JP2000036449A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JP2000036449A
JP2000036449A JP10202616A JP20261698A JP2000036449A JP 2000036449 A JP2000036449 A JP 2000036449A JP 10202616 A JP10202616 A JP 10202616A JP 20261698 A JP20261698 A JP 20261698A JP 2000036449 A JP2000036449 A JP 2000036449A
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light
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Hitoshi Takeuchi
仁 竹内
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光光の照射による反射鏡の変形を抑制し、
微細パターンを高精度に転写形成することができる露光
装置を提供することである。 【解決手段】 露光処理に使用するマスクRのパターン
面をCCDカメラ111で撮像し、該パターンの透光部
及び遮光部の位置をパターン解析部112により解析
し、これに基づき温度分布予測部113は、該パターン
の像を含む照明光ELの照射による反射鏡M2の経時的
な温度分布の変化を予測し、予測データ114とする。
温度制御部104は、露光処理時において、予測データ
114に基づき反射鏡M2の各分割領域毎に設けられた
ヒータ101を選択的に作動して反射鏡M2の温度が全
体的に均一となるように加熱する。反射鏡M2の全体的
な温度はファン102を作動することにより調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、撮像素子(CCD等)、液晶表示素子、又は薄膜磁
気ヘッド等の製造工程内のフォトリソグラフィ工程内で
マスクパターンを感光性の基板上に転写する露光装置に
関し、特に高精度の反射鏡を備えた露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体素子等を製造するための
フォトリソグラフィ工程では、マスクとしてのレチクル
のパターンの像を投影光学系を介して、フォトレジスト
が塗布された基板(ウエハ、ガラス基板等)上に投影転
写する投影露光装置(ステッパー等)が使用されてい
る。
【0003】一般的な投影露光装置において、レチクル
に描画されたパターンは、投影光学系により1/5〜1
/4に縮小されて、基板上に露光転写される。ここで、
半導体素子等は、それを組み込んだ装置のコンパクト化
を図り消費電力を低減する等のため、極力小さなものと
することが望まれている。しかるに、半導体素子等をよ
り小さなものとするためには、基板に露光転写されるパ
ターンをより微細なものとする必要がある。特に近年に
おいてはULSIの集積度がさらに高まり、極めて微細
なパターンを基板に形成することが要求されている。
【0004】従来の投影露光装置では、露光光としてg
線(波長:436nm)、i線(波長:365nm)等
が使用されているが、上述したように線幅の狭いパター
ンを基板に形成すべく最近では、KrFエキシマレーザ
光(波長:248nm)やArFエキシマレーザ光(波
長:193nm)等が用いられつつある。ところで、こ
れらの波長帯域の露光光を用いて露光処理を行う場合
に、十分な縮小率が得られ、また光学系自体を小型化す
ることができるという利点があることから、投影光学系
として、反射鏡を用いた反射屈折光学系が用いられるこ
とが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うな線幅の狭いパターンを基板に描画するためには、露
光光の種類を変えるのみでは足らず、反射屈折光学系
の、例えば形状等にかかる精度をも向上させ、その光学
特性を理想値に近づける必要がある。一般的に、このよ
うな反射屈折光学系は複数の光学素子から形成されてい
るため、反射屈折光学系全体の精度を向上させるには、
かかる光学素子の精度を個々に向上させなくてはならな
い。ここで、反射屈折光学系の一部を構成する反射光学
部材である反射鏡は、単体では極めて精度の高いもので
はあるが、光学系に対する要求精度が極めて高くなる
と、微少な温度差に基づく熱変形により反射面がわずか
に変形しても、その結果低下した光学性能が微細パター
ンの形成に悪影響を及ぼすという問題がある。この問題
を以下に説明する。
【0006】反射鏡は、例えば、ガラス、セラミックス
又はガラスセラミックスなどからなる平板の片面にアル
ミニウムなどの高反射率の金属材料を蒸着することによ
って作られる。ところで、反射屈折光学系において、露
光光を反射する反射鏡の表面に形成された反射膜の材質
に応じて、数%から20%の割合でその露光光のエネル
ギがその反射膜に吸収される。吸収されたエネルギは熱
に変換され、それにより反射鏡は加熱されることにな
る。ここで、例えばガラスにおける熱膨張率は0.5乃
至1ppm/℃程度であり、熱変形の度合いは元々少な
く、通常の光学機器においては、かかる熱変形に基づく
光学特性の低下は無視できる。
【0007】ところが、上述したように近年の投影露光
装置においては、極めて高い精度の反射屈折光学系が必
要となる。従って、レチクルのパターン像を含む露光光
が長時間、反射鏡に入射することにより反射鏡の表面に
温度分布(温度ばらつき)が生じた場合、その温度差が
わずかなものであっても、反射鏡表面に熱変形が生じ、
それにより反射屈折光学系全体の光学特性が低下する恐
れがある。
【0008】一方、かかる熱変形を小さくするために、
反射鏡の熱吸収率を極端に減少させるか、あるいは露光
光の照射量自体を減少させることも考えられる。しか
し、前者の考えによれば、例えば高価な多層膜反射コー
ト等を反射鏡に施さねばならず、また多層膜反射コート
を用いたとしても少なくとも数%のエネルギ吸収は反射
鏡において避けられないという問題がある。さらに後者
の考えによれば、露光光の照射量を低く抑えることで基
板1枚当たりの露光時間が長くなり、それによりスルー
プットが低下してしまうという問題がある。
【0009】そこで本願発明はかかる問題に鑑み、露光
光の照射による反射鏡の変形を抑制し、微細パターンを
高精度に転写形成することができる露光装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、この項に示す説明
では、理解の容易化のため、本発明の各構成要件に実施
形態の図に示す参照符号を付して説明するが、本発明の
各構成要件は、これら参照符号によって限定されるもの
ではない。
【0011】上記目的を達成するための本発明の露光装
置は、照明光学系(16)により照明されたマスク
(R)のパターンの像を、反射鏡(M2)を有する投影
光学系(PL)により感光基板(W)上に投射するよう
にした露光装置(10)において、前記マスク(R)の
パターンに基づき照明光(EL)の照射による前記反射
鏡(M2)の温度分布の変化を予測する予測装置(11
0)と、前記予測装置による予測結果に基づき前記反射
鏡(M2)の温度が全体的に均一となるように調節する
温度制御装置(101〜104)とを備えたことを特徴
とする。
【0012】照明光学系による照明光(露光光)のパワ
ーは判明しているし、また、マスクから温度制御対象と
しての反射鏡に至る経路上の光学素子の種類や形状、幾
何学的配置なども装置の仕様上確定しているので、マス
クに形成されたパターンの透光部及び遮光部の位置に応
じた当該反射鏡の各部分における光エネルギの吸収に基
づく熱量がわかるから、該反射鏡の経時的な温度分布の
変化を予測することが可能である。
【0013】そこで、本発明では、照明光の照射による
反射鏡の温度分布の変化を、使用するマスクに形成され
たパターンに基づいて予測装置により予測して、その予
測結果に応じて該反射鏡の温度が全体的に均一となるよ
うに、温度制御装置により反射鏡の各部分の温度を調節
するようにした。
【0014】従って、反射鏡の各部分における照射光の
光パワーの差によって、該各部分における発熱量が異な
っていても、反射鏡の各部分に温度差が生じることがな
くなり、反射鏡の変形が防止され、経時的に一様で良好
な光学特性を実現することができる。これにより、投影
像の変形や誤差を低減することができ、基板上に微細な
パターンを高精度に形成することができるようになり、
ひいては特性が良好で高品質なマイクロデバイスを製造
することができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る投影露光装置の概略構成を示す図である。この投影露
光装置10は、いわゆるステップ・アンド・スキャン方
式の走査露光型の投影露光装置である。
【0016】この投影露光装置10は、水平面内をY軸
方向(図1における紙面左右方向)に移動可能なYステ
ージ12と、このYステージ12上をY軸に直交するX
軸方向(図1における紙面垂直方向)に移動可能なXス
テージ14と、このXステージ14の上方に配置された
反射屈折光学系(以下、「π型の光学系」と称する)か
ら成る両側テレセントリックな投影光学系PLと、この
投影光学系PLの上方に配置され、マスクとしてのレチ
クルRを保持してY軸方向に移動可能なレチクルステー
ジRSTと、このレチクルステージRSTの上方に配置
された照明光学系16と、露光光源18とを備えてい
る。これらの構成要素の内、露光光源18を除く要素
は、温度、湿度等が高精度に維持されたチャンバ20内
に収納されている。
【0017】露光光源18としては、本実施形態では、
波長193nmのレーザ光を発するArFエキシマレー
ザが使用されている。一般的に微細な回路パターン(例
えば、サブミクロンオーダーの線幅パターン)を形成す
るためには、露光光の波長を短くするか、投影光学系の
開口数(N.A.)を大きくする等の手法が考えられ
る。しかるに、開口数を大きくすると焦点深度が浅くな
るので、開口数を必要以上に大きくすることは得策では
ない。そこで、微細な回路パターンを露光形成する現実
的な手法として、波長の短いArFエキシマレーザ光を
採用しているのである。露光光源18からのレーザ光
は、ミラーMOを介して照明光学系16に入射する。
【0018】照明光学系16は、リレーレンズ、フライ
アイレンズ、コンデンサーレンズ等の各種レンズ系や、
開口絞り及びレチクルRのパターン面と共役な位置に配
慮されたブラインド等(いずれも図示せず)を含んで構
成されている。
【0019】レチクルステージRSTは、X軸方向の微
動及びZ軸周りの微小回転が可能とされるとともに、不
図示の駆動系によってY軸方向に駆動されるようになっ
ている。このレチクルステージRSTは、走査露光時に
は不図示の制御装置によってYステージ12と反対の方
向へ投影光学系PLの縮小倍率に応じて定まる速度比の
速度で同期しつつ駆動される。
【0020】投影光学系PLとしては、反射光学素子を
3つ備えた3回反射の反射屈折光学系から成る所定の縮
小倍率1/n(nは正の整数)のものが用いられている
ため、ArFエキシマレーザ光を露光光として用いる場
合であっても、投影光学系PL自体をそれほど大型化す
ることなく、十分な解像度で微細な回路パターンを露光
形成することが可能となる。この投影光学系PLの構成
については後述する。
【0021】Xステージ14上には、不図示のウエハホ
ルダを介して感光基板としてのウエハWが載置されてお
り、このウエハWの表面には感光材として、例えば高感
度レジストである化学増幅型レジストが塗布されてい
る。Xステージ14、Yステージ12の位置は、不図示
のレーザ干渉計システムによって計測されており、この
レーザ干渉計システムの計測値が前述した制御装置によ
ってモニタされている。
【0022】上述のようにして構成された投影露光装置
10によると、ウエハWとレチクルRのアライメントが
行われた状態で、露光光源18から露光光が照射される
と、この露光光が照明光学系16を通る際に、照明光学
系16内のブラインドによって断面形状が制限される。
そして、この制限された露光光は、リレーレンズ、コン
デンサーレンズ等を介して回路パターンが描画されたレ
チクルR上のスリット状の照明領域31を均一な照度で
照明する。次に、このレチクルRを透過した露光光は、
投影光学系PLに入射され、これによってレチクルRの
回路パターンが1/n倍に縮小されてウエハW上に投影
露光される。この露光の際には、レチクルRとウエハW
とがY軸方向に沿って互いに逆向きに所定の速度比で同
期走査されることにより、レチクルRのパターン全体が
ウエハW上の1ショット領域に転写される。このような
走査露光は、ウエハWを順次ステップ移動しながら行わ
れ、レチクルRのパターンがウエハW上の全ショット領
域に転写されることになる。
【0023】図2は、図1の投影光学系PLを拡大して
示す図である。この図2に示されるように、投影光学系
PLは、正面から見たときに略πの字状でレチクル対向
面部とウエハ対向面部とが開口したレンズ鏡筒22と、
全体的には縮小光学系を構成する3つのレンズ群GL1
〜GL3と3つの反射光学素子(凹面鏡と反射鏡)M1
〜M3を備えている。これをさらに詳述すると、第1レ
ンズ群GL1は、レチクルRの下方にZ軸方向に沿って
配置された共通のZ軸方向の光軸を有する複数の凹レン
ズ、凸レンズ等によって構成されている。また、第3レ
ンズ群GL3は、ウエハWの上方にZ軸方向に沿って配
置された共通のZ軸方向の光軸を有する複数の凹レン
ズ、凸レンズによって構成されている。
【0024】上述した第1レンズ群GL1の下方には、
反射鏡保持装置40により保持された凹面鏡M1が配置
されている。また、第1レンズ群GL1の上方でその光
軸から+Y方向に偏心した位置には、反射鏡M2が配置
されている。また、第3のレンズ群GL3の上方には、
比較的大型の反射鏡M3が配置され、両鏡M2,M3と
の間にZ軸と直交する方向に光軸を有する複数のレンズ
から成る第2レンズ群GL2が配置されている。反射鏡
M3は、ここではハーフミラーではなく露光光がほぼ1
00パーセント近く反射される一般的な反射鏡である。
【0025】さらに、本実施形態の投影光学系PLにお
いて、レンズ鏡筒22のレチクル対向面部は、第1レン
ズ群GL1の光軸近傍まで延ばされ、この部分によって
第1レンズ群の図2における右半分に対する上方からの
光の入射を制限する第1の遮光板22Aが形成されてい
る。同様に、レンズ鏡筒22の第1レンズ群GL1と第
2レンズ群GL2との境界部分は、第2レンズ群GL2
の光軸近傍まで延ばされ、この部分によって第1レンズ
群GL1側からの余計な反射光や乱反射光が第2レンズ
群GL2へ入射されるのを防止する第2の遮光板22B
が形成されている。
【0026】上記投影光学系PLによれば、図2に示さ
れるように、レチクルRを透過した露光光ELは、投影
光学系PL内で第1レンズ群GL1の左半部を透過して
凹面鏡M1に至り、ここで入射方向と光軸AXに関して
対称な方向に反射され、第1レンズ群GL1の右半部を
透過して反射鏡M2に至る。次に、この露光光ELは、
反射鏡M2で反射されて第2レンズ群GL2の光軸に平
行な方向に向けて方向変換され、第2レンズ群GL2の
上半部を透過して反射鏡M3に至る。そして、この露光
光は反射鏡M3で反射されて、第3レンズ群GL3の光
軸に平行な方向に方向変換され、第3レンズ群GL3を
透過してウエハW上に至る。
【0027】図3は本発明の第1の実施の形態の要部構
成を示す図であり、図2の反射鏡M2及びその温度を均
一に制御するための構成が示されている。図3におい
て、反射鏡M2の裏面には、該反射鏡M2の反射面に直
交する面内の領域をマトリックス状に分割して、該分割
されたそれぞれの領域(分割領域)について、当該分割
領域を加熱するための温度調整装置としてのヒータ10
1がそれぞれ張り付けられている。かかるヒータ101
は、電流を流すことにより発熱する熱線などからなり、
温度制御部104の制御に基づき各分割領域毎に任意的
に加熱することができる。なお、これらのヒータ101
は反射鏡M2の母材の内部に埋設されていてもよい。
【0028】一方、反射鏡M2の裏面側の上方には、該
反射鏡M2に向けて送風する温度調整装置(冷却装置)
としてのファン102が、その軸線を鉛直方向に延ばし
て配置されている。ファン102はモータ103の回転
軸に連結されている。モータ103は、温度制御部10
4からの制御信号に基づきその作動、停止、あるいは回
転数が制御される。
【0029】温度制御部104は、温度分布予測装置1
10により生成された予測データに基づき、各ヒータ1
01及びモータ103の駆動を制御する。温度分布予測
装置110は、CCDカメラ111、パターン解析部1
12、温度分布予測部113、及び予測データ記憶部1
14を備えて構成されている。この予測装置110は、
露光処理に使用するレチクルRに形成されたパターンを
計測して、反射鏡M2の経時的な温度分布の変化を算出
する装置であり、例えば、この投影露光装置に付属する
ワークステーションやミニコンピュータ、あるいは他の
独立した計算機システムを用いて実現される。
【0030】図3において、パターン像を含む露光光E
Lが下方から上方に向かって照射されており、反射鏡M
2の反射面において反射されて、露光光ELは水平方向
にその照射方向が変換されている。かかる状態におい
て、露光光ELの光エネルギの一部は反射鏡M2におい
て吸収され熱に変換される。ここで、レチクルR(図
1)は同一パターンを有するものが繰り返し投影露光さ
れるため、反射鏡M2の反射面は、レチクルRのパター
ンに従った、露光光が到達する部分と遮光された部分と
に明確に分けられる。従って、露光を繰り返すに従い、
反射鏡M2の反射面における、露光光が到達する部分の
みが加熱されて、遮光された部分との間に徐々に温度差
が生じ、光学特性に悪影響を与える。
【0031】そこで、この実施の形態では、以下のよう
に対策している。まず、前準備として、反射鏡M2の経
時的な温度分布の変化を予測装置110により予測計算
して、予測データを生成しておく。すなわち、CCDカ
メラ111により露光処理に使用するレチクルRのパタ
ーン面を撮像し、パターン解析部112により撮像され
たレチクルRのパターンの透光部及び遮光部の位置を検
出する。
【0032】次いで、温度分布予測部113は、レチク
ルステージRST上に保持されたレチクルRに対する露
光光ELのパワー、レチクルRから反射鏡M2までに存
在する各種光学素子(レンズ群GL1やミラーM1な
ど)の種類や形状、幾何学的配置などに基づき、該反射
鏡M2上の光の強度分布を幾何学的な計算により算出す
る。その後、反射鏡M2の各部分(各分割領域)毎に光
の吸収による単位時間当たりの温度変化(温度上昇)を
算出し、これを予測データとして予測データ記憶部11
4に格納しておく。
【0033】そして、露光処理時において、温度制御部
104は、予測データ記憶部114から反射鏡M2につ
いての該当する予測データを取り出し、この予測データ
に基づき、該反射鏡M2の各分割領域について、該各分
割領域のうち最も温度が高くなると予測されている分割
領域の温度と実質的に一致するようにヒータ101を駆
動して、反射鏡M2が全体として均一な温度分布となる
ようにする。
【0034】このように、反射鏡M2の相対的に低温で
ある部分が加熱されれば、反射鏡M2の温度は均一とな
り、それにより局部的熱変形が防止され、もって反射面
の形状(平面度)を精度良く維持することができる。
【0035】一方、ヒータ101の作動の結果、反射鏡
M2の全体が高温となって、反射鏡M2が熱膨張する場
合がある。かかる場合、反射鏡単体では反射面の精度を
維持したまま膨張するが、膨張の程度によっては反射鏡
の支持枠(不図示)にその膨張を制限され、反射面が反
ってしまう恐れがある。
【0036】そこで、反射鏡M2の温度が過大と判断し
たときは、温度制御部104がモータ103を介してフ
ァン102を回転させ、冷却風を反射鏡M2の裏面に当
てるようにしている。それにより、反射鏡M2は全体的
に一様に冷却され、反射面の精度を維持しつつ、熱膨張
が抑えられるようになっている。このファン102によ
る反射鏡M2の全体的な冷却は、例えば、反射鏡M2に
温度センサなどを取り付けて、その検出温度が所定値に
なるようにフィードバック制御するようにできる。
【0037】なお、冷却効果を向上させるため、反射鏡
M2の裏面に放熱用のフィンを設けるとより効果的であ
る。また、上述の予測装置110においては、CCDカ
メラ111により露光処理に使用するレチクルRのパタ
ーンを撮影するようにしているが、これに代えて、レチ
クルRのパターンに関するデータ(CADデータなど)
をパターン解析部112に入力するようにしてもよい。
さらに、この露光装置により使用予定の複数種類のレチ
クルのそれぞれについての予測データを予測データ記憶
部114に記憶しておき、露光処理時にレチクルステー
ジRST上にローディングされたレチクルRに対応する
予測データに基づき、反射鏡M2の温度制御を行うよう
にすることができる。CCDカメラ111によるレチク
ルRのパターン面の撮像や予測データの生成は、オフラ
インで行うこともできるし、あるいはレチクルステージ
RST上にローディングした後に行うこともできる。
【0038】図4は本発明の第2の実施の形態の要部構
成を示す図であり、図2の反射鏡M2及びその温度を均
一に制御するための他の構成が示されている。上述の第
1の実施の形態と実質的に同一の部分には同一の番号を
付してその説明は省略することにする。
【0039】この第2の実施の形態が、図3に示す第1
の実施の形態と大きく異なるのは、反射鏡M2の温度調
整のための構成である。すなわち、図4においては、ヒ
ータ101及びファン102等を設ける代わりに、複数
のペルチェ素子120を反射鏡M2の裏面に配置してい
る。これらのペルチェ素子120は反射鏡M2の各分割
領域に対応して反射鏡裏面に密着されており、温度制御
部104に電気的に接続されている。予測装置110に
よる予測結果(予測データ)に基づき、ペルチェ素子1
20を駆動して対応する分割領域を加熱又は冷却するこ
とにより、反射鏡M2の各分割領域の温度が均一となる
ようにする。
【0040】なお、ペルチェ素子とは、異種の金属の接
触面を通じて電流が流れたときに、その電流の方向によ
り熱が発生したり吸収されたりする現象であるペルチェ
効果を利用した温度調節装置である。
【0041】上述した第1の実施の形態では、反射鏡M
2の各分割領域のうちの最も温度の高い分割領域の温度
と実質的に一致するように他の分割領域をヒータ101
により加熱して、全体的にファン102により冷却する
ようにしているが、この第2の実施の形態では、ペルチ
ェ素子120は加熱と冷却を自在に選択できるから、反
射鏡M2の各分割領域のうち最も温度の低い分割領域の
温度に実質的に一致するように他の分割領域を冷却する
ことにより反射鏡M2の全体的な温度を均一化するよう
にでき、あるいは各分割領域のうちの任意の分割領域の
温度に実質的に一致するように他の分割領域を加熱又は
冷却することにより、反射鏡M2の全体的な温度を均一
化するようにできる。
【0042】なお、反射鏡M2に温度センサなどを取り
付けて、その検出温度が所定値になるように、各分割領
域についてペルチェ素子120を駆動して加熱又は冷却
し、反射鏡M2の各分割領域の温度を均一にすると同時
に、反射鏡M2の全体の温度を所定値に制御するように
してもよい。
【0043】図5は本発明の第3の実施の形態の要部構
成を示す図であり、図2の反射鏡M2及びその温度を均
一に制御するためのさらに他の構成が示されている。上
述の第1の実施の形態と実質的に同一の部分には同一の
番号を付してその説明は省略することにする。
【0044】この第3の実施の形態が、図3に示す第1
の実施の形態と大きく異なるのは、反射鏡M2の温度調
整のための構成である。すなわち、図5においては、ヒ
ータを反射鏡M2の裏面に設ける代わりに、温度調整装
置としてのレーザ発光器130を配置している。
【0045】レーザ発光器130は、温度制御部104
に電気的に接続されている。予測装置110の予測結果
(予測データ)に基づき、温度制御部104はレーザ発
光器130を駆動する。レーザ発光器130は、収斂さ
れたレーザ光130aを反射鏡M2の反射面に向かって
照射し、それにより照射された反射面のみが部分的に加
熱されるようになっている。なお、レーザ光130aが
反射面から反射された反射光130bによる悪影響を防
止するため、かかる反射光130bを捕捉するための遮
蔽板131が、反射鏡M2の反射面に対向して設けられ
ている。
【0046】かかる第3の実施の態様によれば、反射鏡
M2の反射面側にのみ全ての構成が配置できるため、例
えば取付けスペースの関係から、反射鏡M2の裏面近傍
を使用できない場合に有効である。
【0047】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【0048】例えば、図1の投影露光装置はステップ・
アンド・スキャン方式の縮小投影型露光装置であるが、
ステップ・アンド・リピート方式の縮小投影型露光装置
にも同様に適用でき、あるいは、ミラープロジェクショ
ン・アライナーにも適用することができる。
【0049】また、図1に示す投影光学系PLは、上述
のような屈折素子(レンズ)と反射素子(凹面鏡、ミラ
ーなど)とからなるカタディオプトリック光学系以外
に、全ての光学素子が反射素子のみからなる光学系であ
ってもよい。また、投影光学系PLは縮小光学系に限ら
れるものではなく、等倍光学系や拡大光学系であっても
よい。さらに、上述の実施の形態においては、投影露光
装置の反射屈折光学系に用いる平面鏡M2の温度制御に
関して説明してきたが、本発明はこれに限定されず、凹
面鏡M1やその他の形状の反射鏡にも適用できる。
【0050】なお、露光用照明光は、水銀ランプから射
出される輝線(例えばg線、i線)、KrFエキシマレ
ーザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長
193nm)、Fエキシマレーザ(波長157n
m)、又はYAGレーザなどの高調波のいずれであって
もよい。また、例えば5〜15nm(軟X線領域)に発
振スペクトルを有するEUV(Extreme Ult
ra Violet)光を露光用照明光とし、反射マス
ク上での照明領域を円弧スリット状に規定するととも
に、複数の反射光学素子(ミラー)のみからなる縮小投
影光学系を有し、縮小投影光学系の倍率に応じた速度比
で反射マスクとウエハとを同期移動して反射マスクのパ
ターンをウエハ上に転写するEUV露光装置などにも、
本発明を適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明の露光装置
によれば、反射鏡の温度分布の変化を予測して、その予
測結果に基づき該反射鏡の温度が全体的に均一となるよ
うに反射鏡の各部分の温度を調節するようにしたから、
反射鏡の各部分における照射光の光パワーの差によって
発熱量が異なっていても、反射鏡の各部分に相対的に温
度差が生じることが少なくなる。従って、反射鏡の変形
が防止され、経時的に一様で良好な光学特性を実現する
ことができる。これにより、投影像の変形や誤差を低減
することができ、基板上に微細なパターンを高精度に形
成することができるようになり、ひいては特性が良好で
高品質な半導体装置などのマイクロデバイスを製造する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る投影露光装置の概略
構成を示す図である。
【図2】図1の投影光学系PLを拡大して示す図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態の要部の概略構成を
示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部の概略構成を
示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の要部の概略構成を
示す図である。
【符号の説明】
10…露光装置 PL…反射屈折光学系 M2…反射鏡 101…ヒータ 102…ファン 104…温度制御部 110…温度分布予測装置 111…CCDカメラ 112…パターン解析部 113…温度分布予測部 114…予測データ記憶部 120…ペルチェ素子 130…レーザ発光器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光学系により照明されたマスクのパ
    ターンの像を、反射鏡を有する投影光学系により感光基
    板上に投射するようにした露光装置において、 前記マスクのパターンに基づき照明光の照射による前記
    反射鏡の温度分布の変化を予測する予測装置と、 前記予測装置による予測結果に基づき前記反射鏡の温度
    が全体的に均一となるように調節する温度制御装置とを
    備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記温度制御装置は前記反射鏡の複数の
    分割された領域毎にそれぞれ温度調節することを特徴と
    する請求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記温度制御装置は加熱用ヒータ及び冷
    却用ファンを有することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記温度制御装置はペルチェ素子を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記温度制御装置は前記反射鏡に赤外線
    レーザを照射するレーザ加熱装置を有することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記予測装置は、前記マスクのパターン
    を撮像する撮像装置、及び前記撮像装置により撮像され
    たパターンの透光部及び遮光部の位置を解析するパター
    ン解析装置とを有し、 前記パターン解析装置による解析結果に基づき前記反射
    鏡の温度分布の変化を予測することを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の露光装置。
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