JP2000042427A - 軟水化処理方法 - Google Patents

軟水化処理方法

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JP2000042427A JP10350706A JP35070698A JP2000042427A JP 2000042427 A JP2000042427 A JP 2000042427A JP 10350706 A JP10350706 A JP 10350706A JP 35070698 A JP35070698 A JP 35070698A JP 2000042427 A JP2000042427 A JP 2000042427A
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Toshihiro Kayahara
敏広 茅原
Kazuhiro Tateno
一博 舘野
Kozo Nomura
耕造 野村
Saburo Nakamura
三郎 中村
Yoshiyuki Fukuoka
好之 福岡
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Miura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般家庭における特定の使用場所においても
利用できる軟水器の実現を可能とする軟水化処理方法を
提供する。 【解決手段】 イオン交換樹脂1を充填した樹脂収容部
2により原水を軟水化する処理方法であって、前記樹脂
収容部2の底部から原水を上向流として通水する通水工
程と、飽和塩水と原水とを混合した所定濃度の塩水を前
記樹脂収容部2内に流下させる再生工程と、塩水の流下
を停止し、原水のみを前記樹脂収容部2内へ流下させる
水洗工程とからなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イオン交換樹脂
を使用する軟水化処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、原水を軟水とする軟水化
処理は、従来から種々の軟水器により行われている。従
来の軟水器は、工業用にあっては、通水工程,逆洗工
程,塩水再生工程,水洗工程および補水工程の5サイク
ル制御により行われている。また、近年開発された家庭
用軟水器にあっては、逆洗工程を省略した4サイクル制
御により行われている。
【0003】ところで、前記工業用の5サイクル制御の
軟水器は、装置全体が大きいため、一般家庭用としては
適用できないものであり、また前記家庭用の4サイクル
制御の軟水器は、一般家庭用として適用され、充分その
機能を発揮している。
【0004】しかしながら、一般家庭において、さらに
特定の使用場所,たとえば風呂専用として利用できる軟
水器が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記に鑑
み、一般家庭における特定の使用場所においても利用で
きる軟水器の実現を可能とする軟水化処理方法を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、イオン交換樹脂を充填した樹脂収容部により
原水を軟水化する処理方法であって、前記樹脂収容部の
底部から原水を上向流として通水する通水工程と、飽和
塩水と原水とを混合した所定濃度の塩水を前記樹脂収容
部内に流下させる再生工程と、塩水の流下を停止し、原
水のみを前記樹脂収容部内へ流下させる水洗工程とから
なることを特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、排水を排
水ラインの大気開放部から大気開放して流出させながら
再生工程および水洗工程を行うことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この発明は、イオン交換樹脂を充填し
た樹脂収容部を使用して、水道水等の硬水を軟水とする
軟水化処理において、好適に実施できる。この発明の軟
水化処理方法にあっては、塩水供給部と原水供給部とを
備えるとともに、以下の3サイクル工程によって、軟水
化処理を行う。
【0009】まず、通水工程について説明する。この工
程では、原水を前記樹脂収容部の底部から上向流として
通水し、前記イオン交換樹脂の作用によって軟水化す
る。
【0010】つぎに、再生工程について説明する。この
工程では、前記塩水供給部から飽和塩水を流下させると
ともに、原水供給部から原水を流下させ、これらの飽和
塩水と原水とを混合し、所定濃度の塩水とする。この塩
水を所定時間、前記樹脂収容部内に流下させて、前記イ
オン交換樹脂の再生を行う。
【0011】つぎに、水洗工程について説明する。この
工程では、前記再生工程における飽和塩水の流下を停止
し、前記原水供給部から原水のみを前記樹脂収容部内に
流下させ、前記イオン交換樹脂内に残留する塩分を押し
出して洗浄する。
【0012】また、この軟水化処理においては、前記再
生工程時および前記水洗工程時、それぞれ排水を排水ラ
インに設けられた大気開放部から大気開放して流出させ
る。これにより、空気が軟水ラインを介して前記樹脂収
容部内へ混入することなく、前記イオン交換樹脂の再生
および水洗が効率よく行われる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。この発明の実施例を示す図1につ
いて説明する。図1は、この発明の一実施例を示す軟水
器の主要構成部の配置状態を示す概略説明図である。
【0014】図1において、イオン交換樹脂1を充填し
た樹脂収容部2と、原水を貯留する原水タンク部3と、
このイオン交換樹脂1を再生するための飽和塩水を貯留
する塩水タンク部4とが並列状態に設けられるととも
に、本体ケース5内に収容されている。そして、前記原
水タンク部3の原水オーバーフロー部6を前記イオン交
換樹脂1の充填層上端より上方位置に設けている。
【0015】そして、前記樹脂収容部2の下部に原水ラ
イン7を接続するとともに、前記樹脂収容部2の上部に
軟水ライン8を接続している。この軟水ライン8には、
活性炭等を収容した浄水部9が設けられている。また、
前記原水タンク部3の下部と前記原水ライン7とを給水
ライン10で接続するとともに、前記原水タンク部3の
下部と前記塩水タンク部4の下部とを補給水ライン11
で接続している。この補給水ライン11の出口端は、前
記塩水タンク部4内の所定高さの位置に設けられてい
る。さらに、前記樹脂収容部2の上部と前記塩水タンク
部4の下部とを塩水流下ライン12で接続するととも
に、前記原水タンク部3の下部と前記塩水流下ライン1
2とを原水流下ライン13で接続している。
【0016】つぎに、前記樹脂収容部2の下部には、排
水ライン14が接続されている。また、前記原水オーバ
ーフロー部6と前記排水ライン14とを原水オーバーフ
ローライン15で接続している。さらに、前記塩水タン
ク部4の上部と前記原水オーバーフローライン15とを
塩水オーバーフローライン16で接続している。
【0017】前記構成により、前記樹脂収容部2の底部
から原水を上向流として通水する通水工程と、飽和塩水
と原水とを混合した所定濃度の塩水を前記樹脂収容部2
内に流下させる再生工程と、塩水の流下を停止し、原水
のみを前記樹脂収容部2内へ流下させる水洗工程とから
なる軟水化処理が行われる。
【0018】つぎに、図1に示す実施例の配管接続状態
を図2に基づいて詳細に説明する。
【0019】図2において、イオン交換樹脂1を充填し
た樹脂収容部2と、原水を貯留する原水タンク部3と、
前記イオン交換樹脂1を再生するための飽和塩水を貯留
する塩水タンク部4とが並列状態に設けられている。そ
して、前記樹脂収容部2の下部に原水入口部17を設
け、この原水入口部17に原水ライン7を接続してい
る。この原水ライン7には、軟水生成を行う軟水化処理
時と軟水生成をしない非処理時との切換えを行うための
切換弁(三方弁)18が設けられている。この切換弁1
8は、いわゆる一時止水切換弁であり、使用者が、水を
使用しないときは、中立位置に切り換えて止水を行うも
のである。また、前記樹脂収容部2の上部に軟水出口部
19を設け、この軟水出口部19に軟水ライン8を接続
している。この軟水ライン8には、前記軟水出口部19
方向への流れを阻止する第一逆止弁20と活性炭等を収
容した浄水部9とが上流側から順次設けられている。前
記浄水部9および前記第一逆止弁20の位置は、逆の順
番,すなわち上流側から前記浄水部9,前記第一逆止弁
20の順番であってもよい。
【0020】そして、前記切換弁18と前記軟水ライン
8とをバイパスライン21で接続している。このバイパ
スライン21と前記軟水ライン8との第一接続地点22
は、前記浄水部9の下流側となっている。前記バイパス
ライン21は、前記イオン交換樹脂1の再生中における
断水を回避するものである。使用者が、前記切換弁18
を非処理時側,すなわち原水が、前記バイパスライン2
1の方へ流れるように切り換えると、原水が、前記バイ
パスライン21および前記軟水ライン8を介して硬水の
状態で系外へ供給される。
【0021】そして、前記原水タンク部3の下部と前記
原水ライン7とを給水ライン10で接続している。この
給水ライン10と前記原水ライン7との第二接続地点2
3は、前記切換弁18の上流側となっている。そして、
前記給水ライン10には、給水弁24および定流量弁2
5が上流側から順次設けられている。また、前記原水タ
ンク部3の下部と前記塩水タンク部4の下部とを補給水
ライン11で接続している。この補給水ライン11の出
口端は、前記塩水タンク部4内の所定高さの位置に設け
られている。そして、前記補給水ライン11には、補給
水弁26と前記原水タンク部3方向への流れを阻止する
第二逆止弁27とが上流側から順次設けられている。
【0022】そして、前記塩水タンク部4の下部と前記
軟水出口部19とを塩水流下ライン12で接続してお
り、この実施例においては、前記第一逆止弁20の上流
側において、前記軟水ライン8に合流した状態で接続し
ている。この塩水流下ライン12には、塩水弁28と前
記塩水タンク部4方向への流れを阻止する第三逆止弁2
9とが上流側から順次設けられている。また、前記原水
タンク部3の下部と前記塩水流下ライン12とを原水流
下ライン13で接続している。この原水流下ライン13
と前記塩水流下ライン12との第三接続地点30は、前
記第三逆止弁29の下流側となっている。そして、前記
原水流下ライン13には、原水弁31と前記原水タンク
部3方向への流れを阻止する第四逆止弁32とが上流側
から順次設けられている。
【0023】そして、前記原水入口部17には、排水ラ
イン14が接続されており、この実施例においては、前
記切換弁18の下流側において、前記原水ライン7から
分岐した状態で接続されている。この排水ライン14に
は、排水弁33および大気開放部34が上流側から順次
設けられている。この大気開放部34は、この実施例に
おいては、前記イオン交換樹脂1の充填層上端と同じ高
さの位置に設けられているが、この大気開放部34を前
記イオン交換樹脂1の充填層上端より上方位置に設けて
もよい。
【0024】さて、前記原水タンク部3の原水オーバー
フロー部6を前記イオン交換樹脂1の充填層上端より上
方位置に設けている。すなわち、前記原水タンク部3の
容量の制限は、特になく、単に前記原水オーバーフロー
部6を前記イオン交換樹脂1の充填層上端より上方位置
に設けることができる程度に前記原水タンク部3の高さ
があればよい。これにより、前記原水タンク部3の水平
方向の断面積が減少して、結果として、前記原水タンク
部3の容量を小さくすることができる。したがって、軟
水器をコンパクトにすることができる。
【0025】そして、前記原水オーバーフロー部6と前
記排水ライン14とを原水オーバーフローライン15で
接続している。この原水オーバーフローライン15と前
記排水ライン14との第四接続地点35は、前記大気開
放部34の下流側となっている。ここで、前記原水オー
バーフローライン15は、図2に示すように、装置内で
前記排水ライン14と接続せずに、系外へ排出するよう
にしてもよい。この場合、系外において、前記原水オー
バーフローライン15の下流端と前記排水ライン14の
下流端とを近接した場所に配置し、再生工程時および水
洗工程時において、塩化物を含んだ排水が原水で希釈さ
れるようにする。
【0026】また、前記塩水タンク部4の塩水オーバー
フロー部36を前記塩水タンク部4の上部に設けてい
る。そして、この塩水オーバーフロー部36と前記原水
オーバーフローライン15とを塩水オーバーフローライ
ン16で接続している。前記塩水タンク部4内には、塩
37が適宜投入され、この塩37は、前記原水タンク部
3から前記補給水ライン11を介して前記塩水タンク部
4へ供給される原水に溶解して飽和塩水を生成する。
【0027】さらに、前記給水弁24,前記補給水弁2
6,前記塩水弁28,前記原水弁31および前記排水弁
33は、一体に構成されるとともに、制御器(図示省
略)に信号線(図示省略)を介して接続された駆動モー
タ(図示省略)の作動により、通水工程,再生工程,水
洗工程および外部洗浄工程の各工程時において、それぞ
れ開閉動作を行う。
【0028】つぎに、前記実施例における軟水器の制御
方法について、図2を用いて説明する。以下の説明にお
いて、制御器(図示省略)によって行われる前記各弁
(給水弁24,補給水弁26,塩水弁28,原水弁31
および排水弁33)を開閉させる駆動モータ(図示省
略)の作動についての詳細な説明を省略する。
【0029】まず、通水工程について説明する。この通
水工程中において、前記各弁24,26,28,31,
33は、閉弁されている。使用者が、切換弁18を軟水
化処理時側,すなわち原水が樹脂収容部2の方へ流れる
ように切り換えると、原水が、原水ライン7を介して前
記樹脂収容部2の下部に設けられた原水入口部17から
上向流として通水される。この通水過程において、原水
は、前記樹脂収容部2内のイオン交換樹脂1の作用によ
り軟水化され、軟水として、前記樹脂収容部2の上部に
設けられた軟水出口部19から軟水ライン8を介して系
外へ供給される。また、この軟水ライン8を通過すると
きに、途中に設けられた浄水部9の作用により、軟水中
に含まれる塩素等の除去も行われる。
【0030】つぎに、再生工程について説明する。この
再生工程は、通水時間が所定時間に達した後,あるいは
所定量の通水が行われた後に行われる。まず、前記給水
弁24を開弁すると、原水が、定流量弁25の作用によ
って、一定流量で給水ライン10を介して原水タンク部
3へ流入する。そして、この原水タンク部3の水位が上
昇し、原水オーバーフロー部6まで達すると、原水は、
原水オーバーフローライン15を介してオーバーフロー
する。
【0031】そして、前記補給水弁26,前記塩水弁2
8,前記原水弁31および前記排水弁33を開弁する
と、塩水タンク部4内の飽和塩水が、塩水流下ライン1
2を流下する。これと同時に、前記原水タンク部3内の
原水が、原水流下ライン13を流下することにより、第
三接続地点30において、飽和塩水と原水とが混合して
所定濃度の塩水となる。そして、この塩水が、前記樹脂
収容部2の上部から流下して前記イオン交換樹脂1を再
生する。再生後の塩水,すなわち排水は、排水ライン1
4を流下し、前記のように前記原水オーバーフローライ
ン15を流下する原水と、第四接続地点35において混
合される。この結果、排水中の塩化物の濃度が下げら
れ、前記排水ライン14を介して系外へ排出される。
【0032】前記再生工程中、一定流量の原水が、常に
前記原水タンク部3へ供給されるとともに、前記原水タ
ンク部3内の原水が、水頭圧差を利用して、補給水ライ
ン11を介して前記塩水タンク部4へ供給される。これ
により、前記のような重力再生を行うために必要な前記
原水タンク部3および前記塩水タンク部4の前記樹脂収
容部2との水頭圧差が、常に維持(確保)され、この水
頭圧差によって、前記のような前記イオン交換樹脂1の
再生が行われる。
【0033】また、大気開放部34を前記イオン交換樹
脂1の充填層上端と同じ高さに設けており、前記樹脂収
容部2内の全体に水が満たされている。これにより、塩
水が、前記樹脂収容部2内に均一に拡散した状態で流下
するとともに、前記樹脂収容部2の上部から流入する塩
水の流量と、前記樹脂収容部2の下部から流下する排水
の流量とが同じになる。したがって、空気が前記軟水ラ
イン8を介して前記樹脂収容部2内へ混入することな
く、前記イオン交換樹脂1の再生が効率よく行われる。
【0034】つぎに、水洗工程について説明する。前記
再生工程を所定時間行った後、前記補給水弁26および
前記塩水弁28を閉弁すると、前記原水タンク部3内の
原水のみが、前記原水流下ライン13および前記塩水流
下ライン12を介して前記樹脂収容部2の上部から流下
し、前記イオン交換樹脂1内に残留する塩分を押し出し
て水洗する。一方、前記原水タンク部3からの原水のオ
ーバーフローは、前記再生工程から継続している。した
がって、水洗後の原水,すなわち排水は、前記原水オー
バーフローライン15を流下する原水と、前記第四接続
地点35において混合される。この結果、排水中の塩化
物の濃度が下げられ、前記排水ライン14を介して系外
へ排出される。
【0035】前記水洗工程中、前記再生工程時と同様
に、一定流量の原水が、常に前記原水タンク部3へ供給
される。これにより、前記原水タンク部3の水位が、常
に前記イオン交換樹脂1の充填層上端より上方に維持さ
れ、この水位差に伴う水頭圧差によって、前記のような
前記イオン交換樹脂1の水洗が行われる。また、この水
洗工程時においても、前記再生工程時に説明したことと
同様の理由から、前記大気開放部34を設けることによ
り、空気が前記軟水ライン8を介して前記樹脂収容部2
内へ混入することなく、前記イオン交換樹脂1の水洗が
充分に行われる。
【0036】つぎに、外部洗浄工程について説明する。
前記水洗工程を所定時間行った後、前記原水弁31およ
び前記排水弁33を閉弁すると、前記原水タンク部3か
ら原水が、前記原水オーバーフローライン15および前
記排水ライン14を介して系外へ排出され、風呂場の床
面等に残留する塩化物を洗い流す。これにより、風呂場
の床面等の腐食を効果的に防止することができる。そし
て、この外部洗浄を所定時間行った後、前記給水弁24
を閉弁し、前記通水工程に戻る。
【0037】しかしながら、この外部洗浄工程は、必須
のものではない。すなわち、前記水洗工程での排水中の
塩化物濃度が高く、一般家庭の風呂等において、この排
水を系外へ排出した結果、前記塩化物が残留すると、風
呂場の床面,壁面,排水口,あるいは配水管が腐食され
るおそれがある場合に実施されるものである。たとえ
ば、前記水洗工程において、排水中の塩化物の濃度が充
分に低下していれば、前記のような腐食のおそれはな
く、したがって前記外部洗浄工程を省略することができ
る。
【0038】ここで、前記外部洗浄工程を省略した場合
は、前記水洗工程を所定時間行った後、前記給水弁2
4,前記原水弁31および前記排水弁33を閉弁し、前
記通水工程に戻る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一般
家庭における特定の使用場所においても利用できる軟水
器の実現を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す軟水器の主要構成部
の配置状態を示す概略説明図である。
【図2】この発明の一実施例を示す軟水器の配管接続状
態を詳細に示す説明図である。
【符号の説明】
1 イオン交換樹脂 2 樹脂収容部 3 原水タンク部 4 塩水タンク部 6 原水オーバーフロー部 8 軟水ライン 9 浄水部 14 排水ライン 34 大気開放部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 三郎 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 福岡 好之 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 Fターム(参考) 4D025 AA02 AA08 AA10 BB11 BB15 BB19 CA01 CA07 CA10 DA03 DA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン交換樹脂1を充填した樹脂収容部
    2により原水を軟水化する処理方法であって、前記樹脂
    収容部2の底部から原水を上向流として通水する通水工
    程と、飽和塩水と原水とを混合した所定濃度の塩水を前
    記樹脂収容部2内に流下させる再生工程と、塩水の流下
    を停止し、原水のみを前記樹脂収容部2内へ流下させる
    水洗工程とからなることを特徴とする軟水化処理方法。
  2. 【請求項2】 排水を排水ライン14の大気開放部34
    から大気開放して流出させながら再生工程および水洗工
    程を行うことを特徴とする請求項1に記載の軟水化処理
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209067A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Miura Co Ltd 軟水化装置内蔵型給湯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209067A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Miura Co Ltd 軟水化装置内蔵型給湯器

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