JP2000036772A - ステレオ/ツ―ト―ン復調器 - Google Patents

ステレオ/ツ―ト―ン復調器

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JP2000036772A
JP2000036772A JP11133643A JP13364399A JP2000036772A JP 2000036772 A JP2000036772 A JP 2000036772A JP 11133643 A JP11133643 A JP 11133643A JP 13364399 A JP13364399 A JP 13364399A JP 2000036772 A JP2000036772 A JP 2000036772A
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JP
Japan
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signal
input
phase
locked loop
stereo
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JP11133643A
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English (en)
Inventor
Joachim Brilka
ブリルカ ヨーアヒム
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D1/00Demodulation of amplitude-modulated oscillations
    • H03D1/22Homodyne or synchrodyne circuits
    • H03D1/2209Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders
    • H03D1/2236Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders using a phase locked loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/60Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
    • H04N5/607Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals for more than one sound signal, e.g. stereo, multilanguages
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S1/00Two-channel systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステレオ/ツートーン復調器を完全に集積化
し、それに要求される素子数を少なくする。 【解決手段】 狭帯域位相同期ループ1は、第1音声搬
送波の周波数で同期をとり、狭帯域位相同期ループ2
は、第1音声搬送波の周波数で同期をとる。狭帯域位相
同期ループ1には第1増幅段4が先行し、狭帯域位相同
期ループ2には第2増幅段5が先行し、その各々は、狭
帯域位相同期ループ1及び2のそれぞれの入力信号を制
御する。狭帯域位相同期ループ1の発振器20の0°又
は180°の位相を有する出力信号及び狭帯域位相同期
ループ1の入力信号を重ね合わせる搬送波抑制回路3を
設け、それは、第1音声搬送波が抑制された出力信号を
出力し、その出力信号を、第2増幅段5に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1及び第2音声
搬送波で変調したステレオ又はツートーン音声信号を具
える中間周波信号を復調するステレオ/ツートーン復調
器であって、前記第2音声搬送波が前記第1音声搬送波
より低い振幅を有するステレオ/ツートーン復調器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ステレオ又はツートーン信号が送信され
る際に、画像信号も具えることができる中間周波信号
は、音声信号成分が変調される2個の音声搬送波を有す
る。基準通話に依存して、2個の音声搬送波は同一振幅
を有しない。音声搬送波の一方は他方に比べて20dB
小さくなるおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既知のステレオ/ツー
トーン復調器においては、復調器に先行するセラミック
帯域通過フィルタが用いられ、又は復調器内に帯域通過
フィルタが配置されている。このような復調器は通常集
積回路に組み込まれるので、このような帯域通過フィル
タが障害となるおそれがある。その理由は、それらをI
C内で実現することができず、追加の外部構成要素によ
って実現する必要があるからである。それは、複数の追
加の外部構成要素を必要とするだけでなく、それに対す
るICへの追加の接続も要求され、不都合である。
【0004】本発明の目的は、完全に集積することかで
きるとともに小数の構成要素しか要求されないステレオ
/ツートーン復調器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的を、各々がそれ自体の周波数選択性を有する第1及び
第2線形狭帯域位相同期ループを設け、前記第1線形狭
帯域位相同期ループを、それが前記第1音声搬送波の周
波数で同期をとるように実現し、前記第2線形狭帯域位
相同期ループを、それが前記第2音声搬送波の周波数で
同期をとるように実現し、前記第1線形狭帯域位相同期
ループに第1増幅段が先行し、前記第2線形狭帯域位相
同期ループに第2増幅段が先行し、その各々が、次の位
相同期ループの入力信号を基準振幅で制御し、前記第1
線形狭帯域位相同期ループの電圧制御発振器の0°又は
180°の位相を有する出力信号及び前記第1線形狭帯
域位相同期ループの入力信号を重ね合わせる搬送波抑制
回路を設け、これによって、前記第1音声搬送波が抑制
された出力信号として修正した中間周波信号を発生さ
せ、その信号を、前記第2線形狭帯域位相同期ループに
先行する第2増幅段に結合することによって解決する。
【0006】したがって、それ自体の選択性を有する2
個の線形的に動作する狭帯域位相同期ループを設ける。
これら位相同期ループがそれ自体の選択性を有すること
ができるようにするために、非線形回路素子、特にリミ
ッタは、位相同期ループに先行することかできない。さ
らに、位相同期ループの入力信号は基準振幅で制御さ
れ、このために、このような振幅制御を有する増幅段が
位相同期ループに先行する。
【0007】第1位相同期ループは、第1音声搬送波の
周波数で同期をとるように実現されるが、第2狭帯域位
相同期ループは、第2音声搬送波の周波数で同期をと
る。これを、位相同期ループのループ周波数応答を実現
するループフィルタを実現するとともに、位相同期ルー
プ、例えばデジタルロックイン回路内での対応する発振
器を実現することによって行うことができる。
【0008】さらに、第1音声搬送波で同期をとる第1
位相同期ループの発振器の出力信号と、両音声搬送波が
存在する第1位相同期ループの入力信号とを重ね合わせ
る搬送波抑制回路を設ける。これを、位相同期ループの
入力信号に加算的に又は減算的に重ね合わせた0°又は
180°の位相を有する発振器の出力信号によって行
い、その結果、第1音声搬送波の成分はこの信号におい
て互いに相殺される。したがって、第1音声搬送波の振
幅が、第2位相同期ループに供給されるこの信号で大幅
に抑制される。第2位相同期ループは信号を受信し、こ
の場合、第2音声搬送波が第1音声搬送波に比べて非常
に強力であるので、位相同期ループは、中間周波信号に
おいて第1音声搬送波が第2音声搬送波に比べて明らか
に大きい場合でさえも、第2音声搬送波で同期をとるこ
とができる。搬送波抑制回路における重ね合わせ及びこ
れによって行われる抑制のために、第2音声搬送波はい
かなる場合でも第1音声搬送波よりも強力であり、その
結果、第2位相同期ループは第2音声搬送波で正確に同
期をとることができる。
【0009】これによって、2個の音声搬送波はの振幅
比に関係なく、2個の位相同期ループは、正確に同期を
とるべきその音声搬送波で正確に同期をとることがで
き、中間周波信号中のあり得る強力な他の音声搬送波で
同期をとらない。
【0010】この回路は、外部セラミックフィルタ又は
帯域通過フィルタを必要とせず、その結果、それを完全
に集積することができる。さらに、それは、調整を必要
とせず、かつ、簡単な回路を有する。第2位相同期ルー
プに供給される信号の第1搬送波が十分に抑制され、そ
の結果、大幅に変動する音声搬送波の振幅が復調を妨害
しない。さらに、回路は多数の規格に適合し、すなわ
ち、音声搬送波の振幅が制限範囲内で変動し、その結
果、互いに相違する音声搬送波周波数を処理することが
できる。これを、回路の追加の変更又は調整なく行うこ
とができる。
【0011】特に、搬送波抑制回路において、第2位相
同期ループ又はそれに先行する増幅段の入力信号の第1
音声搬送波が、第1音声搬送波の周波数に依存すること
なく、第1位相同期ループの発振器の出力信号を2個の
音声搬送波が存在する信号に重ね合わせることによって
常に抑制される。
【0012】本発明の一例によれば、前記搬送波抑制回
路が重ね合わせ段を具え、その第1入力部を、前記第1
線形狭帯域位相同期ループの入力信号に結合するととも
に、第2入力部を、制御された増幅器の出力信号に結合
し、前記増幅器の入力部が、前記第1線形狭帯域位相同
期ループの電圧制御発振器の0°/180°位相を有す
る出力信号を受信し、その利得が、自動利得制御回路か
ら供給される制御信号に依存し、その入力部が、前記重
ね合わせ段の出力信号及び前記制御された増幅器の入力
信号を受信し、前記制御信号を、前記第1音声搬送波が
前記重ね合わせ段の出力信号における最小振幅で生じる
ようにして発生させる。
【0013】本発明の追加の実現によって、振幅に関し
て重ね合わせ段で重ね合わせされた搬送波抑制回路の2
個の信号が最適に制御され、第1音声搬送波の振幅の最
適な抑制が、第1位相同期ループの発振器の出力信号及
びその入力信号の重ね合わせの際に行われる。これは、
自動利得制御回路及び制御可能な増幅器によって行わ
れ、その結果、第1音声搬送波の振幅は、搬送波抑制回
路の出力信号において最適に抑制される。
【0014】本発明の他の例において、前記搬送波抑制
回路の自動利得制御回路が同期復調器を具え、その第1
入力部が、前記重ね合わせ段の出力信号を受信し、第2
入力部が、前記制御された増幅器の入力信号を受信し、
出力部が前記制御信号を発生させる。
【0015】狭帯域位相同期ループがそれ自体の選択性
を有するので、非線形特に振幅制限素子が位相同期ルー
プに先行する。代わりに、既に説明したように、利得制
御を実現する。本発明の他の例において、これを、2個
の前記線形狭帯域位相同期ループに先行する増幅段で行
われる利得制御を、同期復調器の出力信号に依存して利
得を調整可能な制御された増幅器によって行い、前記増
幅段の入力部が、次の位相同期ループの入力信号及び前
記電圧制御発振器の0°の位相の出力信号を受信するよ
うにして好適に実現することができる。
【0016】2個の位相同期ループ及びその発振器が2
個の音声搬送波の周波数で同期がとられるので、位相コ
ンパレータから発生する発振入力信号を、復調された低
周波音声信号を得るために直接用いることができる。本
発明の他の例によれば、復調された低周波音声信号を発
生させる出力段を設け、その出力段の入力部が、前記位
相同期ループのうちの一方の電圧制御発振器から入力信
号を受信する。
【0017】本発明の他の例によれば、前記狭帯域位相
同期ループが、その入力部に位相弁別器を具え、その出
力信号を、ループフィルタ及び電圧制御発振器の制御入
力部に結合し、その電圧制御発振器が0°又は180°
及び90°の位相シフトを有する信号を2個の出力部に
供給し、90°の位相の信号を、前記位相同期ループの
位相弁別器の第2入力部に結合する。
【0018】したがって、発振器は、既知の方法で位相
同期ループの位相弁別器に供給される90°の位相を有
する出力信号を発生させる。さらに、発振器は、搬送波
抑制回路での重ね合わせに用いられる0°又は180°
の位相を有する出力信号を発生させ、その信号は、2個
の音声搬送波が存在する信号の減算又は加算によって第
1音声搬送波の理想的な抑制が可能になるような位相を
有する。0°の位相の出力信号も自動利得制御に必要と
される。
【0019】適切な音声搬送波の周波数に同期をとるよ
うな2個の位相同期ループの実現を、好適には、前記狭
帯域位相同期ループが、予め設定された周波数範囲で前
記電圧制御発振器の周波数を維持するデジタルロックイ
ン手段を有する本発明の他の例によって達成する。
【0020】位相同期ループの発振器の出力信号の接続
及び搬送波抑制回路内の重ね合わせ段に対する第1発振
器のこれら出力信号の接続を、好適には前記第1位相同
期ループの電圧制御発振器の0°/180°位相を有す
る出力信号を、前記搬送波抑制回路の重ね合わせ段の第
2入力部に結合し、2個の前記位相同期ループの電圧制
御発振器の90°位相の出力信号を、前記増幅段にそれ
ぞれ先行する位相弁別器の入力部に結合した本発明の他
の例によって実現する。
【0021】
【発明の実施の形態】回路の入力部は、ステレオ又はツ
ートーン信号が変調される第1及び第2音声搬送波を具
える中間周波(IF)信号VZFを受信する。これら2個
の音声搬送波は、大幅に変動する振幅を有し、その差を
20dB以上の差を有することができる。標準通話に依
存して、第1音声搬送波の振幅は、一般に第2音声搬送
波の周波数より大きい。画像信号成分はIF信号中にも
存在するおそれがある。しかしながら、これら成分は、
図示しない回路素子によって予めフィルタ処理される。
【0022】任意の場合において、IF信号VZFは、中
間周波帯に2個の音声搬送波を具える。
【0023】回路は、低周波数を有する第1音声搬送波
の周波数で同期をとるようにした第1狭帯域位相同期ル
ープ(NBPLL)1と、第2音声搬送波の周波数で同
期をとる第2NBPLL2とを具える。増幅段4及び5
は、2個のPLL1及び2に先行し、振幅制御及び追加
のフィルタ処理に用いられる。さらに、搬送波抑制回路
3を設け、これによって、第1搬送波は第2PLL2の
入力信号で抑制される。復調された低周波音声信号を取
り出すために出力段6及び7を設ける。
【0024】第1PLL1に先行する第1増幅段4に供
給されるIF信号VZFは、増幅段4内で、2次の高域通
過フィルタを表すサレン−キー(Sallen and
Key)フィルタ11に先ず到達する。その出力信号
は、一組のキャパシタンス12及び基準電位Vref に接
続した抵抗13から構成されたRFフィルタに供給され
る。サレン−キーフィルタ11並びにRCフィルタ12
及び13は共同して3次の高域通過フィルタを構成し、
これによって、信号VZFに存在するおそれがある画像信
号成分を抑制することができる。このようなフィルタ配
置によって、第2搬送波の周波数の1/2又は1/3で
発生するIF信号の妨害スペクトル成分を減衰させるこ
とができる。増幅段4内で、このように予めフィルタ処
理されたIF信号が、一組のキャパシタンス15及び基
準電位Vref に接続した抵抗16からなるRCフィルタ
に先行する制御された増幅器14に供給される。このフ
ィルタ処理の後に、第1増幅段は、重ね合わせ段の増幅
器41及び第1PLL1に配置された位相弁別器18の
第1入力部17に供給される出力信号を発生させる。位
相弁別器18の出力部は、制御信号を発振器20の第1
入力部19に供給する。発振器20の第1出力部21
は、90°の位相の出力信号を発生させ、その出力信号
は、位相弁別器22の第2入力部に供給される。位相弁
別器の出力信号が供給される別のループフィルタに関連
して、これら回路素子はPLLを構成する。ループフィ
ルタ28は、抵抗29と基準電位に接続したキャパシタ
ンス30との直列配置を具える。この直列配置を、基準
電位に接続したキャパシタンス31に並列接続する。
【0025】第1入力部がPLL1の発振器20の第2
出力部23からの出力信号を受信する同期復調器25
を、増幅段4内に配置する。発振器20の出力部21の
出力信号に対して、この第2出力部23の出力信号は0
°又は180°の位相を有する。
【0026】さらに、同期復調器25の第2入力部26
はPLL1の入力信号を受信する。同期変調器25の出
力信号は、制御可能な増幅器14の制御入力部に帰還さ
れる。この信号は、キャパシタンス27によってグラン
ドに結合され、その結果、ローパスフィルタ処理が行わ
れる。この回路によって、発振器20が同期をとった第
1音声搬送波の振幅が制御される。その結果、この第1
音声搬送波の基準振幅がPLL1の入力部で調整され
る。これは、PLL1がそれ自体の選択性を有すること
に対する必須要件である。それは、第1音声搬送波の周
波数で同期をとる。必要な場合、これを図示しない方法
で更にサポートすることができ、この場合、制御可能な
発振器20が第1音声搬送波の周波数の周辺の予め設定
された周波数範囲中でのみ作動することができるように
するデジタルクロックイン回路を設ける。これによっ
て、第1PLL1が第1音声搬送波の周波数で同期をと
れるようにする。PLLによって帯域通過フィルタに転
送されたループフィルタ28の動作はこのようにしてサ
ポートされる。
【0027】搬送波抑制回路内で、2個の音声搬送波を
まだ具える第1PLL1の入力信号は増幅器41に到達
する。
【0028】第1PLL1の制御可能な発振器20の第
2出力部23で利用できる0°又は180°の位相を有
する出力信号は、搬送波抑制回路3内の制御可能な増幅
器42に供給される。この信号は、第1PLLがこの第
1音声搬送波で同期をとる間第1音声搬送波の周波数を
有し、以後、この場合について仮定する。
【0029】搬送波抑制回路3は重ね合わせ段43を具
え、その第1入力部44は増幅器41の出力信号を受信
し、第2入力部45は、制御可能な増幅器42の出力信
号を受信する。
【0030】第1音声搬送波と同一の周波数の信号を発
振器20の出力部23から発生させ、その信号が0°又
は180°の規定された位相シフトを有するので、重ね
合わせ段43で重ね合わせが行われ、これによって、第
1音声搬送波が除去され又は少なくとも大幅に抑制され
る。例えば、制御可能な発振器20の第2出力部23の
出力信号が0°の位相シフトを有する場合、2個の信号
の減算が重ね合わせ段43で行われる。それに対して、
制御可能な発振器20の出力信号が180°の位相シフ
トを有する場合、加算の重ね合わせが重ね合わせ段で行
われる。いずれの場合にも、重ね合わせ段43の出力信
号の第1音声搬送波の抑制がこの重ね合わせによって行
われる。そうでない場合、信号は変化しないままであ
る。これによって、第1音声搬送波は、第2PLL2及
びこのPLLに先行する増幅段5で抑制される。これ
は、変化しない予めフィルタ処理されたIF信号とな
り、それはPLL1にも供給される。
【0031】既に説明したように、第1音声搬送波を抑
制する重ね合わせ段43における重ね合わせは良好に行
われる。その理由は、重ね合わせ段43の入力信号の位
相及び周波数が正確に規定されるからであって、これに
よって、第1搬送波の正確な抑制が行われる。この抑制
を更に向上させるために、振幅制御が行われる。このた
めに同期復調器47が設けられ、それは、重ね合わせ段
43の出力信号を受信する第1入力部46と、位相が0
°又は180°の制御可能な発振器20の出力信号を受
信する第2入力部48とを有する。同期復調器47の出
力部49は、基準電位に結合したキャパシタンス50に
よって追加のローパスフィルタ処理された制御可能な増
幅器42に制御信号を供給する。
【0032】同期復調器47は振幅を制御して、制御可
能な発振器20が出力部23に出力する周波数で重ね合
わせ段43の出力信号の信号成分が最小になるように制
御する。これを、同期復調器47の出力信号によって制
御可能な増幅器42の利得を調整するようにして行い、
第1音声搬送波の周波数を有する信号成分を、重ね合わ
せ段43の出力信号中で最適に抑制する。
【0033】搬送波抑制回路3内の重ね合わせ段43の
出力信号は、第2PLL2に先行する第2増幅段5のサ
レン−キーフィルタ51に供給される。
【0034】第2増幅段5は第1増幅段4と同一であ
る。それも、サレン−キーフィルタ51と、それに続く
RCフィルタ52,53と、制御可能な増幅器54と、
同期復調器65とを具える。
【0035】第2増幅段5が先行する第2PLL2は、
第1PLL1と同一であり、位相弁別器58と、制御可
能な発振器60と、抵抗69及び2個のキャパシタ7
0,71を有するループフィルタ68とを具える。
【0036】第2PLL2及びそれに先行する増幅段5
内の同期復調器65によって実行される利得制御を、第
1PLL1及びそれに先行する第1増幅段4によって実
行されるのと同様にして行う。
【0037】第2増幅段5の入力信号、したがって第2
PLL2の入力信号の第1音声搬送波が搬送波抑制回路
3によって抑制されるので、第2PLL2は、IF信号
ZF中に第1音声搬送波より著しく低い振幅を元から有
する場合でも、第2音声搬送波の周波数に適切に同期を
とることができる。
【0038】低周波音声搬送波信号を得るために設けた
出力段6及び7は、同期状態で第1及び第2音声搬送波
に同期をとるので、制御可能な発振器20及び60の入
力信号によって直接作動することができ、入力制御信号
は、送信されたステレオ又はツートーン信号に正確に対
応する音声搬送波周波数偏移を行う。
【0039】このようにして、出力段6は制御可能な発
振器20の入力部19でこの入力信号を受信し、その信
号は、位相弁別器18から発生し、ループフィルタ28
に結合される。第1出力段6内で、この信号は最初に増
幅器32に到達し、その出力信号は別の増幅器33に結
合される。さらに、その直流成分から低周波信号を減結
合するのに用いられるキャパシタンス34を設ける。増
幅器33の出力部35は、第1音声搬送波で調整された
低周波数の復調音声信号NF1 を発生させる。
【0040】第2出力段7は、第1出力段と同様に第1
増幅器72及び第2増幅器73を具えるが、第2出力段
7は、制御可能な発振器60の入力部59及び第2PL
Lのループフィルタ78に結合した第2PLL2の位相
弁別器58の出力信号を受信する。したがって、増幅器
73の出力部75は、第2音声搬送波で復調した音声信
号を発生させ、それを、図においてNF2 で表す。
【0041】要約すると、この回路は、外部のセラミッ
クフィルタ又は回路内に追加の帯域通過フィルタを必要
とすることなく比較的な簡単な回路によってステレオ又
はツートーン信号の変調を行う。十分強い振幅の第1音
声搬送波を第2PLL2に供給される信号内で抑制する
のは搬送波抑制回路3である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるステレオ/ツートーン復調器の
ブロック図である。
【符号の説明】
1,2 PLL 3 搬送波抑制回路 4,5 増幅段 6,7 出力段 11,51 サレン−キーフィルタ 12,13,52,53 RCフィルタ 14,41,42,54 増幅器 15,27,30,31,50,70,71 キャパシ
タンス 16,29,69 抵抗 17,19,44,46 第1入力部 18,22,58 位相弁別器 20,60 発振器 21 第1出力部 23 第2出力部 25,47,65 同期変調器 26,45,48 第2入力部 28,68 ループフィルタ 43 重ね合わせ段 49 出力部 Vref 基準電位 VZF IF信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2音声搬送波で変調したステ
    レオ又はツートーン音声信号を具える中間周波信号を復
    調するステレオ/ツートーン復調器であって、前記第2
    音声搬送波が前記第1音声搬送波より低い振幅を有する
    ステレオ/ツートーン復調器において、各々がそれ自体
    の周波数選択性を有する第1(1)及び第2(2)線形
    狭帯域位相同期ループを設け、前記第1線形狭帯域位相
    同期ループ(1)を、それが前記第1音声搬送波の周波
    数で同期をとるように実現し、前記第2線形狭帯域位相
    同期ループ(2)を、それが前記第2音声搬送波の周波
    数で同期をとるように実現し、前記第1線形狭帯域位相
    同期ループ(1)に第1増幅段(4)が先行し、前記第
    2線形狭帯域位相同期ループ(2)に第2増幅段(5)
    が先行し、その各々が、次の位相同期ループ(1;2)
    の入力信号を基準振幅で制御し、前記第1線形狭帯域位
    相同期ループ(1)の電圧制御発振器(20)の0°又
    は180°の位相を有する出力信号及び前記第1線形狭
    帯域位相同期ループ(1)の入力信号を重ね合わせる搬
    送波抑制回路(3)を設け、これによって、前記第1音
    声搬送波が抑制された出力信号として修正した中間周波
    信号を発生させ、その信号を、前記第2線形狭帯域位相
    同期ループ(2)に先行する第2増幅段(5)に結合す
    るようにしたことを特徴とするステレオ/ツートーン復
    調器。
  2. 【請求項2】 前記搬送波抑制回路(3)が重ね合わせ
    段(43)を具え、その第1入力部(44)を、前記第
    1線形狭帯域位相同期ループ(1)の入力信号に結合す
    るとともに、第2入力部(45)を、制御された増幅器
    (42)の出力信号に結合し、前記増幅器の入力部が、
    前記第1線形狭帯域位相同期ループ(1)の電圧制御発
    振器(20)の0°/180°位相を有する出力信号を
    受信し、その利得が、自動利得制御回路から供給される
    制御信号に依存し、その入力部が、前記重ね合わせ段の
    出力信号及び前記制御された増幅器(42)の入力信号
    を受信し、前記制御信号を、前記第1音声搬送波が前記
    重ね合わせ段(43)の出力信号における最小振幅で生
    じるようにして発生させたことを特徴とする請求項1記
    載のステレオ/ツートーン復調器。
  3. 【請求項3】 前記搬送波抑制回路(3)の自動利得制
    御回路が同期復調器(47)を具え、その第1入力部
    (46)が、前記重ね合わせ段(43)の出力信号を受
    信し、第2入力部(48)が、前記制御された増幅器
    (42)の入力信号を受信し、出力部(49)が前記制
    御信号を発生させるようにしたことを特徴とする請求項
    2記載のステレオ/ツートーン復調器。
  4. 【請求項4】 2個の前記線形狭帯域位相同期ループに
    先行する増幅段(4;5)で行われる利得制御を、同期
    復調器(25;65)の出力信号に依存して利得を調整
    可能な制御された増幅器(14;54)によって行い、
    前記増幅段の入力部が、次の位相同期ループ(1;2)
    の入力信号及び前記電圧制御発振器(20;60)の0
    °の位相の出力信号を受信するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のステレオ/ツートーン復調器。
  5. 【請求項5】 前記中間周波信号を、好適には2次のサ
    レン−カーフィルタ(11)を有する3次のフィルタに
    よって前記増幅段(4;5)で広域通過フィルタ処理す
    るようにしたことを特徴とする請求項4記載のステレオ
    /ツートーン復調器。
  6. 【請求項6】 復調された低周波音声信号を発生させる
    出力段(6;7)を設け、その出力段(6;7)の入力
    部が、前記位相同期ループ(1;2)のうちの一方の電
    圧制御発振器(20;60)から入力信号を受信するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のステレオ/ツ
    ートーン復調器。
  7. 【請求項7】 前記狭帯域位相同期ループ(1;2)
    が、その入力部に位相弁別器(18;58)を具え、そ
    の出力信号を、ループフィルタ(28;68)及び電圧
    制御発振器(20;60)の制御入力部(19;59)
    に結合し、その電圧制御発振器(20;60)が0°又
    は180°及び90°の位相シフトを有する信号を2個
    の出力部(21,23;61,63)に供給し、90°
    の位相の信号を、前記位相同期ループ(1;2)の位相
    弁別器の第2入力部に結合したことを特徴とする請求項
    1記載のステレオ/ツートーン復調器。
  8. 【請求項8】 前記狭帯域位相同期ループ(1;2)
    が、予め設定された周波数範囲で前記電圧制御発振器
    (20;60)の周波数を維持するデジタルロックイン
    手段を有することを特徴とする請求項7記載のステレオ
    /ツートーン復調器。
  9. 【請求項9】 前記第1位相同期ループ(1)の電圧制
    御発振器(20)の0°/180°位相を有する出力信
    号を、前記搬送波抑制回路(3)の重ね合わせ段の第2
    入力部に結合し、2個の前記位相同期ループ(1;2)
    の電圧制御発振器(20;60)の90°位相の出力信
    号を、前記増幅段(4;5)にそれぞれ先行する位相弁
    別器(25;65)の入力部に結合したことを特徴とす
    る請求項2,4又は7記載のステレオ/ツートーン復調
    器。
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