JP2000043598A - 車両用変速機のシフトレバー - Google Patents

車両用変速機のシフトレバー

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JP2000043598A
JP2000043598A JP10211255A JP21125598A JP2000043598A JP 2000043598 A JP2000043598 A JP 2000043598A JP 10211255 A JP10211255 A JP 10211255A JP 21125598 A JP21125598 A JP 21125598A JP 2000043598 A JP2000043598 A JP 2000043598A
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JP
Japan
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shaft
outer cylinder
pivot pin
axis
shift lever
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Pending
Application number
JP10211255A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Kishikawa
晃久 岸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り曲げた状態でギヤチェンジ操作がロック
されるようにした安全な車両用変速機のシフトレバーを
提供する。 【解決手段】 操作ボタン14をスプリング15の付勢
力に抗して押し下げた際に、シャフト枢着ピン10の軸
線が外筒枢着ピン19の軸線と一致して折り曲げ可能な
状態となり、且つ下部シャフト6の下端がハウジング1
底部のロック穴7に嵌合して球体2が回動しないようロ
ックされる構造のシフトレバーとする。上部シャフト9
及び上部外筒18を倒して折り曲げた状態とすると、下
部シャフト6の下部外筒8及び球体2に対する自由な摺
動が阻止されてロック穴7に対する下部シャフト6下端
の嵌合状態が固定されるので、折り曲げた状態でのギヤ
チェンジ操作が不可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用変速機のシ
フトレバーに関し、より詳しくは、運転席と助手席の間
に設けられた折り曲げ可能なシフトレバーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、大型トラック等の車両におい
ては、運転席及び助手席を仮眠スペースとして利用する
ため、運転席と助手席との間に設けられたシフトレバー
を折り曲げ可能にしたものがある。
【0003】この種のシフトレバーとしては、例えば実
開平5−59040号公報に開示されているように、ピ
ンを介して長手方向の途中で折り曲げ得るよう連結した
第1及び第2外筒の内部に、これと同じ様にピンを介し
て長手方向の途中で折り曲げ得るよう連結した第1及び
第2シャフトを収容し、通常時には、第1及び第2シャ
フトを連結するピンの軸線と、第1及び第2外筒を連結
するピンの軸線とがバネにより互いに直交する状態に維
持され、該バネの付勢力に抗して第1及び第2シャフト
を軸線回りに回動した際に、第1及び第2シャフトを連
結するピンの軸線と、第1及び第2外筒を連結するピン
の軸線とが一致して全体を折り曲げ得るようにしたもの
がある。
【0004】このようなシフトレバーによれば、車内で
仮眠する際にシフトレバーを邪魔にならないよう折り曲
げて十分なスペースを確保することができ、また、通常
の運転時には、折れ曲がりが不可能な状態として安全に
変速機のギヤチェンジ操作を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た公報に代表される従来のシフトレバーは、通常の運転
時に不用意に折れ曲がりが生じないようロックする機構
が工夫されているが、折り曲げた状態でギヤチェンジ操
作をロックする機構が考えられていなかったため、例え
ば、エンジンを作動させたまま仮眠しているような場合
に、寝返り等で足や手がシフトレバーに触れてしまうと
ギヤチェンジ操作が行われてしまう虞れがあった。
【0006】本発明は、上述の実情に鑑みて成したもの
で、折り曲げた状態でギヤチェンジ操作がロックされる
ようにした安全な車両用変速機のシフトレバーを提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングに
回動自在に抱持された球体と、該球体に対し下部を摺動
自在に貫通して上部を前記球体の上方に延ばした下部シ
ャフトと、該下部シャフトの上端に対しシャフト枢着ピ
ンを介し下端を枢着し且つ上端に操作ボタンを備えた上
部シャフトと、前記ハウジングの底部に前記下部シャフ
トの下端を嵌合し得るよう穿設されたロック穴と、前記
下部シャフトを摺動自在に内嵌し且つ下端が前記球体上
部に固着された下部外筒と、該下部外筒の上端に対し前
記シャフト枢着ピンと平行な外筒枢着ピンを介し下端を
枢着し且つ上端にノブを備えて前記上部シャフトを摺動
自在に内嵌した上部外筒と、前記ノブの内部に装備され
てシャフト枢着ピンの軸線が外筒枢着ピンの軸線と位置
ずれし且つ下部シャフトの下端がロック穴から抜脱する
ように前記操作ボタン下面を上方に付勢して所定の掛止
位置に維持するスプリングとを備え、該スプリングの付
勢力に抗し前記操作ボタンを押し下げた際にシャフト枢
着ピンの軸線が外筒枢着ピンの軸線と一致し且つ下部シ
ャフトの下端が前記ロック穴に嵌合するように構成した
ことを特徴とする車両用変速機のシフトレバー、に係る
ものである。
【0008】而して、操作ボタンをスプリングの付勢力
に抗して押し下げると、シャフト枢着ピンの軸線が外筒
枢着ピンの軸線と一致して折り曲げ可能な状態となると
共に、下部シャフトの下端がハウジング底部のロック穴
に嵌合して球体が回動しないようロックされ、しかも、
上部シャフト及び上部外筒を倒して折り曲げた状態とす
ると、前記下部シャフトの下部外筒及び球体に対する自
由な摺動が阻止されてロック穴に対する下部シャフト下
端の嵌合状態が固定されるので、折り曲げた状態でのギ
ヤチェンジ操作が不可能となる。
【0009】そして、折り曲げた上部シャフト及び上部
外筒を起こしてシフトレバーを直伸した状態に戻すと、
スプリングの付勢力により上部シャフト及び下部シャフ
トが上部外筒及び下部外筒内で押し上げられ、シャフト
枢着ピンの軸線が外筒枢着ピンの軸線と位置ずれして折
り曲げ不可能な状態になると共に、下部シャフトの下端
がロック穴から抜脱してギヤチェンジ操作が可能な状態
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0011】図1〜図3は本発明を実施する形態の一例
を示すもので、運転席と助手席との間に配置したハウジ
ング1に球体2が回動自在に抱持されており、該球体2
の一側には、ハウジング1から突出するようにしたシフ
トアーム3の基端部が固着されている。
【0012】このシフトアーム3の先端部は被操作部材
4に係合しており、球体2が上下左右に回動すると、シ
フトアーム3を介し被操作部材4が連動して図示しない
シフトアンドセレクトレバーシャフトが操作され、これ
によって、ギヤの結合もしくは結合解除が行われるよう
になっている。
【0013】そして、前記球体2には上下方向に貫通孔
5が穿設され、該貫通孔5に下部シャフト6の下部が摺
動自在に貫通されており、また、前記球体2の球心直下
となるハウジング1底部には、前記下部シャフト6の下
端を嵌合し得るようロック穴7が穿設されていて、ニュ
ートラル状態となった時に、貫通孔5の軸心とロック穴
7の軸心とが一直線上に合致するようにしてある。
【0014】更に、前記下部シャフト6の上部は前記球
体2の上方に延びており、その上端に対し上部シャフト
9の下端が下部シャフト6に直交する方向のシャフト枢
着ピン10を介して枢着されている。
【0015】また、前記球体2の上部には、前記下部シ
ャフト6を摺動自在に内嵌した下部外筒8の下端が螺合
固着されており、該下部外筒8の上端には、前記上部シ
ャフト9を摺動自在に内嵌した上部外筒18の下端が前
記シャフト枢着ピン10と平行な外筒枢着ピン19を介
して枢着されている。
【0016】ここで、前記上部外筒18の上端にはノブ
11が螺合固着され、該ノブ11の内部には貫通孔12
と中空部13とが上下方向に貫通形成されていて、これ
ら貫通孔12及び中空部13を挿通して前記ノブ11の
上面に到った上部シャフト9の上端に操作ボタン14が
設けられている。
【0017】そして、前記操作ボタン14の下面と中空
部13の底面との間には、圧縮状態のスプリング15が
介装してあり、該スプリング15は操作ボタン14を介
して上部シャフト9を常時上方に付勢している。
【0018】また、前記操作ボタン14の下面周辺に
は、その下端に鉤部を有する係止片16が取り付けてあ
り、上述のようにスプリング15が操作ボタン14を上
方に付勢している時に、係止片16の鉤部が中空部13
の係合段部17に掛止され、操作ボタン14がノブ11
の上面から突出しないようにしている。
【0019】ここで、前記操作ボタン14がノブ11の
上面を掛止位置として維持されている状態の時には、シ
ャフト枢着ピン10の軸線が外筒枢着ピン19の軸線よ
り上方に位置ずれし且つ下部シャフト6の下端がロック
穴7から抜脱するようにしてある。
【0020】次に、上述した装置の作用を説明する。
【0021】操作ボタン14をスプリング15の付勢力
に抗して押し下げると、図3に示す如く、シャフト枢着
ピン10の軸線が外筒枢着ピン19の軸線と一致して折
り曲げ可能な状態となると共に、下部シャフト6の下端
がハウジング1底部のロック穴7に嵌合して球体2が回
動しないようロックされ、しかも、上部シャフト9及び
上部外筒18を倒して折り曲げた状態とすると、前記下
部シャフト6の下部外筒8及び球体2に対する自由な摺
動が阻止されてロック穴7に対する下部シャフト6下端
の嵌合状態が固定されるので、折り曲げた状態でのギヤ
チェンジ操作が不可能となる。
【0022】そして、折り曲げた上部シャフト9及び上
部外筒18を起こしてシフトレバーを直伸した状態に戻
すと、スプリング15の付勢力により上部シャフト9及
び下部シャフト6が上部外筒18及び下部外筒8内で押
し上げられ、図2に示す如く、シャフト枢着ピン10の
軸線が外筒枢着ピン19の軸線と位置ずれして折り曲げ
不可能な状態になると共に、下部シャフト6の下端がロ
ック穴7から抜脱してギヤチェンジ操作が可能な状態と
なり、より具体的には、ノブ11を前後左右に移動させ
ることによって球体2を回動し、シフトアーム3を介し
被操作部材4を連動させて図示しないシフトアンドセレ
クトレバーシャフトを操作することによりギヤの結合も
しくは結合解除を行うことが可能となる。
【0023】従って、上記形態例によれば、シフトレバ
ーを折り曲げた際にギヤチェンジ操作が不可能となるよ
うにロックすることができるので、例えばエアコン等を
入れてエンジンを作動させたまま仮眠しているような場
合に、寝返り等で足や手がシフトレバーのノブ11、上
部外筒18、下部外筒8のいずれかに触れてしまって
も、ギヤチェンジ操作が行われてしまうことを確実に防
止することができ、しかも、通常の運転時には、折れ曲
がりが不可能な状態を確実に維持して安全に変速機のギ
ヤチェンジ操作を行うことができる。
【0024】尚、本発明の車両用変速機のシフトレバー
は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】上記した本発明の車両用変速機のシフト
レバーによれば、折り曲げた際にギヤチェンジ操作が不
可能となるようにロックすることができるので、例えば
エンジンを作動させたまま仮眠しているような場合に、
寝返り等で足や手がシフトレバーに触れてしまっても、
ギヤチェンジ操作が行われてしまうことを確実に防止す
ることができ、しかも、通常の運転時には、折れ曲がり
が不可能な状態を確実に維持して安全に変速機のギヤチ
ェンジ操作を行うことができるという優れた効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1の部分的な拡大図である。
【図3】図1の操作ボタンを押し下げた時の状態を示す
部分的な拡大図である。
【符号の説明】 1 ハウジング 2 球体 6 下部シャフト 7 ロック穴 8 下部外筒 9 上部シャフト 10 シャフト枢着ピン 14 操作ボタン 15 スプリング 18 上部外筒 19 外筒枢着ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回動自在に抱持された球体
    と、該球体に対し下部を摺動自在に貫通して上部を前記
    球体の上方に延ばした下部シャフトと、該下部シャフト
    の上端に対しシャフト枢着ピンを介し下端を枢着し且つ
    上端に操作ボタンを備えた上部シャフトと、前記ハウジ
    ングの底部に前記下部シャフトの下端を嵌合し得るよう
    穿設されたロック穴と、前記下部シャフトを摺動自在に
    内嵌し且つ下端が前記球体上部に固着された下部外筒
    と、該下部外筒の上端に対し前記シャフト枢着ピンと平
    行な外筒枢着ピンを介し下端を枢着し且つ上端にノブを
    備えて前記上部シャフトを摺動自在に内嵌した上部外筒
    と、前記ノブの内部に装備されてシャフト枢着ピンの軸
    線が外筒枢着ピンの軸線と位置ずれし且つ下部シャフト
    の下端がロック穴から抜脱するように前記操作ボタン下
    面を上方に付勢して所定の掛止位置に維持するスプリン
    グとを備え、該スプリングの付勢力に抗し前記操作ボタ
    ンを押し下げた際にシャフト枢着ピンの軸線が外筒枢着
    ピンの軸線と一致し且つ下部シャフトの下端が前記ロッ
    ク穴に嵌合するように構成したことを特徴とする車両用
    変速機のシフトレバー。
JP10211255A 1998-07-27 1998-07-27 車両用変速機のシフトレバー Pending JP2000043598A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102080719A (zh) * 2009-12-01 2011-06-01 现代自动车株式会社 具有按钮型换档手柄的换档杆

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102080719A (zh) * 2009-12-01 2011-06-01 现代自动车株式会社 具有按钮型换档手柄的换档杆
KR101081052B1 (ko) 2009-12-01 2011-11-07 에스엘 주식회사 버튼식 변속노브를 구비한 변속레버
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