JP2000048426A - カ―トリッジテ―プ駆動装置及びテ―プ速度を調節する方法 - Google Patents

カ―トリッジテ―プ駆動装置及びテ―プ速度を調節する方法

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JP2000048426A
JP2000048426A JP11204736A JP20473699A JP2000048426A JP 2000048426 A JP2000048426 A JP 2000048426A JP 11204736 A JP11204736 A JP 11204736A JP 20473699 A JP20473699 A JP 20473699A JP 2000048426 A JP2000048426 A JP 2000048426A
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temperature
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temperature sensor
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ニュートン マイケル
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジテープ駆動装置の作動時にテー
プカートリッジに生じる熱による不都合を回避するこ
と。 【解決手段】 テープカートリッジ12と共に使用する
カートリッジテープ駆動装置10は、テープカートリッ
ジを受け入れる寸法の開口21を有するハウジング20
と、ハウジング内に設けられた磁気ヘッド26とを有
し、ハウジング20内には温度センサが設けられてい
る。温度センサは、テープカートリッジ12が開口21
を通してハウジング20内に受け入れられて磁気ヘッド
26と作動的に係合しているときに、テープカートリッ
ジ12の温度を検出する。温度センサ16によって検出
された温度は所定のしきい値と比較され、その比較結果
に応じてテープ速度が自動的に調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジテー
プ駆動装置、特にテープ速度を調節して最適な作動を行
えるカートリッジテープ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ記憶装置は、一時的および恒
久的記憶を行うための経済的かつ信頼性の高い記憶装置
であり、通常多量のデジタルデータを記憶するために使
用される。磁気テープを使用した記憶装置は、基本的に
逐次的記録を行うものであり、他の形式の記憶装置に比
較してアクセス時間は長くなるが、大きな故障の起こる
危険性が殆どないものである。従って、フロッピーディ
スク及びハードディスクファイルのデータバックアップ
用に磁気テープを使用した記憶装置を利用するのが一般
的である。一般に、一日又はその他の作動期間の終わり
に、ランダムアクセス記憶装置の全内容を読み取り、そ
のデータを次のバックアップが行われるときまで記憶し
ておく方法が採用される。データ量が限られている場合
には一つのテープ装置とテープリール若しくはカートリ
ッジとがあれば十分であるが、データベースがさらに大
きくなると、多くのテープリール若しくはカートリッジ
が必要となる。
【0003】カートリッジテープ駆動装置には数年来技
術的改良がなされてきており、容量が増加すると共に寸
法が著しく小さくなってきている。カートリッジテープ
駆動装置と共に使用されるテープカートリッジ(カセッ
トとも称される)は非常に小さく、標準のテープカート
リッジは、82.54mm(3.25″)×66.04
mm(2.5″)×12.70mm(0.5″)で、基
準テープ幅は6.35mm(0.25″)である。テー
プカートリッジのデータ容量及び移送速度はこの数年間
に増加してきている。例えば、ミネソタ、セントポール
のイメーションコーポレーション(Imation C
orporation)によって製造されているトラバ
ン(Travan)ミニカートリッジ、モデルTR−4
は、テープの走行速度が毎秒3.048m(mps)
(毎秒120″、ips)のときに、毎秒783キロバ
イト(Kbps)の持続移送速度において、データ記憶
容量は4.0ギガバイト(GB)(非圧縮データ)に達
する。近い将来には、テープカートリッジに15GB以
上の非圧縮データを記憶することが期待されている。
【0004】テープカートリッジおよびテープ駆動装置
の技術的進歩にも拘らず、テープがその最高速度3.0
48mps(120ips)で作動するときは、データ
移送速度はカートリッジに発生する熱の量によって制限
される。特にカートリッジテープが所定時間に亘り比較
的高速で作動するとき、例えば半時間に亘り3.048
mps(120ips)の速度で作動するときには、テ
ープカートリッジ内の構成部材間の摩擦に起因して多量
の熱が発生する。例えばテープカートリッジが半時間に
亘り3.048mps(120ips)の速度で走行し
て所定時間が経過すると、テープはその安全作動温度範
囲を超える。カートリッジテープを正常に機能させかつ
移送されつつあるデータの劣化を防止するためには、熱
を消散させる必要がある。
【0005】上記した問題を解決する一つの方法とし
て、カートリッジテープを3.048mps(120i
ps)の規定最高速度より低い速度で走行させることが
ある。即ち、多くの場合、テープを2.286mps
(90ips)以下の速度で走行させる。このような低
速度にすることにより、テープカートリッジ内の各構成
部材(例えばローラ)の摩擦によって生じる過熱の問題
を最小限にすることができる。
【0006】しかしながら、この方法における明白な欠
点は、テープのデータ移送速度が低下することである。
例えばテープバックアップシステムを効率的に使用する
ためには、通常システムを休止状態にしている期間(例
えば夕方の業務終了時と翌朝の業務開始時との間)に、
大きなデータ移送速度でバックアップデータを記録する
ことが望ましい。
【0007】従って、テープカートリッジ内で構成部材
の摩擦によって生じる熱を最小限にすると共に、データ
移送を最適に行えるようにする装置及び方法が必要とさ
れる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した問題点を解決す
るために、テープカートリッジと共に使用する本発明の
カートリッジテープ駆動装置は、テープカートリッジの
温度を検出するための温度センサと、温度しきい値(t
hreshold value)が生じたときに温度セ
ンサに応答してテープ速度を自動的に調節する制御装置
とを備えている。また、このカートリッジテープ駆動装
置は、テープカートリッジを受け入れる寸法の開口を有
するハウジングと、テープカートリッジをハウジング内
に支持する装置と、ハウジング内に設けられた磁気ヘッ
ドと、磁気ヘッドと作動的に係合するように移動し得る
テープカートリッジと、テープカートリッジが磁気ヘッ
ドと作動的に係合したときにテープカートリッジの温度
を検出する温度センサと、温度しきい値が生じたときに
温度センサに応答してテープ速度を自動的に調節する制
御装置とを具備している。
【0009】また、本発明は、カートリッジテープ駆動
装置内に配置されたテープカートリッジの速度を調節す
る方法を提供する。この方法は、カートリッジテープ駆
動装置のハウジング内にテープカートリッジ受け入れる
段階と、カートリッジテープ駆動装置内に配置されたテ
ープカートリッジを支持する段階と、テープカートリッ
ジを磁気ヘッドと作動的に係合させるように移動させる
段階と、テープカートリッジが磁気ヘッド作動的に係合
したときに温度センサによってテープカートリッジの温
度を検出する段階と、少なくとも一つの温度しきい値が
生じたときに温度センサに応答してテープ速度を調節す
る段階とを有する。
【0010】以下、本発明を図示された実施の形態を参
照してさらに詳細に説明する。なお、全図に亘り、同様
の部材は同様の符号によって示されている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態のカ
ートリッジテープ駆動装置10を示している。このカー
トリッジテープ駆動装置10はテープカートリッジ12
と共に使用するようになっており、テープカートリッジ
12の温度を測定するための温度センサ16(図2)
と、1つ若しくは複数の温度しきい値(thresho
ld value)が生じたときに温度センサ16に応
答して磁気テープ18の速度を自動的に調節する制御器
14(図3)とを備えている。すなわち、カートリッジ
テープ駆動装置10は、テープカートリッジ12を受け
入れる寸法の開口21若しくはアクセスドアー22を有
するハウジング20と、テープカートリッジ12をハウ
ジング20内に支持する装置と、ハウジング20内に設
けられた磁気ヘッド26と、テープカートリッジ12を
移動させて磁気ヘッド26に作動的に係合させる機構若
しくは手段(図示せず)と、テープカートリッジ12が
磁気ヘッド26と作動的に係合したときにテープカート
リッジ12の温度を測定する温度センサ16(図2)
と、温度しきい値が生じたときに温度センサ16に応答
して磁気テープ18の速度を自動的に調節する制御器1
4(図3)とを備えている。
【0012】本発明は主として、テープカートリッジ1
2の測定された温度に応答して磁気テープ18の速度を
調節することに関するものである。本明細書において
は、カートリッジテープ駆動装置10の機能および動作
に関する詳細な説明は省略する。また、磁気ヘッド26
は、磁気テープ18の異なるトラック間を移動し得るよ
うにカートリッジテープ駆動装置10内に装架されてい
るが、その装架機構若しくは軌道調節機構に関する詳細
な説明も省略する。さらに、アクセスドアー22を開
き、テープカートリッジ12をハウジング20内で横方
向へ動かして磁気ヘッド26に作動的に係合させる単数
若しくは複数の機構の説明も省略する。何故なら、これ
らの機構は、本発明に基づいて具体的に構成する駆動装
置に望まれる機能に応じて異なってくる可能性があるか
らである。本発明は、図示された実施形態のカートリッ
ジテープ駆動装置10に限定されるものではなく、ま
た、テープカートリッジ12も、図示された形態に限定
されるものではない。
【0013】本発明は、特定のカートリッジ12内にお
ける熱の蓄積を最低限にすることに限定されるものでは
ない。即ち、本発明は、開発中のものを含む任意のカー
トリッジ12内における熱の蓄積を最低限にするために
採用することができる。しかしながら、例示的に、図示
された実施形態におけるカートリッジテープ駆動装置
は、ミネソタ、セントポールのイメーション コーポレ
ーション(Imation Corporation)
製のトラバン(Travan)ミニカートリッジ、モデ
ルTR−4と共に使用するものとされている。図1に示
されているように、カートリッジ12は、金属製のベー
スプレート28と、金属製の頂部カバー30と、二つの
端壁32、34と、後方側壁36と、前方側壁38とを
有している。端壁32、34はベースプレート28およ
び頂部カバー30の端縁から僅かに引っ込められてい
る。ベースプレート28はそれぞれインデクス切欠き4
4、46を有し、それら切欠きはベースプレート28の
端縁から内方へ向けて端壁32、34まで延びている。
使用時にテープカートリッジ12はカートリッジテープ
駆動装置10のハウジング20内に支持される。
【0014】テープカートリッジ12内には1対のスプ
ール48、50が回転可能に装架されている。スプール
48、50の周りには磁気テープ18が巻かれていて、
磁気テープ18の一部分がスプール48、50の間を延
びている。スプール48、50の間のテープ通路はアイ
ドルローラ52、54によって定められ、スプール4
8、50間の磁気テープの一部分が、前方側壁38の僅
か後方でテープカートリッジ12内を縦方向に延びるよ
うになっている。ポスト56、58、60は磁気テープ
18を案内する。テープカートリッジ12の切除部分を
通してアクセスし得るキャプスタン62は駆動ベルト
(図示せず)を駆動し、駆動ベルトはスプール48、5
0を回転させて、磁気テープ18を一方のスプール48
から他方のスプール50へ移動させる。
【0015】テープカートリッジ12の作動時には、ス
プール48、50、アイドルローラ52、54およびポ
スト56、58、60等がある部分を含むテープカート
リッジ12の多くの区域に摩擦が生じる。従って、駆動
ベルト(図示せず)、磁気テープ18、並びにベースプ
レート28上に装架されたスプール48、50、アイド
ルローラ52、54及びポスト56、58、60の間の
相互摩擦作用によってベースプレート28が加熱され
る。例えば駆動装置が磁気テープ18を連続運転によっ
て所定時間、一般的には半時間に亙って、3.048m
ps(120ips)で作動した場合に、テープカート
リッジ12は臨界温度まで加熱され、それによりデータ
が消失しまたは消失の危険にさらされる恐れがある。ま
た、テープカートリッジ12に発生した熱がカートリッ
ジテープ駆動装置10内の隣接構成部材に悪影響を及ぼ
す恐れがある。一般的には、その臨界温度はほぼ57℃
である。その臨界温度は、特定のテープカートリッジ1
2における摩擦部分の数、テープカートリッジ12の大
きさ、磁気テープ18の幅、テープ速度及び周囲温度等
の変数に起因して変化する。
【0016】図2においては、温度センサ16が基板1
7から下方へ垂設されている。基板17は図3に示した
電子制御器の構成部材を支持し、かつ、図1に示したカ
ートリッジテープ駆動装置10の頂部カバーの後方部分
を形成する。温度センサ16は、熱の大部分が伝達され
るテープカートリッジ12の金属部材(ベースプレート
28および頂部カバー30)の温度を感知し、単数また
は複数の臨界温度値が感知されたときに磁気テープ18
の速度を自動的に調節する。テープカートリッジ12が
アクセスドアー22を通して作動位置に挿入されたとき
には、温度センサ16はテープカートリッジ12の前面
の直前に位置される。従って、温度センサ16は、テー
プカートリッジ12が磁気ヘッド26と係合する位置へ
移動されたときにテープカートリッジ12のベースプレ
ート28の前縁に近接するように、回路盤17に装架さ
れる。
【0017】図3に示したように、速度制御は閉ループ
制御によって行われ、その制御はフイードバック温度情
報を必要とする。その温度情報は、テープカートリッジ
12のベースプレート28の温度を監視する温度センサ
16によって得られる。好ましくは、温度センサ16
は、テキサス、アーリントンの、ナショナル セミコン
ダクター(National Semiconduct
or)社製、モデル#LM56BIM等の、熱電対型の
温度センサとされる。しかしながら、温度センサ16は
このような形式のものに限定されるものでなく、カート
リッジテープ駆動装置10の速度調節のために制御器1
4に適当なフイードバック情報を供給し得る従来のデジ
タルまたはアナログ温度センサを任意に使用することが
できる。
【0018】図3に示したように、カートリッジテープ
駆動装置10内では、フイードバック温度情報が制御器
14に与えられ、制御器14は温度センサ16によって
検出された温度を上限、下限または両方の所定の温度限
界値(limit value)と比較する。検出され
た温度が設定された許容温度範囲より外れたときには、
制御器14は速度調節信号を発生する。この速度調節信
号はキャプスタン制御器68に送られ、キャプスタン制
御器68はキャプスタン駆動モータ70を制御し、キャ
プスタン駆動モータ70はキャプスタン62を駆動す
る。カートリッジ12の切除部分を通してアクセスし得
るキャプスタン62は、スプール48、50を回転させ
て、磁気テープ18を一方のスプール48から他方のス
プール50へ移動させる。キャプスタン駆動モータ70
はキャプスタン62をモータ軸速度ωで駆動する。速度
調節信号は制御ライン72を通してキャプスタン駆動モ
ータ70に加えられてモータ軸速度ωが調節され、この
ようにしてテープカートリッジ12の温度に応じてテー
プ速度が調節される。
【0019】本発明の第1の利点は、テープカートリッ
ジ12の温度が限界温度の上限以下の所定の高温しきい
値を超えたときに制御器14が速度調節信号をキャプス
タン制御器68に送り、磁気テープ18の速度を減少さ
せて温度を低下させるようにすることにある。テープカ
ートリッジ12の温度が限界温度下限以上の所定の低温
しきい値以下になると、制御器14はキャプスタン制御
器68に速度調節信号を送り、高温しきい値に達するか
或いはそれを超えるまで、磁気テープ18の速度を増加
させる。テープ速度を所定のしきい値に応じて連続的に
調節してカートリッジテープ駆動装置10の作動を最適
にすることができる。高温および低温しきい値は調節可
能であるから、速度調節は、テープカートリッジ12お
よびテープ駆動装置10の公知の特性に調和させるよう
に行うことができる。
【0020】テープカートリッジ12の測定された温度
は特定の時間間隔でしきい値と比較される。本発明によ
れば、その特定の時間間隔は調節可能である。サンプリ
ングの間隔を短くすれば、高温または低温しきい値の各
測定の間の時間は短くなる。
【0021】作動時に、初期時間t0においては、キャ
プスタン駆動モータ70は静止状態にあり、従って磁気
テープ18は移動しない。このときに感知される温度は
静止状態にあるときのベースプレート28の温度であ
る。時間t1において始動すると、カートリッジテープ
駆動装置は磁気テープ18をその最高速度3.048m
ps(120ips)で作動させる。その作動の間にテ
ープカートリッジ12のベースプレート28の温度は継
続的に監視されて所定のしきい値と比較される。ベース
プレート28の温度が高温しきい値を超えない限り、カ
ートリッジテープ駆動装置は磁気テープ18を3.04
8mps(120ips)の速度で継続的に駆動する。
所定時間運転を続行した後の時間t2において、駆動ベ
ルト、磁気テープ18、スプール48、50、アイドル
ローラ52、54及びポスト56、58、60(これら
部材は全てテープカートリッジ12のベースプレート2
8に連結されている)の間の一定の相互作用によって生
じた摩擦により、ベースプレート28の温度が上昇す
る。検出された温度が高温しきい値に達しまたはそれを
超過すると、制御器14はキャプスタン制御器68に信
号を送ってキャプスタンモータ70の速度を低下させ
る。ベースプレート28の温度が所定の低温しきい値よ
り低くなると、制御器14はキャプスタン制御器68に
信号を送ってキャプスタンモータ70の速度を上昇さ
せ、カートリッジテープ駆動装置10がデータの伝達に
最適の速度で作動し得るようにする。このように、本発
明は、継続的に温度を監視して、テープカートリッジ1
2の速度を最適のデータ伝達を行えるように調節する。
【0022】図4は、図1に示されたカートリッジテー
プ駆動装置10内の磁気テープ18の速度を調節するた
めのアルゴリズムを示すフローチャートである。アルゴ
リズムはディジタルマイクロコンピュータに組み込まれ
ている。ディジタルマイクロコンピュータは、ベースプ
レート28の温度をサンプリングする入力ポートと、キ
ャプスタン制御器68へ送る温度調節信号を発生する出
力ポートとを有している。図4に段階102で示されて
いるように、作業はテープカートリッジのベースプレー
ト28の温度を感知することによって開始される。図3
に示したように、キャプスタン駆動モータ70は、キャ
プスタン62をモータ軸速度ωで駆動する。段階104
においては、段階102で測定された温度について、限
界検査が行われる。温度が最低と最高のしきい値間にな
いときにはそれに対応する信号が発生し、その信号がキ
ャプスタン制御器68に送られて(106参照)、キャ
プスタンモータ70の速度が調節される。温度が最低し
きい値より低いときにはキャプスタン速度を上昇させる
信号がキャプスタン制御器68に送られる(段階10
8)。温度が最高しきい値より高くなると、キャプスタ
ンモータ70の速度を低下させる信号がキャプスタン制
御器68に送られる(段階110)。温度が最低と最高
とのしきい値間にあるときには調節信号は発生せず、磁
気テープ18の速度は調節されない(112参照)。
【0023】本発明は既述の実施例に限定されるもので
なく、例えば、現在入手し得るか或いは開発途上にある
任意のカートリッジテープ駆動装置及びカートリッジに
対して利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるカートリッジテープ
駆動装置及びそれと共に使用されるカートリッジの斜視
図である。
【図2】図1のカートリッジテープ駆動装置の頂部に装
架される回路盤及び温度センサを示す図である。
【図3】図1及び2に示されたカートリッジテープ駆動
装置においてテープ速度を調節する機構を示す概略説明
図である。
【図4】上記カートリッジテープ駆動装置においてテー
プ速度を調節するためのアルゴリズムを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 カートリッジテープ駆動装置 12 テープカートリッジ 14 制御器 16 温度センサ 18 磁気テープ 20 ハウジング 22 アクセスドアー 28 ベースプレート 30 頂部カバー 48 スプール 50 スプール 52 アイドルローラ 54 アイドルローラ 56 ポスト 58 ポスト 60 ポスト 62 キャプスタン 68 キャプスタン制御器 70 キャプスタン駆動モータ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカートリッジと共に使用するカー
    トリッジテープ駆動装置において、 テープカートリッジを受け入れる寸法の開口を有しかつ
    内部にテープカートリッジを支持する装置を有するハウ
    ジングと、 ハウジング内に設けられた磁気ヘッドと、 テープカートリッジを磁気ヘッドと作動的に係合させる
    ように移動させる装置と、 テープカートリッジが磁気ヘッドと作動的に係合してい
    るときにテープカートリッジの温度を検出するための温
    度センサと、 少なくとも一つの温度しきい値が生じたときに温度セン
    サに応答して自動的にテープ速度を調節するための調節
    装置と、 を具備することを特徴とするカートリッジテープ駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記調節装置に少なくとも一つの所定の
    温度限界値が設定されており、かつ、その調節装置が、
    温度センサによって検出された温度を前記所定の温度限
    界値と比較するための比較装置を有している請求項1記
    載のカートリッジテープ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記調節装置が、前記比較装置に応答し
    て速度調節信号を発生する信号発生器と、前記温度しき
    い値が生じていることが検出されたときに信号発生器に
    応答してテープ速度を調節する速度調節装置とを有して
    いる請求項2記載のカートリッジテープ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記温度センサが、特定の時間間隔でテ
    ープカートリッジの温度をサンプリングするためのサン
    プリング装置を有している請求項3記載のカートリッジ
    テープ駆動装置。
  5. 【請求項5】前記サンプリング装置が調節可能である請
    求項4記載のカートリッジテープ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記温度センサが、テープカートリッジ
    の温度を継続的にサンプリングするためのサンプリング
    装置を有している請求項5記載のカートリッジテープ駆
    動装置。
  7. 【請求項7】 テープカートリッジがベースプレートを
    有しており、テープカートリッジが磁気ヘッドと作動的
    に係合したときに前記温度センサがベースプレートに近
    接した位置にきてテープカートリッジの温度を検出する
    ようになっている請求項1記載のカートリッジテープ駆
    動装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の温度限界値が、高温と低温の
    しきい値である請求項3記載のカートリッジテープ駆動
    装置。
  9. 【請求項9】 前記高温のしきい値が生じたときにカー
    トリッジテープの速度を低下させるようになっている請
    求項8記載のカートリッジテープ駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記低温のしきい値が生じたときにカ
    ートリッジテープの速度を上昇させるようになっている
    請求項9記載のカートリッジテープ駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記温度センサが熱電対センサである
    請求項10記載のカートリッジテープ駆動装置。
  12. 【請求項12】 前記調節装置が、少なくとも一つの温
    度しきい値が生じたときに前記温度センサに応答してカ
    ートリッジテープの速度を自動的に調節する制御器を有
    している請求項1記載のカートリッジテープ駆動装置。
  13. 【請求項13】 カートリッジテープ駆動装置内に配置
    されたテープカートリッジの速度を調節する方法におい
    て、 テープカートリッジをカートリッジテープ駆動装置のハ
    ウジング内に受け入れる段階と、 テープカートリッジをカートリッジテープ駆動装置内に
    支持する段階と、 テープカートリッジを磁気ヘッドと作動的に係合させる
    ように移動させる段階と、 テープカートリッジが磁気ヘッドと作動的に係合したと
    きに温度センサによってテープカートリッジの温度を検
    出する段階と、 少なくとも一つの温度しきい値が生じたときに温度セン
    サに応答してテープ速度を調節する段階とを有すること
    を特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 テープ速度を調節する前記段階が、少
    なくとも一つの所定の温度限界値を設定する段階と、温
    度センサによって検出された温度を前記所定の温度限界
    値と比較する比較段階とを有する請求項13記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 テープ速度を調節する前記段階が、前
    記比較段階での比較結果に応答して速度調節信号を発生
    する段階と、速度調節信号を受け入れその速度調節信号
    に応答してテープ速度を調節する段階とを有する請求項
    14記載の方法。
  16. 【請求項16】 テープカートリッジの温度を検出する
    前記段階が、特定の時間間隔でテープカートリッジの温
    度をサンプリングする段階を有する請求項15記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 前記サンプリングする段階で使用する
    サンプリング装置を調節可能にした請求項16記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 テープカートリッジの温度を検出する
    前記段階が、テープカートリッジの温度を継続的にサン
    プリングする段階を有している請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 テープカートリッジが磁気ヘッドと作
    動的に係合したときに前記温度センサがテープカートリ
    ッジのベースプレートに近接した位置にきてテープカー
    トリッジの温度を測定するように、該温度センサを前記
    ハウジング内に配置する段階を有している請求項13記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 高温と低温のしきい値を設定する段階
    を有する請求項15記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記高温のしきい値が生じたときにテ
    ープ速度を低下させる段階を有する請求項20記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記低温のしきい値が生じたときにテ
    ープ速度を上昇させる段階を有する請求項21記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 前記温度センサが熱電対型の温度セン
    サである請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 テープ速度を調節する前記段階が、少
    なくとも一つの温度しきい値が生じたときに前記温度セ
    ンサに応答してテープ速度を自動的に調節する段階を有
    する請求項13記載の方法。
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