JP2000049012A - 電磁アクチュエ―タのア―マチュアの運動制御方法 - Google Patents

電磁アクチュエ―タのア―マチュアの運動制御方法

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JP2000049012A
JP2000049012A JP11203677A JP20367799A JP2000049012A JP 2000049012 A JP2000049012 A JP 2000049012A JP 11203677 A JP11203677 A JP 11203677A JP 20367799 A JP20367799 A JP 20367799A JP 2000049012 A JP2000049012 A JP 2000049012A
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coil
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voltage
target trajectory
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Ralf Cosfeld
コスフェルト ラルフ
Konrad Reif
ライフ コンラート
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Bayerische Motoren Werke AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁アクチュエータの当接速度を低下させる
ための簡単に実施可能で効果的な方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、特に内燃機関のガス交換往復
弁を操作するために、電磁アクチュエータのアーマチュ
アの運動を制御する方法に関する。アーマチュアは2個
の電磁石コイルの間で振動するように、その都度少なく
とも1個の戻しばねの力に抗して電磁石コイルの交互の
通電によって動かされ、いわゆる受け止め相の間、先ず
最初に通電されたコイルにアーマチュアが近づくにつれ
て、アーマチュアを受け止めるコイルに加えられる電圧
が低下させられる。受け止め過程の受け止め相に制動相
が接続し、この制動相でアーマチュアがコイルに当接す
るまで電圧がクロックパルス制御されてこのコイルに加
えられ、電圧−クロックの関係がアーマチュア目標運動
を示す目標軌跡に基づいてコントローラによって決定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーマチュアが2
個の電磁石コイルの間で振動するように、その都度少な
くとも1個の戻しばねの力に抗して電磁石コイルの交互
の通電によって動かされ、いわゆる受け止め相の間、先
ず最初に通電されたコイルにアーマチュアが近づくにつ
れて、アーマチュアを受け止めるコイルに加えられる電
圧が低下させられる、特に内燃機関のガス交換往復弁を
操作するために、電磁アクチュエータのアーマチュアの
運動を制御する方法に関する。技術的な環境については
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19530121号公
報を参照されたし。
【0002】
【従来の技術】請求項1記載の特徴を有する電磁アクチ
ュエータの好ましい用途は、内燃機関の電磁操作される
弁機構である。すなわち、往復ピストン式内燃機関のガ
ス交換往復弁がこのようなアクチュエータによって所望
なごとく操作され、振動するように開閉される。このよ
うな電気機械式弁機構の場合には、往復弁は、電気機械
式操作要素、いわゆるアクチュエータを介して、個別的
またはグループをなして動かされる。この場合、各々の
往復弁の開閉時点はほぼ完全に自由に選択可能である。
これにより、内燃機関の弁開閉時間を、そのときの運転
状態(この運転状態は回転数と負荷によって定められ
る)と、燃料消費、トルク、エミッション、内燃機関に
よって駆動される車両の快適性および応答状態に関する
その都度の要求とに最適に適合させることができる。
【0003】内燃機関の往復弁を操作するための公知の
アクチュエータの重要な構成部品は、アーマチュアと、
このアーマチュアを“往復弁開放”位置と“往復弁閉
鎖”位置に保持するための2個の電磁石と、この電磁石
に所属する電磁コイルと、“往復弁開放”位置と“往復
弁閉鎖”位置の間でアーマチュアを動かすための戻しば
ねである。これについて添付の図1を参照する。図1は
このようなアクチュエータとそれに付設された往復弁を
示し、その際往復弁とアクチュエータのアーマチュアが
両端位置にある。アクチュエータ−往復弁−ユニットの
図示した両状態または両位置の間に、(冒頭に述べたド
イツ連邦共和国特許出願公開第19530121号公報
よりも簡単な)公知の技術水準の場合の、両電磁コイル
の間のアーマチュアストロークzまたはアーマチュア変
位の変化と、両電磁コイル内の電流Iの変化が時間tに
対して示してある。
【0004】図1には、内燃機関の往復弁の閉鎖過程が
示してある。この往復弁は参照番号1で示され、その弁
座30の方に移動する。この往復弁1には通常のごと
く、弁閉鎖ばね2aが作用している。更に、全体を4で
示したアクチュエータが、(必ずしも必要ではない)液
圧式弁隙間補正要素3を介在して、往復弁1のシャフト
に作用している。このアクチュエータは2個の電磁石コ
イル4a,4bのほかに、往復弁1のシャフトに作用す
る突棒4cを備えている。この突棒はアーマチュア4d
を支持している。アーマチュアは電磁石コイル4a,4
bの間で振動するように縦方向に摺動可能に案内されて
いる。往復弁1のシャフトと反対側の突棒4cの端部に
は更に、弁開放ばね2bが作用している。
【0005】それによって、この装置は振動可能な装置
である。この場合、弁閉鎖ばね2aと弁開放ばね2bは
第1と第2の戻しばねを形成している。従って、この第
1と第2の戻しばねのために、以下において参照番号2
a,2bが使用される。図1の左側には、この振動可能
な装置の第1の端位置が示してある。この第1の端位置
では、往復弁1は完全に開放し、アーマチュア4dは下
側の電磁石コイル4bに接触している。この電磁石コイ
ルは以下、開放コイル4bと呼ぶ。その後で、このコイ
ル4bは往復弁1をその開放位置に保持する。図1の右
側には振動可能な装置の第2の端位置が示してある。こ
の第2の端位置では、往復弁1は完全に閉じ、アーマチ
ュア4dは上側の電磁石コイル4aに接触している。こ
の電磁石コイルは以下、閉鎖コイル4bと呼ぶ。その後
で、このコイル4aは往復弁1をその閉鎖位置に保持す
る。
【0006】次に、往復弁1の閉鎖過程、すなわち図1
において左側の状態から右側に示す状態への移行につい
て手短に説明する。この左側の状態と右側の状態の間
で、コイル4a,4b内を流れる電流Iの変化と、アー
マチュア4dのストロークの変化すなわち変位座標zが
それぞれ、時間tに対して記入されている。その際、変
位座標zにおいて、値z0 は完全に開放した往復弁1に
対応する。すなわち、アーマチュア4dは開放コイル4
bに接触している。一方、z=z1 の場合には、アーマ
チュア4dは開放コイル4bに接触している。
【0007】左側の位置“往復弁開放”から出発して、
先ず最初に、開放コイル4bに通電される。それによっ
て、アーマチュア4dは上記の弁閉鎖ばね2a(=下側
の第1の戻しばね2a)に抗してこの位置に保持され
る。この場合、このコイル4b内の電流IはI−tグラ
フで破線で示してある。“往復弁閉鎖”への所望される
移行のために開放コイル4bの電流Iが遮断されると、
アーマチュア4dがこのコイル4bから離れ、往復弁1
が圧縮された閉鎖ばね2aによってそのほぼ中間位置ま
で(上方に)加速され、その慣性力に基づいて更に移動
し、その際弁開放ばね2bが圧縮されるので、それによ
って往復弁1(およびアーマチュア4d)が制動され
る。それに続いて、閉鎖コイル4aは適当な時点で通電
される(コイル4aの電流IはI−tグラフにおいて実
線で示してある)。それによって、このコイル4aはア
ーマチュア4dを受け止め(これはいわゆる受け止め過
程である)、最終的に右側に示す位置“往復弁閉鎖”に
アーマチュアを保持する。アーマチュア4dがコイル4
aによって確実に受け止められた後で、このコイルでは
低い保持電流レベルに切換えられる(I−tグラフ参
照)。
【0008】“往復弁閉鎖”から“往復弁開放”への逆
の移行は、図1の右側に示した位置から出発して、閉鎖
コイル4aの電流Iの遮断と、時間的にずらした、開放
コイル4bの通電によって行われる。その際一般的に、
コイル4a,4bの通電のためにこのコイルに充分な電
圧がかけられ一方、電流Iの遮断は電圧を値“零”に低
下させることによって開始される。その際、各々のアク
チュエータ4を運転するために必要な電気的エネルギー
は、内燃機関によって駆動される車両の電気系から取り
出されるかまたは内燃機関の弁機構に適合した別個のエ
ネルギー供給部を介して準備される。その際、電圧はエ
ネルギー供給部によって一定に保たれ、内燃機関往復弁
1に付設されたアクチュエータ4のコイル電流Iは、往
復弁1の開放、閉鎖および保持のために必要な力がその
所望な位置で生じるように、制御機器によって制御され
る。
【0009】上述の技術水準の場合、両コイル4a,4
bの一方がアーマチュア4dを受け止めようとするいわ
ゆる受け止め過程の間、コイル電流Iは上記の制御機器
または制御ユニットによってクロックパルス制御で切換
えることにより一定の値に調節される。この値はあらゆ
る条件下でアーマチュア4dを確実に受け止めるために
充分な大きさである。アーマチュア4dに作用する受け
止め電磁石コイル4aまたは4bの力は、電流Iに近似
的に比例し、コイルとアーマチュアの間隔に逆比例す
る。公知の技術水準のように、一定の電流Iが生じる
と、アーマチュア4dに作用する電磁力は、アーマチュ
アを受け止めるコイル4aまたは4bに近接するにつれ
てかつ残っている隙間に逆比例して増大する。それによ
って、アーマチュア加速度とアーマチュア速度が増大す
る。これにより、その都度の電磁石コイル4aまたは4
bへのアーマチュア4dの大きな衝突速度が生じる。こ
れは一方ではアーマチュア4の大きな摩耗を生じ、他方
では大きな騒音を発生することになる。他の欠点は、手
短に説明したクロックパルス的な電流制御の際に発生す
るトランジスタのスイッチングロスである。このスイッ
チングロスは使用される制御機器の電力消費の増大およ
び温度上昇と、アクチュエータの給電線の電磁放射線の
増大を生じることになる。
【0010】特に騒音発生とアクチュエータ摩耗の観点
からの改善は、冒頭に述べたドイツ連邦共和国特許出願
公開第19530121号公報によって知られている技
術水準によってもたらされる。この公報では、電磁アク
チュエータのアーマチュアの衝突速度を低減するための
方法が提案されている。この場合、アーマチュアがそれ
を受け止めるコイルの極面に近接するにつれて、このコ
イルにかかる電圧が予め設定可能な最大値に制限される
(すなわち、実質的に低減される)ので、コイルを流れ
る電流は、電圧制限時間の一部の間低下する。この公報
には更に、電圧制限または電圧低下の程度を特性マップ
で定めることが記載されている。この場合、対応する値
と、この電圧低下を開始するその都度の時点を、実験的
な方法で決定しなければならないであろう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、本発明
の課題は、一層の改善を行うことである。すなわち請求
項1の上位概念に記載された電磁アクチュエータの当接
速度を低下させるための簡単に実施可能で効果的な方法
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、受け止め過程の受け止め相に制動相が接続し、この
制動相でアーマチュアがコイルに当接するまで電圧がク
ロックパルス制御されてこのコイルに加えられ、電圧−
クロックの関係がアーマチュア目標運動を示す目標軌跡
に基づいてコントローラによって決定されることによっ
て解決される。有利な実施形と他の実施形は従属請求項
に記載されている。その際、本発明の有利な実施形で
は、コントローラによって、電圧−クロックの関係に加
えて、量的に一定の電圧値の正負符号が定められる。す
なわち、正の電圧値または負の電圧値または電圧値
“零”がアーマチュアを受け止めるコイルに加えられ
る。
【0013】本発明では、公知の電流制御または同様に
公知の(経験的に決定される、受け止め過程中の電圧低
下が、制御によって置き換えられる。この制御は、受け
止め過程のいわゆる制動相の間、アーマチュアがそれを
受け止める磁気コイルに当接する直前に、電圧をこのコ
イルに制御して加え、しかもクロックパルス制御で加え
る。この場合、電圧(並びに場合によっては電圧の正負
符号)の遮断および投入のためのその都度の切換え時点
は、アクチュエータ目標運動を示す目標軌跡に基づいて
定められる。
【0014】概念“軌跡”は制御技術の専門家にとって
知られており、コントローラによって制御されて動かさ
れる物体の軌道カーブを、状態空間内で描く。すなわ
ち、本件の場合には両電磁石イルの間でのアーマチュア
の軌道カーブである。その際、この目標軌跡が時間(通
常のごとく“t”で示す)に対してあるいは時間に依存
して、アーマチュアの位置に関する値(以下“変位座
標”とも呼ぶ)、アーマチュアの速度に関する値および
アーマチュアの加速度に関する値を含んでいると有利で
ある。すなわち、この目標軌跡は、適当な制御機器に固
定記憶可能であるかあるいはそのときの境界条件に依存
して後で詳しく説明するように個別的に演算可能である
簡単な値表である。その際、試験と演算によって、制御
のためのこのような目標軌跡が上記の制動相にのみ設け
ることで充分であることが判った。というのは、制御を
行う時点で常に、受け止め相内でまだ動いているアーマ
チュアが次のような状態にあるからである。すなわち、
アーマチュアの位置(すなわち、変位座標)と速度と加
速度が、互いにほぼ一定の関係を有する(少なくとも上
記の用途のために要求される条件の範囲内で)状態にあ
るからである。
【0015】
【発明の実施の形態】図2には、制御コンセプトがブロ
ック図として示してある。この場合、コントローラには
参照番号10が付けてあり、制御はアーマチュア目標運
動を示す目標軌跡20の信号に基づいて行われ、この場
合コントローラ10は更に目標軌跡20に並列に配置さ
れたオブザーバ11の信号を処理する。制御コンセプト
またはコントローラ10の出力量は、その都度アーマチ
ュア4d(図1参照)を受け止めるコイル4aまたは4
bに加えられる電圧Uである。この電圧Uは好ましくは
量的に一定の値を有し、コントローラ10によって時間
的にクロックパルス制御で(スイッチモードで)それぞ
れのコイル4aまたは4bに加えられる。この場合、コ
ントローラ10は更に、電圧の正負符号を定めることが
できる。すなわち、正の電圧値または負の電圧値あるい
は電圧値“零”がクロックパルス制御で、アーマチュア
4dを受け止めるコイル4aまたは4bに加えられる。
【0016】その際、往復弁1またはアーマチュア4d
のストローク変化に対応する、コイル4aと4bの間に
おけるアーマチュア4dの、変位座標z(これは適当な
方法で測定される)による位置は、ここで説明する制御
コンセプトの入力量である。この入力量はオブザーバ1
1によって更に処理される。その際、簡単にするため
に、以下において、概念“変位座標”を使用しないで、
アーマチュアの位置を“z”と呼ぶ。
【0017】この変位座標すなわちアーマチュア位置z
から更に、時間tを介して1回または2回微分すること
によって、アーマチュアの速度z′と、アーマチュア加
速度z″が評価または算出可能である。その際、値z
と、それから微分された量z′,z″はオブザーバ11
によって算出され、いわゆる評価値21としてコントロ
ーラ10に伝えられる。
【0018】更に、評価値21を算出する際にオブザー
バ11によって処理される、ここで説明する制御コンセ
プトの他の入力量は、それぞれのコイル4a,4b(図
1参照)で検出された電流I(しかも加えられた電圧U
の結果としての電流)である。
【0019】次に説明する図3のa,b,c,dは、図
1の装置の両コイル4a,4bの一方によるアーマチュ
ア4dの受け止めの間の、本発明による制御の個々の相
を示している。
【0020】その際、上側のブラフ(図3のa)には、
アーマチュアを受け止める電磁コイルに加えられる電圧
Uが、時間tに対して記入されている。第2のグラフ
(図3のb)には、アーマチュア4dの変位座標z(す
なわち、z=0とz=zmax の間の値をとるアーマチュ
ア位置z)が示してある。その際、図3のaには、本発
明による個々の相、すなわち受け止め相FP、制動相B
Pおよびアーマチュアがコイルに当たった後行われる保
持相HPが記載されている。
【0021】アーマチュアを受け止めるコイルに電圧U
が印加される時点t1 における受け止め相FPのスター
トについて言うと、この投入時点t1 は基本的には或る
限界内で自由に選択可能である。この場合、アーマチュ
ア4dを受け止めできることだけが必須条件である。こ
こで、簡単にするために、アーマチュア位置zが選定可
能な所定の閾値を上回るときに、電圧Uを加えることを
提案する。この閾値は基本的には変更可能である。それ
によって、例えば動かすべき往復弁1に作用するいろい
ろな外的力のような(特にガス力のような)付加的な境
界条件を、内燃機関のいろいろな運転時点で考慮するこ
とができる。
【0022】図3のaに示すように、本発明に従い、コ
ントローラ10はアーマチュア4dの受け止め相全体を
2つの相に分割する。すなわち、第1の相としての受け
止め相FPと、第2の相としての、それに続く制動相B
Pに分割する。この制動相には、(アーマチュア4dが
それぞれのコイル4aまたは4bに当接した後で)第3
の相としての普通の保持相HPが続く。この保持相で
は、アーマチュア4dはそれぞれの電磁石コイル4aま
たは4bに確実に当たった後で、この電磁石上に保持さ
れる。そのために、保持電流制御に切換えられる。これ
は図示のように、それぞれのコイル4a,4bに(同じ
値の)電圧Uをクロックパルス制御で印加することによ
って行われる。
【0023】本発明にとって重要な制動相BPでは、公
知の受け止め相FPの後で、時点t 2 で、先ず最初に、
アーマチュア4dを受け止めるそれぞれのコイル4aま
たは4bの電圧供給が中断される。それによって、この
制動相BPがスタートする。この制動相では、値的に一
定の電圧Uが当該のコイル4a,4bにクロックパルス
制御でおよび好ましくは正負符号変更可能に加えられる
(およびそれによって電流Iが流れる)。その際、値的
に一定の電圧Uの遮断および投入のその都度の時点(す
なわち、いわゆる電圧−クロックの関係)と、電圧の正
負符号(すなわち、負の電圧値または正の電圧値の選
択)は、コントローラ10で決定される。コントローラ
10の機能について次に説明する。アーマチュア4d
(図1参照)を受け止めるコイル4aまたは4bへのア
ーマチュアの当接速度を所望されるように低下させるた
めに、アーマチュアはその飛行相で既に、すなわち当接
の前に制御して制動しなければならず、しかもいわゆる
制動相BPで制動しなければならない。勿論、この制動
相BPはアクチュエータ4によって操作される内燃機関
往復弁1の開閉時間を、必要以上に延長しないようにす
べきである。
【0024】この要求を満足するコントローラ10を開
発するために、アーマチュア運動のための適当な状態量
を選択すべきである。この場合、アーマチュア位置z
と、基本的にはアーマチュア位置zの時間的な差によっ
て算出可能であるアーマチュア速度z′のほかに、アー
マチュア加速度z″が第3の状態量として選択される。
というのは、このアーマチュア加速度がアーマチュア速
度z′の直接的な微分値として、容易に解釈可能な量で
あるからである。原理的には、他の状態量によって制御
を行うことができる。
【0025】制動相BPの間、コントローラ10はその
所望な機能を実施するために、すなわちアーマチュア4
dをできるだけソフトにかつ衝撃のないように、アーマ
チュアを受け止める電磁石コイル4a,4bに載せるこ
とができるようにするために、いわゆる目標軌跡20に
基づいて作用する。この目標軌跡は時間tに依存して、
アーマチュア4dの位置z、速度z′および加速度z″
の互いに相関する値を含んでいる。従って、この目標軌
跡20は図2において簡略化して示した目標値の値表以
外にない。
【0026】電磁アクチュエータ4の運転時にアーマチ
ュア4dの位置z、速度z′および加速度z″の実際の
値が、目標値から大きくずれていると、コントローラ1
0は電圧U(場合によって必要であるこの電圧の正負符
号の変化を含めて)を適当に投入または遮断することに
よってこのずれを補正する。その際、コントローラ10
の詳細な設計は、線形および非線形の制御理論のいろい
ろな方法によって行うことができ、ここでは詳細に説明
しない。
【0027】この値表または目標軌跡20の算出につい
て言うと、この値表または目標軌跡は特に次のような境
界条件から演算される。すなわち、その都度の電磁石コ
イル4aまたは4bに当たる時点でのアーマチュア4d
の加速度z″が“零”を有するという境界条件から演算
される。換言すると、これは、アーマチュア4dが衝撃
のないようにコイル4aまたは4bに当たることを意味
する。他の境界条件は勿論、当接時のアーマチュア4d
の所定の位置(すなわち、z=zmax )と、そのときに
当てはまるアーマチュア速度の値z′=0(零)であ
る。
【0028】更に説明するために、図3のb,c,dを
参照する。この場合、アーマチュア運動の最終相におけ
る、すなわちアーマチュア4dがそれを受け止めるコイ
ル4aまたは4bに当接する前の位置z(図3のb)、
(所望な)アーマチュア速度z′(図3のc)および
(所望な)アーマチュア加速度z″(図3のd)が、時
間tに対して記入されている。この場合、t2 (これは
定電圧が遮断され、本来の制御過程が開始される、受け
止め相FPの最終時点である)と載置時点t4 との間の
時間、すなわち制動相BPが示してある。
【0029】従って、t2 の左側は、アーマチュア4d
が受け止めコイルの方に移動する受け止め相FPであ
る。この場合、加速度z″はこの受け止め相FPで低下
しないだけでなく、既に負の値をとっている。なぜな
ら、例えばコイル4aへのこの近接運動によって、戻し
ばね2b(図1参照)が圧縮されるからである。すなわ
ち、アーマチュア4dの飛行速度z′がこの戻しばね2
bによって既に制動されているからである。
【0030】時点t2 で、本来の制御過程が開始され
る。すなわち、制動相BPがスタートする。この制動相
BPはコントローラ10によって次のように理想的に行
われる。すなわち、アーマチュア4dがコイル4a(ま
たは4b)上にやさしく載る、すなわち載置時点t4
加速度z″が再び値“零”になるように行われる。
【0031】図3のdのz″−t−グラフに示すよう
に、この理想的なひいては所望される加速度変化は、時
点t3 (この時点はt2 よりも遅い)と載置時点t4
の間で非常に良好に直線に近づき、そして時点t2 とt
3 の間で放物線に近づく。従って、t3 <t4 に関し
て、次の関係が当てはまる。
【0032】z″(t)=j・(t4 −t) z′(t)=j/2・(t4 −t)2 z(t)=j/6・(t4 −t)3 +ze その際、z′(t)とz(t)に関する式は、関連する
境界条件を考慮して、加速度の時間的な積分z″(t)
から生じる。この場合、“j”は定数である。
【0033】更に、t2 <t<t3 については、次の関
係が当てはまる。 z″(t)=α0 +α1 ・t+α2 ・t2 z′(t)=z′0 +α0 ・t +α1 / 2 ・t2 +α
2 /3・t3 z(t)=z0 +z′0 ・t+α0 /2・t2 +α1/6 ・
3 +α2 /12 ・t4 その際、定数z0 ,z′0 ,α0 ,α1 ,α2 は、時点
3 でのz″,z′,zに関する連続条件から決定可能
である。この場合、この定数の2つは自由に選択可能で
ある。α0 の値と、上記の放物線(時点t3 )の頂点の
位置は、或る限界内で任意に選択可能である。
【0034】その際、上記の目標軌跡をそれぞれ直線の
一部と放物線によって示すことは必ずしも必要ではな
い。例えば多項式、正弦関数等のような他の数学幾何学
的関数を全く同様に使用することができる。
【0035】上記の説明から判るように、コントローラ
10はその機能を発揮するために3つの状態量を必要と
し、この状態量は好ましくはアーマチュア位置zと、ア
ーマチュア4dの運動速度z′と、アーマチュア加速度
z″である。基本的には、これらの状態量を、適当なセ
ンサによって測定することができる。しかし、センサを
節約するためにあるいはコストのかかるセンサを低コス
トのセンサによって置き換えるために、この状態量の少
なくとも2つを、図2に関連して既に簡単に説明したい
わゆるオブザーバ11によって求めることができる。
【0036】オブザーバ11内で、アクチュエータモデ
ルがアクチュエータ4に平行に接続されている。このア
クチュエータモデルにはアクチュエータ4にとって重要
な実際量、すなわちそれぞれのコイル4a,4b内で検
出された電流Iの量が供給される。これに基づいて評価
されたアーマチュア位置を、このオブザーバ11内で、
実際に測定され入力量としてオブザーバ11に付加的に
伝えられたアーマチュア位置zと比較することができ、
その差を、補正機能を介して、アーマチュアモデルの量
またはいわゆる状態量にフィードバックすることができ
る。モデルエラーまたは開始状態のエラーを含む評価の
際に、オブザーバ11はその中に含まれた補正機能に基
づいて、アーマチュア位置zに関する評価値、アーマチ
ュア4dの運動速度z′およびアーマチュア加速度z″
を、その実際の値に合わせる(本説明と異なり、上記の
値z,z′,z″の代わりに、他の適当な量または状態
量をアクチュエータ状態を示すために用いることができ
る)。
【0037】その際、上記の補正機能の設計は、線形ま
たは非線形の制御理論のいろいろな方法で行うことがで
き、ここでは詳しく説明しない。本発明の他の有利な実
施形を説明する前に、次に、目標軌跡に基づくコントロ
ーラ11を使用することによって生じる、本発明による
方法の重要な利点についてまとめて説明する。
【0038】提案された完全な状態復帰は原理的には、
電磁石コイル4aまたは4bに対するアーマチュア4d
の任意に低い衝突速度を示すことができる。特に、アー
マチュア4dが衝撃のないように(すなわち、値“零”
の加速度z″で)コイルに当たることができるので、時
点t4 でのこの当接による騒音発生が最小となる。
【0039】前もってあるいは適当な電子制御装置のバ
ックグラウンドで演算された目標軌跡により、本来の制
御過程中のリアルタイム演算作業が少なくなる。その
際、上記の有利な用途の場合、目標軌跡の演算は、内燃
機関の運転中に適応を可能にし、しかも例えば回転数、
負荷トルク、温度、摩耗等のような内燃機関の実際の運
転状態に依存して適応を可能にする。
【0040】更に、必要なすべての量の測定の問題が、
オブザーバの使用によって、測定量である弁ストローク
またはアーマチュア位置zとコイル電流Iに基づいて解
決される。
【0041】次に、内燃機関往復弁を操作するためのア
クチュエータのアーマチュアの運動を制御するための方
法を、他の方法の達成に関連して補足説明する。この方
法に従って、アーマチュアおよびまたはガス交換往復弁
のいろいろな運動経過のためのいろいろな目標軌跡が設
けられている。その際、更に説明するために、いわゆる
目標軌跡はアーマチュア4dの所望な運動経過だけによ
って簡略化して示してあり、参照番号20または20
a,20b,20c・・・を付けてある。
【0042】従って、このような実施形により、アーマ
チュア4dと往復弁1を、所望な方法でその都度の端位
置に移行させることができるだけなく、そのほかに上記
要素の他の運動経過を変換することができる。起こり得
る他の運動経過の例が、既に述べたように簡略化して示
した目標軌跡20a,20b,20cの形で図4,5に
示してある。この場合それぞれ、図1の目標軌跡20の
図示に類似して、アーマチュア4dの変位座標の変化が
時間tに対して示してある。
【0043】例えば、往復弁1をその完全開放位置に案
内する目標軌跡20a(図4参照)のほかに、図5に示
した、往復弁1を部分的に開放する少なくとも1つの目
標軌跡20bを設けることができる。その際、図5の図
示は、次の点で図1,4の図示と異なっている。すなわ
ち、図5には往復弁1の開閉運動が示され、それによっ
て時間軸線(t)が図1,4よりも長い時間にわたって
延びている点が異なっている。その際(図示のように)
往復弁1がそれを部分的に開放する目標軌跡20bによ
ってその閉鎖位置の近くに保持されると有利である。す
なわち、往復弁1を操作するアーマチュア4dの変位座
標zの値変化が比較的に小さいので、閉じた往復弁1か
ら出発してあるいはz=z1 (すなわち、アーマチュア
4dが閉鎖コイル4aに接触している)から出発して、
短いアーマチュアストロークz=z3 または変位座標z
3 が達成される。
【0044】従って、このような目標軌跡20bによ
り、上記のコントローラを用いて、架空の端位置でアー
マチュア4dの浮動位置が生じる。この端位置で、アー
マチュア4dは、前もってアーマチュアを解放した閉鎖
コイル4aから少なくとも少しだけ離れたままである。
それによって、例えば往復弁1の開放運動時に、開放コ
イル4b(これについては図1参照)ではなく、架空の
端位置、すなわちアーマチュア4dのz=z3 が閉鎖コ
イル4aの近くで動き始める。この端位置はは例えば約
1〜2mmの往復弁1の最小弁ストロークに一致する。
アーマチュア4d、ひいては往復弁1がこのような位置
(例えばz3 )で浮動保持されると、これは内燃機関吸
気弁の操作時に混合気処理を改善することになり、内燃
機関排気弁の操作の場合には、内燃機関の専門家にとっ
て基本的に知られているように、給気運動を最適化する
ことになる。
【0045】更に、特に往復弁1の閉鎖過程のために、
電磁石コイルまたは閉鎖コイル4aから少し離隔してア
ーマチュア4dを少なくとも短時間保持する目標軌跡2
0cを設けることができる。この場合、図4に示すよう
に、z=z0 から出発して先ず最初に、アーマチュア4
dの最初の準端位置のスタートが行われる。この端位置
はz=z0 によって定義され、アーマチュア4dは少な
くとも少しだけ、アーマチュアを受け止めるコイル4a
から離隔されたままである。その後で、第2のアーマチ
ュア端位置がスタートする。この第2の端位置はその機
械的な端位置、すなわちz=z1 に一致する。これによ
って、内燃機関の往復弁機構における電子的な弁遊び補
正が可能である。従って、内燃機関往復弁1の閉鎖過程
で、アーマチュア4dは先ず最初に位置z2 の方に移動
する。この位置は弁座30(図1参照)における往復弁
1の載置に一致する。続いて、アーマチュア4dは位置
1 に移動する。この位置はその本来の機械的端位置に
一致する。この端位置では、アーマチュアは閉鎖コイル
4aに接触する。
【0046】更に、それに続く往復弁1の開放の際、先
ず最初に、アーマチュア4dの第1の準−端位置が弁遊
び(すなわち、再び位置z=z2 )に相応してスタート
し、続いて第2の端位置がスタートする。この第2の端
位置は開放コイル4b上のアーマチュア4dの機械的な
端位置に一致する(すなわち、z=z0 )。それによっ
て、アーマチュア4dは位置z2 の弁隙間に基づいてあ
るいは弁遊びを克服して、往復弁1のシャフトにできる
だけやさしく衝突する。
【0047】更に、電磁石コイル4a,4bにおけるア
ーマチュア4dの機械的な端位置の代わりに、アーマチ
ュア4dの架空の端位置すなわちいわゆる準−端位置
(z0とz1 の間)がスタートする。すなわち、図示し
ていない目標軌跡が設けられている。この目標軌跡は往
復弁1を例えばその端位置に移動させ、その際アーマチ
ュア4dはそそれぞれの電磁石コイル4aまたは4bか
ら離隔保持される。これにより、架空の端位置または準
−端位置におけるアーマチュア4dのいわゆる浮動位置
が生じる。この端位置では、アーマチュア4dは少なく
とも少しだけ、アーマチュアを受け止めるコイル4aま
たは4bから離隔されたままである。それによって、往
復弁1の開放およびまたは閉鎖時に、アーマチュア4d
の機械的な端位置の代わりに、架空の端位置がそれぞれ
の電磁石コイル4aまたは4bの前に移動し、アーマチ
ュアはこの中間位置で、適当な目標軌跡を加工する冒頭
に述べたコントローラによって浮動保持される。それぞ
れのコイル4aまたは4bに対してアーマチュア4dが
衝突しないので、これにより、弁機構の騒音発生が大幅
に低減される。
【0048】既に述べたように、このいろいろな目標軌
跡20,20a,20b,20c・・・が電子式コント
ローラで加工される。このコントローラは、それぞれの
電磁石コイル4aおよびまたは4bの通電を、適当な電
圧−クロックの関係(電圧−クロックの比)によって開
始する。このコントローラを丈夫にするために、設けら
れたすべての目標軌跡20・・・は運転状態の量として
定められる。この運転状態では、制御される系、すなわ
ちガス交換往復弁1の電磁弁機構が、所望な挙動を有す
る。そのために、この考察される系がその都度所望され
る目標軌跡に相応して所望な運転状態にもたらされ、そ
の都度の運動経過が終了するまでこの運転状態をもはや
逸脱しない。これは適当な前提条件の下で、不連続な操
作信号によって、二位置コントローラのように行うこと
ができる。或る前提条件の下では、所望な運転状態が偏
差または外乱と無関係に選定可能であるので、制御され
る系は偏差や外乱に左右されない。
【0049】次に、いろいろな目標軌跡20,20a,
20b,20c・・・に基づくコントローラを使用する
この方法の重要な利点についてまとめて説明する。
【0050】提案された完全な状態復帰は、それぞれの
電磁石コイル4aまたは4bに対するアーマチュア4d
の低い任意の衝突速度を生じることができる。しかし、
アーマチュア4dがそれぞれのコイル4a,4bにもは
や載らないときには、それに関連する載置騒音は完全に
消滅する。更に、そうでないときに載置によって発生す
る摩耗現象が充分に除去される。
【0051】特に戻しばね2a,2bによっておよび磁
気的な設計によって全体的に定められる或る限界内で、
アクチュエータ4ひいては往復弁1のストロークを任意
に調節することができ、個々の開閉過程のために変更可
能である。
【0052】そうでないときに機械的な内燃機関往復弁
機構の場合に必要である液圧式弁遊び補正装置を省略す
ることができ、(常に必要である既存の)弁遊びを電磁
的に補正することができる。
【0053】上述のように、アーマチュアに近い位置に
あり、従って通電されるコイルに加えられる電圧がクロ
ックパルスで制御され、コントローラの電圧−クロック
の関係がアーマチュア目標運動を示す目標軌跡に基づい
て定められるように、電磁アクチュエータのアーマチュ
アの運動は制御される。その際、コントローラおよびま
たは目標軌跡は内燃機関のいろいろな運転状態に適合可
能である。既に述べたように、目標軌跡の演算は内燃機
関の運転中も適応を可能にし、しかも例えば回転数、負
荷トルク、温度、摩耗等のような実際の運転状態に依存
して適当を可能にする。すなわち、実際には、アクチュ
エータの動的挙動は特にガス交換往復弁に作用するガス
力に基づいて、内燃機関の負荷状態や回転数に大きく左
右される。更に、部品温度の変化、特に内燃機関潤滑油
の温度の変化と、摩耗現象は、アクチュエータの機械的
な特性を変えることになる。
【0054】次に、上記の適合の少なくとも一つがどの
ようにしてきわめて効果的に実施可能であるかについて
説明する。これによれば特に、いろいろな内燃機関運転
状態への適合の方法が特に数値的な最適化アルゴリズム
に基づいて行われ、電子制御ユニットに格納可能であ
る。更に、内燃機関の運転の際に、変化する外部の境界
条件に対するコントローラおよびまたは目標軌跡の付加
的な適合を、少なくとも一時的に行われるバックグラウ
ンドプロセスで行うことができる。
【0055】それによって、いろいろな内燃機関運転条
件に対する適合が先ず最初に行われるので、この適合の
結果を電子制御ユニットに固定記憶することができる。
内燃機関の実際の運転状態に依存して、コントローラは
適当な適合によって作動するかあるいはこの運転状態に
適合した目標軌跡に従う。その際、先ず最初の適合の事
実について述べると、この適合はシミュレーションに基
づいておよびまたは試験台測定に基づいて実施可能であ
る。
【0056】この適合のために基本的には、数値的な最
適化アルゴリズムの使用が提案される。特に、アーマチ
ュア運動のための制御プロセス全体を、少なくとも1つ
の適切な制御基準に基づいて最適化すべきである。この
ような制御基準の例は、アーマチュアを適切に受け止め
る電磁石コイルに対するアーマチュアの衝突速度あるい
は衝突の時点でのアーマチュアの加速度である。
【0057】特に変化する境界条件に対する適合は、内
燃機関の運転時に、少なくとも一時的に行われるバック
グラウンドプロセスで行われる。この場合、適当な電子
制御ユニットによって、いわゆる現在進行中の適応を可
能にするために、充分な演算能力が供される。
【0058】従って、付加的に提案した手段により、ア
クチュエータのための制御運転または運動制御方法の運
転が、内燃機関のいろいろな運転状態で保証される。更
に、外的因子に基づく機械的な特性の変化が制御で考慮
される。しかし、これと多数の他の細部は、特許請求の
範囲の内容を逸脱することなく、上記の説明と全く異な
るように形成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の往復弁の従来の閉鎖過程を示す。
【図2】制御コンセプトのブロック図である。
【図3】一方のコイルによるアーマチュア受け止め中
の、本発明による制御の個々の相を示す。
【図4】往復弁をその完全開放位置に案内する目標軌跡
を示す。
【図5】往復弁を部分的に開放する少なくとも1つの目
標軌跡を示す。
【符号の説明】
1 往復弁 2a 弁閉鎖ばね=(第1の)戻
しばね 2b 弁開放ばね=(第2の)通
しばね 3 弁遊び補正要素 4 アクチュエータ 4a 電磁石コイル=閉鎖コイル 4b 電磁石コイル=開放コイル 4c 突棒 4d アーマチュア 10 コントローラ 11 オブザーバ 20 目標軌跡 20a 往復弁を閉鎖位置に動かす
アーマチュアの目標軌跡 20b 往復弁に小さなストローク
を生じるアーマチュアの目標軌跡 20c 弁遊びを考慮するアーマチ
ュアの目標軌跡 21 オブザーバ 30 往復弁の弁座 BP 制動相 FP 受け止め相 HP 保持相 I 電磁石コイル内の電流 U 電磁石コイルの電圧 t 時間 t1 受け止め相の開始時点 t2 受け止め相の終了時点=制
動相の開始時点 t4 コイルにおけるアーマチュ
アの載置時点 z アーマチュアの位置=アー
マチュア位置の変位座標 z′ アーマチュアの運動速度 z″ アーマチュア加速度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コンラート ライフ ドイツ連邦共和国 デー・85764 オーバ ーシュライスハイム アイヒェンシュトラ ーセ 12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーマチュア(4d)が2個の電磁石コ
    イル(4a,4b)の間で振動するように、その都度少
    なくとも1個の戻しばね(2a,2b)の力に抗して電
    磁石コイル(4a,4b)の交互の通電によって動かさ
    れ、いわゆる受け止め相の間、先ず最初に通電されたコ
    イル(4a,4b)にアーマチュア(4d)が近づくに
    つれて、アーマチュア(4d)を受け止めるコイル(4
    a,4b)に加えられる電圧(U)が低下させられる、
    特に内燃機関のガス交換往復弁(1)を操作するため
    に、電磁アクチュエータ(4)のアーマチュア(4d)
    の運動を制御する方法において、受け止め過程の受け止
    め相(FP)に制動相(BP)が接続し、この制動相で
    アーマチュア(4d)がコイル(4a,4b)に当接す
    るまで電圧(U)がクロックパルス制御されてこのコイ
    ルに加えられ、電圧−クロックの関係がアーマチュア目
    標運動を示す目標軌跡(20)に基づいてコントローラ
    (10)によって決定されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 量的に一定の正または負の電圧値または
    電圧値“零”がクロックパルス制御されて、アーマチュ
    ア(4d)を受け止めるコイル(4a,4b)に加えら
    れることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 コントローラ(10)がアーマチュア運
    動に対して平行に算出されたこのアーマチュア運動の評
    価値(21)を目標軌跡(20)と比較することを特徴
    とする請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 目標軌跡(20)が時間に対する、アー
    マチュア(4d)のストローク(z)、速度(z′)お
    よび加速度(z″)の値を含んでいることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 目標軌跡(20)が特に境界条件から演
    算され、この境界条件で、アーマチュア(4d)の速度
    (z″)が電磁石コイル(4a,4b)に当接する時点
    で値“零”を有することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 アーマチュア(4d)およびまたはガス
    交換往復弁(1)のいろいろな運動経過のためのいろい
    ろな目標軌跡(20a,20b,20c・・・)が設け
    られていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一
    つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 往復弁(1)をその完全に開放した位置
    に案内する目標軌跡(20a)のほかに、往復弁(1)
    を部分的に開放する少なくとも1つの目標軌跡(20
    b)が設けられていることを特徴とする請求項6記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 往復弁(1)がそれを部分開放する目標
    軌跡(20a)によってその閉鎖位置近くに保持される
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 往復弁(1)の閉鎖過程のために、アー
    マチュア(4d)を少なくとも短時間だけ電磁石コイル
    (4a)から少しだけ離隔保持する目標軌跡(20c)
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいず
    れか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 往復弁(1)をその端位置に動かし、
    その際アーマチュア(4d)をその都度の電磁石コイル
    (4aまたは4b)から離隔保持する目標軌跡(20)
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいず
    れか一つに記載の方法。
  11. 【請求項11】 コントローラ(10)およびまたは目
    標軌跡(20a,20b,20c・・・)が内燃機関の
    いろいろな運転状態に適合している、請求項1〜10の
    いずれか一つに記載の方法において、適合の方法が特に
    数値的な最適化アルゴリズムに基づいて行われ、かつ電
    子制御装置に記憶されることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 コントローラ(10)およびまたは目
    標軌跡(20a,20b,20c)がそれ自体変化する
    外部の境界条件に適合する、請求項11記載の方法にお
    いて、内燃機関の運転時に少なくとも一時的に経過する
    バックグラウンドプロセスで適合が行われることを特徴
    とする請求項11記載の方法。
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