JP2000038181A - 自転車用ブレ―キ操作レバ― - Google Patents
自転車用ブレ―キ操作レバ―Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L3/00—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
- B62L3/02—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever
-
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K23/00—Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips
- B62K23/02—Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips hand actuated
- B62K23/06—Levers
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量で十分な強度特性を有し、取り付けも簡
単な、特にレース用自転車に適する自転車用ブレーキ操
作レバーを提供する。 【解決手段】 レバーボデー(2)は長い構造繊維で強
化された熱成形プラスチックで一体形成される。ブレー
キケーブル(12)のアンカーピン(8)は、前記レバ
ー端末部(3)の2つの袖部(5)の対向穴(7)に各
係合する端部を有し、同袖部(5)の内側表面に対向す
る端面を持つ金属ブッシュ(13)で囲まれている。こ
のブッシュ(13)は、アンカーピン横穴(9)に一致
する2つの対向する横穴(14、15)を備え、一方の
穴(14)の角部がアンカーピン横穴(9)内にかしめ
られるため、ブッシュ(13)がアンカーピン(8)に
固定される。前記ブッシュ(13)は、端面が両袖部
(5)と係合して動きが規制されており、この結果前記
ピン(8)は前記レバー(2)上に固定される。
単な、特にレース用自転車に適する自転車用ブレーキ操
作レバーを提供する。 【解決手段】 レバーボデー(2)は長い構造繊維で強
化された熱成形プラスチックで一体形成される。ブレー
キケーブル(12)のアンカーピン(8)は、前記レバ
ー端末部(3)の2つの袖部(5)の対向穴(7)に各
係合する端部を有し、同袖部(5)の内側表面に対向す
る端面を持つ金属ブッシュ(13)で囲まれている。こ
のブッシュ(13)は、アンカーピン横穴(9)に一致
する2つの対向する横穴(14、15)を備え、一方の
穴(14)の角部がアンカーピン横穴(9)内にかしめ
られるため、ブッシュ(13)がアンカーピン(8)に
固定される。前記ブッシュ(13)は、端面が両袖部
(5)と係合して動きが規制されており、この結果前記
ピン(8)は前記レバー(2)上に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用のブレー
キ操作レバーに関するもので、このレバーを支持ボデー
に回転可能に支持する支持ピンを固定する第1の一対の
対向する穴と、ブレーキ操作ケーブルを固定するアンカ
ーピンの両端末部を固定する第2の一対の対向する穴と
が設けられた2つの袖部を備えた溝形状の端末部を含む
ボデーからなる形式のもので、前記アンカーピンは、前
記ケーブルと係合するための横向きの穴を有している。
キ操作レバーに関するもので、このレバーを支持ボデー
に回転可能に支持する支持ピンを固定する第1の一対の
対向する穴と、ブレーキ操作ケーブルを固定するアンカ
ーピンの両端末部を固定する第2の一対の対向する穴と
が設けられた2つの袖部を備えた溝形状の端末部を含む
ボデーからなる形式のもので、前記アンカーピンは、前
記ケーブルと係合するための横向きの穴を有している。
【0002】
【従来の技術】従来技術による自転車用ブレーキ操作レ
バー、及びその取り付け操作の例を、図6から図8に示
す。従来技術によるブレーキレバーは、アルミニウムな
どの金属製ボデー101からなり、2つの袖部105を
備えた端末部を有している。従来技術によるブレーキケ
ーブルのアンカーピン108は、図示するように比較的
複雑な形状をしており、縮小された径の部分108aを
有している。このレバー101は弾性体のためその袖部
105を変形して広げることが可能であり、この変形に
より、ピン108の端末部108aは、袖部105に形
成された穴107内に嵌め込まれる。
バー、及びその取り付け操作の例を、図6から図8に示
す。従来技術によるブレーキレバーは、アルミニウムな
どの金属製ボデー101からなり、2つの袖部105を
備えた端末部を有している。従来技術によるブレーキケ
ーブルのアンカーピン108は、図示するように比較的
複雑な形状をしており、縮小された径の部分108aを
有している。このレバー101は弾性体のためその袖部
105を変形して広げることが可能であり、この変形に
より、ピン108の端末部108aは、袖部105に形
成された穴107内に嵌め込まれる。
【0003】ピン108は、一旦嵌め込まれると(図
7)レバー101内に軸方向に保持され、ピン108の
端末部108aに隣接するより大きな径の部分が袖部1
05に対向するため、その軸方向の動きが規制される。
従来技術においては、図7の状況が達成された後、図8
の矢印Bに示すように両袖部105の間がプレス圧縮さ
れ、ピン108はレバー1に対して恒久的に固定され
る。
7)レバー101内に軸方向に保持され、ピン108の
端末部108aに隣接するより大きな径の部分が袖部1
05に対向するため、その軸方向の動きが規制される。
従来技術においては、図7の状況が達成された後、図8
の矢印Bに示すように両袖部105の間がプレス圧縮さ
れ、ピン108はレバー1に対して恒久的に固定され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来技
術によるブレーキ操作レバーは、上述のように金属性の
ために重量が重く、また複雑な形状のアンカ−ピンを必
要とし、又、取り付けにはプレス圧縮作業が必要になる
など、煩雑であった。
術によるブレーキ操作レバーは、上述のように金属性の
ために重量が重く、また複雑な形状のアンカ−ピンを必
要とし、又、取り付けにはプレス圧縮作業が必要になる
など、煩雑であった。
【0005】従って本発明の目的は、従来提供されてい
たレバーに対して、例えばレース用自転車に特に適する
よう軽量で十分な強度特性を有した上述形式のレバーを
提供することにある。
たレバーに対して、例えばレース用自転車に特に適する
よう軽量で十分な強度特性を有した上述形式のレバーを
提供することにある。
【0006】本発明の更なる目的は、簡単で迅速な作業
により自転車への組付け、及び前記ブレーキ操作ケーブ
ルへの結合が可能な、上述形式のレバーを提供すること
にある。
により自転車への組付け、及び前記ブレーキ操作ケーブ
ルへの結合が可能な、上述形式のレバーを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の主目的
を達するため、上述の特性を全て備え、更に前記レバー
のボデーが、長い構造繊維で強化された熱成形性プラス
チック材料の一体形で作られるという特徴を有するブレ
ーキ操作レバーを提供する。前記強化繊維には、カーボ
ン繊維、ケブラーもしくはAKZO−M5(商標)が考
えられる。
を達するため、上述の特性を全て備え、更に前記レバー
のボデーが、長い構造繊維で強化された熱成形性プラス
チック材料の一体形で作られるという特徴を有するブレ
ーキ操作レバーを提供する。前記強化繊維には、カーボ
ン繊維、ケブラーもしくはAKZO−M5(商標)が考
えられる。
【0008】更には上述の第2の目標を達成するため、
本発明にかかるレバーに用いられる前記ケーブルのアン
カーピンは、好ましくは前記レバー端末部にある対向す
る穴にそれぞれ係合する端部を有し、前記レバーの同じ
部分にある2つの袖部の内側表面にそれぞれ対向する端
面を持つ金属ブッシュによって囲まれている。この金属
ブッシュは、前記アンカーピンの横穴に一致する2つの
対向する横穴を備えている。前記金属ブッシュの穴の1
方の角部は、前記アンカーピンの横穴の対向する面内に
かしめられ、これによって前記ブッシュを前記アンカー
ピンにしっかりと固定する。この方法で前記金属ブッシ
ュの2つの端面がレバーの端末部の両袖部の内側表面と
係合することにより、前記ピンの軸方向に沿う全ての動
きが規制されるために、前記ピンは前記レバー上に軸方
向に固定される。
本発明にかかるレバーに用いられる前記ケーブルのアン
カーピンは、好ましくは前記レバー端末部にある対向す
る穴にそれぞれ係合する端部を有し、前記レバーの同じ
部分にある2つの袖部の内側表面にそれぞれ対向する端
面を持つ金属ブッシュによって囲まれている。この金属
ブッシュは、前記アンカーピンの横穴に一致する2つの
対向する横穴を備えている。前記金属ブッシュの穴の1
方の角部は、前記アンカーピンの横穴の対向する面内に
かしめられ、これによって前記ブッシュを前記アンカー
ピンにしっかりと固定する。この方法で前記金属ブッシ
ュの2つの端面がレバーの端末部の両袖部の内側表面と
係合することにより、前記ピンの軸方向に沿う全ての動
きが規制されるために、前記ピンは前記レバー上に軸方
向に固定される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を、非限定目的で添付され
た図面を参照して、以下に詳述する。図1において、一
般符号1は、自転車用、特にレース自転車用のブレーキ
操作レバーを示す。前記レバー1の主な特性は、特にカ
ーボン繊維などの繊維で強化されたアセタール樹脂など
の熱成形性プラスチック材料で一体に形成されたボデー
2を有することである。前記ボデー2は、ほぼ溝型の形
状で、特にその端末部は、底面4と2つの袖部5とから
なる。この袖部5は、自転車ハンドルに搭載される連結
支持ボデー(図示せず)にレバー1を回転可能に支持す
る支持ピン(図1には示さず)と係合するための第1の
一対の対向穴6を有する。袖部5は更に、前記ブレーキ
ケーブルを固定するピン8(図2参照)と係合するため
の第2の一対の対向穴7を持つ。
た図面を参照して、以下に詳述する。図1において、一
般符号1は、自転車用、特にレース自転車用のブレーキ
操作レバーを示す。前記レバー1の主な特性は、特にカ
ーボン繊維などの繊維で強化されたアセタール樹脂など
の熱成形性プラスチック材料で一体に形成されたボデー
2を有することである。前記ボデー2は、ほぼ溝型の形
状で、特にその端末部は、底面4と2つの袖部5とから
なる。この袖部5は、自転車ハンドルに搭載される連結
支持ボデー(図示せず)にレバー1を回転可能に支持す
る支持ピン(図1には示さず)と係合するための第1の
一対の対向穴6を有する。袖部5は更に、前記ブレーキ
ケーブルを固定するピン8(図2参照)と係合するため
の第2の一対の対向穴7を持つ。
【0010】前記ブレーキ操作ケーブルの端末部を前記
アンカーピン8に固定する操作は、図3,4,5に示さ
れている。これらの図面、及び図2から分かるように、
アンカーピン8は、ブレーキ操作ケーブルの端末部と係
合するための横穴9を有する。図3から5に示すよう
に、この穴9は、ブレーキを操作するための金属ケーブ
ル12の端末部に圧着された例えば銅製の端末ボデー1
1の拡大頭部10(図5)が嵌る拡大端末穴9aを有し
ている。
アンカーピン8に固定する操作は、図3,4,5に示さ
れている。これらの図面、及び図2から分かるように、
アンカーピン8は、ブレーキ操作ケーブルの端末部と係
合するための横穴9を有する。図3から5に示すよう
に、この穴9は、ブレーキを操作するための金属ケーブ
ル12の端末部に圧着された例えば銅製の端末ボデー1
1の拡大頭部10(図5)が嵌る拡大端末穴9aを有し
ている。
【0011】図3から明らかなように、ピン8は、金属
ブッシュ13がレバーに搭載された後、ピン端部がまず
レバー1の穴7内に位置決めされる。前記ブッシュ13
は、前記レバー1の袖部内側表面に対向する位置にその
端面を有し、前記アンカーピン8の横穴9に位置調整さ
れた2つの対向する穴14、15を有する。ピン8が図
3に示すように配置されると、図4の矢印Aに示すよう
に、ブッシュ13の穴14の縁の角部が、ピン8の穴9
のテーパ付き穴内部にかしめられる。この方法により、
ブッシュ13はピン8にしっかりと固定され、ブッシュ
13の両端面が前記レバーの袖部5に対向しているため
に、レバー1の袖部5に対する軸方向の動きが規制され
る。ピン8がこの方法によってロックされると、ケーブ
ル12は、その端末ボデー11の頭部10がアンカーピ
ン8の横穴9の部分9aに嵌るまで、穴9を通して挿入
可能となる。
ブッシュ13がレバーに搭載された後、ピン端部がまず
レバー1の穴7内に位置決めされる。前記ブッシュ13
は、前記レバー1の袖部内側表面に対向する位置にその
端面を有し、前記アンカーピン8の横穴9に位置調整さ
れた2つの対向する穴14、15を有する。ピン8が図
3に示すように配置されると、図4の矢印Aに示すよう
に、ブッシュ13の穴14の縁の角部が、ピン8の穴9
のテーパ付き穴内部にかしめられる。この方法により、
ブッシュ13はピン8にしっかりと固定され、ブッシュ
13の両端面が前記レバーの袖部5に対向しているため
に、レバー1の袖部5に対する軸方向の動きが規制され
る。ピン8がこの方法によってロックされると、ケーブ
ル12は、その端末ボデー11の頭部10がアンカーピ
ン8の横穴9の部分9aに嵌るまで、穴9を通して挿入
可能となる。
【0012】上記のような特性のため、本発明によれ
ば、前記レバーが恒久的変形のない材料で作られている
にも拘われず、前記ケーブルを前記レバーに簡単に迅速
に固定することが可能となる。
ば、前記レバーが恒久的変形のない材料で作られている
にも拘われず、前記ケーブルを前記レバーに簡単に迅速
に固定することが可能となる。
【0013】本発明と従来技術との違いをより良く理解
するため、従来技術の例を添付の図6から図8に示す。
従来技術によれば、アルミニウムなどの金属製ボデーか
らなるレバー101は、2つの袖部を備えた端末部を有
している。本発明の場合には、穴7の径にほぼ一致した
均一直径を有する円筒形状のアンカーピンが用いられる
が、従来技術によるアンカーピン108は比較的複雑な
形状で、縮小された径の部分108aを有する。弾性体
の袖部105は変形して脇にそらせることが可能なの
で、ピン108の端末部108aは、袖部105に形成
された穴107内に挿入される(本発明においては、レ
バーボデーを作るために選択された材料のため、この可
能性は存在しない)。
するため、従来技術の例を添付の図6から図8に示す。
従来技術によれば、アルミニウムなどの金属製ボデーか
らなるレバー101は、2つの袖部を備えた端末部を有
している。本発明の場合には、穴7の径にほぼ一致した
均一直径を有する円筒形状のアンカーピンが用いられる
が、従来技術によるアンカーピン108は比較的複雑な
形状で、縮小された径の部分108aを有する。弾性体
の袖部105は変形して脇にそらせることが可能なの
で、ピン108の端末部108aは、袖部105に形成
された穴107内に挿入される(本発明においては、レ
バーボデーを作るために選択された材料のため、この可
能性は存在しない)。
【0014】ピン108は、一旦嵌め込まれると(図
7)レバー101内に軸方向に保持され、ピン108の
端部108aに隣接するより大きな径の部分が袖部10
5と対向するため、本発明の場合で設けられたブッシュ
13のような補助ブッシュを備える必要はない。更に従
来技術においては、図7の状況が達成されると、図8の
矢印Bに示すように両袖部105が相互に相手方向にプ
レス圧縮されることにより、ピン108はレバー1に対
して恒久的に固定される。本発明の場合には、レバーボ
デーに選択された材料のために、このような作業はな
い。
7)レバー101内に軸方向に保持され、ピン108の
端部108aに隣接するより大きな径の部分が袖部10
5と対向するため、本発明の場合で設けられたブッシュ
13のような補助ブッシュを備える必要はない。更に従
来技術においては、図7の状況が達成されると、図8の
矢印Bに示すように両袖部105が相互に相手方向にプ
レス圧縮されることにより、ピン108はレバー1に対
して恒久的に固定される。本発明の場合には、レバーボ
デーに選択された材料のために、このような作業はな
い。
【0015】
【発明の効果】したがって上記詳細説明でも分かるよう
に、本発明にかかるレバーは、長い構造繊維に強化され
た熱成形材料の使用によって非常に軽量であることが特
徴である。同時に、熱成形性母体の採用は、レバーのボ
デーに対する超音波での溶接を可能にする。例えば図1
において、箱型構造を形成してレバー構造を強化するた
めにレバー下部にプラスチック材料のプレートが溶接で
き、これは捩れ抵抗を大幅に改善し、このブレーキ操作
レバーの直ぐ後に配置される自転車の変速操作レバー
(図示せず)の支持としての機能も果たす。
に、本発明にかかるレバーは、長い構造繊維に強化され
た熱成形材料の使用によって非常に軽量であることが特
徴である。同時に、熱成形性母体の採用は、レバーのボ
デーに対する超音波での溶接を可能にする。例えば図1
において、箱型構造を形成してレバー構造を強化するた
めにレバー下部にプラスチック材料のプレートが溶接で
き、これは捩れ抵抗を大幅に改善し、このブレーキ操作
レバーの直ぐ後に配置される自転車の変速操作レバー
(図示せず)の支持としての機能も果たす。
【0016】図6に示す従来技術による弾性変形もな
く、また図8に示すプレス圧縮もされない前記繊維強化
熱成形材料を使用したにも拘わらず、本発明にかかるレ
バーによれば、上述のようにブレーキ操作ケーブルを固
定する結合アンカーピン8を容易に迅速に組付けること
が可能である。
く、また図8に示すプレス圧縮もされない前記繊維強化
熱成形材料を使用したにも拘わらず、本発明にかかるレ
バーによれば、上述のようにブレーキ操作ケーブルを固
定する結合アンカーピン8を容易に迅速に組付けること
が可能である。
【0017】当然ながら、純然たる例示目的のために説
明し表示した上記内容を元に、本発明原理が同一のまま
で、本発明の範疇を外れることなく、前記構造の詳細と
実施の形態を幅広く変更することが可能である。
明し表示した上記内容を元に、本発明原理が同一のまま
で、本発明の範疇を外れることなく、前記構造の詳細と
実施の形態を幅広く変更することが可能である。
【図1】 本発明にかかるブレーキ操作レバーの好まし
い実施の形態の背面斜視図である。
い実施の形態の背面斜視図である。
【図2】 図1に示すレバーの前面斜視図で、ケーブル
を固定するアンカーピンと、それに取り付けられた金属
ブッシュを分解した状態で示す。
を固定するアンカーピンと、それに取り付けられた金属
ブッシュを分解した状態で示す。
【図3】 レバーの前記アンカーピン軸を含む断面図
で、ケーブルを止める操作の1つを示す。
で、ケーブルを止める操作の1つを示す。
【図4】 レバーの前記アンカーピン軸を含む断面図
で、図3に続くケーブルを固定する操作を示す。
で、図3に続くケーブルを固定する操作を示す。
【図5】 レバーの前記アンカーピン軸を含む断面図
で、図4に続くケーブルを固定する操作を示す。
で、図4に続くケーブルを固定する操作を示す。
【図6】 従来技術にかかる、レバーにケーブルを固定
する操作を示す。
する操作を示す。
【図7】 従来技術にかかる、レバーにケーブルを固定
する図6に続く操作を示す。
する図6に続く操作を示す。
【図8】 従来技術にかかる、レバーにケーブルを固定
する図7に続く操作を示す。
する図7に続く操作を示す。
1. ブレーキ操作レバー 2. ボデー 3. ボデー端末部 5. 袖部 6. 第1対向穴 7. 第2対向穴 8. アンカーピン 9. 穴(アンカーピン) 11. ケーブル端末部 12. ケーブル 13. 金属ブッシュ 14. 穴(金属ブッシュ) 15. 穴(金属ブッシュ) 16. インサート
Claims (4)
- 【請求項1】 自転車用のブレーキ操作レバーであっ
て、 前記レバー(1)を支持ボデーに回転可能に支持する支
持ピンを固定するための第1の一対の対向する穴(6)
と、ブレーキ操作ケーブル(12)を固定するアンカー
ピン(8)の両端部を固定する第2の一対の対向する穴
と、を有する2つの袖部を備えた溝形状(5)の端末部
を含むボデー(2)からなり、 前記レバー(1)のボデー(2)は、長い構造繊維で強
化された熱成形性材料の一体形で形成されていることを
特徴とする自転車用のブレーキ操作レバー。 - 【請求項2】 前熱成形性材料が、カーボン、ケブラ
ー、AKZO−M5(商標)から選択される長い構造繊
維で強化されていることを特徴とする、請求項1にかか
るブレーキレバー。 - 【請求項3】 前記レバーのボデーに、箱型の断面形状
を形成するインサート(16)が溶接され、それによっ
て捩じり抵抗を改善することを特徴とする、請求項2に
かかるブレーキレバー。 - 【請求項4】 ケーブル(12)を固定するためのアン
カーピン(8)は均一な外径を有し、前記レバー(1)
の端末部(3)の対向する穴(7)内にそれぞれ係合す
る両端部を有し、金属ブッシュ(13)によって覆わ
れ、その金属ブッシュ(13)は、前記端末部(3)の
2つの袖部(5)の内側表面に対向する両端面と、前記
アンカーピン(8)の横穴(9)に一致する2つの対向
する横穴(14、15)とを有し、前記ブッシュ(1
3)を前記アンカーピン(8)にしっかり結合するよう
前記ブッシュ(13)の横穴(14)の一方の角部が前
記アンカーピン(8)の横穴(9)の対向する端部内に
かしめられ、これによって前記アンカーピン(8)がレ
バー(1)に固定されることを特徴とする、請求項1に
かかるブレーキレバー。
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