JP2003095181A - 電動アシスト自転車 - Google Patents

電動アシスト自転車

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JP2003095181A
JP2003095181A JP2001289637A JP2001289637A JP2003095181A JP 2003095181 A JP2003095181 A JP 2003095181A JP 2001289637 A JP2001289637 A JP 2001289637A JP 2001289637 A JP2001289637 A JP 2001289637A JP 2003095181 A JP2003095181 A JP 2003095181A
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planetary gear
planetary
casing
gear
assisted bicycle
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Seiji Yamaguchi
征史 山口
Kazuhiro Tomoshige
一弘 友重
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊星ギヤ装置に過重な荷重がかかることな
く、車軸方向の小型化が図れるハブ駆動装置を搭載した
電動アシスト自転車を提供する。 【解決手段】 減速機となる遊星ギヤ装置は、ハブケー
シング21内に大きな外歯車31と3個の小さい遊星ギ
ヤ30の2段構成となっている。遊星ギヤ30の一方は
遊星ギヤキャリア36と兼用したモータカバー28によ
って片持ちして保持され、遊星ギヤ30の他方の軸は遊
星ギヤプレート32よって連繋して保持されており、遊
星ギヤプレート32は固定側ケーシング22に中心部が
押圧支持される。ロータ27が固定された回動自在のモ
ータ軸の一端にはピニオンギヤ33が形成され、遊星ギ
ヤ30と係合され、更に遊星ギヤ30は外歯車31と係
合して、ロータ27の回転力を減速し、外歯車31の外
周部にてフリークラッチ34を介してハブケーシング2
1に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人力の駆動力をモ
ータの駆動力によって補助する電動アシスト自転車に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、人力による人力駆動部とモータに
よる電動駆動部との両方を兼ね備え、人力による駆動力
の大きさに応じてモータを駆動し、人力の駆動力をモー
タの駆動力によって補助する電動自転車、所謂、電動ア
シスト自転車が人気を呼んでいる。
【0003】このような電動アシスト自転車は後輪駆動
タイプのものが一般的である。以下、電動アシスト自転
車の例を図面に基づいて説明する。図1はアシスト自転
車の全体斜視図であり、アシスト自転車本体のフロント
バスケット1の下にバッテリ2が設置され、後輪ハブ3
にモータ駆動部が内蔵して設置される。人による踏力は
ペダル4、クランク5、チエーン6を経て後輪駆動部の
人力入力部へと伝達される。
【0004】そして、人力によるトルクの大きさに応じ
て、時速15kmまでは1対1の比率で、時速15km
を超えて時速24kmまでは0に至るまで漸減して、モ
ータ駆動部の駆動力を変化させ、人力による力をモータ
駆動部の力によってアシストして走行させる。
【0005】従来の後輪ハブケーシングに内蔵された駆
動部の構成を図7の側面平面半断面図に示す。後輪駆動
部の構成を大別すると、後輪と連動されて回転する回転
側ケーシングとなるハブケーシング21とアシスト自転
車本体に固定されるモータカバー28とを備え、ハブケ
ーシング21の周囲には自転車のスポークが取付けられ
ている。
【0006】後輪のハブケーシングには、左右2つに分
割される車軸7に実装されたスプロケットからなる人力
入力部8と、遊星ギヤ(図示なし)を内蔵した変速機
9、モータのステータヨーク24とブラシ34が設けら
れ全体が車軸7に固定された固定側ケーシング22、ス
テータヨーク24の内側に配置されたモータ軸に固定さ
れるロータ27、該ロータ27の回転力をハブケーシン
グ21に伝達する遊星ギヤ30からなる減速機、ブラシ
35が内蔵されている。
【0007】そして、車軸7に沿って人力入力部8、変
速機9、遊星ギヤ30からなる減速機、モータ、ブラシ
35の順に配置されている。ブラシ35は180度の位
置で対向して2個の正負の極が配設されている。更に、
車軸7の他端の固定側ケーシング22にはブレーキが配
置されている。
【0008】車軸7に実装された人力入力部8から入力
された踏力は、遊星ギヤを内蔵した変速機9により運転
者によって2段変速が任意に選択されハブケーシング2
1へ伝達される。
【0009】円筒状のステータヨーク24はハブケーシ
ング21の中央に夫々車軸7と固着された左右のモータ
カバー28により挟持して保持されている。ステータヨ
ーク24にはマグネット26が貼付され、その内側には
ロータ27が回動自在に配置され、前記ブラシ35から
整流子(図示なし)を介してロータ27の電機子巻線に
給電し、その回転力を、遊星ギヤ30からなる減速機を
介してハブケーシング21に伝達されるように構成され
ている。
【0010】ここで遊星ギヤ装置について図8を参照し
て説明する。図8はモータと反対側からの遊星ギヤ装置
の平面図を示し、3個の遊星ギヤ30の一方は遊星ギヤ
プレート32にネジ25により夫々が固定されている。
遊星ギヤプレート32は車軸7と一体された固定側ケー
シングに相当する。また、遊星ギヤ30の他方は遊星ギ
ヤキヤリア36と兼用されているモータカバー28に保
持される。
【0011】遊星ギヤ装置は大きな外歯車31と小さい
遊星ギヤ30の2段構成となっている。このように構成
された遊星ギヤ装置は、固定側ケーシングに相当する遊
星ギヤプレート32と左側のモータカバー28により両
持ち保持されているので、固定側ケーシングと一体とさ
れた車軸の一部と結合されるため、車重荷重が負荷され
る車軸経路に遊星ギヤ装置が位置することになり、精度
上の狂いが生じたり、また、遊星ギヤの軸を支持する遊
星ギヤプレート部の強度を確保するためにプレート部の
肉厚にされている。
【0012】ロータ27が固定された回動自在のモータ
軸の一端のピニオンギヤが遊星ギヤ30と係合され、更
に遊星ギヤ30はハブケーシング21に固定された外歯
車31と係合して、ロータ27の回転力を減速し、外歯
車31の外周部にてフリークラッチ34を介してハブケ
ーシング21に伝達する。
【0013】また、人力入力部と相対する軸方向の一端
にはブレーキが設けられ、ハンドルのブレーキレバーを
操作することにより、図示しないワイヤを引っ張り、ブ
レーキケース20内でブレーキパット19がハブケーシ
ング21を押圧制御して所望の制動力を得ることができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたハブ駆動装置では、遊星ギヤ装置を保持
する遊星ギヤキャリアを固定側ケーシングに相当する遊
星ギヤプレートと結合して車軸と一体に構成しているた
め、車重荷重が負荷される車軸経路に遊星ギヤ装置が位
置することになり、精度上の狂いが生じたり、また、遊
星ギヤの軸を支持するギヤプレート部の強度を確保する
ためにプレート部の肉厚にし、遊星ギヤ装置を両持ちで
保持する必要があり、ハブ駆動部の車軸方向が大型化す
る問題があった。そこで本発明は、遊星ギヤ装置に過重
な荷重がかかることなく、車軸方向の小型化が図れるハ
ブ駆動装置を搭載した電動アシスト自転車を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1に係る電動アシスト自転車は、
ペダルからの人力駆動力を後輪に伝達する人力駆動部
と、後輪部にモータを駆動源とする電動駆動部とを有す
る電動アシスト自転車において、後輪のハブケーシング
内に駆動部を配置し、該駆動部はモータ、減速機、トル
クセンサを車軸を中心に車軸に沿って内蔵し、減速機を
複数の遊星ギヤでなる遊星ギヤ装置により構成し、該遊
星ギヤ装置の保持をモータカバーと兼用する遊星ギヤの
キャリアによる片持ち構造とした構成とした。
【0016】この発明の請求項2に係る電動アシスト自
転車は、ペダルからの人力駆動力を後輪に伝達する人力
駆動部と、後輪部にモータを駆動源とする電動駆動部と
を有する電動アシスト自転車において、後輪のハブケー
シング内に駆動部を配置し、該駆動部はモータ、減速
機、トルクセンサを車軸を中心に車軸に沿って内蔵し、
減速機を3個の遊星ギヤでなる遊星ギヤ装置により構成
し、該遊星ギヤ装置の保持をモータカバーと兼用する遊
星ギヤのキャリアによる片持ち構造とした構成とした。
【0017】この発明の請求項3に係る電動アシスト自
転車は、ペダルからの人力駆動力を後輪に伝達する人力
駆動部と、後輪部にモータを駆動源とする電動駆動部と
を有する電動アシスト自転車において、後輪のハブケー
シング内に駆動部を配置し、該駆動部はモータ、減速
機、トルクセンサを車軸を中心に車軸に沿って内蔵し、
減速機を複数の遊星ギヤでなる遊星ギヤ装置により構成
し、該遊星ギヤ装置の保持をモータカバーと兼用する遊
星ギヤのキャリアによる片持ち構造とし、遊星ギヤの片
側の軸を遊星ギヤプレートで連繋した構成とした。
【0018】これにより、本発明の電動アシスト自転車
は、遊星ギヤ装置の保持をモータカバーと兼用する遊星
ギヤのキャリアによる片持ち構造としたことにより、車
軸と一体とされた固定側ケーシングと結合されることが
ないので、車重荷重が負荷される車軸経路に遊星ギヤ装
置が位置することを避けることができ、精度上の狂いが
生じることなく、また、遊星ギヤの軸を支持する部材が
片側のみですむので、ハブ駆動部の車軸方向のサイズを
小型化することができる。
【0019】この発明の請求項4に係る電動アシスト自
転車は、上記請求項1又は請求項3の遊星ギヤ装置は小
ギヤと大ギヤを一体にした構成とした。
【0020】この発明の請求項5に係る電動アシスト自
転車は、上記請求項1又は請求項3の遊星ギヤ装置は小
ギヤと大ギヤを2段構成の一体にした構成とした。
【0021】これにより、遊星ギヤ装置を減速機として
用いた場合、小型の構造で減速比率を大きくすることが
できる。
【0022】この発明の請求項6に係る電動アシスト自
転車は、前記ハブケーシング内に歯車を設け、遊星ギヤ
装置は小ギヤは前記歯車と係合する構成とした。
【0023】これにより、モータの駆動力を回転側ケー
シングであるハブケーシングに伝達することができ、人
力による駆動力にアシストすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動アシスト自転
車を図面に基づいて説明する。電動アシスト自転車の全
体図は図1に示すものと同じであるので説明は省略す
る。図2は後輪ハブに内蔵された駆動部の構造の側面平
面半断面図を示す。
【0025】後輪駆動部の構成を大別すると、後輪と連
動されて回転する回転側ケーシングとなるハブケーシン
グ21とアシスト自転車本体に車軸と一体の固定側ケー
シング22とを備え、ハブケーシング21の周囲には自
転車のスポークが取付けられている。
【0026】後輪のハブには、車軸7に実装されたスプ
ロケットからなる人力入力部8と、遊星ギヤ(図示な
し)を内蔵した変速機9、トルクセンサ10、モータの
ステータヨーク24とブラシ35が設けられ全体が車軸
7に固定された固定側ケーシング22、ステータヨーク
24の内側に配置されたモータ軸に固定されるロータ2
7、該ロータ27の回転力をハブケーシング21に伝達
する遊星ギヤ30からなる減速機が内蔵されており、更
に、固定側ケーシング22にはモータの制御回路を収納
する基板ケース23が固定され、車軸7の他端の固定側
ケーシング22にはブレーキが配置されている。
【0027】トルクセンサ10は、トルクセンサケーシ
ング12に固定したカム部17、アーム部18及びアル
ミのリング部材13、キー部、スプリング16、コイル
14で構成される。
【0028】車軸7に実装された人力入力部8から入力
された踏力は、遊星ギヤを内蔵した変速機9により運転
者によって2段変速が任意に選択され、トルクセンサ1
0のケーシング12に伝達される。このケーシング12
には、図3に示すように、バネ11が内蔵されており、
押圧片15とバネ11を介して被押圧部であるピンを一
体としたハブケーシング21へ伝達される。
【0029】この時、トルクセンサケーシング12とハ
ブケーシング21の間には、踏力に応じて位相差が生じ
る。この位相差を軸方向の動きに変換し、踏力に応じて
リング部材13を固定ケーシング22に固定されたコイ
ルボビンのコイル14の内周部にて動作させることによ
り、コイル14のインダクタンスが変化し、この変化を
固定ケーシング22の側面円盤面に配設された制御部に
より検知して人力の踏力を検出する。
【0030】モータのステータヨーク24はハブケーシ
ング21の中央に夫々が車軸7と一体した左右の固定ケ
ーシング22によりネジ24で挟持して保持されてい
る。モータカバー28はネジ29により右側の固定ケー
シング22に固定される。ステータヨーク24に形成し
たマグネット挿入孔にマグネット26が挿入され、その
内側にはロータ27が回動自在に配置され、前記ブラシ
35から整流子(図示なし)を介してロータ27の電機
子巻線に給電し、その回転力を、遊星ギヤ装置からなる
減速機を介してハブケーシング21に伝達されるように
構成されている。
【0031】減速機となる遊星ギヤ装置は、ハブケーシ
ング21内に大きな外歯車31と3個の小さい遊星ギヤ
30の2段構成となっている。遊星ギヤ30の一方は遊
星ギヤキャリア36と兼用したモータカバー28によっ
て片持ちして保持され、遊星ギヤ30の他方の軸は遊星
ギヤプレート32よって連繋して保持されており、遊星
ギヤプレート32は固定側ケーシング22に中心部が押
圧支持されている。
【0032】ロータ27が固定された回動自在のモータ
軸の一端にはピニオンギヤ33が形成され、遊星ギヤ3
0と係合され、更に遊星ギヤ30は外歯車31と係合し
て、ロータ27の回転力を減速し、外歯車31の外周部
にてフリークラッチ34を介してハブケーシング21に
伝達する。
【0033】更に、人力入力部と相対する軸方向の一端
にはブレーキが設けられ、ハンドルのブレーキレバーを
操作することにより、図示しないワイヤを引っ張ること
で、ブレーキケース20内でブレーキパット19がハブ
ケーシング21の内面を押圧制御して所望の制動力を得
ることができる。
【0034】本発明の遊星ギヤ装置の詳細を図3〜図6
を参照して説明する。図3は遊星ギヤプレートを外した
ブレーキケース側からの遊星ギヤ部分の平面図を示す。
図において、モータ軸37に形成されたピニオンギヤ3
3と3個の遊星ギヤ30がCリング38によってモータ
カバーと兼用した遊星ギヤキャリア(図示せず)に保持
されている。
【0035】図4は遊星ギヤプレートを取り付けたブレ
ーキケース側からの遊星ギヤ部分の平面図を示し、図3
の構成の3個の遊星ギヤ30に遊星ギヤプレート32を
取り付けた状態図である。
【0036】図5は遊星ギヤプレートを外したブレーキ
ケース側からの遊星ギヤ装置の平面図を示す。図3、図
4の遊星ギヤ装置をハブ駆動装置に組み込んだ状態図で
あり、ステータヨーク24をネジ25で挟持する固定側
ケーシング32に、モータカバー28をネジ29で取り
付け、モータカバー28と固定側ケーシング32との空
間に、3個の遊星ギヤ30がCリング38によってモー
タカバー28と兼用する遊星ギヤキャリア36に保持さ
れている。
【0037】図6はモータ側からの遊星ギヤ部分の平面
図を示す。モータカバー28と兼用する遊星ギヤキャリ
ア36の裏面に3個の遊星ギヤ30が保持され、遊星ギ
ヤ30はモータ軸37のピニオンギヤ33と係合した状
態図である。これによりモータの回転力を減速して外歯
車31(図示せず)に伝達する。ここで、ピニオンギヤ
33と遊星ギヤ30及び3個の小さい遊星ギヤ30と大
きな外歯車31からなる2段構成の遊星ギヤ装置を構成
している。
【0038】このように、遊星ギヤ装置の保持をモータ
カバーと兼用する遊星ギヤのキャリアによる片持ち構造
としたことにより、車軸と一体とされた固定側ケーシン
グと結合されることがないので、車重荷重が負荷される
車軸経路に遊星ギヤ装置が位置することを避けることが
でき、精度上の狂いが生じることなく、また、遊星ギヤ
の軸を支持する部材が片側のみで住むので、車軸方向の
サイズを小型化することができる。
【0039】このように構成された電動アシスト自転車
は、運転者がペダル4を踏むことでクランク5が回転
し、チェーン6を介して人力入力部8に伝達され、踏力
に応じたトルクはトルクセンサ10により検出され、固
定側ケーシング22に固定されている基板ケース23内
のモータ制御回路に供給される。モータ制御回路は人力
による駆動力の大きさに応じて、プログラムに従ってモ
ータの駆動力を制御し、人力の駆動力をモータの駆動力
によってアシストする。
【0040】また、モータのステータヨーク24は、薄
板の鋼板を積層して形成し、ステータヨーク24の内側
に形成したマグネット挿入孔にマグネット26が挿入さ
れ、その内部にはロータ27が回動自在に配置されてい
る。ロータ27も薄板の鋼板を積層して形成しても良
い。ステータヨーク24は左右の固定ケーシング22に
よりネジ24で挟持して保持され、固定ケーシング22
の一部を形成され、磁気特性に優れた形状をプレス加工
により容易に作成できて、軽量化、小型化にも最適な形
状のステータヨークを得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の電動アシスト自
転車は、遊星ギヤ装置の保持をモータカバーと兼用する
遊星ギヤのキャリアによる片持ち構造としたことによ
り、車軸と一体とされた固定側ケーシングと結合される
ことがないので、車重荷重が負荷される車軸経路に遊星
ギヤ装置が位置することを避けることができ、精度上の
狂いが生じることなく、また、遊星ギヤの軸を支持する
部材が片側のみで済むので、車軸方向のサイズを小型化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動アシスト自転車全体図。
【図2】本発明のハブケーシングの駆動部の側面平面半
断面図。
【図3】本発明のブレーキケース側からの遊星ギヤ部分
の平面図(プレートなし)。
【図4】本発明のブレーキケース側からの遊星ギヤ部分
の平面図(プレートありし)。
【図5】本発明のブレーキケース側からの遊星ギヤ装置
の平面図(プレートなし)。
【図6】本発明のモータ側からの遊星ギヤ部分の平面
図。
【図7】従来のハブケーシングの駆動部の側面平面半断
面図。
【図8】従来の遊星ギヤ装置の平面図。
【符号の説明】
1 フロントバスケット 2 バッテリ 3 後輪ハブ 7 車軸 8 人力入力部 9 変速機 10 トルクセンサ 11 バネ 13 リング部材 14 コイル 16 スプリング 19 ブレーキパット 20 ブレーキケース 21 ハブケーシング 22 固定側ケーシング 23 基板ケース 24 ステータヨーク 26 マグネット 27 ロータ 28 モータカバー 30 遊星ギヤ 31 外歯車 32 遊星ギヤプレート 33 ピニオンギヤ 35 ブラシ 36 遊星ギヤキャリア 37 モータ軸 38 Cリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルからの人力駆動力を後輪に伝達す
    る人力駆動部と、後輪部にモータを駆動源とする電動駆
    動部とを有する電動アシスト自転車において、後輪のハ
    ブケーシング内に駆動部を配置し、該駆動部はモータ、
    減速機、トルクセンサを車軸を中心に車軸に沿って内蔵
    し、減速機を複数の遊星ギヤでなる遊星ギヤ装置により
    構成し、該遊星ギヤ装置の保持をモータカバーと兼用す
    る遊星ギヤのキャリアによる片持ち構造としたことを特
    徴とする電動アシスト自転車。
  2. 【請求項2】 遊星ギヤ装置は3個の遊星ギヤで構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の電動アシスト自転
    車。
  3. 【請求項3】 遊星ギヤの片側の軸を遊星ギヤプレート
    で連繋したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の電動アシスト自転車。
  4. 【請求項4】 遊星ギヤ装置は小ギヤと大ギヤを一体に
    した構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項3
    記載の電動アシスト自転車。
  5. 【請求項5】 遊星ギヤ装置は小ギヤと大ギヤを2段構
    成としたことを特徴とする請求項4記載の電動アシスト
    自転車。
  6. 【請求項6】 前記ハブケーシング内に歯車を設け、前
    記小ギヤは前記歯車と係合することを特徴とする請求項
    4記載の電動アシスト自転車。
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