JP2000036155A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2000036155A
JP2000036155A JP11184571A JP18457199A JP2000036155A JP 2000036155 A JP2000036155 A JP 2000036155A JP 11184571 A JP11184571 A JP 11184571A JP 18457199 A JP18457199 A JP 18457199A JP 2000036155 A JP2000036155 A JP 2000036155A
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control
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optical disk
motor
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Tatsuya Murata
▲龍▼哉 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は記録再生を行う光ディスクを回転させ
るモータの速度制御を行う光ディスク装置に関し、サー
ボロック時間及び起動時間の短縮を図ることを課題とす
る。 【解決手段】ディスクモータ33の起動時において、C
PU41がサーボ極性を所定のサーボ極性に設定すると
共にサーボ切り替えスイッチ45によりセンサ46から
の信号に基づき回転制御を行うFGサーボに切り替え、
PU41によりディスクモータ33を駆動制御する。ま
た、センサ46からの信号に基づき、ディスクモータ3
3の回転速度が所定の回転速度に達したことが検出され
ると、CPU41によるFGサーボを停止し、サーボ切
り替えスイッチ45を駆動してディスクモータ33の駆
動制御をADIPに基づくCLVサーボに切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生を行う光
ディスクを回転させるモータの速度制御を行う光ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録媒体として使用されている光
ディスクは、CD(コンパクトディスク)やLD(レー
ザディスク)のほかに、光変調技術や磁界変調技術等の
進歩により、記録、再生の可能な光磁気ディスク、MD
(ミニディスク)が登場し、普及してきている。
【0003】例えば、MDは民生音楽用の書き換え可能
な音楽ディスクとして製品化されたもので、このMDを
ドライブするシステムは、基本的に光ディスク装置(光
磁気ディスク装置)と同様であるが、直径64mmの光
ディスク(MD)に74分の記録を行うようにするため
のものとして音声圧縮行程と、耐振のための音飛びガー
ドメモリが新たに付加されている。
【0004】そこで、図4に、従来の光ディスク装置の
ブロック構成図を示す。図4に示す光ディスク装置11
は、ディスクモータ12で制御回転される光ディスク1
3にピックアップ14よりレーザビームが照射され、反
射光によって読み取られた再生信号がアナログ波形整形
回路15を介して同期検出回路16とPLL(PhaseLoc
ked Loop)回路17に供給される。
【0005】PLL回路17は、アナログ波形整形回路
15からの再生信号と内包された発振子からの基準信号
との比較を行い復調用の再生クロックを生成して、同期
検出回路16、信号処理回路18、及びディスクサーボ
回路19に供給される。同期検出回路16では、PLL
回路17からの再生クロックにより主信号の同期検出を
行い、ビット同期を保ちつつ信号処理回路18に供給す
る。
【0006】信号処理回路18は、供給された主信号に
対して誤り訂正やD/A変換等の処理を行う機能を備え
るもので、これらの過程中で取り出されたアドレス情報
がトラックアドレス検出回路20を介してCPU(中央
演算処理ユニット)21に供給される。この信号処理回
路18には音飛びガードメモリが内蔵されており、数秒
間の音声をメモリして振動等の外乱により音飛びや音切
れが生じたときにメモリより再生する処理が行われるも
のである。
【0007】また、ディスクサーボ回路19は、PLL
回路17からの再生クロックを基準として光ディスク1
3を線速度一定(CLV)になるように回転制御するサ
ーボ信号を生成してディスクモータ12に供給する。と
ころで、光ディスク13が書き換えの可能なMDの場
合、ピットとグルーブの2つのトラッキングモードがあ
り、ピットとグルーブではトラッキングの極性が反転す
る。再生専用MDは、CDと同様に全エリアがピット構
造であり、記録/再生用MDは、光ディスク13のリー
ドインエリアがピット構造で、記録エリアとリードアウ
トエリアがグルーブ構造である。
【0008】従って、ディスクサーボ回路19では、ピ
ットを走査している時のEFM(Eight to Fourteen Mo
dulation) によるサーボと、グルーブを走査している時
のADIP(Address In Pregroove) によるサーボとを
切り替えて制御用サーボ信号を生成する。CPU21
は、ピックアップサーボ回路22を制御しており、ピッ
クアップサーボ回路22は、ピックアップ14からの再
生信号を基に、フォーカス制御、トラッキング制御、ピ
ックアップ14の送り制御を行う。また、ピックアップ
サーボ回路22では、ピット走査の時とグルーブ走査の
時とでは、トラッキングの極性を切り替えて制御を行
う。
【0009】一方、記録時は、信号処理回路18でA/
D変換やデータ(音声)圧縮、EFM変調等の調整を行
い、主信号をヘッド駆動回路23に供給する。MDで
は、磁界変調による記録方式を採用しているので、光デ
ィスク13の上面側に設けられた記録専用のヘッド24
により記録されるものでヘッド駆動回路23がヘッド2
4の駆動制御を行う。
【0010】上記構成とされた従来の光ディスク装置1
1では、電源投入直後や光ディスク装着後の初期状態、
或いはディスクモータの停止状態においてディスクモー
タ12を始動させる際、始動当初からCLVサーボ制御
を行う構成とされていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、EFMあるい
はADPによる制御用サーボ信号に基づくCLVサーボ
制御は、ピックアップ14による光ディスク13のピッ
ト領域あるいはグルーブ領域にレーザ光を照射し、その
反射光に含まれる情報より制御用サーボ信号を生成し、
更にこの制御用サーボ信号に基づきディスクモータ12
の回転制御を行うため、ディスクモータの停止状態にお
いてディスクモータ12を始動させる際、始動当初から
EFMあるいはADIPによる制御用サーボ信号に基づ
くCLVサーボ制御を行う構成では、ピックアップ14
が位置する光ディスク13の領域とピックアップ14の
サーボ極性が一致していない場合、極性を検出して一致
させるまでの処理に時間がかかり、起動時間が長くなる
と共にサーボロック時間も長くなってしまうという問題
点があった。
【0012】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、サーボロック時間及び起動時間の短縮を図り得
る光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。請求項1記載の発明は、記録形態の
異なる複数の記録領域を有する光ディスクがピックアッ
プのサーボ極性に応じてディスクモータにより線速度一
定に回転制御され、該光ディスクに該ピックアップより
光を照射して情報の記録、再生を行う光ディスク装置に
おいて、前記ディスクモータを、前記光ディスクを線速
度一定に回転させるべく駆動制御するサーボ手段と、前
記ディスクモータの回転速度を検出する検出手段と、該
検出手段の出力信号により前記ディスクモータを所定の
回転速度に駆動制御する制御手段と、前記ディスクモー
タの前記サーボ手段による制御と前記制御手段による回
転制御とを切り替える切替手段と、前記ディスクモータ
の起動時に、前記サーボ極性を所定のサーボ極性に設定
すると共に、前記切替手段により前記制御手段による回
転制御に切り替えて前記ディスクモータを駆動し、前記
ディスクモータの回転速度が所定の回転速度に達したこ
とを検出したとき、前記切替手段により前記サーボ手段
による制御に切り替えるように制御する起動制御手段と
を有することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光ディスク装置において、初期状態からのディスク
モータの起動時には、前記所定の回転速度を前記光ディ
スクの最内周位置の回転速度に設定すると共に、前記サ
ーボ極性を予め決められたサーボ極性に設定するを特徴
とするものである。
【0015】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の光ディスク装置において、初期状態以外からのディ
スクモータの起動時には、前記所定の回転速度を前記ピ
ックアップの現在位置の回転速度に設定すると共に、前
記サーボ極性をディスクモータの停止前のサーボ極性に
設定することを特徴とするものである。
【0016】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれかに記載の光ディスク装置において、前記
光ディスクは、ピット領域とグルーブ領域の二つの記録
領域を有しており、前記ピックアップが位置する記録領
域によってサーボ極性を設定することを特徴とするもの
である。
【0017】上記した各請求項に係る発明では、起動制
御手段は、ディスクモータの起動時にサーボ極性を所定
のサーボ極性に設定すると共に切替手段により制御手段
による回転制御に切り替えてディスクモータを駆動し、
ディスクモータの回転速度が所定の回転速度に達したこ
とを検出したとき、切替手段によりサーボ手段による制
御に切り替えるように制御する。
【0018】即ち、ディスクモータの起動時において
は、制御手段が検出手段の出力信号に基づきディスクモ
ータを所定の回転速度に駆動制御する制御が実施され
る。よって、サーボロック時間の短縮及び起動時間の短
縮を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は、本発明の一実施例であ
る光ディスク装置31の構成図である。図1に示す光デ
ィスク装置31において、光ディスク32がディスクモ
ータ33により制御回転される。光ディスク32は、記
録形態の異なる複数の記録領域を有するもので、例えば
凹凸で情報が記録されるピット領域と、MO(光磁気)
膜上でトラック案内溝が形成されるグルーブ領域とを有
する。
【0020】この場合、光ディスク32は記録、再生に
おいて線速度一定(CLV)に回転駆動制御されるもの
で、その領域の記録形態からピット領域では前述のEF
Mサーボにより、またグルーブ領域では前述のADIP
サーボが行われる。この光ディスク32にピックアップ
34よりレーザビームが照射され、反射光によって読み
取られた再生信号がアナログ波形整形回路35を介して
同期検出回路36及びPLL(Phase Locked Loop)回路
37に供給される。
【0021】PLL回路37は、アナログ波形整形回路
35からの再生信号と内包された発振子からの基準信号
との比較を行い復調用の再生クロックを生成して、同期
検出回路36、信号処理回路38、及びサーボ手段であ
るディスクサーボ回路39に供給される。同期検出回路
36では、PLL回路37からの再生クロックにより主
信号の同期検出を行い、ビット同期を保ちつつ信号処理
回路38に供給する。
【0022】信号処理回路38は、供給された主信号に
対して誤り訂正やD/A変換等の処理を行う機能を備え
るもので、これらの過程中で取り出されたアドレス情報
がトラックアドレス検出回路40を介して制御手段であ
るCPU(中央演算処理ユニット)41に供給される。
この信号処理回路38には音飛びガードメモリが内蔵さ
れており、数秒間の音声をメモリして振動等の外乱によ
り音飛びや音切れが生じたときにメモリより再生する処
理が行われるものである。
【0023】また、信号処理回路38は、記録時にはA
/D変換、データ(音声)圧縮、EFM変調等の処理を
行い、主信号をヘッド駆動回路42に供給し、専用の記
録ヘッド43で光ディスク32(グルーブ領域)に情報
を記録する。ディスクサーボ回路39は、ピット領域の
CLVサーボを行うためのサーボ信号を生成するEFM
サーボ部39a と、グルーブ領域のCLVサーボを行う
ためのサーボ信号を生成するADIPサーボ部39b
により構成され、CPU41の指令によりEFMサーボ
部39a とADIPサーボ部39b を切り替えるスイッ
チ回路44を備える。そして、ディスクサーボ回路39
から出力されるサーボ信号は切替手段であるサーボ切替
スイッチ45のa端子に供給される。
【0024】一方、ディスクモータ33の近傍にはその
回転速度を検出する検出手段であるセンサ(FG)46
が配置され、その検出信号がCPU41に供給される。
CPU41は、センサ46からの検出信号(回転速度信
号)に基づいてディスクモータ33の設定された目標速
度の回転速度とするようにサーボ信号を生成してサーボ
切替スイッチ回路45のb端子に供給するもので、これ
によりディスクモータ33をいわゆるFGサーボの制御
を行う。
【0025】また、CPU41は、トラックアドレス検
出回路40からのアドレス情報に基づいて、ディスクサ
ーボ回路39、スイッチ回路44、サーボ切替スイッチ
回路45、及びピックアップサーボ回路47を制御す
る。サーボ切替スイッチ回路45のc端子(コモン端
子)は、端子a,bに入力された各サーボ信号をドライ
ブ回路48に供給するもので、ドライブ回路48は供給
されるサーボ信号を増幅してディスクモータ33の回転
駆動を行う。
【0026】ピックアップサーボ回路47は、CPU4
1の制御下でピックアップ34からの再生信号に基づい
てフォーカス制御、トラッキング制御、該ピックアップ
34の送り制御を行う。また、ピックアップサーボ回路
47は、ピット領域の走査時とグルーブ領域の走査時と
でトラッキングのサーボ極性を切り替えて制御を行う。
【0027】このような光ディスク装置31では、電源
投入直後や光ディスク装着後の初期状態において、例え
ばサーボ切替スイッチ回路45が端子b側になってFG
サーボ状態とされ、ディスクサーボ回路39内のスイッ
チ回路45がEFMサーボ部39a に初期設定されてい
る。また、ピックアップサーボ回路47におけるサーボ
極性はピット領域の再生モードに設定される。
【0028】このようにサーボ切替スイッチ回路45を
端子b側とするのは、トラッキングのサーボ極性の誤り
によってディスクサーボ回路39のCLVサーボが暴走
しないようにFGサーボとするためである。またサーボ
極性をピット領域の再生モードとするのは、再生専用光
ディスク(MD)や記録/再生用光ディスク(MD)が
リードインエリアにピット領域を有するためである。
【0029】次に、上記光ディスク装置31におけるデ
ィスクモータ33のサーボ制御について説明する。図2
に、図1のCPUにおけるFGサーボ制御処理のフロー
チャートを示す。図2において、上述のように初期状態
ではFGサーボ制御が行われるもので、FGサーボが開
始されると(ステップ(S)1)、ピックアップ34の
現在位置のアドレスにおけるディスクモータ33の回転
数を算出し、目標回転速度Rt として設定する(S
2)。続いて、ディスクモータ33の現在の回転速度R
o をセンサ(FG)46からの回転検出信号に基づいて
算出して設定する(S3)。
【0030】そこで、目標速度Rt と現在の回転速度R
o とを比較演算し(S4)、Ro −Rt >0で現在の回
転速度が速い場合にはブレーキ信号を送出して減速させ
る(S5)。また、Ro −Rt <0で現在の回転速度が
遅い場合にはキック信号を送出して加速する(S6)。
そして、ディスクモータ33の回転速度が目標回転速度
に達してFGサーボ制御を終了させるか否かが判断され
(S7)、目標速度に達していなければS3に戻り、達
していればFGサーボ制御処理が終了となる。
【0031】このように、ディスクモータ33の駆動を
FGサーボ制御により行わせることにより、当初からC
LVサーボ制御を行う場合より、サーボロック時間を短
縮させることができると共に、起動時間を短縮させるこ
とができるものである。続いて、図3に、図1のCLV
制御の動作説明用フローチャートを示す。図3におい
て、上記初期状態で設定されており、光ディスク32が
装着されると、図2で説明したようにCPU41による
ディスクモータ33のFGサーボ制御が行われる(ステ
ップ(S)11)。CPU41によるFGサーボ制御が
行われると、当該CPU41からの目標速度信号に基づ
いてディスクモータ33(光ディスク32)の回転が目
標回転か判断され、目標回転までFGサーボ制御が行わ
れる(S12)。
【0032】初期状態ではピックアップ34がリードイ
ンエリアの読み出しを行うことから、初期のFGサーボ
における目標回転速度は最内周トラックの回転速度とな
る。ディスクモータ33が目標回転速度に達すると、C
PU41によりサーボ切替スイッチ回路45が端子a側
に切り替えられ、ドライブ回路48にはディスクサーボ
回路39が接続される。
【0033】このとき、ピット領域のサーボ(EFMサ
ーボ)かグルーブ領域のサーボ(ADIPサーボ)かが
判断され(S13)、ピット領域のサーボの場合にはC
PU41からの制御信号でスイッチ回路44がEFMサ
ーボ制御部39a に切り替えられてEFMサーボが行わ
れる(S14)。また、グルーブ領域のサーボの場合に
はスイッチ回路44がADIPサーボ制御部39b に切
り替えられてADIPサーボが行われる(S15)。
【0034】この場合、上述のように初期状態において
はディスクサーボ回路39とピックアップ回路47にお
けるサーボ極性は予め設定されていることから、EFM
サーボがオン状態となり(S14)、サーボ開始でCP
U41に内蔵されているタイマがスタートしてCLVサ
ーボロックまでの時間を監視する(S16)。なお、初
期動作以外の場合には、ディスクモータ33の停止前又
はサーボ外れ前の制御モードのサーボ制御に設定され
る。
【0035】CLVロックの制御中はCLVロックが行
われたか否かが判断され(S17)、CLVロックが行
われれば終了して、リードインエリアを読み込む動作が
行われる。また、CLVロックが行われていなければデ
ィスクモータ33が高速回転になっているか否かが判断
され(S18)、高速回転になっていなければさらにタ
イマカウント値が所定時間を越えたか否かが判断される
(S19)。時間内であればS17以降を繰り返す。
【0036】S18においてディスクモータ33が高速
回転であり、又はS19において時間オーバとなると、
ピックアップ34の位置する領域とサーボ極性か不一致
でサーボ外れを生じているものと判断してトラッキング
のサーボ極性を反転させ(S20)、S11のCPU4
1によるFGサーボ制御を行わせる。すなわち、CPU
41がサーボ切替スイッチ回路45を端子b側に切り替
えてドライブ回路48をCPU41に接続させてFGサ
ーボ制御を行わせ、FGサーボ終了後に再びサーボ切替
スイッチ回路45を端子a側に切り替えてCLVロック
が行われるまでCLVロック制御を行う。
【0037】このように、初期動作に拘らず、ディスク
モータ33の停止状態よりCLVサーボ制御を行う場合
には、必ずFGサーボ制御によって回転合せを行った後
にCLVサーボ制御を行わせるようにしたものである。
なお、ステップ(S21)に示す定常時スタートとは、
光ディスク32の記録、再生中に振動等の外乱によりC
LVサーボが外れた場合の復帰処理のスタート位置を示
したものである。
【0038】これにより、ディスクモータの異常な高速
回転を防止することができ、迅速に通常回転に復帰させ
ることができるものである。また、トラッキングのサー
ボ極性を反転させながら復帰処理を行うことから、信号
の読み取り不能状態の発生を回避することができ、CL
Vサーボ制御の暴走を防止することができるものであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスク
モータの起動時においては、制御手段が検出手段の出力
信号に基づきディスクモータを所定の回転速度に駆動制
御する制御が実施されるため、起動開始からサーボロッ
クまでの時間を短縮することができ、結果的にサーボロ
ック時間の短縮及び起動時間の短縮を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1のCPUにおけるFGサーボ制御手段のフ
ローチャートである。
【図3】図1のCLV制御動作説明用フローチャートで
ある。
【図4】従来の光ディスク装置のブロック図である。
【符号の説明】
31 光ディスク装置 32 光ディスク 33 ディスクモータ 34 ピックアップ 39 ディスクサーボ回路 41 CPU 42 ヘッド駆動回路 43 記録ヘッド 44 スイッチ回路 45 サーボ切替スイッチ回路 46 センサ 47 ピックアップサーボ回路 48 ドライブ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録形態の異なる複数の記録領域を有す
    る光ディスクがピックアップのサーボ極性に応じてディ
    スクモータにより線速度一定に回転制御され、該光ディ
    スクに該ピックアップより光を照射して情報の記録、再
    生を行う光ディスク装置において、 前記ディスクモータを、前記光ディスクを線速度一定に
    回転させるべく駆動制御するサーボ手段と、 前記ディスクモータの回転速度を検出する検出手段と、 該検出手段の出力信号により前記ディスクモータを所定
    の回転速度に駆動制御する制御手段と、 前記ディスクモータの前記サーボ手段による制御と前記
    制御手段による回転制御とを切り替える切替手段と、 前記ディスクモータの起動時に、前記サーボ極性を所定
    のサーボ極性に設定すると共に、前記切替手段により前
    記制御手段による回転制御に切り替えて前記ディスクモ
    ータを駆動し、前記ディスクモータの回転速度が所定の
    回転速度に達したことを検出したとき、前記切替手段に
    より前記サーボ手段による制御に切り替えるように制御
    する起動制御手段とを有することを特徴とする光ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 初期状態からのディスクモータの起動時には、前記所定
    の回転速度を前記光ディスクの最内周位置の回転速度に
    設定すると共に、前記サーボ極性を予め決められたサー
    ボ極性に設定するを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 初期状態以外からのディスクモータの起動時には、前記
    所定の回転速度を前記ピックアップの現在位置の回転速
    度に設定すると共に、前記サーボ極性をディスクモータ
    の停止前のサーボ極性に設定することを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の光デ
    ィスク装置において、 前記光ディスクは、ピット領域とグルーブ領域の二つの
    記録領域を有しており、前記ピックアップが位置する記
    録領域によってサーボ極性を設定することを特徴とする
    光ディスク装置。
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