のCPUが動作伝達プログラムに従って行うものである。
強度情報設定機能が起動すると、ディスプレイ15に、強度情報設定画面が表示され、動作選択が受け付けられる(ステップ5)。
図示しないが、強度情報設定画面では、「振る」動作と「握る」動作を選択できるようになっており、「振る」動作を選択すると、加速度センサ28に対する動作強度判定テーブルが生成され、「握る」動作を選択すると、圧力センサ30に対する動作強度判定テーブルが生成される。
次に、情報処理部18は、ステップ5で選択された動作情報の種類に対応する動作強度判定テーブルを記憶部20から読み込む(ステップ10)。
ここで、記憶部20は、「振る」動作強度判定テーブルや「握る」動作強度判定テーブルなどと、動作の種類ごとに動作強度判定テーブルを記憶しており、ステップ10では、ステップ5で選択された動作の動作強度判定テーブルが読み込まれ、更新対象となる。
なお、ステップ10で読み込むテーブルは、ユーザが以前に作成したもの、あるいは、携帯電話9の購入時などに予めデフォルトで記憶されていたものである。
次に、情報処理部18は、ディスプレイ15にこれから行う動作の強度を選択する選択肢を表示し、ユーザは、これから行う動作の強度を選択する(ステップ15)。
例えば、ディスプレイ15には、「強」、「中」、「弱」などと、表示され、ユーザがこれから自己の主観に従って強く動作する(振る、又は握る)場合は、「強」を選択し、中くらいの強度で動作する場合は「中」を選択し、弱く動作する場合は「弱」を選択する。
次に、情報処理部18は、ディスプレイ15で所定のキーを押すように指示し、ユーザが所定のキーを押すと、情報処理部18は、動作情報(動作信号)の入力を開始する(ステップ20)。
ユーザは、所定のキーを押した後、ステップ15で選択した動作強度にて動作を開始する。
情報処理部18は、ユーザが選択した動作の種類に応じたセンサ、即ち、ユーザが「振る」動作を選択した場合は加速度センサ28から、「握る」動作を選択した場合は圧力センサ30から、センサ出力の取得を開始する。これにより動作情報の入力が開始される(ステップ20)。
以降、「振動」動作が選択されたものとして説明するが、「握る」動作が選択された場合も情報処理手順は同じである。
ユーザが携帯電話9を振ると、加速度センサ28により加速度信号が出力される(ステップ25)。
そして、図示しないバンドパスフィルタにより、加速度センサ28から出力された信号をフィルタリングする(ステップ30)。
このフィルタは、例えば、通過帯域が0.5[Hz]〜5[Hz]程度に設定されており、センサ出力のうち、この帯域にあるものが動作強度判定テーブルの作成に利用される。
低域側のカットオフ周波数は、例えば、直流成分や低周波線分が出力されて、ユーザの動作以外の信号が取得されるのを防止する周波数が選択され、高域側のカットオフ周波数は、出力デバイス(振動子32)の応答可能な範囲の上限が選択される。
なお、本実施の形態では、アナログ信号の段階でフィルタリングしたが、加速度センサ28の出力信号をデジタル信号に変換した後、デジタルフィルタリングを行うように構成しても良い。
次に、フィルタリングされた出力信号をAMP28aで増幅した後、D/A変換器28bでサンプリングし、デジタル信号に変換する(ステップ35)。
デジタル信号に変換された出力信号は、動作情報制御部21、バスライン19を介して情報処理部18に送られる。
情報処理部18は、この動作情報からピーク値を検出し、RAMや記憶部20などに一時記憶する(ステップ40)。
そして、情報処理部18は、ユーザに所定のキーを押させて動作情報の入力を終了する(ステップ45)。
情報処理部18は、ユーザの動作が終了すると、ステップ40で記憶しておいたピークの振幅平均を算出し記憶する(ステップ50)。
次に、情報処理部18は、例えば、ディスプレイ15に「強度情報の設定を終了しますか?」などといったメッセージと共に「はい」ボタンと「いいえ」ボタンを表示するなどしてユーザに強度情報の設定を終えるか否かを選択させる(ステップ55)。
例えば、ユーザが「強」について設定した後、他の強度においても動作強度を設定したい場合は「いいえ」を選択し、動作強度の設定を完了した場合は「はい」を選択する。
ユーザが、「いいえ」を選択した場合(ステップ55;N)、情報処理部18は、ステップ15に戻り、更に、ユーザに動作入力を行わせる。
また、ユーザが、全ての強度について強度情報を設定しなかった場合、例えば、「強」について強度情報を設定したが、「中」と「弱」については設定せずに「はい」を選択した場合、ユーザが設定しなかった強度情報に関しては、動作強度判定テーブルに既に記録されている値を用いる。
ユーザが、「はい」を選択した場合(ステップ55;Y)、情報処理部18は、強度判定レベルを算出する(ステップ60)。
まず、動作強度「強」の場合の振幅平均と、動作強度「中」の場合の振幅平均を足して2で割った値、即ち両者の平均値を算出し、これをレベル1とする。
同様にして、動作強度「中」の場合の振幅平均と、動作強度「弱」の場合の振幅平均を足して2で割った値をレベル2とする。
次に、情報処理部18は、算出されたレベル1、2の値を用いて動作強度判定テーブルを更新する(ステップ65)。
このように、情報処理部18は、物理量の変化(加速度、圧力などの変化)に対して強度情報をユーザが指定する強度情報指定手段を備えている。
そして、情報処理部18は、検出した物理量の変化の大きさと、ユーザから指定された強度情報と、を用いて物理量の変化の大きさと強度情報との対応関係を設定して動作強度判定テーブル(強度情報記憶手段)に記憶する。
次に、情報処理部18は、他の動作強度判定テーブルの設定も行うか(例えば、「振る」動作強度判定テーブルの設定を終えた後、「握る」動作強度判定テーブルの設定を行うか)ユーザに問い合わせ、ユーザが他の動作強度判定テーブルも設定する場合を選択したときは(ステップ70;N)、ステップ15に戻り、他の動作強度判定テーブルについても設定作業を行い、ユーザが設定作業の終了を選択した場合は(ステップ70;Y)、処理を終了する。
図6は、「振る」動作強度判定テーブルの論理的な構成を示した図である。
図に示したように、「振る」動作強度判定テーブルでは、レベル1が+5.6[V]に設定され、レベル2が+3.2[V]に設定されている。
加速度センサ28は、加速度信号を電圧で出力し、一方、「振る」動作強度判定テーブルは、加速度センサ28の出力電圧によりレベルを設定している。
なお、加速度センサ28の最大出力は7.0[V]である。
「振る」動作強度判定テーブルは、ユーザが携帯電話9を振った場合に、情報処理部18がこの振りの強度が「強」、「中」、「弱」の何れに該当するのか判断するのに用いられる。
即ち、情報処理部18は、加速度センサ28の出力がレベル1よりも大きい場合は「強」と判断し、レベル1とレベル2の間である場合は「中」と判断し、レベル2よりも小さい場合は「弱」と判断する。
図7は、「握る」動作強度判定テーブルの論理的な構成を示した図である。
図に示したように、「握る」動作強度判定テーブルでは、レベル1が+4.2[V]に設定され、レベル2が+1.4[V]に設定されている。
圧力センサ30の最大出力も7.0[V]である。
そのため、情報処理部18は、圧力センサ30の出力がレベル1よりも大きい場合は「強」と判断し、レベル1とレベル2の間である場合は「中」と判断し、レベル2よりも小さい場合は「弱」と判断する。
以上、動作強度判定テーブルをセンサの出力電圧によって構成したが、出力の最大出力に対する百分率で構成することもできる。この場合は、例えば、レベル1が80[%]でレベル2が40[%]などとなる。
次に、携帯電話9を用いて動作情報を送信する手順について図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、ユーザは、ディスプレイ15に表示されたメニュー画面などを操作し、携帯電話9を動作情報入力モードに設定する。
これにより、ディスプレイ15には図示しない動作情報入力画面が表示される。
動作情報入力画面には、動作強度の設定を手動で行うか自動で行うかの選択肢が表示され、ユーザは何れかを選択する(ステップ105)。また、この際に「振る」、「握る」など動作の種類も選択する。
手動で動作強度を設定する場合、ユーザは動作入力を行った後、「強」、「中」、「弱」を手動で入力し、自動で動作強度を設定する場合は、動作強度判定テーブルを用いて情報処理部18が動作強度を設定することになる。
次に、ユーザはディスプレイ15の指示に従って所定のキーを押して動作情報の入力処理を開始し(ステップ110)、携帯電話9に対して任意の強度にて動作を行う。これによりセンサ(加速度センサ28、又は圧力センサ30)から出力信号が出力される(ステップ115)。
そして、バンドパスフィルタにより出力信号をフィルタリングして(ステップ120)、D/A変換器によりサンプリングしてデジタル信号に変換する(ステップ125)。
情報処理部18は、このデジタル信号を取得し、RAMや記憶部20などに記憶しておく。
情報処理部18は、所定のキーをユーザに押させて動作情報の入力を終了する(ステップ130)。
次に、情報処理部18は、ステップ105でユーザが手動と自動の何れを選択したかを判断する(ステップ135)。
手動が選択されている場合は(ステップ135;手動)、情報処理部18はディスプレイ15に「強」、「中」、「弱」などの表示を行ってユーザに動作強度を選択させる(ステップ180)。
そして、情報処理部18は、後述するステップ160の処理に移行する。
一方、自動が選択されている場合は(ステップ135;自動)、動作情報のピーク値を検出し(ステップ140)、そのピーク値を平均することにより振幅平均を算出する(ステップ145)。
そして、情報処理部18は、ユーザが行った動作の種類に対応する動作強度判定テーブルを参照し(ステップ150)、動作強度判定テーブルでのレベルと算出した振幅平均の大小関係から動作強度を判定する(ステップ155)。
このように、情報処理部18は、強度情報記憶手段(動作強度判定テーブル)を用いて強度情報を取得する強度情報取得手段を備えている。
即ち、情報処理部18は、振幅平均がレベル1よりも大きい場合は「強」と判定し、レベル2以上でレベル1未満の場合は「中」と判定し、レベル2未満の場合は「弱」と判定する。
例えば、ユーザが携帯電話9を振り、加速度センサ28の出力の平均振幅が4[V]であった場合、図6の動作強度判定テーブルを用いると、動作強度は「中」となる。
次に、情報処理部18は、ユーザから入力されて記憶してある動作情報を規格化して変化情報を生成する(ステップ160)。
この規格化処理は、センサ出力の最大値を規格基準値とし、センサから得られた計測値をセンサ出力の最大値で除することにより行うことができる。
これにより、ユーザの動作による物理量の変化の時間変化を振幅で規格化した情報を生成することができる。
このように、情報処理部18は、検出した物理量の変化(動作情報)を規格化して変化情報を生成する変化情報生成手段を備えている。
動作情報は、所定の物理量(加速度、圧力など)の大きさと、その時間的変化を記述した時系列情報であるが、以上のようにこれを動作強度と変化情報に分解することにより、ユーザの主観により印象が大きく代わる動作強度を分離して動作の変化とは別に処理することができる。
更に、情報処理部18は、ユーザが希望すれば、更に文字、画像、音声などの他の情報を入力させる。
そして、情報処理部18は、これら入力された情報を、動作強度を表す強度情報と、変化情報に付加する(ステップ165)。この際に情報処理部18は、図3で示したタグ情報をこれらの情報に付属させる。
次に、情報処理部18は、これらの情報を符号化し(ステップ170)、相手方の携帯電話に送信する(ステップ175)。
以上のようにして、強度情報と規格化されたセンサ出力時系列情報の組み合わせを相手方の携帯電話に送信することができる。
次に、相手方の携帯電話から送信されてきた動作情報(強度情報と変化情報)を再生する場合について説明する。
携帯電話9は、相手方の携帯電話から送信されてきた物理量の変化に関する情報、即ち動作情報をユーザの触覚で関知できる物理的変化として出力する。
ここでは、一例として振動子32(図2)により携帯電話9を振動させることにより送信されてきた動作情報を出力する。
なお、携帯電話9の振動を感じる場合、その振動を強いと感じるか、あるいは弱いと感じるか、又は中くらいと感じるかは、ユーザの主観に依存する。
そのため、携帯電話9にユーザが強いと感じる程度の振動、弱いと感じる程度の振動、中くらいと感じる程度の振動を予め記憶させておく必要がある。
図9のフローチャートを用いて、振動出力設定処理の手順について説明する。
この処理は、携帯電話9に出力される基準振動出力とその振動出力に関する主観の対応づけを行う出力強度設定テーブルを作成するものである。なお、出力強度設定テーブルは、増幅率記憶手段を構成している。
まず、ユーザは、ディスプレイ15に表示されたメニュー画面を操作し、出力強度設定テーブル設定機能を起動する。
すると、情報処理部18は、既に記憶部20に記憶してある出力強度設定テーブルを読み込む。このテーブルは、ユーザが以前に作成したものか、あるいは、デフォルトで用意されたものである。
次に、情報処理部18は、周波数(振動数)1から50Hz(1[Hz]刻み)で同一振幅の駆動信号を順次出力して振動子32を駆動し振動させる(ステップ205)。
ユーザは、携帯電話9を保持しながら、出力される振動を体感し、一番振動が強いと感じる(感度が高い)周波数を選択し、情報処理部18はこれを受け付ける(ステップ210)。
これは、例えば、ディスプレイ15に「一番振動が強いと感じるところで数字の9を押してください」などと表示し、ユーザがキー入力部16で数字の9を押した際の周波数を受け付けることにより行うことができる。
このように、情報処理部18は、強度情報を指定する際の振動子32の周波数ユーザが指定する周波数指定手段を備えている。
次に、情報処理部18は、選択された周波数fsの駆動信号を振幅掃引出力して振動出力を行う(ステップ215)。
即ち、振動子32の振動周波数を一定値fsに保ちながら、振幅を徐々に大きくしていく。
ユーザは、携帯電話9を保持しながら、出力される振動を体感し、自分の主観に応じて、振動が「弱」、「中」、「強」と感じられたときに、これを情報処理部18に通知し、情報処理部18は、このときの振動子32の出力を確認する。
これは、ユーザが携帯電話9の振動を感じながらディスプレイ15の表示に従ってキー入力部16の所定のキーを押すなどして行うことができる。
これによって、情報処理部18は、振動強度の選択値(振動子32の出力)を受け付ける(ステップ220)。
情報処理部18は、ユーザが選択した際の振幅(振動子32への入力電圧)を用いて出力強度設定テーブルを更新する(ステップ225)。
次に、情報処理部18は、ディスプレイ15に表示するなどして出力強度設定テーブルの更新を終了するか否かを問い合わせ(ステップ230)、ユーザが終了を選択した場合は(ステップ230;Y)、振動出力設定処理を終了する。
一方、ユーザが終了を選択しなかった場合(ステップ230;N)、情報処理部18は、ステップ205に戻り、振動出力設定処理を再度行う。
このように、情報処理部18は、物理的変化を出力し(振動子32の振動)、これに対してユーザが強度情報を指定する強度情報指定手段と、指定した際の物理的変化(振動)の出力値を用いて強度情報と増幅率の対応関係を設定する増幅率設定手段と、増幅率記憶手段(出力強度設定テーブル)に記憶されている強度情報と増幅率の関係を更新する更新手段を備えている。
このようにして作成された出力強度設定テーブルの論理的な構成の一例を図10に示す。
出力強度設定テーブルでは、強度情報に増幅率、即ちゲインが対応づけられている。
図10の例では、強度情報が「強」の場合は、増幅率が4.8であり、「中」の場合は、2.5であり、「弱」の場合は1.8である。
これは、ユーザが振動出力設定処理において、「強」を選択したときの振動子32の駆動電圧が4.8[V]であり、「中」を選択したときの駆動電圧が2.5[V]であり、「弱」を選択したときの駆動電圧が1.8[V]であったことにより、このように作成されたものである。
相手方の携帯電話から送信されてくる変化情報は規格化されているため、ユーザが「強」、「中」、「弱」を選択した際の駆動電圧をそのまま増幅率として採用することができる。
そして、送信相手が強度情報「中」で指定した変化情報を、この出力強度設定テーブルの「中」で指定されている増幅率で増幅すると、ユーザが「中」と感じる振動にて振動子32を振動させることができる。
次に、このようにして得られた出力強度設定テーブルを用いて、相手方が送信してきた動作情報を再生する場合について、図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、情報処理部18は、相手方の携帯電話から送信されてきた符号化情報を受信し(ステップ305)、これを復号化する(ステップ310)。
復号化した情報には、動作情報以外の情報が付加されている場合があるため、情報処理部18は、まず、復号化した情報をタグ情報を用いて動作情報と表示情報と音声情報に分離する(ステップ315)。
そして、情報処理部18は、表示情報に関しては(ステップ315;表示情報)、文字・記号、画像などを再生してディスプレイ15に表示し(ステップ330)、音声情報に関しては(ステップ315;音声情報)、音声、サウンドを再生してスピーカ12から出力する(ステップ335)。
動作情報に関しては(ステップ315;動作情報)、情報処理部18は、これを用いて振動子32を振動させるための駆動信号を生成する(ステップ320)。そして、生成した駆動信号を振動子32に出力して振動させ、これによって、携帯電話9を振動させる(ステップ325)。
更に、図12のフローチャートを用いて駆動信号生成処理について説明する。
まず、情報処理部18は、動作情報を強度情報と変化情報に分離する(ステップ350)。
情報処理部18は、強度情報に関しては(ステップ350;強度情報)、出力強度設定テーブルを読み込んで(ステップ355)、対応する強度情報の増幅率を決定する(ステップ365)。
この際にユーザが増幅率を調整したい場合は、所定のキーを押すなどして主力設定テーブルで規定されている増幅率を手動にて調節する(ステップ360)。
一方、情報処理部18は、変化情報に関しては、必要があればユーザが手動で周波数を調整(クロック手動調整)した後(ステップ370)、変化情報をステップ365で決定した増幅率にて増幅して駆動信号を生成する(ステップ375)。
情報処理部18が生成した駆動信号は、D/A変換器32b(図2)でアナログ信号に変換され(ステップ380)、AMP32aを介して振動子32に出力される。
このように、情報処理部18は、増幅率記憶手段(出力強度設定テーブル)を用いて増幅率を取得する増幅率取得手段と、変化情報を取得した増幅率用いて増幅して出力情報(駆動信号)を生成する出力情報生成手段と、生成した出力信号を所定の物理量として出力する(振動子32を振動させる)出力手段を備えている。
ところで、振動子32の振動は、変化情報を増幅した波形で振動させる他に、例えば、図13で示したような基本振動41を駆動信号(再生した動作情報)で変調したものを新たな駆動信号として出力させることもできる。
この場合、振動子32を基本振動41の周波数で振動させながら、その振幅を駆動信号にあわせて変化させることにより、ユーザは包絡線42として動作情報を感じ取ることができる。
この方法は、例えば、振動子32で再生するのが困難な低周波の振動を再生する場合に有効である。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)送信者は、自己の主観に応じた動作情報を受信者に送信することができ、一方、受信者は送信者が意図した動作の強度を自己の主観で定義した大きさで再生することができる。そのため、触覚などの感覚に対する主観的な差による誤解を防ぎ、円滑なコミュニケーションを実現することができる。
(2)本実施の携帯電話は、動作情報を規格化した変化情報と、ユーザの主観に依存する強度情報に分離し、変化情報と強度情報の組み合わせを相手方の携帯電話に送信することができる。
(3)動作情報を入力する場合の強度と強度情報を動作強度判定テーブルを用いて対応づけることができる。そのため、動作強度判定テーブルを用いてユーザが主観的に入力した動作の強度を自動的に判定することができる。
(4)動作情報を出力する場合の出力強度と強度情報を出力強度設定テーブルで対応づけることができる。そのため、出力強度設定テーブルを用いてユーザが主観的に強度情報で指定されている強度と感じる強度にて動作情報を出力することができる。
(5)動作情報の入力者の主観・意図と動作情報特性の対応づけを行い、動作情報入力時に動作情報特性から得られる動作情報入力者の主観と動作情報を組み合わせて情報送信を行い、また、情報受信者の触覚に関する主観に対応づけて触覚情報出力を行うことができる。
また、本実施の形態では、次のような情報処理装置(端末装置)を提供することもできる。
人間の動作情報を入力する動作情報入力部と触覚情報として情報を出力する触覚情報出力部を有する情報処理装置において、動作情報入力者の主観と動作情報特性の対応付けを行い、動作情報入力時に動作情報特性から得られる動作情報入力者の主観と動作情報を組み合わせて情報送信を行い、また、情報受信者の触覚に関する主観に対応付けて触覚情報出力を行うことを特徴とする情報処理装置。ここで、動作情報入力部として加速度センサを用いることができる。また、動作情報入力部として圧力センサを用いるもできる。更に、触覚情報出力部として振動子を用いることができる。
なお、本実施の形態では、端末装置の一例として携帯電話9を用いたが、据え置き型のパーソナルコンピュータなどを用いて構成することもできる。
この場合は、加速度センサ28、圧力センサ30、振動子32などを内蔵する外付け型周辺機器を用意し、これをパーソナルコンピュータに接続するなどして実現することができる。
また、この際に、磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に動作伝達プログラムを記録して頒布することもできる。
本実施の形態の概要を説明するための図である。 本実施の形態で使用する携帯電話の機能的な構成を示した図である。 タグ情報を説明するための図である。 携帯電話の外観、及びデバイス類の実装状況を示した図である。 強度情報設定処理を説明するためのフローチャートである。 「振る」動作強度判定テーブルの論理的な構成を示した図である。 「握る」動作強度判定テーブルの論理的な構成を示した図である。 動作情報を送信する手順について説明するためのフローチャートである。 振動出力設定処理を説明するためのフローチャートである。 出力強度設定テーブルの論理的な構成を示した図である。 動作情報を再生する手順を説明するためのフローチャートである。 駆動信号生成処理を説明するためのフローチャートである。 振動子を振動させる方法の1つを説明するための図である。
符号の説明
2 携帯電話 3 携帯電話
5 動作情報 6 変化情報
7 強度情報 9 携帯電話
18 情報処理部 20 記憶部
21 動作情報制御部 28 加速度センサ
30 圧力センサ 32 振動子

Claims (9)

  1. 第1のユーザが加えた物理的な変化を検出する第1の端末装置と、第2のユーザに対して物理的な変化として情報を出力する第2の端末装置と、から構成された動作伝達システムであって、
    前記第1の端末装置は、前記第1のユーザが加えた物理的な変化を用いて、物理量の変化を表す変化情報と、前記物理量に対して前記第1のユーザが主観的に設定した強度情報と、を前記第2の端末装置に送信し、
    前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置から前記変化情報と強度情報を受信し、前記受信した変化情報を、前記強度情報に対して前記第2のユーザが主観的に設定した増幅率で増幅し、物理的変化として出力する
    ことを特徴とする動作伝達システム。
  2. 第1のユーザから加えられた動作による所定の物理量の変化を検出する動作検出手段と、
    前記動作検出手段で検出した物理量の変化に対して、前記検出した物理量の変化の大きさに対応する強度情報を指定する強度情報指定手段と、
    前記検出した物理量の変化の大きさと、前記指定された強度情報と、を用いて物理量の変化の大きさと強度情報との対応関係を設定して記憶する強度情報記憶手段と、
    前記記憶した対応関係を用いて前記強度情報を取得する強度情報取得手段と、
    前記検出した物理量の変化を表す変化情報と、前記取得した強度情報とを他の送信装置に送信する送信手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  3. 前記検出した物理量の変化を規格化して変化情報を生成する変化情報生成手段を具備し、
    前記送信手段は、前記生成した変化情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 第2のユーザが他の端末装置に加えた動作による所定の物理量の変化を表す変化情報と、当該物理量の変化の大きさに対応する強度情報と、を前記第2の端末装置から受信する受信手段と、
    強度情報と増幅率の対応関係を記憶した増幅率記憶手段と、
    前記受信した強度情報に対応する増幅率を前記増幅率記憶手段を用いて取得する増幅率取得手段と、
    前記受信した変化情報を、前記取得した増幅率を用いて増幅し、出力情報を生成する出力情報生成手段と、
    前記生成した出力情報を所定の物理的変化として出力する出力手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  5. 前記強度情報指定手段は、前記出力手段が出力する前記物理量変化に対して前記強度情報を指定し、
    前記強度情報を指定した際に出力されていた物理的変化の出力値を用いて強度情報と増幅率の対応関係を設定する増幅率設定手段と、
    前記設定した強度情報と増幅率の対応関係を用いて、前記増幅率記憶手段に記憶されている強度情報と増幅率の関係を更新する更新手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項に記載の端末装置。
  6. 前記出力手段は、物理的変化を振動として出力する振動子であり、前記強度情報指定手段で前記第1のユーザが強度情報を指定する際の前記振動子の周波数を、前記第1のユーザが指定する周波数指定手段を具備したことを特徴とする請求項に記載の端末装置。
  7. 前記出力手段は、物理的変化を振動として出力する振動子であり、前記振動子は、一定振動数の基本振動を、前記生成した出力情報を用いて振幅変調を行って出力することを特徴とする請求項に記載の端末装置。
  8. 動作検出手段と、強度情報指定手段と、強度情報記憶手段と、強度情報取得手段と、送信手段とを備えた端末装置の動作伝達方法において、
    前記動作検出手段によって、第1のユーザから加えられた動作による所定の物理量の変化を検出する動作検出ステップと、
    前記強度情報指定手段によって、前記動作検出手段で検出した物理量の変化に対して、前記検出した物理量の変化の大きさに対応する強度情報を指定する強度情報指定ステップと、
    前記強度情報記憶手段によって、前記検出した物理量の変化の大きさと、前記指定された強度情報と、を用いて物理量の変化の大きさと強度情報との対応関係を設定して記憶する強度情報記憶ステップと、
    前記強度情報取得手段によって、前記記憶した対応関係を用いて前記強度情報を取得する強度情報取得ステップと、
    前記送信手段によって、前記検出した物理量の変化を表す変化情報と、前記取得した強度情報とを他の送信装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする動作伝達方法。
  9. 動作検出手段と、強度情報指定手段と、強度情報記憶手段と、強度情報取得手段と、送信手段とを備えた端末装置としてコンピュータを制御するプログラムにおいて、
    前記動作検出手段によって、第1のユーザから加えられた動作による所定の物理量の変化を検出する動作検出ステップと、
    前記強度情報指定手段によって、前記動作検出手段で検出した物理量の変化に対して、前記検出した物理量の変化の大きさに対応する強度情報を指定する強度情報指定ステップと、
    前記強度情報記憶手段によって、前記検出した物理量の変化の大きさと、前記指定された強度情報と、を用いて物理量の変化の大きさと強度情報との対応関係を設定して記憶する強度情報記憶ステップと、
    前記強度情報取得手段によって、前記記憶した対応関係を用いて前記強度情報を取得する強度情報取得ステップと、
    前記送信手段によって、前記検出した物理量の変化を表す変化情報と、前記取得した強度情報とを他の送信装置に送信する送信ステップ
    を含む処理をコンピュータに実行させる動作伝達プログラム。
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