JP2000035846A - データ処理装置、表示端末装置、及び記録媒体 - Google Patents
データ処理装置、表示端末装置、及び記録媒体Info
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Abstract
装置として利用できるようにすること。 【解決手段】データ処理装置としてのデスクPC100
は、メインとして特定された表示装置103に対してデ
ータ処理された複数のウインドウを表示させるものであ
り、携帯情報端末装置であるPDA200を携帯表示端
末として機能させるために、該PDA200に対して上
記複数のウインドウの内の所定のウインドウを通信イン
タフェース108により送信する。PDA200では、
このようなデスクPC100で処理された表示内容を表
示する表示装置103に表示される複数のウインドウの
内で所定のウインドウの表示内容を通信インタフェース
206により受信して、表示部202に表示する。
Description
ュータ等のデータ処理装置、並びにそのようなデータ処
理装置に利用される表示端末装置、及びCD−ROM等
のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
装置は、複数のアプリケーションソフトを起動して、そ
れぞれの編集画面等をウィンドウとして表示装置上に表
示し、切り換え実行できるようにしている。また、バッ
クウィンドウ上で計算等のデータ処理実行中に、主ウィ
ンドウ(アクティブウィンドウ)上で文書編集等のデー
タ処理を実行する所謂マルチタスクのデータ処理装置も
知られている。
複数のウィンドウを開いてデータ処理を行う際、あるア
プリケーションソフトのウィンドウ内容を確認しなが
ら、別のアプリケーションソフトのウィンドウ上で処理
を行いたいというような場合がある。
て表示できる高解像度の表示装置を使用しているのであ
れば良いが、そうでない場合には、重ねて表示された両
ウィンドウを交互にアクティブな状態とするという操作
が必要となる。
istant)と称される携帯情報端末装置が普及してきてい
る。これは、手帳からノートぐらいの大きさで、ペン入
力による手書き文字の認識が可能なコンピュータであ
り、パーソナルコンピュータ(PC)等のデータ処理装
置との間でデータやり取りを行う機能を有しているもの
も知られている。
通常利用してるデータ処理装置に格納したデータを取り
込んで、それを外出先で利用したり、外出先で得た情報
を後でデータ処理装置に転送して使用するために、その
情報を外出先で入力しておくというのが、主たる用途で
ある。従って、データ処理装置を使用しているときに
は、この携帯情報端末装置は、机上の片隅にどかしてお
かれたり、引き出しの中や鞄の中等にしまい込まれて、
利用されることはほとんどない。
える表示部を、データ処理装置のサブ表示装置として利
用できれば、上記参照しようとするウィンドウ内容を表
示することで、ウィンドウの切換操作を行う必要がなく
なることは明らかである。本発明の課題は、携帯情報端
末装置をデータ処理装置の表示端末装置として利用でき
るようにすることである。
次の通りである。データ処理装置は、メインとして特定
された主表示装置に対してデータ処理された複数のウィ
ンドウを表示させる。送信手段は、サブとなる表示端末
装置に対して上記主表示装置に表示された複数のウィン
ドウの内の所定のウィンドウを送信する。
である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、メ
インとして特定された主表示装置に対してデータ処理さ
れた複数のウィンドウを表示させるデータ処理装置のサ
ブ表示装置として携帯情報端末装置を機能させる際に、
以下の処理を上記データ処理装置を構成するコンピュー
タに実行させる命令を含むプログラムを格納する。第1
の処理は、上記携帯情報端末装置に対して上記主表示装
置に表示された複数のウィンドウの内の所定のウィンド
ウを送信する処理である。
用は次の通りである。メインとして特定された主表示装
置に対してデータ処理された複数のウインドウを表示さ
せるデータ処理装置は、携帯情報端末装置によって構成
されたサブとなる表示端末装置に対して上記複数のウイ
ンドウの内の所定のウインドウを送信する。従って、こ
の所定のウィンドウを受信した表示端末装置でそれを表
示することが可能となり、携帯情報端末装置をデータ処
理装置の表示端末装置として利用できるようになる。
ある。ウィンドウ表示内容受信手段は、データ処理装置
で処理された表示内容を表示する主表示装置に表示され
る複数のウィンドウの内で所定のウィンドウの表示内容
を受信する。表示手段は、上記ウィンドウ表示内容受信
手段で受信したウィンドウ内容を表示する。
である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、メ
インとして特定された主表示装置に対してデータ処理さ
れた複数のウィンドウを表示させるデータ処理装置のサ
ブ表示装置として携帯情報端末装置を機能させる際に、
以下の処理を上記携帯情報端末装置を構成するコンピュ
ータに実行させる命令を含むプログラムを格納する。第
1の処理は、上記データ処理装置で処理された表示内容
を表示する主表示装置に表示される複数のウィンドウの
内で所定のウィンドウの表示内容を受信する処理であ
る。第2の処理は、その受信したウィンドウ内容を表示
する処理である。
用は次の通りである。携帯情報端末装置として構成され
た表示端末装置では、データ処理装置で処理された表示
内容を表示する主表示装置に表示される複数のウインド
ウの内で所定のウインドウの表示内容を受信して表示す
る。従って、携帯情報端末装置をデータ処理装置の表示
端末装置として利用できるようになる。
の(A)乃至図9の(E)を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1の(A)は、本発明の第1の
実施の形態にかかるデータ処理装置としてのデスクPC
100と、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯表示
端末装置としてのPDA200とを示す図である。デス
クPC100とPDA200との間は、通信回線(Ir
DA方式の赤外線等による無線回線)300によりデー
タの授受が可能となっている。なお、参照番号400
は、PDA200への入力操作用のペンである。
示すように、当該デスクPC100全体を制御する制御
部としてのCPU101、キーボードやマウス等の入力
装置102、CRTや液晶ディスプレィ等の表示装置1
03、プリンタ等の印刷装置104、ハードディスクや
ROM等の記憶装置105、RAM106から構成され
る。ここれら記憶装置105やRAM106は、上記C
PU101で実行される当該デスクPC100の処理プ
ログラムやデータ等が予め記憶されているものである
が、もちろん、このような記憶装置105やRAM10
6に記憶するプログラムやデータ等は、フロッピーディ
スクや光(磁気)ディスク等の記憶媒体107から読み
込むようにしても良いし、通信インタフェース108に
より上記通信回線300を介して接続された他の機器か
ら受信して、これらに記憶するようにしても良い。
でも可)には、図2の(B)に示すよな端末管理テーブ
ル106Aが記憶される。即ち、この端末管理テーブル
106Aは、当該デスクPC100に接続されたPDA
200を特定する端末コード、そのPDA200の愛
称、そのPDA200にウィンドウが記憶されているか
どうかを示すフラグ、及びそれが記憶されているときに
はそのウィンドウの名称、を記憶するものである。
携帯端末としてのPIM基本機能(カレンダースケジュ
ール、メモ、住所録、等)を基本仕様として持っている
が、これに加えて、本実施の形態では、上記デスクPC
100との無線接続により、デスクPC100のサブ表
示端末として機能する。ここで、該PDA200とデス
クPC100との無線接続の仕方としては、当該PDA
200をデスクPC100に近づけることで、デスクP
C100がそのPDA200を認識して接続関係を構築
するという手法が採られる。
ように、コンピュータ本体201、液晶ディスプレィで
構成された表示部202、該表示部202の表示面上に
配されたタッチパネル203、音声入力(ボイスメモ
用)のためのマイクロホン204、音声/音楽再生(ボ
イス再生用)のためのスピーカ205、及び上記通信回
線300と接続するための通信インタフェース206か
ら構成される。
メモリ201Aを有し、該内部メモリ201Aに展開さ
れたアプリケーションソフトに従って当該PDA200
全体を制御する。この内部メモリ201Aに記憶される
アプリケーションソフトは、ROMに予め組み込まれて
いるものであっても良いし、通信インタフェース206
を介して与えられる或いは図示しない記録媒体から読み
出したアプリケーションソフトをRAMやEEPROM
等に記憶するものであっても良い。
の(B)に示すように、当該PDA200に固有の端末
コード、ユーザが任意に設定した当該PDA200の愛
称、表示するウィンドウの名前と内容、及びウィンドウ
の記憶の有無を示すフラグ、等の各種データを記憶す
る。
する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかるデー
タ処理装置としてのデスクPC100における端末チェ
ック処理の動作フローチャートである。このフローチャ
ートに記載した各機能を実現するプログラムは、CPU
101が読み取り可能なプログラムコードの形態でRA
M106又は記憶装置105に記憶されている(以下、
同じ)。
は、定期的にこの端末チェック処理を開始し、まず、端
末管理テーブル106Aに何れかの携帯表示端末装置と
してのPDA200が登録されているかどうか判断する
(ステップS100)。そして、登録されたPDA20
0が無い場合には、通信インタフェース108より端末
サーチ信号を送信する(ステップS101)。その後、
この端末サーチ信号に応答して、未登録のPDA200
からそのPDA200を特定する端末コードが送信され
てきたかどうかを判別し(ステップS102)、応答が
ない場合には、この端末チェック処理を終了する。
200は、図4の動作フローチャートに示すように動作
している。なお、このフローチャートに記載した各機能
を実現するプログラムは、コンピュータ本体201が読
み取り可能なプログラムコードの形態で内部メモリ20
1Aに記憶されている。
モードにあるかどうか判断する(ステップS200)。
一般に、PDA100は、パワーオンされると、まず通
常の機能であるPIM機能(カレンダースケジュール、
メモ、住所録、等)を実行するPIMモードに設定され
るため、ここでは、表示受信モードにないとして、他の
処理を行い(ステップS201)、その後、上記ステッ
プS200に戻る。そして、このステップS201の他
の処理において、図示しないPIM画面でのモード切り
換えスイッチ表示に対応するタッチスイッチが操作され
て、表示受信モードに設定されると、上記ステップS2
00において表示受信モードであると判断され、この場
合には、次に、データ処理装置としてのデスクPC10
0からの端末サーチ信号の有無を判別する(ステップS
202)。
S101で端末サーチ信号が送信されると、このステッ
プS202において端末サーチ信号有と判断されるの
で、内部メモリ201Aに記憶されている当該PDA2
00の端末コードを通信インタフェース206によりデ
スクPC100に送信する(ステップS203)。
02においてこの端末コードの受信有りと判別したとき
には、そのPDA200に対して情報送信要求を通信イ
ンタフェース108より送信する(ステップS10
3)。
信すると(ステップS204)、内部メモリ201Aに
記憶されている愛称、フラグ、及びウィンドウ名を通信
インタフェース206によりデスクPC100に送信す
る(ステップS205)。
から送信されてきた愛称、フラグ、及びウィンドウ名
を、先に受信した端末コードに対応付けて、端末管理テ
ーブル106Aに登録する(ステップS104)。そし
て、図5の(A)の左上又は左下に示すように、愛称に
よるアイコン109(この図では、PDA200の愛称
は「太郎」)を表示装置103の表示画面103Aに表
示する(ステップS105)。このとき、端末管理テー
ブル106Aに登録された当該PDA200のフラグが
オン(「1」)かオフ(「0」)かを判別し(ステップ
S106)、オフであれば図5の(A)の左上に示すよ
うにアイコン109を青色で表示し(ステップS10
7)、オンであれば図5の(A)の左下に示すようにア
イコン109を赤色(図ではハッチングにより示す)で
表示した後(ステップS108)、上記ステップS10
1に戻る。
末管理テーブル106AにPDA200が既に登録され
ていると判断した場合には、その登録されているPDA
200に対して通信インタフェース108よりとのPD
A200を特定する端末コードと共にチェック信号を送
信して(ステップS109)、OK応答がそのPDA2
00から有るかどうか判断することにより(ステップS
110)、登録されているPDA200がまだ接続され
た状態に有るかどうか判別する。
ドにあるときには、デスクPC100から、サーチ信号
(ステップS202)、情報送信要求(ステップS20
4)、ウィンドウ受信要求(ステップS206)、ウィ
ンドウ送信要求(ステップS207)、及びチェック信
号(ステップS208)の何れかが送信されてくるのを
待っており、チェック信号を受信したときには(ステッ
プS208)、そのチェック信号の端末コードが当該P
DA200の端末コードに一致するかを内部メモリ20
1Aを参照して判断する(ステップS209)。そし
て、一致しなければ上記ステップS200に戻り、一致
するときには、通信インタフェース206によりOK応
答をデスクPC100に送信して(ステップS21
0)、上記ステップS200に戻る。
ら、このOK応答が有った場合には、次に、端末管理テ
ーブル106Aに更に別のPDAの登録が有るかどうか
判別する(ステップS111)。そして、まだ有れば上
記ステップS109に戻り、無い場合には上記ステップ
S101に戻る。また、上記OK応答が無かったときに
は、該当PDA200にウィンドウを送信していたかど
うか判別し(ステップS112)、送信していなかった
場合には上記ステップS111に進み、送信していた場
合には、その該当PDA200に送信してあったウイン
ドウ内容を復活表示した後(ステップS113)、上記
ステップS111に進む。
が、図5の(A)の左上に示すようにデスクPC100
の表示画面103Aに複数のウィンドウが開いている状
態で、アクティブウィンドウ(この場合はウィンドウ
A)のタイトルバーに設けたコピーアイコン110を、
マウスにより図中矢印で示すのようにPDA200を示
すアイコン109にドラッグアンドドロップ操作するこ
とで、そのウィンドウの内容が同図の右下に示すように
PDA200に転送され、且つ、同図の左下に示すよう
にそのウィンドウの表示が消去されるので、そのPDA
200がデスクPC100近傍から離されたときには、
その消去した表示を復活する必要がある。この場合、デ
スクPC100では、ウィンドウの内容そのもの即ちデ
ータを消去するのではなく、表示を消去するだけである
ので、簡単に復活表示することができる。
コン109へのドラッグアンドドロップ操作に応じて当
該ウィンドウの内容をPDA200に転送する際のデス
クPC100の処理を図6の(A)の動作フローチャー
トに従って説明する。
行われると、通信インタフェース108により、まず、
そのドロップ先のアイコン109に対応するPDA20
0へ、ウィンドウ受信要求を送信し(ステップS12
0)、更にドラッグ元のウィンドウの内容を送信する
(ステップS121)。
は、例えばビットマップ形式の画像データとして転送す
る。即ち、転送先のPDA200は単なる表示部として
利用するものであり、PDA200側での該ウインドウ
内容の変更修正、加工等は行わないものとする。よっ
て、PDA200側では、そのウィンドウに対応するア
プリケーションソフトを必要としない。しかしながら、
対応するアプリケーションソフトのファイル形式のデー
タも同時に転送しておくものとしても良い。このように
すると、後述するように、PDA200を一種の記憶媒
体として利用することも可能となる。
100から上記ウィンドウ受信要求を受けると(ステッ
プS206)、その後に送信されてくる上記ウィンドウ
の内容を受信して、内部メモリ201Aに記憶する(ス
テップS211)。そして、図5の(A)の右下に示す
ように、そのウィンドウ内容を表示画面202Aに表示
し(ステップS212)、内部メモリ201Aに設けた
フラグをONした後(ステップS213)、上記ステッ
プS207に進む。なお、特にフローチャートには示し
ていないが、こうして転送され表示されたウィンドウ内
容は、表示画面202A上に配されたタッチパネルを、
例えば上方から下方へ、逆に下方から上方へと、なぞる
ことで、スクロール表示可能とすることが好ましい。
し、図5の(B)に示すように、転送済みのウィンドウ
のリストを表示画面下方にバー表示して、その部分をタ
ッチ操作することで、所望のウィンドウ内容の表示に切
り換えられるようにしても良い。
を送信した後、デスクPC100は、端末管理テーブル
106Aに、その送信したウィンドウの名称を記録する
と共に、フラグをONする(ステップS122)。そし
て、図5の(A)の左下に示すように、該当ウィンドウ
の表示を消去する共に(ステップS123)、転送先の
PDA200に対応するアイコン109にウィンドウ名
を表示する(ステップS124)。このとき、そのアイ
コン109が青色であれば(ステップS125)、赤色
に表示色を変更することで、対応するPDA200にウ
ィンドウ内容が表示されていることを識別表示する(ス
テップS126)。
いるウィンドウ内容を、デスクPC100側で復活表示
する場合を説明する。即ち、図5の(C)の上方に示す
ように、「太郎」という愛称の付されたPDA200に
ウィンドウAの内容が表示されているとき、所定のアイ
コン表示指示操作を行うと、同図の下方に示すように、
デスクPC100の表示画面103Aでは、そのウィン
ドウAの内容が復活表示され、該当PDA200を示す
アイコン109の表示色が赤色から青色に変更される。
ここで、上記所定のアイコン表示指示操作としては、例
えば、アイコン109上でマウスカーソルを螺旋移動さ
せるジェスチャー等が考えられる。
なされたとき、デスクPC100のCPU101は、図
6の(B)に示すように、まず、端末管理テーブル10
6Aから当該アイコン109に相当するPDA200の
端末コードに対応するフラグの状態を判別し(ステップ
S130)、フラグがONでない場合には、このアイコ
ン表示処理の動作を終了する。
当ウィンドウの内容が当該デスクPC100の記憶装置
105(記憶媒体107)又はRAM106に保存され
ているかどうか判断し(ステップS131)、保存され
ていれば、対応するアプリケーションソフトを起動し
て、該当ウインドウの内容を復活表示する(ステップS
132)。そして、端末管理テーブル106Aの上記フ
ラグを「0」にすると共にウィンドウ名を消去する(ス
テップS133)。また、対応するアイコン109を、
青色表示し、該アイコン109に表示されていたウィン
ドウ名を消去する(ステップS134)。
PC100に保存されていない場合には、該当ウィンド
ウの内容の送信要求を対応するPDA200に送信する
(ステップS135)。
求を受けると(ステップS207)、内部メモリ201
Aに記憶しているウィンドウの内容を要求のあったデス
クPC100に送信する(ステップS214)。そし
て、記憶してあるウィンドウ内容を消去し(ステップS
215)、同様に、記憶してあるフラグ及びウィンドウ
名も消去して(ステップS216)、上記ステップS2
08に進む。なお、このようなウィンドウ内容、フラグ
及びウィンドウ名の消去は、必ずしも行わなくても良い
ことは勿論である。
DA200から送信されてきたウィンドウ内容を受信し
て記憶装置105(記憶媒体107)又はRAM106
に記憶し(ステップS136)、それをウィンドウ表示
した後(ステップS137)、上記ステップS133に
進む。このウィンドウ表示を行う際、PDA200に画
像データの形式でウィンドウ内容を転送すると共に実デ
ータも転送してあった場合には、対応するアプリケーシ
ョンソフトを起動して表示することになるので、さらに
加工が可能となる。即ち、PDA200を一種の記憶媒
体として利用できる。
明したが、これは複数であっても良いことは勿論であ
る。例えば、図7の(A)に示すように、デスクPC1
00にウィンドウB,Cが表示され、愛称「太郎」のP
DA200−1にウィンドウAの内容が表示されている
状態で、愛称「三郎」のPDA200−3をデスクPC
100に近づけると、前述した定期的な端末チェック動
作により、同図の(B)に示すように、デスクPC10
0の表示画面103Aに、「三郎」の愛称の青色アイコ
ン109−3が表示される。ここで、ウィンドウBのコ
ピーアイコン110を上記アイコン109−3にドラッ
グアンドドロップすると、同図の(C)に示すように、
PDA200−3にそのウィンドウBの内容が表示され
ると共に、デスクPC100の表示画面103Aから当
該ウィンドウBが表示消去される。また、アイコン10
9−3については、表示色が赤色に変更され、ウインド
ウ名が表示される。そして、ここで「太郎」の愛称を付
されたPDA200−1を該デスクPC100近傍から
離すと、同図の(D)に示すように、そのPDA200
−1に表示していたウィンドウAの内容が復活表示さ
れ、また当該PDA200−1を示すアイコン109−
1が表示消去される。
の実施の形態を説明する。上記第1の実施の形態は、ユ
ーザの指示によりPDA200にウィンドウを表示した
り、デスクPC100側でウィンドウを復活表示すると
いう例であったが、本実施の形態は、そのような動作を
ユーザの指示によらないでPDA200がデスクPC1
00に近づく/離れるに応じて自動的に行うというもの
である。
U101で定期的に実行される端末チェック処理の動作
フローチャートであり、図9の(A)乃至(E)はその
場合のデスクPC100及びPDA200の表示遷移を
示す図である。なお、この場合のPDA200側の処理
は、上記第1の実施の形態で説明した図4の動作フロー
チャートと同様にして行われるので、その説明は省略す
る。
は、端末サーチ信号を送信し(ステップS140)、応
答が無ければ(ステップS141)、この端末チェック
処理を終了する。
C100近傍に配置されていたときには、そのPDA2
00から応答信号が有るので、この場合には、そのPD
A200へ情報送信要求を送信して(ステップS14
2)、それに応答してPDA200から送信されてくる
情報を受信して端末管理テーブル106Aに記憶する
(ステップS143)。そして、フラグの状態を調べ、
フラグがONでないときには(ステップS144)、そ
のPDA200を示すアイコンを青色で表示すると共
に、愛称を表示する(ステップS145)。例えば、図
9の(A)に示すように、デスクPC100の表示画面
に2つのウィンドウA,Bが重ねて表示されていると
き、「三郎」という愛称の付けられたPDA200−3
を近づけると、同図の(B)に示すように、アイコン1
09−3が青色表示され、愛称「三郎」が表示される。
数開かれているかどうか判断し(ステップS146)、
一つしかウィンドウが無い場合には該端末チェック処理
を終了する。これに対して、図9の(B)に示すように
複数のウィンドウが有る場合には、PDA200にウィ
ンドウ受信要求を送信した後(ステップS147)、ア
クティブでない即ち全体を見ることができないバックウ
ィンドウ「この場合はウィンドウB)の内容をPDA2
00に送信する(ステップS148)。そして、その送
信したウィンドウの名称を端末管理テーブル106Aに
登録してフラグをONにする(ステップS149)。そ
の後、図9の(C)に示すように、該当ウィンドウを消
去表示して(ステップS150)、アイコン109を赤
表示に変更し(ステップと151)、この端末チェック
処理を終了する。即ち、アクティブでないウィンドウは
表示画面103A上では見ることができないのであるか
ら、自動的にPDA200側に転送して表示するように
している。
ラグがONしていると判断された場合には、そのPDA
200へウィンドウの内容の送信要求を送信し(ステッ
プS152)、それに応答して送信されてきたウィンド
ウ内容を受信して記憶する(ステップS153)。そし
て、既に表示画面103Aにウィンドウを表示している
かどうか判断し(ステップS134)、ウィンドウ表示
が無ければ主ウィンドウ(アクティブウィンドウ)とし
て上記記憶したウィンドウ内容を表示し(ステップS1
55)、またウィンドウ表示が有る場合にはバックウィ
ンドウとして上記記憶したウィンドウ内容を表示して
(ステップS156)、該端末チェック処理を終了す
る。
いて、当該デスクPC100に保存されていないウィン
ドウ内容を記憶しているPDA200を近づけた場合に
は、上記第1の実施の形態では、同図の(D)に示すよ
うに、その近づけたPDA(愛称「四郎」の付けられた
PDA200−4)を示すアイコン109−4が赤色表
示されるものであるが、本実施の形態では、このような
表示状態を経ないで、同図の(E)に示すような、「四
郎」という愛称のPDA200−4のウィンドウ(ウィ
ンドウD)の内容が表示され、アイコン109−4は青
色表示される。なお、当該デスクPC100に保存され
ているウィンドウ内容を記憶しているPDA200を近
づけた場合については、特にフローチャートを用いて説
明しないが、上記第1の実施の形態と同様に、デスクP
C100側で記憶しているウィンドウ内容を復活表示す
れば良いことは勿論である。また、上記ステップS15
2乃至ステップS154の処理を行っている間、図9の
(D)に示すような表示を行うものとしても良い。
は、携帯表示端末装置としてPDAを例に説明したが、
データPHSと称されるデータ処理機能付PHSや、小
型のノートPCであっても良いことは勿論である。ま
た、データ処理装置についても、実施の形態で説明した
ようなデスクPCに限らず、ノートPCであっても良
い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
変形変更が可能なことは勿論である。
ることで、PDA200でのウィンドウ内容の表示の有
無を示すようにしているが、両状態を識別可能であれ
ば、どのような表示であってもかまわない。
ータ処理装置の表示端末装置として利用できるようにな
る。従って、主表示装置で表示されるウィンドウが複数
あった場合、その内の所望するウィンドウ、あるいは所
定のウィンドウについてはそのウィンドウの表示内容
を、サブとなる表示端末装置側に送信して表示させるこ
とで、主表示装置に表示されるウィンドウに対する処理
で参照したいウィンドウ内容があるような場合には、そ
の内容をサブとなる表示端末装置側で直ちに参照するこ
とができる。
応するアイコンが主表示装置上に表示されるようにして
いるので、その表示端末装置に対するウィンドウ移動等
の操作をスムーズに行なうことができる。
コンは、その記憶状況に応じた識別表示がされるので、
その表示端末装置に対するウィンドウ移動、その表示端
末装置からのウィンドウ読み出しの際の参考にすること
ができる。
ータ処理装置としてのデスクPC及び携帯表示端末装置
としてのPDAを示す斜視図であり、(B)及び(C)
はそれぞれ上記デスクPC及びPDAのブロック構成図
である。
ブルの記憶構成を示す図であり、(B)はPDAの内部
メモリの記憶構成を示す図である。
作フローチャートである。
作によるPDA及びデスクPCの表示遷移図、(B)は
複数ウィンドウが転送された場合のPDAの表示状態を
示す図であり、(C)はデスクPCでのアイコン表示指
示操作によるPDA及びデスクPCの表示遷移図であ
る。
るウィンドウドロップ操作処理及びアイコン表示指示処
理の動作フローチャートである。
る表示の遷移を示すための図である。
てのデスクPCで実行される端末チェック処理の動作フ
ローチャートである。
る端末チェック処理での表示の遷移を示すための図であ
る。
Claims (14)
- 【請求項1】 メインとして特定された主表示装置に対
してデータ処理された複数のウィンドウを表示させるデ
ータ処理装置であって、 サブとなる表示端末装置に対して上記主表示装置に表示
された複数のウィンドウの内の所定のウィンドウを送信
する送信手段を具備することを特徴とするデータ処理装
置。 - 【請求項2】 上記所定のウィンドウは、上記複数ウィ
ンドウ中で任意に選択されたウィンドウ、あるいは現在
主となっていないウィンドウであることを特徴とする請
求項1に記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】 上記ウィンドウの送信により、該当ウィ
ンドウを消去することを特徴とする請求項1に記載のデ
ータ処理装置。 - 【請求項4】 ウィンドウ受信可能な上記表示端末装置
の有無を検出する表示端末装置検出手段と、 該表示端末装置検出手段によって表示端末装置の存在が
検出された場合に、その表示端末装置に対応するアイコ
ンを上記主表示装置に表示するアイコン表示手段と、を
更に具備することを特徴とする請求項1に記載のデータ
処理装置。 - 【請求項5】 上記送信手段は、上記所定のウィンドウ
を上記アイコンにドラッグアンドドロップすることで、
そのウィンドウの表示内容を上記アイコンに対応する表
示端末装置に送信することを特徴とする請求項4に記載
のデータ処理装置。 - 【請求項6】 上記アイコンを指示することで、そのア
イコン対応の表示端末装置で表示されていた表示内容に
基づいたウィンドウを復活表示する復活表示手段を更に
具備することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理
装置。 - 【請求項7】 上記アイコン表示手段は、上記表示端末
装置にウィンドウ内容が表示されているか否かを上記ア
イコンにより識別表示することを特徴とする請求項4に
記載のデータ処理装置。 - 【請求項8】 上記表示端末装置検出手段は、表示端末
装置が所定距離内の近傍にあるか否かを無線で検出する
ことにより表示端末装置の有無の検出を行なうことを特
徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。 - 【請求項9】 データ処理装置で処理された表示内容を
表示する主表示装置に表示される複数のウィンドウの内
で所定のウィンドウの表示内容を受信するウィンドウ表
示内容受信手段と、 該ウィンドウ表示内容受信手段で受信したウィンドウ内
容を表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする表示端末装置。 - 【請求項10】 上記所定のウィンドウは上記複数ウィ
ンドウ中で任意に選択されたウィンドウ、あるいはアク
ティブとなっていないウィンドウであることを特徴とす
る請求項9に記載の表示端末装置。 - 【請求項11】 上記表示端末装置は、独自処理機能と
表示受信機能とを持ち、表示受信機能が選択されている
際に、上記ウィンドウ表示内容受信手段で上記ウィンド
ウの受信を行なうことを特徴とする請求項9に記載の表
示端末装置。 - 【請求項12】 データ処理装置からの指示に基づき、
上記表示受信機能への切替えを行なう手段を更に具備す
ることを特徴とする請求項11に記載の表示端末装置。 - 【請求項13】 メインとして特定された主表示装置に
対してデータ処理された複数のウィンドウを表示させる
データ処理装置のサブ表示装置として携帯情報端末装置
を機能させる際に、 上記携帯情報端末装置に対して上記主表示装置に表示さ
れた複数のウィンドウの内の所定のウィンドウを送信す
る処理を、上記データ処理装置を構成するコンピュータ
に実行させる命令を含むプログラムを格納した、コンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項14】 メインとして特定された主表示装置に
対してデータ処理された複数のウィンドウを表示させる
データ処理装置のサブ表示装置として携帯情報端末装置
を機能させる際に、 上記データ処理装置で処理された表示内容を表示する主
表示装置に表示される複数のウィンドウの内で所定のウ
ィンドウの表示内容を受信する処理と、 その受信したウィンドウ内容を表示する処理と、を上記
携帯情報端末装置を構成するコンピュータに実行させる
命令を含むプログラムを格納した、コンピュータが読み
取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20520998A JP3807104B2 (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | データ処理装置及び記録媒体 |
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JP2000035846A true JP2000035846A (ja) | 2000-02-02 |
JP3807104B2 JP3807104B2 (ja) | 2006-08-09 |
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ID=16503216
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- 1998-07-21 JP JP20520998A patent/JP3807104B2/ja not_active Expired - Fee Related
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