JP2000046435A - 吸収式冷凍機 - Google Patents
吸収式冷凍機Info
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- JP2000046435A JP2000046435A JP10370137A JP37013798A JP2000046435A JP 2000046435 A JP2000046435 A JP 2000046435A JP 10370137 A JP10370137 A JP 10370137A JP 37013798 A JP37013798 A JP 37013798A JP 2000046435 A JP2000046435 A JP 2000046435A
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- JP
- Japan
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- temperature regenerator
- engine
- exhaust gas
- heat
- heating
- Prior art date
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
- Y02A30/274—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
- Y02B30/625—Absorption based systems combined with heat or power generation [CHP], e.g. trigeneration
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストダウン並びに省設置スペースが図られ
るともに、排熱を一層有効に利用することができる吸収
式冷凍機を提供する。 【解決手段】 エンジン1の排ガスが吸収器3からの吸
収液を加熱するための熱源として利用されるように構成
された吸収式冷凍機において、吸収器3からの吸収液を
加熱する加熱部Hgが、エンジン1の排ガスが投入され
て加熱作用するように設けられている。
るともに、排熱を一層有効に利用することができる吸収
式冷凍機を提供する。 【解決手段】 エンジン1の排ガスが吸収器3からの吸
収液を加熱するための熱源として利用されるように構成
された吸収式冷凍機において、吸収器3からの吸収液を
加熱する加熱部Hgが、エンジン1の排ガスが投入され
て加熱作用するように設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排ガス
が吸収器からの吸収液を加熱するための熱源として利用
されるように構成された吸収式冷凍機に関する。
が吸収器からの吸収液を加熱するための熱源として利用
されるように構成された吸収式冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる吸収式冷凍機において、従来は、
エンジンの排ガスが投入されて、その排ガスにより、供
給される水を加熱して温水を生成する排ガス熱源熱交換
器と、その排ガス熱源熱交換器にて生成された温水が供
給されて、その温水により、吸収器から排出されて再生
器へ供給される吸収液を加熱する温水熱源熱交換器を設
けていた。
エンジンの排ガスが投入されて、その排ガスにより、供
給される水を加熱して温水を生成する排ガス熱源熱交換
器と、その排ガス熱源熱交換器にて生成された温水が供
給されて、その温水により、吸収器から排出されて再生
器へ供給される吸収液を加熱する温水熱源熱交換器を設
けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、エンジンの排ガスを熱源として吸収器からの吸収液
を加熱するために、排ガス熱源熱交換器及び温水熱源熱
交換器が必要となり、特に、排ガス熱源熱交換器は高価
で大型であるため、コストダウン及び省設置スペースを
図る上で、改善の余地があった。又、エンジンの排ガス
を熱源として、その排ガスよりもエクセルギーの低い温
水を生成して、その温水にて吸収液を加熱するものであ
るから、排熱の有効利用を図る上で改善の余地があっ
た。
は、エンジンの排ガスを熱源として吸収器からの吸収液
を加熱するために、排ガス熱源熱交換器及び温水熱源熱
交換器が必要となり、特に、排ガス熱源熱交換器は高価
で大型であるため、コストダウン及び省設置スペースを
図る上で、改善の余地があった。又、エンジンの排ガス
を熱源として、その排ガスよりもエクセルギーの低い温
水を生成して、その温水にて吸収液を加熱するものであ
るから、排熱の有効利用を図る上で改善の余地があっ
た。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、コストダウン並びに省設置スペ
ースが図られるともに、排熱を一層有効に利用すること
ができる吸収式冷凍機を提供することにある。
のであり、その目的は、コストダウン並びに省設置スペ
ースが図られるともに、排熱を一層有効に利用すること
ができる吸収式冷凍機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、吸収器からの吸収液を加熱する加熱部が、
エンジンの排ガスが投入されて加熱作用するように設け
られているので、加熱部においては、投入されるエンジ
ンの排ガスによって吸収器からの吸収液を加熱すること
になる。従って、エンジンの排ガスが投入される加熱部
が必要となるものの、少なくとも、従来必要としていた
高価で大型の排ガス熱源熱交換器は不要となるので、コ
ストダウン並びに省設置スペースを図ることができるよ
うになった。又、温水よりもエクセルギーの高い排ガス
により吸収液を加熱するので、従来よりも排熱の有効利
用を図ることができるようになった。
成によれば、吸収器からの吸収液を加熱する加熱部が、
エンジンの排ガスが投入されて加熱作用するように設け
られているので、加熱部においては、投入されるエンジ
ンの排ガスによって吸収器からの吸収液を加熱すること
になる。従って、エンジンの排ガスが投入される加熱部
が必要となるものの、少なくとも、従来必要としていた
高価で大型の排ガス熱源熱交換器は不要となるので、コ
ストダウン並びに省設置スペースを図ることができるよ
うになった。又、温水よりもエクセルギーの高い排ガス
により吸収液を加熱するので、従来よりも排熱の有効利
用を図ることができるようになった。
【0006】請求項2に記載の特徴構成によれば、加熱
部が再生器に設けられていて、再生機内の吸収液をエン
ジンの排ガスにより加熱することができるので、放熱に
よる熱損失を可及的に抑制しながら、効率よく吸収液を
加熱することができる。ちなみに、吸収器から排出され
た吸収液を再生器に送る流路の途中に、加熱部を設け
て、その流路を流れる吸収液をエンジンの排ガスにより
加熱するように構成することができるが、この場合は、
吸収液が流れる流路からの放熱があるので、加熱効率の
面で不利になる。従って、請求項2に記載の特徴構成に
よれば、排熱の有効利用の面で更に向上を図ることがで
きる。
部が再生器に設けられていて、再生機内の吸収液をエン
ジンの排ガスにより加熱することができるので、放熱に
よる熱損失を可及的に抑制しながら、効率よく吸収液を
加熱することができる。ちなみに、吸収器から排出され
た吸収液を再生器に送る流路の途中に、加熱部を設け
て、その流路を流れる吸収液をエンジンの排ガスにより
加熱するように構成することができるが、この場合は、
吸収液が流れる流路からの放熱があるので、加熱効率の
面で不利になる。従って、請求項2に記載の特徴構成に
よれば、排熱の有効利用の面で更に向上を図ることがで
きる。
【0007】請求項3に記載の特徴構成によれば、加熱
部が、燃料を燃焼させる燃焼室を備えて構成され、その
燃焼室にエンジンの排ガスが投入されるように構成され
ている。つまり、かかる吸収式冷凍機は、燃料を燃焼さ
せて再生器内の吸収液を加熱して冷媒を再生するように
構成される場合があり、その場合は、再生器には、元
々、バーナによって燃料を燃焼させるための燃焼室が設
けられている。そこで、エンジンの排ガスを燃焼室に投
入するようにすることにより、元々設けられている燃焼
室を、エンジンの排ガスが投入されて吸収液に加熱作用
させるための加熱部として兼用させることができるので
ある。従って、加熱部として機能させるための新たな構
成を追加すること無く、本発明を実施することができ、
これによって、本発明を実施するためのコストを低減す
ることができる。
部が、燃料を燃焼させる燃焼室を備えて構成され、その
燃焼室にエンジンの排ガスが投入されるように構成され
ている。つまり、かかる吸収式冷凍機は、燃料を燃焼さ
せて再生器内の吸収液を加熱して冷媒を再生するように
構成される場合があり、その場合は、再生器には、元
々、バーナによって燃料を燃焼させるための燃焼室が設
けられている。そこで、エンジンの排ガスを燃焼室に投
入するようにすることにより、元々設けられている燃焼
室を、エンジンの排ガスが投入されて吸収液に加熱作用
させるための加熱部として兼用させることができるので
ある。従って、加熱部として機能させるための新たな構
成を追加すること無く、本発明を実施することができ、
これによって、本発明を実施するためのコストを低減す
ることができる。
【0008】請求項4に記載の特徴構成によれば、エン
ジン冷却部からの冷却水が供給されて加熱作用する冷却
水熱源加熱器により、吸収器から再生器に送られる吸収
液が加熱される。つまり、エンジンの排熱としては、排
ガスとして排出されるもののほかに、エンジン冷却部か
ら冷却水として排出されるものがある。そこで、請求項
4に記載の特徴構成によれば、エンジン冷却部から冷却
水として排出される排熱をも吸収液の加熱に利用するよ
うにしてあり、そのことによって、排熱の有効利用の面
で更に向上を図ることができる。ちなみに、エンジン冷
却部からの冷却水が供給されて加熱作用する冷却水熱源
加熱器として、従来から設けられている温水熱源熱交換
器をその儘利用するようにすると、コストアップを回避
することができるので好適である。
ジン冷却部からの冷却水が供給されて加熱作用する冷却
水熱源加熱器により、吸収器から再生器に送られる吸収
液が加熱される。つまり、エンジンの排熱としては、排
ガスとして排出されるもののほかに、エンジン冷却部か
ら冷却水として排出されるものがある。そこで、請求項
4に記載の特徴構成によれば、エンジン冷却部から冷却
水として排出される排熱をも吸収液の加熱に利用するよ
うにしてあり、そのことによって、排熱の有効利用の面
で更に向上を図ることができる。ちなみに、エンジン冷
却部からの冷却水が供給されて加熱作用する冷却水熱源
加熱器として、従来から設けられている温水熱源熱交換
器をその儘利用するようにすると、コストアップを回避
することができるので好適である。
【0009】請求項5に記載の特徴構成によれば、再生
器が、吸収器からの吸収液が先に供給される低温再生器
と、その低温再生器からの吸収液が供給される高温再生
器を備えて構成され、加熱部が高温再生器内の吸収液を
加熱するように設けられ、冷却水熱源加熱器が低温再生
器内の吸収液を加熱するように設けられている。
器が、吸収器からの吸収液が先に供給される低温再生器
と、その低温再生器からの吸収液が供給される高温再生
器を備えて構成され、加熱部が高温再生器内の吸収液を
加熱するように設けられ、冷却水熱源加熱器が低温再生
器内の吸収液を加熱するように設けられている。
【0010】つまり、エンジンの排熱としては、排ガス
として排出されるものとエンジン冷却部から冷却水とし
て排出されるものがあり、温度は排ガスの500°C程
度に対して冷却水は88°C程度で低いが、熱量は冷却
水の方が排ガスよりも多い(例えば、冷却水と排ガスの
熱量比は2:1である)。そこで、吸収液の通流経路に
おいて、温度が低くて量が多い冷却水を熱源とする冷却
水熱源加熱器の加熱対象とする箇所は、吸収液の量が多
く、温度が低く、濃度の低い部分が、高効率で加熱する
上で好適である。一方、再生器として高温再生器と低温
再生器とを備えた二重効用吸収式冷凍機においては、吸
収器からの吸収液を、先に高温再生器に供給するシリー
ズフロー型と、高温再生器と低温再生器の両方に並行し
て供給するパラレルフロー型と、先に低温再生器に供給
するリバースフロー型がある。
として排出されるものとエンジン冷却部から冷却水とし
て排出されるものがあり、温度は排ガスの500°C程
度に対して冷却水は88°C程度で低いが、熱量は冷却
水の方が排ガスよりも多い(例えば、冷却水と排ガスの
熱量比は2:1である)。そこで、吸収液の通流経路に
おいて、温度が低くて量が多い冷却水を熱源とする冷却
水熱源加熱器の加熱対象とする箇所は、吸収液の量が多
く、温度が低く、濃度の低い部分が、高効率で加熱する
上で好適である。一方、再生器として高温再生器と低温
再生器とを備えた二重効用吸収式冷凍機においては、吸
収器からの吸収液を、先に高温再生器に供給するシリー
ズフロー型と、高温再生器と低温再生器の両方に並行し
て供給するパラレルフロー型と、先に低温再生器に供給
するリバースフロー型がある。
【0011】そこで、冷却水熱源加熱器により効率良く
吸収液を加熱する点で、シリーズフロー型、パラレルフ
ロー型及びリバースフロー型の各型の吸収液の通流経路
を評価すると、リバースフロー型において低温再生器内
は、吸収液の量が多く、温度が低く、濃度が低いため、
リバースフロー型における低温再生器の吸収液を加熱す
るのが、吸収液の量、温度及び濃度の面で最も好適であ
る。従って、リバースフロー型の二重効用吸収式冷凍機
において、加熱部を高温再生器内の吸収液を加熱するよ
うに設け、冷却水熱源加熱器を低温再生器内の吸収液を
加熱するように設けることにより、エンジンの排熱を可
及的に高効率で利用することができるようになる。
吸収液を加熱する点で、シリーズフロー型、パラレルフ
ロー型及びリバースフロー型の各型の吸収液の通流経路
を評価すると、リバースフロー型において低温再生器内
は、吸収液の量が多く、温度が低く、濃度が低いため、
リバースフロー型における低温再生器の吸収液を加熱す
るのが、吸収液の量、温度及び濃度の面で最も好適であ
る。従って、リバースフロー型の二重効用吸収式冷凍機
において、加熱部を高温再生器内の吸収液を加熱するよ
うに設け、冷却水熱源加熱器を低温再生器内の吸収液を
加熱するように設けることにより、エンジンの排熱を可
及的に高効率で利用することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1に基
づいて、本発明をコージェネレーションシステムに適用
した場合の第1の実施の形態を説明する。図1に示すよ
うに、コージェネレーションシステムは、ガスエンジン
1と、そのガスエンジン1により駆動される発電機2
と、ガスエンジン1の排熱を利用して吸収器3からの吸
収液を加熱するように構成した吸収式冷凍機R等を備え
て構成してある。
づいて、本発明をコージェネレーションシステムに適用
した場合の第1の実施の形態を説明する。図1に示すよ
うに、コージェネレーションシステムは、ガスエンジン
1と、そのガスエンジン1により駆動される発電機2
と、ガスエンジン1の排熱を利用して吸収器3からの吸
収液を加熱するように構成した吸収式冷凍機R等を備え
て構成してある。
【0013】ガスエンジン1は、燃料ガス供給路4を通
じて供給される都市ガス等のガス燃料を燃料とし、排ガ
スを排出させる排ガス路5と、冷却水ポンプ6により冷
却水循環路7を通じて冷却水が循環供給されるエンジン
ジャケット(エンジン冷却部に相当する)8等を備えて
構成してある。
じて供給される都市ガス等のガス燃料を燃料とし、排ガ
スを排出させる排ガス路5と、冷却水ポンプ6により冷
却水循環路7を通じて冷却水が循環供給されるエンジン
ジャケット(エンジン冷却部に相当する)8等を備えて
構成してある。
【0014】吸収式冷凍機Rは、再生器Gとして、バー
ナ9により吸収液を加熱する高温再生器10とその高温
再生器10から供給される吸収液を高温再生器10から
の冷媒蒸気により加熱する低温再生器11とを備え、高
温再生器10及び低温再生器11夫々からの冷媒蒸気を
凝縮させる凝縮器12と、その凝縮器12からの冷媒蒸
気を蒸発させる蒸発器13と、その蒸発器13からの冷
媒蒸気を低温再生器11からの吸収液に吸収させる吸収
器3等を備えて構成してある。
ナ9により吸収液を加熱する高温再生器10とその高温
再生器10から供給される吸収液を高温再生器10から
の冷媒蒸気により加熱する低温再生器11とを備え、高
温再生器10及び低温再生器11夫々からの冷媒蒸気を
凝縮させる凝縮器12と、その凝縮器12からの冷媒蒸
気を蒸発させる蒸発器13と、その蒸発器13からの冷
媒蒸気を低温再生器11からの吸収液に吸収させる吸収
器3等を備えて構成してある。
【0015】本発明においては、吸収式冷凍機Rには、
吸収器3からの吸収液を加熱する加熱部Hgを、排ガス
路5を通じてガスエンジン1の排ガスが投入されて加熱
作用するように設けてある。
吸収器3からの吸収液を加熱する加熱部Hgを、排ガス
路5を通じてガスエンジン1の排ガスが投入されて加熱
作用するように設けてある。
【0016】吸収式冷凍機Rについて、説明を加える。
吸収器3から高温再生器10へ冷媒蒸気を吸収した低濃
度の吸収液(以下の記載において、希液と称する場合も
ある)を供給すべく、吸収器3の液溜まり部と高温再生
器10とを吸収液ポンプ14を介装した希液供給路15
にて接続し、高温再生器10から低温再生器11へ中濃
度の吸収液(以下の記載において、中液と称する場合も
ある)を供給すべく、高温再生器10と低温再生器11
の下部とを中液供給路18にて接続し、低温再生器11
から吸収器3へ高濃度の吸収液(以下、濃液と称する場
合もある)を供給すべく、低温再生器11と吸収器3の
上部の吸収液散布具19とを、濃液供給路20にて接続
してある。つまり、吸収器3において冷媒蒸気を吸収し
た吸収液が先に高温再生器10に供給される、いわゆる
シリーズフロー型に構成してある。
吸収器3から高温再生器10へ冷媒蒸気を吸収した低濃
度の吸収液(以下の記載において、希液と称する場合も
ある)を供給すべく、吸収器3の液溜まり部と高温再生
器10とを吸収液ポンプ14を介装した希液供給路15
にて接続し、高温再生器10から低温再生器11へ中濃
度の吸収液(以下の記載において、中液と称する場合も
ある)を供給すべく、高温再生器10と低温再生器11
の下部とを中液供給路18にて接続し、低温再生器11
から吸収器3へ高濃度の吸収液(以下、濃液と称する場
合もある)を供給すべく、低温再生器11と吸収器3の
上部の吸収液散布具19とを、濃液供給路20にて接続
してある。つまり、吸収器3において冷媒蒸気を吸収し
た吸収液が先に高温再生器10に供給される、いわゆる
シリーズフロー型に構成してある。
【0017】高温再生器10には、その液溜まり部に浸
漬する状態で、バーナ9により燃料ガスを燃焼させるた
めの燃焼室16を設けてある。尚、図中の17は、バー
ナ9に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路である。ガス
エンジン1の排ガスを高温再生器10の燃焼室16に投
入すべく、排ガス路5を燃焼室16に接続してある。つ
まり、加熱部Hgを、高温再生器10に設けた燃焼室1
6にて機能させるように構成してある。
漬する状態で、バーナ9により燃料ガスを燃焼させるた
めの燃焼室16を設けてある。尚、図中の17は、バー
ナ9に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路である。ガス
エンジン1の排ガスを高温再生器10の燃焼室16に投
入すべく、排ガス路5を燃焼室16に接続してある。つ
まり、加熱部Hgを、高温再生器10に設けた燃焼室1
6にて機能させるように構成してある。
【0018】高温再生器10から排出されて中液供給路
18を通流する高温の中液により希液供給路15を通流
する希液を加熱する高温熱交換器21を設け、低温再生
器11から排出されて濃液供給路20を通流する濃液に
より希液供給路15を通流する希液を加熱する低温熱交
換器22を設けてある。高温熱交換器21及び低温熱交
換器22は、希液供給路15の通流方向において、高温
熱交換器21が低温熱交換器22よりも下流側に位置す
るように設けてある。更に、冷却水循環路7を通流する
エンジンジャケット8からの冷却水と希液供給路15を
通流する希液とを熱交換させて希液を加熱する温水熱源
熱交換器23を、希液供給路15において、低温熱交換
器22と高温熱交換器21との間に位置させて設けてあ
る。つまり、エンジンジャケット8からの冷却水が供給
されて加熱作用する冷却水熱源加熱器Hwを、温水熱源
熱交換器23にて構成してある。
18を通流する高温の中液により希液供給路15を通流
する希液を加熱する高温熱交換器21を設け、低温再生
器11から排出されて濃液供給路20を通流する濃液に
より希液供給路15を通流する希液を加熱する低温熱交
換器22を設けてある。高温熱交換器21及び低温熱交
換器22は、希液供給路15の通流方向において、高温
熱交換器21が低温熱交換器22よりも下流側に位置す
るように設けてある。更に、冷却水循環路7を通流する
エンジンジャケット8からの冷却水と希液供給路15を
通流する希液とを熱交換させて希液を加熱する温水熱源
熱交換器23を、希液供給路15において、低温熱交換
器22と高温熱交換器21との間に位置させて設けてあ
る。つまり、エンジンジャケット8からの冷却水が供給
されて加熱作用する冷却水熱源加熱器Hwを、温水熱源
熱交換器23にて構成してある。
【0019】高温再生器10にて生成した冷媒蒸気を凝
縮器12へ供給すべく、高温再生器10の気相部と凝縮
器12とを、低温再生器11の液溜まり部に設けた冷媒
蒸気熱源加熱コイル24を経由して配管される冷媒蒸気
供給路25にて接続してある。又、低温再生器11にて
生成した冷媒蒸気を凝縮器12に供給すべく、低温再生
器11の気相部と凝縮器12とを冷媒蒸気供給路26に
て接続してある。凝縮器12にて凝縮された冷媒液を蒸
発器13に供給すべく、凝縮器12の底部と蒸発器13
とを冷媒液供給路27にて接続し、蒸発器13の液溜ま
り部の冷媒液を蒸発器13の上部の冷媒液散布具28か
ら散布すべく、蒸発器13の液溜まり部と冷媒液散布具
28とを冷媒ポンプ29を介装した冷媒液供給路30に
て接続してある。蒸発器13から吸収器3へ冷媒蒸気を
供給すべく、蒸発器13の気相部と吸収器3の気相部と
を冷媒蒸気供給路31にて接続してある。
縮器12へ供給すべく、高温再生器10の気相部と凝縮
器12とを、低温再生器11の液溜まり部に設けた冷媒
蒸気熱源加熱コイル24を経由して配管される冷媒蒸気
供給路25にて接続してある。又、低温再生器11にて
生成した冷媒蒸気を凝縮器12に供給すべく、低温再生
器11の気相部と凝縮器12とを冷媒蒸気供給路26に
て接続してある。凝縮器12にて凝縮された冷媒液を蒸
発器13に供給すべく、凝縮器12の底部と蒸発器13
とを冷媒液供給路27にて接続し、蒸発器13の液溜ま
り部の冷媒液を蒸発器13の上部の冷媒液散布具28か
ら散布すべく、蒸発器13の液溜まり部と冷媒液散布具
28とを冷媒ポンプ29を介装した冷媒液供給路30に
て接続してある。蒸発器13から吸収器3へ冷媒蒸気を
供給すべく、蒸発器13の気相部と吸収器3の気相部と
を冷媒蒸気供給路31にて接続してある。
【0020】冷却水を、吸収器3内の冷却コイル32及
び凝縮器12内の冷却コイル33に供給するように、冷
却コイル32と冷却コイル33とを冷却水供給路34に
て直列状態に接続してある。尚、図示は省略するが、冷
却塔から冷却水供給路34に冷却水が供給されるととも
に、冷却コイル32,33を通流した冷却水が冷却水供
給路34を通じて冷却塔に戻されるようになっている。
冷暖房負荷35と蒸発器13内の熱授受コイル36と
を、冷水ポンプ37を介装した冷水循環路38にて接続
してある。
び凝縮器12内の冷却コイル33に供給するように、冷
却コイル32と冷却コイル33とを冷却水供給路34に
て直列状態に接続してある。尚、図示は省略するが、冷
却塔から冷却水供給路34に冷却水が供給されるととも
に、冷却コイル32,33を通流した冷却水が冷却水供
給路34を通じて冷却塔に戻されるようになっている。
冷暖房負荷35と蒸発器13内の熱授受コイル36と
を、冷水ポンプ37を介装した冷水循環路38にて接続
してある。
【0021】上述のように構成した吸収式冷凍機Rは、
冷房運転時には、以下に説明するように作用する。つま
り、高温再生器10で吸収液から発生した冷媒蒸気を冷
媒蒸気供給路25により凝縮器12に供給し、並びに、
低温再生器11で吸収液から発生した冷媒蒸気を冷媒蒸
気供給路26により凝縮器12に供給して、凝縮器12
において冷媒蒸気を冷却コイル33の作用で凝縮させ
る。そして、凝縮器12の液溜まり部に貯留されている
冷媒液を冷媒液供給路27にて蒸発器13に供給し、並
びに、蒸発器13の液溜まり部に貯留されている冷媒液
を冷媒液散布具28にて蒸発器13内に散布し、その散
布冷媒液を熱授受コイル36の作用で蒸発させ、その気
化熱により、熱授受コイル36を通流する水を冷却する
ように構成してある。一方、低温再生器11からの吸収
液を吸収液散布具19にて吸収器3内に散布し、その散
布吸収液に蒸発器13から冷媒蒸気供給路31を通じて
供給される冷媒蒸気を吸収させるようになっている。
冷房運転時には、以下に説明するように作用する。つま
り、高温再生器10で吸収液から発生した冷媒蒸気を冷
媒蒸気供給路25により凝縮器12に供給し、並びに、
低温再生器11で吸収液から発生した冷媒蒸気を冷媒蒸
気供給路26により凝縮器12に供給して、凝縮器12
において冷媒蒸気を冷却コイル33の作用で凝縮させ
る。そして、凝縮器12の液溜まり部に貯留されている
冷媒液を冷媒液供給路27にて蒸発器13に供給し、並
びに、蒸発器13の液溜まり部に貯留されている冷媒液
を冷媒液散布具28にて蒸発器13内に散布し、その散
布冷媒液を熱授受コイル36の作用で蒸発させ、その気
化熱により、熱授受コイル36を通流する水を冷却する
ように構成してある。一方、低温再生器11からの吸収
液を吸収液散布具19にて吸収器3内に散布し、その散
布吸収液に蒸発器13から冷媒蒸気供給路31を通じて
供給される冷媒蒸気を吸収させるようになっている。
【0022】吸収器3において冷媒蒸気を吸収した吸収
液を、低温熱交換器22において低温再生器11からの
濃液にて、温水熱源熱交換器23においてエンジンジャ
ケット8からの冷却水にて、及び、高温熱交換器21に
おいて高温再生器10からの中液にて順次予熱して、高
温再生器10に供給する。そして、高温再生器10にお
いて、排ガス路5を通じて燃焼室16に投入されるガス
エンジン1の排ガス、及び、バーナ9から供給される燃
焼ガスにより吸収液を加熱して、吸収液から冷媒蒸気を
発生させる。その冷媒蒸気を低温再生器11の冷媒蒸気
熱源加熱コイル24を通流させて低温再生器11内の吸
収液に加熱作用させた後、冷媒蒸気供給路25を通じて
凝縮器12に供給し、並びに、低温再生器11内におい
て発生した冷媒蒸気を冷媒蒸気供給路26を通じて凝縮
器12に供給して、凝縮させるのである。
液を、低温熱交換器22において低温再生器11からの
濃液にて、温水熱源熱交換器23においてエンジンジャ
ケット8からの冷却水にて、及び、高温熱交換器21に
おいて高温再生器10からの中液にて順次予熱して、高
温再生器10に供給する。そして、高温再生器10にお
いて、排ガス路5を通じて燃焼室16に投入されるガス
エンジン1の排ガス、及び、バーナ9から供給される燃
焼ガスにより吸収液を加熱して、吸収液から冷媒蒸気を
発生させる。その冷媒蒸気を低温再生器11の冷媒蒸気
熱源加熱コイル24を通流させて低温再生器11内の吸
収液に加熱作用させた後、冷媒蒸気供給路25を通じて
凝縮器12に供給し、並びに、低温再生器11内におい
て発生した冷媒蒸気を冷媒蒸気供給路26を通じて凝縮
器12に供給して、凝縮させるのである。
【0023】吸収器3内で吸収液が冷媒蒸気を吸収する
ことにより生じた吸収熱を、冷却コイル32を通流する
冷却水に与え、並びに、凝縮器12内で冷媒蒸気が凝縮
することにより生じた凝縮熱を冷却コイル33を通流す
る冷却水に与えて、外部に取り出すようにしてある。
ことにより生じた吸収熱を、冷却コイル32を通流する
冷却水に与え、並びに、凝縮器12内で冷媒蒸気が凝縮
することにより生じた凝縮熱を冷却コイル33を通流す
る冷却水に与えて、外部に取り出すようにしてある。
【0024】次に、上述のように構成した吸収式冷凍機
Rを用いたコージェネレーションシステム(以下、本発
明のコージェネシステムと略記する場合がある)と、従
来の吸収式冷凍機を用いたコージェネレーションシステ
ム(以下、従来のコージェネシステムと略記する場合が
ある)とにおいて、排熱の利用状態を評価した結果を表
1に示す。尚、表1における各項目の詳細は下記の通り
である。 発電量:発電機2の発電出力 燃料ガス供給量:燃料ガス供給路4を通じて供給される
ガスエンジン1への燃料ガスの供給量 温水熱量:温水の状態で利用可能なガスエンジン1の排
熱量である。 本発明のコージェネシステムにおいては、エンジンジャ
ケット8から排出される冷却水の熱量であり、従来のコ
ージェネシステムにおいては、エンジンジャケット8か
ら排出される冷却水の熱量と、排ガス熱源熱交換器にお
いてガスエンジン1の排ガスにより加熱されて生成され
た温水の熱量を加えたものである。 排ガス温度:ガスエンジン1から排出される排ガスの温
度 排ガス量:ガスエンジン1から排出される排ガスの量 温水回収メリット:ガスエンジン1の温水排熱を温水熱
源熱交換器23に通流させて吸収液を加熱することによ
り、排熱回収している熱量であり、燃料ガス量に換算し
たものである。 本発明のコージェネシステムにおいては、エンジンジャ
ケット8から排出される冷却水を温水熱源熱交換器23
に通流させることによるものであり、従来のコージェネ
システムにおいては、エンジンジャケット8から排出さ
れる冷却水と、排ガス熱源熱交換器においてガスエンジ
ン1の排ガスにより加熱されて生成された温水とを温水
熱源熱交換器23に通流させることによるものである。 排ガス回収メリット:ガスエンジン1の排ガスが投入さ
れて加熱作用する加熱部Hgによって吸収液を加熱する
ことにより、排熱回収している熱量であり、燃料ガス量
に換算したものである。本発明のコージェネシステムに
特有のものである。 総合排熱回収メリット:温水回収メリットと排ガス回収
メリットとを加えたものである。 換算燃料ガス消費量:燃料ガス量から、総合排熱回収メ
リットを減じたものである。本燃料ガス消費量が電気に
変化したと考えることができる。 単位ガス量当たりの発電量:発電量を換算燃料ガス消費
量で割ったものである。
Rを用いたコージェネレーションシステム(以下、本発
明のコージェネシステムと略記する場合がある)と、従
来の吸収式冷凍機を用いたコージェネレーションシステ
ム(以下、従来のコージェネシステムと略記する場合が
ある)とにおいて、排熱の利用状態を評価した結果を表
1に示す。尚、表1における各項目の詳細は下記の通り
である。 発電量:発電機2の発電出力 燃料ガス供給量:燃料ガス供給路4を通じて供給される
ガスエンジン1への燃料ガスの供給量 温水熱量:温水の状態で利用可能なガスエンジン1の排
熱量である。 本発明のコージェネシステムにおいては、エンジンジャ
ケット8から排出される冷却水の熱量であり、従来のコ
ージェネシステムにおいては、エンジンジャケット8か
ら排出される冷却水の熱量と、排ガス熱源熱交換器にお
いてガスエンジン1の排ガスにより加熱されて生成され
た温水の熱量を加えたものである。 排ガス温度:ガスエンジン1から排出される排ガスの温
度 排ガス量:ガスエンジン1から排出される排ガスの量 温水回収メリット:ガスエンジン1の温水排熱を温水熱
源熱交換器23に通流させて吸収液を加熱することによ
り、排熱回収している熱量であり、燃料ガス量に換算し
たものである。 本発明のコージェネシステムにおいては、エンジンジャ
ケット8から排出される冷却水を温水熱源熱交換器23
に通流させることによるものであり、従来のコージェネ
システムにおいては、エンジンジャケット8から排出さ
れる冷却水と、排ガス熱源熱交換器においてガスエンジ
ン1の排ガスにより加熱されて生成された温水とを温水
熱源熱交換器23に通流させることによるものである。 排ガス回収メリット:ガスエンジン1の排ガスが投入さ
れて加熱作用する加熱部Hgによって吸収液を加熱する
ことにより、排熱回収している熱量であり、燃料ガス量
に換算したものである。本発明のコージェネシステムに
特有のものである。 総合排熱回収メリット:温水回収メリットと排ガス回収
メリットとを加えたものである。 換算燃料ガス消費量:燃料ガス量から、総合排熱回収メ
リットを減じたものである。本燃料ガス消費量が電気に
変化したと考えることができる。 単位ガス量当たりの発電量:発電量を換算燃料ガス消費
量で割ったものである。
【0025】表1により、本発明のコージェネシステム
では、ガスエンジン1の排ガスが投入されて加熱作用す
る加熱部Hgによって吸収液を加熱するように構成する
ことにより、従来のコージェネシステムよりも、単位ガ
ス量当たりの発電量を大きくすることができることがわ
かる。従って、本発明のコージェネシステムでは、従来
のコージェネシステムよりも排熱の有効利用を図ること
ができるようになった。
では、ガスエンジン1の排ガスが投入されて加熱作用す
る加熱部Hgによって吸収液を加熱するように構成する
ことにより、従来のコージェネシステムよりも、単位ガ
ス量当たりの発電量を大きくすることができることがわ
かる。従って、本発明のコージェネシステムでは、従来
のコージェネシステムよりも排熱の有効利用を図ること
ができるようになった。
【0026】
【表1】
【0027】ところで、吸収式冷凍機において、吸収液
を加熱するために適当な温水の量(例えば、温水熱源熱
交換器23に通流させる温水の量)は、冷凍能力に応じ
て決まる、換言すれば、利用することができる温水の量
により、設置すべき吸収式冷凍機の冷凍能力が決まる。
ちなみに、吸収式冷凍機の冷凍能力と吸収液を加熱する
ために適当な温水の熱量との関係の一例を表2に示す。
を加熱するために適当な温水の量(例えば、温水熱源熱
交換器23に通流させる温水の量)は、冷凍能力に応じ
て決まる、換言すれば、利用することができる温水の量
により、設置すべき吸収式冷凍機の冷凍能力が決まる。
ちなみに、吸収式冷凍機の冷凍能力と吸収液を加熱する
ために適当な温水の熱量との関係の一例を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表1及び表2から、本発明のコージェネシ
ステムにおいては、ガスエンジン1の排熱のうち温水の
状態で使用する排熱の熱量は44.6Mcal/hであ
り、この熱量に応じた吸収式冷凍機の冷凍能力は150
RTであることがわかる。一方、従来のコージェネシス
テムにおいては、温水の状態で使用するガスエンジンの
排熱の熱量は64.6Mcal/hであり、この熱量に
応じた吸収式冷凍機の冷凍能力は250RTであること
がわかる。従って、本発明のコージェネシステムでは、
ガスエンジンの排ガスをその儘の状態で使用する分、温
水状態で使用する排熱の熱量が少なくなるので、従来よ
りも冷凍能力の小さい吸収式冷凍機でも、温水状態の排
熱を使いきって、有効に使用することができる。
ステムにおいては、ガスエンジン1の排熱のうち温水の
状態で使用する排熱の熱量は44.6Mcal/hであ
り、この熱量に応じた吸収式冷凍機の冷凍能力は150
RTであることがわかる。一方、従来のコージェネシス
テムにおいては、温水の状態で使用するガスエンジンの
排熱の熱量は64.6Mcal/hであり、この熱量に
応じた吸収式冷凍機の冷凍能力は250RTであること
がわかる。従って、本発明のコージェネシステムでは、
ガスエンジンの排ガスをその儘の状態で使用する分、温
水状態で使用する排熱の熱量が少なくなるので、従来よ
りも冷凍能力の小さい吸収式冷凍機でも、温水状態の排
熱を使いきって、有効に使用することができる。
【0030】一方、かかるコージェネシステムにおい
て、電力出力(ガスエンジンの発電能力)と冷熱出力
(吸収式冷凍機の冷凍能力)との関係により、市場の需
要を調べると、ガスエンジンと吸収式冷凍機との能力比
率(kW/RT)が大きい方が、市場の要求に適合して
いる。本発明のコージェネシステムでは、前記能力比率
が従来のコージェネシステムよりも大きくなるため、市
場の要求に一層適合したシステムとなる。これに対し
て、従来のコージェネシステムでは前記能力比率が小さ
いため、冷熱が余る、換言すれば、ガスエンジンの排熱
を使いきることができない場合があった。
て、電力出力(ガスエンジンの発電能力)と冷熱出力
(吸収式冷凍機の冷凍能力)との関係により、市場の需
要を調べると、ガスエンジンと吸収式冷凍機との能力比
率(kW/RT)が大きい方が、市場の要求に適合して
いる。本発明のコージェネシステムでは、前記能力比率
が従来のコージェネシステムよりも大きくなるため、市
場の要求に一層適合したシステムとなる。これに対し
て、従来のコージェネシステムでは前記能力比率が小さ
いため、冷熱が余る、換言すれば、ガスエンジンの排熱
を使いきることができない場合があった。
【0031】〔第2実施形態〕以下、図2に基づいて、
本発明をコージェネレーションシステムに適用した場合
の第2の実施の形態を説明する。図2に示すように、本
第2実施形態におけるコージェネレーションシステム
は、上述の第1実施形態と同様に、ガスエンジン1と、
そのガスエンジン1により駆動される発電機2と、ガス
エンジン1の排熱を利用して吸収器3からの吸収液を加
熱するように構成した吸収式冷凍機R等を備えて構成し
てあるが、吸収式冷凍機Rは、第1実施形態では、吸収
器3からの吸収液が先に高温再生器10に供給されるシ
リーズフロー型に構成してあるのに対して、第2実施形
態では、吸収器3からの吸収液が先に低温再生器11に
供給される、いわゆるリバースフロー型に構成してあ
る。
本発明をコージェネレーションシステムに適用した場合
の第2の実施の形態を説明する。図2に示すように、本
第2実施形態におけるコージェネレーションシステム
は、上述の第1実施形態と同様に、ガスエンジン1と、
そのガスエンジン1により駆動される発電機2と、ガス
エンジン1の排熱を利用して吸収器3からの吸収液を加
熱するように構成した吸収式冷凍機R等を備えて構成し
てあるが、吸収式冷凍機Rは、第1実施形態では、吸収
器3からの吸収液が先に高温再生器10に供給されるシ
リーズフロー型に構成してあるのに対して、第2実施形
態では、吸収器3からの吸収液が先に低温再生器11に
供給される、いわゆるリバースフロー型に構成してあ
る。
【0032】説明を加えると、吸収器3から低温再生器
11へ冷媒蒸気を吸収した希液を供給すべく、吸収器3
の液溜まり部と低温再生器11とを吸収液ポンプ14を
介装した希液供給路15にて接続し、低温再生器11か
ら高温再生器10へ中液を供給すべく、低温再生器11
と高温再生器10とを中液供給路18にて接続し、高温
再生器10から吸収器3へ濃液を供給すべく、高温再生
器10と吸収器3の上部の吸収液散布具19とを、濃液
供給路20にて接続してある。
11へ冷媒蒸気を吸収した希液を供給すべく、吸収器3
の液溜まり部と低温再生器11とを吸収液ポンプ14を
介装した希液供給路15にて接続し、低温再生器11か
ら高温再生器10へ中液を供給すべく、低温再生器11
と高温再生器10とを中液供給路18にて接続し、高温
再生器10から吸収器3へ濃液を供給すべく、高温再生
器10と吸収器3の上部の吸収液散布具19とを、濃液
供給路20にて接続してある。
【0033】高温熱交換器21は、高温再生器10から
排出されて濃液供給路20を通流する高温の濃液により
中液供給路18を通流する中液を加熱するように設け、
低温熱交換器22は、高温熱交換器21を通過して濃液
供給路20を通流する濃液により希液供給路15を通流
する希液を加熱するように設けてある。
排出されて濃液供給路20を通流する高温の濃液により
中液供給路18を通流する中液を加熱するように設け、
低温熱交換器22は、高温熱交換器21を通過して濃液
供給路20を通流する濃液により希液供給路15を通流
する希液を加熱するように設けてある。
【0034】本第2実施形態では、高温再生器10に
は、第1実施形態において設けたバーナ9や燃焼室16
を設けずに、高温再生器10の液溜まり部に浸漬する状
態で、排ガス熱源加熱コイル39を設け、その排熱熱源
加熱コイル39にガスエンジン1の排ガスを投入して、
高温再生器10内の吸収液をガスエンジン1の排ガスの
みで加熱するようにしてある。更に、低温再生器11の
液溜まり部に浸漬する状態で、冷却水熱源加熱コイル4
0を設け、その冷却水熱源加熱コイル40に冷却水循環
路7接続して、エンジンジャケット8からの冷却水にて
低温再生器11内の吸収液を加熱するようにしてある。
つまり、ガスエンジン1の排ガスが投入されて加熱作用
する加熱部Hgを、排ガス熱源加熱コイル39にて構成
し、エンジンジャケット8からの冷却水が供給されて加
熱作用する冷却水熱源加熱器Hwを、冷却水熱源加熱コ
イル40にて構成してある。
は、第1実施形態において設けたバーナ9や燃焼室16
を設けずに、高温再生器10の液溜まり部に浸漬する状
態で、排ガス熱源加熱コイル39を設け、その排熱熱源
加熱コイル39にガスエンジン1の排ガスを投入して、
高温再生器10内の吸収液をガスエンジン1の排ガスの
みで加熱するようにしてある。更に、低温再生器11の
液溜まり部に浸漬する状態で、冷却水熱源加熱コイル4
0を設け、その冷却水熱源加熱コイル40に冷却水循環
路7接続して、エンジンジャケット8からの冷却水にて
低温再生器11内の吸収液を加熱するようにしてある。
つまり、ガスエンジン1の排ガスが投入されて加熱作用
する加熱部Hgを、排ガス熱源加熱コイル39にて構成
し、エンジンジャケット8からの冷却水が供給されて加
熱作用する冷却水熱源加熱器Hwを、冷却水熱源加熱コ
イル40にて構成してある。
【0035】従って、ガスエンジン1の高温の排ガスに
て、高温再生器10内の吸収液を効率よく加熱し、一
方、排ガスよりも低温であるが熱量が多くて多流量であ
る、エンジンジャケット8からの冷却水にて、量が多
く、温度が低く、濃度が低い低温再生器11内の吸収液
を効率よく加熱するようにしてある。
て、高温再生器10内の吸収液を効率よく加熱し、一
方、排ガスよりも低温であるが熱量が多くて多流量であ
る、エンジンジャケット8からの冷却水にて、量が多
く、温度が低く、濃度が低い低温再生器11内の吸収液
を効率よく加熱するようにしてある。
【0036】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上記の第1実施形態において、加熱部Hgの設
置箇所は、例示した高温再生器10に限定されるもので
はない。例えば、希液供給路15を通流する希液を加熱
すべく、希液供給路15に設けてもよい。又、高温再生
器10、希液供給路15を含む複数の箇所に設置しても
よい。
る。 (イ) 上記の第1実施形態において、加熱部Hgの設
置箇所は、例示した高温再生器10に限定されるもので
はない。例えば、希液供給路15を通流する希液を加熱
すべく、希液供給路15に設けてもよい。又、高温再生
器10、希液供給路15を含む複数の箇所に設置しても
よい。
【0037】(ロ) 上記の第1実施形態においては、
加熱部Hgの具体構成として、燃焼室16を備えて構成
して、その燃焼室16にガスエンジン1の排ガスを投入
するように構成する場合について例示したが、加熱部H
gの具体構成は種々変更可能である。例えば、図3に示
すように、高温再生器10の液溜まり部に浸漬する状態
で、排ガス熱源加熱コイル39を設け、その排ガス熱源
加熱コイル39にガスエンジン1の排ガスを投入するよ
うに構成してもよい。
加熱部Hgの具体構成として、燃焼室16を備えて構成
して、その燃焼室16にガスエンジン1の排ガスを投入
するように構成する場合について例示したが、加熱部H
gの具体構成は種々変更可能である。例えば、図3に示
すように、高温再生器10の液溜まり部に浸漬する状態
で、排ガス熱源加熱コイル39を設け、その排ガス熱源
加熱コイル39にガスエンジン1の排ガスを投入するよ
うに構成してもよい。
【0038】(ハ) 上記の第1実施形態と同様に構成
した加熱部Hg(燃焼室16)及び冷却水熱源加熱器H
w(温水熱源熱交換器23)を、吸収器3からの吸収液
を高温再生器10と低温再生器11の両方に並行して供
給するいわゆるパラレルフロー型の二重効用吸収式冷凍
機Rに適用してもよい。
した加熱部Hg(燃焼室16)及び冷却水熱源加熱器H
w(温水熱源熱交換器23)を、吸収器3からの吸収液
を高温再生器10と低温再生器11の両方に並行して供
給するいわゆるパラレルフロー型の二重効用吸収式冷凍
機Rに適用してもよい。
【0039】(ニ) 上記の第2実施形態において、冷
却水熱源加熱器Hwの設置箇所は、例示した低温再生器
11内に限定されるものではなく、例えば、希液供給路
15を通流する希液を加熱すべく、希液供給路15に設
けてもよいし、低温再生器11、希液供給路15を含む
複数箇所に設置してもよい。
却水熱源加熱器Hwの設置箇所は、例示した低温再生器
11内に限定されるものではなく、例えば、希液供給路
15を通流する希液を加熱すべく、希液供給路15に設
けてもよいし、低温再生器11、希液供給路15を含む
複数箇所に設置してもよい。
【0040】(ホ) 上記の第1実施形態では、本発明
を、再生器Gとして高温再生器10と低温再生器11と
を備えた二重効用の吸収式冷凍機Rに適用する場合につ
いて例示したが、本発明は単効用の吸収式冷凍機にも適
用することができる。
を、再生器Gとして高温再生器10と低温再生器11と
を備えた二重効用の吸収式冷凍機Rに適用する場合につ
いて例示したが、本発明は単効用の吸収式冷凍機にも適
用することができる。
【0041】(ヘ) 上記の実施形態において、ガスエ
ンジン1にて駆動する被駆動機の具体例としては、上記
の実施形態において例示した発電機2に限定されるもの
ではなく、例えば、圧縮機でもよい。
ンジン1にて駆動する被駆動機の具体例としては、上記
の実施形態において例示した発電機2に限定されるもの
ではなく、例えば、圧縮機でもよい。
【0042】(ト) 上記の第1実施形態において、高
温再生器10のバーナ9としては、都市ガス、プロパン
ガス等種々のガス燃料を燃料とするもの、あるいは、灯
油、重油等の種々の液体燃料を燃料とするものを適用す
ることができる。
温再生器10のバーナ9としては、都市ガス、プロパン
ガス等種々のガス燃料を燃料とするもの、あるいは、灯
油、重油等の種々の液体燃料を燃料とするものを適用す
ることができる。
【0043】(チ) エンジンとしては、上記の実施形
態において例示した都市ガスを燃料とするガスエンジン
1以外に、プロパンガス等種々のガス燃料を燃料とする
ガスエンジンを適用することができる。又、ガスエンジ
ン1以外に、ガソリン、軽油等の液体燃料を燃料とする
エンジンも適用することができる。
態において例示した都市ガスを燃料とするガスエンジン
1以外に、プロパンガス等種々のガス燃料を燃料とする
ガスエンジンを適用することができる。又、ガスエンジ
ン1以外に、ガソリン、軽油等の液体燃料を燃料とする
エンジンも適用することができる。
【図1】本発明の第1実施形態にかかるコージェネーシ
ョンシステムのブロック図
ョンシステムのブロック図
【図2】本発明の第2実施形態にかかるコージェネーシ
ョンシステムのブロック図
ョンシステムのブロック図
【図3】別実施形態にかかるコージェネーションシステ
ムのブロック図
ムのブロック図
1 エンジン 3 吸収器 8 エンジン冷却部 10 高温再生器 11 低温再生器 16 燃焼室 Hg 加熱部 Hw 冷却水熱源加熱器 G 再生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 啓宏 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 森 啓充 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 大橋 俊邦 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンの排ガスが吸収器からの吸収液
を加熱するための熱源として利用されるように構成され
た吸収式冷凍機であって、 前記吸収器からの吸収液を加熱する加熱部が、前記エン
ジンの排ガスが投入されて加熱作用するように設けられ
ている吸収式冷凍機。 - 【請求項2】 前記加熱部が再生器に設けられている請
求項1記載の吸収式冷凍機。 - 【請求項3】 前記加熱部が、燃料を燃焼させる燃焼室
を備えて構成され、 その燃焼室に前記エンジンの排ガスが投入されるように
構成されている請求項2記載の吸収式冷凍機。 - 【請求項4】 冷却水が供給されて前記エンジンを冷却
するエンジン冷却部が設けられ、 前記エンジン冷却部からの冷却水が供給されて加熱作用
する冷却水熱源加熱器が、前記吸収器から前記再生器に
送られる吸収液を加熱するように設けられている請求項
1〜3のいずれか1項に記載の吸収式冷凍機。 - 【請求項5】 前記再生器が、前記吸収器からの吸収液
が先に供給される低温再生器と、その低温再生器からの
吸収液が供給される高温再生器を備えて構成され、 前記加熱部が前記高温再生器内の吸収液を加熱するよう
に設けられ、前記冷却水熱源加熱器が前記低温再生器内
の吸収液を加熱するように設けられている請求項4記載
の吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10370137A JP2000046435A (ja) | 1998-05-27 | 1998-12-25 | 吸収式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14556598 | 1998-05-27 | ||
JP10-145565 | 1998-05-27 | ||
JP10370137A JP2000046435A (ja) | 1998-05-27 | 1998-12-25 | 吸収式冷凍機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000046435A true JP2000046435A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=26476643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10370137A Pending JP2000046435A (ja) | 1998-05-27 | 1998-12-25 | 吸収式冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000046435A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100339399B1 (ko) * | 2000-04-10 | 2002-06-01 | 구자홍 | 흡수식 히트펌프 |
JP2010243097A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Tokyo Gas Co Ltd | 吸収式冷凍機 |
KR101096056B1 (ko) * | 2009-09-22 | 2011-12-19 | 한국과학기술원 | 엔진 폐열을 이용한 흡수식 냉동기 |
KR101699905B1 (ko) * | 2016-05-31 | 2017-01-25 | 주식회사 성지테크 | 연료 전지를 갖는 흡수식 냉동기 시스템 |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10370137A patent/JP2000046435A/ja active Pending
Cited By (4)
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