JP2000042558A - 浴槽水浄化装置 - Google Patents

浴槽水浄化装置

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JP2000042558A JP21210898A JP21210898A JP2000042558A JP 2000042558 A JP2000042558 A JP 2000042558A JP 21210898 A JP21210898 A JP 21210898A JP 21210898 A JP21210898 A JP 21210898A JP 2000042558 A JP2000042558 A JP 2000042558A
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光司 長田
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Tsutomu Amaki
勉 尼木
Takahiro Inoue
孝啓 井上
Shoichi Yamaguchi
彰一 山口
Kazutsugu Hayashi
和嗣 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄化、殺菌、洗浄を一つのポンプでできてコ
ンパクトとなる。 【解決手段】 循環流路1にポンプ2、第1開閉弁3、
ポンプ2の下流から分岐するバイパス流路4を設ける。
バイパス流路4中に精密ろ過槽6を設置する。精密ろ過
槽6内の精密ろ過フィルタ5の上流側に洗浄用ノズル1
7を設ける。バイパス流路4の精密ろ過槽6の下流側に
第2開閉弁14を設ける。循環流路1のポンプ2の下流
またはバイパス流路4から分岐し第1切り替え弁7によ
り無隔膜電解槽8もしくは、塩溶解槽9、無隔膜電解槽
8の両方を経由してバイパス流路4の精密ろ過槽6の上
流に合流する第1補助流路10を設ける。精密ろ過槽6
の精密ろ過フィルタ5よりも上流から分岐し且つ循環流
路1のポンプ2よりも上流に合流する第2補助流路11
を設ける。第2補助流路11に第2切り替え弁12を介
して排水口13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の浴槽水を
循環して浄化することで、浴槽水の長期使用を可能とす
る浴槽水浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の風呂において24時間の
入浴を可能としたものが提供されている。この場合、浴
槽内の浴槽水を長期間使用可能とするために浴槽水を常
時もしくは周期的に浄化・殺菌する必要がある。このた
めに、従来より知られている循環浄化装置は、一端の吸
い込み口と他端の吐出口を浴槽水中に浸漬させた循環水
路にポンプ、ヒータ、ろ過槽、殺菌槽を設けたもので、
ポンプで浴槽内の浴槽水を吸い込み口から吸い込んで吐
出口から吐出させるように循環水路を循環させ、更に、
ヒータで循環水路を循環する浴槽水を加熱し、また、ろ
過層で浴槽水の汚れをろ過し、更にまた、殺菌槽により
レジオネラ菌等を殺菌するように構成されている。
【0003】従来の循環浄化装置は、殺菌方式としては
紫外線殺菌、オゾン殺菌、加熱殺菌、塩素殺菌から選択
しており、塩素殺菌方式を採用している循環浄化装置が
特開平8−267072号公報で提供されている。この
ものは図10に示すように、電解殺菌装置30と、それ
に塩分を添加するための塩分添加部31と、更に塩分添
加制御のための調節弁32とを備えており、電解殺菌の
開始に当っては調節弁32が開放され食塩もしくは食塩
水が電解殺菌装置30に添加される仕組みになってい
る。図10中、20は浴槽、21はヒータ、2はポン
プ、33はろ過槽である。
【0004】また、従来からこれと同様に塩水を電気分
解する構造を有するものとして酸性イオン水生成装置等
が知られており、例えば、特開平7−155764号公
報で提供されている。このものは、図11に示すように
電解槽40と塩水タンク41と塩水を電解槽40に給水
するポンプ2とを備え、電流が一定のもとで電極間の電
圧を測定し、基準値との比較に基づいてポンプ2を制御
することにより、電解槽40内の塩分濃度を一定に保持
することを目的としているものである。図11中15は
制御部、42は混合室、43はアルカリ水排水管、44
は酸性イオン水タンク、45は入水管である。、
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置はろ過槽に
ファイバーボールのような生物を定着させ浴槽水内の有
機物を分解させるろ材を用いているが、反面、レジオネ
ラ菌等の有害な細菌も定着する可能性があった。また、
ろ過槽にコロイド粒子状の汚れまたは細菌、レジオネラ
菌を取り除けるように目の細かな精密ろ過フィルタを用
いており、精密ろ過フィルタが直ぐ目詰まりしてその都
度、装置を止めて高価な精密ろ過フィルタを交換しなけ
ればならず、手間や費用がかかりメンテナンスも大変で
あった。また、目詰まりにより循環流路が低下し浄化能
力が低下するといった問題があった。
【0006】また、前記特開平8−267072号公報
で提供されているような従来の装置にあっては、塩分添
加部の塩濃度が常に一定でない限り電解殺菌装置30内
の塩濃度の調整は困難である。また、塩分添加部31の
塩濃度を一定にするためには一定濃度の溶液をあらかじ
め調整し、それを補充するといった煩雑なメンテナンス
が必要となる。仮に、塩分添加部31内に固形の食塩を
貯蔵していたとしても、食塩は固着するため調節弁の開
放のみで電解殺菌装置30内の塩濃度を調整することは
やはり困難である。電解殺菌装置30内の塩濃度が一定
でないと一定量の塩素を発生させることができない。塩
素発生量が少ないときは殺菌力が不十分となり、浴槽水
の殺菌を十分に行うことができず、更には配管系や浴槽
20壁にレジオネラ菌の巣窟となり得るヌメリを発生さ
せることになる。逆に塩素発生量が多すぎるときには殺
菌は十分にできても塩素臭や肌への刺激という面で入浴
に不快な水質となってしまうという問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、精密ろ過フィルタを洗浄して洗浄能力を維持する
と共に、浴槽水の殺菌を十分に行い且つ配管系や浴槽壁
にレジオネラ菌の巣窟となり得るヌメリを発生させない
ために、無隔膜電解槽で食塩水を効率よく電解する際
に、塩濃度の調整を精度よく行い一定量の塩素を発生さ
せることのできるコンパクトな浴槽水浄化装置を提供す
ることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る浴槽水浄化装置は、循環流路1にポンプ
2、第1開閉弁3を設け、循環流路1のポンプ2の下流
から分岐するバイパス流路4を設け、バイパス流路4中
に浴槽水のろ過を行うための精密ろ過フィルタ5を内装
した精密ろ過槽6を設置し、精密ろ過槽6内の精密ろ過
フィルタ5の上流側に流水吐水口16を有する回転自在
な洗浄用ノズル17を設け、バイパス流路4の精密ろ過
槽6の下流側に第2開閉弁14を設け、循環流路1のポ
ンプ2の下流またはバイパス流路4から分岐し第1切り
替え弁7により一対の電極を内蔵した無隔膜電解槽8も
しくは、塩溶解槽9、無隔膜電解槽8の両方を経由して
バイパス流路4の精密ろ過槽6の上流に合流する第1補
助流路10を設け、精密ろ過槽6の精密ろ過フィルタ5
よりも上流から分岐し且つ循環流路1のポンプ2よりも
上流に合流する第2補助流路11を設け、この第2補助
流路11に第2切り替え弁12を介して排水口13を設
けて成ることを特徴とするものである。このような構成
とすることで、精密ろ過装置6による浄化、洗浄用ノズ
ル17による精密ろ過フィルタ5の洗浄、無隔膜電解槽
8で生成した塩素による殺菌及び無隔膜電解槽8への塩
溶解槽9からの塩の供給を一つのポンプ2で行えるもの
である。
【0009】また、第1開閉弁3を閉じ、第2切り替え
弁12をポンプ2側に開いた後、第1切り替え弁7を無
隔膜電解槽8側に開いて無隔膜電解槽8で生成された塩
素水を精密ろ過槽6の精密ろ過フィルタ5の上流、ポン
プ2を循環させた後、第2切り替え弁12を閉じて塩素
水を精密ろ過フィルタ5を通して浴槽20に出すように
制御する制御部15を設けることが好ましい。このよう
な構成とすることで、ポンプ2内を高濃度の塩素水で殺
菌することができ、ポンプ2内におけるヌメリの発生を
抑え、ヌメリによるポンプ2の目詰まり、レジオネラ菌
の発生を抑えることができる。また、精密ろ過フィルタ
5の洗浄の時にしか流れることのない第2補助流路11
も高濃度の塩素水で殺菌することができる。
【0010】また、第1開閉弁3を閉じ、第2切り替え
弁12を開いた後、第1切り替え弁7を塩溶解槽9側へ
開閉するように制御する制御部15を設けることが好ま
しい。しかして、塩溶解槽9より無隔膜電解槽8へ塩溶
解水を移送し、無隔膜電解槽8において所定量の塩素を
生成するために必要な塩の量を制御するとき、塩溶解槽
9より無隔膜電解槽8への流量が影響するが、第2切り
替え弁12を開いてあるので、塩溶解槽9の精密ろ過フ
ィルタ5の目詰まりの影響を受けることなく流量が一定
である。
【0011】また、ポンプ2を止め、第1開閉弁3を閉
じ、第2切り替え弁12をポンプ2側に、第1切り替え
弁7を塩溶解槽9側に開き、測定された電流値又は電圧
値が所定値に等しくなるまで駆動時間が一定のポンプ2
の駆動回数を制御する制御部15を設けることが好まし
い。このような構成とすることで、ポンプ2の駆動時間
を一定とし、1回駆動させるたびに電極間の電圧または
電流を所定値と比較し、ポンプ2を数回駆動させること
で、塩濃度を所定値まで上昇させるものであり、この結
果、所定値を大きく上回ることなく無隔膜電解槽8内の
塩濃度を調整することができるものである。また、塩溶
解槽9の上流の第1切り替え弁7の開閉にかかる時間に
関係なく制御できるため、第1切り替え弁7の種類を選
ぶ必要がないものである。
【0012】また、測定された電流値又は電圧値が所定
量と等しくなるまでポンプ2の駆動回数で制御し、駆動
回数が所定回数に到達した時、塩不足であると判断する
制御部15を設けることが好ましい。このような構成と
することで、ポンプ2を1回駆動させるたびに電極間の
電圧又は電流を所定値と比較し、数回ポンプ2を駆動さ
せることにより塩濃度を所定値まで上昇させるという制
御のとき、塩溶解槽9内の塩残量が少なく、塩溶解槽9
の出口の塩濃度が低いとき、何回駆動させても所定値と
ずれを生じたままとなるため、所定回数、駆動させても
所定値に到達しないとき塩不足を表示させるものであ
る。このように塩不足を表示することで、塩濃度不足か
らくる塩素発生量不足を未然に防ぐことができるもので
ある。
【0013】また、ポンプ2を止め、第1開閉弁3を閉
じて第2切り替え弁12をポンプ2側に開いた後、第1
切り替え弁7を塩溶解槽9側に開き、ポンプ2の1回目
の駆動時間が長く、2回目以降は短く且つ一定の駆動時
間であり、測定された電流値又は電圧値が所定値に等し
くなるまでポンプ2の駆動回数を制御する制御部15を
設けることが好ましい。このような構成とすることで、
無隔膜電解槽8の塩濃度を最初の1回目で大きく所定値
に近づけておいた後、小刻みに濃度を上げてより精度よ
く無隔膜電解槽8内の塩濃度を所定値に調整することが
できるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0015】図1には本発明の装置の配管構成図が示し
てある。循環流路1は一端に吸い込み口18を設けると
共に他端に吐出口19を設けてあり、上記吸い込み口1
8と吐出口19とが浴槽20内の浴槽水中に浸漬させて
ある。循環流路1には上流側から下流側にかけて順にポ
ンプ2、第1開閉弁3、ヒータ21を設けてある。
【0016】循環流路1のポンプ2と第1開閉弁3との
間からバイパス流路4が分岐してあり、このバイパス流
路4には浴槽水のろ過を行うための精密ろ過フィルタ5
を内装した精密ろ過槽6が設けてある。精密ろ過槽6内
には精密ろ過フィルタ5の上流側に流水吐水口16を有
する回転自在な洗浄用ノズル17が設けてある。この洗
浄用ノズル17はポンプ2からバイパス流路4に浴用水
が供給された際、モータ又は水流の働きにより精密ろ過
槽6の上流側の外周を回転するように構成してあり、ま
た、回転と同時に流水吐水口16から浴槽水を精密ろ過
フィルタ5の上流側の外周に吐水して精密ろ過フィルタ
5を上流側において洗浄するようになっている。バイパ
ス流路4には更に精密ろ過槽6よりも下流側に第2開閉
弁14が設けてある。バイパス流路4の下流側の端部は
循環流路1の第1開閉弁3よりも下流側(図に示す実施
形態ではヒータ21よりも下流側)に連通接続してあ
る。なお、上記においてはバイパス流路4の下流側の端
部を循環流路1の第1開閉弁14よりも下流側に連通接
続した例を示したが、バイパス流路4の下流側の端部を
循環流路1に接続することなく、直接浴槽20内の浴用
水に浸漬してもよいものである。
【0017】循環流路1のポンプ2と第1開閉弁3との
間またはバイパス流路4の精密ろ過槽6よりも上流側か
ら第1補助流路10が分岐してある。第1補助流路10
の途中には上流側から順に第1切り替え弁7、無隔膜電
解槽8が設けてある。また、第1切り替え弁7と無隔膜
電解槽8とを別の分岐水路22で接続してあり、分岐水
路22に塩溶解槽9が設けてある。第1補助流路10の
他端(下流側端部)はバイパス流路4の精密ろ過槽6よ
りも上流側に連通接続してある(なお第1補助流路10
の上流側端部をバイパス流路4の精密ろ過槽6よりも上
流側に連通接続した場合には、第1補助流路10の下流
側端部は上流側端部のバイパス流路4への接続部分より
も下流側で且つ精密ろ過槽6よりも上流側において連通
接続するものである)。第1切り替え弁7は無隔膜電解
槽8側と塩溶解槽9側のいずれも閉とする状態と、無隔
膜電解槽8側が開で塩溶解槽9側が閉の状態と、塩溶解
槽9が開で無隔膜電解槽8が閉の状態とを切り替えるも
のである。
【0018】塩溶解槽9は実施形態においては二重筒構
造をしていて、内筒に塩を収納するようになっている。
ここでは、その内筒の上面が開放してあり、側面が格子
状に開口し、その開口部をメッシュで覆ってある。一
方、外筒には蓋を開閉自在に取り付けてあり、蓋を開い
た後、内筒を設置し、再び蓋を閉めて密閉する構造とな
っている。もちろん、上記塩溶解槽9は必ずしも円筒構
造に限定されるものではない。
【0019】無隔膜電解槽8は実施形態では塩溶解槽9
と同様に円筒構造となっており、一対の不溶性電極板よ
りなる電極を隔膜を介することなく対向配置した無隔膜
タイプのものとして形成してある。ここで、電極を構成
する電極板の形状は無隔膜電解槽8の下方まで達する長
方形である。塩溶液には塩素イオン(Cl-)が含まれ
ているが、無隔膜電解槽8で塩素イオン(Cl-)の一
部を電気分解すると、塩素イオン(Cl-)は塩素(C
2)や次亜塩素酸イオン(ClO-)に交換され、浴槽
水に殺菌力を持たせることができるものである。上記無
隔膜電解槽8と塩溶解槽9とは同一サイズの円筒構造に
して金型を共通化してコストを下げるようにしてもよい
が、必ずしも同一サイズの円筒構造とする必要なない。
【0020】精密ろ過槽6の精密ろ過フィルタ5の上流
に第2補助流路11の一端部が連通接続してあり、この
第2補助流路11の他端部が循環流路1のポンプ2より
も上流側に連通接続してある。第2補助流路11には第
2切り替え弁12を介して排水口13が設けてある。こ
の第2切り替え弁12はポンプ2側と排水口13側の両
方が閉の状態と、ポンプ2側が開で排水口13側が閉の
状態と、ポンプ2側が閉で排水口13側が開の状態とを
切り替えるための弁である。
【0021】ここで、第1開閉弁3、第2開閉弁14、
第1切り替え弁7、第2切り替え弁12は電磁弁であっ
てもよく、また、電動弁であってもよいものである。そ
して、これら第1開閉弁3、第2開閉弁14、第1切り
替え弁7、第2切り替え弁12は制御回路よりなる制御
部15に接続されて開閉及び駆動が制御されるものであ
る。また、無隔膜電解槽8の一対の電極に通電して殺菌
を行う制御も制御部15により行うものである。
【0022】図2は上記の構成の本発明の浴槽水浄化装
置において、浴槽水の浄化時における装置内の浴槽水の
流れを矢印で示しており、第1開閉弁3、第2開閉弁1
4は開、第1切り替え弁7、第2切り替え弁12は閉の
状態となっており、ポンプ2の下流において浴槽水の一
部が循環流路1をそのまま流れてヒータ21で加温しな
がら浴循環流路1の吐出口19側に流れ、また、ポンプ
2の下流において浴槽水の他の一部がバイパス流路4に
流れて精密ろ過槽6内に設けた中空糸膜よりなる精密ろ
過フィルタ5を通過する際に細菌、レジオネラ菌等をろ
過し、ろ過して浄化された浴槽水が循環流路1の吐出口
19側に流れて循環流路1のヒータ21を流れて加温さ
れた浴槽水と合流して吐水口19から浴槽20に返送さ
れるものである。ここで、精密ろ過フィルタ5を備えた
精密ろ過槽6をバイパス流路4に設けることで、中空糸
膜よりなる精密ろ過フィルタ5が目詰まりを起こして流
量が低下した場合でも循環流路1に一定量の浴槽水が流
れるため浴槽水の温度低下を起こさない構成となってい
る。なお、第1切り替え弁7は無隔膜電解槽8側に開と
しておいてもよい。
【0023】図3は殺菌時の装置内の浴槽水の流れを矢
印で示しており、第1開閉弁3、第2開閉弁14を閉、
第2切り替え弁12をポンプ2側に開にした状態で第1
切り替え弁7を無隔膜電解槽8側が開となるように切り
替え、塩素水をポンプ2に循環させ、その後、第2開閉
弁14を開、第2切り替え弁12を閉にし、塩素水を中
空糸膜よりなる精密ろ過フィルタ5を通して浴槽20に
返送するものである。ここで、塩素水をポンプ2に循環
させる際第2開閉弁14は開状態としていてもよい。
【0024】ここで、実際の制御の一例を示すと、例え
ば、容量300mlの無隔膜電解槽9内で450mgの
塩素が発生されたとすると無隔膜電解槽9内の塩素濃度
は1500ppmになる。第1開閉弁3、第2開閉弁1
4を共に閉、第2切り替え弁12をポンプ2側に開にし
た状態で第1切り替え弁7を無隔膜電解槽8側が開とな
るように切り替え、塩素水をポンプ2に循環させた時、
精密ろ過槽6と流路の配管の合計の容積を1500ml
とするとポンプ2を殺菌する塩素水の濃度は100pp
mとなる。次に、第2切り替え弁12を閉、第2開閉弁
14を開にし、100ppmの塩素水で精密ろ過槽6内
の精密ろ過フィルタ5を殺菌した後、塩素水は浴槽20
に投入される。浴槽20内の浴槽水が200lとすると
浴槽20内の浴用水の塩素濃度は2.25ppmとな
る。このように浴槽20内の浴槽水で希釈されずに10
0ppmでポンプ2、精密ろ過フィルタ5を殺菌するの
で効果的にポンプ2、精密ろ過フィルタ5の殺菌ができ
て、ポンプ2、精密ろ過フィルタ5にヌメリが発生する
のを抑え、ヌメリによるポンプ2の目詰まり、レジオネ
ラ菌の発生を抑えることができるものである。また、ポ
ンプ2に塩素水を流す際に精密ろ過フィルタ5の洗浄の
際にしか流れない流路である第2補助流路11もくまな
く殺菌できていっそう殺菌効果が向上する。
【0025】図4には塩溶解槽9から無隔膜電解槽8に
塩溶解水を移送するときの装置内の浴槽水の流れを矢印
で示しており、第1開閉弁3、第2開閉弁14を閉、第
2切り替え弁12をポンプ2側に開にした後、第1切り
替え弁7を塩溶解槽9側への開閉を制御し、所定量の塩
溶解水を無隔膜電解槽8に送るようにしている。
【0026】ここで、電解殺菌を行うときの動作を図7
に示すフローチャートに基づいて説明する。電解殺菌を
スタートさせる指令を受けた制御部はまず第1切り替え
弁7に信号を送り、塩溶解槽9側に短時間だけ1回開け
る(この塩溶解槽9側に第1切り替え弁7を開く時間は
設定された一定時間である)。そのとき、ポンプ2の正
圧がかかっているので、第1切り替え弁7を通って浴槽
水が塩溶解槽9に少量流入(上記のように短時間だけ第
1切り替え弁7を塩溶解槽9側に開とするので結果的に
塩溶解槽9には少量だけ流入することになる)して無隔
膜電解槽8に流入する。無隔膜電解槽8内では塩溶液の
流入により電気伝導度が上がり、一定電流を電極に通電
したならば、電極間にかかる電圧は下がることになる。
制御部は電極に通電することにより電圧値を測定し、あ
らかじめ設定しておいた所定値と比較し、測定された電
圧値の方が所定値よりも大きいときにはもう1回第1切
り替え弁7を開く。これを数回繰り返すと電圧値は徐々
に下がっていき、ついには測定された電圧値が所定値と
同じになるか、もしくは下回るが、このとき、無隔膜電
解槽8内の塩濃度が所定の濃度に達したことを意味し、
制御部15からの信号で無隔膜電解槽8で電解を始め
る。一定時間電解を続けた後、制御部15からの信号に
より無隔膜電解槽8側へ第1切り替え弁7を開き、浴槽
水が無隔膜電解槽8へ流入し、無隔膜電解槽8に貯留し
ている電解により発生した塩素水をバイパス流路4に押
し出す。ここで、第1切り替え弁7を塩溶解槽9側が開
となるようにした場合、塩溶解槽9から無隔膜電解槽8
に送られる塩の量は、塩溶解槽9の塩濃度と、塩溶解槽
9から無隔膜電解槽8への流量が影響するが、精密ろ過
フィルタ5を通らない流路(つまり精密ろ過槽6の精密
ろ過フィルタ5よりも上流側)を通って第2補助流路1
1からポンプ2側に流れるので、精密ろ過フィルタ5の
目詰まりの影響を受けず流量が一定である。
【0027】図5、図6には精密ろ過フィルタ5の洗浄
時における装置内の浴槽水の流れを矢印で示しており、
図5に示すように、第1開閉弁3、第2開閉弁14は共
に閉、第1切り替え弁7は閉、第2切り替え弁12はポ
ンプ2側が開状態となっており、精密ろ過槽6内の洗浄
用ノズル17が回転しつつ精密ろ過フィルタ5に流水を
吹き付けながら浴槽水が循環して精密ろ過フィルタ5を
洗浄する。次に図6に示すように、第2切り替え弁12
が排水口13側を開とするように切り替えられ、洗浄排
水が排水口13から浴槽20外に排水されるものであ
る。
【0028】このように、本発明によれば、精密ろ過装
置6による浄化、洗浄用ノズル17による精密ろ過フィ
ルタ5の洗浄、無隔膜電解槽8で生成した塩素による殺
菌及び無隔膜電解槽8への塩溶解槽9からの塩の供給等
を一つのポンプ2で行えるものである。
【0029】次に、図8に基づいて本発明の第2の実施
形態につき説明する。本実施形態における装置の配管構
成は前述の第1の実施形態と基本的構成は同じであり、
電解殺菌を行うに当っての制御部15による制御が異な
っている点に特徴があるので、電解殺菌についての説明
以外の重複する説明は省略する。すなわち、本実施形態
は電解殺菌時に前述の実施形態と比べて第1切り替え弁
7を制御する代わりにポンプ2を制御する点に特徴があ
り、第1開閉弁3、第2開閉弁14を共に閉じ、第2切
り替え弁12をポンプ2側に開いた後、ポンプ2を止
め、第1切り替え弁7を塩溶解槽9側が開となるように
切り替える。そして、図8のフローチャートに基づいて
ポンプ2の駆動を制御部15により制御し、塩溶解水を
無隔膜電解槽8に送る。この場合におけるポンプ2の駆
動時間は一定である。そして、制御部15は電極に通電
することで電圧値を測定し、あらかじめ設定しておいた
所定値と比較し、測定された電圧値の方が所定値よりも
大きいときにはもう1回ポンプ2を一定時間駆動する。
これを数回繰り返すと電圧値は徐々に下がっていき、つ
いには測定された電圧値が所定値と同じになるか、もし
くは下回るが、このとき、無隔膜電解槽8内の塩濃度が
所定の濃度に達したことを意味し、制御部15からの信
号で無隔膜電解槽8で電解を始める。一定時間電解を続
けた後、制御部15からの信号により無隔膜電解槽8側
へ第1切り替え弁7を開き、浴槽水が無隔膜電解槽8へ
流入し、無隔膜電解槽8に貯留している電解により発生
した塩素水をバイパス流路4に押し出す。ここで、ポン
プ2の駆動を数回繰り返した後も測定した電圧値とあら
かじめ設定した所定値が等しくならないときは、塩溶解
槽9内の塩残量が少ないためである。このように、あら
かじめ設定しておいた所定回数ポンプ2を駆動させても
測定電圧値が所定値にならないときは制御部15により
塩切れ表示部(図示せず)により塩切れ状態であること
を表示するようになっている。塩切れ表示部による表示
は文字による表示、あるいは光による表示、あるいは音
による表示等種々の表示手段が採用できるものである。
【0030】実際の制御の態様の一例を説明すると、例
えば、容量500mlの無隔膜電解槽8内の塩濃度を1
%とするためには塩の量が5g必要であり、塩溶解槽9
内に塩が十分あるときは塩溶解槽9の出口の塩濃度は一
定であるから、仮に20%とすると、塩溶解槽9から2
5mlの塩溶液が無隔膜電解槽8へ移送されればよいこ
とになる。ポンプ2が駆動しているとき、塩溶解槽9か
ら無隔膜電解槽8への流量を0.5l/minとする
と、さらにポンプ2の1回の駆動時間を0.6secと
設定しているとき、5回のポンプ2の駆動で塩溶解槽9
から塩溶解水が無隔膜電解槽8内へ25ml移送され、
無隔膜電解槽8内の塩濃度は1%に達することになる。
今、塩溶解槽9の出口の塩濃度を一定としたが、塩溶解
槽9内の塩残量が少なくなってくると出口の塩濃度が少
しずつ薄くなってくるが、無隔膜電解槽8で電圧を検出
しながらフィードバック制御をかけているため、ポンプ
2の駆動回数を増やすことにより、無隔膜電解槽8内の
塩濃度を達成することができるものである。
【0031】次に、図9に基づいて本発明の更に他の実
施形態につき説明する。本実施形態は電解殺菌に当って
上記図8に示す第2の実施形態に比べてポンプ2の駆動
の仕方を2段階で制御するようにした点が異なり、他は
第1の実施形態と同様であるので電解殺菌以外の重複す
る説明は省略する。電解殺菌を行うときの動作は図9に
示すフローチャートにしたがって行う。すなわち、電解
殺菌をスタートさせる指令を受けた制御部15はまずポ
ンプ2に信号を送り、ポンプ2を1回駆動させる。この
時、浴槽水が塩溶解槽9に流入し、その量と同じ量の塩
溶液が無隔膜電解槽8に流入する。電解槽15内では塩
溶液の流入により電気電動度が大きく上がり、一定電流
を電極に通電したときの電極間にかかる電圧は大きく下
がることになる。制御部15は電圧値を測定し、あらか
じめ設定してある所定値と比較し、検出された電圧値の
方が所定値より大きいとき、今度はポンプ2の駆動時間
を1回目よりも短く駆動する。2回目以降、同じ短い時
間のポンプ2の駆動を数回繰り返すことにより電圧値は
少しずつ下がっていき、ついには測定された電圧値が所
定値と同じになるか、もしくは下回るが、このとき、無
隔膜電解槽8内の塩濃度が所定の濃度に達したことを意
味し、制御部15からの信号で無隔膜電解槽8で電解を
始める。一定時間電解を続けた後、制御部15からの信
号により無隔膜電解槽8側へ第1切り替え弁7を開き、
浴槽水が無隔膜電解槽8へ流入し、無隔膜電解槽8に貯
留している電解により発生した塩素水をバイパス流路4
に押し出す。この制御方法では無隔膜電解槽8内の塩濃
度を最初の1回目で大きく所定値に近づけておいて後、
小刻みに濃度を上げるという方法で、より精度よく無隔
膜電解槽8内の塩濃度を所定値に調整することができる
ものである。更に、ポンプ2の駆動の総回数も少なくて
済み、ポンプ2のトラブルも防止することができるもの
である。
【0032】
【発明の効果】上記の請求項1記載の本発明にあって
は、循環流路にポンプ、第1開閉弁を設け、循環流路の
ポンプの下流から分岐するバイパス流路を設け、バイパ
ス流路中に浴槽水のろ過を行うための精密ろ過フィルタ
を内装した精密ろ過槽を設置し、精密ろ過槽内の精密ろ
過フィルタの上流側に流水吐水口を有する回転自在な洗
浄用ノズルを設け、バイパス流路の精密ろ過槽の下流側
に第2開閉弁を設け、循環流路のポンプの下流またはバ
イパス流路から分岐し第1切り替え弁により一対の電極
を内蔵した無隔膜電解槽もしくは、塩溶解槽、無隔膜電
解槽の両方を経由してバイパス流路の精密ろ過槽の上流
に合流する第1補助流路を設け、精密ろ過槽の精密ろ過
フィルタの上流から分岐し且つ循環流路のポンプよりも
上流に合流する第2補助流路を設け、この第2補助流路
に第2切り替え弁を介して排水口を設けてあるので、浄
化、殺菌、精密ろ過フィルタの洗浄を一つのポンプで行
えるものであって、この結果、装置のサイズを小さくで
きるものである。
【0033】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、第1開閉弁を閉
じ、第2切り替え弁をポンプ側に開いた後、第1切り替
え弁を無隔膜電解槽側に開いて無隔膜電解槽で生成され
た塩素水を精密ろ過槽の精密ろ過フィルタの上流、ポン
プを循環させた後、第2切り替え弁を閉じて塩素水を精
密ろ過フィルタを通して浴槽に出すように制御する制御
部を設けてあるので、ポンプ内を高濃度の塩素水で殺菌
できてヌメリを抑え、ヌメリによるポンプの目詰まりを
防止し、レジオネラ菌の発生を抑えることができるもの
であり、また、精密ろ過フィルタの洗浄の時にしか流れ
ることのない第2補助流路も高濃度の塩素水で殺菌でき
て、殺菌効果を向上させることができる。
【0034】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、第1開閉弁を閉
じ、第2切り替え弁を開いた後、第1切り替え弁を塩溶
解槽側へ開閉するように制御する制御部を設けてあるの
で、塩溶解槽より無隔膜電解槽へ塩溶解水を移送し、無
隔膜電解槽において所定量の塩素を生成するために必要
な塩の量を制御するとき、塩溶解槽より無隔膜電解槽へ
の流量が影響するが、第2切り替え弁を開いてあるの
で、塩溶解槽の精密ろ過フィルタの目詰まりの影響を受
けることなく流量を一定にできて所定量の塩素を供給す
るのに必要な量の塩を無隔膜電解槽に正確に供給できる
ものである。
【0035】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ポンプを止め、
第1開閉弁を閉じ、第2切り替え弁をポンプ側に、第1
切り替え弁を塩溶解槽側に開き、測定された電流値又は
電圧値が所定値に等しくなるまで駆動時間が一定のポン
プの駆動回数を制御する制御部を設けてあるので、ポン
プの駆動時間を一定とし、1回駆動させるたびに電極間
の電圧または電流を所定値と比較し、ポンプを数回駆動
させることにより、塩濃度を所定値まで上昇させ、この
結果、所定値を大きく上回ることなく無隔膜電解槽内の
塩濃度を調整することができるものである。また、塩溶
解槽の上流の第1切り替え弁の開閉にかかる時間に関係
なく制御できるため、第1切り替え弁の種類を選ぶ必要
がなくてコストを抑えることができるものである。
【0036】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、測定された電流
値又は電圧値が所定量と等しくなるまでポンプの駆動回
数で制御し、駆動回数が所定回数に到達した時、塩不足
であると判断する制御部を設けてあるので、ポンプを1
回駆動させるたびに電極間の電圧又は電流を所定値と比
較し、数回ポンプを駆動させることにより塩濃度を所定
値まで上昇させるという制御のとき、塩溶解槽内の塩残
量が少なく、塩溶解槽の出口の塩濃度が低いとき、何回
駆動させても所定値とずれを生じたままとなるため、所
定回数、駆動させても所定値に到達しないとき塩不足を
表示させるものであり、このように塩不足を表示するこ
とで、塩濃度不足からくる塩素発生量不足を未然に防ぐ
ことができるものである。
【0037】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ポンプを止め、
第1開閉弁を閉じて第2切り替え弁をポンプ側に開いた
後、第1切り替え弁を塩溶解槽側に開き、ポンプの1回
目の駆動時間が長く、2回目以降は短く且つ一定の駆動
時間であり、測定された電流値又は電圧値が所定値に等
しくなるまでポンプの駆動回数を制御する制御部を設け
てあるので、無隔膜電解槽の塩濃度を最初の1回目で大
きく所定値に近づけておいた後、小刻みに濃度を上げて
より精度よく無隔膜電解槽内の塩濃度を所定値に調整す
ることができ、さらに駆動させる回数が少なくて済むの
で、ポンプ駆動によるトラブルを少なくする可能性が高
まるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管構成図である。
【図2】同上の浴槽水の浄化時における装置内の浴槽水
の流れを示す説明図である。
【図3】同上の殺菌時の装置内の浴槽水の流れを示す説
明図である。
【図4】同上の塩溶解槽から無隔膜電解槽に塩溶解水を
移送するときの装置内の浴槽水の流れを示す説明図であ
る。
【図5】同上の精密ろ過フィルタの洗浄時における装置
内の浴槽水の流れを示す説明図である。
【図6】同上の精密ろ過フィルタの洗浄後における排水
時における装置内の浴槽水の流れを示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の電解殺菌のフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態の電解殺菌のフローチ
ャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態の電解殺菌のフローチ
ャートである。
【図10】従来例の配管構成図である。
【図11】他の従来例の配管構成図である。
【符号の説明】
1 循環流路 2 ポンプ 3 第1開閉弁 4 バイパス流路 5 精密ろ過フィルタ 6 精密ろ過槽 7 第1切り替え弁 8 無隔膜電解槽 9 塩溶解槽 10 第1補助流路 11 第2補助流路 12 第2切り替え弁 13 排水口 14 第2開閉弁 15 制御部 16 流水吐水口 17 洗浄用ノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月14日(1998.9.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置はろ過槽に
ファイバーボールのような生物を定着させ浴槽水内の有
機物を分解させるろ材を用いているが、反面、レジオネ
ラ菌等の有害な細菌も定着する可能性があった。また、
ろ過槽にコロイド粒子状の汚れまたは細菌、レジオネラ
菌を取り除けるように目の細かな精密ろ過フィルタを用
いており、精密ろ過フィルタが直ぐ目詰まりしてその都
度、装置を止めて高価な精密ろ過フィルタを交換しなけ
ればならず、手間や費用がかかりメンテナンスも大変で
あった。また、目詰まりにより循環流量が低下し浄化能
力が低下するといった問題があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、測定された電流値又は電圧値が所定
と等しくなるまでポンプ2の駆動回数で制御し、駆動
回数が所定回数に到達した時、塩不足であると判断する
制御部15を設けることが好ましい。このような構成と
することで、ポンプ2を1回駆動させるたびに電極間の
電圧又は電流を所定値と比較し、数回ポンプ2を駆動さ
せることにより塩濃度を所定値まで上昇させるという制
御のとき、塩溶解槽9内の塩残量が少なく、塩溶解槽9
の出口の塩濃度が低いとき、何回駆動させても所定値と
ずれを生じたままとなるため、所定回数、駆動させても
所定値に到達しないとき塩不足を表示させるものであ
る。このように塩不足を表示することで、塩濃度不足か
らくる塩素発生量不足を未然に防ぐことができるもので
ある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】循環流路1のポンプ2と第1開閉弁3との
間からバイパス流路4が分岐してあり、このバイパス流
路4には浴槽水のろ過を行うための精密ろ過フィルタ5
を内装した精密ろ過槽6が設けてある。精密ろ過槽6内
には精密ろ過フィルタ5の上流側に流水吐水口16を有
する回転自在な洗浄用ノズル17が設けてある。この洗
浄用ノズル17はポンプ2からバイパス流路4に浴槽水
が供給された際、モータ又は水流の働きにより精密ろ過
槽6の上流側の外周を回転するように構成してあり、ま
た、回転と同時に流水吐水口16から浴槽水を精密ろ過
フィルタ5の上流側の外周に吐水して精密ろ過フィルタ
5を上流側において洗浄するようになっている。バイパ
ス流路4には更に精密ろ過槽6よりも下流側に第2開閉
弁14が設けてある。バイパス流路4の下流側の端部は
循環流路1の第1開閉弁3よりも下流側(図に示す実施
形態ではヒータ21よりも下流側)に連通接続してあ
る。なお、上記においてはバイパス流路4の下流側の端
部を循環流路1の第1開閉弁14よりも下流側に連通接
続した例を示したが、バイパス流路4の下流側の端部を
循環流路1に接続することなく、直接浴槽20内の浴槽
に浸漬してもよいものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここで、第1開閉弁3、第2開閉弁14、
第1切り替え弁7、第2切り替え弁12は電磁弁であっ
てもよく、また、電動弁であってもよいものである。そ
して、これら第1開閉弁3、第2開閉弁14、第1切り
替え弁7、第2切り替え弁12は制御回路よりなる制御
部15に接続されて開閉及び駆動が制御されるものであ
る。また、無隔膜電解槽8の一対の電極に通電して電解
を行う制御も制御部15により行うものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ここで、実際の制御の一例を示すと、例え
ば、容量300mlの無隔膜電解槽9内で450mgの
塩素が発生されたとすると無隔膜電解槽9内の塩素濃度
は1500ppmになる。第1開閉弁3、第2開閉弁1
4を共に閉、第2切り替え弁12をポンプ2側に開にし
た状態で第1切り替え弁7を無隔膜電解槽8側が開とな
るように切り替え、塩素水をポンプ2に循環させた時、
精密ろ過槽6と流路の配管の合計の容積を1500ml
とするとポンプ2を殺菌する塩素水の濃度は100pp
mとなる。次に、第2切り替え弁12を閉、第2開閉弁
14を開にし、100ppmの塩素水で精密ろ過槽6内
の精密ろ過フィルタ5を殺菌した後、塩素水は浴槽20
に投入される。浴槽20内の浴槽水が200lとすると
浴槽20内の浴槽水の塩素濃度は2.25ppmとな
る。このように浴槽20内の浴槽水で希釈されずに10
0ppmでポンプ2、精密ろ過フィルタ5を殺菌するの
で効果的にポンプ2、精密ろ過フィルタ5の殺菌ができ
て、ポンプ2、精密ろ過フィルタ5にヌメリが発生する
のを抑え、ヌメリによるポンプ2の目詰まり、レジオネ
ラ菌の発生を抑えることができるものである。また、ポ
ンプ2に塩素水を流す際に精密ろ過フィルタ5の洗浄の
際にしか流れない流路である第2補助流路11もくまな
く殺菌できていっそう殺菌効果が向上する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ここで、電解殺菌を行うときの動作を図7
に示すフローチャートに基づいて説明する。電解殺菌を
スタートさせる指令を受けた制御部はまず第1切り替え
弁7に信号を送り、塩溶解槽9側に短時間だけ1回開け
る(この塩溶解槽9側に第1切り替え弁7を開く時間は
設定された一定時間である)。そのとき、ポンプ2の正
圧がかかっているので、第1切り替え弁7を通って浴槽
水が塩溶解槽9に少量流入(上記のように短時間だけ第
1切り替え弁7を塩溶解槽9側に開とするので結果的に
塩溶解槽9には少量だけ流入することになる)して無隔
膜電解槽8に流入する。無隔膜電解槽8内では塩溶解水
の流入により電気伝導度が上がり、一定電流を電極に通
電したならば、電極間にかかる電圧は下がることにな
る。制御部は電極に通電することにより電圧値を測定
し、あらかじめ設定しておいた所定値と比較し、測定さ
れた電圧値の方が所定値よりも大きいときにはもう1回
第1切り替え弁7を開く。これを数回繰り返すと電圧値
は徐々に下がっていき、ついには測定された電圧値が所
定値と同じになるか、もしくは下回るが、このとき、無
隔膜電解槽8内の塩濃度が所定の濃度に達したことを意
味し、制御部15からの信号で無隔膜電解槽8で電解を
始める。一定時間電解を続けた後、制御部15からの信
号により無隔膜電解槽8側へ第1切り替え弁7を開き、
浴槽水が無隔膜電解槽8へ流入し、無隔膜電解槽8に貯
留している電解により発生した塩素水をバイパス流路4
に押し出す。ここで、第1切り替え弁7を塩溶解槽9側
が開となるようにした場合、塩溶解槽9から無隔膜電解
槽8に送られる塩の量は、塩溶解槽9の塩濃度と、塩溶
解槽9から無隔膜電解槽8への流量が影響するが、精密
ろ過フィルタ5を通らない流路(つまり精密ろ過槽6の
精密ろ過フィルタ5よりも上流側)を通って第2補助流
路11からポンプ2側に流れるので、精密ろ過フィルタ
5の目詰まりの影響を受けず流量が一定である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】実際の制御の態様の一例を説明すると、例
えば、容量500mlの無隔膜電解槽8内の塩濃度を1
%とするためには塩の量が5g必要であり、塩溶解槽9
内に塩が十分あるときは塩溶解槽9の出口の塩濃度は一
定であるから、仮に20%とすると、塩溶解槽9から2
5mlの塩溶解水が無隔膜電解槽8へ移送されればよい
ことになる。ポンプ2が駆動しているとき、塩溶解槽9
から無隔膜電解槽8への流量を0.5l/minとする
と、さらにポンプ2の1回の駆動時間を0.6secと
設定しているとき、5回のポンプ2の駆動で塩溶解槽9
から塩溶解水が無隔膜電解槽8内へ25ml移送され、
無隔膜電解槽8内の塩濃度は1%に達することになる。
今、塩溶解槽9の出口の塩濃度を一定としたが、塩溶解
槽9内の塩残量が少なくなってくると出口の塩濃度が少
しずつ薄くなってくるが、無隔膜電解槽8で電圧を検出
しながらフィードバック制御をかけているため、ポンプ
2の駆動回数を増やすことにより、無隔膜電解槽8内の
塩濃度を達成することができるものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】次に、図9に基づいて本発明の更に他の実
施形態につき説明する。本実施形態は電解殺菌に当って
上記図8に示す第2の実施形態に比べてポンプ2の駆動
の仕方を2段階で制御するようにした点が異なり、他は
第1の実施形態と同様であるので電解殺菌以外の重複す
る説明は省略する。電解殺菌を行うときの動作は図9に
示すフローチャートにしたがって行う。すなわち、電解
殺菌をスタートさせる指令を受けた制御部15はまずポ
ンプ2に信号を送り、ポンプ2を1回駆動させる。この
時、浴槽水が塩溶解槽9に流入し、その量と同じ量の
溶解水が無隔膜電解槽8に流入する。電解槽15内では
塩溶解水の流入により電気電導度が大きく上がり、一定
電流を電極に通電したときの電極間にかかる電圧は大き
く下がることになる。制御部15は電圧値を測定し、あ
らかじめ設定してある所定値と比較し、検出された電圧
値の方が所定値より大きいとき、今度はポンプ2の駆動
時間を1回目よりも短く駆動する。2回目以降、同じ短
い時間のポンプ2の駆動を数回繰り返すことにより電圧
値は少しずつ下がっていき、ついには測定された電圧値
が所定値と同じになるか、もしくは下回るが、このと
き、無隔膜電解槽8内の塩濃度が所定の濃度に達したこ
とを意味し、制御部15からの信号で無隔膜電解槽8で
電解を始める。一定時間電解を続けた後、制御部15か
らの信号により無隔膜電解槽8側へ第1切り替え弁7を
開き、浴槽水が無隔膜電解槽8へ流入し、無隔膜電解槽
8に貯留している電解により発生した塩素水をバイパス
流路4に押し出す。この制御方法では無隔膜電解槽8内
の塩濃度を最初の1回目で大きく所定値に近づけておい
た後、小刻みに濃度を上げるという方法で、より精度よ
く無隔膜電解槽8内の塩濃度を所定値に調整することが
できるものである。更に、ポンプ2の駆動の総回数も少
なくて済み、ポンプ2のトラブルも防止することができ
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 531 C02F 1/50 531M 540 540B 550 550D 560 560F 560E (72)発明者 氏家 良彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 尼木 勉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 井上 孝啓 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山口 彰一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 林 和嗣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4D006 GA06 GA07 HA01 MA01 PB07 PC56 4D061 AA07 AB01 BA02 BB02 BB04 BB14 BB39 BD13 CA01 CA09 CA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環流路にポンプ、第1開閉弁を設け、
    循環流路のポンプの下流から分岐するバイパス流路を設
    け、バイパス流路中に浴槽水のろ過を行うための精密ろ
    過フィルタを内装した精密ろ過槽を設置し、精密ろ過槽
    内の精密ろ過フィルタの上流側に流水吐水口を有する回
    転自在な洗浄用ノズルを設け、バイパス流路の精密ろ過
    槽の下流側に第2開閉弁を設け、循環流路のポンプの下
    流またはバイパス流路から分岐し第1切り替え弁により
    一対の電極を内蔵した無隔膜電解槽もしくは、塩溶解
    槽、無隔膜電解槽の両方を経由してバイパス流路の精密
    ろ過槽の上流に合流する第1補助流路を設け、精密ろ過
    槽の精密ろ過フィルタよりも上流から分岐し且つ循環流
    路のポンプよりも上流に合流する第2補助流路を設け、
    この第2補助流路に第2切り替え弁を介して排水口を設
    けて成ることを特徴とする浴槽水浄化装置。
  2. 【請求項2】 第1開閉弁を閉じ、第2切り替え弁をポ
    ンプ側に開いた後、第1切り替え弁を無隔膜電解槽側に
    開いて無隔膜電解槽で生成された塩素水を精密ろ過槽の
    精密ろ過フィルタの上流、ポンプを循環させた後、第2
    切り替え弁を閉じて塩素水を精密ろ過フィルタを通して
    浴槽に出すように制御する制御部を設けて成ることを特
    徴とする請求項1記載の浴槽水浄化装置。
  3. 【請求項3】 第1開閉弁を閉じ、第2切り替え弁を開
    いた後、第1切り替え弁を塩溶解槽側へ開閉するように
    制御する制御部を設けて成ることを特徴とする請求項1
    記載の浴槽水浄化装置。
  4. 【請求項4】 ポンプを止め、第1開閉弁を閉じ、第2
    切り替え弁をポンプ側に、第1切り替え弁を塩溶解槽側
    に開き、測定された電流値又は電圧値が所定値に等しく
    なるまで駆動時間が一定のポンプの駆動回数を制御する
    制御部を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の浴
    槽水浄化装置。
  5. 【請求項5】 測定された電流値又は電圧値が所定量と
    等しくなるまでポンプの駆動回数で制御し、駆動回数が
    所定回数に到達した時、塩不足であると判断する制御部
    を設けて成ることを特徴とする請求項4記載の浴槽水浄
    化装置。
  6. 【請求項6】 ポンプを止め、第1開閉弁を閉じて第2
    切り替え弁をポンプ側に開いた後、第1切り替え弁を塩
    溶解槽側に開き、ポンプの1回目の駆動時間が長く、2
    回目以降は短く且つ一定の駆動時間であり、測定された
    電流値又は電圧値が所定値に等しくなるまでポンプの駆
    動回数を制御する制御部を設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載の浴槽水浄化装置。
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