JP2000036070A - 自動販売機の商品取出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】商品収納ラックから払出した商品を商品取出口
へ持ち上げ搬送する商品リフタと組合せて、販売待機，
および販売動作中は商品の持ち上げ搬送通路に通じる商
品取出口の底面を閉塞し、かつ商品取出口に備えたフラ
ッパ扉を閉位置に拘束して怪我，悪戯を防止するように
した商品取出装置を提供する。 【解決手段】庫内の商品収納ラックから下方に搬出した
商品９を商品リフタ６に受け渡し、外扉２に開口する商
品取出口３へ下方から持ち上げ搬送するようにした自動
販売機の商品取出装置において、商品取出口に前方から
押し開くフラッパ扉４を設けるとともに、商品取出口の
内側には商品リフタの昇降移動に従動するせり上がり式
ゲート機構７を装備し、販売待機時にはゲート機構が待
機位置に下がって商品搬送通路に通じる商品取出口の底
面を閉塞するとともに、この位置でフラッパ扉を閉位置
に拘束し、商品販売時には商品リフタの上昇に従動して
商品取出口の底面を開放する商品取出位置に移動すると
ともに、この位置でフラッパ扉の拘束を解除して扉の押
し開きを許容するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、缶，壜，ボトル
商品を販売する自動販売機の商品取出装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】頭記した自動販売機の商品取出装置とし
て、機内に商品の搬送用リフタを搭載し、商品収納ラッ
クから下方に払出した商品を前記商品リフタに載せて外
扉の中段高さ位置に開口する商品取出口へ持ち上げ搬送
することにより、客が立ったままの姿勢で商品を商品取
出口から取り出せるようにした各種方式のものが特開平
４−５９４，あるいは特許２６２５５０７号の公報など
で公知である。

【０００３】一方、通常の自動販売機では商品取出口に
簡単なフラッパ式の商品取出扉を備えており、商品販売
時には客がこの扉を内側に押し開いて商品取出口の中に
搬出された商品を取り出すようにしているが、前記のよ
うに商品取出口に通じて機内側に商品搬送機構を装備し
た自動販売機では、販売動作中に外部から商品取出口の
中に手を差し入れると、手先が動作中の搬送機構に挟ま
れて怪我をするおそれがある。

【０００４】そこで、前記の商品搬送リフタを装備した
従来の自動販売機では、怪我の防止に併せて防盗，悪戯
防止の対策として、商品取出口に電動式シャッタ等を装
備し、販売待機時，および販売動作中はシャッタを閉じ
て外部から手を商品取出口の中に入れられないようにし
ている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に商品取出口に電動式シャッタ等を装備した構成では、
シャッタを開閉するための専用の動力源が必要となるほ
か、その駆動機構，販売動作に連繋してシャッタを開閉
する制御系を含めた構成が複雑化してコスト高となる。
そこで、電動式シャッタに代えて専用の動力源を必要と
しない構成で商品取出口を開閉制御し、販売動作中の怪
我，および防盗，悪戯防止が図れる商品取出装置の出現
が望まれている。

【０００６】この発明は上記の点にかんがみなされたも
のであり、商品収納ラックから払出した商品を商品取出
口へ持ち上げ搬送する商品リフタの動きを利用し、販売
待機，および販売動作中は商品の持ち上げ搬送通路に通
じる商品取出口の底面を閉塞し、かつ商品取出口の前面
に備えたフラッパ扉を閉位置に拘束して怪我，悪戯防止
を図るようにした自動販売機の商品取出装置を提供する
ことを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、販売指令に基づ庫内の商品収納
ラックから下方に搬出した商品を商品リフタのバケット
に受け渡し、該リフタの上昇動作により外扉の中段高さ
位置に開口する商品取出口へ下方から持ち上げ搬送する
ようにした自動販売機の商品取出装置において、商品取
出口の前面に前方から押し開いて商品を取り出すフラッ
パ扉を設けるとともに、商品取出口の内側には前記商品
リフタの昇降移動に従動するせり上がり式ゲート機構を
備え、販売待機時にはせり上がり式ゲート機構が待機位
置に下がって商品搬送通路に通じる商品取出口の底面を
閉塞するとともに、この位置でフラッパ扉を閉位置に拘
束し、商品販売時には商品リフタの上昇に従動して商品
取出口の底面を開放する商品取出位置に移動するととも
に、この位置でフラッパ扉の拘束を解除して扉の押し開
きを許容するように構成する（請求項１）。

【０００８】前記のように、商品取出口に内方に商品リ
フタの昇降動作に従動して待機位置から商品取出位置に
移動動作するせり上がり式ゲート機構を設けることで、
ゲート機構には専用の動力源を備えることなく、商品リ
フタの昇降動作を利用して商品取出口のフラッパ扉のロ
ック，釈放、および商品搬送路に通じる商品取出口の底
面を開閉することができる。また、これにより販売待機
中，販売動作中には外部から商品取出口へ手が入れられ
ないようにして不測な怪我の発生を防ぎ、併せて防盗，
悪戯防止も達成できる。

【０００９】また、この発明によれば、前記の商品取出
装置は、次記のような具体的態様で構成することができ
る。 (1) せり上がり式ゲート機構が、前面，および下面を開
放した箱体からなり、かつ商品リフタのバケット昇降移
動経路内に配置した上下動可能なゲート本体と、該ゲー
ト本体を販売待機位置に引き下げる復帰ばねとからな
り、かつゲート本体の左右側壁の内面には商品取出位置
みフラッパ扉の押し込み開放を許容するガイド溝を形成
しする（請求項２）。

【００１０】(2) 前項(1) におけるゲート本体に、販売
待機ポジションでゲート本体をそのガイドフレームに係
止保持し、かつ商品リフタの上昇移動時にバケットに押
されて係止を釈放するストッパ手段を備え、販売待機状
態で商品取出口のフラッパ扉が万一破壊された場合で
も、販売待機ポジションにロックされているゲート本体
がバックアップして悪戯行為を防ぐようにする（請求項
３）。

【００１１】(3) 商品リフタのバケット内部に、商品の
移載を検知してスイッチを動作する商品検知板を設け、
商品販売動作の途上で商品収納ラックから払出した商品
が商品リフタのバケット内に移載されたことを検知して
商品リフタを移動制御するようにする（請求項４）。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１ないし図３に示す実施例に基づいて説明する。まず、
図１にこの発明による商品取出装置を組み込んだ自動販
売機の全体構成を示す。図１において、１は自動販売機
のキャビネット、２はキャビネット１の前面に配した外
扉、３は外扉２の中段高さ位置に開口した商品取出口、
４は商品取出口３に装着した押し込み開放式のフラッパ
扉（商品取出口の内部が覗けるように透明樹脂で作られ
ている）、５は商品見本，および商品選択ボタンを装備
したディスプレイ室であり、図示されてないがキャビネ
ット１の商品収納庫内には商品収納ラック（例えばサー
ペンタイン式ベンドラック），商品の冷却／加熱ユニッ
トなどを装備している。なお、商品収納庫の前面は断熱
内扉により閉塞されている。

【００１３】また、外扉２の裏面側で内扉おの間には、
商品収納ラックから下方に払出した商品を移載して商品
取出口３へ持ち上げ搬送する商品リフタ６と、商品取出
口３の内方に配備したせり上がり式ゲート機構７を組み
合わせたこの発明による商品取出装置８が装備されてい
る。ここで、前記商品取出装置８の詳細構造は後記する
ものとして、その動作の概要を述べると、販売待機状態
では図示のように商品リフタ６のバケット６ａが下降位
置に待機している。また、せり上がり式ゲート機構７は
商品リフタ６の昇降経路に通じる商品取出口３の底面を
閉塞する待機ポジションに下降してロックされており、
かつこの位置でゲート本体がフラッパ扉（押し込み開放
式の扉）４を開放できないように閉位置に拘束して外部
から手などが商品取出口３に入れられないようにしてい
る。

【００１４】一方、販売指令に基づき商品収納ラックか
ら商品９が下方に払出されると、商品９は商品搬出シュ
ータなどを経て商品リフタ６のバケット６ａに移載され
る。そして、商品９がバケット６ａに移載されたことが
検知されると、ベルト式昇降駆動機構６ｂが始動してバ
ケット６ａを商品取出口３に向けて上昇移動する。ま
た、その上昇移動の途上でバケット６ａがゲート機構７
のゲート本体に当たって上方に押し上げて商品取出口３
に通じる搬送路を開放し、商品９をバケット６ａに載せ
たまま商品取出口３の中に送り込むとともに、ゲート機
構７が商品取出ポジションに上昇移動したところでフラ
ッパ扉４の拘束を釈放する。これにより、客はフラッパ
扉４を内方に押し開いて商品取出口３から商品９を自由
に取り出すことができるようになる。

【００１５】次に、前記の商品取出装置８の詳細構造を
図２に示す。まず、外扉２（図１参照）の前面に開口し
た商品取出口３のフラッパ扉４は、その上端を軸支して
商品取出口の内方へ押し込んで開くようにした扉であっ
て、その下端部が内側へＬ字形に屈曲してその先端に突
起部４ａを形成し、かつ上端の支軸に掛け渡した復帰ば
ね４ｂで閉方向に付勢されている。また、１０はフラッ
パ扉４の開閉検知スイッチである。

【００１６】また、商品リフタ６は商品収納ラックから
払出した商品９を載せるバケット６ａと、バケット６ａ
を昇降移動するベルト式昇降駆動機構６ｂからなり、バ
ケット６ａをキャビネットの庫内底部位置と商品取出口
３（図２参照）との間で昇降操作するようにしている。
なお、６ｂ-1はベルト機構の駆動モータである。また、
バケット６ａの内部には商品９の移載を検知して商品検
知スイッチ１１を動作させるアクチュエータとしての商
品検知板６ｃが復帰ばね６ｃ-1と組合せて組み込まれて
おり、さらに左右両側縁の上端には後記するゲート機構
７のストッパ爪を係止位置から釈放するためのテーパー
溝６ｄが形成されている。

【００１７】一方、せり上がり式ゲート機構７は、前
面，および下面を開放した樹脂成形品の箱体としてなる
ゲート本体７ａと、ゲート本体７ａの左右側壁に一端を
引っ掛けて機内（外扉２の裏面側）に設置したガイドフ
レーム１２（このガイドフレームは商品取出口の左右側
面，および天井を仕切るように逆Ｕ字形に板金加工され
ている）との間に掛け渡した復帰ばね７ｂとからなり、
ゲート本体７ａがガイドフレーム１２に案内されて商品
取出口３の底面に通じる前記商品リフタ６のバケット６
ａの昇降移動経路に配置されている。また、ゲート本体
７ａの左右側壁には図示の下降位置（待機ポジション）
でガイドフレーム１２に開口した角穴１２ａに係止する
ストッパ爪７ｃ（ストッパ爪はその両サイドにスリット
を形成して撓み性を持たせており、かつ爪の先端が下向
きに傾斜している）が形成されており、さらに左右側壁
の内壁面には、ゲート本体７ａが商品取出ポジション
（この商品取出ポジションについては後述する）に上昇
移動した位置でフラッパ扉４が押し込み開放できるよう
にその突起部４ａの左右両端が進入する円弧状（フラッ
パ扉４の回転半径に相応する）のガイド溝７ｄが形成さ
れている。なお、ガイドフレーム１２にはゲート本体７
ａを上下方向にガイドするスリット１２ｂが形成されて
おり、該スリット１２ｂにゲート本体７ａの左右側壁の
下縁から側方に突き出た復帰ばねのフック７ｅが嵌入し
て上下方向に案内支持されている。

【００１８】次に、前記構成になる商品取出装置の動作
を図３(a) 〜(d) で説明する。まず、図３(a) で示すよ
うに、販売待機状態では商品リフタ６のバケット６ａが
下降位置に待機し、せり上がり式ゲート機構７のゲート
本体７ａは復帰ばね７ｂのばね力で図示の待機ポジショ
ンに下降し、この位置でストッパ爪７ｃがガイドフレー
ム１２の角穴１２ａ（図２参照）に引っ掛かってロック
されている。そして、この待機ポジションでは、ゲート
本体７ａの天井板が商品持ち上げ搬送路に通じる商品取
出口３の底面を閉塞するとともに、フラッパ扉４はその
先端突起部４ａがゲート本体７ａの天井板に突き当たっ
て閉位置に拘束される。

【００１９】したがって、この販売待機状態ではフラッ
パ扉４が閉じたままで、外方から扉を押し開くことがで
きない。また、悪戯行為でフラッパ扉４が万一破壊れれ
ても、商品取出口３の底面がゲート本体７ａで閉塞さ
れ、かつゲート本体７ａは爪７ｄが引っ掛かっているの
で外部からは開くことができない。ここで、販売指令に
基づき庫内の商品収納ラックから下方に商品が払出され
ると、商品はシュータなどを経て商品リフタ６のバケッ
ト６ａに移載されるとともに、バケット６ａに配した商
品検知板６ｃが商品の重量で揺動して商品検知スイッチ
１１を動作させる。これにより、制御部からの指令で商
品リフタ６の駆動モータ６ｂ-1が始動し、ベルト機構６
ｂを介してバケット６ａを上昇移動させる。

【００２０】そして、バケット６ａの上昇移動途上で、
図３(b) で示すようにバケット６ａの上縁が通路途中に
ロックされているゲート機構７のゲート本体７ａの下縁
に突き当たると、バケット６ａの左右側縁に形成したテ
ーパ溝６ｄがゲート本体７ａのストッパ爪７ｃを内側に
押し込んでガイドフレーム１２の角穴１２ａとの係合を
釈放する。なお、この商品リフタ６の上昇過程でフラッ
パ扉４が万一開いていて扉検知スイッチ１０が動作して
いる場合には、安全（怪我防止）のために商品リフタ６
の上昇操作を一時的に停止する。

【００２１】続いて、商品リフタ６の上昇動作に従動し
てゲート本体７ａが復帰ばね７ｂに抗して待機ポジショ
ンから上昇し、図３(c) に示す商品取出ポジションに到
達する。なお、商品リフタ６のバケット６ａがこの位置
に到達するとリミットスイッチ（図示せず）が動作して
リフタを停止する。この商品取出ポジションでは、フラ
ッパ扉４を透視してバケット６ａに載ったまま商品取出
口３の中に送り込まれた商品９が前方から見えるように
なる。また、ゲート本体７ａに内壁面に形成したガイド
溝７ｄの先端とフラッパ扉４の先端突起部４ａとが合致
し、いままで閉位置にフラッパ扉４を拘束していた状態
が解除される。なお、図３(b) から(c)に至る途中段階
ではフラッパ扉４の突起部４ａがゲート本体７ａの左右
側壁に干渉して押し開くことができない。

【００２２】そして、図３(d) のように客がフラッパ扉
４を押し開いて商品取出口３の中から商品９を取り出す
と、バケット６ａの商品検知板６ｃが上がって商品検知
スイッチ１１が復帰動作し、さらに商品を取出した後に
フラッパ扉４が閉じたことを扉検知スイッチ１０が検知
すると、この動作信号を基に制御部からの指令で商品リ
フタ６が待機位置に向けて下降する。また、バケット６
ａが下降すると、せり上がり式ゲート機構７のゲート本
体７ａは復帰ばね７ｂのばね力で商品取出ポジションか
ら図３(a) で示す待機ポジションに引き戻されるととも
に、この待機ポジションでストッパ爪７ｃがガイドフレ
ーム１２の角穴１２ａに引っ掛かってロックされ、図３
(a) の販売待機状態に戻る。

【００２３】

【発明の効果】以上述べたように、この発明の構成によ
れば、商品取出口の前面に前方から押し開いて商品を取
り出すフラッパ扉を設けるとともに、商品取出口の内側
には前記商品リフタの昇降移動に従動するせり上がり式
ゲート機構を備え、販売待機時にはせり上がり式ゲート
機構が待機位置に下がって商品搬送通路に通じる商品取
出口の底面を閉塞するとともに、この位置でフラッパ扉
を閉位置に拘束し、商品販売時には商品リフタの上昇に
従動して商品取出口の底面を開放する商品取出位置に移
動するとともに、この位置でフラッパ扉の拘束を解除し
て扉の押し開きを許容するよう構成したことにより、商
品取出口に専用の電動式シャッタなどを装備することな
く、商品リフタの昇降動作を利用して商品取出口のフラ
ッパ扉のロック，釈放、および商品搬送路に通じる商品
取出口の底面を開閉することができる。また、これによ
り販売待機中，販売動作中には外部から商品取出口へ手
が入れられないようにして不測な怪我の発生を防ぎ、併
せて防盗，悪戯防止も達成できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明による商品取出装置を装備した自動販
売機の外観斜視図

【図２】図１における商品取出装置の詳細構造図

【図３】図２の商品取出装置の動作説明図であり、(a)
〜(d) はそれぞれ販売待機から商品を取出すまでの動作
状態を工程順に表した図

【符号の説明】

１ キャビネット ２ 外扉 ３ 商品取出口 ４ フラッパ扉 ６ 商品リフタ ６ａ バケット ６ｂ ベルト式昇降駆動機構 ６ｃ 商品検知板 ７ せり上がり式ゲート機構 ７ａ ゲート本体 ７ｂ 復帰ばね ７ｃ ストッパ爪 ７ｄ ガイド溝 ８ 商品取出装置 ９ 商品 １２ ガイドフレーム

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 Ｆターム(参考） 3E044 AA01 CC01 DB05 FB02 FB03 FB09 FB17 3E046 BA03 BB03 BB04 DA01 EB01 FA04 HA07 HA08

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】販売指令に基づ庫内の商品収納ラックから
   下方に搬出した商品を商品リフタのバケットに受け渡
   し、外扉の中段高さ位置に開口する商品取出口へ下方か
   ら持ち上げ搬送するようにした自動販売機の商品取出装
   置であって、商品取出口の前面に前方から押し開いて商
   品を取り出すフラッパ扉を設けるとともに、商品取出口
   の内側には前記商品リフタの昇降移動に従動するせり上
   がり式ゲート機構を備え、販売待機時にはせり上がり式
   ゲート機構が待機位置に下がって商品搬送通路に通じる
   商品取出口の底面を閉塞するとともに、この位置でフラ
   ッパ扉を閉位置に拘束し、商品販売時には商品リフタの
   上昇に従動して商品取出口の底面を開放する商品取出位
   置に移動するとともに、この位置でフラッパ扉の拘束を
   解除して扉の押し開きを許容するようにしたことを特徴
   とする自動販売機の商品取出装置。
2. 【請求項２】請求項１記載の商品取出装置において、せ
   り上がり式ゲート機構が、前面，および下面を開放した
   箱体からなり、かつ商品リフタのバケット昇降移動経路
   内に配置した上下動可能なゲート本体と、該ゲート本体
   を販売待機位置に引き下げる復帰ばねとからなり、かつ
   ゲート本体の左右側壁の内面には商品取出位置みフラッ
   パ扉の押し込み開放を許容するガイド溝を形成したこと
   を特徴とする自動販売機の商品取出装置。
3. 【請求項３】請求項２記載の商品取出装置において、ゲ
   ート本体に、販売待機位置でゲート本体を機内側のガイ
   ドフレームに係止保持し、かつ商品リフタの上昇移動時
   にバケットに押されて係止を釈放するストッパ手段を設
   けたことを特徴とする自動販売機の商品取出装置。
4. 【請求項４】請求項１記載の商品取出装置において、商
   品リフタのバケット内底部に、商品の移載を検知してス
   イッチを動作する商品検知板を設けたことを特徴とする
   自動販売機の商品取出装置。