JP2000037532A - パチンコ遊技機における球払出装置 - Google Patents
パチンコ遊技機における球払出装置Info
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- JP2000037532A JP2000037532A JP10332068A JP33206898A JP2000037532A JP 2000037532 A JP2000037532 A JP 2000037532A JP 10332068 A JP10332068 A JP 10332068A JP 33206898 A JP33206898 A JP 33206898A JP 2000037532 A JP2000037532 A JP 2000037532A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パチンコ球を払出ロータの正逆転によって2
つの球払出通路に払い分けをするパチンコ遊技機の球払
出装置であって、該払出ロータを駆動するモータに過大
な負荷を掛けることなく常に円滑に作動し得るようにす
る。 【解決手段】 パチンコ球を一列に整列して流下させる
球供給筒12の下端にモータ17の作動によって回転す
る払出ロータ16を設けるとともに、パチンコ球の直径
の略1.5倍の曲率半径を有し該球供給筒の中心線上に
中心点cがある円弧状の球受棚14a,14bを該払出
ロータの両側に設け、該球受棚上に支持されたパチンコ
球が該払出ロータの回転により払い出されるようにし
た。
つの球払出通路に払い分けをするパチンコ遊技機の球払
出装置であって、該払出ロータを駆動するモータに過大
な負荷を掛けることなく常に円滑に作動し得るようにす
る。 【解決手段】 パチンコ球を一列に整列して流下させる
球供給筒12の下端にモータ17の作動によって回転す
る払出ロータ16を設けるとともに、パチンコ球の直径
の略1.5倍の曲率半径を有し該球供給筒の中心線上に
中心点cがある円弧状の球受棚14a,14bを該払出
ロータの両側に設け、該球受棚上に支持されたパチンコ
球が該払出ロータの回転により払い出されるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、爪車またはリード
スクリューのような払出ロータを回転させることによっ
てパチンコ球を払い出すパチンコ遊技機の球払出装置に
関するものである。
スクリューのような払出ロータを回転させることによっ
てパチンコ球を払い出すパチンコ遊技機の球払出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ球を一列に整列して流下させる
ため鉛直に設けられた球供給筒の下端部にモータによっ
て回転動する爪車またはリードスクリューのような払出
ロータを設け、該払出ロータに回転数で払出球数が制御
されるようにしたパチンコ遊技機の球払出装置は周知の
とおりである。
ため鉛直に設けられた球供給筒の下端部にモータによっ
て回転動する爪車またはリードスクリューのような払出
ロータを設け、該払出ロータに回転数で払出球数が制御
されるようにしたパチンコ遊技機の球払出装置は周知の
とおりである。
【0003】ところで、上記爪車またはリードスクリュ
ーのような払出ロータは一般に回転に伴って球供給筒内
の一列に整列しているパチンコ球を上下動させている。
即ち例えば図16に示したように、球供給筒a内に一列
に整列しているパチンコ球bを爪車状の払出ロータcが
矢印の方向に回転することで払出通路eに払い出す装置
においては、(イ)の状態から払出ロータcが回転する
に伴いパチンコ球bは該払出ロータcの凹部dに(ロ)
に示したように落下し、(ハ)に示したように該凹部d
が上移動し、さらに該払出ロータcが回転することで
(ニ)に示したように該パチンコ球bが払い出される。
このため(ロ)の状態から(ハ)の状態に移る間に該パ
チンコ球bは球供給筒a内に整列している多数個のパチ
ンコ球を上方に持ち上げることとなる。このため該球供
給筒内のパチンコ球は上下動することとなる。
ーのような払出ロータは一般に回転に伴って球供給筒内
の一列に整列しているパチンコ球を上下動させている。
即ち例えば図16に示したように、球供給筒a内に一列
に整列しているパチンコ球bを爪車状の払出ロータcが
矢印の方向に回転することで払出通路eに払い出す装置
においては、(イ)の状態から払出ロータcが回転する
に伴いパチンコ球bは該払出ロータcの凹部dに(ロ)
に示したように落下し、(ハ)に示したように該凹部d
が上移動し、さらに該払出ロータcが回転することで
(ニ)に示したように該パチンコ球bが払い出される。
このため(ロ)の状態から(ハ)の状態に移る間に該パ
チンコ球bは球供給筒a内に整列している多数個のパチ
ンコ球を上方に持ち上げることとなる。このため該球供
給筒内のパチンコ球は上下動することとなる。
【0004】ところが、球供給筒a内のパチンコ球を上
下動させるには、払出ロータcを回転させるモータの所
要トルクが大きなものとなるので、装置が大型化し、製
造コスト,消費電力等を高くする問題があった。
下動させるには、払出ロータcを回転させるモータの所
要トルクが大きなものとなるので、装置が大型化し、製
造コスト,消費電力等を高くする問題があった。
【0005】また、パチンコ遊技機における球払出装置
には、従来から種々の形態があり、パチンコ球を一列に
整列して流下させる球供給筒の分岐部に正逆転可能なモ
ータの作動によって鉛直面内で正転または逆転する爪車
状の払出ロータを設けてなるものもそのうちの一つであ
る。
には、従来から種々の形態があり、パチンコ球を一列に
整列して流下させる球供給筒の分岐部に正逆転可能なモ
ータの作動によって鉛直面内で正転または逆転する爪車
状の払出ロータを設けてなるものもそのうちの一つであ
る。
【0006】特にこのように払出ロータを正逆転させる
球払出装置では、払出ロータを逆転させる時にパチンコ
球の荷重に打ち勝つように該払出ロータを回転させねば
ならないので、モータの回転トルクが大きいものが必要
となるものであった。このため製造コストが高くなる欠
点があった。また従来のこのような払出ロータの正逆転
により払い分けがなされるようにした球払出装置では、
払出ロータが惰性によって一方向に回転しすぎてしまう
と、それに伴い次のパチンコ球がいくらか下降してしま
うので、次に逆転を開始する時に球噛みが起きてパチン
コ球がうまく排出されなくなるおそれがあった。
球払出装置では、払出ロータを逆転させる時にパチンコ
球の荷重に打ち勝つように該払出ロータを回転させねば
ならないので、モータの回転トルクが大きいものが必要
となるものであった。このため製造コストが高くなる欠
点があった。また従来のこのような払出ロータの正逆転
により払い分けがなされるようにした球払出装置では、
払出ロータが惰性によって一方向に回転しすぎてしまう
と、それに伴い次のパチンコ球がいくらか下降してしま
うので、次に逆転を開始する時に球噛みが起きてパチン
コ球がうまく排出されなくなるおそれがあった。
【0007】また一般にCR機と称されているカード式
パチンコ遊技機は、遊技機本体の隣に球貸出機が一体的
に設けられ、該球貸出機に所定のプリペイドカードを挿
入して球貸出要求スイッチを操作すると、遊技機本体の
球払出装置が作動し所定数のパチンコ球が打球供給皿に
直接払い出されるように構成されている。即ち、遊技機
本体内に設けられた球払出装置は、入賞球検出信号に反
応してパチンコ球を賞球として払い出すという本来の機
能に加えて、カード式球貸出機から発信された球貸出要
求信号にも反応しパチンコ球を貸球としても払い出せる
ように構成され、入賞球検出信号があった場合は球払出
制御回路からの指令信号に従って球払出装置のモータを
作動させ球計数用センサから例えば15回パルス信号を
受けると該モータを停止させることによって15個のパ
チンコ球が払い出され、球貸出要求信号があった場合は
球払出制御回路からの指令信号に従ってモータを作動さ
せ球計数用センサから例えば25回パルス信号を受ける
と該モータを停止させることによって25個のパチンコ
球が払い出されるように構成している。
パチンコ遊技機は、遊技機本体の隣に球貸出機が一体的
に設けられ、該球貸出機に所定のプリペイドカードを挿
入して球貸出要求スイッチを操作すると、遊技機本体の
球払出装置が作動し所定数のパチンコ球が打球供給皿に
直接払い出されるように構成されている。即ち、遊技機
本体内に設けられた球払出装置は、入賞球検出信号に反
応してパチンコ球を賞球として払い出すという本来の機
能に加えて、カード式球貸出機から発信された球貸出要
求信号にも反応しパチンコ球を貸球としても払い出せる
ように構成され、入賞球検出信号があった場合は球払出
制御回路からの指令信号に従って球払出装置のモータを
作動させ球計数用センサから例えば15回パルス信号を
受けると該モータを停止させることによって15個のパ
チンコ球が払い出され、球貸出要求信号があった場合は
球払出制御回路からの指令信号に従ってモータを作動さ
せ球計数用センサから例えば25回パルス信号を受ける
と該モータを停止させることによって25個のパチンコ
球が払い出されるように構成している。
【0008】ところが、上記のように賞球の場合も貸球
の場合も同一の球計数用センサから得られるパルス信号
によってパチンコ球を計数するように構成していると、
次のような問題がある。即ち、従来から一般にパチンコ
遊技機は、工場出荷時、あるいは使用途中等に、自動で
打球を長時間にわたり発射させて賞球数等を計数する検
査を行っており、カード式パチンコ遊技機の場合、検査
の途中で打球が無くなると球貸出要求スイッチを操作し
打球供給皿に打球を適宜補給するようにしているが、上
記のように賞球の場合も貸球の場合も同一の球計数用セ
ンサから得られるパルス信号によってパチンコ球を計数
するように構成していると、その球計数用センサから得
られるパルス信号をデジタルカウンタ等の計器で計数し
ても、その計数値には入賞によるものと球貸出要求信号
によるものとがあって両者を区別できないので、そのパ
チンコ遊技機の特性を正確に測定できないという問題が
あった。
の場合も同一の球計数用センサから得られるパルス信号
によってパチンコ球を計数するように構成していると、
次のような問題がある。即ち、従来から一般にパチンコ
遊技機は、工場出荷時、あるいは使用途中等に、自動で
打球を長時間にわたり発射させて賞球数等を計数する検
査を行っており、カード式パチンコ遊技機の場合、検査
の途中で打球が無くなると球貸出要求スイッチを操作し
打球供給皿に打球を適宜補給するようにしているが、上
記のように賞球の場合も貸球の場合も同一の球計数用セ
ンサから得られるパルス信号によってパチンコ球を計数
するように構成していると、その球計数用センサから得
られるパルス信号をデジタルカウンタ等の計器で計数し
ても、その計数値には入賞によるものと球貸出要求信号
によるものとがあって両者を区別できないので、そのパ
チンコ遊技機の特性を正確に測定できないという問題が
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の上記
のような問題点を解消し常に円滑に作動し得る球払出装
置を提供するものである。また本発明は、検査に際して
賞球と貸球とを夫々別々に計数し得るようにしたパチン
コ遊技機における球払出装置を提供するものである。
のような問題点を解消し常に円滑に作動し得る球払出装
置を提供するものである。また本発明は、検査に際して
賞球と貸球とを夫々別々に計数し得るようにしたパチン
コ遊技機における球払出装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のパチ
ンコ遊技機における球払出装置は、パチンコ球を一列に
整列して流下させる球供給筒の下端にモータの作動によ
って回転する払出ロータを設けるとともに、パチンコ球
の直径の略1.5倍の曲率半径を有し該球供給筒の中心
線上に中心点がある円弧状の球受棚を該払出ロータの両
側に設け、該球受棚上に支持されたパチンコ球が該払出
ロータの回転により払い出されるようにしたことを特徴
とする。また本発明は上記球払出装置において、払出ロ
ータを供給筒の下端の分岐部に正逆転可能なモータの作
動によって正転または逆転するように設け、球受棚上に
支持されたパチンコ球が該払出ロータの回転により払い
分けられるようにしたことを特徴とする。また本発明は
上記球払出装置において、払出ロータは送り爪の外周が
円弧面状に形成された爪車であって、該爪車を分岐部に
鉛直面内で回転するように設けたことを特徴とする。さ
らに本発明は上記球払出装置において、球供給筒,分岐
部を夫々2個1対ずつ並設し、該分岐部に夫々爪車をそ
の送り爪の回転時の位相がずれるように1つのモータの
回転軸に固着してなることを特徴とする。さらに本発明
は上記球払出装置において、払出ロータはリードスクリ
ューであって、該リードスクリューを分岐部に水平面内
で回転するように設けたことを特徴とする。さらに本発
明は上記球払出装置において、球受棚の両端より下方に
連なるように貸球払出通路と賞球払出通路を形成すると
ともに該各球払出通路に夫々球計数用センサを設け、球
貸出要求信号または入賞球検出信号があると払出ロータ
が正転または逆転し、球受棚上に支持されたパチンコ球
が該貸球払出通路または賞球払出通路に流下し、前記球
計数用センサによって該パチンコ球が計数されることで
所定数のパチンコ球が打球供給皿に払い出されるように
したことを特徴とする。
ンコ遊技機における球払出装置は、パチンコ球を一列に
整列して流下させる球供給筒の下端にモータの作動によ
って回転する払出ロータを設けるとともに、パチンコ球
の直径の略1.5倍の曲率半径を有し該球供給筒の中心
線上に中心点がある円弧状の球受棚を該払出ロータの両
側に設け、該球受棚上に支持されたパチンコ球が該払出
ロータの回転により払い出されるようにしたことを特徴
とする。また本発明は上記球払出装置において、払出ロ
ータを供給筒の下端の分岐部に正逆転可能なモータの作
動によって正転または逆転するように設け、球受棚上に
支持されたパチンコ球が該払出ロータの回転により払い
分けられるようにしたことを特徴とする。また本発明は
上記球払出装置において、払出ロータは送り爪の外周が
円弧面状に形成された爪車であって、該爪車を分岐部に
鉛直面内で回転するように設けたことを特徴とする。さ
らに本発明は上記球払出装置において、球供給筒,分岐
部を夫々2個1対ずつ並設し、該分岐部に夫々爪車をそ
の送り爪の回転時の位相がずれるように1つのモータの
回転軸に固着してなることを特徴とする。さらに本発明
は上記球払出装置において、払出ロータはリードスクリ
ューであって、該リードスクリューを分岐部に水平面内
で回転するように設けたことを特徴とする。さらに本発
明は上記球払出装置において、球受棚の両端より下方に
連なるように貸球払出通路と賞球払出通路を形成すると
ともに該各球払出通路に夫々球計数用センサを設け、球
貸出要求信号または入賞球検出信号があると払出ロータ
が正転または逆転し、球受棚上に支持されたパチンコ球
が該貸球払出通路または賞球払出通路に流下し、前記球
計数用センサによって該パチンコ球が計数されることで
所定数のパチンコ球が打球供給皿に払い出されるように
したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1はこのカード式パチンコ遊技機の正
面図、図2はその裏面図である。図中、1は遊技機本
体、2は該遊技機本体に隣接するように設けられた薄型
のカード式球貸出機である。3は複数の入賞口およびデ
ィスプレイ装置等が設けられた遊技盤、4は打球発射ハ
ンドル、5は打球供給皿、6は景品球貯溜皿である。ま
た、7は球貸出機2の前面の設けられたカード挿入口、
8は該球貸出機2に設けられた球貸出要求スイッチ、9
はカード返却スイッチである。
態を説明する。図1はこのカード式パチンコ遊技機の正
面図、図2はその裏面図である。図中、1は遊技機本
体、2は該遊技機本体に隣接するように設けられた薄型
のカード式球貸出機である。3は複数の入賞口およびデ
ィスプレイ装置等が設けられた遊技盤、4は打球発射ハ
ンドル、5は打球供給皿、6は景品球貯溜皿である。ま
た、7は球貸出機2の前面の設けられたカード挿入口、
8は該球貸出機2に設けられた球貸出要求スイッチ、9
はカード返却スイッチである。
【0012】また、10は遊技機本体裏面に設けられた
景品球タンク、11は該景品球タンク中のパチンコ球を
一列に整列させ球供給筒12に流下させる整流樋であ
る。13は該球供給筒12の下端部に設けられた球払出
装置である。該球払出装置13は、図3,図4に示した
ように、パチンコ球bの直径の略1.5倍の曲率半径を
有し該球供給筒の中心線上に中心点cがある円弧状の球
受棚14a,14bを該球供給筒12の下端の分岐部1
5の相対する内壁面に突設し、該分岐部15には爪車状
の払出ロータ16をパルスモータ等の正逆転可能なモー
タ17の回転軸に固着することによって鉛直面内で正転
または逆転し得るように、かつ該払出ロータ16の送り
爪18が該球受棚14a,14bの間隔から上に突出す
るように設ける。なお、該払出ロータ16の各送り爪1
8の外周19は円周面状に形成される。
景品球タンク、11は該景品球タンク中のパチンコ球を
一列に整列させ球供給筒12に流下させる整流樋であ
る。13は該球供給筒12の下端部に設けられた球払出
装置である。該球払出装置13は、図3,図4に示した
ように、パチンコ球bの直径の略1.5倍の曲率半径を
有し該球供給筒の中心線上に中心点cがある円弧状の球
受棚14a,14bを該球供給筒12の下端の分岐部1
5の相対する内壁面に突設し、該分岐部15には爪車状
の払出ロータ16をパルスモータ等の正逆転可能なモー
タ17の回転軸に固着することによって鉛直面内で正転
または逆転し得るように、かつ該払出ロータ16の送り
爪18が該球受棚14a,14bの間隔から上に突出す
るように設ける。なお、該払出ロータ16の各送り爪1
8の外周19は円周面状に形成される。
【0013】20,21は該球受棚の両端より下方に連
なるように形成された貸球払出通路と賞球払出通路、2
2,23は該球受棚の両端より該貸球払出通路20およ
び賞球払出通路21の方向に夫々延設された傾斜状ガイ
ド部である。
なるように形成された貸球払出通路と賞球払出通路、2
2,23は該球受棚の両端より該貸球払出通路20およ
び賞球払出通路21の方向に夫々延設された傾斜状ガイ
ド部である。
【0014】このためモータ17の作動によって払出ロ
ータ16が矢印A方向に回転すると、図3〜図7に順に
示したように、球受棚14a,14bによって支持され
ていたパチンコ球bがその送り爪18に押されて移動し
て貸球払出通路20に流下し該パチンコ球bは誘導樋2
4を通して打球供給皿5に払い出される。また、払出ロ
ータ16が矢印B方向に回転すると、球受棚14a,1
4bに支持されていたパチンコ球bはその送り爪18に
より反対側に押されて賞球払出通路21に流下し誘導樋
24を通して同じく打球供給皿5に払い出される。
ータ16が矢印A方向に回転すると、図3〜図7に順に
示したように、球受棚14a,14bによって支持され
ていたパチンコ球bがその送り爪18に押されて移動し
て貸球払出通路20に流下し該パチンコ球bは誘導樋2
4を通して打球供給皿5に払い出される。また、払出ロ
ータ16が矢印B方向に回転すると、球受棚14a,1
4bに支持されていたパチンコ球bはその送り爪18に
より反対側に押されて賞球払出通路21に流下し誘導樋
24を通して同じく打球供給皿5に払い出される。
【0015】このようにパチンコ球bが送り爪18に押
されて球受棚14a,14bを移動するとき、該球受棚
は球供給筒10の中心線上に中心点cがありパチンコ球
の直径の略1.5倍の曲率半径を有する円弧状に形成さ
れたものであるので、いずれの方向に移動しても図3,
図5に示したようにその直上にあるパチンコ球b’を上
下動させることがない。そして払出ロータ16がさらに
同方向に回転することによって該パチンコ球b’は図6
に示したように送り爪18の外周19によって支持され
る。そして図7に示したように惰性によって回転しすぎ
ても外周19は円周面状に形成されているので該パチン
コ球b’は下降することがない。このため図7に示した
状態で停止した払出ロータ16が逆転するに際して該パ
チンコ球b’が上に持ち上げられることなく、反対側へ
の払い出し開始時にモータに過大な負荷を掛けることが
なくなり、常にスムースに逆回転することが可能とな
る。
されて球受棚14a,14bを移動するとき、該球受棚
は球供給筒10の中心線上に中心点cがありパチンコ球
の直径の略1.5倍の曲率半径を有する円弧状に形成さ
れたものであるので、いずれの方向に移動しても図3,
図5に示したようにその直上にあるパチンコ球b’を上
下動させることがない。そして払出ロータ16がさらに
同方向に回転することによって該パチンコ球b’は図6
に示したように送り爪18の外周19によって支持され
る。そして図7に示したように惰性によって回転しすぎ
ても外周19は円周面状に形成されているので該パチン
コ球b’は下降することがない。このため図7に示した
状態で停止した払出ロータ16が逆転するに際して該パ
チンコ球b’が上に持ち上げられることなく、反対側へ
の払い出し開始時にモータに過大な負荷を掛けることが
なくなり、常にスムースに逆回転することが可能とな
る。
【0013】30は貸球払出通路20に設けられパチン
コ球が通過する毎にパルス信号を出力する球計数用セン
サ、31は同じく賞球払出通路21に設けられパチンコ
球が通過する毎にパルス信号を出力する球計数用センサ
である。また、32はモータ17を作動させる球払出制
御回路が設けられたコントロール基板、33は打球発射
装置、34は遊技制御回路基板、35は前記入賞口10
に入賞したパチンコ球を集合させる入賞球集合ケース、
36は該入賞球集合ケースの下端部に設けられ入賞球検
出信号をコントロール基板32の球払出制御回路に発信
する入賞球検出スイッチである。
コ球が通過する毎にパルス信号を出力する球計数用セン
サ、31は同じく賞球払出通路21に設けられパチンコ
球が通過する毎にパルス信号を出力する球計数用センサ
である。また、32はモータ17を作動させる球払出制
御回路が設けられたコントロール基板、33は打球発射
装置、34は遊技制御回路基板、35は前記入賞口10
に入賞したパチンコ球を集合させる入賞球集合ケース、
36は該入賞球集合ケースの下端部に設けられ入賞球検
出信号をコントロール基板32の球払出制御回路に発信
する入賞球検出スイッチである。
【0016】図8はコントロール基板32中に設けられ
た球払出制御回路37の入出力信号系を示したブロック
図である。同図に示したように球払出制御回路37に
は、前記球貸出要求スイッチ8から球貸出要求信号が入
力されるとともに、前記入賞球検出スイッチ36から入
賞球検出信号が入力される。
た球払出制御回路37の入出力信号系を示したブロック
図である。同図に示したように球払出制御回路37に
は、前記球貸出要求スイッチ8から球貸出要求信号が入
力されるとともに、前記入賞球検出スイッチ36から入
賞球検出信号が入力される。
【0017】また、該球払出制御回路37は球貸出要求
信号が入力されると駆動回路38に制御信号を出力しモ
ータ17を回転駆動し払出ロータ16を矢印A方向に回
転させパチンコ球を貸球払出通路20に排出させる。ま
た入賞球検出信号が入力されると駆動回路38に制御信
号を出力しモータ17を逆向に回転駆動し払出ロータ1
6を矢印B方向に回転させパチンコ球を賞球払出通路2
1に排出させる。
信号が入力されると駆動回路38に制御信号を出力しモ
ータ17を回転駆動し払出ロータ16を矢印A方向に回
転させパチンコ球を貸球払出通路20に排出させる。ま
た入賞球検出信号が入力されると駆動回路38に制御信
号を出力しモータ17を逆向に回転駆動し払出ロータ1
6を矢印B方向に回転させパチンコ球を賞球払出通路2
1に排出させる。
【0018】そして貸球払出通路20に排出されたパチ
ンコ球は球計数用センサ30により計数されその数に応
じたパルス信号が球払出制御回路37に入力され、賞球
払出通路21に排出されたパチンコ球は球計数用センサ
31により計数されその数に応じたパルス信号が球払出
制御回路37に入力される。
ンコ球は球計数用センサ30により計数されその数に応
じたパルス信号が球払出制御回路37に入力され、賞球
払出通路21に排出されたパチンコ球は球計数用センサ
31により計数されその数に応じたパルス信号が球払出
制御回路37に入力される。
【0019】次に図9〜図11のフローチャートに従い
この作動を説明する。図9は入賞,球貸入力動作ルーチ
ンであって、ステップaにて球貸出要求スイッチ8から
の球貸出要求信号が検知されるとステップbにてその要
求回数Yがレジスタに記憶され、ステップcにては入賞
球検出スイッチ36からの入賞球検出信号が検知される
とステップdにてその検出数Nがレジスタに記憶され
る。
この作動を説明する。図9は入賞,球貸入力動作ルーチ
ンであって、ステップaにて球貸出要求スイッチ8から
の球貸出要求信号が検知されるとステップbにてその要
求回数Yがレジスタに記憶され、ステップcにては入賞
球検出スイッチ36からの入賞球検出信号が検知される
とステップdにてその検出数Nがレジスタに記憶され
る。
【0020】図10は図9と並行処理される払出制御ル
ーチンであって、ステップeにて球貸出要求信号の記憶
が有るかどうかが検出され、有る場合はステップfに移
行し払出球数を25個にセットするとともにステップg
にてモータ17の回転方向を前記A方向にセットする。
そしてステップiにて図11に示す払出処理が実行され
た後、ステップjにて要求回数Yが減数される。またス
テップeにて球貸出要求信号の記憶が検出されない場合
はステップkにて入賞球検出信号の記憶の有無が検出さ
れその記憶が有る場合はステップlに移行し払出球数を
15個にセットするとともにステップmにてモータ17
の回転方向を前記B方向にセットする。そしてステップ
oにて図11に示す払出処理が実行された後、ステップ
pにて入賞球検出数Nが減数される。
ーチンであって、ステップeにて球貸出要求信号の記憶
が有るかどうかが検出され、有る場合はステップfに移
行し払出球数を25個にセットするとともにステップg
にてモータ17の回転方向を前記A方向にセットする。
そしてステップiにて図11に示す払出処理が実行され
た後、ステップjにて要求回数Yが減数される。またス
テップeにて球貸出要求信号の記憶が検出されない場合
はステップkにて入賞球検出信号の記憶の有無が検出さ
れその記憶が有る場合はステップlに移行し払出球数を
15個にセットするとともにステップmにてモータ17
の回転方向を前記B方向にセットする。そしてステップ
oにて図11に示す払出処理が実行された後、ステップ
pにて入賞球検出数Nが減数される。
【0021】図11に示した払出処理ルーチンは、ステ
ップqにて払出数計数値がゼロに設定され、ステップr
にてモータ17の回転方向が判断されステップyにてモ
ータをA方向またはステップzにてモータをB方向に回
転動作させパチンコ球の払い出しを開始する。そしてス
テップs,t,uを循環することによって球計数用セン
サ30または31からのパルス信号が逐次計数されその
払出球計数値が前記ステップfまたはステップlにて設
定された払出球数に達するとステップvにてモータ17
を停止させる。これによって貸球または賞球として夫々
所定個数のパチンコ球が打球供給皿5に払い出され、以
下このフローが繰り返される。一方所定時間内にパルス
信号がない場合はステップwよりステップxに移行し異
常終了となる。
ップqにて払出数計数値がゼロに設定され、ステップr
にてモータ17の回転方向が判断されステップyにてモ
ータをA方向またはステップzにてモータをB方向に回
転動作させパチンコ球の払い出しを開始する。そしてス
テップs,t,uを循環することによって球計数用セン
サ30または31からのパルス信号が逐次計数されその
払出球計数値が前記ステップfまたはステップlにて設
定された払出球数に達するとステップvにてモータ17
を停止させる。これによって貸球または賞球として夫々
所定個数のパチンコ球が打球供給皿5に払い出され、以
下このフローが繰り返される。一方所定時間内にパルス
信号がない場合はステップwよりステップxに移行し異
常終了となる。
【0022】このように貸球と賞球とが夫々別々のセン
サによって検出されるようにすることで、このパチンコ
遊技機を検査するにあたっては、該各センサから得られ
るパルス信号をデジタルカウンタ等の計器で計数するこ
とによって、その計数値を入賞によるものと球貸出要求
信号によるものとに区別して測定できる。このため、検
査中に打球を補給するため球貸出要求スイッチ8を適宜
操作しても計数される賞球数に影響を与えることなくそ
のパチンコ遊技機の特性を正確に測定できるようにな
る。また、故障や違法な改造の有無等についても発見が
容易になる。
サによって検出されるようにすることで、このパチンコ
遊技機を検査するにあたっては、該各センサから得られ
るパルス信号をデジタルカウンタ等の計器で計数するこ
とによって、その計数値を入賞によるものと球貸出要求
信号によるものとに区別して測定できる。このため、検
査中に打球を補給するため球貸出要求スイッチ8を適宜
操作しても計数される賞球数に影響を与えることなくそ
のパチンコ遊技機の特性を正確に測定できるようにな
る。また、故障や違法な改造の有無等についても発見が
容易になる。
【0023】図12は賞球数を計数しようとする検査の
ために一方の球計数用センサ31の両端子40,41に
デジタルカウンタ42を接続し該球計数用センサ31か
ら得られるパルス信号が該デジタルカウンタにより計数
されるようにしたもので、検査時にこうした接続をする
ことによって賞球数のみを正確に測定し得る。また他方
の球計数用センサ30にデジタルカウンタを接続して貸
球数のみを計数することも可能である。
ために一方の球計数用センサ31の両端子40,41に
デジタルカウンタ42を接続し該球計数用センサ31か
ら得られるパルス信号が該デジタルカウンタにより計数
されるようにしたもので、検査時にこうした接続をする
ことによって賞球数のみを正確に測定し得る。また他方
の球計数用センサ30にデジタルカウンタを接続して貸
球数のみを計数することも可能である。
【0024】なお、図13は、球供給筒12および分岐
部15を夫々2個1対ずつ並設し、正逆転可能な1つの
モータ17の回転軸に一対の払出ロータ16,16’を
固着することによりパチンコ球が複数列で払い出される
ようにしたもので、その場合、両払出ロータ16,1
6’についてその送り爪18の回転時の位相がずれるよ
うに、両爪車16,16’を図示したようにずらして
(この場合の爪車は3つの送り爪を有したものであるの
で、60度ずらす。)モータの回転軸に固着することに
よって、該モータ17に負荷が掛る時期をずらすことが
できるので、こうすることが該モータ17の所要トルク
を軽減させるうえで望ましい。
部15を夫々2個1対ずつ並設し、正逆転可能な1つの
モータ17の回転軸に一対の払出ロータ16,16’を
固着することによりパチンコ球が複数列で払い出される
ようにしたもので、その場合、両払出ロータ16,1
6’についてその送り爪18の回転時の位相がずれるよ
うに、両爪車16,16’を図示したようにずらして
(この場合の爪車は3つの送り爪を有したものであるの
で、60度ずらす。)モータの回転軸に固着することに
よって、該モータ17に負荷が掛る時期をずらすことが
できるので、こうすることが該モータ17の所要トルク
を軽減させるうえで望ましい。
【0025】また、図14,図15は本発明の球払出装
置の他の実施形態を示したものであって、この実施形態
では、球供給筒12の下端の分岐部にリードスクリュー
状の払出ロータ16を正逆転可能なモータ17の回転軸
に固着することによって水平面内で正転または逆転し得
るように設け、パチンコ球bの直径の略1.5倍の曲率
半径を有し該球供給筒12の中心線上に中心点cを持つ
円弧状の球受棚14a,14bを該分岐部15の相対す
る内壁面に突設してなる。この実施形態においても球供
給筒12から流下して球受棚14a,14b上に支持さ
れたパチンコ球bは回転する払出ロータ16により球受
棚14a,14b上を移動させられ、その際、該球受棚
は上記曲率半径の円弧状に形成されていることから移動
してもその直上にあるパチンコ球b’を上下動させるこ
とがない。そして該払出ロータ16の回転方向によって
該パチンコ球bを貸球払出通路20または賞球払出通路
21に排出させることができる。このためこの形態の球
払出装置でもモータ17の負荷が大幅に軽減される。
置の他の実施形態を示したものであって、この実施形態
では、球供給筒12の下端の分岐部にリードスクリュー
状の払出ロータ16を正逆転可能なモータ17の回転軸
に固着することによって水平面内で正転または逆転し得
るように設け、パチンコ球bの直径の略1.5倍の曲率
半径を有し該球供給筒12の中心線上に中心点cを持つ
円弧状の球受棚14a,14bを該分岐部15の相対す
る内壁面に突設してなる。この実施形態においても球供
給筒12から流下して球受棚14a,14b上に支持さ
れたパチンコ球bは回転する払出ロータ16により球受
棚14a,14b上を移動させられ、その際、該球受棚
は上記曲率半径の円弧状に形成されていることから移動
してもその直上にあるパチンコ球b’を上下動させるこ
とがない。そして該払出ロータ16の回転方向によって
該パチンコ球bを貸球払出通路20または賞球払出通路
21に排出させることができる。このためこの形態の球
払出装置でもモータ17の負荷が大幅に軽減される。
【0026】なお、本発明の球払出装置は、この実施形
態に示したように、払出ロータの回転方向によって貸球
と賞球とを払い分けするものの他、パチンコ球を洗浄す
るなどのためにパチンコ遊技機から全パチンコ球を球抜
きするために爪車を逆転させるように仕様されたものに
も適用できる。その場合、一方の球払出通路20は打球
供給皿5,景品球貯溜皿6等に連通し、他方の球払出通
路21はアウト球排出樋(図示せず)に連通させた構造
となる。
態に示したように、払出ロータの回転方向によって貸球
と賞球とを払い分けするものの他、パチンコ球を洗浄す
るなどのためにパチンコ遊技機から全パチンコ球を球抜
きするために爪車を逆転させるように仕様されたものに
も適用できる。その場合、一方の球払出通路20は打球
供給皿5,景品球貯溜皿6等に連通し、他方の球払出通
路21はアウト球排出樋(図示せず)に連通させた構造
となる。
【0027】また、本発明は、払出ロータを一方向に回
転させる球払出装置に適用することも可能である。即
ち、パチンコ球を一方向にのみ払い出す装置であっても
パチンコ球と球供給筒の内径のクリアランスのために該
パチンコ球が従来の図16に示したような動きをすこと
があるが、本発明によればこれによる球供給筒内のパチ
ンコ球の上下動を防止することができる。
転させる球払出装置に適用することも可能である。即
ち、パチンコ球を一方向にのみ払い出す装置であっても
パチンコ球と球供給筒の内径のクリアランスのために該
パチンコ球が従来の図16に示したような動きをすこと
があるが、本発明によればこれによる球供給筒内のパチ
ンコ球の上下動を防止することができる。
【0028】また球計数用センサ30,31の検知形式
および配置位置等もこの実施形態に示したもののほか種
々の形態を想定し得る。特に両センサは通過するパチン
コ球を検知し得る位置であればその通過通路の前後いず
れに設置してもよい。
および配置位置等もこの実施形態に示したもののほか種
々の形態を想定し得る。特に両センサは通過するパチン
コ球を検知し得る位置であればその通過通路の前後いず
れに設置してもよい。
【0029】
【発明の効果】このように本発明のパチンコ遊技機の球
払出装置は、パチンコ球の直径の略1.5倍の曲率半径
を有し該球供給筒の中心線上に中心点がある円弧状の球
受棚を払出ロータの両側に設け、該球受棚上に支持され
たパチンコ球が該払出ロータの回転により払い出される
ようにしたので、払出ロータを回転させる時にパチンコ
球を持ち上げるようにはならず、常に軽く回転させるこ
とができるので、モータの所要トルクが軽減されるとと
もに、球噛みを防止し、常にスムースに作動する効果が
ある。
払出装置は、パチンコ球の直径の略1.5倍の曲率半径
を有し該球供給筒の中心線上に中心点がある円弧状の球
受棚を払出ロータの両側に設け、該球受棚上に支持され
たパチンコ球が該払出ロータの回転により払い出される
ようにしたので、払出ロータを回転させる時にパチンコ
球を持ち上げるようにはならず、常に軽く回転させるこ
とができるので、モータの所要トルクが軽減されるとと
もに、球噛みを防止し、常にスムースに作動する効果が
ある。
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の実施の形態を示
す正面図。
す正面図。
【図2】本発明に係るパチンコ遊技機の実施の形態を示
す裏面図。
す裏面図。
【図3】本発明に係るパチンコ遊技機の球払出装置の実
施の形態を示す縦断面図。
施の形態を示す縦断面図。
【図4】図3のC−C線断面図。
【図5】図3の作動状態図。
【図6】図3の作動状態図。
【図7】図3の作動状態図。
【図8】本発明に係る球払出制御の実施の形態を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図9】本発明に係る球払出制御の実施の形態を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図10】本発明に係る球払出制御の実施の形態を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図11】本発明に係る球払出制御の実施の形態を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図12】本発明に係るパチンコ遊技機の球払出制御回
路の実施の形態を示す回路図。
路の実施の形態を示す回路図。
【図13】本発明に係るパチンコ遊技機の球払出装置の
他の実施形態を示した縦断面図。
他の実施形態を示した縦断面図。
【図14】本発明に係るパチンコ遊技機の球払出装置の
他の実施形態を示した縦断面図。
他の実施形態を示した縦断面図。
【図15】図14のD−D線断面図。
【図16】従来の球払出装置の作動状態図。
1 遊技機本体 2 カード式球貸出機 8 球貸出要求スイッチ 10 景品球タンク 12 球供給筒 13 球払出装置 14a,14b 球受棚 15 分岐部 16 払出ロータ 17 モータ 18 送り爪 19 外周 20 貸球払出通路 21 賞球払出通路 30,31 球計数用センサ 32 コントロール基板 36 入賞球検出スイッチ 37 球払出制御回路 b,b’ パチンコ球 c 中心点
Claims (6)
- 【請求項1】 パチンコ球を一列に整列して流下させる
球供給筒の下端にモータの作動によって回転する払出ロ
ータを設けるとともに、パチンコ球の直径の略1.5倍
の曲率半径を有し該球供給筒の中心線上に中心点がある
円弧状の球受棚を該払出ロータの両側に設け、該球受棚
上に支持されたパチンコ球が該払出ロータの回転により
払い出されるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技
機における球払出装置。 - 【請求項2】 払出ロータを供給筒の下端の分岐部に正
逆転可能なモータの作動によって正転または逆転するよ
うに設け、球受棚上に支持されたパチンコ球が該払出ロ
ータの回転により払い分けられるようにした請求項1に
記載のパチンコ遊技機における球払出装置。 - 【請求項3】 払出ロータは送り爪の外周が円弧面状に
形成された爪車であって、該爪車を分岐部に鉛直面内で
回転するように設けた請求項1または2に記載のパチン
コ遊技機における球払出装置。 - 【請求項4】 球供給筒,分岐部を夫々2個1対ずつ並
設し、該分岐部に夫々爪車をその送り爪の回転時の位相
がずれるように1つのモータの回転軸に固着してなる請
求項3に記載のパチンコ遊技機における球払出装置。 - 【請求項5】 払出ロータはリードスクリューであっ
て、該リードスクリューを分岐部に水平面内で回転する
ように設けた請求項1または2に記載のパチンコ遊技機
における球払出装置。 - 【請求項6】 球受棚の両端より下方に連なるように貸
球払出通路と賞球払出通路を形成するとともに該各球払
出通路に夫々球計数用センサを設け、球貸出要求信号ま
たは入賞球検出信号があると払出ロータが正転または逆
転し、球受棚上に支持されたパチンコ球が該貸球払出通
路または賞球払出通路に流下し、前記球計数用センサに
よって該パチンコ球が計数されることで所定数のパチン
コ球が打球供給皿に払い出されるようにした請求項1〜
5のいずれかに記載のパチンコ遊技機における球払出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10332068A JP2000037532A (ja) | 1998-05-19 | 1998-11-06 | パチンコ遊技機における球払出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-155239 | 1998-05-19 | ||
JP15523998 | 1998-05-19 | ||
JP10332068A JP2000037532A (ja) | 1998-05-19 | 1998-11-06 | パチンコ遊技機における球払出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000037532A true JP2000037532A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=26483295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10332068A Pending JP2000037532A (ja) | 1998-05-19 | 1998-11-06 | パチンコ遊技機における球払出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000037532A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002000858A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-08 | Toyo Kasei Kk | パチンコ機の玉払出装置 |
JP2002306687A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Mrd:Kk | パチンコ機の払出球検出装置 |
WO2011142586A2 (ko) * | 2010-05-11 | 2011-11-17 | 주식회사 레오모터스 | 아연볼 공급장치 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10332068A patent/JP2000037532A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002000858A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-08 | Toyo Kasei Kk | パチンコ機の玉払出装置 |
JP4535569B2 (ja) * | 2000-06-26 | 2010-09-01 | 株式会社浅間製作所 | パチンコ機の玉払出装置 |
JP2002306687A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Mrd:Kk | パチンコ機の払出球検出装置 |
WO2011142586A2 (ko) * | 2010-05-11 | 2011-11-17 | 주식회사 레오모터스 | 아연볼 공급장치 |
WO2011142586A3 (ko) * | 2010-05-11 | 2012-04-19 | 주식회사 레오모터스 | 아연볼 공급장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090331 |