JP2000048994A - 接地装置 - Google Patents

接地装置

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JP2000048994A
JP2000048994A JP10216606A JP21660698A JP2000048994A JP 2000048994 A JP2000048994 A JP 2000048994A JP 10216606 A JP10216606 A JP 10216606A JP 21660698 A JP21660698 A JP 21660698A JP 2000048994 A JP2000048994 A JP 2000048994A
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grounding
contact piece
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face
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Application number
JP10216606A
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English (en)
Inventor
Munenobu Okubo
旨宣 大久保
Shinsuke Kawashima
伸介 川島
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接地対象となる部分が薄い板金材等の剛性に
乏しい板材であっても、確実な接地機能が得られるとと
もに、部品交換やメンテナンスもし易い接地装置を提供
する。 【解決手段】 バネ材で形成された接触片1と、バーリ
ングナット2が形成された厚板枠部材4とをスポット溶
接で一体化して、装置固定面にボルト止めされる接地装
置Aを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等のOA機器に好適な接地装置に関する。
【0002】
【従来の技術】OA機器等においては、近年のデジタル
化により、放射電界等の電波ノイズの増加に対してEM
I対策の重要性も増してきており、そのために接地強化
が望まれている。そこで、前述のように板金材どうしを
バネ鋼等の可撓性部材による接地具を用いて付勢接触さ
せる場合、板金材が厚板で面剛性が十分あるときには、
単に薄板バネ材で成る接地具をビス止めするだけでしっ
かりと固定できる。ところが、コストダウンや軽量化等
のために板金材の板厚が薄くなってくるとビス止めが機
能しなくなるので、接地具を外枠板に直接溶接したり、
複数のリベット等によるカシメ止めを行う等の工夫が必
要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外枠板の板厚が薄い
と、枠板自体が弾性変形して接地具の付勢接触が不確実
になり易いとか、溶接不良やカシメ不良による接触不良
に起因したノイズ発生が生じ易く、そのノイズに対する
シールド効果も不足気味になるといった不都合のおそれ
があるとともに、接地具を直接外枠板に溶接やカシメで
固定させる加工行程が行い難いものであり、部品交換も
困難である等、従来の接地手段としては改善の余地があ
った。
【0004】本発明の目的は、接地対象となる部分が薄
い板金材等の剛性に乏しい板材であっても、確実な接地
機能が得られるとともに、部品交換やメンテナンスもし
易い接地装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕第1発明は、可
撓性を備えた導通材料で成る接触片と、装置固定面に螺
着自在な枠部材とを一体化して接地装置を構成したこと
を特徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明において、バネ材で
形成された接触片と、ナット部が形成された枠部材とを
溶着して接地装置としたことを特徴とする。
【0007】〔作用〕請求項1の構成によれば、可撓性
を備えた導通材料で成る接触片と、装置固定面に螺着自
在な枠部材との2部品を一体化して接地装置としたか
ら、接触片は導通を、かつ、枠部材は螺着性を夫々目的
としたものに照準を絞って機能分担させることができ
る、故に、接触片をバネ鋼材等の導通性及び弾性復元性
に優れた部材、すなわち剛性には乏しい薄板を採用し
て、接地装置が装着される側の板材や接地される側の板
材が薄くて変形し易い場合でも、接触片を追従させて十
分に付勢接触させることができ、確実な接地状態を得る
ことが可能になる。
【0008】そして、枠部材には接触片の支持機能と装
置固定面への取付け機能とを満たせば良いので、ナット
部が形成できる比較的厚肉の板材を用いての剛性と広い
面で装置固定面に螺着できて、確実な導通性を得ながら
接触片を変形無く良好に支持できるようになる。装置固
定面が剛性に乏しい薄板であっても、枠部材に剛性を持
たせられるので締め付け面の歪みや締結力不足になるこ
と無くしっかりと導通支持できるので、従来のように溶
接やカシメを用いる必要がない。又、螺着であるので接
地装置の組み付け及び取り外しが容易になり、交換や点
検等の着脱融通性が格段に向上する。
【0009】請求項2の構成によれば、枠部材にナット
部を形成したので、ボルト単品の簡単操作で装置固定面
への組み付けが行えるとともに、確実に付勢接触できる
バネ製接触片とを溶接したので、リベットカシメやネジ
止め手段で一体化する場合に比べて両者の確実な導通状
態を維持できるとともに、余分な突起部分が無いので、
装置固定面への有効な面接触が得られる平面状に仕上げ
ることができる点も好ましい。
【0010】〔効果〕請求項1及び2に記載の接地装置
では、導通用の接触片と取付け用の枠部材との機能の異
なる2部品の一体化で構成する工夫により、接地対象と
なる部分が薄い板金材等の剛性に乏しいものであっても
確実な接地機能が得られるとともに、螺着によって部品
交換やメンテナンスに有利となる合理的なものとして提
供することができた。
【0011】請求項2に記載の接地装置では、装置固定
面との導通に有利な面接触状態が得られ、かつ、ボルト
のみの簡単な操作で着脱できる利点が追加される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、先端
が複数に枝分かれ加工されたバネ板で成る接触片1と、
1箇所のナット部2と折曲げ爪3とが形成された厚肉の
板金製枠部材4とを、2箇所のスポット溶接で一体化し
て接地装置Aを構成してある。
【0013】接触片1の先端側は、枠部材4と反対側に
突出するように湾曲形成してあり、接地対象面への良好
な付勢接触状態が得易いようにしてある。ナット部2
は、枠部材4のバーリング加工部に螺刻して成るバーリ
ングナットに一体形成されるとともに、折曲げ爪3はボ
ルト止めの際に接地装置Aの回り止めを担うものであ
る。
【0014】図3、図4に実機への装着例を示してい
る。すなわち、複写機の外枠材を構成する薄板のフレー
ムカバー(装置固定面の一例)5の内面に接触片1の根
元側部分1aが接触する状態で、フレームカバー5の外
側からの操作による1本のボルト(又はビス)6で接地
装置Aを取付けてある。接触片1は、その複数に枝分か
れした先端側部分1bをボルト6の上部に形成された横
に長い長孔7を通してカバー外部に取出してあり、その
外部に露出された先端側部分1bが、アース用金属板や
他の機械装置類の導通面等による接地対象面8に付勢接
触するように、それらフレームカバー5と接地対象面8
とを連係配置してある。
【0015】又、折曲げ爪3は、ボルト6の斜め下部に
おいてフレームカバー5に形成された孔5aに係入され
ている。フレームカバー5から外側への突出物は、接触
片先端側部分1b以外には、ボルト6の頭部分と折曲げ
爪3の先端部分のみであるが、折り曲げ爪の突出量をフ
レームカバー5の板厚範囲内に収まるものとし、かつ、
丸皿ビス及びそれ用のテーパ孔加工をフレームカバー5
に施すようにすれば、フレームカバー5の外側面から全
く突出しないようにすることが可能である。
【0016】このように、フレームカバー5の内面に接
触片1を直接接触させるようにすれば、枠部材4を直に
接触させるに比べてより確実な導通状態が得られるとと
もに、接地対象面8との接触面と同じ側とすることがで
きるので、片側面だけ電導性に優れた部材で接触片1を
構成できる利点がある。
【0017】〔別実施形態〕接触片1と枠部材4とをカ
シメやビスで一体化した接地装置でも良く、又、枠部材
4が直接装置固定面に接するように螺着しても良い。本
実施形態では、接地に必要となる接触片1の先端側部分
1bのみが装置固定面5の外側に張り出すようにしてあ
るが、接地装置A自体を装置固定面5の外面に螺着する
ようにしても良い。
【0018】接地装置Aを2本のボルト6,6で螺着し
て回り止めを不要にするとか、装置固定面5及び枠部材
4の双方に単なる孔を形成し、ボルトとナットとを用い
て螺着させる構造でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】接地装置の正面図
【図2】接地装置の側面図
【図3】接地装置の装置固定面への装着状態を示す斜視
【図4】実機での接地作用状態にある接地装置を示す側
面図
【符号の説明】
1 接触片 2 ナット部 4 枠部材 5 装置固定面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を備えた導通材料で成る接触片
    と、装置固定面に螺着自在な枠部材とを一体化して成る
    接地装置。
  2. 【請求項2】 バネ材で形成された前記接触片と、ナッ
    ト部が形成された前記枠部材とを溶着してある請求項1
    に記載の接地装置。
JP10216606A 1998-07-31 1998-07-31 接地装置 Pending JP2000048994A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102298285A (zh) * 2010-06-28 2011-12-28 富士施乐株式会社 图像形成设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102298285A (zh) * 2010-06-28 2011-12-28 富士施乐株式会社 图像形成设备
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