JP2000045355A - リモートコントローラとこれを用いたトイレ装置 - Google Patents

リモートコントローラとこれを用いたトイレ装置

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JP2000045355A
JP2000045355A JP10229389A JP22938998A JP2000045355A JP 2000045355 A JP2000045355 A JP 2000045355A JP 10229389 A JP10229389 A JP 10229389A JP 22938998 A JP22938998 A JP 22938998A JP 2000045355 A JP2000045355 A JP 2000045355A
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wave
remote controller
human body
toilet
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Shoki Yamanaka
章己 山中
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンの小型化と構成の簡略化を図る。 【解決手段】 リモコン100は、衛生洗浄装置10並
びに便器に着座した使用者の人体に向けて赤外線を発す
る送信部110と、着座した使用者の人体から反射した
赤外線反射光を受光する受光部130とを有する。送信
部110は、上記の赤外線発光用の発光ダイオード11
1と、電流増幅用のトランジスタ112と、そのベース
と出力端子PO1に接続された抵抗114とを有する。
このリモコン100は、受光部130を用いた人体検知
用の赤外線発光と、衛生洗浄装置10を遠隔操作する際
のリモコン用の赤外線発光とに、送信部110の発光ダ
イオード111を共用して発光制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動作指令を受け
て動作する機能機器を作動させるために操作されるリモ
ートコントローラと、リモートコントローラからの動作
指令を受けて便器洗浄や人体の局部洗浄を実行するトイ
レ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リモートコントローラ(以下、リモコン
と略称する)は、トイレ装置に便器洗浄や排便時の人体
局部の洗浄を遠隔操作して行なわせるものとして多用さ
れている。特に、人体検知をも行なうようにしたリモコ
ンは、特開平6−136802号に提案されている。こ
のリモコンは、反射型や集電型の人体検知センサを別途
備える。この場合、集電型のセンサ構成とした場合に
は、人体の発するきわめて微弱な遠赤外線を検知する都
合上、複雑な信号増幅回路を必要とする。よって、一般
的には、比較的簡単な回路構成で済む反射型のセンサ構
成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術にあっても、以下のような問題が指摘される
に至った。反射型のセンサ構成を有する人体検知センサ
は、赤外線等の検知信号の発信機器と、その反射信号の
受信機器を必要とする。よって、この反射型の人体検知
センサを有するリモコンでは、トイレ装置を遠隔操作す
る際の指令を送るための発信機器に加え、人体検知のた
めの発信機器が配設されている。このため、リモコンの
小型化が阻害されると共に、部品点数が増えコスト増を
招いていた。特に、排便時の快適性の向上を目指して多
機能化した近年のトイレ装置では、リモコンに配設する
スイッチ数が多機能化に伴い多くなるので、小型化がよ
り困難となりつつある。
【0004】本発明は、上記した問題点を解決するため
になされ、リモコンの小型化と構成の簡略化を図ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した課題の少なくとも一部を解決するために本発明
は、以下の構成を採った。まず、本発明のリモートコン
トローラは、動作指令を受けて動作する機能機器を作動
させるために操作されるリモートコントローラであっ
て、前記動作指令を前記機能機器に送信するための送信
波を前記機能機器に無線送信する送信手段と、使用者の
操作に応じて、前記動作指令を前記送信波に重畳して前
記機能機器に伝える指令手段と、信号波を送信する信号
波送信手段と人体での前記信号波の反射波を受信する受
信手段とを備え、反射波の受信状況に基づいて人体を非
接触で検知する検知手段と、を有し、前記送信手段は、
前記送信波を前記信号波として無線送信するよう、前記
検知手段の前記信号波送信手段として共用されているこ
とを特徴とする。
【0006】この本発明のリモートコントローラでは、
機能機器を動作指令に応じて作動させる際には、送信手
段の無線送信した送信波にその動作指令を重畳して機能
機器に動作指令を伝える。これにより、機能機器は、動
作指令に応じて作動する。その一方、送信手段は、検知
手段の信号波送信手段として共用されて、その送信波を
人体検知のための信号波として無線送信するので、検知
手段は、受信手段での受信状況に基づいて人体を非接触
で検知する。このように、本発明のリモートコントロー
ラは、機能機器への動作指令の伝達並びに人体検知に単
一の送信手段を必要とするに過ぎない。よって、送信手
段の共用を通してリモコンの小型化と構成の簡略化を図
ることができる。より具体的には、送信手段を具現化す
る機器の必要数を低減でき、これを通してリモコンの小
型化と構成の簡略化、延いてはコスト低減を図ることが
できる。
【0007】この本発明のリモートコントローラは、以
下の態様を採ることもできる。即ち、前記送信手段を、
前記送信波並びに前記信号波として赤外線を無線送信す
るものとすることができる。こうすれば、赤外線の有す
る高い直進指向性により、機能機器への動作指令の確実
な伝達と確実な人体検知を実現できる。
【0008】また、前記送信手段を、前記送信波の送信
時と前記信号波の送信時とで、前記赤外線を異なる送信
周期で無線送信するものとすることができる。こうすれ
ば、トイレ装置においては、動作指令伝達のための送信
波を、人体検知のためのものと明確に区別でき、リモー
トコントローラにおいては、人体検知のための送信波
(信号波)を、動作指令伝達のためのものと明確に区別
できる。よって、機能機器の誤操作を確実に回避できる
と共に、人体検知の信頼性を高めることができる。
【0009】更に、前記送信手段を、前記送信波の送信
時と前記信号波の送信時とで、前記赤外線を異なる放射
強度で無線送信するものとしたり、前記信号波の送信時
における前記赤外線の放射強度を前記送信波の送信時よ
りも大きくして、前記赤外線を無線送信するものとする
ことができる。こうすれば、送信手段の駆動に要する電
力を抑制でき、電池駆動とした場合の電池の長寿命化を
図ることができる。しかも、人体での反射の際に反射波
の減衰が起きるが、人体検知の際には大きな放射強度と
するので、人体検知感度を高めることができ信頼性向上
の上から好ましい。
【0010】また、本発明の第1のトイレ装置は、リモ
ートコントローラを有し、該リモートコントローラから
の洗浄動作指令を受けて便器洗浄を実行するトイレ装置
であって、前記リモートコントローラは、前記洗浄動作
指令を送信するに際して操作されるスイッチと、前記洗
浄動作指令を前記トイレ装置に送信するための送信波を
前記トイレ装置に無線送信する送信手段と、前記スイッ
チの操作に応じて、前記洗浄動作指令を前記送信波に重
畳して前記トイレ装置に伝える指令手段と、信号波を送
信する信号波送信手段と人体での前記信号波の反射波を
受信する受信手段とを備え、反射波の受信状況に基づい
て人体を非接触で検知する検知手段と、を有し、前記送
信手段は、前記送信波を前記信号波として無線送信する
よう、前記検知手段の前記信号波送信手段として共用さ
れており、前記トイレ装置は、前記送信波を受信し、該
受信した送信波に前記洗浄動作指令が重畳されていると
便器洗浄を実行する実行手段を有することを特徴とす
る。
【0011】本発明の第2のトイレ装置は、リモートコ
ントローラを有し、該リモートコントローラからの局部
洗浄動作指令を受けて人体局部の洗浄を実行するトイレ
装置であって、前記リモートコントローラは、前記局部
洗浄動作指令を送信するに際して操作されるスイッチ
と、前記局部洗浄動作指令を前記トイレ装置に送信する
ための送信波を前記トイレ装置に無線送信する送信手段
と、前記スイッチの操作に応じて、前記局部洗浄動作指
令を前記送信波に重畳して前記トイレ装置に伝える指令
手段と、信号波を送信する信号波送信手段と便座に着座
した人体での前記信号波の反射波を受信する受信手段と
を備え、反射波の受信状況に基づいて人体を非接触で検
知する検知手段と、を有し、前記送信手段は、前記送信
波を前記信号波として無線送信するよう、前記検知手段
の前記信号波送信手段として共用されており、前記トイ
レ装置は、前記送信波を受信し、該受信した送信波に前
記局部洗浄動作指令が重畳されていると人体局部の洗浄
を実行する実行手段を有することを特徴とする。
【0012】この本発明の第1、第2のトイレ装置で
は、上記した本発明のリモートコントローラと同様、リ
モコンの小型化と構成の簡略化、延いてはコスト低減を
図ることができる。なお、本発明の第1のトイレ装置に
あっては、リモートコントローラからの送信波に重畳し
た洗浄動作指令により便器洗浄を実行し、第2のトイレ
装置にあっては、リモートコントローラからの送信波に
重畳した局部洗浄動作指令により人体の局部洗浄を実行
する。
【0013】この本発明の第1、第2のトイレ装置は、
以下の態様を採ることもできる。即ち、第1のトイレ装
置にあっては、前記検知手段の検知結果に基づいて、所
定時間に亘って人体が検知されその後人体が検知されな
くなったと判断すると、前記スイッチの操作に拘わらず
前記指令手段を強制的に作動させる作動手段を有するも
のとすることができる。こうすれば、使用者がトイレ装
置を使用後にスイッチ操作することなくトイレ装置を離
れても、指令手段が強制的に作動して洗浄動作指令がト
イレ装置に送られる。よって、便器洗浄が使用者のスイ
ッチ操作によらずに実行され、便器を清浄に保つことが
でき好ましい。
【0014】第2のトイレ装置にあっては、前記リモー
トコントローラを、前記検知手段が人体を検知していな
い間に亘っては、前記スイッチの操作を無効とする無効
手段を有するものとすることができる。また、前記リモ
ートコントローラを、前記検知手段が人体を検知してい
ない間に亘っては、前記指令手段の作動を禁止する禁止
手段を有するものとすることができる。このようにすれ
ば、便座に着座していない状態で誤ってスイッチ操作が
なされたり子供のいたずらによりスイッチ操作がなされ
ても、指令手段を介して局部洗浄動作指令がトイレ装置
に伝わることはない。よって、誤操作やいたずらによる
弊害、例えば局部洗浄水の飛散等を回避することができ
好ましい。また、人体を検知していない間は、誤操作や
いたずらによるスイッチ操作がされても、トイレ装置に
局部洗浄動作指令の送信を行なわないので、無用な送信
に伴う電力消費を回避できる。よって、電源に電池を用
いた場合はその長寿命化を図ることができる。
【0015】また、リモートコントローラの送信手段
を、前記送信波並びに前記信号波として赤外線を無線送
信するものとすれば、上記したように、トイレ装置への
動作指令(洗浄動作指令、局部洗浄動作指令)の確実な
伝達と確実な人体検知を実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は、本発明にかかる第1実施
例のトイレ装置の全体像を示すものであり、洋式便器を
衛生洗浄装置10と共に表した外観図である。この衛生
洗浄装置10は、リモコン100をトレイ壁面の所定位
置に着脱自在に備え、洗浄水を局部に噴出するノズル装
置12と、本体の操作ボタン13と、ヒータを内蔵した
暖房便座15と、便蓋16とを本体11に備えている。
衛生洗浄装置10は、ノズル装置12を用いた人体の局
部洗浄機能と、図示しない洗浄水タンク内の洗浄水を便
器5のボール面5aに流し込んで当該ボール面を洗浄す
る便器洗浄機能を有する。そして、リモコン100は、
衛生洗浄装置10にこの局部洗浄機能および便器洗浄機
能を実行させるため、局部洗浄ボタン101と、局部洗
浄の停止ボタン102と、便器洗浄ボタン103を有す
る。また、リモコン100は、その本体の上端に、衛生
洗浄装置10に後述の信号を送信するための送信部11
0を有する。なお、衛生洗浄装置10が室内暖房機能、
局部乾燥機能等の他の機能を有する場合には、リモコン
100は、これら諸機能を実行させるためのボタンを有
することは勿論である。操作ボタン13は、衛生洗浄装
置10の側でもリモコン100に替わって局部洗浄機能
や便器洗浄機能を実行させるためのものである。
【0017】図2は、リモコン100の回路構成の概略
を示すブロック図である。リモコン100は、CPU、
ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュータ120
を中心に構成され、種々の論理演算の結果に基づいて後
述の各機器を駆動制御する。このリモコン100は、マ
イクロコンピュータ120に加え、リモコン100内の
各構成要素に電力を供給するための電源電池122と、
赤外線領域の光信号を衛生洗浄装置10に向けて発する
上記の送信部110と、赤外線領域の光信号、より詳し
くは暖房便座15に着座した使用者の人体から反射した
赤外線領域の反射光を受光する受光部130と、マイク
ロコンピュータ120の動作クロックを発生する発振子
140と、上記したマトリックススイッチ104とを有
する。このマトリックススイッチ104は、局部洗浄ボ
タン101と停止ボタン102と便器洗浄ボタン103
とから構成されている。そして、各ボタンが押圧される
と、そのボタンを識別する信号と共に当該ボタンのオン
信号が入力端子PI1に入力される。マイクロコンピュ
ータ120は、入力した信号に基づき上記のいずれのボ
タンが押圧されたかを識別するよう構成されている。も
っとも、各ボタンごとにそれぞれの入力端子と接続する
こともできる。なお、電源電池122を商用電源とする
こともできる。
【0018】受光部130は、上記の反射光を受光する
フォトダイオード131と、受光処理回路132とを有
する。この受光処理回路132は、フォトダイオード1
31における反射光の受光状況を入力してこれを信号処
理し、その結果をマイクロコンピュータ120の入力端
子PI2に出力する。マイクロコンピュータ120は、
入力した受光結果の信号レベルに基づいて、上記着座し
た人体の有無を判定する。
【0019】送信部110は、上記の光信号を発する発
光ダイオード111と、これに接続された電流増幅用の
トランジスタ112と、発光電流制限用の抵抗113
と、トランジスタのベースに接続された抵抗114と、
トランジスタの安定動作用の抵抗115とを有する。従
って、送信部110は、マイクロコンピュータ120が
出力端子PO1から出力するパルス信号Spに応じて発
光ダイオード111を発光させ、赤外線(光信号)を衛
生洗浄装置10並びに着座した人体に向けて発光する
(図1参照)。
【0020】マイクロコンピュータ120は、局部洗浄
ボタン101と停止ボタン102と便器洗浄ボタン10
3のいずれのボタンが押圧されたかを識別する。そし
て、その識別信号が発光ダイオード111からの赤外線
に重畳して発せられるよう、発振子140の発振周波数
を参照しつつ、上記のパルス信号Spを各ボタンごとに
出力する。また、上記のいずれのボタンも押圧されてい
ない場合にあっては、マイクロコンピュータ120は、
上記の識別信号を重畳させないまま、所定のパルス信号
Spを出力して、送信部110から赤外線を発光させ
る。なお、この発光の様子については後述する。
【0021】上記のようにリモコン100の送信部11
0から発せられた赤外線は、衛生洗浄装置10の有する
受光部40で受光される。また、着座した人体で反射し
た反射光(赤外線)は、リモコン100の受光部130
で受光される。なお、衛生洗浄装置10の側の受光部4
0にあっても、受光部130と同様、フォトダイオード
41と、その受光処理回路42とを有する。この受光処
理回路42で処理された処理結果は、衛生洗浄装置10
の有するマイクロコンピュータ50に入力される。衛生
洗浄装置10の側では、マイクロコンピュータ50は、
入力を受けた赤外線に重畳された識別信号を解読し、こ
の識別信号を動作指令として所定の動作を実行する。本
実施例では、局部洗浄ボタン101の識別信号では、以
下のようにして局部洗浄を実行し、停止ボタン102の
識別信号では、局部洗浄を停止する。また。便器洗浄ボ
タン103の識別信号では、洗浄水にて便器洗浄を実行
する。
【0022】ここで、リモコン100による処理の説明
に先立ち、衛生洗浄装置10の大まかな動作を説明す
る。図1に示す暖房便座15に使用者が座り、リモコン
100の局部洗浄ボタン101を押すと、衛生洗浄装置
10は、ノズル装置12を所定の洗浄位置まで前進さ
せ、図示しない洗浄水供給管路のバルブを開いて洗浄水
の噴出を開始する。そして、洗浄終了後、リモコン10
0の停止ボタン102を押して洗浄の終了を指示する
と、このバルブを閉じて洗浄水の噴出を終了し、その
後、ノズル装置12を元の収納位置に退避する。また、
使用者が便器洗浄ボタン103を押すと、衛生洗浄装置
10は、洗浄水タンクから便器5のボール面5aに至る
図示しない管路の弁を開いて、タンク内の洗浄水のボー
ル面5aに流し込み、便器洗浄を行なう。このように、
衛生洗浄装置10は、リモコン100により遠隔操作さ
れる。
【0023】次に、本実施例のリモコン100で行なう
衛生洗浄装置10の動作指令制御について説明する。図
3は、この動作指令制御を示すフローチャートであり、
図4は、当該制御の処理内容を説明するためのタイムチ
ャートである。
【0024】この動作指令制御は、リモコン100のマ
イクロコンピュータ120にて所定時間ごとに繰り返し
実行させており、まず、局部洗浄ボタン101と停止ボ
タン102と便器洗浄ボタン103のいずれのボタンが
押圧操作されたか否かを判断する(ステップS10
1)。このステップS101での否定判断に続いては、
暖房便座15に着座した使用者の人体検知を行なうべ
く、送信部110による人体検知用の赤外線発光(ステ
ップS102)と、人体からの反射波についての受光部
130による信号処理(ステップS103)とを順次実
行する。
【0025】即ち、ステップS102では、出力端子P
O1から所定周波数のパルス信号Spを図4に示すよう
に間欠的に出力する。これにより、送信部110の発光
ダイオード111は、衛生洗浄装置10並びに着座した
人体に向けて赤外線を間欠的に発光する。ステップS1
03では、受光部130の受光処理回路132からフォ
トダイオード131における反射光の受光状況の信号処
理結果(受光結果)を入力する。続くステップS104
では、この受光結果の信号レベルに基づいて、上記着座
した人体の有無を判断する(ステップS104)。この
場合、所定の信号レベルを超える信号入力が上記の赤外
線発光の間欠周期に合わせて入力されると、人体有り
(人体検知)と判断される。なお、衛生洗浄装置10の
受光部40の側にも、上記の発光赤外線は間欠的に入力
される。しかし、この赤外線入力が間欠的であること
と、当該赤外線には局部洗浄ボタン101等の識別信号
が重畳されていないことから、衛生洗浄装置10にて便
器洗浄、局部洗浄等がなされることはない。
【0026】このステップS104での肯定判断に続い
ては、人体検知の継続時間を表わすカウンタHの値が所
定の最大値αに等しいか否かを判断する(ステップS1
05)。ここで肯定判断すれば、ステップS101に移
行する。一方、ステップS105で否定判断した場合
は、カウンタHを値1だけインクリメント(ステップS
106)した後、ステップS101に移行する。つま
り、カウンタHにて人体検知の継続時間を計時し、当該
計時時間が上記の最大値αに達すれば、それ以上の計時
は必要はないとして、何の処理を行なうことなくステッ
プS101に移行する。
【0027】ステップS104で人体無しと否定判断し
た場合は、上記のカウンタHの値が所定の値a(<α)
を越えているか否かを判断する(ステップS107)。
このステップS107により、以下のことが判る。それ
まで着座していた使用者が便器を離れた場合には、その
使用者はそれまで着座していたことから上記のステップ
S104の肯定判断を経てカウンタHは加算される。そ
して、便器を離れた時点でステップS104で否定判断
される。従って、ステップS107でのカウンタHの値
と値aとの比較判断により、値aに相当する時間だけ継
続して人体検知がなされ、その後に人体が検知されなく
なったということが判明する。換言すれば、着座時間の
長短が判明する。なお、上記の値aは、着座した使用者
が排便を終了して便器から離れるに充分な時間に対応す
る値とされている。
【0028】上記のステップS107での否定判断に続
いては、カウンタHを値ゼロにリセットして(ステップ
S108)、ステップS101に移行する。つまり、こ
の場合は、着座時間が短いので衛生洗浄装置10に特段
の動作を行なわせる必要がないとして、単にカウンタH
をリセットし次回以降の新たな人体検知と衛生洗浄装置
10の遠隔操作に備える。
【0029】一方、ステップS107で肯定判断した場
合は、便器洗浄ボタン103が押圧されたときと同じよ
うにして送信部110によるリモコン用の赤外線発光
(ステップS109)を実施する。即ち、マイクロコン
ピュータ120は、便器洗浄ボタン103に対応するパ
ルス信号Spを図4に示すように所定時間に亘って継続
して出力し、その際には、上記したように便器洗浄ボタ
ン103の識別信号が重畳するようにする。これによ
り、送信部110の発光ダイオード111は、便器洗浄
ボタン103の識別信号が重畳した赤外線を、衛生洗浄
装置10並びに着座した人体に向けて連続的に発光す
る。衛生洗浄装置10では、この赤外線に重畳された識
別信号が動作指令としてマイクロコンピュータ50によ
り解読され、便器洗浄ボタン103の識別信号に対応し
て上記の便器洗浄が行なわれる。ステップS109に続
いては、ステップS108を経てステップS101に移
行し、次回以降の人体検知と衛生洗浄装置10の遠隔操
作に備える。
【0030】ところで、ステップS107は、ステップ
S101での否定判断(ボタン操作無し)を前提とする
ものである。よって、ステップS107での肯定判断に
続くステップS109は、上記したように、所定時間だ
け継続して人体検知がなされ、その後に人体が検知され
なくなったという状況下で実行される。従って、このよ
うな状況では、便器洗浄ボタン103が操作されなくて
も、リモコン100から便器洗浄のための動作指令(便
器洗浄ボタン103の識別信号)が衛生洗浄装置10に
送られ、自動的に便器洗浄が実施される。また、ステッ
プS107は、その直前のステップS104での人体無
しの判断を受けてのものであることから、ステップS1
07での肯定判断に続くステップS109は、人体無し
の状況下で実行される。よって、リモコン100の受光
部130が上記のリモコン用の発光赤外線の人体での反
射光を受光することはない。つまり、人体検知を行なう
ことがない。
【0031】ステップS101で肯定判断した場合に
は、上記した人体検知に関する処理ではなく、衛生洗浄
装置10の遠隔操作に関する処理を行なう。即ち、ステ
ップS101での肯定判断(ボタン操作有り)に続いて
は、押圧操作されたボタンが便器洗浄ボタン103であ
るかその他の局部洗浄ボタン101又は停止ボタン10
2であるかを判断する(ステップS110)。ここで、
便器洗浄ボタン103であると肯定判断すれば、この便
器洗浄ボタン103に対応して衛生洗浄装置10を遠隔
操作すべくステップS109に移行する。これにより、
既述したように送信部110の発光ダイオード111か
ら、便器洗浄ボタン103の識別信号が重畳した赤外線
が衛生洗浄装置10に向けて連続的に発光される。よっ
て、衛生洗浄装置10は、この赤外線を受けて便器洗浄
ボタン103に対応する便器洗浄を上記したように行な
う。こうした赤外線発光後は、ステップS108を経て
ステップS101に移行し、次回以降の人体検知と衛生
洗浄装置10の遠隔操作に備える。
【0032】ステップS110で押圧操作されたボタン
が局部洗浄ボタン101又は停止ボタン102であると
判断した場合には、上記のカウンタHの値を介して人体
検知の有無を判断する(ステップS111)。即ち、既
述したステップS101〜106までの処理により、人
体有りとされればカウンタHの値はゼロでなくなること
から、カウンタHがゼロであるか否かを通して人体の有
無を判断する。なお、ステップS108が実行された後
はH=0となるが、これは、短時間に過ぎない人体検知
の場合(ステップS107に続くステップS108)或
いは排便に充分な時間に亘って人体検知がされその後に
人体が検知されなくなった場合(ステップS107、1
09に続くステップS108)のものである。よって、
ステップS111では、排便のために着座した使用者の
人体検知がされたことを高い信頼性で判断できる。もっ
とも、ステップS111を、カウンタHが上記の値aよ
り小さい値bを越えるか否かの判断処理に替えれば、上
記の人体検知の信頼性をより高めることができる。
【0033】そして、ステップS111でH≠0(人体
有り)と否定判断すれば、局部洗浄ボタン101又は停
止ボタン102に対応した送信部110によるリモコン
用の赤外線発光(ステップS112)を実施する。即
ち、マイクロコンピュータ120は、局部洗浄ボタン1
01又は停止ボタン102に対応するパルス信号Spを
図4に示すように所定時間に亘って継続して出力する。
その際には、上記したように押圧ボタン(局部洗浄ボタ
ン101、停止ボタン102のいずれか)の識別信号が
重畳するようにする。これにより、送信部110の発光
ダイオード111は、押圧ボタン(局部洗浄ボタン10
1、停止ボタン102のいずれか)の識別信号が重畳し
た赤外線を、衛生洗浄装置10並びに着座した人体に向
けて連続的に発光する。衛生洗浄装置10では、この赤
外線に重畳された識別信号が動作指令としてマイクロコ
ンピュータ50により解読され、押圧ボタン(局部洗浄
ボタン101、停止ボタン102のいずれか)の識別信
号に対応して上記の局部洗浄或いはその停止が行なわれ
る。このステップS112に続いては、ステップS10
8を経てステップS101に移行し、次回以降の人体検
知と衛生洗浄装置10の遠隔操作に備える。なお、ステ
ップS110に続くステップS109とステップS11
1に続くステップS112は、ステップS110がボタ
ン操作有りを前提としている。よって、この際のステッ
プS109とステップS112の実行時には、上記のよ
うに発光された赤外線がボタン操作をなした使用者の人
体で反射し、その反射光がリモコン100の受光部13
0で受光される。しかし、この際の反射光受光は赤外線
の発光に伴い連続的であり間欠的ではないことと、ボタ
ン操作有りを前提とした赤外線発光であることから、リ
モコン100にて人体検知とされることはない。
【0034】一方、ステップS111でH=0(人体無
し)と肯定判断すれば、何の処理を行なうことなくステ
ップS101に移行する。これにより、局部洗浄ボタン
101或いは停止ボタン102が操作されても、そのボ
タン操作前のステップS101〜106までの一連の処
理により人体有りとされた場合に限って、リモコン10
0からは衛生洗浄装置10の遠隔操作のためのリモコン
用発光がなされる。つまり、上記一連の処理により人体
無しとされた場合は、局部洗浄ボタン101或いは停止
ボタン102の操作に伴うリモコン用発光はなされな
い。この場合、人体無しとされた場合に、局部洗浄ボタ
ン101或いは停止ボタン102の操作に伴う信号を入
力端子PI1にて受け付けないようにし、これらボタン
操作を無効とすることもできる。
【0035】以上説明したように、本実施例では、リモ
コン100の有する局部洗浄ボタン101、停止ボタン
102、便器洗浄ボタン103の操作を経て送信部11
0の発光ダイオード111からリモコン用の赤外線を発
光して(ステップS109、ステップS110〜11
2)、何の支障もなく従来と同様に衛生洗浄装置10を
遠隔操作できる。また、上記のボタン操作がない間に
は、この発光ダイオード111を人体検知用の赤外線発
光(ステップS102〜106)に用い、その反射光の
受光状態に基づいて人体を非接触で検知する。この結
果、本実施例によれば、リモコン用の赤外線発光と人体
検知用の赤外線発光を行なうに当たり、単一の発光ダイ
オード111、延いては単一の送信部110を必要とす
るに過ぎない。よって、発光ダイオード111並びに送
信部110のリモコン・人体検知の共用を通して、リモ
コン100の小型化とその構成の簡略化を図ることがで
きる。そして、赤外線発光に要する部品点数の低減並び
に構成の簡略化により、リモコン100はもとより衛生
洗浄装置10全体のコスト低減を図ることができる。
【0036】また、本実施例では、上記のように共用し
た送信部110によるリモコン用の赤外線発光と人体検
知用の赤外線発光を行なうに際して、前者の場合は連続
して発光し、後者の場合は間欠的な発光とし、両者で異
なる発光周期とした(図4参照)。このため、 衛生洗
浄装置10においては、リモコン100からの発光赤外
線は、リモコン用のものであるか人体検知用のものであ
るかを明確に区別できる。リモコン100においては、
人体検知用に発光され人体で反射した反射波を受光する
に際し、その反射波がリモコン用の発光赤外線の反射波
か人体検知用の発光赤外線の反射はであるかを明確に区
別できる。よって、本実施例によれば、リモコン用の赤
外線に基づいて人体検知有りとするような誤検知をする
ことがなく、人体検知の信頼性を高めることができる。
更に、人体検知用の赤外線に基づいて衛生洗浄装置10
に誤って便器洗浄等を実行させることがない。
【0037】また、本実施例では、リモコン100の側
で人体検知を行ない(ステップS102〜107)、そ
の結果に基づいて衛生洗浄装置10を以下のように遠隔
操作する。衛生洗浄装置10の使用者(着座使用者)
は、通常通りに排便を行なった後に、或いはその後の局
部洗浄を行なった後に、便器洗浄のための便器洗浄ボタ
ン103の押圧操作を忘れて便器を離れ、トイレから立
ち去ることがある。このような場合は、既述したよう
に、ステップS101で否定判断され、その後のステッ
プS107では、使用者が排便を終了して便器から離れ
るに充分な時間だけ経過し、その間に亘って継続して人
体検知がなされ、その後に人体が検知されなくなったと
肯定判断される。よって、この場合には、上記のように
便器洗浄ボタン103が未操作であっても、リモコン1
00は、衛生洗浄装置10に便器洗浄のための動作指令
(便器洗浄ボタン103の識別信号)を送り、衛生洗浄
装置10に便器洗浄を実行させる。この結果、便器を常
時清浄に保つことができ好ましい。
【0038】また、本実施例では、局部洗浄ボタン10
1或いは停止ボタン102が操作されても、以下のよう
にしてリモコン用の赤外線発光を行なわないことにし
た。局部洗浄とその停止は、使用者が着座して局部洗浄
ボタン101或いは停止ボタン102が操作されたとき
に限り実行されることが望ましい。つまり、使用者が立
ったままでいるときや子供のいたずらによりこれらボタ
ンが操作されたときには、局部洗浄は実行されないよう
にすることが望まれている。本実施例では、局部洗浄ボ
タン101或いは停止ボタン102が操作されても、そ
のボタン操作前のステップS101〜106までの一連
の処理により正常に人体有りとされた場合、即ち着座し
た使用者が排便の意志を持って衛生洗浄装置10を使用
しており、この使用者の人体が検知された場合に限っ
て、リモコン100は衛生洗浄装置10の遠隔操作のた
めのリモコン用発光を行なう。よって、使用者が立った
ままでいるときや子供のいたずらにより局部洗浄ボタン
101が操作されても、衛生洗浄装置10にて局部洗浄
を実行しないようにできる。しかも、このような場合に
リモコン用の赤外線発光自体を行なわないので、無用な
電力消費を回避でき、電源電池122の長寿命化を図る
ことができる。
【0039】また、衛生洗浄装置10の遠隔操作と人体
検知とを行なうに当たり、高い直進指向性の赤外線を発
光するようにしたので、確実な遠隔操作の指令伝達と確
実な人体検知を実現できる。
【0040】次に、他の実施例(第2実施例)について
説明する。この第2実施例は、上記した実施例(第1実
施例)の送信部110に以下の回路構成を追加したもの
である。即ち、第2実施例のリモコン100Aの送信部
110Aは、その回路構成の概略を示すブロック図の図
5に示すように、発光ダイオード111の発光電流制限
用に、抵抗113と抵抗116とを直列に有する。ま
た、この抵抗116をバイパスしその飽和領域で使用さ
れるトランジスタ117と、このトランジスタのベース
とマイクロコンピュータ120の出力端子PO2に接続
された抵抗118と、トランジスタの安定動作用の抵抗
119とを有する。このため、マイクロコンピュータ1
20が出力端子PO2からオン信号を出力すると、トラ
ンジスタ117へベース電流が流れてトランジスタがオ
ン状態となり、トランジスタ117のコレクタ−エミッ
タ間のインピーダンスは急減する。よって、発光ダイオ
ード111の発光電流制限用の抵抗116はほぼ短絡状
態となる。このようになると、発光ダイオード111の
発光電流制限用の抵抗値は、抵抗113の抵抗値とな
り、上記のオン信号出力以前より小さくなる。このた
め、発光ダイオード111を流れる発光電流値が増大
し、発光ダイオード111からの赤外線の放射強度は増
大する。一方、オン信号の出力が停止されトランジスタ
117がオフ状態となると、発光ダイオード111の発
光電流制限用の抵抗値は、抵抗113と抵抗116の合
算抵抗値となり、上記のオン信号出力時より大きくな
る。このため、発光ダイオード111を流れる発光電流
値が減少し、発光ダイオード111からの赤外線の放射
強度は低減する。この場合、トランジスタ117のオン
/オフ時の赤外線放射強度比は、抵抗113と抵抗11
6の抵抗値に依存して定まり、これら抵抗値を調整する
ことで、適宜なものとできる。
【0041】そして、図3に示す動作指令制御を示すフ
ローチャートにおいて、人体検知用の発光処理(ステッ
プS102)の実行時に、出力端子PO2からオン信号
を出力してトランジスタ117をオン状態とし、衛生洗
浄装置10の遠隔操作するためのリモコン発光処理(ス
テップS109,112)の実行時には、トランジスタ
117をオフ状態とするようにした。よって、ステップ
S109,112のリモコン用発光時は、小さな放射強
度での赤外線発光となり、ステップS102の人体検知
用発光時は、大きな放射強での赤外線発光となる。この
ため、以下の利点がある。
【0042】衛生洗浄装置10を遠隔操作する際、衛生
洗浄装置10の受光部40にて受光する赤外線の強度が
小さくても、上記した識別信号を動作指令として識別で
き、特段の支障はない。よって、この時のリモコン10
0からの赤外線放射強度を小さくしても特段の支障はな
いので、衛生洗浄装置10の遠隔操作時の電力消費を抑
制でき、電源電池122の長寿命化を図ることができ
る。また、人体検知時には大きな放射強度で赤外線を発
光するので、人体での反射の際に反射波の減衰が起きて
もその反射波に基づく人体検知感度を高めることができ
る。よって、人体検知の信頼性を向上でき好ましい。
【0043】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0044】例えば、人体検知の対象を便座に着座した
使用者(着座使用者)として説明したが、便器5の前方
に立って小用をする使用者(小用使用者)をも人体検知
の対象とすることもできる。この場合には、リモコン1
00の設置位置等を考慮して、小用使用者と着座使用者
とで、その人体での反射波のレベルが異なるようにする
と好ましい。こうすれば、小用使用者と着座使用者を区
別して検知でき、以下のような利点がある。着座使用者
検知時には、図3で示した処理を行ない、小用使用者検
知時には、局部洗浄ボタン101と停止ボタン102と
を無効としたり、これらボタンが操作されても局部洗浄
を行なわないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1実施例のトイレ装置の全体
像を示すものであり、洋式便器を衛生洗浄装置10と共
に表した外観図である。
【図2】この衛生洗浄装置10を遠隔操作するためのリ
モコン100の回路構成の概略を示すブロック図であ
る。
【図3】衛生洗浄装置10のマイクロコンピュータ12
0で実行される動作指令制御を示すフローチャートであ
る。
【図4】この動作指令制御の処理内容を説明するための
タイムチャートである。
【図5】第2実施例のリモコン100Aの回路構成の概
略を示すブロック図である。
【符号の説明】
5…便器 5a…ボール面 10…衛生洗浄装置 11…本体 12…ノズル装置 13…操作ボタン 15…暖房便座 16…便蓋 40…受光部 41…フォトダイオード 42…受光処理回路 50…マイクロコンピュータ 100…リモコン 100A…リモコン 101…局部洗浄ボタン 102…停止ボタン 103…便器洗浄ボタン 104…マトリックススイッチ 110…送信部 110A…送信部 111…発光ダイオード 112…トランジスタ 113…抵抗 114…抵抗 115…抵抗 116…抵抗 117…トランジスタ 118…抵抗 119…抵抗 120…マイクロコンピュータ 122…電源電池 130…受光部 131…フォトダイオード 132…受光処理回路 140…発振子 H…カウンタ PI1…入力端子 PI2…入力端子 PO1…出力端子 PO2…出力端子 Sp…パルス信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作指令を受けて動作する機能機器を作
    動させるために操作されるリモートコントローラであっ
    て、 前記動作指令を前記機能機器に送信するための送信波を
    前記機能機器に無線送信する送信手段と、 使用者の操作に応じて、前記動作指令を前記送信波に重
    畳して前記機能機器に伝える指令手段と、 信号波を送信する信号波送信手段と人体での前記信号波
    の反射波を受信する受信手段とを備え、反射波の受信状
    況に基づいて人体を非接触で検知する検知手段と、 を有し、 前記送信手段は、前記送信波を前記信号波として無線送
    信するよう、前記検知手段の前記信号波送信手段として
    共用されていることを特徴とするリモートコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリモートコントローラで
    あって、 前記送信手段は、前記送信波並びに前記信号波として赤
    外線を無線送信する、リモートコントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリモートコントローラで
    あって、 前記送信手段は、前記送信波の送信時と前記信号波の送
    信時とで、前記赤外線を異なる送信周期で無線送信す
    る、リモートコントローラ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のリモートコントローラで
    あって、 前記送信手段は、前記送信波の送信時と前記信号波の送
    信時とで、前記赤外線を異なる放射強度で無線送信す
    る、リモートコントローラ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のリモートコントローラで
    あって、 前記送信手段は、前記信号波の送信時における前記赤外
    線の放射強度を前記送信波の送信時よりも大きくして、
    前記赤外線を無線送信する、リモートコントローラ。
  6. 【請求項6】 リモートコントローラを有し、該リモー
    トコントローラからの洗浄動作指令を受けて便器洗浄を
    実行するトイレ装置であって、 前記リモートコントローラは、 前記洗浄動作指令を送信するに際して操作されるスイッ
    チと、 前記洗浄動作指令を前記トイレ装置に送信するための送
    信波を前記トイレ装置 に無線送信する送信手段と、前記スイッチの操作に応じ
    て、前記洗浄動作指令を前記送信波に重畳して前記トイ
    レ装置に伝える指令手段と、 信号波を送信する信号波送信手段と人体での前記信号波
    の反射波を受信する受信手段とを備え、反射波の受信状
    況に基づいて人体を非接触で検知する検知手段と、 を有し、 前記送信手段は、前記送信波を前記信号波として無線送
    信するよう、前記検知手段の前記信号波送信手段として
    共用されており、 前記トイレ装置は、 前記送信波を受信し、該受信した送信波に前記洗浄動作
    指令が重畳されていると便器洗浄を実行する実行手段を
    有することを特徴とするトイレ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のトイレ装置であって、 前記リモートコントローラは、 前記検知手段の検知結果に基づいて、所定時間に亘って
    人体が検知されその後人体が検知されなくなったと判断
    すると、前記スイッチの操作に拘わらず前記指令手段を
    強制的に作動させる作動手段を有する、トイレ装置。
  8. 【請求項8】 リモートコントローラを有し、該リモー
    トコントローラからの局部洗浄動作指令を受けて人体局
    部の洗浄を実行するトイレ装置であって、 前記リモートコントローラは、 前記局部洗浄動作指令を送信するに際して操作されるス
    イッチと、 前記局部洗浄動作指令を前記トイレ装置に送信するため
    の送信波を前記トイレ装置に無線送信する送信手段と、 前記スイッチの操作に応じて、前記局部洗浄動作指令を
    前記送信波に重畳して前記トイレ装置に伝える指令手段
    と、 信号波を送信する信号波送信手段と便座に着座した人体
    での前記信号波の反射波を受信する受信手段とを備え、
    反射波の受信状況に基づいて人体を非接触で検知する検
    知手段と、 を有し、 前記送信手段は、前記送信波を前記信号波として無線送
    信するよう、前記検知手段の前記信号波送信手段として
    共用されており、 前記トイレ装置は、 前記送信波を受信し、該受信した送信波に前記局部洗浄
    動作指令が重畳されていると人体局部の洗浄を実行する
    実行手段を有することを特徴とするトイレ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のトイレ装置であって、 前記リモートコントローラは、 前記検知手段が人体を検知していない間に亘っては、前
    記スイッチの操作を無効とする無効手段を有する、トイ
    レ装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のトイレ装置であって、 前記リモートコントローラは、 前記検知手段が人体を検知していない間に亘っては、前
    記指令手段の作動を禁止する禁止手段を有する、トイレ
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項6ないし請求項10いずれか記
    載のトイレ装置であって、 前記送信手段は、前記送信波並びに前記信号波として赤
    外線を無線送信する、トイレ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046329A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Inax Corp 便器設備、トイレ設備、リモコンユニット及びリモコン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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