JP2000036223A - 遅延スイッチ - Google Patents

遅延スイッチ

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JP2000036223A
JP2000036223A JP10295334A JP29533498A JP2000036223A JP 2000036223 A JP2000036223 A JP 2000036223A JP 10295334 A JP10295334 A JP 10295334A JP 29533498 A JP29533498 A JP 29533498A JP 2000036223 A JP2000036223 A JP 2000036223A
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裕一 加藤
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    • HELECTRICITY
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    • H01H7/02Devices for introducing a predetermined time delay between the initiation of the switching operation and the opening or closing of the contacts with fluid timing means
    • H01H7/04Devices for introducing a predetermined time delay between the initiation of the switching operation and the opening or closing of the contacts with fluid timing means with flies, i.e. fan governors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、2個のスイッチ機構のオンタイミン
グを帰ることで、例えば、電動機等の突入電流を軽減させ
ることの出来る遅延スイッチに関し、一方のスイッチを
確実に、かつ、遅延時間をほぼ一定にして遅延させると
共に、その遅延速度も容易にかつ汚れなく変更で出来る
ようにすることである。 【解決手段】スイッチケースに2個のスイッチ機構を備
え、操作部の操作により一方のスイッチ機構が動作され
ると共に他方のスイッチ機構が遅延手段により前記一方
のスイッチよりも遅延して動作される遅延スイッチ1に
おいて、前記遅延手段が、スイッチ機構Aの動作により
スライドされるもので少なくとも本体の片側面に列状の
歯を有する連結桿17と、該連結桿17の歯17bに歯
合する回動自在な歯車で構成される歯車機構18,19
と、該歯車機構の歯車に歯合する歯車を有したロータリ
ーダンパ20と、から形成されている遅延スイッチ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2個のスイッチ機
構のオンタイミングを変えることで、例えば、電動機等
の突入電流を軽減させることの出来る遅延スイッチにお
ける遅延構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機などを駆動させる場合に、
単にスイッチをオンさせると、瞬間的に突入電流が流れ
る(図12参照)。この突入電流が、スイッチの接点バ
ウンシングにより、火花(アーク)を発生させて、接点
部分の劣化を早めることになる。
【0003】そこで、この突入電流の影響を抑えるため
に、2個のスイッチを設けたスイッチ機構において一方
のスイッチに遅延構造を設けることで、そのうちの第1
スイッチのオン状態となるのを第2のスイッチのオン状
態となるのよりも時間的に遅らせて、制御回路,抵抗,
コイル等を介して過大な突入電流となるのを防止するも
のが知られている。
【0004】例えば、従来例1として、遅延させる方の
スイッチ構造において、可動接片の動きを押さえ部材と
の係合力で阻止して、操作子の押し込み操作が第2スイ
ッチをオン状態にさせ更にその状態よりも押し込んだと
きに、前記可動接片と押さえ部材との係合が、操作子を
反力とするバネの弾性力で初めて解除され、第1スイッ
チが遅れてオン状態となるように設定した構造としたも
のが知られている(実公昭63−28817号)。
【0005】また、従来例2として、遅延させる方のス
イッチにおけるシーソー型可動接片の片側端部に密閉構
造のダンパ手段が連結され、このダンパ手段の抵抗によ
りスイッチング動作が遅れて他方のスイッチのオン状態
よりも遅くオン状態になるようにし、更に、防塵効果が
得られるものが知られている(実公昭63−34176
号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例1においては、可動接片の動きが不安定な係合力で
阻止され、これに打ち勝つバネの弾性力が操作子の押圧
力で付与されるので、係合解除時が定まらず、部品の不
具合によっては係合解除されないおそれもある。更に、
繰り返しの使用により、係合部分の係合保持力が摩擦に
より変化して甘くなり、遅延時間の変動をもたらすおそ
れもある。
【0007】前記従来例2においては、ダンパ手段の抵
抗を可変させるにはシリンダ内部の弁状部材と押さえ部
材とを交換することになり、シリンダ内部に充填して有
るシリコングリースが周囲に付着したり飛散したりする
おそれがある。又、シーソー型切換機構は可動接片の切
替え動作が操作子の動作速度に依存するため、操作子の
動作速度に比例して遅延時間も変化してしまうおそれが
ある。かかる課題に鑑み遅延スイッチにおいて、一方の
スイッチを確実に、かつ、遅延時間をほぼ一定にして遅
延させると共に、その遅延速度も容易にかつ汚れなく変
更出来るようにする遅延スイッチの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遅延スイッ
チの上記課題を解決するための要旨は、スイッチケース
に2個のスイッチ機構を備え、操作部の操作により一方
のスイッチ機構が動作されると共に他方のスイッチ機構
が遅延手段により前記一方のスイッチよりも遅延して動
作される遅延スイッチにおいて、前記遅延手段が、スイ
ッチ機構の動作によりスライドされるもので少なくとも
本体の片側面に列状の歯を有する連結桿と、該連結桿の
歯に歯合する回動自在な歯車で構成される歯車機構と、
該歯車機構の歯車に歯合する歯車を有するロータリーダ
ンパと、から形成されていることである。
【0009】また、前記遅延手段には、連結桿の歯とこ
れに歯合する歯車機構の歯車との歯合状態を維持するよ
うに、当該連結桿を付勢する弾性部材が設けられている
こと、;更に、前記連結桿の歯は、歯車機構の歯車に当
接する両側面のうち片側面の形状が、前記歯車機構の歯
車から当該連結桿が離間する方向に作用する形状に形成
されていること、;少なくとも前記他方のスイッチ機構
には速入機構が設けられ、遅延手段と相俟って遅延時間
がほぼ一定にされること、:スイッチ機構における、シ
ーソー状態に支持される可動接片に常時当接するように
摺動自在なオシボと、操作レバーの一部に設けられ前記
オシボを収納する内部空間を有する収納部と、該内部空
間に内包され前記オシボを可動接片側に付勢する弾性部
材とにおいて、前記内部空間の底面に弾性部材位置決め
用の位置決め手段が設けられ、前記収納部の周壁面に前
記オシボの摺動をガイドするガイドスリットが設けら
れ、前記ガイドスリットに係合する係合部材が前記オシ
ボに設けられていること、:前記遅延手段における連結
桿のスライドをガイドするための、該連結桿に設けられ
たスライド用の長孔と、スイッチケース側に設けられて
前記長孔に係合する突起とにおいて、前記長孔及び突起
の設ける位置を、連結桿とスイッチ機構の可動接片とに
おける係合部の近傍位置にし、かつ、前記可動接片を支
持する支点の上下方向の位置とほぼ同じレベルにしたこ
と、を含むものである。
【0010】本発明に係る遅延スイッチによれば、スイ
ッチ機構の遅延スイッチが歯車機構とロータリーダンパ
とによって遅延作用されるので、遅延作用が確実に行わ
れると共に、歯車の比を変更することで遅延時間の設定
を容易に変更することができるようになる。また、歯車
及びロータリダンパの交換作業もオイル等で汚れること
なく容易に出来る。更に、スイッチの速入機構により遅
延時間がほぼ一定にされる。スイッチ機構において、オ
シボとこれを可動接片側に付勢する弾性部材ととが、オ
シボ摺動時のガイド手段と弾性部材用の位置決め手段と
により、摺動動作及び付勢作用において更に安定性が増
し、可動接片におけるON/OFFの反転のタイミング
が一定となって遅延スイッチの品質向上となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る遅延スイッチ
について図面を参照して説明する。図1は遅延スイッチ
1の全体の外観を示す斜視図であり、スイッチケース2
の側方から、操作部としての操作釦3を有した操作レバ
ー3aが摺動自在に突設されている。
【0012】この遅延スイッチ1のケース内部には、2
個のスイッチ機構が備えられており、メインスイッチB
とショートスイッチAとがある。まず、メインスイッチ
B用の機構は、図2に示すように、端子として中央部
に、シーソー型可動接片支持用の支持部材として兼用さ
れる第2コモン端子4と、その左側にモータの回転をシ
ョート回路の形成によって停止させるためのブレーキ端
子5と、右側にモータと電源とを導通させるための第2
電源端子6とがある。
【0013】前記第2コモン端子4における三角形状の
支持部の尖塔部4a,4aでシーソー状態に支持される
可動接片7は、図3に示すように、長手方向の両端部に
メイン接点7aと、ブレーキ接点7bと、中央部には幅
方向の両端に突起状支点部7c,7cと、摺接面7d
と、ストッパー7h,7iとから形成されている。
【0014】前記可動接片7をオン・オフ状態に切り換
えるため、前記操作レバー3aには、図2に示すよう
に、三角形状の先端部8aで前記摺接面7dに常時当接
し、後端部に可動接片7側に付勢する弾性部材8bを内
包するオシボ8が摺動自在にして設けられている。
【0015】また、操作部である操作釦3および操作レ
バー3aを元の位置に復帰させるための弾性部材9が、
操作レバー3aの後端側に設けられている。
【0016】前記ショートスイッチA用の機構は、図4
に示すように、操作レバー3aと、オシボ10とがあ
る。該オシボ10は、操作レバー3aの下方に向けて一
体に延設した収納部3bの空間内において弾性部材3c
で下方向に常時付勢されるとともに、当該オシボ10の
上端側と操作レバー3aの押し込み方向の側とに所要の
間隙a,bを有して収納されている。
【0017】また、操作レバー3aの下側に、前記オシ
ボ10の先端部が常時当接する可動接片11が設けられ
ている。図3(ロ)、(ハ)に示すように、この可動接
片11の中央部には突起状の支点部11a,11aが形
成され、長手方向の両端部には、メイン接点11bと後
述の連結桿係合用の貫通孔11cとが設けられている。
そして、前記オシボ10が摺接する摺接面には、中央部
に傾斜面11dを有した突部11eが設けられ、オン・
オフ状態時のオシボ10の位置決めとなるストッパー1
2,13が設けられている。
【0018】前記可動接片11は、第1コモン端子14
における三角形状の尖塔部14a,14aで支持されて
いる。この第1コモン端子14は、前記尖塔部14aか
ら下方に屈曲されて延設され、リード線取付用の端子部
と接続している。
【0019】図4において、第1コモン端子14の左側
には、第1電源端子15が設けられ、その一端部は下方
に延設されてリード線取付用の端子部と接続している。
【0020】前記第1コモン端子14の尖塔部14a,
14aの右側には、スイッチケースの一部を突設して、
オフ状態において可動接片11の右半分を略水平に維持
する台座16が形成されている。
【0021】このショートスイッチAの機構は、前記可
動接片11の中央部に突部11eを有し、収納部3bの
オシボ10が間隙a,bを有して遊嵌された構造であ
る。
【0022】よって、前記オシボ10が、第1コモン端
子14の三角形状の尖塔部14aの中心軸を越えると、
弾性部材3cの付勢力により突部11eの傾斜面11d
で傾き斜め下方向に勢い良く押し込まれ、可動接片11
が速入される、という速入スイッチ機構であり、本願出
願人に係る特願平7−161897号と同主旨のもので
ある。このようにして、ショートスイッチAの機構が構
成されている。
【0023】そして、このショートスイッチAには、本
発明の要旨である遅延手段が係合され付加されている。
該遅延手段は、図4に示すように、可動接片11のオン
・オフ動作によって、操作ボタン3を水平にした状態で
の上下方向にスライドする連結桿17と、該連結桿17
の本体17cの片側面に列状に設けた歯17bに歯合す
る歯車18と、該歯車に歯合する歯車19と、該歯車1
9に歯合する歯車を有したロータリーダンパ20と、連
結桿17を歯車18方向に付勢して遅延作用方向にスラ
イドする際の連結桿17の歯17bと歯車18の歯とを
確実に歯合させる円弧状の板バネ21とから構成されて
いる。
【0024】前記連結桿17と可動接片11との係合
は、連結桿17の先端部(図4において上部)が平板状
にされ双腕状に延設されて端部に係合突起が設けられた
係合部17aが形成され、当該係合部17aが可動接片
11の貫通孔11cに係合されているものである。
【0025】連結桿17の歯17bは、図4乃至図5に
示すように、列状に所要のピッチで形成されているが、
歯車18の歯に当接する両歯面のうち、一方の片側面1
7dは凹状の曲面形状に形成されている。
【0026】これにより、ショートスイッチAがオンか
らオフ状態に切り替わり連結桿17がスライドする(図
中の矢印c方向)際に、スイッチ歯車18から当該連結
桿17が離間する方向(図中のd方向)に作用し、遅延
作用が解除される。
【0027】一方、ショートスイッチAがオフからオン
状態に切り替わって連結桿17が逆方向(図中で上方
向)にスライドする際には、板バネ21の付勢力も加わ
って確実に歯車18を回転させる。
【0028】なお、連結桿17の下側に係止して設けら
れているコイルスプリング22は、その一端部が連結桿
17の一部に係合し、当該連結桿17の上方向へのスラ
イドを確実にするために設けられている。
【0029】歯車18,19は、遅延スイッチ1のケー
ス側壁面に植設された軸に回動自在に軸着され歯車機構
を構成するものである。この歯車機構とロータリーダン
パ20との概略機構図を図6に示す。
【0030】また、このようなショートスイッチAとメ
インスイッチBとの機構を有した遅延スイッチ1の概略
回路図を図7に示す。該回路図において、符号23は交
流電源、24はモータ、25は一例として本遅延スイッ
チの外部に接続されるトライアック回路を示している。
【0031】以上のようにして構成された本発明に係る
遅延スイッチ1によれば、操作釦3を弾性部材9の付勢
力に抗して押し込むと、図2乃至図3に示したメインス
イッチBにおいては、オシボ8の先端部8aが第2コモ
ン端子4の三角形状の尖塔部4aの中心軸を越えると、
ブレーキ接点7bとブレーキ端子5の接点とが離間し、
メイン接点7aと第2電源端子6の接点とが当接し、オ
フ状態からオン状態に切り替わる。
【0032】一方、ショートスイッチAの機構において
は、図8に示すように、操作レバー3aの矢印方向への
移動により、オシボ10の先端部が可動接片11の上面
を当接しながら滑動し、更に、第1コモン端子14の三
角形状の尖塔部14aの中心軸を越えると、突部11e
の傾斜面11dの存在により、図9(イ)、(ロ)に示
すように、当該オシボ10が弾性部材3cの付勢力によ
って収納部3bの空間内で傾くとともに斜め下方向に勢
い良く押し出される。よって、可動接片11が、図中に
おいて突起状の支点部11aを中心に反時計方向に素早
く回転し、速入される。
【0033】それと同時に、可動接片11の貫通孔11
cが、支点部11aを中心に図8中の矢印の反時計方向
に回転する。それに伴い該貫通孔11cに係合部17a
が係合している連結桿17が、板バネ21で歯車18方
向に付勢されながら同図中で上方向にスライドされる。
【0034】すると、当該連結桿17の歯17bに歯合
している歯車18が、矢印で示す反時計方向に回転され
る。そして、歯車18に歯合している歯車19における
小歯車19aが時計方向に回転され、同軸で回転する大
歯車19bが同方向に回転され、更に、大歯車19bに
歯合しているロータリーダンパ20の歯車20aが反時
計方向に回転される。
【0035】このように、連結桿17には、遅延手段に
おける歯車機構の歯車18,19を介しロータリーダン
パ20を回転させる負荷が加わるので、該連結桿17の
スライドする速度が鈍化し、結果的に、連結桿17と係
合している可動接片11の回転速度も遅くなる。即ち、
可動接片11のメイン接点11bが第1電源端子15の
接点に当接するまでの時間が長くなる。
【0036】よって、前記メインスイッチBがオン状態
になるよりも遅れて、ショートスイッチAがオン状態と
なるものである。こうして、ショートスイッチAに並列
にトライアック等を使用したスロースタート回路を接続
し、モータを負荷とした場合の突入電流を時間経過に沿
って測定すると、図10に示すような状態となる。尚、
図11は、上記スロースタート回路を抵抗に置換えた場
合の突入電流の様子を示すものである。
【0037】更に、本発明の遅延スイッチ1では、遅延
手段において、歯車機構の歯車19およびロータリーダ
ンパ20の歯車20aの歯数を適宜に組み合わせるこ
と、及びロータリーダンパ20のトルクを選択すること
で、連結桿17および可動接片11に掛かる負荷を変え
ることが出来る。
【0038】即ち、図6の機構図を参照して説明する
と、歯車19における大歯車19bの歯数Zと、ロー
タリーダンパ20の歯車20aの歯数Zとにおいて、
両歯車の中心間距離S(S=m(Z+Z)/2、m
はモジュール)を変えないようにし、合計した歯数(Z
+Z)が一定になるようにして、歯数Zと歯数Z
とを変化させるのである。
【0039】例えば、歯数Zを多くしてその分だけ歯
数Zを少なくすれば、歯車20aにかかるトルクが小
さくなって、ロータリーダンパ20が回転されにくくな
る。よって、遅延手段の負荷が増大することになり、遅
延時間がより長くなる。
【0040】歯数Zを少なくしてその分だけ歯数Z
を多くすれば、歯車20aにかかるトルクが大きくなっ
て、ロータリーダンパ20が回転されやすくなる。よっ
て、遅延手段の負荷が減少することになり、遅延時間が
より短くなる。
【0041】なお、歯車18の歯数Zと歯車19にお
ける小歯車19aの歯数Zとの関係も同様であって、
遅延時間を変化させることができるが、歯車18が連結
桿17の歯17bと歯合しているので、歯数Zを大き
く変化させることは出来ないものである。上記歯数
,Zの加減による遅延時間の増減で十分である。
【0042】このように、本発明の遅延スイッチ1で
は、歯車の交換で遅延時間を容易にかつ迅速に変化させ
ることが出来るものであり、また、歯車の交換であるか
らロータリーダンパ20のダンパオイルを交換する方法
でないので、当該オイルなどの汚れのおそれもなく、能
率的な歯車交換作業となる。また、ロータリーダンパを
トルクの違うものと交換することにより遅延時間を変化
させることが出来る。
【0043】また、遅延スイッチ1をオフ状態にした場
合には、連結桿17が図4乃至図5において下方向(矢
印c方向)にスライドすることにおいて、歯17bの片
側面17dが曲面形状であるので、歯車18から離間す
るように移動して抵抗力が低減されて素早く戻るもので
ある。
【0044】そのため操作レバー3aを早く動かしオン
・オフ動作を繰り返したとき、オフ時に可動接片11が
一旦完全なオフ状態に戻るため、次のONの時にも確実
に一定の遅延時間(メインスイッチとショートスイッチ
とのオンする時間の差)を持たせることが出来るもので
ある。
【0045】また、ショートスイッチAの可動接片に速
入機構を採用しているため、操作レバーの動作速度が変
化しても遅延時間は大きく変化することがない。
【0046】本発明の他の実施例は、図13乃至図15
に示すように、連結桿17の変形例に係るものである。
この変形例に係る連結桿17eの上部の係合部17aと
下部の歯17bとの間に、上下方向に長くした長孔17
fを形成する。
【0047】そして、前記連結桿17eの長孔17fに
対応して嵌合させるべく、スイッチケース2側からは、
丸棒状の突起23を突設する。また、連結桿17eの下
部にはコイルスプリング22が省略され、不要となって
いる。
【0048】このような構成により、操作レバー3aを
押し込むと(図14参照)、可動接片11が突起状の支
点部11aを中心に反時計方向に回転し、それと同時
に、可動接片11の貫通孔11cが、支点部11aを中
心に反時計方向に回転して連結桿17eを上方向にスラ
イドさせる。
【0049】このとき、連結桿17eは、前記突起23
を中心にした回転モーメントにより歯車18側に押しつ
けられるので、当該歯17bが歯車18の歯に確実に歯
合して、歯車18を反時計方向に回転させる(図14参
照)。
【0050】一方、操作レバー3aを戻してスイッチが
OFFされるとき、連結桿17eは前記突起23を中心
に歯車18の歯から離間する方向に大きなモーメントが
加わり(図15参照)、当該歯17bが歯車18から確
実に離間するため、より早くスライド動作するようにな
る。
【0051】このように、本発明の他の実施例では、コ
イルスプリング22が不要となって組立の手間が省け
て、更に、ショートスイッチON時の遅延動作及びOF
F時の連結桿17eの下方向のスライドが確実となるも
のである。
【0052】本発明の更に他の実施例は、図16に示す
ように、ショートスイッチA側のスイッチ機構におけ
る、シーソー状態に支持される可動接片11に常時当接
するように摺動自在なオシボ10を収納する凹部を有す
る収納部3bにおいて、その周壁部に前記オシボ10の
可動接片11側への摺動をガイドするガイドスリット3
dが設けられている。
【0053】前記ガイドスリット3dは、前記収納部3
bの周壁部の周方向に均等配置で2カ所に、上下方向に
設けられ、その下端部が収納部3bの下端面に至ってい
る。
【0054】また、これに対応して、オシボ10におい
ては、図17に示すように、後端部(図では上部)の外
周面から突出させて係合部材としての係合突起10a
が、周方向に均等配置で2カ所に設けられている。該係
合突起10aの外形寸法と前記ガイドスリット3dの溝
巾とは、若干の間隙を有して形成されるもので、ガタ付
きなくスムーズに摺接するものである。
【0055】前記係合突起10aが、前記ガイドスリッ
ト3dに嵌装されて、オシボ10の先端部は前記両係合
突起10aを中心にして揺動するものである。
【0056】また、前記収納部3bの内部空間3fの底
部に、弾性部材3cの位置決め用の位置決め手段であ
る、凹部3eが設けられている。
【0057】前記凹部3eの孔径が、前記弾性部材3c
の外形寸法に応じてそれよりも若干大きく形成されてい
る。よって、この凹部3eに弾性部材3cの一端部を嵌
装させることで、該一端部は、操作レバー3aの左右方
向への移動時においても、内部空間3fの底部において
左右方向にふらつくことがなく、位置決めされることに
なって、方向性の安定した付勢力がオシボ10に作用す
る。この他、位置決め手段として、前記内部空間3fの
底部から突起物を突出させても良く、該突起物は、柱
状、半円形状等でもよい。
【0058】更に、遅延手段における連結桿17gの上
下方向のスライドをガイドするための、該連結桿17g
に設けられたスライド用の長孔17iと、スイッチケー
ス2側に設けられて前記長孔17iに係合する突起23
aとにおいて、前記長孔17i及び突起23aの設ける
位置を、図16及び図17に示すように、連結桿17g
とスイッチ機構とにおけるスライド用の係合部17jの
近傍位置に設定し、かつ、可動接片11を支持する支点
(第1コモン端子14の尖塔部14aの位置)の上下方
向の位置とほぼ同じレベルにしたものである。これによ
り、連結桿17gの歯車18に対する離間作用時の回転
モーメントが大きくなり、板バネ21の付勢力に十分に
対向して、スムーズにスライドする。
【0059】また、歯車18,19とロータリーダンパ
20の歯車との軸間隔を狭めたことにより、スイッチケ
ースの下部をより細い巾にすることができて、小型化が
可能になった。
【0060】そして、メインスイッチB側にも、図18
に示すように、オシボ10に係合突起10a、ガイドス
リット3dを有した収納部3b、及び凹部3eを、ショ
ートスイッチA側と同様に設ける。
【0061】このようにした遅延スイッチ1によれば、
ショートA側において、図16及び図17に示すスイッ
チOFFの状態から、操作レバー3aを押し込むと、図
19(イ)、(ロ)に示すように、弾性部材3cは凹部
3eで位置決めされてオシボ10を付勢し、また、オシ
ボ10は収納部3bのガイドスリット3dに沿って上下
移動するとともに、該ガイドスリット3dに係合してい
る係合突起10aを中心にして揺動し、収納部3bの内
部空間内での動作が安定する。よって、スイッチON・
OFFのタイミングが、スイッチ製品間においてバラツ
キなく一定となる。
【0062】また、図19(ハ)、(ニ)に示すよう
に、スイッチONからOFF状態に移行させると、連結
桿17gは下方に移動されると共に、歯17bが歯車1
8の歯に当接して離間する方向(図5中のd方向)に移
動され、その回転モーメントが突起23aを中心とする
ので大きくなって、板バネ21の付勢力に抗してスムー
ズに動作されるものである。
【0063】一方、スイッチ1のメインスイッチB側に
おいても、図20に示すように、収納部3b内の弾性部
材8bが位置決めされふらつくことなく、オシボ10も
安定して係合突起10aを中心に揺動し、可動接片11
の反転のタイミングも一定となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遅延
スイッチは、一方のスイッチを遅延させる遅延手段が、
スイッチ機構の動作によりスライドされるもので少なく
とも本体の片側面に列状の歯を有する連結桿と、該連結
桿の歯に歯合する回動自在な歯車で構成される歯車機構
と、該歯車機構の歯車に歯合する歯車を有したロータリ
ーダンパとから形成されているので、歯車の交換で遅延
時間を容易にかつ迅速に変化させることが出来るととも
に、歯車の交換であるからロータリーダンパのダンパオ
イルを交換する必要が無くなって当該オイルなどの汚れ
のおそれもなく、能率的な歯車交換作業となるという優
れた効果を奏するものである。
【0065】また、遅延手段には、連結桿の歯とこれに
歯合する歯車機構の歯車との歯合状態を維持するよう
に、当該連結桿を付勢する弾性部材が設けられているの
で、遅延手段の動作が確実なものとなるという優れた効
果を奏するものである。
【0066】また、連結桿の歯は、歯車機構の歯車に当
接する両側面のうち片側面の形状が、前記歯車機構の歯
車から当該連結桿が離間する方向に作用する形状に形成
されているので、オンからオフ状態にする際に、連結桿
の戻りが早くなり、更に、他方のスイッチ機構には速入
機構が設けられることで、前記遅延手段と相俟って遅延
時間がほぼ一定にされるという優れた効果を奏するもの
である。
【0067】更に、スイッチ機構における、可動接片に
常時当接するように摺動自在なオシボと、操作レバーの
一部に設けられ前記オシボを収納する内部空間を有する
収納部と、該内部空間に内包され前記オシボを可動接片
側に付勢する弾性部材とにおいて、前記内部空間の底面
に弾性部材位置決め用の位置決め手段が設けられ、前記
収納部の周壁面に前記オシボの摺動をガイドするガイド
スリットが設けられ、前記ガイドスリットに係合する係
合部材が前記オシボに設けられているので、オシボの摺
動動作及び弾性部材の付勢作用において更に安定性が増
し、可動接片におけるON/OFFの反転のタイミング
が一定となって遅延スイッチの品質向上となるという優
れた効果を奏するものである。
【0068】遅延手段における連結桿のスライドをガイ
ドするための、該連結桿に設けられた長孔と、スイッチ
ケース側の突起とにおいて、前記長孔及び突起の設ける
位置を、連結桿とスイッチ機構の可動接片とにおける係
合部の近傍位置にし、かつ、前記可動接片を支持する支
点の上下方向の位置とほぼ同じレベルにしたので、連結
桿の歯車からの離間時における回転モーメントが大きく
なって、板バネの付勢力に抗してスムーズに動作される
という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遅延スイッチの斜視図である。
【図2】同遅延スイッチのメインスイッチB側の断面図
である。
【図3】同メインスイッチBにおける可動接片7の斜視
図(イ)と、ショートスイッチAにおける可動接片11
の平面図(ロ)、縦断面図(ハ)である。
【図4】同遅延スイッチにおけるショートスイッチA側
の断面図である。
【図5】同ショートスイッチAにおける連結桿と歯車と
の歯合状態を示す拡大説明図である。
【図6】同本発明の遅延スイッチにおける歯車機構とロ
ータリーダンパとの歯合状態を示す概略機構図である。
【図7】同本発明に係る遅延スイッチの概略回路図であ
る。
【図8】同本発明に係る遅延スイッチの、オフからオン
状態に切り替わる際の状態を示す説明図である。
【図9】同本発明の遅延スイッチのショートスイッチA
における速入状態を説明する説明図(イ)、(ロ)であ
る。
【図10】本発明に係る遅延スイッチにトライアックを
使用したスロースタート回路を付加した場合の突入電流
の状態を示す説明図である。
【図11】遅延スイッチにおいてスロースタート回路を
抵抗に置き換えた場合の突入電流の状態を示す説明図で
ある。
【図12】一般SWにおける突入電流の説明図である。
【図13】本発明の他の実施例に係る遅延スイッチにお
ける、ショートスイッチA側の概略断面図である。
【図14】同本発明の他の実施例に係る遅延スイッチに
おける、ショートスイッチA側のスイッチONさせる途
中の概略断面図である。
【図15】同本発明の他の実施例に係る遅延スイッチに
おける、ショートスイッチA側のスイッチOFFさせる
途中の概略断面図である。
【図16】同本発明の更に他の実施例に係る遅延スイッ
チの、ショートスイッチA側の断面図である。
【図17】同図16において、操作レバーの部分を断面
にして示す一部断面図である。
【図18】同本発明の更に他の実施例に係る遅延スイッ
チの、メインスイッチB側の断面図である。
【図19】同本発明の更に他の実施例に係る遅延スイッ
チの、ショートスイッチA側のON操作とOFF操作を
示す説明図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)である。
【図20】同本発明の更に他の実施例に係る遅延スイッ
チの、メインスイッチB側のON操作とOFF操作を示
す説明図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)である。
【符号の説明】
1 遅延スイッチ、2 スイッチケース、3a 操作レ
バー、3b 収納部、3c 弾性部材、3d ガイドス
リット、3e 凹部、4 第2コモン端子、5 ブレー
キ端子、6 第2電源端子、7 可動接片、8 オシ
ボ、8b 弾性部材、9 弾性部材、10 オシボ、1
1 可動接片、12,13 ストッパー、14 第1コ
モン端子、15 第1電源端子、16 台座、17,1
7e,17g 連結桿、17b 歯、17i 長孔、1
7j 係合部、18 歯車、19 歯車、19a 小歯
車、19b 大歯車、20 ロータリーダンパ、20a
歯車、21 板バネ、22 コイルスプリング、2
3,23a 突起。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチケースに2個のスイッチ機構を
    備え、操作部の操作により一方のスイッチ機構が動作さ
    れると共に他方のスイッチ機構が遅延手段により前記一
    方のスイッチよりも遅延して動作される遅延スイッチに
    おいて、 前記遅延手段が、スイッチ機構の動作によりスライドさ
    れるもので少なくとも本体の片側面に列状の歯を有する
    連結桿と、該連結桿の歯に歯合する回動自在な歯車で構
    成される歯車機構と、該歯車機構の歯車に歯合する歯車
    を有したロータリーダンパと、から形成されているこ
    と、 を特徴とする遅延スイッチ。
  2. 【請求項2】 遅延手段には、連結桿の歯とこれに歯合
    する歯車機構の歯車との歯合状態を維持するように、当
    該連結桿を付勢する弾性部材が設けられていること、 を特徴とする請求項1に記載の遅延スイッチ。
  3. 【請求項3】 連結桿の歯は、歯車機構の歯車に当接す
    る両側面のうち片側面の形状が、前記歯車機構の歯車か
    ら当該連結桿が離間する方向に作用する形状に形成され
    ていること、 を特徴とする請求項1または2に記載の遅延スイッチ。
  4. 【請求項4】 少なくとも他方のスイッチ機構には速入
    機構が設けられ、遅延手段と相俟って遅延時間がほぼ一
    定にされること、 を特徴とする請求項1,2または3に記載の遅延スイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 スイッチ機構における、シーソー状態に
    支持される可動接片に常時当接するように摺動自在なオ
    シボと、操作レバーの一部に設けられ前記オシボを収納
    する内部空間を有する収納部と、該内部空間に内包され
    前記オシボを可動接片側に付勢する弾性部材とにおい
    て、 前記内部空間の底面に弾性部材位置決め用の位置決め手
    段が設けられ、 前記収納部の周壁面に前記オシボの摺動をガイドするガ
    イドスリットが設けられ、 前記ガイドスリットに係合する係合部材が前記オシボに
    設けられていること、 を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遅延ス
    イッチ。
  6. 【請求項6】 遅延手段における連結桿のスライドをガ
    イドするための、該連結桿に設けられたスライド用の長
    孔と、スイッチケース側に設けられて前記長孔に係合す
    る突起とにおいて、 前記長孔及び突起の設ける位置を、連結桿とスイッチ機
    構の可動接片とにおける係合部の近傍位置にし、かつ、
    前記可動接片を支持する支点の上下方向の位置とほぼ同
    じレベルにしたこと、 を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の遅延ス
    イッチ。
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