JP2000040627A - コモンモードチョークコイル - Google Patents

コモンモードチョークコイル

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Publication number
JP2000040627A
JP2000040627A JP10242490A JP24249098A JP2000040627A JP 2000040627 A JP2000040627 A JP 2000040627A JP 10242490 A JP10242490 A JP 10242490A JP 24249098 A JP24249098 A JP 24249098A JP 2000040627 A JP2000040627 A JP 2000040627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrite core
choke coil
common mode
mode choke
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP10242490A
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English (en)
Inventor
Koki Hyodo
弘毅 兵藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【諜題】 フェライトコアの巻線作業を容易に自動化で
き、コモンモードチョークコイルを安価に製造すること
ができる。 【解決手段】 フェライトコア2を2分割し、各フェラ
イトコア2にマグネットワイヤ3を巻回して巻線部3a
を形成する。巻線された各フェライトコア2を樹脂ケー
ス4内に合体させるようにして収納する。フェライトコ
ア2が2分割されることによって、巻線作業が容易にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具等の電波
雑音(ノイズ)を低減するために使用されるコモンモー
ドチョークコイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ノイズフィルター用のコモンモー
ドチョークコイルは、リング状のフェライトコアに必要
であれば絶縁キャップを介して巻線が巻回された状態で
樹脂ケース内に挿入された後、樹脂モールドして固定さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものにあっては、フェライトコアがリング状であるため
フェライトコアへの巻線は、手作業に頼らざるをえなか
った。そのため、チョークコイルの製造工程が複雑とな
り、安価に製造することができないという問題点があっ
た。そこで、本発明は上記した従来技術の欠点に鑑み、
フェライトコアを2分割することによって、フェライト
コアへの巻線作業が容易に自動化でき、もってコモンモ
ードチョークコイルを安価に製造できることを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明はフェライトコアに巻線を巻回してなる
コモンモードチョークコイルであって、前記フェライト
コアが2分割された状態でケース内に保持されたことを
特徴とするコモンモードチョークコイルを要旨とするも
のである。
【0005】この発明によれば、フェライトコアへの巻
線作業が自動化でき、コモンモードチョークコイルを安
価に製造することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、コモンモードチョークコイル
の分解図であって、一対のフェライトコア2は合体する
と中空円筒体を形成するように2分割されており、各フ
ェライトコア2にはマグネットワイヤ3が巻回されて、
巻線部3aが形成されている。この各フェライトコア2
への巻線作業はフェライトコア2が2分割されているた
め、機械による自動巻線を非常に容易化することができ
る。
【0007】4は有底筒状の樹脂ケースであって、ケー
ス4内に前記巻線が巻回された各フェライトコア2が中
空筒体を構成した状態で収納されている。樹脂ケース4
の内面には、フェライトコア2が収納された際、互いの
フェライトコア2の分割面2aが密着しうるように、内
方に向った突起5が2カ所形成されている。この突起5
によって、フェライトコア2はその収納位置が保持され
る。突起5の上方には傾斜面5aが形成されており、フ
ェライトコア2のケース4内への挿入ガイドの役目を果
たしている。また、ケース4の円筒壁にはそれぞれのマ
グネットワイヤ3が挿通されるマグネットワイヤ挿通用
のスロット6が形成されている。ケース4内にフェライ
トコア2が収納された後に、カバー7をケース4の開放
部にかぶせることによって、ケース4内は閉塞されて、
コモンモードチョークコイル1が完成される。ここで、
本実施例においては、絶縁キャップ等を使用しない場合
について説明したが、絶縁キャップ等を使用する場合に
おいては、分割されたフェライトコア2の各々に絶縁キ
ャップ等を介してマグネットワイヤ3を巻回すればよ
い。なお、フェライトコア2をケース4内に突起5によ
って密着させると共に位置保持しているが、密着させる
方法としては接着でもよく、また位置保持の方法として
は、分割されたフェライトコア2を密着させた状態で樹
脂モールドによってケース4内に保持してもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明のコモンモードチョークコイルに
おいては、従来中空円筒形の一体であったフェライトコ
アを2分割することによって、フェライトコアへの巻線
作業を容易に自動化することができ、それによって、チ
ョークコイルを安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すコモンモードチョークコ
イルの分解図である。
【図2】図1のコモンモードチョークコイルの断面図で
ある。
【符号の説明】
1 … コモンモードチョークコイル 2 … フェライトコア 3 … マグネットワイヤ 3a … 巻線部 4 … 樹脂ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライトコアに巻線を巻回してなるコ
    モンモードチョークコイルであって、前記フェライトコ
    アが2分割された状態でケース内に保持されたことを特
    徴とするコモンモードチョークコイル。
JP10242490A 1998-07-24 1998-07-24 コモンモードチョークコイル Pending JP2000040627A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010118571A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Tamura Seisakusho Co Ltd インダクタ

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JP2010118571A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Tamura Seisakusho Co Ltd インダクタ

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