JP2000042610A - 板材圧延装置 - Google Patents

板材圧延装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導加熱手段を容易に板材に対して適切な位
置に設定することができるとともに、圧延ロールが摩耗
した場合においても適切な加熱電力密度を確保すること
ができる板材圧延装置の提供を課題とする。 【解決手段】 鋼材7の板幅に応じて互いの幅が拡大・
縮小して鋼材7の端部の移動を規制することができる位
置に自動的に配置されて鋼材7の搬送をガイドする一対
のサイドガイド11に誘導加熱手段10を一体的に設け
た。また、ワークロール1,2の所定の位置を加熱して
ヒートクラウンを形成する誘導加熱手段10とワークロ
ール1,2のロール面との距離を測定し、誘導加熱手段
10とワークロール1,2のロール面との距離を調整し
て誘導加熱手段10とロール面間距離を変えることがで
きる位置制御手段12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱手段を用
いて加熱することによってヒートクラウンを形成した圧
延ロールの間に鋼板等の板材を通して圧延する板材圧延
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の板材圧延装置としては、例えば特
開平6−524号公報で見ることができる。図6は、そ
の特開平6−524号公報に示されている板材圧延装置
の斜視図を示している。図6に示す板材圧延装置は、ワ
ークロール1,2と、バックアップロール3,4と、ワ
ークロール1,2の所定領域を加熱して熱膨張によりヒ
ートクラウンを形成・制御するための誘導加熱手段5
と、この誘導加熱手段5に電力を出力する電力制御装置
6等から構成されており、図中の矢印9方向に搬送され
る鋼板7をワークロール1,2間に進入させて圧延す
る。
【0003】誘導加熱手段5の内部には、圧延機出側に
設けられたスライドガイド8に当接する図示せぬローラ
及びこれを回転駆動する図示せぬモータが設置されてお
り、これにより誘導加熱手段5はスライドガイド8を左
右に移動し得る。
【0004】誘導加熱手段5の加熱部は、複数ユニット
から構成されており、図6に示すように、その加熱面を
ワークロール1,2に対向させ、鋼板7からなるべく離
れた位置に設置されている。
【0005】この板材圧延装置では、ワークロール1,
2の加熱処理を次のようにして制御する。 (1)まず、入力される狭幅材の圧延処理前の形状、圧
延処理後の形状、鋼板7の搬送速度及びワークロール
1,2の加熱ロール面の温度を読み込む。 (2)次に、鋼板7の板幅の変化量、すなわち広幅材の
幅から狭幅材の幅を減じた値を読み込む。 (3)次に、鋼板7の板幅の変化に対応した誘導加熱手
段5の狭幅材のエッジ部と広幅材のエッジ部の間を覆う
範囲に位置させる。 (4)(1)で読み込まれた情報(幅狭材の圧延処理前
の形状、圧延処理後の形状等)に基づいて、現時点での
クラウンパターンカーブを作成する。 (5)(2)の情報(板幅変化量)と(4)で得られた
クラウンパターンカーブから、幅狭材から広幅材に幅が
移行する際に条伸び等を抑制するに最適なクラウンパタ
ーンカーブを作成する。 (6)位置決めされた誘導加熱手段5の各ユニットの位
置と対応する最適ヒートクラウン量の関係から、幅移行
時に必要な各ユニット毎の初期電力量W0を決定する。 (7)決定された電力量W0を幅移行時から所定時間前の
時点で各ユニットに通電し、電力制御を行う。 (8)圧延された広幅材の形状を読み込み、広幅材の形
状が不良である場合には、必要に応じて補正電力量を通
電し、電力制御を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の板材圧延装置では、次の3つの課題(1)〜
(3)が存在する。 (1)圧延ロールの摩耗に伴い、誘導加熱手段5と圧延
ロールとの距離が変動するため、誘導加熱手段5の運転
条件が変わり、特に距離が離れ過ぎると、圧延ロールの
加熱ロール面近傍の磁界が弱くなり、適正なクラウンパ
ターンカーブを形成するための十分な加熱電力密度を確
保することができなくなる。 (2)上述した従来の装置では、狭幅材から広幅材への
幅移行に合わせて誘導加熱手段を作業者が手動で追従移
動させてやる必要があった。したがって、板幅情報を基
に作業者がその都度、誘導加熱手段5の位置決め制御を
行う必要があり、作業が面倒であった。 (3)クラウンパターンカーブを修正、制御するために
必要な加熱電力密度[W0/S](但し、S:加熱面積)
は、圧延時の板材から圧延ロール(ワークロール1,
2)への入熱量相当となるため、通常107(W/m2)オ
ーダーと非常に高い。そのため、加熱を表層に集中させ
るのに誘導加熱手段5の加熱周波数を通常数10kHz程
度以上に高くする必要が生じる。この場合、伝送線路で
の電圧降下及び電力損失が大きくなり、十分な加熱量が
得にくい。
【0007】本発明は、上記した問題に鑑みなされたも
のであり、誘導加熱手段を容易に板材に対して適切な位
置に設定することができる板材圧延装置の提供を課題と
する。加えて本発明は、圧延ロールが摩耗した場合にお
いても適切な加熱電力密度を確保することができる板材
圧延装置の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、誘導加熱手段
を用いて加熱することによってヒートクラウンを形成し
た圧延ロールの間に板材を通して圧延する板材圧延装置
において、前記誘導加熱手段と前記圧延ロールのロール
面との距離を測定する距離測定手段と、この距離測定手
段からの情報に基づき前記誘導加熱手段と前記圧延ロー
ルのロール面との距離を調整する位置制御手段とを有す
る構成を採用することにより前記課題を解決した。
【0009】すなわち、本発明によれば、距離測定手段
からの情報に基づき前記誘導加熱手段と前記圧延ロール
のロール面との距離を調整することができるので、誘導
加熱手段から圧延ロールのロール面に常に最良な加熱を
することができる。
【0010】本発明において、板材の板幅に応じて互い
の距離が変更可能な前記板材の端部を規制する一対のサ
イドガイドを設け、誘導加熱手段をこの一対のサイドガ
イドに一体的に設けると、板材の板幅変更があった場合
に、板幅変更に応じてサイドガイドと一体に誘導加熱手
段の位置も自動的に追従して調整されるので、誘導加熱
手段と板材の端部との相対位置を常に一定に設定して圧
延することができる。
【0011】本発明板材圧延装置においては、後述の発
明の実施の形態の欄で説明するように、圧延時における
前記誘導加熱手段と前記圧延ロールのロール面との距離
を2.5〜10mmとし、前記誘導加熱手段に供給する加
熱周波数を50kHz以上とすることが望ましく、また、
加熱電力密度は、2.5×107W/m2以上とすることが
望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、好適な具体例であり技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲は、こ
の実施形態に限られるものではない。
【0013】図1及び図2は本発明に係る板材圧延装置
の一実施形態を示すもので、図1はその装置の要部構成
を模式的に示す斜視図、図2はその概略側面図である。
なお、図1及び図2に示す本発明に係る板材圧延装置に
おいて、図6に示した従来の板材圧延装置と対応する部
材は図6と同じ符号を付して説明する。
【0014】この板材圧延装置は、鋼板7の搬送路を挟
んだ上下にワークロール1,2と、バックアップロール
3,4(図2参照)と、ワークロール1,2の所定の領
域を加熱して熱膨張によりヒートクラウンを形成する誘
導加熱手段10を備えており、これらの基本構成は図6
に示した従来の板材圧延装置と同じである。また、ワー
クロール1,2の間を通る鋼板7の搬送路の左右両側に
は、鋼板圧延時におけるライン方向移動を補助するサイ
ドガイド11が互いに平行に延設されている。
【0015】この左右両側に設けられているサイドガイ
ド11は、鋼板7の板幅に合わせ位置制御手段12を通
じて左右方向(図中の矢印A−B方向)に自動的に移動
され、互いの距離を拡大・縮小可能に構成されている。
加えて、各サイドガイド11上には、上記誘導加熱手段
10が各々取り付けられて一体化されている。このよう
に誘導加熱手段10がサイドガイド11と一体化されて
いる構造では、板幅変更の際に、左右のサイドガイド1
1の距離が板幅に合わせて自動的に拡大・縮小されるの
で、左右の誘導加熱手段10の位置も自動的に追従させ
ることができ、誘導加熱手段10と鋼板7の端部との相
対位置を常に一定に設定することができる。
【0016】上記各誘導加装置10には、この誘導加熱
手段10と直結して電力及び冷却水を供給するための同
軸管13が接続されている。図3は、この同軸管13を
含む誘導加熱手段10の構造を示している。そこで、図
3も加えて同軸管13を含む誘導加熱手段10の構造を
説明すると、同軸管13は、基本的には3層の円筒管1
4,15,16から構成されている。また、中間層の円
筒管15及び最外層の円筒管16の端面は、ろう付け等
で封じ切られている。そして、同軸管13には、電力制
御装置17から電流や冷却水を供給する構造となってお
り、冷却水は、円筒管15と円筒管16の間を矢印方向
に進み、誘導加熱手段10内及び円筒管14内の順に形
成される循環経路を流れる。また、電流は、電力制御装
置17を起点として、銅管18からろう付け接続部を通
じて円筒間15及び16を流れ、誘導加熱手段10を通
過した後に、円筒管14を流れ、電力制御装置17に戻
る。
【0017】このように電力制御装置17から供給され
る電流や冷却水を誘導加熱手段10に供給するための同
軸管13を誘導加熱手段10と直結して接続した構造に
すると、伝送線路のインダクタンスが小さくなり、電圧
降下、電力損失が低減することができると同時に、誘導
加熱手段10への冷却水の供給を効果的に行うことがで
きる。
【0018】ちなみに、従来型の伝送線路の場合は、図
7に示すように2本の平行導体19を沿わせた構造であ
る。この従来型の伝送線路の構造の場合、その単位長さ
当たりのインダクタンスL(H/m)は、例えば同軸2芯
ケーブルの場合、次式で求められる。但し、μ0は真
空透磁率(H/m)、dは2芯中心間距離(m)、aは同軸
ケーブル芯直径(m)である。
【0019】 L=μ0/π・1n(d/a) (H/m) …
【0020】次に、本発明において、誘導加熱手段10
と一体化された同軸管13の場合、次式で求められ
る。但し、Doutは同軸管13の外径(m)、Dinは同軸
管13の内径(m)である。
【0021】 L=μ0/(2π)・1n(Dout/Din) (H/m) …
【0022】したがって、例えば d=Dout、a=Di
nとすると、本発明装置の方が従来装置よりもインダク
タンスが1/2に低減できる。また、電圧降下はインダク
タンスLに比例するため、伝送部における電圧降下を低
減することが可能になる。さらに、本実施形態での同軸
管13の構造にすることにより、従来の2平行胴体型に
比較して、外部への漏れ磁束が少なくなり、その結果、
伝送線路近傍での漏れ磁束に伴う電力損失を低減するこ
とが可能になった。
【0023】さらに、本発明の板材圧延装置における左
右のサイドガイド11上には、誘導加熱手段10とワー
クロール1,2の加熱ロール面との距離を測定する変位
計20(距離測定手段)が設置されており、その変位計
20からのデータを基に位置制御手段12を通じてサイ
ドガイド11が前後方向(図1中の矢印C−D方向)に
移動され、この移動で誘導加熱手段10も前後方向に移
動されてワークロール1,2の加熱ロール面との距離を
ある適正範囲に制御するので、十分な加熱電力密度を確
保にすることが可能となる。
【0024】なお、誘導加熱手段10とワークロール
1,2の加熱ロール面との間の距離としては、(1)距
離が近接し過ぎるとワークロール1,2の加熱ロール面
を流れる過電流による誘導磁界により誘導加熱手段10
が影響を受け、誘導加熱手段10の角部が逆に誘導加熱
されるため、投入電力が増加できなくなる。(2)反対
に、距離が離れ過ぎると、加熱ロール面近傍の磁界が弱
くなり、加熱電力密度を増加できなくなる。このため、
適正な誘導加熱手段10とワークロール1,2の加熱ロ
ール間距離の設定が必要となる。
【0025】図4は、誘導加熱手段10とワークロール
1,2の加熱ロール間距離(mm)に対する加熱電力密度
(W/m2)の計算値を示している。図4は加熱周波数Pma
xをそれぞれ1kHz,10kHz,20kHz,50kHz,10
0kHzとし、かつ誘導加熱手段10からワークロール
1,2との距離(mm)を変化させたときにそれぞれ得ら
れる加熱電力密度(W/m2)の値を示している。図4よ
り、2.5×107W/m2以上の加熱電力密度を得るため
には、誘導加熱手段10からワークロール1,2の加熱
ロール面までの距離を2.5〜10mmとし、加熱周波数
を50kHz以上とする必要があることがわかる。
【0026】具体的には、同軸管として、長さ1m、同
軸管外径Dout=0.04m、同軸管内径Din=0.03mとし、
加熱周波数80kHz、誘導加熱手段10からワークロー
ラ1,2の加熱ロール面までの距離を5mm、鋼板端部よ
り50mm位置から100mm幅の範囲を電力密度2.5×
107(W/m2)にて加熱したところ、狭幅材から広幅材
に幅が移行する際に条伸び等を抑制するのに最適なクラ
ウンパターンカーブを得ることができた。
【0027】次に、加熱周波数としては、低い周波数
の場合、被加熱対象に対して過電流が流れる表皮厚さが
厚くなり、クラウンパターンカーブを修正、制御するた
めに必要な加熱電力が不足する。反対に、高い周波数
の場合、伝送部での損失が増加し、実用上の周波数の上
限が存在するので、適正な周波数範囲が存在する。
【0028】図5は誘導加熱手段とワークロール1,2
の加熱ロール間距離を5mmとして、加熱周波数Pmaxに
対する加熱電力密度(W/m2)の値を示している。図5か
らは、加熱周波数の増加に伴い加熱電力密度(W/m2)の
値が増加することがわかる。そして、加熱電力密度(W/
m2)を得るためには、加熱周波数としては50kHz以上
が望ましいことがわかる。また、実用的な周波数範囲と
しては、50kHz以上100kHz以下が推奨される。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、圧延ロールが摩耗した
場合でも、誘導加熱手段と圧延ロールのロール面との距
離を適宜調整することにより、適正なクラウンパターン
カーブ形成のために十分な加熱電力密度を確保すること
ができる。また、板材の板幅変更等があってサイドガイ
ドの位置が変わると、そのサイドガイドと一体に誘導加
熱手段の位置も自動的に追従するので誘導加熱手段と板
材の端部との相対位置を常に一定に設定して圧延するこ
とができる。さらに、誘導加熱手段への電流及び冷却水
の供給が、同軸管を通じて行われるので、伝送線路のイ
ンダクタンスが小さくなり、電圧降下、電力損失が低減
することができると同時に、誘導加熱手段への冷却水の
供給を効果的に行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る板材圧延装置の要部構成を模式
的に示す斜視図である。
【図2】 本発明装置の要部構成を概略的に示す側面図
である。
【図3】 誘導加熱手段の模式図である。
【図4】 誘導加熱手段とワークロールのロール面距離
に対する加熱電力密度の特性図である。
【図5】 加熱周波数に対する加熱電力密度の特性図で
ある。
【図6】 従来の板材圧延装置の一例を示す図である。
【図7】 従来装置に使用されている誘導加熱手段への
電送線路の模式図である。
【符号の説明】
1 ワークロール(圧延ロール) 2 ワークロール(圧延ロール) 7 鋼材(板材) 10 誘導加熱手段 11 サイドガイド 12 位置制御手段 20 変位計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/06 391 H05B 6/14 6/10 331 B21B 37/00 BBH 6/14 116D (72)発明者 浅原 裕司 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 森本 和夫 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 水田 桂司 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 3K059 AA08 AA10 AB19 AB26 AC09 AC12 AC37 AC54 AC62 AC63 AC69 AD02 AD13 AD15 AD22 AD28 AD29 CD14 CD66 CD74 CD75 4E024 DD04 DD11 FF02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱手段を用いて加熱することによ
    ってヒートクラウンを形成した圧延ロールの間に板材を
    通して圧延する板材圧延装置において、 前記誘導加熱手段と前記圧延ロールのロール面との距離
    を測定する距離測定手段と、この距離測定手段からの情
    報に基づき前記誘導加熱手段と前記圧延ロールのロール
    面との距離を調整する位置制御手段とを有することを特
    徴とする板材圧延装置。
  2. 【請求項2】 前記板材の板幅に応じて互いの距離が変
    更可能な前記板材の端部を規制する一対のサイドガイド
    を設け、前記誘導加熱手段を前記一対のサイドガイドに
    一体的に設けた請求項1に記載の板材圧延装置。
  3. 【請求項3】 前記誘導加熱手段への電流及び冷却水の
    供給が、同軸管を通じて行われる請求項1または2に記
    載の板材圧延装置。
  4. 【請求項4】 圧延時における前記誘導加熱手段と前記
    圧延ロールのロール面との距離を2.5〜10mmとし、
    前記誘導加熱手段に供給する加熱周波数を50kHz以上
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の板材圧延装置。
  5. 【請求項5】 加熱電力密度を2.5×107W/m2以上
    とする請求項4に記載の板材圧延装置。
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