JP2000038679A - 堆積膜形成方法および堆積膜形成装置 - Google Patents

堆積膜形成方法および堆積膜形成装置

Info

Publication number
JP2000038679A
JP2000038679A JP10221071A JP22107198A JP2000038679A JP 2000038679 A JP2000038679 A JP 2000038679A JP 10221071 A JP10221071 A JP 10221071A JP 22107198 A JP22107198 A JP 22107198A JP 2000038679 A JP2000038679 A JP 2000038679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
film forming
substrate
space
frequency power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10221071A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Fujioka
靖 藤岡
Akira Sakai
明 酒井
Shotaro Okabe
正太郎 岡部
Yuzo Koda
勇蔵 幸田
Tadashi Sawayama
忠志 澤山
Masahiro Kanai
正博 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10221071A priority Critical patent/JP2000038679A/ja
Publication of JP2000038679A publication Critical patent/JP2000038679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、VHF周波数の高周波電力を用いて
半導体膜を形成する場合の問題点を解決し、大面積にわ
たって高速に、高品質で優れた均一性を有し、欠陥の少
ない優れた特性を有する堆積膜を形成することができる
堆積膜形成方法および堆積膜形成装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】本発明は、成膜空間内に原料ガスを導入
し、高周波電力を印加してプラズマCVD法により前記
成膜空間内を移動する基板上に半導体膜を堆積する堆積
膜形成方法または堆積膜形成装置において、前記高周波
電力をVHF周波数の高周波電力とし、該高周波電力を
前記基板移動方向に前記成膜空間内の複数箇所から印加
し、前記基板上に半導体膜を堆積することを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に半導体薄
膜の積層膜を連続的に製造する堆積膜形成方法および装
置に関し、例えば薄膜太陽電池に用いるアモルファスシ
リコン、アモルファスシリコンゲルマニウム、アモルフ
ァス炭化シリコン、微結晶シリコン等の非単結晶シリコ
ン系半導体積層膜をプラズマCVD法によって連続的に
製造する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Si系非単結晶半導体は単結晶半導体よ
りも製造コストが安い等の利点があるため、太陽電池を
始めとする光電変換素子等の半導体層として注目を集め
ている。特に、アモルファスシリコン(a−Si)を用
いた太陽電池は、フォスフィン(PH3)、ジボラン
(B26)等のドーパントガスとなる元素を含む原料ガ
スを主原料ガスであるシラン等に混合してグロー放電分
解することにより所望の導電型を有する半導体膜が得ら
れ、所望の基板上にこれらの半導体膜を順次積層形成す
ることによって容易に半導体接合が形成でき、単結晶シ
リコン、多結晶シリコンを用いた場合よりもかなり安価
に製造できる。このような非単結晶半導体を用いた素子
を実用化するためには、良好な特性を有する半導体薄膜
を再現性良く、しかも高速に成膜する方法が要求され
る。特に、大面積の太陽電池を製造するためには、上記
要求を満たすことは必須であるといえる。
【0003】グロー放電分解を行って堆積膜を形成する
際には、主に13.56MHz等のRF(ラジオ周波
数)グロー放電分解法が広く利用されている。この方法
は、高品質の半導体膜を成膜するには適しているもの
の、成膜速度を大きくすることが困難である。従って、
RFグロー放電分解法は、大面積の太陽電池を大量生産
するために充分な方法であるとまではいえない。一方、
高速で高品質の堆積膜を形成しうる方法として、マイク
ロ波を用いたプラズマプロセスが注目されている。マイ
クロ波は波長が短いため、RFを用いた場合より成膜室
内での電力密度を高めることが可能であり、プラズマを
効率よく発生させ、持続させることに適している。しか
しながら、マイクロ波は波長が短いため、プラズマ密度
の不均一性が生じ易く、その制御が困難であるという問
題点を有している。
【0004】上述したような問題点を同時に解決する方
法として、VHF周波数の高周波電力を用いて半導体膜
を形成するプラズマプロセスによる半導体膜の成膜法が
ある。近年、VHF周波数を用いたプラズマCVD法が
注目されている。例えば、Amorphous Sil
icon Technology 1992 p15〜
p26(Materials Research So
cietySymposium Proceeding
s Volume258)には、放電周波数を13.5
6MHzのRFからVHF周波数にすることによって、
成膜速度を格段に高めることができ、高速で良好な堆積
膜を形成可能になると報告されている。かかる成膜法を
用いることによって、マイクロ波を用いた場合と同等の
スピードで、RFグロー放電分解法同様の膜質を実現す
ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VHF周波
数の高周波電力を成膜室内に導入しようとする場合、ア
ンテナを用いるのが実用的である。しかしながら、ロー
ル・ツー・ロール方式などで長尺状の基板上に半導体膜
を形成する場合に、一本のアンテナを用いて成膜室内に
VHF周波数の高周波電力を導入すると、以下のような
問題点が生じる。即ち、生産性を高めるために基板送り
速度を大きくすると、必然的に成膜室を大きくせざるを
えず、プラズマが不均一となり、成膜速度分布や膜特性
分布などのムラが大きくなる。その結果、半導体膜の特
性、ひいては素子特性が低下してしまうという問題が生
じる。
【0006】そこで、本発明は、VHF周波数の高周波
電力を用いて半導体膜を形成する場合の上記課題を解決
し、大面積にわたって高速に、高品質で優れた均一性を
有し、欠陥の少ない優れた特性を有する堆積膜を形成す
ることができる堆積膜形成方法および堆積膜形成装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、堆積膜形成方法および堆積膜形成装置
を、つぎのように構成したことを特徴とするものであ
る。すなわち、本発明の堆積膜形成方法は、成膜空間内
に原料ガスを導入し、高周波電力を印加してプラズマC
VD法により前記成膜空間内を移動する基板上に半導体
膜を堆積する堆積膜形成方法において、前記高周波電力
をVHF周波数の高周波電力とし、該高周波電力を前記
基板移動方向に前記成膜空間内の複数箇所から印加し、
前記基板上に半導体膜を堆積することを特徴としてい
る。また、本発明の堆積膜形成方法は、前記成膜空間内
の複数箇所からの印加は、1つの電源から分割した高周
波電力によって行われることを特徴としている。また、
本発明の堆積膜形成方法は、前記成膜空間内の複数箇所
からの印加は、前記成膜空間外で1つの電源から分割し
た高周波電力によって行われることを特徴としている。
また、本発明の堆積膜形成方法は、前記基板が長尺状基
板であることを特徴としている。また、本発明の堆積膜
形成方法は、前記半導体膜がシリコン系非単結晶半導体
膜であることを特徴としている。また、本発明の堆積膜
形成方法は、前記シリコン系非単結晶半導体膜を、放電
による分解率の異なる複数の混合ガスを原料ガスとして
形成することを特徴としている。
【0008】また、本発明の堆積膜形成装置は、少なく
とも成膜空間と、該成膜空間への原料ガス導入手段と、
該成膜空間内に導入された原料ガスを分解するための高
周波電力の印加手段とを備え、プラズマCVD法により
前記成膜空間内を移動する基板上に半導体膜を堆積する
堆積膜形成装置において、前記高周波電力の印加手段
が、VHF周波数の高周波電力を放射するアンテナであ
り、該アンテナが前記成膜空間内で前記基板の移動方向
に複数設けられていることを特徴としている。また、本
発明の堆積膜形成装置は、前記アンテナヘの高周波電力
の供給が、1つの電源から分割して供給されるように構
成されていることを特徴としている。また、本発明の堆
積膜形成装置は、前記アンテナヘの高周波電力の供給
が、前記成膜空間外で1つの電源から分割して供給され
るように構成されていることを特徴としている。また、
本発明の堆積膜形成装置は、前記基板が長尺状基板であ
ることを特徴としている。また、本発明の堆積膜形成装
置は、前記半導体膜がシリコン系非単結晶半導体膜で形
成されていることを特徴としている。また、本発明の堆
積膜形成装置は、前記シリコン系非単結晶半導体膜が、
放電による分解率の異なる複数の混合ガスを原料ガスと
して形成されていることを特徴としている。また、本発
明の堆積膜形成装置は、前記アンテナは、該アンテナの
長手方向と前記成膜空間内に導入された原料ガスの流れ
方向とが交わるように、または、該アンテナの長手方向
と前記基板の移動方向とが交わるように前記成膜空間内
に設けられていることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、上記したように、VH
F周波数の高周波電力を基板移動方向に成膜空間内の複
数箇所から印加し、基板上に半導体膜を堆積するように
構成することによって、一本のアンテナを用いて成膜室
内にVHF周波数の高周波電力を導入した場合のような
問題を生じることなく、上記した本発明の課題を達成す
ることができる。
【0010】以下、図面を用いて本発明の実施の形態を
説明する。図4は堆積膜形成装置の一例で、その図4
(a)は一つの成膜室内にVHFアンテナを一本だけ設
けたものの一例を示す模式的な断面図であり、図4
(b)は基板搬送方向に対する堆積速度の分布を示すグ
ラフである。図4(a)中、401は成膜室、402は
VHFアンテナ、403は基板、404は原料ガスの導
入方向、405はガスの排気方向、406は基板の移動
方向を示す。ここで402のアンテナは帯状基板403
の幅方向に長い棒状の形状で不図示のVHF発振器から
整合回路を介してVHF電力が投入される。図4(a)
に示すように、VHFアンテナ402を一本だけ設ける
と、成膜室401の基板移動方向の寸法が大きくなった
場合に、アンテナ402に垂直な方向に成膜速度分布や
膜特性分布などのムラが大きくなってしまうおそれがあ
る。前述したように、生産性を高めるために基板送り速
度を大きくすると、必然的に成膜室が401の基板移動
方向の寸法が大きくなり、こういった問題が生じ易い。
図4(b)にこのような構成による場合の成膜速度分布
を示す。本例では、基板の移動方向406と垂直にVH
Fアンテナ402を設けているので、基板の移動方向4
06に沿って成膜速度分布が生じることになる。
【0011】このような問題点を解決するために、基板
送り速度の増大に応じて成膜室の数を増やすという方法
が考えられる。図5(a)は、成膜室の数を増やしたも
のの一例を示す模式的な断面図である。図5(a)中、
501a、501bは成膜室、502a、502bはV
HFアンテナ、503は基板、504は原料ガスの導入
方向、505はガスの排気方向、506は基板の移動方
向である。図5(a)に示すように、複数の成膜室50
1a、501bを設け、それぞれの成膜室内にVHFア
ンテナ502a、502bを設けることによって、成膜
速度分布などのムラを抑えることが可能となる。図5
(b)にこのような構成による場合の成膜速度分布を示
す。図4の場合と比較して、成膜速度のムラが抑えられ
ていることがわかる。しかしながら、一つの成膜室の大
きさを制限し、複数の成膜室を設けることによって、ム
ラを抑えることが可能になるが、かかる方法には、次の
ような問題点が残されている。即ち、成膜室の内壁など
の基板503以外の部分に付着する膜が多くなる点や、
アンテナを複数設けることから電源が複数必要となる
点、等である。これらの点は、コストアップにつながる
ため、好ましくない。
【0012】以上のことから、本発明は、図6(a)に
示すように、一つの成膜室内に複数のアンテナを設ける
ことによって、成膜速度分布などのムラを小さくすると
ともに、基板以外への膜の付着を低減するようにしたも
のである。図6(a)はかかる場合の一例を示す模式的
な断面図である。図6(a)中、601は成膜室、60
2a、602bはVHFアンテナ、603は基板、60
4は原料ガスの導入方向、605はガスの排気方向、6
06は基板の移動方向である。図6(a)のようにする
ことによっても、成膜速度分布などのムラを小さくする
ことができる。図6(b)にこのように構成した場合の
成膜速度分布を示す。図4の場合と比較して、成膜速度
のムラが抑えられていることがわかる。
【0013】本発明においては、さらに、アンテナの長
手方向と成膜室内でのガスの流れ方向とが交わるよう
に、或いは、アンテナの長手方向と基板の移動方向とが
交わるようにすることによって、より効果的にムラを抑
制するようにすることができる。また、複数のアンテナ
を用いることによって、特に原料ガス中に複数のガス種
(例えばSiとGe、SiとC等)が含まれている場合
に、製造された半導体薄膜の膜厚方向での組成ムラを低
減できるという顕著な効果がある。複数のアンテナを用
いる場合に、それぞれのアンテナに電源を設けた場合を
図7に示す。図中701〜706は図6の601〜60
6に対応している。また、図中707は真空容器、70
8a、708bは高周波電源(VHF発振器)、709
a、709bはマッチング回路、710は絶縁封止材、
711はシールドボックスを示す。この様に各アンテナ
に対して電源を設けるとコストが高くなるので、複数の
アンテナに一つの電源から電力を供給することが好まし
い。その際、全てのアンテナに一つの電源から電力を供
給することがさらに好ましいが、アンテナの数が多い場
合には、いくつかのアンテナのグループ毎に電源を設け
るようにしてもよい。
【0014】複数のアンテナに一つの電源から電力を供
給する例について以下に説明する。図8(a)は、二本
のアンテナに一つの電源から電力を供給する例を示す模
式的な平面図である。図8(a)中、801は成膜室、
802a、802bはVHFアンテナ、802cはVH
Fアンテナに電力を供給するための導電性部材であり、
本例では、アンテナ802a、802bと一体となって
いる。また、803は基板である。812は分岐点であ
る。本例では、アンテナが複数設けられているので、基
板の長手方向でのムラは低減されている。しかしなが
ら、導電性部材802cが基板803の近傍に設けられ
ており、アンテナ同様の役割を果たしてしまうため、基
板803の幅方向での膜厚ムラを生じてしまうおそれが
ある。このような幅方向で生じうる堆積速度のムラを図
8(b)に示す。図8(b)に示すように、導電性部材
802c近傍で膜厚が厚くなってしまうおそれがある。
また、本例のように分岐点812を成膜空間内に設ける
と、分岐点近傍が加熱し、パワーロスを招く恐れがあ
る。このようなことから、分岐点及び導電性部材は成膜
空間外に設けることが好ましい。
【0015】以下、成膜空間外に分岐点及び導電性部材
を設ける例を図1、図2を用いて説明する。図1、図2
はいずれも成膜空間外に分岐点及び導電性部材を設けた
例を示す模式的な平面図である。図1中、107は真空
容器、101は成膜室、102a、102bはVHFア
ンテナ、102cは導電性部材、103は基板、112
は分岐点、108は電源、110は絶縁部材、111は
シールドボックスである。また図2中、201〜212
は図1の101〜112に対応している。図1、図2に
おいて、成膜室101、201内が成膜空間となってい
る。いずれの例でも、分岐点及び導電性部材を成膜空間
外に設けることによって、アンテナ以外での放電の発生
を防止し、また分岐点近傍での加熱を防いでいる。図
1、図2の違いは分岐点が真空容器の外部で行われる
か、内部で行われるかという点にある。成膜空間外に分
岐点及び導電性部材を設ける方法は、上記に限らない。
例えば、図3(a)〜図3(c)に示すようにすること
ができる。図3(a)では、アンテナ及び導電性部材を
フォーク状に形成し一度に多く分岐している。また、図
3(b)では数回に分けて分岐している。図3(c)で
はアンテナ及び導電性部材をラダー状に形成し分岐した
先で集合している。
【0016】本発明において、プラズマCVD法に用い
る、VHF周波数の高周波電力の周波数としては、従
来、一般的に用いられている13.56MHz等のRF
周波数よりも高く、2.45GHz等のマイクロ波も周
波数よりも低い周波数範囲を指し、好ましくは30MH
z乃至500MHz、より好ましくは100MHz乃至
500MHzの周波数範囲である。その範囲の中でも、
プラズマ密度を高め、堆積速度の向上を望む場合には比
較的高い周波数領域のより長い波長を用い、大面積の均
一性を望む場合には、比較的低い周波数領域を選択して
使用する。
【0017】本発明において、シリコン系非単結晶半導
体膜を堆積させるための原料ガスとしては、具体的にシ
リコン原子を含有するガス化し得る化合物としては、鎖
状または環状シラン化合物が用いられる。具体的には例
えば、SiH4、Si26、SiF4、SiFH3、Si
22、SiF3H、Si38、SiD4、SiHD3
SiH22、SiH3D、SiFD3、SiF22、Si
233(SiF25、(SiF26、(SiF24
Si26、Si38、Si224、Si233、Si
Cl4、(SiCl25、SiBr4、(Si Br25
Si2Cl6、SiHCl3、SiH2Br2、SiH2Cl
2、Si2Cl33などのガス状態のまたは容易にガス化
し得るものが挙げられる。尚、ここで、Dは重水素を表
す。
【0018】また、シリコン系非単結晶半導体として、
非単結晶シリコンゲルマニウムを堆積する際の原料ガス
として、具体的にゲルマニウム原子を含有するガス化し
得る化合物としてはGeH4、GeD4、GeF4、Ge
FH3、GeF22、GeF3H、GeHD3、GeH2
2、GeH3D、Ge26、Ge26等が挙げられる。ま
た、シリコン系非単結晶半導体として、非単結晶炭化シ
リコンを堆積する際の原料ガスとして、具体的に炭素原
子を含有するガス化し得る化合物としてはCH4、C
4、Cn2n+2(nは整数)、Cn2n(nは整数)、
22、C66、CO2、CO等が挙げられる。
【0019】また、半導体膜の価電子制御するためにp
型層またはn型層に導入される物質としては周期率表第
III族原子及び第V族原子が挙げられる。第III族原子導
入用の出発物質として有効に使用されるものとしては、
具体的にはホウ素原子導入用としては、B26、B4
10、B59、B511、B610、B612、B614等の
水素化ホウ素、BF3、BCl3等のハロゲン化ホウ素等
を挙げることができる。このほかにAlCl3、GaC
3、InCl3、TlCl3等も挙げることができる。
特にB26、BF3が適している。第V族原子導入用の
出発物質として有効に使用されるのは、具体的には燐原
子導入用としてはPH3、P24等の水素化燐、PH
4I、PF3、PF5、PCl3、PCl5、PBr3、PB
5、PI3等のハロゲン化燐が挙げられる。このほかA
sH3、AsF3、AsCl3、AsBr3、AsF5、S
bH3、SbF3、SbF5、SbCl3、SbCl5、B
iH3、BiCl3、BiBr3等も挙げることができ
る。特にPH3、PF3が適している。また前記ガス化し
得る化合物をH2、He、Ne、Ar、Xe、Kr等の
ガスで適宜希釈して成膜室に導入しても良い。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらの実施例によって何ら限定されるものではない。 [実施例1]この実施例では、図1に示した構成の本発
明の堆積膜形成製造装置を用いて、ステンレスの長尺基
板上にアモルファスシリコンゲルマニウム半導体膜を堆
積形成した。図1に示した装置において、先ず、長さ5
00m、幅356mm、厚さ0.15mmのステンレス
基板(SUS430−BA)を、不図示の巻き出し室の
コイル状に巻かれたボビンから真空容器107を貫通
し、不図示の巻き取り室のボビンにコイル状に巻き取ら
れるようにセットした。次に、真空容器107と巻き出
し室、巻き取り室の内部を各々排気手段により1Pa以
下に一度真空排気した。引き続き排気を行いながら、真
空容器内部の成膜室101に不図示のガス供給手段に接
続されたガス導入管からHeガスを100sccm導入
し、排気手段の排気能力を調整することで各真空容器の
内圧を100Paに維持した。この状態で、巻き取り室
のボビンに接続された不図示の基板搬送機構により、長
尺基板が毎分600mmの移動速度で連続的に移動する
ようにした。次いで、成膜室101に設けた不図示の基
板加熱ヒータにより、成膜室内で移動する長尺基板10
3が所定の温度になるように加熱した。成膜室101で
基板103が均一に加熱されたら、引き続き加熱しつ
つ、Heガスの導入を停止し、ガス導入管へのガスをS
iH4およびGeH4を含む原料ガスに切り替えた。尚、
SiH4とGeH4放電による分解率が異なり、GeH4
はSiH4に比較して低い高周波電力密度でも分解し易
い。次に、高周波電源(VHF発振器)108からマッ
チング回路109を介し、成膜室101の外部の分岐点
112で2つに分割した後アンテナ102a,102b
にVHF高周波電力を供給し、成膜室内部にグロー放電
を発生させ、原料ガスをプラズマ分解して、連続的に移
動する帯長尺基板103上にアモルファスシリコンゲル
マニウム半導体膜を堆積させた。表1に成膜室における
堆積膜形成条件を示す。
【0021】
【表1】 このような膜堆積を長尺基板の長さ400mにわたって
連続的に行った後、成膜室101への高周波電力の供給
と、原料ガスの導入と、長尺基板の加熱とを停止し、各
室内を十分にパージし、長尺基板と装置内部を充分冷却
した後、装置を大気開放し、巻き取り室のボビンに巻か
れた膜が堆積された長尺基板を取り出した。長尺基板上
に堆積した膜の基板幅方向の膜厚分布を触針式の段差測
定器によって測定したところ、基板幅356mmにわた
り堆積膜の膜厚は±5%の範囲に入っており、基板幅方
向に高い膜厚均一性が得られていると確認された。ま
た、本発明の装置で形成した半導体堆積膜の上に、半透
明電極として膜厚5nmのCr薄膜を直径6mmに公知
の電子ビーム蒸着法で形成し、ステンレス基板とCr電
極間で堆積膜の暗状態と、AM1.5、100mW/c
2 光照射状態における膜厚方向の導電率の分布を測定
した。尚、Crの半透明膜の可視波長における光透過率
は約50%であった。その結果、基板幅356mmにわ
たり堆積膜の暗導電率は±15%の範囲に入っており、
基板幅方向に高い膜特性の均一性が得られていると確認
された。また、光照射状態の導電率から、本発明の装
置、方法で基板を移動させながら形成した堆積膜が、基
板を移動させずに形成した場合に得られる堆積膜の最も
良好な特性の良好な部分の特性値の±15%以内の良好
なημτ(電子正孔対生成率×移動度×ライフタイム)
を有することが確認された。
【0022】[実施例2]この実施例では、図2に示し
た構成の本発明の堆積膜形成製造装置を用いて、高周波
電力の分割を成膜空間外の真空容器内で行なう様にした
以外は実施例1と同様にして、ステンレスの長尺基板上
にアモルファスシリコンゲルマニウム膜を堆積形成し
た。長尺基板上に堆積した膜の基板幅方向の膜厚分布を
触針式の段差測定器によって測定したところ、基板幅3
56mmにわたり堆積膜の膜厚は±5%の範囲に入って
おり、基板幅方向に高い膜厚均一性が得られていると確
認された。また、本発明の装置で形成した半導体堆積膜
の上に、半透明電極として膜厚5nmのCr薄膜を直径
6mmに公知の電子ビーム蒸着法で形成し、ステンレス
基板とCr電極間で堆積膜の暗状態と、AM1.5、1
00mW/cm2 光照射状態における膜厚方向の導電率
の分布を測定した。尚、Crの半透明膜の可視波長にお
ける光透過率は約50%であった。その結果、基板幅3
56mmにわたり堆積膜の暗導電率は±15%の範囲に
入っており、基板幅方向に高い膜特性の均一性が得られ
ていると確認された。また、光照射状態の導電率から、
本発明の装置、方法で基板を移動させながら形成した堆
積膜が、基板を移動させずに形成した場合に得られる堆
積膜の最も良好な特性の良好な部分の特性値の±15%
以内の良好なημτ(電子正孔対生成率×移動度×ライ
フタイム)を有することが確認された。
【0023】[実施例3]この実施例では、図1に示し
た構成の本発明の堆積膜形成製造装置を用いて、堆積す
る半導体膜をアモルファスシリコンにした以外は実施例
1と同様にして、ステンレスの長尺基板上にアモルファ
スシリコン膜を堆積形成した。表2に成膜室における堆
積膜形成条件を示す。
【0024】
【表2】 長尺基板上に堆積した膜の基板幅方向の膜厚分布を触針
式の段差測定器によって測定したところ、基板幅356
mmにわたり堆積膜の膜厚は±3%の範囲に入ってお
り、基板幅方向に高い膜厚均一性が得られていると確認
された。また、本発明の装置で形成した半導体堆積膜の
上に、半透明電極として膜厚5nmのCr薄膜を直径6
mmに公知の電子ビーム蒸着法で形成し、ステンレス基
板とCr電極間で堆積膜の暗状態と、AM1.5、10
0mW/cm2光照射状態における膜厚方向の導電率の
分布を測定した。尚、Crの半透明膜の可視波長におけ
る光透過率は約50%であった。その結果、基板幅35
6mmにわたり堆積膜の暗導電率は±10%の範囲に入
っており、基板幅方向に高い膜特性の均一性が得られて
いると確認された。また、光照射状態の導電率から、本
発明の装置、方法で基板を移動させながら形成した堆積
膜が、基板を移動させずに形成した場合に得られる堆積
膜の最も良好な特性の良好な部分の特性値の±15%以
内の良好なημτ(電子正孔対生成率×移動度×ライフ
タイム)を有することが確認された。
【0025】[実施例4]この実施例では、図1に示し
た構成の本発明の堆積膜形成製造装置を用いて、堆積す
る半導体膜をアモルファス炭化シリコンにした以外は実
施例1と同様にして、ステンレスの長尺基板上にアモル
ファス炭化シリコン膜を堆積形成した。表3に成膜室に
おける堆積膜形成条件を示す。
【0026】
【表3】 長尺基板上に堆積した膜の基板幅方向の膜厚分布を触針
式の段差測定器によって測定したところ、基板幅356
mmにわたり堆積膜の膜厚は±5%の範囲に入ってお
り、基板幅方向に高い膜厚均一性が得られていると確認
された。また、本発明の装置で形成した半導体堆積膜の
上に、半透明電極として膜厚5nmのCr薄膜を直径6
mmに公知の電子ビーム蒸着法で形成し、ステンレス基
板とCr電極間で堆積膜の暗状態と、AM1.5、10
0mW/cm2光照射状態における膜厚方向の導電率の
分布を測定した。尚、Crの半透明膜の可視波長におけ
る光透過率は約50%であった。その結果、基板幅35
6mmにわたり堆積膜の暗導電率は±15%の範囲に入
っており、基板幅方向に高い膜特性の均一性が得られて
いると確認された。また、光照射状態の導電率から、本
発明の装置、方法で基板を移動させながら形成した堆積
膜が、基板を移動させずに形成した場合に得られる堆積
膜の最も良好な特性の良好な部分の特性値の±15%以
内の良好なημτ(電子正孔対生成率×移動度×ライフ
タイム)を有することが確認された。
【0027】[実施例5]この実施例では、図1に示し
た構成の本発明の堆積膜形成製造装置を用いて、印加す
る高周波電力の周波数を500MHzに変えた以外は実
施例1と同様にして、ステンレスの長尺基板上にアモル
ファスシリコンゲルマニウム膜を堆積形成した。長尺基
板上に堆積した膜の基板幅方向の膜厚分布を触針式の段
差測定器によって測定したところ、基板幅356mmに
わたり堆積膜の膜厚は±5%の範囲に入っており、基板
幅方向に高い膜厚均一性が得られていると確認された。
また、本発明の装置で形成した半導体堆積膜の上に、半
透明電極として膜厚5nmのCr薄膜を直径6mmに公
知の電子ビーム蒸着法で形成し、ステンレス基板とCr
電極間で堆積膜の暗状態と、AM1.5、100mW/
cm2光照射状態における膜厚方向の導電率の分布を測
定した。尚、Crの半透明膜の可視波長における光透過
率は約50%であった。その結果、基板幅356mmに
わたり堆積膜の暗導電率は±15%の範囲に入ってお
り、基板幅方向に高い膜特性の均一性が得られていると
確認された。また、光照射状態の導電率から、本発明の
装置、方法で基板を移動させながら形成した堆積膜が、
基板を移動させずに形成した場合に得られる堆積膜の最
も良好な特性の良好な部分の特性値の±15%以内の良
好なημτ(電子正孔対生成率×移動度×ライフタイ
ム)を有することが確認された。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
VHF周波数の高周波電力を基板移動方向に成膜空間内
の複数箇所から印加し、基板上に半導体膜を堆積するよ
うに構成することによって、VHF周波数の高周波を用
いたプラズマCVD法による前述した従来のものにおけ
る課題を克服して、大面積にわたって高速に、高品質で
優れた均一性を有し、欠陥の少ない優れた特性を有する
堆積膜を形成することが可能な堆積膜形成方法および堆
積膜形成装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の堆積膜形成装置の構成の一例を示す模
式的断面図である。
【図2】本発明の堆積膜形成装置の構成の他の一例を示
す模式的断面図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明の堆積膜形成装置の構
成の他の一例を示す模式的断面図である。
【図4】(a)は堆積膜形成装置の構成の一例を示す模
式的断面図であり、(b)はその基板搬送方向に対する
堆積速度の分布を示すグラフである。
【図5】(a)は堆積膜形成装置の構成の他の一例を示
す模式的断面図であり、(b)はその基板搬送方向に対
する堆積速度の分布を示すグラフである。
【図6】(a)は堆積膜形成装置の構成の他の一例を示
す模式的断面図であり、(b)はその基板搬送方向に対
する堆積速度の分布を示すグラフである。
【図7】従来の堆積膜形成装置の構成の一例を示す模式
的断面図である。
【図8】従来の堆積膜形成装置の構成の他の一例を示す
模式的断面図である。
【符号の説明】
101、201、401、501、601、701、8
01:成膜室 102a、102b、202a、202b、402、5
02a、502b、602a、602b、704a、7
04b、804a、804b:アンテナ 102c、202c、802c:導電性部材 103、203、403、503、603、703、8
03:基板 104、204、404、504、604、704、8
04:原料ガスの導入方向 105、205、405、505、605、705、8
05:ガスの排気方向 106、206、406、506、606、706、8
06:基板の移動方向 107、207、807:真空容器 108、208、708a、708b、808:高周波
電源 109、209、709a、709b、809:マッチ
ング回路 110、210、710、810:絶縁部材 111、211、711、811:シールドボックス 112、212、812:分岐点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幸田 勇蔵 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 澤山 忠志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金井 正博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H068 DA23 DA80 EA25 EA30 4K030 AA06 BA29 BA30 BA37 BB04 CA17 FA03 5F045 AA08 AB01 AB04 AC01 AC02 AC03 AC05 AC19 AD07 AE17 AF10 BB02 BB12 CA13 DP22 EH02 EH04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成膜空間内に原料ガスを導入し、高周波電
    力を印加してプラズマCVD法により前記成膜空間内を
    移動する基板上に半導体膜を堆積する堆積膜形成方法に
    おいて、 前記高周波電力をVHF周波数の高周波電力とし、該高
    周波電力を前記基板移動方向に前記成膜空間内の複数箇
    所から印加し、前記基板上に半導体膜を堆積することを
    特徴とする堆積膜形成方法。
  2. 【請求項2】前記成膜空間内の複数箇所からの印加は、
    1つの電源から分割した高周波電力によって行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の堆積膜形成方法。
  3. 【請求項3】前記成膜空間内の複数箇所からの印加は、
    前記成膜空間外で1つの電源から分割した高周波電力に
    よって行われることを特徴とする請求項1に記載の堆積
    膜形成方法。
  4. 【請求項4】前記基板が長尺状基板であることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の堆積膜
    形成方法。
  5. 【請求項5】前記半導体膜がシリコン系非単結晶半導体
    膜であるをことを特徴とする請求項1〜請求項4のいず
    れか1項に記載の堆積膜形成方法。
  6. 【請求項6】前記シリコン系非単結晶半導体膜を、放電
    による分解率の異なる複数の混合ガスを原料ガスとして
    形成することを特徴とする請求項5に記載の堆積膜形成
    方法。
  7. 【請求項7】少なくとも成膜空間と、該成膜空間への原
    料ガス導入手段と、該成膜空間内に導入された原料ガス
    を分解するための高周波電力の印加手段とを備え、プラ
    ズマCVD法により前記成膜空間内を移動する基板上に
    半導体膜を堆積する堆積膜形成装置において、 前記高周波電力の印加手段が、VHF周波数の高周波電
    力を放射するアンテナであり、該アンテナが前記成膜空
    間内で前記基板の移動方向に複数設けられていることを
    特徴とする堆積膜形成装置。
  8. 【請求項8】前記アンテナヘの高周波電力の供給が、1
    つの電源から分割して供給されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の堆積膜形成装置。
  9. 【請求項9】前記アンテナヘの高周波電力の供給が、前
    記成膜空間外で1つの電源から分割して供給されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項7に記載の堆
    積膜形成装置。
  10. 【請求項10】前記基板が長尺状基板であることを特徴
    とする請求項7〜請求項9のいずれか1項に記載の堆積
    膜形成装置。
  11. 【請求項11】前記半導体膜がシリコン系非単結晶半導
    体膜で形成されていることを特徴とする請求項7〜請求
    項10のいずれか1項に記載の堆積膜形成装置。
  12. 【請求項12】前記シリコン系非単結晶半導体膜が、放
    電による分解率の異なる複数の混合ガスを原料ガスとし
    て形成されていることを特徴とする請求項11に記載の
    堆積膜形成装置。
  13. 【請求項13】前記アンテナは、該アンテナの長手方向
    と前記成膜空間内に導入された原料ガスの流れ方向とが
    交わるように、または、該アンテナの長手方向と前記基
    板の移動方向とが交わるように前記成膜空間内に設けら
    れていることを特徴とする請求項7〜請求項12のいず
    れか1項に記載の堆積膜形成装置。
JP10221071A 1998-07-21 1998-07-21 堆積膜形成方法および堆積膜形成装置 Pending JP2000038679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10221071A JP2000038679A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 堆積膜形成方法および堆積膜形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10221071A JP2000038679A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 堆積膜形成方法および堆積膜形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000038679A true JP2000038679A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16761043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10221071A Pending JP2000038679A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 堆積膜形成方法および堆積膜形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000038679A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098668A (ja) * 2001-02-12 2008-04-24 Asm America Inc 半導体膜の改良された堆積方法
JP2010031381A (ja) * 2009-11-04 2010-02-12 Semiconductor Energy Lab Co Ltd プラズマcvd装置
WO2010054173A2 (en) * 2008-11-07 2010-05-14 United Solar Ovonic Llc Thin film semiconductor alloy material prepared by a vhf energized plasma deposition process
JP2019143233A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社プラズマイオンアシスト プラズマ処理装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098668A (ja) * 2001-02-12 2008-04-24 Asm America Inc 半導体膜の改良された堆積方法
WO2010054173A2 (en) * 2008-11-07 2010-05-14 United Solar Ovonic Llc Thin film semiconductor alloy material prepared by a vhf energized plasma deposition process
WO2010054173A3 (en) * 2008-11-07 2010-08-12 United Solar Ovonic Llc Thin film semiconductor alloy material prepared by a vhf energized plasma deposition process
JP2010031381A (ja) * 2009-11-04 2010-02-12 Semiconductor Energy Lab Co Ltd プラズマcvd装置
JP2019143233A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社プラズマイオンアシスト プラズマ処理装置
JP7181587B2 (ja) 2018-02-16 2022-12-01 株式会社プラズマイオンアシスト プラズマ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0406691B1 (en) Process for continuously forming a large area functional deposited film by microwave PCVD method and an apparatus suitable for practicing the same
EP0406690B1 (en) Process for continuously forming a large area functional deposited film by microwave PCVD method and an apparatus suitable for practicing the same
US5534070A (en) Plasma CVD process using a very-high-frequency and plasma CVD apparatus
US4543267A (en) Method of making a non-single-crystalline semi-conductor layer on a substrate
US5927994A (en) Method for manufacturing thin film
US5540781A (en) Plasma CVD process using a very-high-frequency and plasma CVD apparatus
EP0977246A2 (en) Production process of semiconductor layer, fabrication process of photovoltaic cell and production apparatus of semiconductor layer
JP2005005280A (ja) 半導体基板を不動態化する方法
JPH11243062A (ja) プラズマcvd方法及びプラズマcvd装置
JP3630831B2 (ja) 堆積膜の形成方法
JP2000038679A (ja) 堆積膜形成方法および堆積膜形成装置
JP2001279455A (ja) 堆積膜形成方法及び堆積膜形成装置
JPH06342764A (ja) 超短波を用いたプラズマcvd法及び該プラズマcvd装置
US5718769A (en) Plasma processing apparatus
EP1055747B1 (en) Apparatus and method for forming a film on a substrate
JP3658249B2 (ja) 半導体層の製造方法、光起電力素子の製造方法及び半導体層の製造装置
JP2846534B2 (ja) プラズマcvd装置とこれによる機能性堆積膜の形成方法
JP3658165B2 (ja) 光電変換素子の連続製造装置
JP2018019107A (ja) プラズマcvd装置並びに結晶シリコン系太陽電池及びこれを作製するプラズマcvd法
JPH06216039A (ja) マイクロ波プラズマcvd装置
JP3787444B2 (ja) 半導体薄膜の形成方法および装置
JP3347383B2 (ja) マイクロ波プラズマ処理装置
JP2005142588A (ja) 半導体層の製造方法、光起電力素子の製造方法及び半導体層の製造装置
JP2000252216A (ja) プラズマcvd装置およびシリコン系薄膜光電変換装置の製造方法
JP3363504B2 (ja) 光起電力素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050222