JP2000036864A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2000036864A
JP2000036864A JP20343798A JP20343798A JP2000036864A JP 2000036864 A JP2000036864 A JP 2000036864A JP 20343798 A JP20343798 A JP 20343798A JP 20343798 A JP20343798 A JP 20343798A JP 2000036864 A JP2000036864 A JP 2000036864A
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message
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telephone
response
answering
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JP20343798A
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Toshitake Komori
勇武 小森
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージの記憶領域の容量が少ない場合に
も必要な相手からのメッセージを記憶することができる
ようにする。 【解決手段】 発信者番号に対応して相手側のメッセー
ジを記録すべきか否かを示す情報を留守応答設定フラグ
63にセットしておき、相手側のメッセージを録音デー
タ記憶部61へ記憶する場合に送出する応答メッセージ
aと、記憶しない場合に送出する応答メッセージbとを
用意し、着信があると発信者番号を検出して、検出され
た発信者番号に基づき対応するメッセージ(aまたは
b)を送出して、相手側からのメッセージを記憶するま
たは記憶しないの制御を留守応答設定フラグ63に基づ
き行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話装置に関
し、特に所謂留守録音機能を備える電話装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話装置においては、留守録音モ
ードに設定を行っておくと、相手からの呼出しに対して
自動応答し、相手からのメッセージを録音するように構
成されている。
【0003】しかしながら、電話装置における留守録音
用のメモリ領域は限られているため、着信が多い場合に
は録音されない場合がある。特に、重要な或いは希望す
る相手からのメッセージが録音されない事態が発生する
不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の電話装置が有する問題点を解決せんとしてなされ
たもので、その目的は、希望する相手を選別してメッセ
ージを記憶することにより、必要なメッセージを確実に
記憶でき得る電話装置を提供することである。また、必
要な応答メッセージを送出することができる電話装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電話装置
は、着信応答時に送出する複数のメッセージが記憶され
たメッセージ記憶手段と、識別情報に対応して複数のメ
ッセージ中のいずれを送出すべきかを示す情報がセット
された送出メッセージ制御テーブルと、着信があると識
別情報を検出する検出手段と、この検出手段により検出
された識別情報に基づき前記送出メッセージ制御テーブ
ルを検索し対応するメッセージを送出するメッセージ送
出手段とを具備することを特徴とする。これによって、
識別情報に対応してメッセージが送出され適切な情報を
相手に与えることができる。
【0006】本発明に係る電話装置は、受信メッセージ
を記憶する記憶手段と、識別情報に対応して受信メッセ
ージを記憶すべきか否かを示す情報がセットされたメッ
セージ記憶制御テーブルと、受信メッセージを記憶する
場合に送出する応答メッセージと、記憶しない場合に送
出する応答メッセージとが記憶されたメッセージ記憶手
段と、着信があると識別情報を検出する検出手段と、こ
の発信元検出手段により検出された識別情報に基づき前
記メッセージ記憶制御テーブルを検索し対応するメッセ
ージを前記メッセージ記憶手段から読み出して送出する
メッセージ送出手段と、前記メッセージ記憶制御テーブ
ルの情報に対応して前記記憶手段に対して受信メッセー
ジを記憶させるか否かの制御を行うメッセージ記憶制御
手段とを具備することを特徴とする。これによって、識
別情報に対応して相手からのメッセージが記憶されるか
否かの制御が行われ、希望する相手からのみのメッセー
ジの録音が可能となるとともに、発信者番号に対応して
相手に対して適切な録音応答メッセージを与えることが
できる。
【0007】また、本発明に係る電話装置は、メッセー
ジ記録制御テーブルの情報を設定及び変更する入力手段
が備えられていることを特徴とする。これによって、必
要に応じて相手側のメッセージを記録すべきか否かを示
す情報の設定、変更ができ得る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施の形態に係る電話装置を説明する。ここでは、P
HS(パーソナル・ハンディーホーン・システム)の電
話機を例とするが、他の電話装置にも適用し得る。図1
には、PHSの電話機が示されている。この電話機は、
アンテナ11を備えた無線部1と、モデム部2と、TD
MA部3と、通話部4と、制御部5と、制御部5に接続
されるメモリ部6及び電源部7を備える。また、制御部
5には、各種のキー等から構成される操作部51、LC
D(液晶表示器)52を制御するLCD制御部53、呼
出音を発生するサウンダ57が接続されている。
【0009】上記電話機では、家庭用基地局BSHまた
は公衆用基地局BSPから到来した無線周波信号がアン
テナ11で受信され、無線部1の高周波スイッチ(S
W)12を介して受信部13へ到る。受信部13におい
ては、上記で受信された無線周波信号が周波数シンセサ
イザ14から発生された受信局部発振信号とミキシング
されて受信中間周波信号に変換される。なお、上記周波
数シンセサイザ14から発生される局部発振周波数は無
線チャネル周波数に応じて制御部5より指示される。ま
た、無線部1には、受信電界強度検出部(RSSI)1
6が設けられている。この受信電界強度検出部16で
は、家庭用基地局BSHあるいは公衆用基地局BSPか
ら到来した無線周波数信号の受信電界強度が検出され、
その検出値は制御部5へ通知される。
【0010】上記受信部13から出力された受信中間周
波信号は、モデム部2のディジタル復調回路21へ送出
される。ディジタル復調回路21では上記受信中間周波
信号のディジタル復調が行われ、これによりディジタル
通話信号が再生される。
【0011】TDMA部3のTDMAデコード部31
は、制御部5の指示に従って、自装置に割り当てられた
タイムスロットからディジタル通話信号を抽出し、この
抽出したディジタル通話信号をスイッチ34を介して通
話部4へ送出する。通話部4は、適応差分PCMコーデ
ック(ADPCM−CODEC)41と、PCMコーデ
ック(PCM−CODEC)42とを有し、上記ディジ
タル通話信号は上記適応差分PCMコーデック41とP
CMコーデック42により順次に復号化され、アナログ
通話信号が再生される。この再生されたアナログ通話信
号は図示しない受話増幅器により増幅された後にスピー
カ43から出力される。
【0012】一方、マイクロホン44に入力された送話
音声は、PCMコーデック42と適用差分PCMコーデ
ック41により順次に符号化されてディジタル通話信号
とされる。TDMAエンコード部32では、上記適応差
分コーデック41からスイッチ35を介して送出された
ディジタル通話信号が制御部5から指示されたタイムス
ロットに挿入されて、ディジタル変調回路22へ送出さ
れる。ディジタル変調回路22では、上記ディジタル通
話信号により搬送波信号が変調され、変調結果に係る被
変調信号は送信部15へ送出される。送信部15では、
被変調信号が周波数シンセサイザ14から発生された送
信局部発振信号とミキシングされることにより、制御部
5より指示された無線チャネル周波数に周波数変換さ
れ、更に所定の送信電力レベルに増幅される。そして、
この送信部15から送出された無線周波信号は高周波ス
イッチ12を介してアンテナ11から家庭用基地局BS
Hまたは公衆用基地局BSPへ向けて送信される。
【0013】電源部7は二次電池からなるバッテリ71
と、このバッテリ71の出力電圧を所定の動作電圧Vcc
に変換する電源回路72を備える。
【0014】TDMA部3には、録音再生レジスタ33
が備えられ、録音時にはTDMAデコ−ダ31の出力を
スイッチ34を介して取り込み可能となっている。ま
た、応答メッセージを送出するときには、制御部5より
送出したメッセージを録音再生レジスタ33からスイッ
チ35を介してTDMAエンコーダ32へ出力可能とな
っている。更に、録音した信号を再生するときには、録
音した信号を制御部5より送出して録音再生レジスタ3
3に保持させ、ここからスイッチ34を介して適応差分
PCMコーデック41へ送出可能となっている。上記の
各場合におけるスイッチ34、35の制御は、制御部5
が行う。
【0015】制御部5には、発信元検出手段54、メッ
セージ送出手段55、メッセージ記憶制御手段56が備
えられている。発信元検出手段54は、着信があると発
信者番号を検出する。具体的には、着信の場合には、図
2に示されるようなシーケンスにより着信動作を行う。
この図において、PSは、PHS端末装置(電話機)を
示し、CSは、基地局を示す。
【0016】着呼の場合には、網から着呼メッセージ2
01が送られてくるので、制御部5は制御チャネルを介
して基地局へリンクチャネル確立メッセージ202を送
出する。基地局は、これを受取り、空いているリンク
(通話)チャネルを検出して、当該リンクチャネルの割
当メッセージ203を制御チャネルを介して送ってく
る。これに応えて、制御部5は割当てられたリンクチャ
ネルを使用して同期バースト204を送信し、同期が確
立すると、逆に基地局から同期バースト205を送信す
る。
【0017】同期が確立すると、制御部5は確認型情報
転送動作モードの設定開始をSABM信号206により
通知し、これを受けた基地局は初期設定の確認をUA信
号207により返送する。これを受けた制御部5は、着
呼応答メッセージ208を網に対して送信する。着呼応
答メッセージ208を受信した網は、呼設定メッセージ
209を送信してくる。この呼設定メッセージ209に
は、相手側(発信元)の電話番号が含まれている。これ
を受けた制御部5は、呼設定受付メッセージ210を返
送すると共に、発信元検出手段54として、発信者番号
(相手側(発信元)の電話番号)を検出する。
【0018】電話機(PHS端末装置)に通知情報受信
指示が設定されている場合、制御部5は、定義情報要求
メッセージ211を送信する。これを受けた網は、定義
情報応答212により通知情報を返送する。RT(無線
管理)機能要求の指示が設定されている場合、制御部5
は機能要求メッセージ213を送信する。それを受けた
網は、機能要求応答メッセージ214によりRT機能を
返送する。
【0019】更に、制御部5は、秘匿鍵設定メッセージ
215により秘匿鍵を網に通知する。MM(移動管理)
機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能
要求メッセージ216を送信する。これを受けた網は、
機能要求応答メッセージ217によりMM機能を返送す
る。次に、網は認証乱数を発生し、乱数を認証要求メッ
セージ218を通知する。制御部5はこれを受け取り、
自身が有している認証鍵を用いて乱数を暗号化し、認証
応答メッセージ219により網に送信する。この暗号を
受け取った網は、電話機(PHS端末装置)と同一の認
証鍵を用いて送った乱数を暗号化し、これと受信した暗
号が一致するかどうかを判断する。判断の結果、不一致
となると、呼切断復旧の規則に従って呼解放手順を開始
する。判断の結果、一致となると、呼接続を継続する。
【0020】制御部5はサウンダ57により呼出音を発
生して着信を表示し、呼出中を示す呼出メッセージ22
0を網に送信する。そして、制御部5はオフフックされ
るのを検出し、オフフックがあると、応答メッセージ2
21を網に対して送る。応答を確認した網は応答確認メ
ッセージ222を返送し、確認型情報転送動作モードの
解除をDISC信号223により通知する。これを受け
た制御部5は、解除の確認をUA信号224により返送
する。そして、発ユーザ側との通話225が開始され
る。
【0021】また、メモリ部6には、着信に対して返送
する「留守応答メッセージa」と「留守応答メッセージ
b」の複数のメッセージが記憶されている。また、メモ
リ部6には、相手側からのメッセージを記憶する記憶手
段である録音データ記録部61が設けられている。更
に、メモリ部6には、電話帳データ記憶部62が設けら
れると共に、この電話帳データ記憶部62には、留守応
答設定フラグ63が付設されている。また、メモリ部6
には、留守録音モードであるか否かを示す留守状態フラ
グ64が設けられている。この留守状態フラグ64は操
作部51のキーの所定操作によりセット/リセット可能
である。
【0022】具体的には、電話帳データ記憶部62に留
守応答設定フラグ63が付設されて構成されたテーブル
(メッセージ記憶制御テーブル)は、図3に示されるよ
うである。つまり、テーブルはエントリ番号により区分
され、各エントリ番号毎に、相手の名前(或いは、会社
などの名称)、名前の読み、電話番号、留守応答設定フ
ラグ(図1の留守応答フラグ63に対応)から構成され
ている。留守応答設定フラグは、留守録音を実行するか
否かを、エントリ毎に示すものであり、「1」は留守録
音を実行することを示し、「0」は留守録音を行わない
ことを示す。
【0023】上記図3のテーブルの留守応答設定フラグ
は、入力手段として機能する操作部51の所定キー操作
によりセット/リセットすることができる。ここでは、
電話帳データを登録する際に、上記留守応答設定フラグ
のセット/リセットを行う場合を例として、図4に示す
フローチャートによりセット/リセットの書き込み動作
を説明する。
【0024】ユーザが電話帳データの登録を行うべく、
所定のキー操作を操作部51から行うと、図4に示す登
録モードとなる。次に、例えば、LCD52に名前の入
力を促すアナウンス表示を行い、これに対してユーザー
が名前の入力を行い、これがメモリ部6に保持される
(S1)。また、LCD52に名前の読みの入力を促す
アナウンス表示を行い、これに対してユーザーが名前の
読みの入力を行い、これがメモリ部6に保持される(S
2)。更に、LCD52に留守応答電話番号の入力を促
すアナウンス表示を行い、これに対してユーザーが電話
番号の入力を行い、これがメモリ部6に保持される(S
3)。
【0025】また、LCD52に留守応答設定フラグの
セット/リセットの入力を促すアナウンス表示を行い、
これに対してユーザーが留守応答設定フラグのセット/
リセットの入力を行い、これを制御部5が取り込み、留
守応答設定がなされたか否か(セットされたか)を検出
する(S4)。ここで、留守応答設定がなされた場合に
は、LCD52に登録番号(エントリ番号)の入力を促
すアナウンス表示を行い、これに対してユーザーが登録
番号の入力を行い、これがメモリ部6に保持される(S
5)。次に、制御部5は、LCD52に入力内容の確認
を促すアナウンス表示を行い、これに対してユーザーが
確認のキー操作を行ったことを検出し(S6)、これに
対応して上記指定された図3に示したテーブルの登録番
号の領域に、メモリ部6に保持されている名前、読み、
電話番号を登録し(S7)、留守応答設定フラグのセッ
ト(「有り」の書込み)を行う(S8)。斯して、図3
のテーブルの登録番号の「1」に示されるように登録が
なされる。
【0026】また、ステップS4にて、留守応答設定が
なされなかった(「無」が設定された)場合には、LC
D52に登録番号(エントリ番号)の入力を促すアナウ
ンス表示を行い、これに対してユーザーが登録番号の入
力を行い、これがメモリ部6に保持される(S9)。次
に、制御部5は、LCD52に入力内容の確認を促すア
ナウンス表示を行い、これに対してユーザーが確認のキ
ー操作を行ったことを検出し(S10)、これに対応し
て上記指定された図3に示したテーブルの登録番号の領
域に、メモリ部6に保持されている名前、読み、電話番
号を登録し(S11)、留守応答設定フラグのリセット
(「無し」の書込み)を行う(S12)。斯して、ステ
ップS4から「無」へ分岐した場合には、図3のテーブ
ルの登録番号の「2」に示されるように登録がなされ
る。
【0027】上記のようにして、電話帳データと留守応
答設定フラグのセット/リセットとの登録が行われる。
そして、待ち受け状態にあるときに、着信があると、着
信がなされた旨がTDMAデコ−ダ31から制御部5に
通知される。そこで、制御部5は、図5に示されるフロ
ーチャートに対応するプログラムを起動し、メッセージ
送出手段55及びメッセージ記憶制御手段56として動
作する。以下、このプログラムによる動作を説明する。
制御部5は、メモリ部6の留守状態フラグ64を検出
し、留守状態に設定されているか否かを検出する(S2
1)。留守状態に設定されていなければ、通常の着信動
作を行う(S22)。
【0028】一方、留守状態に設定がなされている場合
には、サウンダ57を鳴動させ(或いは、図示せぬバイ
ブレータの振動を行い)、設定されている所定回数の鳴
動を行い(S23)、発信者番号に対応する留守応答設
定フラグのセット/リセットを図3のテーブルを参照し
て検出する(S24)。なお、発信者番号は既述の通
り、図2に示すシーケンスの呼設定メッセージ209に
含まれている相手側(発信元)の電話番号である。ここ
で、留守応答設定フラグがセットされているときには、
応答メッセージaを再生する(S25)。この応答メッ
セージaは、例えば、「ピーッとなったらお名前とご用
件をお話下さい。」というアナウンスであり、「ピー
ッ」という音を再生し終ると応答メッセージ送出を停止
し(S26)、スイッチ34の出力側を録音再生レジス
タ33に接続されるように切り換え録音を開始する(S
27)。録音再生レジスタ33に到来したメッセージ
は、制御部5に取り込まれメモリ部6の録音データ記憶
部61へ書き込まれる。
【0029】この間、制御部5は内蔵のタイマを参照し
て予め設定されている録音時間の終了を検出し(S2
8)、また、相手の切断をTDMAデコ−ダ31を介し
て検出する(S29)。上記ステップS28において録
音時間が終了したことを検出すると、録音を停止し(S
31)、切断手順を行う(S32)。また、ステップS
28にて相手が切断を行ったことを検出すると、録音を
停止する(S30)。
【0030】ステップS24において、発信者番号に対
応する留守応答設定フラグがセットされていないことを
検出したときには、応答メッセージbを再生する(S2
6)。この応答メッセージbは、例えば、「しばらくし
てからおかけ直し下さい。」というアナウンスであり、
このメッセージを再生し終ると応答メッセージ送出を停
止し(S34)、切断手順を行う(S35)。
【0031】このようにして、必要な人からのメッセー
ジを適切に録音できると共に、特に必要であると思えな
いような人からのメッセージを録音せずに済み、録音デ
ータ記憶部61を有効に利用できる。逆に言うと、録音
データ記憶部61の容量が少ない場合であっても必要な
メッセージを適切に録音でき得る。この場合必要なメッ
セージ、そうでないメッセージは発信者番号で判断して
いることになる。
【0032】なお、以上の説明では、図2の呼設定メッ
セージ209には、相手側(発信元)の電話番号が含ま
れているものとしたが、発信元側の操作により電話番号
が含まれないようにされた場合、または、通知された電
話番号が電話帳データに登録していない場合には、予め
設定しておくことにより、留守応答設定フラグがセット
されている場合と同様に動作することとする。または留
守応答設定フラグがリセットされている場合と同様に動
作することとする。更に、留守応答設定フラグのセット
/リセットにより、応答に係るメッセージを選択した
が、各発信者番号に対応して応答に係るメッセージの種
類を設定したテーブルを用意しておき、これに対応して
留守録音するか否かを制御するようにしても良い。
【0033】また、相手側からのメッセージをTDMA
デコ−ダ31の出力から得るようにしているが、PCM
コーデック42の出力からアナログ信号を得るようにし
ても良い。更に、応答メッセージをTDMAエンコーダ
32の入力側に与えるようにしているが、PCMコーデ
ック42の入力側からアナログ信号を与えるようにして
も良い。また、上記実施の形態では、電話帳データを登
録する際に、上記留守応答設定フラグのセット/リセッ
トを行うこととしたが、一度書き込んだ電話帳データの
留守応答設定フラグを必要に応じてセット/リセットし
て書き込み動作を行うこともできる。この場合、例え
ば、留守応答設定フラグの変更を求める所定キー入力を
行い、エントリ番号または電話番号により対象を指示
し、対象を確認後、留守応答設定フラグの変更入力を行
い、確定入力を行う。これに応えて、留守応答設定フラ
グの変更登録がなされる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電話装
置によれば、着信に対して返送する複数のメッセージを
用意し、識別情報に対応して複数のメッセージ中のいず
れを送出すべきかを示す情報をセットしておいて、着信
があると識別情報を検出して、検出された識別情報に基
づき対応するメッセージを送出するので、識別情報に対
応して必要なメッセージが送出され適切な情報を相手に
与えることができ、相手に不快な思いや不安な思いを抱
かせることなく、快適な通話と応答を確保することがで
きる。
【0035】また、本発明に係る電話装置によれば、識
別情報に対応して相手側のメッセージを記録すべきか否
かを示す情報をセットしておき、相手側のメッセージを
記憶する場合に送出する応答メッセージと、記憶しない
場合に送出する応答メッセージとを用意し、着信がある
と識別情報を検出して、検出された識別情報に基づき対
応するメッセージを送出して、相手側からのメッセージ
を記憶するまたは記録しないの制御を行うので、メッセ
ージの記憶領域の容量が少ない場合にも必要な相手から
のメッセージを記憶することができる効果がある。
【0036】また、本発明に係る電話装置によれば、メ
ッセージ記録制御テーブルの情報を設定及び変更する入
力手段が備えられているので、必要に応じて相手側のメ
ッセージを記録すべきか否かを示す情報の設定、変更が
でき、メッセージを記録すべき相手を適宜変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電話装置の構成図。
【図2】PHSの電話機における着呼時のシーケンスを
示す図。
【図3】本発明の実施の形態に係る電話機に備えられる
留守録音制御のためのテーブルの内容を示す図。
【図4】本発明の実施の形態に係る電話機における留守
録音制御のためのテーブルの内容の書き込み動作を説明
するためのフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態に係る電話機における留守
録音制御のためのテーブルの内容の書き込み動作を説明
するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 無線部 2 モデム部 3 TDMA部 4 通話部 5 制御部 6 メモリ部 7 電源部 51 操作部 52 LCD 53 LCD制
御部 54 発信元検出手段 55 メッセー
ジ送出手段 56 メッセージ記憶制御手段 57 サウンダ 61 録音データ記憶部 62 電話帳デ
ータ記憶部 63 留守応答設定フラグ 64 留守状態
フラグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信応答時に送出する複数のメッセージ
    が記憶されたメッセージ記憶手段と、 識別情報に対応して複数のメッセージ中のいずれを送出
    すべきかを示す情報がセットされた送出メッセージ制御
    テーブルと、 着信があると識別情報を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された識別情報に基づき前記送
    出メッセージ制御テーブルを検索し対応するメッセージ
    を送出するメッセージ送出手段とを具備することを特徴
    とする電話装置。
  2. 【請求項2】 受信メッセージを記憶する記憶手段と、 識別情報に対応して受信メッセージを記憶すべきか否か
    を示す情報がセットされたメッセージ記憶制御テーブル
    と、 受信メッセージを記憶する場合に送出する応答メッセー
    ジと、記憶しない場合に送出する応答メッセージとが記
    憶されたメッセージ記憶手段と、 着信があると識別情報を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された識別情報に基づき前記メ
    ッセージ記憶制御テーブルを検索し対応するメッセージ
    を前記メッセージ記憶手段から読み出して送出するメッ
    セージ送出手段と、 前記メッセージ記憶制御テーブルの情報に対応して前記
    記憶手段に対して受信メッセージを記憶させるか否かの
    制御を行うメッセージ記憶制御手段とを具備することを
    特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 メッセージ記録制御テーブルの情報を設
    定及び変更する入力手段が備えられていることを特徴と
    する請求項2に記載の電話装置。
  4. 【請求項4】 メッセージ記憶制御テーブルに記録され
    ていない識別情報が得られた場合に対応する制御の指示
    情報が記憶された制御指示情報記憶手段を備えることを
    特徴とする請求項2または3に記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 識別情報が得られない場合に対応する制
    御の指示情報が記憶された制御指示情報記憶手段を備え
    ることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記
    載の電話装置。
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