JP2000043780A - 電動車 - Google Patents

電動車

Info

Publication number
JP2000043780A
JP2000043780A JP10277756A JP27775698A JP2000043780A JP 2000043780 A JP2000043780 A JP 2000043780A JP 10277756 A JP10277756 A JP 10277756A JP 27775698 A JP27775698 A JP 27775698A JP 2000043780 A JP2000043780 A JP 2000043780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
motor
human
transmission
electric vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10277756A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Fujiwara
正勝 藤原
Terutaka Tanaka
輝貴 田中
Seiji Yamaguchi
征史 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10277756A priority Critical patent/JP2000043780A/ja
Priority to CN99107369A priority patent/CN1091052C/zh
Priority to TW88108610A priority patent/TW477762B/zh
Publication of JP2000043780A publication Critical patent/JP2000043780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトな構成で組立性がよく、防水、防塵
性にすぐれて安定走行ができる電動車を提供することを
課題とする。 【解決手段】回転ケーシング29と固定ケーシング36とに
よって車輪11のハブを構成し、このハブ内にギヤ比を切
替可能にする変速機28を設け、変速機28の外周を囲んで
モータ39が設けられ、人力駆動力の大きさを検出するト
ルクセンサ52を設けた場合、トルクセンサ52は、車軸18
の長手方向にモータ39と並設したことを特徴とする電動
車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪のハブに設け
たモータの駆動によって、車輪に電動駆動力を付加する
電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電動車は、例えば、特開
昭50−52737号公報(B62M23/02)に記
載の補助動力付き車両に示す如く、駆動輪のハブを回転
ケーシングと固定ケーシングとに分割して設け、人力駆
動力は回転ケーシングに設けたスプロケットにより動力
伝達し、モータによる電動駆動力は固定ケーシングに内
蔵したモータによる駆動力を減速機構で減速し、回転ケ
ーシングに伝達し、人力駆動力と電動駆動力とによって
駆動輪を回転させて走行するものが知られている。
【0003】しかしながら、このような車両であれば、
固定ケーシングのモータの側面に減速機構が配置される
構成になっており、駆動部の車軸方向に外形が大きくな
ってしまう可能性があり、市販の自転車などに駆動部の
付いた車輪だけを取り付ける場合、市販の自転車のフレ
ームでは、予め決められた自転車のフレームの幅を越え
てしまうことがあり、自転車の取付けステーなどを変更
しなければならなかった。
【0004】また、この車両においては、モータの回転
数を減速するために複数個の減速機を使用しており、そ
の減速機は固定ケーシングと回転ケーシングとの間に挟
み込むように設けられているため、回転ケーシングを固
定ケーシングに取り付ける前に、固定ケーシングの外側
に多くのギヤを取り付けなくてはならず、作業が繁雑に
なり、組み立てが非常に困難であった。
【0005】更に、この車両であれば、回転ケーシング
が片側で支持されているため、回転ケーシングの強度を
かなり上げないと耐久性に問題があったり、長期間使用
していると自転車の自重や使用者の重量により回転ケー
シングが変形する恐れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、コンパクトな構成で組立性がよ
く、防水、防塵性にすぐれて安定走行ができる電動車を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輪の車軸を
中心に車輪と共に回転する回転ケーシング、該回転ケー
シングと相対する位置に設けられ回転ケーシングと共に
前記車輪のハブを構成する固定ケーシングと、前記ハブ
内の前記車軸周りに設けられギヤ比を切替可能にする変
速機と、前記回転ケーシングを回転駆動するモータとを
備え、前記モータは、前記変速機の外周を囲んで設けら
れることを特徴とする。
【0008】そして、前記回転ケーシングを人力によっ
て回転駆動する人力駆動部と、該人力駆動部の人力駆動
力の大きさを検出するトルクセンサと、該トルクセンサ
の検出値に基づいて前記モータを駆動する制御部とを備
え、前記トルクセンサは、前記車軸の長手方向にモータ
と並設したことを特徴とする。
【0009】また、前記トルクセンサは、前記変速機の
外周に円弧状に設けたことを特徴とする。
【0010】そして、前記回転ケーシングは、前記固定
ケーシングの外周を覆うことを特徴とする。
【0011】更に、前記回転ケーシングは、前記ハブの
車軸方向の略両端で支持されることを特徴とする。
【0012】また、前記固定ケーシングは、前記モータ
を包囲したことを特徴とする。
【0013】そして、モータの出力を減速して回転ケー
シングに伝達する減速機構を設け、前記減速機構は、前
記モータと前記トルクセンサとで挟んで配置したことを
特徴とする。
【0014】更に、前記減速機構は、前記トルクセンサ
側で前記回転ケーシングに連結し、動力伝達されること
を特徴とする。
【0015】以上の構成によると、本発明は、回転ケー
シングと固定ケーシングとによって車輪のハブを構成
し、ハブ内の車軸周りに設けた変速機の外周を囲むよう
にモータを構成したので、ハブの径の大きさをコンパク
トにすることができ、軽量にすることができる。
【0016】そして、モータとトルクセンサとは車軸に
併設したので、コンパクトになるという効果がある。
【0017】また、トルクセンサは変速機の外周に設け
たので、車軸の長手方向に長くなることがなく、車軸方
向のサイズを小さくすることができる。
【0018】そして、回転ケーシングは、固定ケーシン
グの外周を覆ったので、固定ケーシング内に内蔵される
モータ等に外部からの水滴、粉塵等がかかることがな
く、故障が少なくなる。また、固定ケーシング内にモー
タ等を組み込んでから回転ケーシングを覆うので、組み
立て性が向上する。
【0019】更に、回転ケーシングは、固定ケーシング
を包囲し、車軸方向のハブの両端で支持されるので、使
用者や電動車の重量が片側にかかることがなく、車軸に
バランスよく均一にかかるため、長期にわたって使用し
ても回転ケーシングが変形することがなく、品質の向上
がはかれる。
【0020】また、固定ケーシングには、モータ等を内
蔵して外周を包囲するので外部からの水滴や粉塵が混入
することがなく、故障が起こりにくくなる。
【0021】そして、減速機構は、モータとトルクセン
サとで挟んで配置したので、減速機構部分の騒音をモー
タとトルクセンサとで遮断することができる。
【0022】更に、人力駆動部からトルクセンサを介し
て回転ケーシングを回転させ、このトルクセンサ側の近
傍に減速機構を設けたので、モータ出力を減速する減速
機構の出力を、回転ケーシングのトルクセンサと連結す
る部分付近で連結でき、構成が簡単になるとともにコン
パクトにすることができる。
【0023】また、もう一つの発明は、車輪のハブを構
成し車輪とともに回転する回転ケーシングと、該回転ケ
ーシング内で車両本体に設けられた固定ケーシングとを
備え、前記固定ケーシング内にモータ及び減速機構を内
蔵したことを特徴とする。
【0024】そして、前記固定ケーシングは、一方開口
の椀状に形成され、前記モータを内蔵し、前記開口に前
記減速機構を配置したことを特徴とする。
【0025】更に、減速機構は遊星減速機構を用いたこ
とを特徴とする。
【0026】また、回転ケーシングを回転するための人
力駆動部を設け、該人力駆動部と前記回転ケーシングと
は独立して回転するように配置され、前記人力駆動力と
回転ケーシングとの間に人力駆動力から回転ケーシング
に動力伝達されるトルクセンサを設け、前記固定ケーシ
ングの開口は、前記人力駆動部と前記回転ケーシングと
の間に形成される開口と相対する向きに配置されること
を特徴とする。
【0027】そして、前記人力駆動部と回転ケーシング
との間に形成される開口の回転ケーシング内面に、該開
口を塞ぐ鍔部を設け、前記固定ケーシングの椀状の底面
外側壁に制御基板を設けたことを特徴とする。
【0028】更に、回転ケーシングを回転するための人
力駆動部を設け、該人力駆動部と前記回転ケーシングと
の間で、前記車輪の回転中心となる車軸に内装変速機を
設けたことを特徴とする。
【0029】また、前記変速機は、前記車軸の長手方向
の中程まで位置させて設け、前記回転ケーシングは、前
記変速機と前記変速機の設けられない部分の前記車軸に
設けられたベアリングによって支持されて設けられてい
ることを特徴とする。
【0030】そして、前記回転ケーシングの片側で人力
による人力駆動力が入力され、該人力駆動力が入力され
る側と相対する側で前記モータによる電動駆動力が入力
されることを特徴とする。
【0031】以上の構成によると、本発明は、固定ケー
シングに内蔵されたモータの電動駆動力が減速機構によ
って減速されて車輪を回転させる。また、この駆動部を
組み立てる際には、モータと減速機構とを内蔵した固定
ケーシングを回転ケーシング内に組み込むことによっ
て、駆動部分を組み立てることができる。
【0032】また、前記固定ケーシングの開口部分に減
速機構が配置してあり、即ち減速後の電動駆動力の出力
が回転ケーシングと連結しやすい方向に向いているの
で、回転ケーシング内に組み込んだ時に、簡単に回転ケ
ーシングと連結させることができる。
【0033】そして、減速機構は遊星減速機構によっ
て、固定ケーシングの開口を塞ぐように構成され、回転
ケーシングに組み込んだときに駆動部の出力が回転ケー
シング内面に位置するようになる。
【0034】更に、固定ケーシングの開口は、人力駆動
部と前記回転ケーシングとの間に形成される開口と相対
する向きに配置され、万一人力駆動部と回転ケーシング
と間の開口から雨水等が入り込んでも、固定ケーシング
内のモータ内に水が入り込むことがない。
【0035】また、人力駆動部と回転ケーシングとの間
の開口を塞ぐように鍔部を設けているため、制御基板に
雨水などが入りにくい。
【0036】更に、車軸に内装変速機を設け、人力駆動
部からの入力は変速機によって変速されて車輪を回転さ
せる。即ち、使用者の人力に合った変速比率で車輪を回
転することができ、また、内装変速機を使用しているた
め、コンパクトになる。
【0037】また、変速機は、車軸の長手方向の中程ま
で位置させて設け、回転ケーシングは、変速機と変速機
の設けられない部分の車軸に設けられたベアリングによ
って支持されて設けられ、固定ケーシングを回転しない
車軸に取り付けて配置でき、かつ回転ケーシングを車軸
の長手方向にわたって配置でき、安定して回転させるこ
とができる。
【0038】そして、回転ケーシングの片側で人力駆動
力が入力され、車軸方向の人力駆動力が入力される側と
相対する側で電動駆動力が入力されるので、回転ケーシ
ングにかかるバランスが良く、車輪を回転することがで
きる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の電動車の実施の形態を、
補助動力付きの電動アシスト自転車を例に説明する。
【0040】本発明に関わる電動車は、電動アシスト自
転車に限らず、モータを駆動源とした電動バイク、電気
自動車など、モータによって駆動される電動車であれ
ば、それら全てを含むことは言うまでもない。
【0041】まず、第1実施例について説明をする。
【0042】電動アシスト自転車全体の構成について、
図5に基づき説明をする。
【0043】1は、前部に設けられたヘッドパイプ2、
サドル3から下方に設けられたシートチューブ4と連結
するメインフレームであり、該メインフレーム1と前記
シートチューブ4とが連結する部分に人力によって回転
することが出来るペダル5が取り付けてある。
【0044】6はハンドル7の動きに連動し、ハンドル
7操作によって走行方向を定める前輪で、該前輪6はス
ポーク8、リム9、タイヤ10から構成されている。
【0045】11は、駆動輪となる後輪であり、該後輪11
も、タイヤ12、リム13、スポーク14、それと後輪11を駆
動するための駆動部15とから構成されている。前記駆動
部15には、チェーン16を介して伝達される人力トルクを
検出する、後述するトルクセンサ52が内蔵されており、
また、このトルクセンサ52の値を入力して後述するモー
タ39に駆動信号を出力するマイコン58が内蔵されてい
る。
【0046】17は、前記ペダル5の回転とともに回転す
る前スプロケットで、該前スプロケット17にはチェーン
16がかかっており前スプロケット17の回転を前記駆動部
15の車軸18に設けた後スプロケット19に動力を伝達する
ようになっている。上述するように、前記後輪11は、モ
ータ39を内蔵する前記駆動部15からなる電動駆動部20
と、前記ペダル5、前記チェーン16等からなる人力駆動
部21との2つの駆動部によって駆動され、走行すること
が出来る。
【0047】22は、後述するモータ39の電源となる電池
で、24ボルトのニッカド電池が納められている。ま
た、電池22は取り外し可能で充電の際は屋内で充電をす
ることができる。前記電池22は、前記シートチューブ4
を囲むように取り付けられており、サドル3の下方でロ
ックされるようにロック装置23が設けられている。
【0048】24は、前カゴ、25は駐輪時に自転車を支え
るスタンドである。
【0049】26は、夜間走行時に前方を明るく照射する
照明装置である。該照明装置26は、発電ダイナモとラン
プによって構成されている。
【0050】27は、後輪11を制動するためのブレーキレ
バーである。
【0051】次に、この電動アシスト自転車の駆動部15
について、図1及び図2に基づき説明する。
【0052】28は、前記車軸18の長手方向の一部に設け
られた内装式の変速機で、該変速機28は前記後スプロケ
ット19に一方向クラッチ(図示せず)を介して連結され
ており、前記ペダル5の一方向でしか動力伝達せず、前
記ペダル5を逆回転させたときに変速機28と動力伝達が
遮断されるようになっている。
【0053】29は、前記車軸18を中心に後輪11のハブを
構成する回転ケーシングで、該回転ケーシング29は、2
部品からなっており、一方は、前記スポーク14を取り付
けるためのU字状のリング30を外周に設けた回転ケーシ
ング29Aで、もう一方は、前記車軸18にベアリング31を
介して取り付けられ、前記回転ケーシング29Aの開口部
を塞ぐように複数箇所で前記リング30にネジ止めによっ
て固定された回転ケーシング29Bである。
【0054】32は、前記回転ケーシング29Bに溶接によ
って固着され、車軸18と同心円状に回転ケーシング29B
外側に向かって円盤状の立壁を形成した回転片で、該回
転片32の内周には前記ブレーキレバー27の操作によって
外方向、即ち前記回転片32の内周に摺接して回転ケーシ
ング29の回転を制動するためのブレーキ装置33が設けら
れている。34は、該ブレーキ装置33の外を覆うブレーキ
カバーである。
【0055】35は、前記バッテリ22より後述する制御基
板40に給電するためのコードで、該コード35はブレーキ
カバー34を貫通し、車軸18の一部の切り欠いた部分に挿
通させ、後述する固定ケーシング36外側壁に沿わせ、一
部、固定ケーシング36内側壁に沿わせて制御基板40に結
線されている。
【0056】36は、前記回転ケーシング29内に設けられ
前記車軸18に固定された一面を開口した椀状の固定ケー
シングで、該固定ケーシング36は前記変速機28の外周の
回転を妨げないように前記変速機28の外周との間にベア
リング37を介して固定して取り付けられ、後述するDC
ブレシレスモータ39と遊星歯車減速機構を内蔵してい
る。そして、この固定ケーシング36は、前記車軸18の長
手方向の変速機28が設けられていない部分の車軸18に固
定されている。
【0057】38は、前記固定ケーシング36の内側面に設
けられたモータ39を構成するステータで、該ステータ38
は前記固定ケーシング36の外側面に設けられた制御基板
40を介して電力供給される。また、前記ステータ38は、
18スロットを形成する鉄心に捲線を巻いて構成し、1
2極のマグネットを持つ。
【0058】41は、前記固定ケーシング36の内側壁に設
けられた2個のベアリング42を介し、前記ステータ38の
内周で回転自在に設けられたロータで、該ロータ41は、
一部ギヤを形成した小径部分を形成するギヤ部43に取り
付けられている。該ギヤ部43は、後述する遊星歯車減速
機構43、44、45のサンギヤに当たる部分である。また、
前記ロータ41は、マグネット41aを有する。
【0059】前記ロータ41と前記ステータ38とを合わせ
てモータ39を構成している。本実施例では、DCブラシ
レスモータを使用したが、他の種類のモータを使用して
も構わず、ステッピングモータなどを使用することで、
構成を更にコンパクトにできるのは言うまでもない。
【0060】44は、前記ギヤ部43と前記固定ケーシング
36との間に設けられた4個のプラネットギヤで、該プラ
ネットギヤ44は、前記固定ケーシング36内周に固定され
た固定ギヤ45と前記ギヤ部43に噛み合ってロータ41の回
転によって車軸18回りを回転する。そして、46は、それ
ぞれの前記プラネットギヤ44の中心に回転自在に設けら
れ、車軸18に設けたベアリング47を介して回転自在に設
けられた出力盤で、該出力盤46は、前記回転ケーシング
29の回転ケーシング29Bにラチェット機構を有する一方
向クラッチ48を介して設けられている。この一方向クラ
ッチ48は、人力によって回転ケーシング29を回転するよ
りも後輪11の回転速度が速くなったときに人力駆動力と
モータ39との動力を遮断するようになっている。
【0061】49は、前記変速機28の外周に固定された押
片で、該押片49は前記変速機28に固定され、変速機28と
回転ケーシング29Bとの間に形成される開口を塞ぐ大き
さに設けられた円板状の鍔50と、該鍔50の相対する位置
に形成された押板49とから構成されており、前記押板49
と前記回転ケーシング29Aとの間に磁歪素子からなるト
ルクセンサ52を挟んで押圧するようになっている。即
ち、人力駆動部21によってかかった力は押板51からトル
クセンサ52を押さえて回転ケーシング29Aを回転させ
る。この時トルクセンサ52には人力駆動力の大きさに応
じた歪みを生じることになる。
【0062】53は、前記固定ケーシング36と回転ケーシ
ング29との間にに取り付けられたロータリートランス
で、前記回転ケーシング29に取り付けられているコイル
をロータリートランス53A、固定ケーシング36に取り付
けられているコイルをロータリートランス53Bとする。
該ロータリートランス53は、前記トルクセンサ52の信号
を制御基板40に伝達する。
【0063】前記トルクセンサ52の構成と、信号伝達回
路について、図3に基づき説明をする。
【0064】本願のトルクセンサ52は、磁歪素子から形
成されるコア54と、該コア54外周に巻かれたコイル55か
ら構成され、前記鍔部50にかかる力がコア54を押さえる
ことによって歪みが生じ、これによって生じるコイル55
のインダクタンスの変化を検出する。そして、前記コア
54はロータリートランス53Aに接続されて、コア54の歪
みによってロータリートランス53A側のインダクタンス
が変化する。
【0065】56は、前記ロータリトランス53Aとトルク
センサ52のインダクタンスに応じて発振周波数を変化さ
せるLC発振回路である。
【0066】57は、前記発振回路56に接続され、発振回
路56から発信された信号の発振周波数を測定しマイコン
58に出力する周波数測定回路である。
【0067】次に、本実施例の電動アシスト自転車の制
御回路について、図3に基づき説明をする。
【0068】まず、上記トルクセンサ52の動作について
説明する。
【0069】自転車の始動時、加速時、登坂時等、ペダ
ル5に大きな力がかかったとき、鍔部50と回転ケーシン
グ29との間に磁歪素子からなるコア54を挟み込んで動力
が伝達されるためいるため、人力の大きさに応じた変形
が生じる。この時、コア54の変化によってコイル55のイ
ンダクタンスが変化することになる。
【0070】従って、発振回路56に接続されたロータリ
ートランス53Bから見たインダクタンスも変化するた
め、発振回路56の発振周波数が変化する。
【0071】そして、発振回路56から発振された発振電
圧波形は周波数測定回路57に入力され、この値がマイコ
ン58に入力される。そしてこの信号に基づいてモータ39
を駆動する駆動信号が出力される。
【0072】次に、制御回路のトルクセンサ52以外の部
分について説明をする。
【0073】58は、トルクセンサ52からの信号を入力
し、その人力駆動力の信号の大きさに応じてインバータ
回路59に駆動信号を出力するマイコンで、該マイコン58
は前記電池22の電圧を降圧する定電圧回路60に接続され
てこれを電源として動作している。そして、マイコン58
から出力された駆動信号は、インバータ回路59内の複数
のFETをスイッチングして、モータ39のステータ38に
U、V、W信号を出力してロータ41を回転させる。ま
た、ロータ41の位置を検出するためにロータ41の位置検
出のための信号線がマイコン58の入力ポートに接続され
ている。
【0074】この制御回路の動作について説明すると、
トルクセンサ52によって検出された人力駆動力はマイコ
ン58に入力され、その人力駆動力の大きさと同じ大きさ
の電動駆動力でモータ39が駆動するように駆動信号が出
力される。即ち、人力駆動力対電動駆動力は1対1の割
合で出力されるようになっている。前記トルクセンサ52
の信号は、予めマイコン58内のテーブルデータにメモリ
されており、トルクセンサ52の信号に応じた駆動信号を
出力するようになっている。
【0075】次に、図4に基づいて動力系統図について
説明をする。
【0076】まず始めに、人力駆動力の動力の伝達につ
いて説明する。
【0077】ペダル5から人力駆動力が入力されると、
ペダル5に固定された前スプロケット17が回転し、チェ
ーン16を介して後スプロケット19が回転する。後スプロ
ケット19が回転すると、一方向クラッチ(図示せず)に
よって一方向のみ、動力が伝達される。
【0078】進行方向の動力が伝達されると、使用者の
指示するギヤ比に設定された変速機28で変速された後、
トルクセンサ52の磁歪素子で形成したコア54を歪ませな
がら回転ケーシング29を回転させ、後輪11を回転させる
ことができる。
【0079】次に、電動駆動力の動力の伝達について説
明する。
【0080】前記トルクセンサ52で検出されるインダク
タンスの変化は、ロータリートランス53を介して制御基
板40のマイコン58に入力される。そして、その信号値に
基づき、インバータ回路59に信号が出力され、インバー
タ回路59内のFETのオンオフによってステータ38の極
性を変化させ、ロータ41に設けたマグネットによってロ
ータ41が回転し、モータ39が駆動する。モータ39の駆動
は、遊星歯車減速機構、即ちギヤ部43、プラネットギヤ
44、固定ギヤ45によって減速され、前記プラネットギヤ
44に連結された出力盤46によって出力が取り出され、一
方向クラッチ48を介して回転ケーシング29を回転させ
る。そして後輪11が回転するようになる。
【0081】以上のように、人力駆動力と電動駆動力は
回転ケーシング29で合力されて後輪11を駆動するように
なる。
【0082】次に、本発明の電動車に係る電動アシスト
自転車の第2実施例を説明する。
【0083】本実施例における全体構成については第1
実施例と同じであるので説明を省略する。
【0084】次に駆動部15について、図6及び図7に基
づいて説明をする。また、第1実施例と同一部品につい
ては、同一番号を付して説明をする。
【0085】本実施例は、第1実施例と比較してトルク
センサ52の部分が異なるので、トルクセンサ52部分につ
いてのみ説明をする。
【0086】49は、前記変速機28の外周に固定された押
片で、該押片49は前記変速機28に固定され、変速機28と
回転ケーシング29との間に形成される開口を塞ぐ大きさ
に形成される開口を塞ぐ大きさに設けられた円盤状の鍔
50と、該鍔50の相対する位置の2カ所に形成された押板
51とから構成されており、前記押板51と前記回転ケーシ
ング29との間には弾性体であるバネ61が設けられてい
る。そして、変速機28から人力駆動力が伝わると、人力
トルクの大きさに応じた収縮量でバネ61を収縮させて回
転ケーシング29を回転させる。
【0087】62は、前記押板51側に長穴71を形成して移
動可能に一端72を取り付け、他端73を回転ケーシング29
に回動可能に取り付けた円弧状のリングであり、該リン
グ62は車軸18を対称に2個設けてあり、前記バネ61の設
けてある部分付近にそれぞれ一端72がくるように設けて
ある。また、リング62の材質は、導電材料、あるいは磁
性材料を使用している。本実施例では、アルミ製のもの
を使用している。
【0088】53は、バネ61の収縮によって変位する前記
リング62の内周に設けられたコイルで、該コイル53は、
制御基板40から給電され、リング62の変位によるインダ
クタンスの変化を人力トルクの大きさとして電気信号を
制御基板40に入力し、この信号値に基づいてモータ39が
制御されるようになっている。
【0089】68は、モータ39を駆動制御するために必要
なロータ41の 回転位置を検出する位置検出センサであ
り、該位置検出センサ68の信号がマイコン58に入力され
てモータ制御信号を作っている。
【0090】前記リング62の動作について、図7に基づ
き具体的に説明する。
【0091】大きな人力が加わると、バネ61が大きく収
縮し、それによってリング62の押板51側の一端72が内側
に移動する。この時、リング62の押板51付近の一端72は
バネ61の収縮によって移動するため、内側に向かって移
動するが、他端73は回転ケーシング29に軸支して取り付
けてあるため変位せず、結局リング62はこの他端73を軸
に内側に変位する。即ち、リング62は実線位置から2点
鎖線の状態に変位する。また、この加えられた大きな人
力が無くなると、前記バネ61の復元力によって押板51は
元の位置に戻され、その動作によって、リング62の押板
51付近の一端がリング62の他端73を軸に元に戻される。
即ち、人力がなくなると、実線で示す如く、リング62が
外に広がる方向に変位する。
【0092】このように、バネ61の収縮、即ち人力トル
クの大きさによって変位量が変わるリング62を用いたの
で、人力トルクの大きさによってコイル53のインダクタ
ンスを変化させることができ、人力トルクの大きさを電
気信号で出力することができる。
【0093】次に動作について、図8の動力系統図に基
づき説明する。
【0094】本実施例は、第2実施例と同様、使用者が
ペダル5を漕いだときにバネ61を収縮させる。そして、
バネ61は収縮しながら回転ケーシング29を回転し、車輪
11は人力駆動力によって回転する。
【0095】この時、バネ61の収縮によってリング62の
一端72が押されるため、リング62とコイル53との間隔が
変化し、これによってコイル53のインダクタンスが変化
し、この変化が制御基板40に電気信号として入力され
る。そして、この電気信号の大きさ、即ち人力トルクの
大きさに応じてモータ39が駆動することになり、回転ケ
ーシング29には、人力駆動力とモータ39の駆動力とが合
成されて伝達される。
【0096】モータ39の出力の伝達経路について詳述す
ると、ロータ41が回転すると、ロータ41と一体に設けら
れ変速機28の外周に変速機28とベアリングを介して設け
られているギヤ部43が回転する。そして、固定ケーシン
グ36内部に固定された固定ギヤ45と、前記ギヤ部43との
間に設けられたプラネットギヤ44は、ギヤ部43の回転に
よって自転しながらギヤ部43の周囲を公転する。更に、
それぞれのプラネットギヤ44の中心に軸支され、変速機
28を挿通して設けられた出力盤46は、プラネットギヤ44
の公転によって回転し、出力盤46に設けられたラチェッ
ト65がギヤに噛み合って回転ケーシング29を回転させ
る。
【0097】次に、制御回路のブロック図について、図
9に基づき説明する。
【0098】このブロック図の説明についても、第1実
施例と同一のモータを駆動する回路の部分は省略して説
明する。
【0099】52は、前記バネ61、リング62、コイル53な
どからなるトルクセンサで、該トルクセンサ52はマイコ
ン58に接続されており、人力トルクの大きさに応じた電
気信号をマイコン58に入力する。この時の人力駆動力に
対する電動駆動力の比率は1対1の割合で出力される。
【0100】68は、モータ39を駆動制御するために必要
なロータ41の回転位置を検出する位置検出センサであ
り、該位置検出センサ68の信号がマイコン58に入力され
てモータ制御信号を作っている。
【0101】次に、本発明の電動車に係る電動アシスト
自転車の第3実施例を説明する。
【0102】本実施例における全体構成については第1
実施例と同じであるので説明を省略する。
【0103】次に駆動部15について、図10及び図11
に基づいて説明をする。また、第1実施例と同一部品に
ついては、同一番号を付して説明をする。
【0104】39は、内装型変速機28の外周に設けられた
モータで、該モータ39は変速機28外周とベアリング42を
介して設けられているロータ41と、該ロータ41の外周に
設けられたステータ38とによって構成され、前記ステー
タ38は、固定ケーシング36の内周に固定されている。
【0105】前記モータ39の出力は、減速機構、即ち遊
星歯車減速機構に連結されており、該遊星歯車減速機構
は車軸18方向にトルクセンサ52とモータ39とによって挟
んだ位置に設けてある。また、遊星歯車減速機構のそれ
ぞれのサンギヤ44には、円盤状の出力盤46がサンギヤ44
が回転時在に取り付けられており、サンギヤ44が回転す
ると出力盤46が減速されて回転するようになっている。
上記記載のように、遊星歯車減速機構は車軸18方向にト
ルクセンサ52とモータ39とによって挟んだ位置に設けて
あるので、遊星歯車減速機構のギヤの噛み合う音がモー
タ39とトルクセンサ52によって遮断され、外部に漏れに
くくなっている。
【0106】63は、前記出力盤46に複数個のピン64にそ
れぞれ取り付けられた円板で、該円板63にはラチェット
65が設けられている。該ラチェット65は、回転ケーシン
グ29と一体に形成された突出部66のギヤに噛み合ってお
り、出力盤46の回転がラチェット65を介して一方向にの
み回転ケーシング29を回転させることになる。
【0107】67は、固定ケーシング36を覆う中心部に開
口を有するケーシング蓋で、この開口に変速機28とトル
クセンサ52を挿通して、固定ケーシング36の開口を施蓋
する。
【0108】53は、前記リング62に近接し、前記ケーシ
ング蓋67の開口内周に取り付けられてリング62の変位を
電気信号に変換するコイルである。
【0109】本実施例に於いて、トルクセンサ52のリン
グ62の機構は第2実施例と同じなので省略する。
【0110】また、給電用のコード35は、第1実施例と
同様、ブレーキカバー34を貫通し、車軸18に沿って固定
ケーシング36内に配線されて制御基板40に接続されてい
る。また、制御基板40とコイル53とは、給電用と電気信
号伝送用のコードもそれぞれ設けられている。更に、制
御基板40とモータ39とは、モータ39を駆動制御するため
のコードも設けられている。そして、モータ39のロータ
41の位置を検出するための位置検出センサ68が固定ケー
シング36内側壁に設けられ、この位置検出センサ68と制
御基板40もコードによって接続されている。
【0111】次に動作について、図8の動力系統図に基
づき説明する。
【0112】本実施例は、第2実施例と同様、使用者が
ペダル5を漕いだときにバネ61を収縮させる。そして、
バネ61は収縮しながら回転ケーシング29を回転し、車輪
11は人力駆動力によって回転する。
【0113】この時、バネ61の収縮によってリング62の
一端72が押さえられるため、この一端72に設けられた長
穴71によってリング62とコイル53との間隔が変化し、こ
れによってコイル53のインダクタンスが変化し、この変
化が制御基板40に電気信号として入力される。そして、
この電気信号の大きさ、即ち人力トルクの大きさに応じ
てモータ39が駆動することになり、回転ケーシング29に
は、人力駆動力とモータ39の駆動力とが合成されて伝達
される。
【0114】モータ39の出力の伝達経路について詳述す
ると、ロータ41が回転すると、ロータ41と一体に設けら
れ変速機28の外周に変速機28とベアリングを介して設け
られているギヤ部43が回転する。そして、固定ケーシン
グ36内部に固定された固定ギヤ45と、前記ギヤ部43との
間に設けられたプラネットギヤ44は、ギヤ部43の回転に
よって自転しながらギヤ部43の周囲を公転する。更に、
それぞれのプラネットギヤ44の中心に軸支され、変速機
28を挿通して設けられた出力盤46は、プラネットギヤ44
の公転によって回転し、出力盤46に設けられたラチェッ
ト65がギヤに噛み合って回転ケーシング29を回転させ
る。
【0115】次に、制御回路のブロック図について、図
9に基づき説明する。
【0116】このブロック図の説明についても、第2実
施例と同一のモータを駆動する回路の部分は省略して説
明する。
【0117】52は、前記バネ61、リング62、コイル53な
どからなるトルクセンサで、該トルクセンサ52はマイコ
ン58に接続されており、人力トルクの大きさに応じた電
気信号をマイコン58に入力する。この時の人力駆動力に
対する電動駆動力の比率は1対1の割合で出力される。
【0118】68は、モータ39を駆動制御するために必要
なロータ41の回転位置を検出する位置検出センサであ
り、該位置検出センサ68の信号がマイコン58に入力され
てモータ制御信号を作っている。
【0119】次に、本発明の電動車に係る電動アシスト
自転車の第4実施例を説明する。
【0120】本実施例における全体構成については第1
実施例と同じであるので説明を省略する。
【0121】次に駆動部15について、図12に基づいて
説明をする。また、第1実施例と同一部品については、
同一番号を付して説明をする。
【0122】本実施例は、モータ39は第1実施例と同様
の構成、トルクセンサ52は第2、第3実施例と同様の構
成であるので、説明は省略する。
【0123】46は、モータ39の出力を遊星歯車減速機構
によって減速して取り出す出力盤で、該出力盤46は、車
軸18にベアリング47を介して取り付けてある。そして、
出力盤46の内側にはギヤが形成されており、出力盤46の
回転と共に回転する。また、変速機28の外周に固定され
た円筒ギヤ69には、ラチェット65が設けられており、出
力盤46の一方向の回転のみ円筒ギヤ69を回転することが
できる。
【0124】また、給電用のコード35は、第1実施例と
同様、ブレーキカバー34を貫通し、固定ケーシング36内
に配線されて制御基板40に接続されている。また、制御
基板40とコイル53とは、給電用と電気信号伝送用のコー
ドもそれぞれ設けられている。更に、制御基板40とモー
タ39とは、モータ39を駆動制御するためのコードも設け
られている。そして、モータ39のロータ41の位置を検出
するための位置検出センサ68が固定ケーシング36内側壁
に設けられ、この位置検出センサ68と制御基板40もコー
ドによって接続されている。
【0125】また、67は、前記固定ケーシング36の開口
を施蓋するケーシング蓋であり、該ケーシング蓋67の内
側には位置検出センサ68が設けられ、外側には制御基板
40及びコイル53が延設されて取り付けられている。ま
た、ケーシング蓋67は、変速機28とベアリング37によっ
て動力伝達が遮断されている。
【0126】次に動作について、図13の動力系統図に
基づき説明する。
【0127】本実施例は、第1実施例と同様、使用者が
ペダル5を漕いだときにトルクセンサの一部であるバネ
61を収縮させる。そして、バネ61は収縮しながら回転ケ
ーシング29を回転し、車輪11は人力駆動力によって回転
する。
【0128】この時、バネ61の収縮によってリング62の
一端72が押さえられるため、リング62とコイル53との間
隔が変化し、これによってコイル53のインダクタンスが
変化し、この変化が制御基板40に電気信号として入力さ
れる。
【0129】一方、モータ39の出力の伝達経路について
詳述すると、ロータ41が回転すると、ロータ41と一体に
設けられ変速機28の外周に変速機28とベアリングを介し
て設けられているギヤ部43が回転する。そして、固定ケ
ーシング36内部に固定された固定ギヤ45と、前記ギヤ部
43との間に設けられたプラネットギヤ44は、ギヤ部43の
回転によって自転しながらギヤ部43の周囲を公転する。
更に、それぞれのプラネットギヤ44の中心に軸支され、
変速機28を挿通して設けられた出力盤46は、プラネット
ギヤ44の公転によって回転し、出力盤46に設けられたギ
ヤがラチェット65を介して円筒ギヤ69を回転させ、変速
機28の外周に電動駆動力が伝達する。
【0130】ここで本実施例におけるトルクセンサ52に
ついて説明すると、トルクセンサ52を構成するバネ61
は、変速機28の出力後に検出するように配置されてお
り、上記実施例とは違い、電動駆動力は変速機28に動力
伝達されるため、このバネ61の収縮は人力駆動力と電動
駆動力の2つの合力を検出することになる。従って、本
実施例における制御回路は、人力駆動力と同じ大きさの
電動駆動力を出力しようとした場合、検出されるトルク
から電動駆動力を差し引いて人力駆動力を演算し、その
人力トルクの大きさに合った電動駆動力を出力するよう
にモータ39を制御する。この時、差し引く電動駆動力は
モータ電流を検出、演算することで算出することができ
る。
【0131】次に、制御回路のブロック図について、図
14に基づき説明する。
【0132】このブロック図は、第2、第3実施例と同
一部分については説明を省略する。
【0133】70は、モータ39に流れる電流を検出する電
流センサで、該電流センサ70は検出した電流値の信号を
マイコン58に入力する。
【0134】そして、マイコン58は、前記トルクセンサ
52と前記電流センサ70からの信号値を元に演算してモー
タ39の駆動信号を出力する。即ち、上述したように、ト
ルクセンサ52によって検出されるトルクの大きさは、人
力とモータ39のトルクの合力であり、その値から前記電
流センサ70からの信号によって求めたモータ39の出力ト
ルクの値を差し引いて、真の人力トルクを算出する。そ
して、その人力トルクの大きさと同じ電動駆動力となる
ように、モータ39への駆動信号を出力する。
【0135】次に、本発明の電動車に係る電動アシスト
自転車の第5実施例を説明する。
【0136】本実施例における全体構成については第1
実施例と同じであるので説明を省略する。
【0137】次に駆動部15について、図15に基づいて
説明をする。また、第1実施例と同一部品については、
同一番号を付して説明をする。
【0138】本実施例のモータ39及びトルクセンサ52
は、第4実施例と同様の構成であるので、説明を省略す
る。
【0139】46は、モータ39の出力を取り出すためのプ
ラネットギヤ44に取り付けられた出力盤で、該出力盤46
は変速機28に連結されている。本実施例では、第4実施
例に設けてあるラチェットは設けていない。
【0140】67は、固定ケーシング36の開口を施蓋する
ためのケーシング蓋で、該ケーシング蓋67は車軸18を貫
通して固定されている。
【0141】本実施例の配線用のコードは、ブレーキカ
バー34を貫通し、ケーシング蓋67に沿って固定ケーシン
グ36内に配線されて制御基板40に接続されている。ま
た、制御基板40とコイル53とは、給電用と電気信号伝送
用のコードもそれぞれ設けられている。更に、制御基板
40モータ39とは、モータ39を駆動制御するためのコード
も設けられている。そして、モータ39のロータ41の位置
を検出するための位置検出センサ68が固定ケーシング36
内側壁に設けられ、この位置検出センサ68と制御基板40
もコードによって接続されている。
【0142】次に、本実施例の動力の伝達経路、及び制
御回路にブロック図については、上述した第4実施例と
ラチェット65が設けられていない点で異なり、それを除
く部分については同様であるので説明を省略する。
【0143】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によると、モー
タを、変速機の外周を囲んで設けたので、ハブの径を小
さくすることができ、駆動部分がコンパクトになると共
に、従来であれば大型化して重かったが、小型化するこ
とで軽量化が図れる等の効果を奏する。
【0144】そして、請求項2の構成によると、モータ
とトルクセンサとを車軸に併設したので、変速機周りに
必要な部品を配置することができ、全体的にコンパクト
になる等の効果を奏する。
【0145】また、請求項3の構成によると、トルクセ
ンサは、変速機の外周に円弧状に設けたので、変速機の
外周にトルクセンサを配置することができ、車軸方向の
大きさを小さくすることができる等の効果を奏する。
【0146】そして、請求項4の構成によると、回転ケ
ーシングは、固定ケーシングの外周を覆うため、モータ
等の電気部品を取り付けた固定ケーシング内に外部から
の水滴や粉塵が入ることがなく、故障が少なくなる等の
効果を奏する。
【0147】更に、請求項5の構成によると、回転ケー
シングは、ハブの車軸方向の略両端で支持されるため、
従来のような片側で支持される場合に比して、電動車や
使用者の重量が車軸に均一にかかるため、安定した走行
が得られると共に、長期間の使用によって回転ケーシン
グが変形することを防止できる等の効果を奏する。
【0148】また、請求項6の構成によると、固定ケー
シングは、モータを包囲したので、万一、回転ケーシン
グ内に水滴や粉塵が混入したとしても固定ケーシングを
覆っているため、モータへの水滴や粉塵の付着を防止で
き、故障が少なくなる等の効果を奏する。
【0149】そして、請求項7の構成によると、モータ
の出力を減速する減速機構は、モータとトルクセンサと
で挟んで配置したので、減速機で生じるギヤ音などの騒
音は、モータとトルクセンサとで遮断されるため、外部
に漏れる音が小さくなり、使用者が不快な思いをするこ
とがない等の効果を奏する。
【0150】更に、請求項8の構成によると、減速機構
は、トルクセンサ側で回転ケーシングに連結し、動力伝
達されるので、回転ケーシングのトルクセンサと連結す
る部分付近で減速機構からの出力を連結でき、構成が簡
単になるとともにコンパクトにすることができる等の効
果を奏する。
【0151】もう一つの発明である請求項9によると、
車輪のハブを構成し車輪とともに回転する回転ケーシン
グと、回転ケーシング内で車両本体に設けられた固定ケ
ーシングとを備え、固定ケーシング内にモータ及び減速
機構を内蔵したので、組み立ての際、モータと減速機構
を内蔵した固定ケーシングを回転ケーシング内に組み込
むことによって駆動部を組み立てることができるので、
組み立てが非常に簡単である等の効果を奏する。
【0152】更に、請求項10の構成によると、固定ケ
ーシングは、一方開口の椀状に形成され、モータを内蔵
し、開口に減速機構を配置したので、固定ケーシングの
片側面に駆動部分の出力が位置するようになるので、回
転ケーシングに固定ケーシングを組み込んだ際、モータ
からの出力を回転ケーシングに連結しやすく、組み立て
性が向上する等の効果を奏する。
【0153】また、請求項11の構成によると、減速機
構は遊星減速機構を用いたので、固定ケーシングの椀状
の開口を塞ぐように構成することができ、コンパクトに
構成することができる等の効果を奏する。
【0154】そして、請求項12の構成によると、回転
ケーシングを回転するための人力駆動部を設け、人力駆
動部と回転ケーシングとはズレを生じて回転するように
配置され、人力駆動力と回転ケーシングとの間に人力駆
動力から回転ケーシングに動力伝達されるトルクセンサ
を設け、固定ケーシングの開口は、人力駆動部と回転ケ
ーシングとの間に形成される開口と相対する向きに配置
されるので、固定ケーシング内に雨等の水滴が入り込む
ことがなく、即ちモータを防水処理することなく、水滴
から守ることができる等の効果を奏する。
【0155】更に、請求項13の構成によると、人力駆
動部と回転ケーシングとの間に形成される開口の回転ケ
ーシング内面に、開口を塞ぐ鍔部を設け、固定ケーシン
グの椀状の底面外側壁に制御基板を設けたので、人力駆
動部と回転ケーシングとの間の開口から水滴が入ろうと
しても、それを塞ぐように鍔部が設けてあるので、制御
基板にも水滴がかかりにくく、水分から基板を守ること
ができる等の効果を奏する。
【0156】そして、請求項14の構成によると、回転
ケーシングを回転するための人力駆動部を設け、人力駆
動部と回転ケーシングとの間で、車輪の回転中心となる
車軸に内装変速機を設けたので、電動駆動力による補助
に加え、変速機により使用者が指示する最適なギヤ比で
走行することができ、使用者にとって走行が楽になる
上、回転ケーシング内に変速機を内蔵しているので非常
にコンパクトになる等の効果を奏する。
【0157】また、請求項15の構成によると、変速機
は、車軸の長手方向の中程まで位置させて設け、回転ケ
ーシングは、変速機と変速機の設けられない部分の車軸
に設けられたベアリングによって支持されて設けられて
いるので、固定ケーシングを回転しない車軸に簡単に取
り付けることができ、また回転ケーシングを車軸と変速
機とによって支持されているので、車軸の長手方向にわ
たって取り付けることができ、バランス良く回転ケーシ
ングを配置することができ、安定した回転が得られる等
の効果を奏する。
【0158】更に、請求項16の構成によると、回転ケ
ーシングの片側で人力による人力駆動力が入力され、人
力駆動力が入力される側と相対する側でモータによる電
動駆動力が入力されるので、車輪への力のかかり方がバ
ランス良く、駆動時にブレることなく、安定した回転が
得られる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である駆動部の側面断面図
である。
【図2】同駆動部のトルクセンサ付近を側方からみた平
面図である。
【図3】同制御回路のブロック図である。
【図4】同動力系統図である。
【図5】同全体の構成を示す側面図である。
【図6】本発明の第2実施例である駆動部の側面断面図
である。
【図7】同駆動部のトルクセンサ付近を側方からみた平
面図である。
【図8】同動力系統図である。
【図9】同制御回路のブロック図である。
【図10】本発明の第3実施例である駆動部の側面断面
図である。
【図11】同駆動部のトルクセンサ付近を側方からみた
平面図である。
【図12】本発明の第4実施例である駆動部の側面断面
図である。
【図13】同動力系統図である。
【図14】同制御回路のブロック図である。
【図15】本発明の第5実施例である駆動部の側面断面
図である。
【符号の説明】
11 車輪(後輪) 18 車軸 29 回転ケーシング 36 固定ケーシング 28 変速機 39 モータ 52 トルクセンサ 40 制御部(制御基板) 44 プラネットギヤ 45 固定ギヤ 46 出力盤 50 鍔部 18 車軸 31 ベアリング

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の車軸を中心に車輪と共に回転する
    回転ケーシングと、該回転ケーシングと相対する位置に
    設けられ回転ケーシングと共に前記車輪のハブを構成す
    る固定ケーシングと、前記ハブ内の前記車軸周りに設け
    られギヤ比を切替可能にする変速機と、前記回転ケーシ
    ングを回転駆動するモータとを備え、前記モータは、前
    記変速機の外周を囲んで設けられることを特徴とする電
    動車。
  2. 【請求項2】 前記回転ケーシングを人力によって回転
    駆動する人力駆動部と、該人力駆動部の人力駆動力の大
    きさを検出するトルクセンサと、該トルクセンサの検出
    値に基づいて前記モータを駆動する制御部とを備え、前
    記トルクセンサは、前記車軸の長手方向にモータと並設
    したことを特徴とする請求項1記載の電動車。
  3. 【請求項3】 前記トルクセンサは、前記変速機の外周
    に円弧状に設けたことを特徴とする請求項2記載の電動
    車。
  4. 【請求項4】 前記回転ケーシングは、前記固定ケーシ
    ングの外周を覆うことを特徴とする請求項1記載の電動
    車。
  5. 【請求項5】 前記回転ケーシングは、前記ハブの車軸
    方向の略両端で支持されることを特徴とする請求項4記
    載の電動車。
  6. 【請求項6】 前記固定ケーシングは、前記モータを包
    囲したことを特徴とする請求項1、又は請求項4記載の
    電動車。
  7. 【請求項7】 前記モータの出力を減速して回転ケーシ
    ングに伝達する減速機構を設け、前記減速機構は、前記
    モータと前記トルクセンサとで挟んで配置したことを特
    徴とする請求項2記載の電動車。
  8. 【請求項8】 前記減速機構は、前記トルクセンサ側で
    前記回転ケーシングに連結し、動力伝達されることを特
    徴とする請求項7記載の電動車。
  9. 【請求項9】 車輪のハブを構成し車輪とともに回転す
    る回転ケーシングと、該回転ケーシング内で車両本体に
    設けられた固定ケーシングとを備え、前記固定ケーシン
    グ内にモータ及び減速機構を内蔵したことを特徴とする
    電動車。
  10. 【請求項10】 前記固定ケーシングは、一方開口の椀
    状に形成され、前記モータを内蔵し、前記開口に前記減
    速機構を配置したことを特徴とする請求項9記載の電動
    車。
  11. 【請求項11】 減速機構は遊星減速機構を用いたこと
    を特徴とする請求項9記載の電動車。
  12. 【請求項12】 回転ケーシングを回転するための人力
    駆動部を設け、該人力駆動部と前記回転ケーシングとは
    独立して回転するように配置され、前記人力駆動力と回
    転ケーシングとの間に人力駆動力から回転ケーシングに
    動力伝達されるトルクセンサを設け、前記固定ケーシン
    グの開口は、前記人力駆動部と前記回転ケーシングとの
    間に形成される開口と相対する向きに配置されることを
    特徴とする請求項10記載の電動車。
  13. 【請求項13】 前記人力駆動部と回転ケーシングとの
    間に形成される開口の回転ケーシング内面に、該開口を
    塞ぐ鍔部を設け、前記固定ケーシングの椀状の底面外側
    壁に制御基板を設けたことを特徴とする請求項12記載
    の電動車。
  14. 【請求項14】 回転ケーシングを回転するための人力
    駆動部を設け、該人力駆動部と前記回転ケーシングとの
    間で、前記車輪の回転中心となる車軸に内装変速機を設
    けたことを特徴とする請求項9記載の電動車。
  15. 【請求項15】 前記変速機は、前記車軸の長手方向の
    中程まで位置させて設け、前記回転ケーシングは、前記
    変速機と前記変速機の設けられない部分の前記車軸に設
    けられたベアリングによって支持されて設けられている
    ことを特徴とする請求項9記載の電動車。
  16. 【請求項16】 前記回転ケーシングの片側で人力によ
    る人力駆動力が入力され、該人力駆動力が入力される側
    と相対する側で前記モータによる電動駆動力が入力され
    ることを特徴とする請求項9記載の電動車。
JP10277756A 1998-05-29 1998-09-30 電動車 Pending JP2000043780A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10277756A JP2000043780A (ja) 1998-05-29 1998-09-30 電動車
CN99107369A CN1091052C (zh) 1998-05-29 1999-05-18 电动车
TW88108610A TW477762B (en) 1998-05-29 1999-05-26 Electromotive bike

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-149454 1998-05-29
JP14945498 1998-05-29
JP10277756A JP2000043780A (ja) 1998-05-29 1998-09-30 電動車

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002082315A Division JP2002362467A (ja) 1998-05-29 2002-03-25 電動車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000043780A true JP2000043780A (ja) 2000-02-15

Family

ID=26479336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10277756A Pending JP2000043780A (ja) 1998-05-29 1998-09-30 電動車

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2000043780A (ja)
CN (1) CN1091052C (ja)
TW (1) TW477762B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252944A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Yamaha Motor Co Ltd ホイールモータの変速装置
CN100457539C (zh) * 2005-12-21 2009-02-04 西南大学 电动自行车传动传感装置
JP2009161168A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Shimano Inc 自転車用内装変速ハブ
WO2011162200A1 (ja) 2010-06-23 2011-12-29 Ntn株式会社 電動補助自転車
JP2012030679A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Shimano Inc モータ内蔵自転車用ハブ
CN102611244A (zh) * 2011-01-25 2012-07-25 金碧波 电动自行车自动变速电机传动机构
US8636095B2 (en) 2010-02-18 2014-01-28 Ntn Corporation Electric power-assisted bicycle
WO2023156327A1 (de) * 2022-02-16 2023-08-24 Porsche Ebike Performance Gmbh Antriebsvorrichtung für ein elektrofahrrad und elektrofahrrad

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011088722A1 (en) * 2010-01-22 2011-07-28 Foster Assets Corporation Motor having integrated torque sensor
TWI418489B (zh) * 2011-03-22 2013-12-11 Sen Yung Lee 電動腳踏車及其驅動機構
JP5912771B2 (ja) * 2012-03-30 2016-04-27 Kyb株式会社 レゾルバ
WO2017079709A2 (en) * 2015-11-08 2017-05-11 Fabian Lis An energy harvesting power-assist system and method for light vehicles

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5272938A (en) * 1992-12-04 1993-12-28 Hsu Chi Hsueh Flat rim type motor drive mechanism for bicycles
CN1040630C (zh) * 1993-01-20 1998-11-11 李宜和 自行车超薄轮圈式磁力驱动装置
TW467091U (en) * 1994-03-29 2001-12-01 Sanyo Electric Co Electric bicycle
CN1052827C (zh) * 1994-08-15 2000-05-24 李宜和 辅助动力电动机
TW404383U (en) * 1995-02-28 2000-09-01 Sanyo Electric Co Electric bicycle
CN2272909Y (zh) * 1996-06-28 1998-01-21 蚌埠市工程机械厂 可调铰链型单缸拖式铲运机

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252944A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Yamaha Motor Co Ltd ホイールモータの変速装置
JP4545968B2 (ja) * 2001-02-26 2010-09-15 ヤマハ発動機株式会社 ホイールモータの変速装置
CN100457539C (zh) * 2005-12-21 2009-02-04 西南大学 电动自行车传动传感装置
JP2009161168A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Shimano Inc 自転車用内装変速ハブ
US8100810B2 (en) 2007-12-28 2012-01-24 Shimano Inc. Bicycle internal hub transmission with helical gear
US8636095B2 (en) 2010-02-18 2014-01-28 Ntn Corporation Electric power-assisted bicycle
WO2011162200A1 (ja) 2010-06-23 2011-12-29 Ntn株式会社 電動補助自転車
JP2012030679A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Shimano Inc モータ内蔵自転車用ハブ
TWI455851B (zh) * 2010-07-30 2014-10-11 Shimano Kk 馬達內藏自行車用輪轂
CN102611244A (zh) * 2011-01-25 2012-07-25 金碧波 电动自行车自动变速电机传动机构
WO2023156327A1 (de) * 2022-02-16 2023-08-24 Porsche Ebike Performance Gmbh Antriebsvorrichtung für ein elektrofahrrad und elektrofahrrad

Also Published As

Publication number Publication date
CN1091052C (zh) 2002-09-18
TW477762B (en) 2002-03-01
CN1237521A (zh) 1999-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8657047B2 (en) Bicycle hub with integrated motor
JP2000043780A (ja) 電動車
JP2002220078A (ja) 補助動力付き車両
JP2003095181A (ja) 電動アシスト自転車
JP2002362467A (ja) 電動車
JP2002220079A (ja) 補助動力付き車両
JP3499138B2 (ja) 補助動力装置付き車輌及びその制御方法
JP4164998B2 (ja) 電動アシスト式自転車のタイヤ
JP2001097274A (ja) 補助動力付き車両
JP2001122184A (ja) 補助動力付き車両
JPH1149060A (ja) 移動装置用駆動ユニット
JP2011143752A (ja) 電動アシスト自転車
JP2000211574A (ja) 電動自転車
JP2004114933A (ja) 電動補助自転車
JP2003095180A (ja) 電動アシスト自転車
JP2006008005A (ja) 電動アシスト三輪自転車とそのボディーフレーム
JP2002218726A (ja) モータ及びそのモータを使用した補助動力付き車両
JP2001080569A (ja) 補助動力付き車両
JP2000105155A (ja) 補助動力付き車両
JP3048826B2 (ja) 電動自転車
JP3996255B2 (ja) 電動二輪車
JP2011143751A (ja) 電動アシスト自転車
JP2003160089A (ja) 補助動力付車両用駆動装置
JPH10324288A (ja) 補助動力付き自転車
JP4028416B2 (ja) 補助動力装置付き車輌

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041007

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306