JP2000045908A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

Info

Publication number
JP2000045908A
JP2000045908A JP11203277A JP20327799A JP2000045908A JP 2000045908 A JP2000045908 A JP 2000045908A JP 11203277 A JP11203277 A JP 11203277A JP 20327799 A JP20327799 A JP 20327799A JP 2000045908 A JP2000045908 A JP 2000045908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve needle
fuel
nozzle body
injection device
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11203277A
Other languages
English (en)
Inventor
Malcolm David Dick Lambert
マルコーム・デビッド・ディック・ランバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF International UK Ltd
Original Assignee
Lucas Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucas Industries Ltd filed Critical Lucas Industries Ltd
Publication of JP2000045908A publication Critical patent/JP2000045908A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • F02M61/1806Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • F02M51/0603Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using piezoelectric or magnetostrictive operating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/04Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
    • F02M61/08Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series the valves opening in direction of fuel flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/04Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
    • F02M61/10Other injectors with elongated valve bodies, i.e. of needle-valve type
    • F02M61/12Other injectors with elongated valve bodies, i.e. of needle-valve type characterised by the provision of guiding or centring means for valve bodies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用中、弁針の角度的運動が、燃料噴射装置
が垂直に取り付けられない場合でも、燃料供給の方向付
けが正しく行われる燃料噴射装置を提供する。 【解決手段】 燃料噴射装置はノズル本体14に形成さ
れた孔12内で摺動可能である弁針10からなってお
り、この弁針が該弁針に設けられた少なくとも1つの出
口開口22と連通する軸方向に延びる燃料供給通路18
を含んでおり、前記少なくとも1つの出口開口に隣接す
る前記供給通路の端部がプラグ20によって閉止されて
いる。このプラグが、使用時、前記出口開口またはその
少なくとも1つに隣接して置かれるように配置され、か
つ前記出口開口の少なくとも1つの上流の燃料流れの流
れ特性を変更するように形作られる内方端領域を有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮点火の内燃機関
の燃焼空間へ燃料を供給するのに使用するための燃料噴
射装置に関する。とくに、本発明は圧縮点火型のエンジ
ンへ燃料を供給の供給に使用するのに適する外方に向か
って開口している型の噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外方に向かって開口している型の代表的
な噴射装置の1部分が図1に示されている。図1に示さ
れるように、噴射装置はノズル本体3に形成された孔2
内で摺動可能である針1からなっている。孔2は座を画
成し、針1が室4への燃料の供給を制御するために前記
座と係合可能である。針1の位置は、また、複数の出口
開口5の多くが室4とどのように連通するかを決定して
いる。
【0003】座の下流の針1の1部分は孔2の隣接する
部分に実質上等しい直径からなりそしてそれらの間の係
合が針1の運動を案内する。しかしながら、燃料が針1
のこの部分と孔との間で漏洩するかも知れず、結果とし
て不十分な燃料の燃焼および高いレベルの放出を生じる
ことが見い出されている。噴射装置が直接噴射型の燃料
装置において使用される場合に、漏洩のレベルは孔2の
膨張により増加されるかも知れない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した欠点は、針の
運動を案内するために孔に係合する針の領域の軸方向長
さを増大することにより減少されることができ、そして
これは針がノズル本体におけるよりむしろ針に設けられ
た1またはそれ以上の出口開口と連通する燃料供給通路
を備えることによって達成され得る。しかしながら、出
口開口をノズル本体よりむしろ針に設けることにより、
使用中、針の角度的運動が、燃料噴射装置が垂直に取り
付けられていない場合に不正に方向付けられている燃料
の供給を結果として生じるかも知れない。
【0005】本発明の目的は、使用中、弁針の角度的運
動が、燃料噴射装置が垂直に取り付けられていない場合
でも、燃料の供給の正しい方向付けが行われ得る燃料噴
射装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様によ
れば、ノズル本体に形成された孔内で摺動可能である弁
針からなり、この弁針が少なくとも前記弁針の1つの出
口開口と連通する軸方向に延びる燃料供給通路を含んで
おり、前記出口開口に隣接する前記供給通路の端部がプ
ラグによって閉止され、このプラグが、使用時、前記出
口開口またはその少なくとも1つに隣接して置かれるよ
うに配置され、前記出口開口の少なくとも1つの上流の
燃料流れの流れ特性を変更するように形作られる内方端
領域を有している燃料噴射装置によって達成される。
【0007】プラグは、例えば、円錐または部分球状形
状の凹所を画成するように形作られ得るか、または、例
えば筒状または円錐形状の突起を含むことができる。プ
ラグの内方端領域は出口開口の上流に凹所を発生するよ
うに形作られ得るか、または出口開口の上流の他の油圧
的障害を増加または減少することができる。
【0008】燃料噴射装置は、さらに、ノズル本体に対
して弁針の軸線のまわりのこの弁針の角度的運動を制限
するように配置された錠止手段からなっている。
【0009】錠止手段が弁針およびノズル本体に設けら
れた構造内に延びている錠止部材からなっている。この
錠止部材がピンの形状を採ることができ、かつ構造が弁
針の上方端面の溝またはスロットおよび前記ノズル本体
の上方面に形成された溝または凹所を画成することが可
能である。
【0010】本発明のこの実施例による噴射装置は、弁
針の角度的運動が制限されるとき、弁針が1またはそれ
以上の出口開口を含むならば、出口開口において形成さ
れる燃料噴霧の方向が、使用時、一定に保たれるために
好都合である。
【0011】弁針は座を通る燃料の流れを制御するため
に座と係合し得る環状当接部材を支持することができ
る。
【0012】当接部材は干渉嵌合にすることができるか
または、例えば、溶接またはロウ付けによつて弁針に固
定され得る。
【0013】弁針によって支持される当接部材の使用は
弁針の製造を簡単化する。
【0014】本発明の第2の態様によれば、ノズル本体
に設けられた孔内で摺動し得る弁針、および前記ノズル
本体に対して前記弁針の軸線のまわりの前記弁針の角度
的運動を制限するように配置される錠止手段からなって
いる燃料噴射装置が提供される。
【0015】本発明の第3の態様によれば、ノズル本体
に形成された孔内で摺動し得る弁針からなり、前記孔が
弁座を画成し、前記弁針が前記弁座を通る燃料の流れを
制御するために前記弁座と係合し得る環状当接部材を支
持している外方に向かって開口する型の燃料噴射装置が
提供される。
【0016】本発明の他の態様によれば、ノズル本体に
形成された孔内で摺動し得る弁針からなり、前記弁針、
前記孔および前記ノズル本体の外周の直径が前記ノズル
本体と前記弁針内の応力レベルを最適化するように選ば
れ、それにより前記弁針と前記ノズル本体との間の燃料
の漏洩を許容し得るレベルに制限する燃料噴射装置が提
供される。
【0017】本発明を、さらに、例として添付図面を参
照して説明する。
【0018】
【実施例】図2および図3において、部分的に、示され
る燃料噴射装置はノズル本体14に形成された孔12内
で摺動し得る弁針10からなっている。孔12は貫通孔
であり、そしてその下方端において、弁針10の拡大直
径領域10aがそれと係合し得る弁座16を画成してい
る。弁座16の上流の孔12のかなりの部分は弁針10
の隣接する部分の直径に実質上等しい直径からなり、弁
針10と孔12のこの部分を画成しているノズル本体1
4の壁との間の係合は孔12内の弁針10の摺動運動を
案内するように作用している。弁針10、孔12および
ノズル本体14の外周の直径は応力レベルを最適化する
ように選ばれそして弁針10の潤滑および自由運動を許
容するのに十分なクリヤランスを設けながら弁針10と
ノズル本体14との間の燃料の漏洩を最小にしている。
【0019】弁針10は軸方向に延びている盲穿孔(燃
料供給通路)18を備えており、その下方端は所定位置
にロウ付けされるかまたは例えば、グラブネジからなる
ことができるプラグ20によって閉止されている。穿孔
18は、弁針10が弁座16と係合するとき、出口開口
22がノズル本体14の隣接する部分により覆い隠され
るように配置される複数の出口開口22と連通してい
る。開放方向への弁針10の運動は弁座16から離れて
弁針10の拡大領域10aを動かし、さらに他の運動
が、もはやノズル本体14によって覆い隠されない位置
を占める1またはそれ以上の出口開口22を結果として
生じる。出口開口22は、示されるように、異なる軸方
向位置に置かれそしてとくに噴射装置が非垂直の方向に
取り付けられ得る、種々の方向に向けることができる。
出口開口22は、所望ならば、非円形の断面形状からな
ってもよい。
【0020】穿孔18は、その盲端に隣接して、孔12
と穿孔18との間の連通を許容するように複数の交差穿
孔24と連通している。交差穿孔24は、所望ならば、
軸方向に離して間隔が置かれ得る。使用において、孔1
2は圧力下の適切な燃料源、例えば、ノズル本体14に
設けられた供給穿孔26によって適宜な燃料ポンプによ
って高圧に燃料で充填された共通のレールから高圧下の
燃料を供給される。
【0021】拡大直径領域10aから離れた弁針10の
端部は、孔12の隣接する部分の直径に実質上等しい外
径の環状案内部材28に係合する大きな谷底半径および
外径の外方ネジ山構造10bを備えており、案内部材2
8がさらに孔12内の弁針10の摺動運動を案内するの
を助けている。図示したネジ山構造の使用は弁針と案内
部材との間の燃料の漏洩が減少され得るために好都合で
ある。理解されることは、所望ならば、通常のネジ山構
造を備えることもできるということである。ばね30が
案内部材28に係合し、このばね30は孔12内に置か
れたばね当接部材32と係合しており、ばね30は弁針
10の拡大直径領域10aが弁座16に係合する位置に
向かって閉止方向に弁針10を偏倚するように作用して
いる。図示されるように、ばね当接部材32は孔12に
沿う燃料の流れがばね当接部材32の存在によって顕著
な範囲に妨害されないことを保証するための複数の開口
を備えている。
【0022】弁座16から離れたノズル本体10の端部
は供給穿孔26と連通する穿孔を備えたスペーサ部片3
4に係合している。このスペーサ部片34は該スペーサ
部片34の軸線からずれる貫通孔36を含んでおり、そ
してこの貫通孔36内でピストン部材38が摺動可能で
ある。このピストン部材38、貫通孔36、孔12の上
方部分および弁針10および案内部分28の上面はとも
に制御室40を画成し、弁針10に力を加えるその中の
燃料圧力がばね30の作用に抗して開放方向に弁針10
を押圧している。
【0023】ピストン部材38はノズル本体14から離
れてピストン部材38を押圧する方向に適宜なばね42
によって偏倚される。圧電アクチュエータ44が、その
付勢が、ピストン部材38を動かしかつそれゆえ制御室
40内に存在する燃料圧力を変化するように、所望なら
ば、適宜なアンビル部材46を介してピストン部材38
に力を印加することができるように配置されている。
【0024】弁針10の拡大直径領域10aから離れた
弁針10の端面は直径的に延びる溝またはスロット48
を備え、そして案内部材28の隣接する部分は、使用に
おいて、スロット48の延長部として有効に作用する凹
所を備えている。凹所50は、例えば、ウッドラフカッ
ターを使用して、スペーサ部片34に隣接してノズル本
体14の表面に形成される。ピン52はスロット48内
に置かれ、このピン52の端部は凹所50に延びてい
る。理解されることは、ピン52とスロット48および
凹所50を画成する壁との間の係合はノズル本体14に
対して弁針10の角度的動きを制限するように作用し、
かくしてノズル本体14に対する出口開口22の方向付
けが使用において変化しないことを保証するということ
である。スロット48および案内部材28に形成された
凹所内のピン52の係合は弁針10からの案内部材28
の望ましくない解放が発生しないことを保証している。
スロット48、案内部材28に設けられた凹所および凹
所50の寸法は弁針10の軸方向摺動運動が、使用にお
いて、妨害されないことを保証するように選ばれてい
る。
【0025】弁針10から案内部材28の解放を回避す
るためにピン52を使用するよりむしろ、錠止ナットま
たは溶接がかかる解放を回避するのに使用され得るか、
または案内部材が単に針に溶接されることができ、ネジ
山構造が省略されている。かかる装置において、ピン5
2はノズル本体14に対して弁針10の角度的運動を制
限するようにのみ作用している。
【0026】使用において、供給穿孔26を通って孔1
2へ圧力下で供給された燃料により、かつピストン部材
38が制御室40内の燃料圧力が比較的低い位置を占め
させられる付勢位置を占めているアクチュエータ44に
より、弁針10は、弁針10の拡大直径領域10aが弁
座16に係合する位置を占めるようにばね30によって
かつ孔12内の燃料圧力によって押圧される。案内部材
28は好都合には、孔12内の燃料圧力がばね30を補
助している弁針10に力を印加するような直径からなっ
ている。明らかなように、この位置において、燃料の噴
射は行われない。
【0027】噴射を開始するために、アクチュエータ4
4はばね42の作用に抗してピストン部材38を動かす
ように付勢され、それにより制御室40内に存在する燃
料圧力を増加する。ピストン部材38は好都合には比較
的大きな直径からなり、ピストン部材の比較的小さい運
動が噴射装置の作動を制御するのに十分な範囲まで制御
室40内の圧力を変化するのに十分である。小さな割合
のピストン部材38の運動のみが必要とされるとき、理
解されることは、アクチュエータ44を比較的小さくす
ることができるということである。燃料圧力のかかる増
加は開放方向に作用している弁針10に印加される力を
増加し、そして制御室40内に存在する燃料圧力がその
点を超えて弁座16から離れて弁針10の拡大直径領域
10aを動かすためにばね30の作用に抗して弁針10
を動かすのに十分である点が達成される。
【0028】弁針10の運動の範囲はアクチュエータ4
4の付勢に依存し、かつ弁針10の運動の大きさに依存
しており、1またはそれ以上の出口開口22は被覆され
ずそれにより孔12から穿孔24および軸方向に延びる
盲穿孔18を通って、所望の数の出口開口22を通して
関連のエンジンの燃焼空間へ供給されるように燃料を流
れさせる。
【0029】燃料噴射の間中、弁針10とノズル本体1
4との間の燃料の比較的僅かな漏洩が発生する。弁座1
6から離れて、弁針10とノズル本体との間に存在する
燃料は高圧でありそして比較的大きい大きさの力を弁針
10およびノズル本体14に印加してノズル本体14を
膨張しかつ弁針10を圧縮しようとする。しかしなが
ら、弁座16に隣接する弁針10とノズル本体14との
間の燃料の圧力は比較的低くかつ穿孔18内の燃料圧力
は、許容し得るレベルに弁針10とノズル本体14との
間の漏洩を制限するのに十分な範囲に弁針10を膨張さ
せるように十分に高い。
【0030】噴射を終了するために、アクチュエータ4
4はその最初の付勢状態に戻され、それにより弁針10
をばね30の作用によりその閉止位置に戻させるのに十
分な範囲に制御室40内の燃料圧力を減少するようなピ
ストン部材38の運動を許容する。
【0031】前述のごとく、図2および図3に示された
装置は、ノズル本体14に対する弁針10の角度的方向
が使用中実質上固定されたままであり、したがって出口
開口22に形成された燃料噴霧の方向付けは、使用中、
固定されているために好都合である。かかる装置は燃料
噴射装置が非垂直位置に取り付けられる場合にとくに好
都合である。
【0032】さらに他の利点は、噴射の開始において、
圧力下の燃料に曝された弁針10の有効面積が顕著に変
化しないとき、アクチュエータは弁針によって印加され
る負荷の急激な変化に即応可能である必要はなく、した
がってアクチュエータは他の装置におけるより小さくか
つ安価にすることができるという利点がある。
【0033】図2および図3に示された装置において、
プラグ20は簡単な形状からなり、例えば、簡単なグラ
ブネジの形状を採っている。図4、図5、図6および図
7はプラグ20が出口開口22の上流の燃料流れ特性を
変更するように形作られている。図4に示される装置に
おいて、プラグ20は、出口開口22の上流の位置に延
びる筒状形状の、一体の軸方向に延びる突起20aを含
んでいる。図5の装置において、プラグ20の内方端は
部分球形形状の凹所を画成するように形作られている。
図6の装置は図5の装置と同様であるが、凹所が截頭円
錐形状からなっている。図7は截頭円錐形状の突起を画
成するように形作られている。各場合において、プラグ
20の内方端に設けられた構造または凹所の形状は出口
開口22の上流にキャビティを発生することによりまた
は出口開口22の上流の他の油圧的障害を増加または減
少することにより噴霧の形成に利益があるように形作ら
れている。
【0034】図8は弁針10の下方端を示し、とくに弁
針の拡大直径領域10aおよびプラグ20を示してい
る。この形状の針を機械加工するのに伴われる製造方法
は比較的複雑であり、そして図9および図10は製造方
法を簡単化するのに使用され得る図8の装置に対する変
更を示している。図9に示される装置において、弁針1
0の拡大直径領域10aは比較的小さい軸方向範囲から
なり、そして別個の環状当接部材54を配置するように
作用し、その露出された端面は、使用中、弁座16に密
封して係合するように形作られている。当接部材54
は、例えば、ロウ付けまたは溶接技術を使用して弁針1
0に固定され得るか、または代替的に、当接部材54は
弁針10との干渉嵌合にすることができる。図9に矢印
で示されるように、当接部材54が、組み立ての間中、
弁針の拡大直径領域10aから離れた弁針10の端部か
ら導入される。
【0035】図10は、弁針10の拡大直径領域10a
が省略されている図9の装置に対する変更を示してお
り、当接部材54は、図10に矢印で示されるように、
下から弁針10に挿入されている。
【0036】前述された噴射装置は圧電アクチュエータ
を使用して制御されるように試みられるけれども、本発
明は、また、他の型の制御装置を使用して制御される噴
射装置にも適用可能であることを理解されたい。
【0037】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、ノズル本体に
形成された孔内で摺動可能である弁針からなり、この弁
針が少なくとも前記弁針の1つの出口開口と連通する軸
方向に延びる燃料供給通路を含んでいる燃料噴射装置に
おいて、前記少なくとも1つの出口開口に隣接する前記
供給通路の端部がプラグによって閉止され、このプラグ
が、使用時、前記出口開口またはその少なくとも1つに
隣接して置かれるように配置され、かつ前記出口開口の
少なくとも1つの上流の燃料流れの流れ特性を変更する
ように形作られる内方端領域を有している構成としたの
で、使用中、針の角度的運動が、燃料噴射装置が垂直に
取り付けられていない場合においても燃料の供給の方向
付けが正しく行われることができる燃料噴射装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の代表的な噴射装置の1部分を示す断面図
である。
【図2】本発明の実施例による噴射装置の1部分を示す
断面図である。
【図3】図2の線3−3に沿う断面図である。
【図4】図2の実施例に対する変更を示す断面図であ
る。
【図5】図2の実施例に対する変更を示す断面図であ
る。
【図6】図2の実施例に対する変更を示す断面図であ
る。
【図7】図2の実施例に対する変更を示す断面図であ
る。
【図8】図2の噴射装置の1部分を示す拡大図である。
【図9】図8に対する変更を示す図8と同様な拡大図で
ある。
【図10】図8に対する変更を示す図8と同様な拡大図
である。
【符号の説明】
10 弁針 10a 拡大直径領域 12 孔 14 ノズル本体 16 弁座 18 燃料供給通路(穿孔) 20 プラグ 22 出口開口 28 環状案内部材 48 溝(錠止手段) 50 溝(錠止手段) 52 ピン(錠止部材、錠止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルコーム・デビッド・ディック・ランバ ート イギリス国、ブロムレー、グランヴィル・ ロード 21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル本体(14)に形成された孔(1
    2)内で摺動可能である弁針(10)からなり、この弁
    針(10)が少なくとも前記弁針(10)の1つの出口
    開口(22)と連通する軸方向に延びる燃料供給通路
    (18)を含んでいる燃料噴射装置において、前記少な
    くとも1つの出口開口(22)に隣接する前記供給通路
    (18)の端部がプラグ(20)によって閉止され、こ
    のプラグが、使用時、前記出口開口(22)またはその
    少なくとも1つに隣接して置かれるように配置され、か
    つ前記出口開口(22)の少なくとも1つの上流の燃料
    流れの流れ特性を変更するように形作られる内方端領域
    を有していることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記プラグ(20)の前記内方端領域は
    前記出口開口(22)の少なくとも1つの上流の燃料流
    れの流れ特性を変更するための凹所を画成するように配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴
    射装置。
  3. 【請求項3】 前記凹所が部分球形または円錐形状から
    なることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記プラグ(20)が前記出口開口(2
    2)の上流の前記燃料流れの流れ特性を変更するための
    突起を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の燃
    料噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記突起が円錐または筒状形状からなる
    ことを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記燃料噴射装置が、さらに、前記ノズ
    ル本体(14)に対して前記弁針(10)の軸線のまわ
    りのこの弁針の角度的運動を制限するように配置された
    錠止手段(48,50,52)からなっていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料噴射
    装置。
  7. 【請求項7】 前記錠止手段が前記弁針(10)および
    前記ノズル本体(14)に設けられた形状(48,5
    0)内に延びている錠止部材(52)からなっているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記錠止部材がピン(52)の形状を採
    り、かつ前記形状が前記弁針(10)の上方端面の溝
    (48)および前記ノズル本体(14)の上方面に形成
    された溝(50)を画成することを特徴とする請求項7
    に記載の燃料噴射装置。
  9. 【請求項9】 前記または各出口開口(22)から離れ
    た前記弁針(10)の端部がネジ構造(10b)を備
    え、このネジ構造が前記孔(12)内の前記弁針(1
    0)の運動を案内するために環状案内部材(28)と協
    働し、前記ネジ構造(10b)が前記弁針(10)と前
    記環状案内部材(28)との燃料の漏洩を制限するよう
    に拡大された谷底半径を有していることを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか1項に記載の燃料噴射装置。
  10. 【請求項10】前記孔(12)が弁座(16)を画成
    し、前記弁針(10)が前記弁座(16)を通る燃料の
    流れを制御するために前記弁座(16)と係合し得る環
    状当接部材(54)を支持していることを特徴とする請
    求項1〜9のいずれか1項に記載の燃料噴射装置。
  11. 【請求項11】 前記弁針(10)、前記孔(12)お
    よび前記ノズル本体(14)の外周の直径が前記ノズル
    本体(14)と前記弁針(10)内の応力レベルを最適
    化するように選ばれ、それにより前記弁針(10)と前
    記ノズル本体(14)との間の燃料の漏洩を許容し得る
    レベルに制限することを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか1項に記載の燃料噴射装置。
  12. 【請求項12】 ノズル本体(14)に設けられた孔
    (12)内で摺動し得る弁針(10)、および前記ノズ
    ル本体(14)に対して前記弁針(10)の軸線のまわ
    りの前記弁針(10)の角度的運動を制限するように配
    置される錠止手段(49,50,52)からなることを
    特徴とする燃料噴射装置。
  13. 【請求項13】 ノズル本体(14)に形成された孔
    (12)内で摺動し得る弁針(10)からなり、前記孔
    (12)が弁座(16)を画成し、前記弁針(10)が
    前記弁座(16)を通る燃料の流れを制御するために前
    記弁座(16)と係合し得る環状当接部材(54)を支
    持していることを特徴とする燃料噴射装置。
  14. 【請求項14】 ノズル本体(14)に形成された孔
    (12)内で摺動し得る弁針(10)からなる燃料噴射
    装置において、前記弁針(10)、前記孔(12)およ
    び前記ノズル本体(14)の外周の直径が前記ノズル本
    体(14)と前記弁針(10)内の応力レベルを最適化
    するように選ばれ、それにより前記弁針(10)と前記
    ノズル本体(14)との間の燃料の漏洩を許容し得るレ
    ベルに制限することを特徴とする燃料噴射装置。
JP11203277A 1998-07-17 1999-07-16 燃料噴射装置 Withdrawn JP2000045908A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9815654-0 1998-07-17
GBGB9815654.0A GB9815654D0 (en) 1998-07-17 1998-07-17 Fuel injector

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000045908A true JP2000045908A (ja) 2000-02-15

Family

ID=10835749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11203277A Withdrawn JP2000045908A (ja) 1998-07-17 1999-07-16 燃料噴射装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6216964B1 (ja)
EP (1) EP0972934B1 (ja)
JP (1) JP2000045908A (ja)
KR (1) KR20000011765A (ja)
DE (1) DE69921242T2 (ja)
GB (1) GB9815654D0 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101033080B1 (ko) 2009-06-24 2011-05-06 현대중공업 주식회사 디젤 엔진용 연료 분사밸브

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9919660D0 (en) * 1999-08-20 1999-10-20 Lucas Industries Ltd Fuel injector
JP4733869B2 (ja) 2001-07-25 2011-07-27 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法
DE10140796A1 (de) * 2001-08-20 2003-03-06 Bosch Gmbh Robert Brennstoffeinspritzventil
US6983894B2 (en) 2002-02-13 2006-01-10 Siemens Vdo Automotive Inc. Piezo-electrically actuated canister purge valve with a hydraulic amplifier
JP4270294B2 (ja) * 2007-03-05 2009-05-27 株式会社デンソー 燃料噴射弁
US7690588B2 (en) * 2007-07-31 2010-04-06 Caterpillar Inc. Fuel injector nozzle with flow restricting device
EP2863048B1 (en) * 2013-10-21 2017-12-06 C.R.F. Società Consortile Per Azioni Fuel electro-injector for a fuel injection system for an internal combustion engine
SE539926C2 (en) 2016-05-24 2018-01-16 Scania Cv Ab Sackless fuel injector

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2096581A (en) * 1935-05-23 1937-10-19 Campbell Wyant And Cannon Foun Fuel injection valve
DE3009219A1 (de) * 1980-03-11 1981-09-24 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Einspritzduese fuer luftverdichtende brennkraftmaschinen
DE4035317C1 (en) * 1990-11-07 1991-10-02 Daimler-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De Spray injection needle valve - has needle fixed in nozzle with edge formed by flats
DE4442764A1 (de) * 1994-12-01 1996-06-05 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
US5899385A (en) * 1995-07-21 1999-05-04 Robert Bosch Gmbh Fuel injection valve for internal combustion engines
GB2314119B (en) * 1996-06-13 1998-06-24 Bosch Gmbh Robert Fuel injection valve for internal combustion engines
US6085726A (en) * 1998-05-20 2000-07-11 Navistar International Transportation Corp. Fuel injector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101033080B1 (ko) 2009-06-24 2011-05-06 현대중공업 주식회사 디젤 엔진용 연료 분사밸브

Also Published As

Publication number Publication date
KR20000011765A (ko) 2000-02-25
EP0972934A2 (en) 2000-01-19
DE69921242T2 (de) 2006-01-12
DE69921242D1 (de) 2004-11-25
GB9815654D0 (en) 1998-09-16
US6216964B1 (en) 2001-04-17
EP0972934A3 (en) 2000-12-06
EP0972934B1 (en) 2004-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6224001B1 (en) Fuel injector
RU2215180C2 (ru) Устройство управления топливным инжектором двигателя внутреннего сгорания
JP3555264B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
US6412706B1 (en) Fuel injector
KR20020027568A (ko) 내연 기관용 연료 분사 밸브
KR20040093064A (ko) 내연 기관용 연료 분사 밸브
JP2000045908A (ja) 燃料噴射装置
JPS63248967A (ja) 燃料噴射ノズル
EP0921302A2 (en) Fuel injector
US6889918B2 (en) Fuel injector
JPH0442543B2 (ja)
JP2002322969A (ja) 燃料噴射装置
JP2005530091A (ja) 内燃機関のための燃料噴射弁
GB2335000A (en) Fuel injector having a restricted fuel flow path provided by a needle valve
JP2008038715A (ja) 燃料噴射ノズル
US6502554B1 (en) Fuel injection valve for internal combustion engines
JP4478153B2 (ja) 噴射ノズル
JP4126047B2 (ja) 内燃機関に用いられる燃料噴射弁
JPS60113062A (ja) 燃料噴射ノズル
JP5462943B2 (ja) 燃料噴射器
EP0282152A1 (en) Fuel injection nozzle
EP1344931B1 (en) Injection nozzle
GB2339451A (en) A fuel injector with control chamber and a damped needle valve
KR20020028220A (ko) 컴팩트 구조의 연료 분사용 내고압 인젝터
JPH08177683A (ja) バルブ組立体及びその組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003