JP2000046964A - リスト装置 - Google Patents

リスト装置

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JP2000046964A
JP2000046964A JP10209681A JP20968198A JP2000046964A JP 2000046964 A JP2000046964 A JP 2000046964A JP 10209681 A JP10209681 A JP 10209681A JP 20968198 A JP20968198 A JP 20968198A JP 2000046964 A JP2000046964 A JP 2000046964A
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Hiroki Nishiyama
弘樹 西山
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ込み式裏蓋を有するものでも緩衝突部を
所定位置に配置することができるとともに、緩衝部材の
寸法を小さく設定してリスト装置自体の外形寸法を小さ
く設定する等、デザイン性における自由度を高めること
を可能とする腕時計等のリスト装置を提供する。 【解決手段】 本体ケース2の裏面側位置に、本体ケー
ス2から裏面側に突出し該裏面側からの本体ケース2へ
の衝撃を緩衝する緩衝突部21と本体ケース2の裏面側
に設けられた溝部10に嵌入される埋込部22とを有す
る緩衝部材20を備える。埋込部22を溝部10に嵌入
させ、緩衝突部21を所定位置に位置決めして、裏蓋7
を本体ケース2の裏面側に取付け、緩衝部材20を本体
ケース2に固定する。埋込部22を補強する補強部材3
0を備える。補強部材30を埋込部22に対して位置決
めする位置決め機構(例えば、位置決め爪31、嵌入溝
24)を備える。緩衝部材20の本体ケース2に対する
ずれを防止するずれ防止機構(例えば、ずれ防止爪2
3、係止部11)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手首に装着するリ
スト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計等の手首に装着するリスト
装置において、ねじ込み式裏蓋を有するものに耐衝撃構
造を備える場合には、弾性体の緩衝部材を該ねじ込み式
裏蓋の周囲に巻き付けた状態で、このねじ込み式裏蓋を
リスト装置の本体ケースにねじ込む方法がとられてい
た。
【0003】また、リスト装置において、ビス止め式裏
蓋を有するものに耐衝撃構造を備える場合には、緩衝部
材を裏蓋および本体ケースの外側に配して、ビス止めに
より該本体ケースの周囲から該緩衝部材を本体ケースに
固定するといった方法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リスト装置において、ねじ込み式裏蓋を有するもので
は、上述したように、ねじ込み式裏蓋の周囲に弾性体の
緩衝部材を巻き付けた状態で、このねじ込み式裏蓋を本
体ケースにねじ込むため、ねじ込み強さによって、ねじ
込み時の回転量に誤差が生じていた。従って、リスト装
置本体の裏側に突出する緩衝突部を設けて、この突出部
をリスト装置のバンドの基端部に位置させようとしても
ねじ込み強さによって緩衝突部の位置がずれてしまうた
め、このような緩衝突部を有するような方向性のある緩
衝部材を用いることができないという問題があった。
【0005】また、ビス止め式裏蓋有するものでは、緩
衝部材を本体ケースの周囲に対してビス止めするといっ
た方法が採られていたため、該緩衝部材の寸法が大きく
なってしまい、リスト装置のデザイン的な制約がでてし
まうといった問題があった。
【0006】そこで、本発明の課題は、ねじ込み式裏蓋
を有するものでも緩衝突部を所定位置に配置することが
できるとともに、緩衝部材の寸法を小さく設定してリス
ト装置自体の外形寸法を小さく設定する等、デザイン性
における自由度を高めることを可能とするリスト装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、この発明は、本体ケース(図7等の2)と、この本
体ケースの裏面側に取付けられた裏蓋(同図の7)と、
この本体ケースから裏面側に突出し該裏面側からの該本
体ケースへの衝撃を緩衝する緩衝突部(同図の21)と
前記本体ケースの裏面側に設けられた溝部(同図の1
0)に嵌入される埋込部(同図の22)とを有する緩衝
部材(同図の20)とを備え、前記埋込部を前記溝部に
嵌入させ、前記緩衝突部を所定位置に位置決めして、前
記裏蓋を前記本体ケースの裏面側に取付け、該緩衝部材
を前記本体ケースに固定したことを特徴としている。
【0008】前記本体ケースは、例えば腕時計本体であ
ることが挙げられるが、手首に装着して用いるものであ
ればコンパス、高度計などその他のものでも良い。前記
溝部は、例えば、前記本体ケースの裏面側の周縁部に沿
って設けられている。前記裏蓋としては、例えば、ねじ
込み式のものが挙げられるが、ビス止め式のものでも良
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るリスト装置
の実施の各形態例を図1から図9に基づいて説明する。
【0010】<第一の実施の形態例>先ず、図1は本発
明に係るリスト装置の一例としての腕時計を示す正面
図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断
面図、図4は腕時計の本体ケース2の裏側を示す正面
図、図5は本発明に係る緩衝部材20を説明するための
図であり、このうち、(a)は正面図、(b)は背面
図、(c)の上半分は(a)のC−C断面図、(c)の
下半分は(a)のC−C矢視図、(d)は(a)のD−
D断面図、(e)は(a)のE−E断面図、(f)は
(b)の矢印F方向から見た図である。
【0011】図1から図3に示されるように、腕時計
(リスト装置)の本体1は、本体ケース2に、緩衝部材
20、裏蓋7、ベゼル4及びガラス5等が取り付けられ
るとともに、液晶表示パネル6等の内部機器が収納され
て構成されている。
【0012】図1に示されるように、本体ケース2の側
部にはバンド取付部3,…が設けられ、該バンド取付部
3,…にはバンド3A,3Aがバネ棒3B,3Bにより
取り付けられている。本体ケース2の上面には、図示し
ないEL素子を発光させるための押しボタン53,53
が設けられ、本体ケース2の側面には、各種操作を行う
ための押しボタン41が設けられている。図3に示され
るように、ベゼル4は緩衝部材45により緩衝性をもた
された状態で本体ケース2に固定されている。また、ガ
ラス5はパッキン43を介して本体ケース2の開口部4
4(図4参照)に圧入固定されている。さらに、ガラス
5を通して、ドットマトリックス表示部42および時刻
等の情報表示を行う表示部51が透視できるようになっ
ている。本体ケース2の内部には、見切り部材46が緩
衝部材47により緩衝性を持たされた状態で固定され、
この見切り部材46には、液晶表示パネル6が固定され
ている。本体ケース2の内部には、他にも、各種電子機
器等からなる電子モジュール48が緩衝部材49および
抑え板52を介して配置されている。
【0013】本体ケース2の裏面側には、図4に示され
るように、その周縁部に沿って、緩衝部材20を取り付
けるための溝部10が形成されている。
【0014】緩衝部材20は、図5に示されるように、
本体1の裏面側から該本体1へ加わる衝撃を緩衝する緩
衝突部21,21と、本体ケース2の裏面側の溝部10
に嵌入される埋込部22とを備えている。埋込部22
は、例えば、本体ケース2の全周に亘って配置されるよ
うな円環状に形成されている。緩衝部材20の緩衝突部
21,21の基端部には、例えば、孔部25が設けられ
ていてもよい。これにより、緩衝突部21,21がバン
ド3A,3Aのバネ棒3B,3Bを支点とした回動を阻
害することなく、該回動につれて緩衝突部21,21
も、その基端部を軸に変位することが容易になる。ま
た、緩衝突部21,21は、後述する裏蓋7の取付けの
邪魔にならないような位置に取付けられている。さら
に、緩衝突部21,21を12時−6時方向に小さくし
て、腕時計本体1の12時−6時方向の寸法ができるだ
け小さくなるようになっている。
【0015】緩衝部材20の埋込部22の側周部には、
緩衝部材20を本体ケース2へ取り付ける際の周方向へ
のずれを防止するためのずれ防止爪23,…が形成され
ている。一方、本体ケース2の溝部10には、緩衝部材
20のずれ防止爪23,…を係合させて、緩衝部材20
の緩衝突部21,21を本体ケース2のバンド取付部3
位置に保持させるための係止部11,…が形成されてい
る。
【0016】緩衝突部21,21は、バンド3A,3A
が取付けられるバンド取付部3,…側(バンドの基端
部)に位置決め配置され、腕時計1を手首に装着する際
に緩衝突部21,21が邪魔にならないようになってい
る。
【0017】このように構成された緩衝部材20の本体
ケース2への取付けは、埋込部22を本体ケース2の溝
部10に嵌入させるとともに、ずれ防止爪23,…を係
止部11,…に係合させて位置決めした状態にして、そ
の裏側からOリング50を介して裏蓋7を本体ケース2
に螺合させることによって行われている。
【0018】このように緩衝部材20が取り付けられた
状態において、緩衝突部21が本体1の裏側に突出した
状態となるので、本体1の裏面側からの落下時等に、そ
の突出した緩衝突部21によって、本体1の裏面側から
本体1へ加わる衝撃を緩衝でき、本体1に強い衝撃が加
わるのを防止して優れた保護機能を得ることができる。
【0019】緩衝部材20の埋込部22は本体ケース2
の全周に亘って接触した状態に配置されるので、裏蓋7
による緩衝部材20の本体1への固定を、より確実に行
うことができる。
【0020】また、埋込部22の側周部に形成されたず
れ防止爪23,…が溝部10に形成された係止部11,
…に係合して、埋込部22の溝部10の周方向へずれな
いようになっているので、緩衝部材20が本体ケース2
に対してずれることがない。
【0021】そして、その緩衝部材20の緩衝突部2
1,21が、バンド取付部3,…側(バンドの基端部)
に確実に位置決めされるので、腕時計を手首に装着した
際に緩衝突部21,21が邪魔にならない。
【0022】さらに、緩衝部材20を本体1へ装着する
ための埋込部22が本体1の溝部10内に納まり、緩衝
突部21,21のみが本体1の裏側に露出するように設
計することも可能なので、そうすることによって、リス
ト装置をよりフルメタルに近いデザインとすることがで
きる。
【0023】<第二の実施の形態例>先ず、図6は本発
明に係るリスト装置の一例としての腕時計を示す正面
図、図7は図6のH−H断面図、図8は図6のI−I断
面図、図9本発明に係る補強部材30を説明するための
図である。
【0024】ここで、第二の実施の形態例における腕時
計の本体40の各構成要素は、上述した第一の実施の形
態例における腕時計の本体1の各構成要素とほぼ同じで
あるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0025】補強部材30は、図9に示されるように、
例えば、緩衝部材20の埋込部22の全周に対応した円
環状の形状に形成されており、該補強部材30を該埋込
部22に対して相対回転しないように位置決めする位置
決め爪31,…と、該埋込部22を補強する補強部32
とを有している。
【0026】緩衝部材20の埋込部22の裏側には、図
5に示されるように、補強部材30の位置決め爪31,
…が嵌入される嵌入溝24,…が形成されている。
【0027】このように構成された緩衝部材20を本体
ケース2に取り付ける際には、補強部材30の位置決め
爪31,…を埋込部22の嵌入溝24,…にそれぞれ嵌
入させ、補強部材30が埋込部22に対して相対回転し
ない状態にしてから、該緩衝部材20を上記第一の実施
の形態のときと同様に本体ケース2に装着するようにす
れば、該補強部材30の補強部31により、埋込部22
がその全周に亘って補強されて本体ケース2への取り付
け時などに破損しにくくなる。また、埋込部22が本体
ケース2の溝部10から抜けたりすることがなくなる。
【0028】以上のような構成の、第二の実施の形態例
によれば、補強部材30により埋込部22を補強したの
で、埋込部22の強度が好適に得られ、埋込部22を薄
型化・小型化しても該埋込部22が本体ケース2の溝部
10から抜けたりすることがなく、該埋込部22の薄型
化・小型化が図れる。従って、前記本体1自体のデザイ
ンも、薄型化・小型化することができる。
【0029】また、補強部材30の位置決め爪31,…
を埋込部22の嵌入溝24,…にそれぞれ嵌入させて、
補強部材30を埋込部22に対して、相対回転しないよ
うに確実に位置決めしたので、補強部材30が埋込部2
2に対して回転してずれることを防止できる。
【0030】なお、上記の第二の実施の形態例では、埋
込部22を、その全周に亘って補強部材30によって補
強する構成としたが、必ずしも埋込部22の全周に亘っ
て補強する必要はなく、補強部材によって埋込部22の
一部を補強することとしても良い。また、補強部材30
を埋込部22に沿わせて配設し、該補強部材30により
埋込部22を補強する構成としたが、補強部材30を埋
込部22に埋め込む構成としても良い。
【0031】上記の第一・第二の実施の形態例では、リ
スト装置として、腕時計を示して説明を行ったが該リス
ト装置は、手首に装着して用いるものであればどのよう
なリスト装置(例えば、リスト型GPS、リスト型電子
コンパスまたは電子機器類など)に適用してもよい。ま
た、図示例では、正面形状が円形状の本体1(本体ケー
ス2)となっているが、本発明はこれに限られるもので
はなく、例えば、正面形状が四角形状の本体(本体ケー
ス)として、溝部10、埋込部22等もこれに対応した
形状のものとしても良い。さらに、裏蓋7は、上述した
ようなねじ込み式裏蓋に限らず、本体ケース2の溝部1
0に埋込部22を嵌入した状態で、ビス止め式裏蓋で埋
込部22を本体1に固定する構成としてもよい。加え
て、その他の具体的細部構造等は、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において適宜変更可能である。
【0032】このように、この実施形態(請求項1記載
の発明)に係るリスト装置は本体ケース2と、この本体
ケース2の裏面側に取付けられた裏蓋7と、この本体ケ
ース2から裏面側に突出し該裏面側からの該本体ケース
2への衝撃を緩衝する緩衝突部21と本体ケース2の裏
面側に設けられた溝部10に嵌入される埋込部22とを
有する緩衝部材20とを備え、埋込部22を溝部10に
嵌入させ、緩衝突部21を所定位置に位置決めして、裏
蓋7を本体ケース2の裏面側に取付け、緩衝部材20を
本体ケース2に固定したことを特徴としている。
【0033】この実施形態(請求項1記載の発明)によ
れば、本体ケース2の裏面側に突出した緩衝部材20の
緩衝突部21により、本体ケース2の裏面側からの落下
時等には、緩衝突部21によって、本体ケース2の裏面
側から本体ケース2へと加わる衝撃を緩衝でき、本体ケ
ース2へと強い衝撃が加わることを防止して優れた保護
機能が得られる。また、埋込部21を溝部10に嵌入さ
せ、緩衝突部21を所定位置に位置決めしたうえで、裏
蓋7を本体ケース2の裏面側に取付けることにより緩衝
部材20が本体ケース2に固定されているので、緩衝部
材20が本体ケース2に確実に取り付けられるととも
に、緩衝突部21を所定位置に確実に位置させることが
できる。従って、手首に取付けるためのバンド3Aの基
端部にのみ緩衝突部21を位置させるような方向性のあ
る緩衝部材20を用いることもできる。さらに、緩衝部
材20の本体ケース2への固定を行うための埋込部21
が本体ケース2内に埋め込まれており、緩衝突部21の
みが本体ケース2から露出するようにできるので、より
フルメタルに近いデザインとすることもできる。
【0034】この実施形態(請求項2記載の発明)は請
求項1記載のリスト装置であって、本体ケース2は、バ
ンド3Aを備えた腕時計本体であり、緩衝突部21は、
バンド3Aの基端部に位置決め配置されていることを特
徴としている。
【0035】この実施形態(請求項2記載の発明)によ
れば、本体ケース2は、バンド3Aを備えた腕時計本体
であり、緩衝突部21は、バンド3Aの基端部に位置決
め配置されているので、該腕時計を手首に装着する際に
緩衝突部21が手首に沿うようにでき、腕時計の装着時
に緩衝突部21が邪魔にならないデザインとすることが
できる。
【0036】この実施形態(請求項3記載の発明)は、
請求項1又は2記載のリスト装置であって、埋込部22
が前記本体ケース2の全周に亘って設けられていること
を特徴としている。
【0037】この実施形態(請求項3記載の発明)によ
れば、埋込部22が本体ケース2の全周に亘って設けら
れているので、緩衝部材20の本体ケース2への定着度
を高め、緩衝部材20の本体ケース2への固定をより確
実に行うことができる。
【0038】この実施形態(請求項4記載の発明)は、
請求項1、2又は3記載のリスト装置であって、埋込部
22を補強する補強部材30を備えたことを特徴として
いる。
【0039】この実施形態(請求項4記載の発明)によ
れば、埋込部22を補強する補強部材30を備えたの
で、例えば何らかの原因で緩衝部材20の緩衝突部21
が引っ張られたりしても埋込部22が変形して埋込部2
2が溝部10から抜けたりすることを好適に防止でき、
埋込部22を薄型化・小型化しても埋込部22が本体ケ
ース2の溝部10から抜けたりすることがなく、埋込部
22の薄型化・小型化が図れる。従って、本体ケース2
自体のデザインも、薄型化・小型化することができる。
【0040】この実施形態(請求項5記載の発明)は、
請求項1、2、3又は4記載のリスト装置であって、埋
込部22は、その全周に亘って補強部材30によって補
強されていることを特徴としている。
【0041】この実施形態(請求項5記載の発明)によ
れば、埋込部22は、その全周に亘って補強部材30に
よって補強されているので、補強部材30による埋込部
22の補強をより確実に行うことができ、埋込部22の
さらなる薄型化・小型化が図れ、本体ケース2自体もさ
らなる薄型化・小型化が可能となる。
【0042】この実施形態(請求項6記載の発明)は、
請求項4又は5記載のリスト装置であって、補強部材3
0を埋込部22に対して位置決めする位置決め機構(例
えば、位置決め爪31、嵌入溝24)を備えたことを特
徴としている。
【0043】この実施形態(請求項6記載の発明)によ
れば、補強部材30を埋込部22に対して位置決めする
位置決め機構を備えたので、該位置決め機構により補強
部材30を埋込部22に対して確実に位置決めでき、補
強部材30が埋込部22に対してずれたりすることを防
止できる。
【0044】この実施形態(請求項7記載の発明)は、
請求項1から請求項6のいずれかに記載のリスト装置で
あって、緩衝部材20の本体ケース2に対するずれを防
止する、ずれ防止機構(例えば、ずれ防止爪23、係止
部11)を備えたことを特徴としている。
【0045】この実施形態(請求項7記載の発明)によ
れば、緩衝部材20の本体ケース2に対するずれを防止
する、ずれ防止機構を備えたので、該ずれ防止機構によ
り緩衝部材20が本体ケース2からずれてしまうことを
確実に防止できる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るリスト装置によれば、本体
ケースの裏面側位置に、該本体ケースから裏面側に突出
し該裏面側からの該本体ケースへの衝撃を緩衝する緩衝
突部と本体ケースの裏面側に設けられた溝部に嵌入され
る埋込部とを有する緩衝部材を備え、埋込部を溝部に嵌
入させ、緩衝突部を所定位置に位置決めして、裏蓋を本
体ケースの裏面側に取付け、緩衝部材を本体ケースに固
定した構成を特徴とするため、本体ケースの裏面側に突
出した緩衝突部により、本体ケースへと強い衝撃が加わ
ることを防止して優れた保護機能が得られる。また、例
えば、手首に取付けるためのバンドの基端部に緩衝突部
を位置させるような方向性のある緩衝部材を用いること
もできる。さらに、埋込部が本体ケース内に埋め込まれ
ており、前記緩衝突部のみが該本体から露出するように
できるので、よりフルメタルに近いデザインとすること
もできる。
【0047】また、前記本体ケースは、バンドを備えた
腕時計本体であり、前記緩衝突部は、該バンドの基端部
に位置決め配置されている構成とすれば、該腕時計を手
首に装着する際に該緩衝突部が手首に沿うようにでき、
腕時計の装着時に緩衝突部が邪魔にならないデザインと
することができる。
【0048】さらに、埋込部は本体ケースの全周に亘っ
て設けることが望ましく、このようにすることで、緩衝
部材の本体への定着度を高め、該緩衝部材の該本体への
固定をより確実に行うことができる。また、埋込部を補
強する補強部材を備えることで、該埋込部が溝部から抜
けたりすることを好適に防止でき、該埋込部の薄型化・
小型化が図れる。従って、前記本体ケース自体のデザイ
ンも、薄型化・小型化することができる。この場合、埋
込部は、その全周に亘って補強部材によって補強するこ
とが望ましく、このようにすれば、該埋込部のさらなる
薄型化・小型化が図れ、本体ケース自体もさらなる薄型
化・小型化が可能となる。
【0049】加えて、補強部材を埋込部に対して位置決
めする位置決め機構を備えることで、該補強部材が該埋
込部に対してずれたりすることを防止できる。
【0050】他にも、緩衝部材の本体ケースに対するず
れを防止する、ずれ防止機構を備えることで、該ずれ防
止機構により該緩衝部材が該本体ケースからずれてしま
うことを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリスト装置の一例としての腕時計
を示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】腕時計の本体ケースの裏側を示す正面図であ
る。
【図5】本発明に係る緩衝部材を説明するための図であ
り、このうち、(a)は正面図、(b)は背面図、
(c)の上半分は(a)のC−C断面図、(c)の下半
分は(a)のC−C矢視図、(d)は(a)のD−D断
面図、(e)は(a)のE−E断面図、(f)は(b)
の矢印F方向から見た図である。
【図6】本発明に係るリスト装置の一例としての腕時計
を示す正面図である。
【図7】図6のH−H断面図である。
【図8】図6のI−I断面図である。
【図9】本発明に係る補強部材を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 本体ケース 3 バンド取付部(バンドの基端部) 3A バンド 7 裏蓋 10 溝部 11 係止部(ずれ防止機構) 20 緩衝部材 21 緩衝突部 22 埋込部 23 ずれ防止爪(ずれ防止機構) 24 嵌入溝(位置決め機構) 30 補強部材 31 位置決め爪(位置決め機構)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、 この本体ケースの裏面側に取付けられた裏蓋と、 この本体ケースから裏面側に突出し該裏面側からの該本
    体ケースへの衝撃を緩衝する緩衝突部と前記本体ケース
    の裏面側に設けられた溝部に嵌入される埋込部とを有す
    る緩衝部材とを備え、 前記埋込部を前記溝部に嵌入させ、前記緩衝突部を所定
    位置に位置決めして、前記裏蓋を前記本体ケースの裏面
    側に取付け、該緩衝部材を前記本体ケースに固定したこ
    とを特徴とするリスト装置。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースは、バンドを備えた腕時
    計本体であり、前記緩衝突部は、該バンドの基端部に位
    置決め配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    リスト装置。
  3. 【請求項3】 前記埋込部が前記本体ケースの全周に亘
    って設けられていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のリスト装置。
  4. 【請求項4】 前記埋込部を補強する補強部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のリスト装
    置。
  5. 【請求項5】 前記埋込部は、その全周に亘って前記補
    強部材によって補強されていることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載のリスト装置。
  6. 【請求項6】 前記補強部材を前記埋込部に対して位置
    決めする位置決め機構を備えたことを特徴とする請求項
    4又は5記載のリスト装置。
  7. 【請求項7】 前記緩衝部材の前記本体ケースに対する
    ずれを防止する、ずれ防止機構を備えたことを特徴とす
    る請求項1から6のいずれかに記載のリスト装置。
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