JP2000042493A - 粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収装置 - Google Patents
粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収装置Info
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- JP2000042493A JP2000042493A JP10220078A JP22007898A JP2000042493A JP 2000042493 A JP2000042493 A JP 2000042493A JP 10220078 A JP10220078 A JP 10220078A JP 22007898 A JP22007898 A JP 22007898A JP 2000042493 A JP2000042493 A JP 2000042493A
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- 239000002985 plastic film Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 239000002699 waste material Substances 0.000 title claims abstract 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000010782 bulky waste Substances 0.000 claims description 10
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 12
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 2
- 238000005119 centrifugation Methods 0.000 description 1
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- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 1
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチックシート類を確実に回収できる、
粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収
装置を提供する。 【解決手段】 粗大ごみ処理施設において風力選別機か
らバグフィルタへ送られるダスト含有空気中のプラスチ
ックシート類Dを回収する装置である。一端側下壁に空
気入口4を有しかつ一端側上壁に空気出口5を有する回
収室1と、回収室1の他端側下壁に設けられた回収物排
出口3と、回収室1内に一端側から他端側にわたって配
されたネットコンベヤ2とを設ける。コンベヤ2のネッ
ト2cは下側部分が一端側から他端側へ移動するように
なされており、空気入口4から回収室1内に吹き込まれ
たダスト含有空気中のシート類Dは、空気入口4の上方
でネット2cの下面に押し当てられて排出口3上方へ移
動され、排出口3上方においてネット2cから落下して
排出口3から回収室1外部へと排出される。
粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収
装置を提供する。 【解決手段】 粗大ごみ処理施設において風力選別機か
らバグフィルタへ送られるダスト含有空気中のプラスチ
ックシート類Dを回収する装置である。一端側下壁に空
気入口4を有しかつ一端側上壁に空気出口5を有する回
収室1と、回収室1の他端側下壁に設けられた回収物排
出口3と、回収室1内に一端側から他端側にわたって配
されたネットコンベヤ2とを設ける。コンベヤ2のネッ
ト2cは下側部分が一端側から他端側へ移動するように
なされており、空気入口4から回収室1内に吹き込まれ
たダスト含有空気中のシート類Dは、空気入口4の上方
でネット2cの下面に押し当てられて排出口3上方へ移
動され、排出口3上方においてネット2cから落下して
排出口3から回収室1外部へと排出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粗大ごみ処理施設
において風力選別機からバグフィルタへ送られるダスト
含有空気中のプラスチックシート類を回収する粗大ごみ
処理施設におけるプラスチックシート類の回収装置に関
する。なお、本明細書全体を通してプラスチックシート
類、紙などのような軽薄物を総称して「プラスチックシ
ート類」という。
において風力選別機からバグフィルタへ送られるダスト
含有空気中のプラスチックシート類を回収する粗大ごみ
処理施設におけるプラスチックシート類の回収装置に関
する。なお、本明細書全体を通してプラスチックシート
類、紙などのような軽薄物を総称して「プラスチックシ
ート類」という。
【0002】
【従来の技術および発明の解決しようとする課題】粗大
ごみ処理施設において、風力選別機を設ける場合に、ご
みがダスト含有空気とともにサイクロンへと送られ、サ
イクロンにてダスト含有空気中のダストおよびごみが回
収される。しかしサイクロンは、遠心分離および重力沈
降を利用した技術であり、プラスチックシート類のよう
に比重の小さいごみは確実に回収することが困難であ
り、プラスチックシート類がそのまま下流のバグフィル
タ(精密回収用)へ送られ、バグフィルタのフィルタ孔
を埋めるという問題があった。
ごみ処理施設において、風力選別機を設ける場合に、ご
みがダスト含有空気とともにサイクロンへと送られ、サ
イクロンにてダスト含有空気中のダストおよびごみが回
収される。しかしサイクロンは、遠心分離および重力沈
降を利用した技術であり、プラスチックシート類のよう
に比重の小さいごみは確実に回収することが困難であ
り、プラスチックシート類がそのまま下流のバグフィル
タ(精密回収用)へ送られ、バグフィルタのフィルタ孔
を埋めるという問題があった。
【0003】本発明の目的は、上記問題を解決した、プ
ラスチックシート類を確実に回収できる粗大ごみ処理施
設におけるプラスチックシート類の回収装置を提供する
ことにある。
ラスチックシート類を確実に回収できる粗大ごみ処理施
設におけるプラスチックシート類の回収装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するために本発明の粗大ごみ処理施設における
プラスチックシート類の回収装置は、粗大ごみ処理施設
において風力選別機からバグフィルタへ送られるダスト
含有空気中のプラスチックシート類を回収する装置であ
って、一端側下壁に空気入口を有しかつ一端側上壁に空
気出口を有する回収室と、回収室の他端側下壁に設けら
れた回収物排出口と、回収室内に一端側から他端側にわ
たって配されたネットコンベヤとを備え、ネットコンベ
ヤのネットが下側部分において一端側から他端側へ移動
するようになされており、空気入口から回収室内に吹き
込まれたダスト含有空気中のプラスチックシート類が、
空気入口の上方でネットの下面に押し当てられて回収物
排出口上方へ移動され、回収物排出口上方においてネッ
トから落下して回収物排出口から回収室外部へと排出さ
れるようになされているものである。
題を解決するために本発明の粗大ごみ処理施設における
プラスチックシート類の回収装置は、粗大ごみ処理施設
において風力選別機からバグフィルタへ送られるダスト
含有空気中のプラスチックシート類を回収する装置であ
って、一端側下壁に空気入口を有しかつ一端側上壁に空
気出口を有する回収室と、回収室の他端側下壁に設けら
れた回収物排出口と、回収室内に一端側から他端側にわ
たって配されたネットコンベヤとを備え、ネットコンベ
ヤのネットが下側部分において一端側から他端側へ移動
するようになされており、空気入口から回収室内に吹き
込まれたダスト含有空気中のプラスチックシート類が、
空気入口の上方でネットの下面に押し当てられて回収物
排出口上方へ移動され、回収物排出口上方においてネッ
トから落下して回収物排出口から回収室外部へと排出さ
れるようになされているものである。
【0005】この装置によれば、ダスト含有空気中か
ら、プラスチックシート類のような比重の小さいごみを
も確実に取り除くことができ、下流のバグフィルタのフ
ィルタ孔が埋まるのを防止できる。
ら、プラスチックシート類のような比重の小さいごみを
も確実に取り除くことができ、下流のバグフィルタのフ
ィルタ孔が埋まるのを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図1〜図3を参照して本発明
の1実施形態の粗大ごみ処理施設におけるプラスチック
シート類の回収装置について説明する。なお、以下の説
明において前後左右は、図3を基準にいうものとし、図
3の左を後、右を前、図3の下を右、上を左というもの
とする。すなわち、図2においては左が右、右が左とな
り、図1においては、左が後、右が前、紙面表側が右、
紙面裏側が左となる。
の1実施形態の粗大ごみ処理施設におけるプラスチック
シート類の回収装置について説明する。なお、以下の説
明において前後左右は、図3を基準にいうものとし、図
3の左を後、右を前、図3の下を右、上を左というもの
とする。すなわち、図2においては左が右、右が左とな
り、図1においては、左が後、右が前、紙面表側が右、
紙面裏側が左となる。
【0007】回収装置は、後端側下壁に空気入口(4) を
有しかつ後端側上壁に空気出口(5)を有する回収室(1)
と、回収室(1) の前端側下壁に設けられた回収物排出口
(3)と、回収室(1) 内に後端側から前端側にわたって配
されたネットコンベヤ(2) とを備えている。
有しかつ後端側上壁に空気出口(5)を有する回収室(1)
と、回収室(1) の前端側下壁に設けられた回収物排出口
(3)と、回収室(1) 内に後端側から前端側にわたって配
されたネットコンベヤ(2) とを備えている。
【0008】ネットコンベヤ(2) は、回収室(1) 内にお
いて下壁および上壁とそれぞれ間隔(それぞれ150mm
以上)をおいて設けられているものであり、前後の車(2
a)(2b)と、各車(2a)(2b)に左右に間隔をおいて形成され
たスプロケット部(図示せず)に掛けられた2条のチェ
ーン(図示せず)間に配されたネット(2c)とを備え、前
後の車(2a)(2b)のうちの一方が図示しない駆動装置によ
り回転駆動され、ネットコンベヤ(2) のネット(2c)が、
これの下側部分において後側から前側へ移動するように
なされている。なお、ネット(2c)の移動速度は、20m/mi
n 程度である。
いて下壁および上壁とそれぞれ間隔(それぞれ150mm
以上)をおいて設けられているものであり、前後の車(2
a)(2b)と、各車(2a)(2b)に左右に間隔をおいて形成され
たスプロケット部(図示せず)に掛けられた2条のチェ
ーン(図示せず)間に配されたネット(2c)とを備え、前
後の車(2a)(2b)のうちの一方が図示しない駆動装置によ
り回転駆動され、ネットコンベヤ(2) のネット(2c)が、
これの下側部分において後側から前側へ移動するように
なされている。なお、ネット(2c)の移動速度は、20m/mi
n 程度である。
【0009】排出口(3) は、方形状をなしており、ネッ
トコンベヤ(2) の前端部下方に位置している。空気入口
(4) は方形状をなしており、回収物排出口(3) の後側に
位置している。空気出口(5) は、方形状をなしており、
空気入口(4) と対向状に位置している。そして、回収物
排出口(3) には、シュート(8) が、空気入口(4) には空
気供給管(6) が、空気出口(5) には空気排出管(7) がそ
れぞれ連接されている。
トコンベヤ(2) の前端部下方に位置している。空気入口
(4) は方形状をなしており、回収物排出口(3) の後側に
位置している。空気出口(5) は、方形状をなしており、
空気入口(4) と対向状に位置している。そして、回収物
排出口(3) には、シュート(8) が、空気入口(4) には空
気供給管(6) が、空気出口(5) には空気排出管(7) がそ
れぞれ連接されている。
【0010】ネットコンベヤ(2) の前端部と回収室(1)
の前側壁との間、ネットコンベヤ(2) の後端部と回収室
(1) の後側壁との間、ネットコンベヤ(2) の下部左端部
と回収室(1) の左側壁との間およびネットコンベヤ(2)
の下部右端部と回収室(1) の右側壁との間にはそれぞ
れ、板状のゴム製シール部材(10)が配されている。ゴム
製シール部材(10)の回収室側壁側端部は回収室(1) 側壁
に固定され、もう一方の端部は、ネット(2c)に摺接して
いる。
の前側壁との間、ネットコンベヤ(2) の後端部と回収室
(1) の後側壁との間、ネットコンベヤ(2) の下部左端部
と回収室(1) の左側壁との間およびネットコンベヤ(2)
の下部右端部と回収室(1) の右側壁との間にはそれぞ
れ、板状のゴム製シール部材(10)が配されている。ゴム
製シール部材(10)の回収室側壁側端部は回収室(1) 側壁
に固定され、もう一方の端部は、ネット(2c)に摺接して
いる。
【0011】回収物排出口(3) の上方におけるネット(2
c)の上側水平部分と下側水平部分との間には、複数の、
例えば5個の下向き空気吹出口(9a)があけられた左右方
向にのびる空気吹出管(9) が設けられている。吹出管
(9) は、図示しない圧縮空気供給装置(例えば、コンプ
レッサ)に接続され、例えば、25リットル/分で空気を
吹き込むようになされている。
c)の上側水平部分と下側水平部分との間には、複数の、
例えば5個の下向き空気吹出口(9a)があけられた左右方
向にのびる空気吹出管(9) が設けられている。吹出管
(9) は、図示しない圧縮空気供給装置(例えば、コンプ
レッサ)に接続され、例えば、25リットル/分で空気を
吹き込むようになされている。
【0012】シュート(8) 内の下部にはロータリバルブ
(11)が設けられている。バルブ(11)は、図示しない回転
駆動装置に接続された回転軸(11a) およびこれの半径方
向に突出した複数のごみ掻き出し羽根(11b) とを備えて
いる。羽根(11b) はこれが水平状体にあるさいに先端が
シュート(8) の内面に当接してバルブ(11)の下部が閉鎖
されるようになされている。
(11)が設けられている。バルブ(11)は、図示しない回転
駆動装置に接続された回転軸(11a) およびこれの半径方
向に突出した複数のごみ掻き出し羽根(11b) とを備えて
いる。羽根(11b) はこれが水平状体にあるさいに先端が
シュート(8) の内面に当接してバルブ(11)の下部が閉鎖
されるようになされている。
【0013】空気供給管(6) には、ダスト含有空気が、
図示しない粗大ごみ施設の風力選別機から必要に応じて
サイクロンを経て送り込まれるようになっている。空気
供給管(6) における回収室(1) への接続部分の横断面は
方形状をなすとともに上部を除いて拡管されている。ま
た、接続部分以外の部分の横断面は円形をなしている。
以下断面方形状部分を符号(6a)で、断面円形状部分を符
号(6b)で示す。
図示しない粗大ごみ施設の風力選別機から必要に応じて
サイクロンを経て送り込まれるようになっている。空気
供給管(6) における回収室(1) への接続部分の横断面は
方形状をなすとともに上部を除いて拡管されている。ま
た、接続部分以外の部分の横断面は円形をなしている。
以下断面方形状部分を符号(6a)で、断面円形状部分を符
号(6b)で示す。
【0014】空気排出管(7) は、図示しないバグフィル
タに接続されている。空気排出管(7) における回収室
(1) への接続部分の横断面は方形状をなすとともに下部
を除いて縮管されている。また、接続部分以外の部分の
横断面は円形をなしている。以下断面方形状部分を符号
(7a)で、断面円形状部分を符号(7b)で示す。
タに接続されている。空気排出管(7) における回収室
(1) への接続部分の横断面は方形状をなすとともに下部
を除いて縮管されている。また、接続部分以外の部分の
横断面は円形をなしている。以下断面方形状部分を符号
(7a)で、断面円形状部分を符号(7b)で示す。
【0015】なお、空気供給管(6) の方形状部分(6a)の
拡管率は、断面円形状部分(6b)において流速17m/min で
あるダスト含有空気が、回収室(1) 内においては流速5m
/min以下で上向きに進むように、空気排出管(7) の方形
状部分(7a)の縮管率は、回収室(1) において流速5m/min
以下であるダスト含有空気が、断面円形状部分(7b)にお
いて流速17m/min になるようになされている。
拡管率は、断面円形状部分(6b)において流速17m/min で
あるダスト含有空気が、回収室(1) 内においては流速5m
/min以下で上向きに進むように、空気排出管(7) の方形
状部分(7a)の縮管率は、回収室(1) において流速5m/min
以下であるダスト含有空気が、断面円形状部分(7b)にお
いて流速17m/min になるようになされている。
【0016】上記のように構成された回収装置において
は、空気入口(4) からプラスチックシート類を含んだダ
スト含有空気が供給される。プラスチックシート類が空
気入口(4) 上方のネット(2c)にあたるとネット(2c)の網
目より大きいプラスチックシート類(D) は、上向きに噴
出されるダスト含有空気によりネット(2c)に押し当てら
れる。ネット(2c)に押し当てられたプラスチックシート
類(D) は、この状態のまま、ネット(2c)の移動にともな
い、後から前へ、すなわち空気入口(4) 上方から回収物
排出口(3) 上方へと移動する。
は、空気入口(4) からプラスチックシート類を含んだダ
スト含有空気が供給される。プラスチックシート類が空
気入口(4) 上方のネット(2c)にあたるとネット(2c)の網
目より大きいプラスチックシート類(D) は、上向きに噴
出されるダスト含有空気によりネット(2c)に押し当てら
れる。ネット(2c)に押し当てられたプラスチックシート
類(D) は、この状態のまま、ネット(2c)の移動にともな
い、後から前へ、すなわち空気入口(4) 上方から回収物
排出口(3) 上方へと移動する。
【0017】回収物排出口(3) の上方においては、プラ
スチックシート類(D) は、上向きに噴出されるダスト含
有空気の影響を受けなくなり、かつ吹出管(9) の吹出口
(9a)から下向きに吹き込まれる空気の影響を受けるの
で、ネット(2c)に押し当てられていたプラスチックシー
ト類(D) はネット(2c)からシュート(8) 内に落下する。
そして、シュート(8) 内においては回転軸(11a) が回転
しており、2枚の羽根(11b) が水平になった状態におい
ては、シュート(8) の下部が塞がれ、回収室(1)内の圧
力が著しく低下するのが防止され、かつ、プラスチック
シート類(D) が、バルブ(11)のごみ掻き出し羽根(11b)
により回収室(1) 外部に掻き出されるようになされてい
る。このようにしてダスト含有空気中に含まれたプラス
チックシート類(D) が回収される。なお、ゴム製シール
部材(10)によってネット(2c)の網目より大きいごみが回
収室(1) の上側へ侵入してダスト含有空気とともにバグ
フィルタへと送られるのが防止されている。また、前の
シール部材(10)はネット(2c)についているプラスチック
シート類(D) を掻き落とす役割をも果たす。
スチックシート類(D) は、上向きに噴出されるダスト含
有空気の影響を受けなくなり、かつ吹出管(9) の吹出口
(9a)から下向きに吹き込まれる空気の影響を受けるの
で、ネット(2c)に押し当てられていたプラスチックシー
ト類(D) はネット(2c)からシュート(8) 内に落下する。
そして、シュート(8) 内においては回転軸(11a) が回転
しており、2枚の羽根(11b) が水平になった状態におい
ては、シュート(8) の下部が塞がれ、回収室(1)内の圧
力が著しく低下するのが防止され、かつ、プラスチック
シート類(D) が、バルブ(11)のごみ掻き出し羽根(11b)
により回収室(1) 外部に掻き出されるようになされてい
る。このようにしてダスト含有空気中に含まれたプラス
チックシート類(D) が回収される。なお、ゴム製シール
部材(10)によってネット(2c)の網目より大きいごみが回
収室(1) の上側へ侵入してダスト含有空気とともにバグ
フィルタへと送られるのが防止されている。また、前の
シール部材(10)はネット(2c)についているプラスチック
シート類(D) を掻き落とす役割をも果たす。
【0018】なお、空気入口(4) は、ネット(2c)の水平
部分にのみ位置しているので、ネットコンベヤ(2) の後
方へプラスチックシート類(D) が送られることがなく後
のシール部材(10)の下方にプラスチックシート類(D) が
たまることがない。
部分にのみ位置しているので、ネットコンベヤ(2) の後
方へプラスチックシート類(D) が送られることがなく後
のシール部材(10)の下方にプラスチックシート類(D) が
たまることがない。
【0019】本発明の回収装置の構成は上記の実施形態
のものには限られるものではなく、適宜変更可能であ
る。
のものには限られるものではなく、適宜変更可能であ
る。
【図1】本発明の1実施形態の粗大ごみ処理施設におけ
るプラスチックシート類の回収装置の断面図である。
るプラスチックシート類の回収装置の断面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】同回収装置の平面図である。
(1) 密閉状回収室 (2) ネットコンベヤ (2c) ネット (3) 回収物排出口 (4) 空気入口 (5) 空気出口 (D) プラスチックシート類
Claims (1)
- 【請求項1】 粗大ごみ処理施設において風力選別機か
らバグフィルタへ送られるダスト含有空気中のプラスチ
ックシート類を回収する装置であって、 一端側下壁に空気入口を有しかつ一端側上壁に空気出口
を有する回収室と、回収室の他端側下壁に設けられた回
収物排出口と、回収室内に一端側から他端側にわたって
配されたネットコンベヤとを備え、 ネットコンベヤのネットが下側部分において一端側から
他端側へ移動するようになされており、空気入口から回
収室内に吹き込まれたダスト含有空気中のプラスチック
シート類が、空気入口の上方でネットの下面に押し当て
られて回収物排出口上方へ移動され、回収物排出口上方
においてネットから落下して回収物排出口から回収室外
部へと排出されるようになされている、 粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10220078A JP2000042493A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10220078A JP2000042493A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000042493A true JP2000042493A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16745598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10220078A Withdrawn JP2000042493A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 粗大ごみ処理施設におけるプラスチックシート類の回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000042493A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004105966A1 (en) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Instalmec Srl | Apparatus and method to separate materials having different granulometry |
US7063213B2 (en) | 2002-07-22 | 2006-06-20 | Mba Polymers, Inc. | Mediating electrostatic separation |
KR100799849B1 (ko) | 2004-12-27 | 2008-01-31 | 손영배 | 풍력과 중력을 이용한 플라스틱 플러프와 후레이크의 건식선별장치 |
CN106269507A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-01-04 | 金川集团股份有限公司 | 一种触媒筛分的系统及方法 |
JP2018114505A (ja) * | 2018-05-01 | 2018-07-26 | 株式会社リョーシン | 風力選別システム |
CN109772690A (zh) * | 2019-03-07 | 2019-05-21 | 湖南湘瓷实业有限公司 | 一种陶瓷加工用超微细黑色颜料加工用废料回收装置 |
-
1998
- 1998-08-04 JP JP10220078A patent/JP2000042493A/ja not_active Withdrawn
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