JP2000047302A - 電子カメラおよびその動作制御方法 - Google Patents

電子カメラおよびその動作制御方法

Info

Publication number
JP2000047302A
JP2000047302A JP10229504A JP22950498A JP2000047302A JP 2000047302 A JP2000047302 A JP 2000047302A JP 10229504 A JP10229504 A JP 10229504A JP 22950498 A JP22950498 A JP 22950498A JP 2000047302 A JP2000047302 A JP 2000047302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
mode
subject
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10229504A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Yamazaki
彰久 山崎
Mitsufumi Misawa
充史 三沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10229504A priority Critical patent/JP2000047302A/ja
Publication of JP2000047302A publication Critical patent/JP2000047302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子スチル・カメラのシステム・ダウンを防
止する。 【構成】 電子スチル・カメラに装着されている電池の
電圧を検出する(ステップ21)。検出された電圧が所定
のA1ボルト以上であれば,電池の電圧が十分であると
して,モニタ表示装置にムービ画を表示して被写体を撮
影する(ステップ22,23)。電池の電圧がA1ボルトよ
りも低いB1ボルト以上のときには(ステップ24)モニ
タ表示装置はオフとして被写体の撮影を許可する(ステ
ップ25)。モニタ表示装置による電池電圧の低下を抑え
ることができ,システム・ダウンを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,被写体を撮影し,被写体像を
表す映像信号を記録媒体に記録する電子カメラおよびそ
の動作制御方法に関する。
【0002】
【発明の背景】電子カメラは,持ち運びの点を考慮して
電源に電池(充電値,乾電池など)が利用されている。
電池の容量には限りがあるので,電子カメラの省電力化
が要求されている。
【0003】また一方,電子カメラにストロボ発光装置
を設け,ストロボ撮影することも一般的となってきてい
る。しかしながら,ストロボ発光装置への充電は消費電
力が大きい。電源の供給能力が低いにもかかわらず,電
子カメラの消費電力が大きくなると,電池電圧が低下
し,システム・ダウンし,被写体を撮影できなくなるお
それがある。
【0004】また,電子カメラに複数の撮影モードを持
たせることも考えられる。複数の撮影モードを持った場
合,電源の供給能力が低下し,特定の撮影モード下にお
いて被写体を撮影するとシステム・ダウンすることがあ
る。このような場合には,あらかじめ利用可能な撮影モ
ードをユーザに知らせることが好ましい。
【0005】
【発明の開示】この発明は,電子カメラの消費電力が大
きくなり,電池電圧が低下し,システム・ダウンにより
撮影の続行ができなくなることを未然に防止することを
目的とする。
【0006】また,この発明は,あらかじめ利用可能な
撮影モードをユーザに知らせることを目的とする。
【0007】第1の発明は,被写体を撮像し,被写体像
を表す映像信号を記録媒体に記録する電子カメラにおい
て,被写体にストロボ光を照射するためのストロボ発光
装置,駆動電源を用いて上記ストロボ発光装置を充電す
るためのストロボ充電装置,上記駆動電源の電圧が一定
電圧以下かどうかを判定する電源電圧判定手段,および
上記電源電圧判定手段により上記駆動電圧が一定電圧以
下と判定されたことに応じて上記ストロボ充電装置によ
る上記ストロボ発光装置の充電を停止するストロボ充電
制御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】第1の発明は,上記電子カメラに適した動
作制御方法も提供している。すなわち,被写体にストロ
ボ光を照射するためのストロボ発光装置,および駆動電
源を用いて上記ストロボ発光装置を充電するためのスト
ロボ充電装置を備え,被写体を撮像し,被写体像を表す
映像信号を記録媒体に記録する電子カメラにおいて,上
記駆動電源の電圧が一定電圧以下かどうかを判定し,上
記駆動電圧が一定電圧以下と判定されたことに応じて上
記ストロボ充電装置による上記ストロボ発光装置の充電
を停止することを特徴とする。
【0009】第1の発明によると,上記駆動電圧が一定
電圧以下かどうかが判定される。上記駆動電圧が一定電
圧以下の場合には,上記ストロボ発光装置の充電時にシ
ステム・ダウンするおそれがある。システム・ダウンを
防ぐため,上記ストロボ発光装置の充電が停止される。
【0010】上記駆動電圧が一定電圧以下の場合には,
ストロボ発光装置の充電が停止し,電力消費が抑えられ
ている。電子カメラがシステム・ダウンすることを未然
に防止でき,被写体の撮影を未然に防止することができ
る。
【0011】上記駆動電源の電圧が第1の所定電圧以上
か,上記第1の所定電圧よりも低い第2の所定電圧以上
であり,上記第1の所定電圧以下かどうかを判定し,上
記駆動電源の電圧が上記第1の所定電圧以上と判定され
たことに応じて上記ストロボ充電装置により上記ストロ
ボ発光装置を高速充電し,上記駆動電源の電圧が上記第
2の所定電圧以上であり,上記第1の所定電圧以下と判
定されたことに応じて,上記ストロボ充電装置により上
記ストロボ発光装置を上記高速充電よりも遅い低速充電
よるようにすることが好ましい。
【0012】上記駆動電源の電圧が上記第1の所定電圧
以上のときにはストロボ充電してもシステム・ダウンの
おそれがないほど,上記駆動電源は十分な電圧を有して
いる。この場合は,高速充電が行われ,ストロボ撮影に
備える。
【0013】上記駆動電源の電圧が上記第2の所定電圧
以上であり,上記第1の所定電圧以下の場合には,上記
駆動電源は十分な電圧を有しているとは言えない。この
場合には,低速充電が行われ,システム・ダウンを避け
る。
【0014】第2の発明による電子カメラは,受光面上
に結像した被写体像を表す映像信号を出力する固体電子
撮像素子を含む撮像手段,上記撮像手段から出力される
映像信号を記録媒体に記録する記録制御手段,上記固体
電子撮像素子の受光面上に被写体像を結像させるための
ズーム・レンズ,駆動電源により駆動され,上記ズーム
・レンズを構成するレンズの一部を移動させて上記ズー
ム・レンズのズーム比を変えるズーム・モータ,上記駆
動電源の駆動電圧が一定電圧以下かどうかを判定する電
源電圧判定手段,および上記電源電圧判定手段により上
記駆動電圧が,一定電圧以下と判定されたことに応じて
上記ズーム・モータへの上記駆動電圧の供給を停止する
電源供給制御手段を備えたことを特徴とする。
【0015】第2の発明は,上記電子カメラに適した動
作制御方法も提供している。すなわち,受光面上に結像
した被写体像を表す映像信号を出力する固体電子撮像素
子を含む撮像手段,上記撮像手段から出力される映像信
号を記録媒体に記録する記録制御手段,上記固体電子撮
像素子の受光面上に被写体像を結像させるためのズーム
・レンズ,および駆動電源により駆動され,上記ズーム
・レンズを構成するレンズの一部を移動させて上記ズー
ム・レンズのズーム比を変えるズーム・モータを備えた
電子カメラにおいて,上記駆動電源の駆動電圧が一定電
圧以下かどうかを判定し,上記駆動電圧が,一定電圧以
下と判定されたことに応じて上記ズーム・モータへの上
記駆動電圧の供給を停止することを特徴とする。
【0016】第2の発明によると,上記駆動電源の電圧
が一定電圧以上のときにはズーム・モータへの電源の供
給が停止する。上記駆動電源の電圧が低下しているとき
に,ズーム・モータが駆動され,システム・ダウンされ
ることが防止される。ズーム比を一定として撮影を続行
することができる。
【0017】第3の発明による電子カメラは,受光面上
に結像した被写体像を表す映像信号を出力する固体電子
撮像素子を含む撮像手段,上記撮像手段から出力される
映像信号を記録媒体に記録する記録制御手段,上記固体
電子撮像素子の受光面上に被写体を合焦させるためのフ
ォーカシング・レンズ,駆動電源により駆動され,上記
フォーカシング・レンズの位置を制御するフォーカス・
モータ,上記駆動電源の駆動電圧が,一定電圧以下かど
うかを判定する電源電圧判定手段,および上記電源電圧
判定手段により上記駆動電圧が一定電圧以下と判定され
たことに応じて上記フォーカス・モータへの上記駆動電
圧の供給を停止する電源供給制御手段を備えたことを特
徴とする。
【0018】第3の発明は,上記電子カメラに適した動
作制御方法も提供している。すなわち,この方法は,受
光面上に結像した被写体像を表す映像信号を出力する固
体電子撮像素子を含む撮像手段,上記撮像手段から出力
される映像信号を記録媒体に記録する記録制御手段,上
記固体電子撮像素子の受光面上に被写体を合焦させるた
めのフォーカシング・レンズ,および駆動電源により駆
動され,上記フォーカシング・レンズの位置を制御する
フォーカス・モータを備えた電子カメラにおいて,上記
駆動電源の駆動電圧が,一定電圧以下かどうかを判定
し,上記駆動電圧が一定電圧以下と判定されたことに応
じて上記フォーカス・モータへの上記駆動電圧の供給を
停止するものである。
【0019】第3の発明によると,上記駆動電源の電圧
が一定電圧以上のときにはフォーカシング・モータへの
電源の供給が停止する。上記駆動電源の電圧が低下して
いるときに,フォーカス・モータが駆動されることによ
るシステム・ダウンを未然に防止できる。撮影を続行す
るときには,手動でフォーカス・レンズを操作してフォ
ーカス制御を行うこととなろう。
【0020】第4の発明による電子カメラは,駆動電源
の電源電圧を検出する電源電圧検出手段,上記電源電圧
検出手段により検出された電源電圧にもとづいて,複数
の撮影モードの中から設定可能な撮影モードを判定する
モード判定手段,上記モード判定手段による判定により
設定可能な撮影モードを報知する報知手段,上記モード
報知手段により報知された撮影モードにもとづいて撮影
モードを設定するモード設定手段,上記撮影モード設定
手段により設定された撮影モードにより被写体を撮影
し,被写体像を表す映像信号を出力する撮像手段,およ
び上記撮像手段から出力される映像信号を記録媒体に記
録する記録制御手段を備えたことを特徴とする。
【0021】第4の発明は,上記電子カメラに適した動
作制御方法も提供している。すなわち,この動作制御方
法は,駆動電源の電源電圧を検出し,検出された電源電
圧にもとづいて,複数の撮影モードの中から設定可能な
撮影モードを判定し,上記判定により設定可能な撮影モ
ードを報知し,報知された撮影モードにもとづいて撮影
モードを設定し,設定された撮影モードにより被写体を
撮影し,被写体像を表す映像信号を得,得られた映像信
号を記録媒体に記録するものである。
【0022】第4の発明によると,上記駆動電源の駆動
電圧にもとづいて,設定可能な撮影モードが判定され,
報知される。報知されたモードにしたがって撮影モード
が設定され,被写体が撮影される。
【0023】設定してもシステム・ダウンすることのな
い撮影モードを報知することができ,その報知にしたが
って被写体を撮影することができる。駆動電源が低下し
ていることにより消費電力の多い撮影モードを設定し
て,システム・ダウンしてしまうことを未然に防止でき
る。
【0024】上記モード設定手段は,例えば,回転自在
なモード・ダイアルであり,上記モード報知手段は,上
記モード・ダイアル上に設定可能な撮影モードを表示す
るものが考えられる。
【0025】また,上記モード設定手段は,撮影モード
ごとに対応して設けられたプッシュ・スイッチであり,
上記モード報知手段が,上記プッシュ・スイッチがオン
とされたときに設定可能な撮影モードが表示されるもの
が考えられる。
【0026】第5の発明は,被写体を撮影し,被写体像
を表す映像信号を記録媒体に記録する電子カメラにおい
て,上記記録媒体の残容量を検出する残容量検出手段,
上記残容量検出手段によって検出された残容量にもとづ
いて,複数の撮影モードの中から上記記録媒体に記録可
能な撮影モードを検出する撮影モード検出手段,および
上記撮影モード検出手段によって見つかった撮影モード
を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
【0027】第5の発明は上記電子カメラに適した動作
制御方法も提供している。すなわち,被写体を撮影し,
被写体像を表す映像信号を記録媒体に記録する電子カメ
ラにおいて,上記記録媒体の残容量を検出し,検出され
た残容量にもとづいて,複数の撮影モードの中から上記
記録媒体に記録可能な撮影モードを検出し,見つかった
撮影モードを報知することを特徴とする。
【0028】第5の発明によると,上記記録媒体の残容
量が検出される。検出された残容量にもとづいて,記録
可能な撮影モード(例えば,高圧縮での撮影モード)が
報知される。報知にもとづいて撮影モードが設定され,
被写体が撮影される。記録媒体の残容量不足による記録
不能を未然に防止できる。
【0029】
【実施例の説明】(1)第1実施例 図1(A)および(B)は,電子スチル・カメラの外観
を示している。(A)は,電子スチル・カメラを正面か
ら見ており,(B)は,電子スチル・カメラを背面から
見ている。
【0030】図1(A)を参照して,電子スチル・カメ
ラの上面には左端部にシャッタ・レリーズ・ボタン1が
設けられている。電子スチル・カメラの正面のほぼ中央
には光学レンズ・ユニット13が露出している。また,電
子スチル・カメラの正面の上方のほぼ中央にはストロボ
発光部28が設けられている。このストロボ発光部28の右
側には光学的ビュー・ファインダ30が設けられている。
【0031】図1(B)を参照して,電子スチル・カメ
ラの背面にはモニタ表示装置の表示画面19が設けられて
いる。電子スチル・カメラの背面の光学的ビュー・ファ
インダ30から被写体をのぞくことにより,ユーザは,被
写体を捉えることができる。被写体像は,モニタ表示装
置の表示画面19にも表示され,この表示画面19に表示さ
れている被写体像を見ながら被写体を撮影することもで
きる。
【0032】図2は,電子スチル・カメラの電気的構成
を示すブロック図である。
【0033】電子スチル・カメラの全体の動作は,制御
CPU10によって統括される。
【0034】電子スチル・カメラには電池20が含まれて
いる。この電池20によって電子スチル・カメラを構成す
る各回路に電源が供給される。電池20から電子スチル・
カメラ各回路への電源の供給およびその停止も制御CP
U10によって制御される。電池20の電圧は,電圧検出回
路25によって検出され,制御CPU10に入力する。
【0035】光学レンズ・ユニット13には,ズーム・レ
ンズ11および撮像レンズ12が含まれている。ズーム・レ
ンズ11および撮像レンズ12は,いずれも複数のレンズか
ら構成されている。ズーム制御回路22により制御される
ズーム・モータ21によってズーム・レンズ11を構成する
レンズの位置が調整されることによりズーム比が変えら
れる(画角が変わる)。ズーム制御回路22は,制御CP
U10によって制御される。被写体像がCCD14の受光面
上に結像するように,AF制御回路24により制御される
フォーカス・モータ23によって撮像レンズ12を構成する
レンズの位置が調整される。AF制御回路24も制御CP
U10によって制御される。
【0036】CCD14の受光面上に被写体像が結像す
る。シャッタ・レリーズ・ボタン1が押されると,その
押下げを示す信号は制御CPU10に入力する。すると制
御CPU10によってCCD14が制御され,被写体像を表
す一駒分の静止画映像信号がCCD14から出力される。
映像信号は,撮像回路15に入力し,この撮像回路15にお
いて色バランス調整,ガンマ補正などの撮像処理が行わ
れ,かつディジタル画像データに変換されて出力され
る。ディジタル画像データは,メモリ16に一時的に記憶
される。
【0037】メモリ16に記憶されたディジタル画像デー
タは,メモリ16から順次読み出され,画像再生装置18に
入力する。画像再生装置18において,ディジタル画像デ
ータからアナログ映像信号へのディジタル/アナログ変
換処理を含む画像再生処理が行われる。映像信号がモニ
タ表示装置19(分かりやすくするために,モニタ表示装
置19の符号もモニタ表示装置の表示画面と同じ符号を付
す)に与えられる。これにより,上述のように電子スチ
ル・カメラの背面に設けられた表示画面19上に被写体像
が表示される。
【0038】ディジタル画像データは,電子スチル・カ
メラに着脱自在な外部記録装置(メモリ・カード,フロ
ッピィ・ディスクなど)17に記録することもできる。
【0039】表示装置19には,ムービ画を表示すること
もできる。ムービ画を表示するときには,CCD14から
被写体像を表す映像信号が順次出力される。映像信号
は,撮像回路15においてディジタル画像データに変換さ
れる。変換されたディジタル画像データはメモリ16に一
時的に記憶されることなく(または単に通過して),画
像再生装置18に入力する。画像再生装置18においてディ
ジタル画像データがアナログ映像信号に変換されて,モ
ニタ表示装置19に与えられることにより,ムービ画がモ
ニタ表示装置19の表示画面に表示される。
【0040】上述のように電子スチル・カメラは,スト
ロボ撮影が可能である。制御CPU10によって制御され
るストロボ制御回路26により,ストロボ発光装置26の発
光およびストロボ・コンデンサ27への充電が制御され
る。
【0041】図3は,電子スチル・カメラの処理手順を
示すフローチャートである。
【0042】電子スチル・カメラの電源スイッチがオン
とされると電池20の電圧がA2ボルト未満かどうかが判
断される(ステップ31)。
【0043】電池20の電圧がA2ボルト未満でなければ
(ステップ31でNO),電池20の電圧は,十分にあり,
ストロボ・コンデンサ27を高速に充電しても電池20の電
圧低下によるシステム・ダウンを避けることができる。
このために,ストロボ制御回路26によってストロボ・コ
ンデンサ27が高速充電される(充電電流が大きくされ
る)(ステップ32)。
【0044】電池20の電圧がA2ボルト未満であると
(ステップ31でYES),電池20の電圧がA2ボルトよ
りも低いB2ボルト未満かどうかが判断される(ステッ
プ33)。電池20の電圧がA2ボルト未満であるが(ステ
ップ31でYES),B2ボルト以上であるときには(ス
テップ33でNO),ストロボ・コンデンサ27を高速充電
すると大きな電流がストロボ・コンデンサ27に流れるた
め,電池20の電圧低下によりシステム・ダウンするおそ
れがある。しかし,低速充電(比較的小さな電流でスト
ロボ・コンデンサ27を充電する)であれば,システム・
ダウンのおそれがないことを示している。このためのス
トロボ・コンデンサ27が低速充電される(ステップ3
4)。
【0045】電池20の電圧がB2ボルト未満のときには
(ステップ33でYES),電池20の電圧がB2ボルトよ
りもさらに低いC2ボルト未満かどうかが判断される
(ステップ35)。電池20の電圧がC2ボルト未満の場合
は(ステップ35でYES),撮影自体が禁止されシステ
ム終了処理が実行される(ステップ37)。電池20の電圧
がB2ボルト未満であり(ステップ33でYES),C2
ボルト以上のときにはストロボ発光が禁止され,被写体
の撮影が実行される(ステップ36)。ストロボ・コンデ
ンサ27の充電が停止し,システム・ダウンを回避でき
る。
【0046】図4は,電子スチル・カメラの処理手順を
示すフローチャートである。
【0047】電源スイッチがオンとされると電池20の電
圧がA3ボルト未満かどうかが判断される(ステップ4
1)。A3ボルト未満でなければ,ズーム・モータ21お
よびフォーカス・モータ23が高速駆動される(ステップ
42)。ズーム・モータ21の駆動およびフォーカス・モー
タの駆動の前提として,ユーザによりズーム・ボタン
(図示略)によってズーム比が設定され,かつ距離セン
サ(図示略)により被写体までの距離が測定されている
のはいうまでもない。
【0048】つづいて,電池20の電圧がB3ボルト(A
3>B3)未満かどうかが判断され(ステップ43),B
3ボルト未満であればズーム・モータ21およびフォーカ
ス・モータ24が低速駆動される(ステップ44)。低速駆
動なので,電池20の電圧が多少低くてもシステム・ダウ
ンを回避できる。
【0049】さらに,電池20の電圧がC3ボルト(B3
>C3)未満かどうかが判断され(ステップ45),C3
ボルト以上であれば,画角および焦点距離を固定して被
写体が撮影され,外部記録装置に被写体像を表す画像デ
ータが記録される(ステップ46)。もちろん,ユーザが
手動で画角および焦点距離を変えて撮影するようにして
もよいのはいうまでもない。
【0050】電池20の電圧がC3ボルト未満であれば
(ステップ45でYES),システム終了処理が実行され
る(ステップ47)。
【0051】電池20の電圧が低下しているにもかかわら
ず,ズーム・モータ21および23を駆動することにより生
じるシステム・ダウンを未然に防止できる。また,図5
に示す処理ではズーム・モータ21とフォーカス・モータ
23との両方のモータを駆動しているがいずれか一方を駆
動するのみでもよいのはいうまでもない。
【0052】上述した実施例では,電池20によって各回
路への電源が供給されているがストロボ・コンデンサ充
電用の電池,ズーム・モータ駆動用の電池,フォーカス
・モータ駆動用の専用電池をそれぞれ別個に設けてもよ
い。この場合にはこれらの専用電池電圧を計測し,一定
電圧以下のときにはストロボ・コンデンサの充電,ズー
ム・モータの駆動,フォーカス・モータの駆動が停止さ
れよう。
【0053】(2)第2実施例 図5(A),(B)から図10は,第2実施例を示して
いる。図5(A)は,電子スチル・カメラを正面から見
た外観図であり,図5(B)は,電子スチル・カメラを
背面から見た外観図である。図5(A)および(B)に
おいて図1(A)および(B)と同一物には同一符号を
付して説明を省略する。
【0054】図5(A)および(B)に示すカメラにお
いては,シャッタ・レリーズ・ボタン1の隣にモード・
ダイアルつまみ51が設けられている。このモード・ダイ
アルつまみ51を回すことにより種々のモードが設定され
る。
【0055】図5(B)に示すように電子スチル・カメ
ラの背面の下方にはモニタ・スイッチ71が設けられてい
る。このモニタ・スイッチ71は,モニタ表示装置19への
ムービ画の表示をオン,オフ制御するためのスイッチで
ある。
【0056】図6は,モード・ダイアル・ユニット50の
分解斜視図である。
【0057】モード・ダイアルつまみ51の表面には設定
可能なモードが光が透過可能な文字で記されている。モ
ード・ダイアルつまみ51の内側から光が照射されること
によりモード・ダイアルつまみ51の表面に記された文字
が光る。
【0058】モード・ダイアルつまみ51の表面には次の
モードが記されている。モニタ・オン撮影モード(モニ
タ表示装置19にムービ画を表示しながら,被写体を撮影
するモードである)。モニタ・オフ撮影モード(モニタ
表示装置19をオフとして被写体を撮影するモードであ
る)。再生モード(電子スチル・カメラに装着された記
録媒体に記録されている画像データによって表される画
像を再生するモードである)。消去モード(電子スチル
・カメラに装着された記録媒体に記録されている画像デ
ータを消去するモードである)。セットアップ・モード
(白黒撮影の設定,解像度の設定などの撮影条件を設定
するモードである)。
【0059】モード・ダイアルつまみ51の内側には,上
部が開口された箱体42,および44が固定されている。第
1の箱体42の内部には第1のモード表示ランプ43が配置
されており,第2の箱体44の内部には第2のモード表示
ランプ45が配置されている。第1の箱体42は,第1の表
示ランプ43が光ったときに,モード・ダイアルつまみ51
の表面に記された「モニタ・オフ撮影」が光るように大
きさが規定されている。第2の箱体44は,第2の表示ラ
ンプ45が光ったときに,モード・ダイアルつまみ51の表
面に表示された「モニタ・オン撮影,再生,消去および
セットアップ」の文字が光るように大きさが規定されて
いる。
【0060】モード・ダイアルつまみ51の中央から下方
に軸52が突き出ている。この軸52の下端には,突出部53
によって支持されている複数のブラシ54が形成されてい
る。このブラシ54に対向する位置にコード板55が固定さ
れている。コード板55には導通可能なコード56がブラシ
54に対応して形成されている。ブラシ54およびコード56
には電流が与えられ,モード・ダイアルつまみ51が回さ
れ,ブラシ54とコード56とが接すると導通状態となる。
導通,非導通状態にもとづいて設定されたモードが判断
される。
【0061】図7は,図5(B)のVIII−VIII線に沿う
断面図(モニタ・スイッチ71の断面図)である。
【0062】電子スチル・カメラの筐体の一部が開口
(開口81)され,この開口81にモニタ・スイッチ71がは
め込められている。開口81の内部においてカメラの筐体
の一部に羽根81Aが形成されている。この羽部81Aと開
口81のつば81Bとの間にモニタ・スイッチ71の羽根71A
が入り込み,ばね82によってモニタ・スイッチ71が外方
向に付勢されている。モニタ・スイッチ71の表面には,
光が透過可能な文字で「ON」と記載されている。
【0063】電気スイッチ86が含まれ,この電気スイッ
チ86から2本の端子84および85がのびている。モニタ・
スイッチ71の先端部が一方の端子84と接しており,モニ
タ・スイッチ71が押されることにより,端子84と85とが
接する。電気スイッチ86からオン信号が出力される。
【0064】モニタ・スイッチ71の内部にはスイッチ・
ランプ83が含まれている。電気スイッチ86からオン信号
が出力されると,スイッチ・ランプ83が光る。これによ
りスイッチ71に記されている「ON」の文字が光る。
【0065】図8は,電子スチル・カメラの電気的構成
を示すブロック図である。この図において図2に示すも
のと同一物には同一符号を付して説明を省略する。
【0066】上述のようにモード・ダイアル・ユニット
50からの信号は,モード検出回路93に入力し,モードが
検出される。モード検出信号が制御CPU10に入力す
る。また,制御CPU10から表示切り換え制御信号が出
力され,表示切り換え制御回路94に入力する。表示切り
換え制御回路94から表示制御信号が出力され,モード表
示ランプ43および44の表示が制御される。
【0067】図8に示す電子スチル・カメラには外部記
録装置としてメモリ・カード90が装着されている。メモ
リ・カード90を装着するために電子スチル・カメラには
メモリ・カード・インターフェイス91が設けられてい
る。
【0068】撮影によって得られた画像データは,ディ
ジタル信号処理回路95によって輝度データおよび色差デ
ータが生成される。生成された輝度データおよび色差デ
ータがデータ圧縮回路96に入力し,データ圧縮される
(データ圧縮回路96は,低圧縮率での圧縮と高圧縮率で
の圧縮が可能である)。データ圧縮された画像データが
メモリ・カード90に記録される。
【0069】電子スチル・カメラにメモリ・カード90が
装着されると,装着されたメモリ・カード90の残容量
が,制御CPU10によって検出される。
【0070】図9は,電子スチル・カメラの処理手順を
示すフローチャートである。
【0071】電子スチル・カメラの電源スイッチがオン
とされると,電子スチル・カメラに装着されている電池
20の電圧が検出される。検出された電圧がA4ボルト未
満かどうかが判断され(ステップ101 ),A4ボルト未
満でなければ(ステップ101でNO),電池20の電圧が
十分あるのでモニタ表示装置19にムービ画を表示しなが
ら被写体を撮影してもシステム・ダウンのおそれがな
い。このためのモニタ表示装置19をオンとして被写体を
撮影するモニタ・オン撮影モードの設定が可能なこと
が,ユーザが分かるようにモニタ表示ランプ43が光る。
これによりモニタ・ダイアルつまみ51の「モニタ・オン
撮影」が光る(ステップ102 )。ユーザは,モニタ・オ
ン撮影が可能であることを認識できる。もちろん,モー
ド表示ランプ45も光り,その他のモードの設定が可能で
あるこはいうまでもない。
【0072】モード・ダイアル・ユニット50によりモニ
タ・オン撮影モードが設定されると,モニタ表示装置19
の表示画面に被写体像がムービ表示される(ステップ10
3 )。シャッタ・レリーズ・ボタン1が押されることに
より,押されたときの被写体像を表す画像データが得ら
れ上述のようにデータ圧縮された画像データがメモリ・
カード90に記録される(ステップ104 )。
【0073】さらに,電池20の電圧がA4ボルトよりも
低いB4ボルト未満かどうかが判断される(ステップ10
5 )。電池がB4ボルト未満であると(ステップ105 で
YES),撮影によりシステム・ダウンするおそれがあ
るのでシステム終了処理が実行される(ステップ109
)。電池がB4ボルト以上であると,被写体を撮影し
てもシステム・ダウンするおそれはないが,モニタ表示
装置19にムービ画を表示するとシステム・ダウンするお
それがある。モニタ・オン撮影モードができない旨をユ
ーザに知らせるためにモード表示ランプ43は,消される
(ステップ106 )。
【0074】また,間違ってモニタ・オン撮影モードが
設定された場合であっても,その設定されたモニタ・オ
ン撮影モードは停止(無視)される(ステップ107 )。
モニタ表示装置19に電源が供給されない状態で被写体の
撮影および被写体像を表す画像データのメモリ・カード
90への記録が行われる(ステップ108 )。
【0075】図10は,電子スチル・カメラの処理手順を
示すフローチャートである。
【0076】この処理においては,まず,電子スチル・
カメラに装着されたメモリ・カード90の残容量が検出さ
れる(ステップ111 )。残容量は,メモリ・カードの記
録領域のヘッダに記載されている。
【0077】メモリ・カード90の残容量が多いとデータ
圧縮率を高くしなくともメモリ・カードへの画像データ
の記録が可能である。このために撮影によって得られた
画像データは,低い圧縮率でデータ圧縮される(ステッ
プ112 ,113 )。圧縮された画像データがメモリ・カー
ド90に記録される(ステップ114 )。
【0078】メモリ・カードの残容量が少ないと撮影に
よって得られた画像データは,データ圧縮率が高くされ
てメモリ・カード90に記録される(ステップ115 ,116
,117 )。メモリ・カード90の残容量が少なくとも画
像データを記録できるようになる。
【0079】上記において,メモリ・カードの残容量が
多いか少ないかは相対的に判断すればよいが,たとえ
ば,一駒分の画像データをメモリ・カードに記録できる
場合には,残容量が多いと判断でき,一駒分の画像デー
タをメモリ・カードに記録できない場合には残容量が少
ないと判断できる。
【0080】メモリ・カードの残容量が0となると,シ
ステム終了処理が実行される(ステップ118 )。もちろ
ん,残容量が0であることをユーザに報知するようにし
てもよい。
【0081】上述の実施例において,モード設定つまみ
に「ストロボ・オン撮影」,「ズーム撮影」,「オート
・フォーカス撮影」の文字を記し,図3,図4に示すよ
うにシステム・ダウンのおそれが無いときにこれらのそ
れぞれの文字を光らせ,システム・ダウンのおそれがあ
るときにはそれぞれの文字を消すようにしてもよい。
【0082】また上述の実施例においてはモニタ表示装
置19をオンするプッシュ・スイッチ71のみが図示されて
いるが,モードに対応した数のプッシュ・スイッチを設
けることもできる。この場合にも,設定しても電池電圧
が低下しないような設定可能なモードのみプッシュ・ス
イッチを光らせ,プッシュ・スイッチ9のオンを受けつ
けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は,電子スチル・カメラの
斜視図である。
【図2】電子スチル・カメラの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】電子スチル・カメラの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】電子スチル・カメラの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】(A)および(B)は,電子スチル・カメラの
斜視図である。
【図6】モード・ダイアル・ユニットの分解斜視図であ
る。
【図7】図5(B)のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】電子スチル・カメラの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】電子スチル・カメラの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】電子スチル・カメラの処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 制御CPU 11 ズーム・レンズ 12 撮像レンズ 15 撮像回路 19 モニタ表示装置 20 電池 21 ズーム・モータ 22 ズーム制御回路 23 フォーカス・モータ 24 AF制御回路 25 電圧検出回路 26 ストロボ制御回路 27 ストロボ・コンデンサ 28 ストロボ発光装置 50 モード・ダイアル・ユニット 71 モニタ・スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H053 AA00 AA04 AB02 AB03 AC11 AC21 BA07 CA33 DA03 5C022 AA13 AB15 AB17 AB22 AB66 AB67 AC02 AC03 AC11 AC31 AC32 AC42 AC54 AC69 AC73 AC74 AC77

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し,被写体像を表す映像信
    号を記録媒体に記録する電子カメラにおいて,被写体に
    ストロボ光を照射するためのストロボ発光装置,駆動電
    源を用いて上記ストロボ発光装置を充電するためのスト
    ロボ充電装置,上記駆動電源の電圧が一定電圧以下かど
    うかを判定する電源電圧判定手段,および上記電源電圧
    判定手段により上記駆動電圧が一定電圧以下と判定され
    たことに応じて上記ストロボ充電装置による上記ストロ
    ボ発光装置の充電を停止するストロボ充電制御手段,を
    備えた電子カメラ。
  2. 【請求項2】 上記電源電圧判定手段が,上記駆動電源
    の電圧が,第1の所定電圧以上か,上記第1の所定電圧
    よりも低い第2の所定電圧以上であり,上記第1の所定
    電圧以下かどうかを判定するものであり,上記ストロボ
    充電制御手段が,上記駆動電源の電圧が,上記第1の所
    定電圧以上と判定されたことによ応じて上記ストロボ充
    電装置により上記ストロボ発光装置を高速充電する高速
    充電手段,および上記駆動電源の電圧が上記第2の所定
    電圧以上であり,上記第1の所定電圧以下と判定された
    ことに応じて上記ストロボ充電装置により上記ストロボ
    発光装置を,上記高速充電よりも遅い低速充電する低速
    充電手段を備えている,請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 受光面上に結像した被写体像を表す映像
    信号を出力する固体電子撮像素子を含む撮像手段,上記
    撮像手段から出力される映像信号を記録媒体に記録する
    記録制御手段,上記固体電子撮像素子の受光面上に被写
    体像を結像させるためのズーム・レンズ,駆動電源によ
    り駆動され,上記ズーム・レンズを構成するレンズの一
    部を移動させて上記ズーム・レンズのズーム比を変える
    ズーム・モータ,上記駆動電源の駆動電圧が一定電圧以
    下かどうかを判定する電源電圧判定手段,および上記電
    源電圧判定手段により上記駆動電圧が,一定電圧以下と
    判定されたことに応じて上記ズーム・モータへの上記駆
    動電圧の供給を停止する電源供給制御手段,を備えた電
    子カメラ。
  4. 【請求項4】 受光面上に結像した被写体像を表す映像
    信号を出力する固体電子撮像素子を含む撮像手段,上記
    撮像手段から出力される映像信号を記録媒体に記録する
    記録制御手段,上記固体電子撮像素子の受光面上に被写
    体を合焦させるためのフォーカシング・レンズ,駆動電
    源により駆動され,上記フォーカシング・レンズの位置
    を制御するフォーカス・モータ,上記駆動電源の駆動電
    圧が,一定電圧以下かどうかを判定する電源電圧判定手
    段,および上記電源電圧判定手段により上記駆動電圧が
    一定電圧以下と判定されたことに応じて上記フォーカス
    ・モータへの上記駆動電圧の供給を停止する電源供給制
    御手段,を備えた電子カメラ。
  5. 【請求項5】 駆動電源の電源電圧を検出する電源電圧
    検出手段,上記電源電圧検出手段により検出された電源
    電圧にもとづいて,複数の撮影モードの中から設定可能
    な撮影モードを判定するモード判定手段,上記モード判
    定手段による判定により設定可能な撮影モードを報知す
    る報知手段,上記モード報知手段により報知された撮影
    モードにもとづいて撮影モードを設定するモード設定手
    段,上記撮影モード設定手段により設定された撮影モー
    ドにより被写体を撮影し,被写体像を表す映像信号を出
    力する撮像手段,および上記撮像手段から出力される映
    像信号を記録媒体に記録する記録制御手段,を備えた電
    子カメラ。
  6. 【請求項6】 上記モード設定手段が,回転自在なモー
    ド・ダイアルであり,上記モード報知手段が,上記モー
    ド・ダイアル上に,設定可能な撮影モードを表示するも
    のである,請求項5に記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 上記モード設定手段が,撮影モードごと
    に対応して設けられたプッシュ・スイッチであり,上記
    モード報知手段が,上記プッシュ・スイッチがオンとさ
    れたときに設定可能な撮影モードが表示されるものであ
    る,請求項5に記載の電子カメラ。
  8. 【請求項8】 被写体を撮影し,被写体像を表す映像信
    号を記録媒体に記録する電子カメラにおいて,上記記録
    媒体の残容量を検出する残容量検出手段,上記残容量検
    出手段によって検出された残容量にもとづいて,複数の
    撮影モードの中から上記記録媒体に記録可能な撮影モー
    ドを検出する撮影モード検出手段,および上記撮影モー
    ド検出手段によって見つかった撮影モードを報知する報
    知手段,を備えた電子カメラ。
  9. 【請求項9】 被写体にストロボ光を照射するためのス
    トロボ発光装置,および駆動電源を用いて上記ストロボ
    発光装置を充電するためのストロボ充電装置を備え,被
    写体を撮像し,被写体像を表す映像信号を記録媒体に記
    録する電子カメラにおいて,上記駆動電源の電圧が一定
    電圧以下かどうかを判定し,上記駆動電圧が一定電圧以
    下と判定されたことに応じて上記ストロボ充電装置によ
    る上記ストロボ発光装置の充電を停止する,電子カメラ
    の動作制御方法。
  10. 【請求項10】 受光面上に結像した被写体像を表す映
    像信号を出力する固体電子撮像素子を含む撮像手段,上
    記撮像手段から出力される映像信号を記録媒体に記録す
    る記録制御手段,上記固体電子撮像素子の受光面上に被
    写体像を結像させるためのズーム・レンズ,および駆動
    電源により駆動され,上記ズーム・レンズを構成するレ
    ンズの一部を移動させて上記ズーム・レンズのズーム比
    を変えるズーム・モータを備えた電子カメラにおいて,
    上記駆動電源の駆動電圧が一定電圧以下かどうかを判定
    し,上記駆動電圧が,一定電圧以下と判定されたことに
    応じて上記ズーム・モータへの上記駆動電圧の供給を停
    止する,電子カメラの動作制御方法。
  11. 【請求項11】 受光面上に結像した被写体像を表す映
    像信号を出力する固体電子撮像素子を含む撮像手段,上
    記撮像手段から出力される映像信号を記録媒体に記録す
    る記録制御手段,上記固体電子撮像素子の受光面上に被
    写体を合焦させるためのフォーカシング・レンズ,およ
    び駆動電源により駆動され,上記フォーカシング・レン
    ズの位置を制御するフォーカス・モータを備えた電子カ
    メラにおいて,上記駆動電源の駆動電圧が,一定電圧以
    下かどうかを判定し,上記駆動電圧が一定電圧以下と判
    定されたことに応じて上記フォーカス・モータへの上記
    駆動電圧の供給を停止する,電子カメラの動作制御方
    法。
  12. 【請求項12】 駆動電源の電源電圧を検出し,検出さ
    れた電源電圧にもとづいて,複数の撮影モードの中から
    設定可能な撮影モードを判定し,上記判定により設定可
    能な撮影モードを報知し,報知された撮影モードにもと
    づいて撮影モードを設定し,設定された撮影モードによ
    り被写体を撮影し,被写体像を表す映像信号を得,得ら
    れた映像信号を記録媒体に記録する,電子カメラの動作
    制御方法。
  13. 【請求項13】 被写体を撮影し,被写体像を表す映像
    信号を記録媒体に記録する電子カメラにおいて,上記記
    録媒体の残容量を検出し,検出された残容量にもとづい
    て,複数の撮影モードの中から上記記録媒体に記録可能
    な撮影モードを検出し,見つかった撮影モードを報知す
    る,電子カメラの動作制御方法。
JP10229504A 1998-07-31 1998-07-31 電子カメラおよびその動作制御方法 Pending JP2000047302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10229504A JP2000047302A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 電子カメラおよびその動作制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10229504A JP2000047302A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 電子カメラおよびその動作制御方法

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006156538A Division JP2006319995A (ja) 2006-06-05 2006-06-05 電子カメラおよびその動作制御方法
JP2006156626A Division JP2006319996A (ja) 2006-06-05 2006-06-05 電子カメラおよびその動作制御方法
JP2007165918A Division JP2007300661A (ja) 2007-06-25 2007-06-25 電子カメラおよびその動作制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000047302A true JP2000047302A (ja) 2000-02-18

Family

ID=16893217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10229504A Pending JP2000047302A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 電子カメラおよびその動作制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000047302A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257715A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Sanyo Electric Co Ltd ストロボ装置を具えた電子機器
JP2006317657A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Pentax Corp 照明装置
JP2008276129A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Nikon Corp 投射機能付きカメラ、投射機能付き携帯電話および投射機能付き携帯電子機器
JP2010056623A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 画像記録装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257715A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Sanyo Electric Co Ltd ストロボ装置を具えた電子機器
JP4619020B2 (ja) * 2004-03-09 2011-01-26 三洋電機株式会社 ストロボ装置を具えた電子機器
JP2006317657A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Pentax Corp 照明装置
JP4566063B2 (ja) * 2005-05-12 2010-10-20 Hoya株式会社 照明装置
JP2008276129A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Nikon Corp 投射機能付きカメラ、投射機能付き携帯電話および投射機能付き携帯電子機器
JP2010056623A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 画像記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7362370B2 (en) Image capturing apparatus, image capturing method, and computer-readable medium storing program using a distance measure for image correction
JP3793982B2 (ja) 電子カメラ、電子カメラの指掛かり検出方法及び電子カメラのレベル変換方法
JP2006324843A (ja) 撮像装置
US20070019097A1 (en) Image-pickup apparatus
JP2004157417A (ja) デジタルカメラ及びそのaf制御時の露出設定方法
JP2003098580A (ja) フラッシュ装置
JP2003219217A (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
JP2000047302A (ja) 電子カメラおよびその動作制御方法
KR100261603B1 (ko) 포트레이트 촬영 장치 및 그 방법
JP2005260879A (ja) デジタルカメラ
JP2006222529A (ja) 撮像装置
JP2001272710A (ja) デジタルカメラ
JP2002300470A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2006319995A (ja) 電子カメラおよびその動作制御方法
JP2007300661A (ja) 電子カメラおよびその動作制御方法
JP2006319996A (ja) 電子カメラおよびその動作制御方法
JP4838644B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、及びプログラム
JP2003043558A (ja) 撮像装置
JPH1138471A (ja) カメラ
JP3269484B2 (ja) 3次元情報入力カメラ
JP2000283752A (ja) 3次元情報入力カメラ
JPH10336492A (ja) デジタルカメラ
JP2005184609A (ja) 電子カメラ
JP2006135391A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2004117776A (ja) デジタルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060605

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080829

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080904

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20081003