JP6508599B2 - モバイル装置のための操作システム及び操作方法 - Google Patents

Description

本発明は、モバイル装置の操作システム及びその方法の分野に属し、並びに特に本発明はジェスチャー、音声、スライド、アイコン自動表示及び対応するインターフェースモードに基づくモバイル装置のための操作方法に関する。

２００７年に、Ａｐｐｌｅは、ｉＰｈｏｎｅ（登録商標）とｉＯＳをリリースし、モバイル操作システムの「静的なアイコン操作」時代を開始した。

まず、ｉＯＳとＧｏｏｇｌｅのＡｎｄｒｏｉｄ、または他の現在のモバイル操作システムの静的なアイコンに基づく操作方式はすべて、スティーブ・ジョブスから承継されたものであり、現在のところ革命的な変化がない。このような静的なアイコンに基づく操作は、アプリケーションを起動するために、デスクトップページとページをスライドしながら、アイコンを探し、または１つずつフォルダを開き、アイコンをクリックする必要があり、作業効率が非常に低い。そして、低効率は、バッテリー時間に影響を与える。

第二に、現在のモバイルデバイスの最も困難な課題は、バッテリーの時間である。ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのアプリケーションのマルチタスク処理方式は、モバイル機器のバッテリー時間を長くすることはできないということの一つの重要な理由である。

最後に、従来の静的アイコンは、モバイルデバイスの小さな画面での表示と表現を制限する。従来の静的アイコンは、より直感的にもっと面白く、そしてより美しいヒューマン・マシン・インターフェースを提供することはできない。

また、従来のデスクトップ操作システム、例えば、ＡｐｐｌｅのＯＳ ＸまたはＭｉｃｒｏｓｏｆｔのＷｉｎｄｏｗｓなどは、アプリケーションを起動する方法は二つしかない。一つの方法は、スクリーンカーソル制御装置を使用することであり（例えば、マウス、タッチパッド等）、アプリケーションのアイコンをクリック、またはダブルクリックする；他の方法は、メニューにあるアプリケーションの名称をクリック（またはダブルクリック）することである。

ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのようなモバイル操作システムでは、アプリケーションを起動する方法は二つしかない。一つの方法は、モバイルデバイスのタッチスクリーン上のアプリケーションのアイコンを指やタッチペンを使用してクリックする。別の方法は、アプリケーションを開くためにアプリケーションの通知メッセージをクリックする。

ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのようなモバイル操作システム、またはＯＳＸとＷｉｎｄｏｗｓのようなデスクトップ操作システムにかかわらず、デスクトップやメニューのアプリケーションアイコンの位置が固定される。ユーザーは、移動によりアプリケーションアイコンの位置を設定し、変更することができる。しかし、ユーザーの設定した後、位置がまだ固定される。本発明の前に、すべての操作システムは、静的なアイコン技術であった。本発明は、スマート動的アイコンの技術を提供する。デスクトップやメニューのアプリケーションアイコンの位置は、リアルタイムで変化し、ユーザーがアプリケーションを使用する必要がある場合、インテリジェントかつ自動的に現れ、ユーザーが必要としないときにインテリジェントかつ自動的に消える。この技術は、特に比較的小さいスクリーンを持つモバイルデバイス上で、スクリーンスペースを非常に節約する。本発明は、操作・システムを、「静的アイコン時代」から「スマート動的アイコン時代」に進化させる。

ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのようなモバイル操作システムか、またはＯＳＸとＷｉｎｄｏｗｓのようなデスクトップ操作システムにかかわらず、アプリケーションを開くには、アプリケーションのアイコンや名称をクリック（またはダブルクリック）するしかない。

本発明の操作システムは、ユーザーの三次元空間内のデバイスの移動経路を検出することを通じて、アプリケーションを開くことができる。本発明は、操作システムを、「アイコン時代」から「スマートジェスチャー時代」へ進化させる。

ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのようなモバイル操作システムは、音声コマンドでアプリケーションを起動する機能を提供している。しかし、ＳｉｒｉとＧｏｏｇｌｅ Ｎｏｗはネットワークに接続する必要があり、かつ、エラーレートが高い。

本発明の操作システムは、ネットワークに接続せずに、音声コマンドでアプリケーションを開くことができ、かつ、正解率は非常に高い。

本発明の「スマートジェスチャー」と「クイックボイスアシスタント」は，操作システムを「ポストアイコン時代」へ進化させる。

以下の図面の詳細な説明によって技術分野の当業者は本発明についてより明確な理解をすることができ、下記の利点はより明確になる。
携帯電話の構成要素の模式図。 ｉＯＳ操作システムのホーム画面の模式図。 Ａｎｄｒｏｉｄのホーム画面の模式図。 ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄの固定されたステータスバー付きのアプリケーションインターフェース。 ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄの固定されたステータスバー付きのアプリケーションインターフェースのサンプル。 本発明の操作システムのステータスバーなしの「フルスクリーンアプリケーションインターフェース」。 アプリケーションインターフェースの底部から、下から上にスライドさせて、このアプリケーションを完全に終了する模式図。 本発明の操作システムのホーム画面の模式図。 本発明のアプリケーションアイコンは、触発条件に応じて、自動でホーム画面に表示される。 アプリケーションアイコンをスライドさせ、ホーム画面から、このアプリケーションのアイコンを表示しないようにする。 「重要な連絡先アプリケーション」アイコンが表示されているホーム画面。 「重要な連絡先アプリケーション」動作の模式図。 本発明の操作システムのホーム画面サンプル。 ホーム画面の時間表示領域で右から左へスライド。 ホーム画面の時間表示領域で左から右へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで右から左へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで左から右へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで下から上へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで上から下へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで左下から右上へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで右下から左上へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで右上から左下へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで左上から右下へスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで上から下へ時計回りにスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで上から下へ反時計回りにスライド。 ホーム画面の背景デスクトップで上から下へ「Ｓ」字にスライド。 本発明のＮｏｔｅｓのアプリケーションインターフェース。 １本指のメインインターフェイス上でのスライドアクションイラスト。 ２本指のメインインターフェイス上でのスライドアクションイラスト。 ３本指のメインインターフェイス上でのスライドアクションイラスト。 ４本指のメインインターフェイス上でのスライドアクションイラスト。 ホーム画面の上部からスライド、上から下へスライド。 ホーム画面の下部からスライド、下から上へスライド。 ホーム画面の下部にアイコンをスライド、左から右へスライド。 ホーム画面の下部にアイコンをスライド、右から左へスライド。 「電話」アイコン上を左から右へスライド。 「音声アシスタント」アイコン上を左から右へスライド。 「カメラ」アイコン上を右から左へスライド。 ｉＯＳの検索インターフェース 本発明の操作システムの「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」。 本発明の操作システムの「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」で、すべてのアイコンがズームアウトされている模式図。 本発明の操作システムの「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」で、高使用頻度のプログラムアイコンが拡大表示されている。 本発明の操作システムの「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」における、アイコンのカテゴリー表示。 本発明の操作システムの「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」における、アイコンカテゴリー表示のサンプル。 携帯電話の３次元座標。 携帯電話の中間点付きの３次元座標。 スクリーンを縦方向から横方向へ転換し、アプリケーションを起動する模式図。 最初に電話の姿勢を自然に保持し、その後、高く上げて携帯電話を垂直に保持すると、自動的に「カメラ」アプリケーションを開く。 携帯電話の左右の振動。 手で携帯電話を持ち、左右に振動する。 携帯電話の上下の振動。 手で携帯電話を持ち、上下に振動する。 垂直方向かつ横持ちの、携帯電話の左右の振動。 垂直方向かつ横持ちの、携帯電話の前後の振動。 水平方向かつ横持ちの、携帯電話の左右の振動。 水平方向かつ横持ちの、携帯電話の上下の振動。 本発明の操作システムのファイルブラウザーインターフェース。 本発明の操作システムのファイルブラウザーインターフェース。 本発明の操作システムの「マルチタスクインターフェース」。 携帯電話の各種使用状況間の変換。

上記従来技術の欠点を解決するため、本発明は、モバイル操作システムが提案されている。ここで、本発明の「モバイル装置のための操作システム」という用語は、ジェスチャー、音声、スライド、及びアイコン自動表示に基づいてアプリケーションを開く方法；ユーザー使用モードを検出して計算する方法；ユーザーのジェスチャーに基づいて自動的な起動、自動ロック解除、自動スリープ及びシャットダウンの方法;直接完全アプリケーション終了の方法;並びにマルチタスク、ファイル、アプリケーション、アイコン、ホーム画面のインターフェースモードを含む。

モバイル操作システムは、アプリケーションの異なる状態を検出して、アプリケーションの状態がシステム及びユーザーの設定条件に適合する場合、ホーム画面上にアプリケーションのアイコン自動的に表示し、アプリケーションの状態がシステム及びユーザーの状態に適合しない場合、ホーム画面から自動的にそのアプリケーションのアイコンを除去するシステムと、
装置内のセンサーを通じて３次元空間中の装置の運動の変数値を検出し、装置内のセンサーを通じて装置の環境の変数値を検出し、装置内の回路を通じて装置の電力供給状態を検出し、そして、装置運動の変数値、装置環境の変数値、及び装置電力供給の状態の結合を基礎としてユーザーの装置の使用状況を計算し、システムは計算されたユーザーの装置の使用状況がシステム及びユーザーの設定条件に適合する場合、設定操作を実行し、設定操作は自動的な起動、自動ロック解除、自動スリープ、シャットダウン、電源オン、システム及びユーザー設定のアプリケーションの直接開始、現在実行中のアプリケーションの終了、ホーム画面のカテゴリーのアプリケーションアイコンの自動表示等を含むシステムと、
装置内のマイクを通じてアプリケーションの名前を話したユーザーの音声が入力されると、口語の名前を、ユーザーがインストールした全てのアプリケーションの名前の音声を含む「アプリケーション名音声ライブラリー」と比較し、その後システムが、比較された結果がユーザーの音声と適合する、対応するアプリケーションを直接開くシステムと、
タッチスクリーン上のユーザーの１本又はそれ以上の指のスライド経路を検出して、システムがシステム及びユーザーの設定する、スライド経路に唯一対応する固有のアプリケーションを直接開くシステムとを備える。

モバイル操作システムは、「アプリケーション管理部」、「装置運動検出部」、「装置環境検出部」、「装置電力供給検出部」、「ユーザー使用モード分析部」、「グラフィカルユーザーインターフェース」、「クイックボイスアシスタント」、及び「クイックスライドアシスタント」を備える。

上記モバイル操作システムは「スマート動的アイコン」を備え、「アプリケーション管理部」は「アプリケーション状態検出部」、「アプリケーションアイコン管理部」、「アプリケーション開始部」、及び「アプリケーションインストール及び消去部」を備える。

「アプリケーション管理部」は「アプリケーション状態検出部」を通じて全てのアプリケーションの状態を検出し、検出されるアプリケーションの状態は「アップデート状態」又は「非アップデート状態」である。「アプリケーション管理部」がアプリケーションの状態が「アップデート状態」であると検出する場合、その後「アプリケーションアイコン管理部」がホーム画面に該アプリケーションのアイコンを自動表示する。

「アプリケーションアイコン管理部」は全てのアプリケーションアイコンの、アプリケーションアイコンが表示されるか表示されないか、デスクトップに表示される場合のデスクトップ上の表示位置、表示サイズ、表示時間、表示形態、及び表示音を管理する。

ユーザーがアプリケーションのアイコンをクリックする場合、「アプリケーション開始部」が該アプリケーションを開き、かつ実行する。

「アプリケーション状態検出部」がホーム画面上のアプリケーションを検出し、状態が「非アップデート状態」である場合、そして「アプリケーションアイコン管理部」が該アプリケーションのアイコンをホーム画面から自動除去する。

ユーザーが「アップデート状態」のアプリケーションアイコンから左にスライド又は右にスライドして、アップデート状態を無視し、又はホームボタンを押してアップデート状態を無視する場合、「アプリケーション管理部」がアプリケーションのアイコンをホーム画面から除去する。

ユーザーが「アップデート状態」のアプリケーションのアイコンから下方にスライド又は上方にスライドする場合、アップデート内容が直接表示される。

「アプリケーション状態検出部」がアプリケーションを検出し、状態が「アップデート状態」である場合、そしてアップデート内容がホーム画面に自動表示される。アップデート内容は設定時間後に自動消滅し、又はユーザーがクリックし、かつ読んだ後に消滅し、又はアップデート内容から左にスライドする又は右にスライドする場合に消滅する。

そのアプリケーションの状態が「アップデート状態」である場合、アプリケーションアイコンがホーム画面に自動表示されるかどうか、アプリケーションアイコンが常にホーム画面に表示されるかどうか、アプリケーションアイコンが異なるアップデート内容の種類、異なるアップデート内容の発信元、及び異なるアップデート内容の目的によって自動表示されるかどうかを、それぞれのユーザーがアプリケーション毎に個別にカスタマイズすることができる。

上記モバイル操作システムは「クイックスライドアシスタント」を備え、システムは「ユーザータッチ経路識別部」及び「ユーザータッチ経路モードライブラリー」を備える。
「ユーザータッチ経路識別部」はタッチ画面上のユーザータッチ経路及びスライド経路をタッチセンサーを通じて検出し、かつ識別する。

「ユーザータッチ経路モードライブラリー」は一連の特定のタッチ及びスライド経路モードを含む。「ユーザータッチ経路モードライブラリー」は１本指又は複数指のクリック又はダブルクリックを含み、１本指又は複数指で直線、アーク線、折れ線、円、三角形、矩形、記号をスライドする。記号はアルファベット記号、文字記号、数学記号、算数記号を含む。

「ユーザータッチ経路識別部」がタッチ画面上のユーザーのタッチ及びスライド経路を検出し、かつ識別する場合、該タッチ及びスライド経路を「ユーザータッチ経路モードライブラリー」と比較し、その後「アプリケーション開始部」を通じて該タッチ及びスライド経路に対応するアプリケーションを直接開く。

同じようなスライド経路でも、異なる表示内容区域を通過すれば、相応するアプリケーションも異なる。同じようなスライド経路でも、異なるアプリケーションアイコンを開始点とすれば、相応するアプリケーションも異なる。同じようなスライド経路でも、指の数が異なり、または指と指を揃えるか離すかによって、相応するアプリケーションも異なる。
上記モバイル操作システムは「クイックボイスアシスタント」を備え、システムは音声入力部、アプリケーション名音声ライブラリー、音声比較部、及び音声テキスト会話部を備える。

音声入力部はマイクを通じて音声が入力され、アプリケーション名のユーザーの話し声を記録し、かつ、音声比較部を用いて該記録音声をアプリケーション名音声ライブラリーと比較し、その後名前の音声の比較結果がユーザーの話し声と一致するアプリケーションを直接開く。

「アプリケーション名音声ライブラリー」は、ユーザーが新規のアプリケーションをインストールする度毎に、該アプリケーション名の音声がサーバーからダウンロードされ、又は、ユーザーがインストールした全てのアプリケーションの名前の音声がサーバーから１度にダウンロードされる。

「アプリケーション名音声ライブラリー」は、ユーザーがアプリケーションをアンインストールする場合、システムが該アプリケーション名の音声を「アプリケーション名音声ライブラリー」から消去する。

又は、アプリケーション名音声ライブラリーは「音声テキスト会話部」を通じてユーザーがインストールした全てのアプリケーション名の文字を音声に変換する。

ユーザーがホーム画面の空き領域を長く押すと、「クイックボイスアシスタント」を起動する。すなわち、ユーザーはアイコンがない、デスクトップの背景場所を長押しすることで、「クイックボイスアシスタント」が即座に現れ、その後ユーザーはマイクを通してアプリケーションの名前を話し、ユーザーが指を離した時にすぐ該アプリケーションが直接開く。

上記モバイル操作システムは「スマートジェスチャー」を備える。

「スマートジェスチャー」は「装置運動検出部」、「装置環境検出部」、「装置電力供給検出部」、「ユーザー使用モード分析部」を備える。

「装置運動検出部」は３次元空間中の装置の運動変数値を検出し、運動変数値は変位、角速度、速度、加速度、回転ベクトル、高さ、及び傾斜度を含む。

「装置環境検出部」は装置の周囲の環境変数値を検出し、環境変数値は光、温度、湿度、音、地理的位置、重力、現地時間、心拍数、汗、血圧、血糖、心電図、筋電図、脳波、及び顔認識を含む。

「装置電力供給部」は装置の電力供給状態を検出し、装置の電力供給状態はアダプター電力供給、内部バッテリー電力供給、外部バッテリー電力供給、バッテリー充電、シャットダウン、電源オン、休止状態、スリープ、スタンバイ、起動、供給電圧、及び供給電流を含む。

「ユーザー使用モード」は、縦方向の携帯装置、横方向の携帯装置、物体上に水平に置かれる装置、垂直に持ち上げる装置、ポケット又は鞄の中に位置する装置のモードを含み、「ユーザー使用モード」はこれら５つのモード及びこれら５つのモード間の切り替えを含む。

「ユーザー使用モード分析部」は、３次元空間中の装置の運動経路変数値、装置の周囲の環境変数値を計算し、装置の電力供給状態と合わせて、ユーザー使用モードは上記５つのモードのいずれであるか、または５つのモード間の任意の切り替えであるかを測定する。
システムは「ユーザー使用モード分析部」を通じて「ユーザー使用モード」を判断し、その後システムは判断された「ユーザー使用モード」に応じて、システム及びユーザーが設定した当「ユーザー使用モード」に相応する動作を実行する。

上記のモバイル操作システムは、
システムが、装置の高さ変数値の０の値への変化、３軸角の変数値の０の値への変化、及び電力供給状態が「スリープ」又は「シャットダウン」であることを検出する場合に、「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「物体上に水平に置かれる装置」であると分析し、
システムが、装置の高さ変数値の設定値未満の値の変化、３軸角の変数値の０以上設定値未満の値の変化、設定値未満の装置の周囲の光の変数値、及び「スリープ」又は「シャットダウン」である電力供給状態を検出する場合に、「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「ポケット又は鞄の中に位置する装置」であると分析し、
システムが、装置画面と水平面との間の角度が２つの設定値の間であり、装置の縦方向（長さ方向）と水平面との間の角度が設定値以上であり、かつ電力供給状態が「ロック解除」状態であると検出する場合に、その後「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「縦方向の携帯装置」であると分析し、
システムが、装置画面と水平面との間の角度が２つの設定値の間であり、装置の横方向（幅方向）と水平面との間の角度が設定値以上であり、かつ電力供給状態が「ロック解除」状態であると検出する場合に、その後「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「横方向の携帯装置」であると分析し、
システムが、装置画面と水平面との間の角度が設定値以上であり、かつ電力供給状態が「ロック解除」状態であると検出する場合に、その後「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「垂直に持ち上げる装置」であると分析し、
システムが、装置の高さ変数の設定値以上の値の変化、かつ同時に、装置の周囲の光の変数が「増光」に変化し、かつ変化値が設定値以上であると検出する場合に、装置は自動的に起動し、又は装置は自動ロック解除スライドと共に同時に自動的に起動し、
システムが、装置の高さ変数の設定値以上の値の変化、かつ同時に、装置の周囲の光の変数が「遮光」に変化し、かつ変化値が設定値以上であると検出する場合に、装置は自動的にスリープし、
システムが、装置の高さ変数の設定値以上の値の変化、かつ同時に、装置画面と水平面との間の角度が設定値以上であると検出する場合に、装置は自動的にカメラアプリケーションを開き、
システムが「縦方向の携帯装置」又は「横方向の携帯装置」から「物体上に水平に置かれる装置」までへの変化を検知する場合に、システムは自動的にスリープし、
システムが「物体上に水平に置かれる装置」から「縦方向の携帯装置」又は「横方向の携帯装置」までへの変化を検知する場合に、システムは自動的に起動し、又は同時に自動的に起動すると共に自動スライドでロック解除し、
システムが「縦方向の携帯装置」から「横方向の携帯装置」までへの変化を検知する場合に、システムは自動的にビデオアプリケーションを開き、又はホーム画面上にインストールされている全てのビデオ類アプリケーションを表示する。

上記のモバイル操作システムは、
「ユーザー使用モード」が「物体上に水平に置かれる装置」であり、かつシステムが装置の右及び左、又は前及び後ろの振動を検出する場合、システムは自動的に起動し、
「ユーザー使用モード」が「縦方向の携帯装置」であり、かつシステムが装置の右及び左、又は上及び下、又は前及び後ろの振動を検出する場合、システムはシステム及びユーザーによって設定された対応するＩＭアプリケーションを直接開き、
システムは異なる運動振幅、異なる運動速度、異なる運動力、及び異なる運動の回数に従って異なるアプリケーションを開き、
同じジェスチャーに対しても、システムは異なる現地時間、及び異なる位置に従って異なるアプリケーションを開き、
夜、設定時刻後であり、かつ電話及び画面を下向きにひっくり返すと、システムは自動的にシャットダウンし、朝、設定時刻後であり、かつ電話及び画面を上向きにひっくり返すと、システムは自動的に電源をオンにし、２つの設定時間の間で電話及び画面を下向きにひっくり返すと、消音機能又はアプリケーション終了機能であり、
ホーム画面において、かつシステムがヘッドホンジャックに挿入されるヘッドホンを検出する場合、システムは音楽アプリケーションを自動的に開き、又はホーム画面に音楽類のアプリケーションアイコンを表示する。

上記のモバイル操作システムは、
「グラフィカルユーザーインターフェース」が「ホーム画面」、「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」、「全画面アプリケーションインターフェース」、「ファイルブラウザーインターフェース」、及び「マルチタスクインターフェース」を備え、
「ホーム画面」はホーム画面上端のステータスバー、ホーム画面下端のドックバー、ホーム画面中央のデスクトップの３つの区域を備え、デスクトップにはリアルタイム情報が表示され、
ユーザーは２本指又は複数の指でリアルタイム情報表示領域をクリックして「時計」アプリケーションを開き、
ユーザーは１本指でステータスバー中の指示アイコンをクリック又は長押しして、それらの指示機能を直接設定し、
ユーザーが複数の指でステータスバーをクリックして「設定」アプリケーションを開き、
ステータスバー中の通信信号表示アイコンは通信信号の強度を示すために異なる色及び異なる点滅を有し、緑又は青の表示は信号が強いことを示し、黄色又は黄色の点滅の表示は信号が普通であることを示し、赤色又は赤色の点滅の表示は信号が弱いことを示し、
「全画面アプリケーションインターフェース」は画面全体の全ての表示領域を有し、画面上端の固定ステータスバーはなく、
「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」はホーム画面上端の検索バー、ホーム画面中央のアプリケーションアイコン表示領域、ホーム画面下端のドックバーの３つの区域を備え、ドックバーにはゴミ箱アイコンがあり、アプリケーションアイコン表示領域はドックバーのアプリケーションを除いて全てのアプリケーションアイコンを表示し、
「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」はユーザーがインストールしたアプリケーションの数量に従ってアプリケーションアイコンの表示サイズを調整し、
「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」はユーザーの使用頻度に従ってアプリケーションアイコンを配列し、又はユーザーの開放時間に従って配列し、又はアプリケーションの種類に従ってアプリケーションアイコンを配列し、
「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」は、ユーザーの使用頻度、ユーザーの開放時間、及びアプリケーションの種類に従って異なるアプリケーションアイコンを異なる表示サイズで表示し、
「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」において、１本指のダブルクリックは表示アイコンを拡大及び縮小し、２本指の分離又は一緒の移動は表示アイコンを拡大及び縮小し、
「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」では、アプリケーションアイコンをゴミ箱にドラッグするときは、システムはアプリケーションをアンインストールし、かつゴミ箱を長押しすると消去されたアプリケーションを回復及び再インストールし、
「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」では、アプリケーションが設定時間以上に開かない場合は、システムはユーザーに当該アプリケーションを消去するかどうか自動的に思い出させ、
「ファイルブラウザーインターフェース」は画面上端のメニューバー、及びメニューバー下のファイル表示領域を備え、メニューバーはファイルをファイル名、ファイルサイズ、ファイルの種類、及びファイルの日付に従って配列することを選択でき、ファイル表示領域上では、ユーザーがクリックしてファイルを開き、左又は右にスライドしてファイルを消去し、かつ長押ししてファイル名を変更し、
「マルチタスクインターフェース」は画面上端のメニューバー、及びメニューバー下の実行中アプリケーション表示領域を備え、実行中アプリケーション表示領域は実行中のアプリケーションのカードを表示し、メニューバーはＣＰＵ項目、メモリー項目及びバッテリー項目を備え、
どんなインターフェースでも、３本又はそれ以上の指を用いてクリック又はダブルクリックすると「マルチタスクインターフェース」を開き、又は、どんなインターフェースでも、３本又はそれ以上の指を一緒に用いて画面をスライドすると「マルチタスクインターフェース」を開く。

上記モバイル操作システムは直接完全アプリケーション終了機能を備え、
アプリケーションのインターフェースで、１本又はそれ以上の指を用いて、画面下端から下から上にスライドし、又は画面上端から上から下にスライドして、直接該アプリケーションを完全に終了し、
又は、アプリケーションのインターフェースで、システムのメニューバーを引き出すことができ、メニューバー上に仮想終了ボタンがあり、仮想終了ボタンをクリックすると直接該アプリケーションを完全に終了し、
又は、アプリケーションのインターフェースで、ホームボタンを長押しすると、直接該アプリケーションを完全に終了し、
又は、アプリケーションのインターフェースで、電源ボタンをクリックすると、直接該アプリケーションを完全に終了し、
又は、アプリケーションのインターフェースで、システムは装置が画面を下向きにして回転し、かつ画面と水平面の間の角度が設定値以下であると検出する場合は、システムが直接該アプリケーションを完全に終了し、
アプリケーションのインターフェースで、ホームボタンをダブルクリックして前に実行中のアプリケーションを直接開き、それによりアプリケーション間を素早く切り替え、
ホームボタン及び音量ボタンを同時に押すと画面照度を調整する。
上記のモバイル操作システムは、ユーザーの重要な連絡先の全ての情報を１カ所に統合する重要な連絡先アプリケーションを備える。ユーザーの重要な連絡先の頭の写真が重要な連絡先アプリケーションのアイコンであり、重要な連絡先アプリケーションのアイコンをクリックすると該重要な連絡先に関する全ての下位オプションを表示する。
ユーザーが重要な連絡先の写真をデスクトップの背景写真として設定した後に、重要な連絡先アプリケーションが、デスクトップの背景写真を結合しうる。ユーザーが１本又はそれ以上の指で直接背景写真をクリックすると、下位オプションを引き出す。ユーザーが背景写真において固有の経路に沿ってスライドすると、背景写真内の重要な連絡先に関する固有の機能を直接開く。固有の機能は電話の発信、メッセージの送信、音声メッセージを残すこと、ビデオ通話等を含む。ユーザーは、ソーシャルネットワークでの重要な連絡先の個人状況が、背景写真に自動的に表示されることを設定できる。

従来技術と比較して、本発明は以下の利点を有する。
１．アプリケーション平均開速度は、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄより１倍以上に速い。
２．同じデバイスの構成と同じ使用状況では、デバイスのバッテリー時間は、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄより１３０％増加し、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄの１．５倍〜２倍まで達する。
３．ロック画面は要しない。本発明のホーム画面は、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのロック画面、ホーム画面、通知センターインターフェース、コントロールセンターのインターフェースという４つのインターフェースを統合することに等しい。この統合されたホーム画面は、より広々としてよりきれいで、そしてより美しい。
４．画面実際の表示領域面積は、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄよりも５％〜１３％大きい。
５．操作は直感的で、より自然である。ユーザーエクスペリエンスは、ＡｐｐｌｅのｉＯＳよりも優れている。

本発明の操作システムは、伝統的なＣｏｒｅＯＳ、コアサービス、メディアとタッチＵＩを含む。このＣｏｒｅＯＳは、デバイスドライバ、処理管理、メモリー管理、ファイルシステム、セキュリティ、電源管理等を含む。このコアサービスは、ネットワーキング、コア位置、住所録、ＡＰＩ等を含む。このメディアは、オーディオ、ビデオ、ＯｐｅｎＡＬ、ＯｐｅｎＧＬ、２Ｄ、３Ｄ等を含む。タッチＵＩは、マルチタッチ等を含む。

本発明の操作システムは、特に「アプリケーション管理部」、「装置運動管理部」、「装置環境検出部」、「グラフィカルユーザーインターフェース」、「クイックボイスアシスタント」、および「クイックスライドアシスタント」を含む。

この「アプリケーション管理部」は、「アプリケーション状態検出部」、「アプリケーションアイコン管理部」、「アプリケーション開始部」、「アプリケーションインストール及び消去部」を含む。

この「装置運動管理部」は、「装置運動検出部」、「装置運動モードライブラリー」、「ユーザー使用モード解析分析部」を含む。

この「グラフィカルユーザーインターフェース」は、「ホーム画面」、「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」、「全画面アプリケーションインターフェース」、「ファイルブラウザーインターフェース」、「マルチタスクインターフェース」を含む。

このシステムは、デバイス内のセンサーを介して三次元空間内のデバイスの運動経路、デバイスの周囲の環境変数の値、デバイスの電源状態を検出する。次いで、システムは、デバイスの運動経路、デバイスの環境変数の値、およびデバイスの電源状態の三つの組み合わせに基づいて「ユーザーの使用デバイスの状況」を算出する。システムは、計算された「ユーザーの使用デバイスの状況」がシステムおよびユーザー設定条件に適合すれば、設定操作を実行する。設定操作は、自動起動、オートロック解除、オートスリープ、シャットダウン、電源オン、直接システムおよびユーザー設定に対応するアプリケーションの起動、現在実行中のアプリケーションの終了、特定の種類のアプリケーションアイコンのメイン画面上への自動的な表示等を含む。

環境変数の値は、光、温度、湿度、音響、地理の位置、重力、現地時間、心拍数、汗、血圧、血糖、心電図、筋電図、脳波、顔認識を含むが、これに限定されない。

デバイスの電源状態は、アダプター電源、内部バッテリー電源、外部バッテリー電源、バッテリー充電、シャットダウン、電源オン、休止状態、スリープ、スタンバイ、起動、電源電圧、電源電流を含むが、これに限定されない。

図１に示すように、携帯電話１０は一般的に、電源／スリープボタン１１、ミュートキー／画面のロックキー１２、音量ボタン１３、音量ボタン１４、画面１５、ホームボタン１６の要素で構成される。別の電話は異なる場合があり、例えば、一部の電話機は、実際のホームボタン１６を持っていない。携帯電話１０は、内部の回路を持っている。

ＡｐｐｌｅのｉＯＳの操作システムのグラフィカルユーザーインターフェースは、ロック画面のインターフェース、ホーム画面インターフェース、検索画面インターフェース、アプリケーションインターフェース、通知センターインターフェース、およびコントロールセンターのインターフェースを含む。

ｉＯＳのホーム画面インターフェース２０は、図２に示す。ホーム画面のインターフェース２０は、３つのセクションがある。ホーム画面２０の上に、固定されたステータスバー２１がある。ステータスバー２１はシステムの各状態を表示する。ホーム画面２０の下部に固定されたドックバー２３がある。ドックバー２３は、最も使用頻度の高いアプリケーションアイコン２６を置いている。デスクトップ２２は、ホーム画面の真ん中にある。デスクトップ２２に、様々な種類のアプリケーションアイコン２５がある。ユーザーは、画面上で右から左へスライドすることによって、別のデスクトップに切り替える。デスクトップインジケータ２４は、現在のデスクトップを示している。

ｉＯＳの検索画面インターフェース７０は、図３９に示す。検索インターフェース７０は、３つのセクションがある。検索インターフェース７０の上部に、検索バー７１があり、中央に空白領域７２があり、下部にキーボード領域７３がある。また、キーボード７３が最小化されたとき、検索画面７０の底部にはドックバー２３が固定されている。

ｉＯＳのアプリケーションインターフェース４０は、図４に示す。アプリケーションインターフェース４０は、２つのセクションがある。アプリケーションインターフェース４０の上に、固定されたステータスバー４１がある。ステータスバー４１の下部には、アプリケーション表示領域４２が存在する。図５は、図４の例である。図５では、アプリケーションインターフェース上の固定ステータスバー４１のサンプル４３を挙げている。

ｉＯＳでは、アプリケーションを開く基本的な操作手順は、ドックバーの最も頻度の高いアプリケーションアイコン２６をクリックし、またはデスクトップ２２上をスライドして、デスクトップを選択して特定のアプリケーションのアイコン２５をクリックし、または検索画面インターフェース７０でアプリケーションやファイルを検索し、その後、対応するアプリケーションをクリックし、またはホームボタン１６をダブルクリックして、マルチタスクインターフェースを起動して、マルチタスクインターフェースでアプリケーションし、または通知センターインターフェースからアプリケーションをクリックする。アプリケーションを開く上記の動作ステップは、すべて固定されたステータスバー４１を有するアプリケーションインターフェース４０で行われる。

ＧｏｏｇｌｅのＡｎｄｒｏｉｄの操作システムのグラフィカルユーザーインターフェースは、ロック画面のインターフェース、ホーム画面インターフェース、アプリケーションインターフェース、通知センターインターフェース、コントロールセンターインターフェースを含む。

Ａｎｄｒｏｉｄのホーム画面インターフェース３０は、図３に示す。ホーム画面インターフェース３０は、５つのセクションがある。ホーム画面３０の上部に固定されたステータスバー３１がある。Ａｎｄｒｏｉｄのデスクトップは半分ずつに分かれている。上半分のデスクトップ３３は、通常、日付、時刻、天候および他のリアルタイム情報を示している。上半分のデスクトップ３３に、Ｇｏｏｇｌｅ検索バー３２がある。ユーザーは、上半分のデスクトップ３３上を左または右にスライドすることができ、半分の画面にカレンダーなどのウィジェットを表示させる。下半分のデスクトップ３４は、アプリケーションのアイコン３８、及びデスクトップインジケータ３７を有している。デスクトップの下には、ドックバー３５があり、最も使用頻度の高いいくつかのアプリケーションアイコン３９を有している。ホーム画面インターフェース３０の下部にメニューバー３６があり、それは３つのメニューオプションがある。いくつかのＡｎｄｒｏｉｄ携帯電話は下部メニューバー３６を持っていない。３８または３９において、Ａｎｄｒｏｉｄシステムは、「デスクトップ」アイコンが表示され、「デスクトップ」のアイコンをクリックすると、ｉＯＳのホーム画面のインターフェースのような画面のインターフェースが表示される。

Ａｎｄｒｏｉｄのアプリケーションインターフェース４０は、ｉＯＳに似ており、すべてステータスバー４１が固定されている。

Ａｎｄｒｏｉｄでは、アプリケーションを開く基本的な操作手順は、ｉＯＳに似ている。多くの場所では、ｉＯＳの特許を回避するために、インターフェースの設定と動作設定の間にいくつかの小さな違いがある。これらの動作は、より複雑で、ｉＯＳのように直感的ではない。アプリケーションを開く操作手順は、ｉＯＳより多い。

本発明の操作システムのグラフィカルユーザーインターフェースは、「ホーム画面インターフェース」、「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」、 「全画面アプリケーションインターフェース」、「ファイルブラウザーインターフェース」、及び「マルチタスクインターフェース」を含む。

本発明の操作システムのホーム画面６０は、図８に示す。ホーム画面インターフェース６０は、３つのセクションがある。スクリーン１５の上に、ステータスバー６１がある。スクリーン１５の底部には、ドックバー６３がある。ドックバー６３は、最も使用頻度の高いアプリケーションのアイコン６５がいくつかある。ホーム画面６０の中央にデスクトップ６２がある。本発明のデスクトップ６２は、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのデスクトップに比べて二つの大きな違いがある。第１の相違点は、本発明の操作システムのデスクトップ６２は、デフォルトでは、いかなるアプリケーションのアイコンも表示されず、またはユーザーがデスクトップ６２上に固定されるようカスタマイズしうるアプリケーションアイコンのみ表示する。第２の相違点は、本発明の操作システムのデスクトップ６２は、１つのデスクトップページのみ有する。ｉＯＳのデスクトップ２２、およびＡｎｄｒｏｉｄのデスクトップ３３＆３４はすべて、複数のデスクトップページを持っている。
リアルタイム情報表示領域６４は、デスクトップ６２上に存在し、日付、時刻、天候等を表示する。

携帯電子機器では、モバイルデバイスの画面は通常、比較的小さいので、より効率的に画面スペースを使用する方法は、モバイル操作システムの主要な性能上の利点の一つである。ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのデスクトップでは、アプリケーションのアイコンの位置が固定されている。ユーザーは別のデスクトップ、別の位置またはフォルダにアプリケーションアイコンをドラッグし、かつ移動することができるが、しかし、ユーザーがアイコンを設定した後、アイコンの位置はまだ固定される。ユーザーがそれを必要とするかしないかに関係なく、アプリケーションアイコンは、常にそこに表示される。これは、貴重な画面スペースの無駄にするだけでなく、大幅にホーム画面の外観に影響を与える。アプリケーションアイコンがより多数になった場合は、ホーム画面は、窮屈で、汚く、煩雑になり、画面全体が視覚効果によってはるかに小さく見える。ユーザーがアプリケーションを使用する必要がある場合、使用する必要のない他のアプリケーションアイコンは、ユーザーの目に重大に干渉し、必要なアプリケーションのアイコンを見つけて、かつ開くためのユーザーの時間を増やす。

本発明の操作システムは、「スマート動的アイコン」機能を有している。このシステムは、異なるステータスのアプリケーションを検出し、アプリケーションの状態が、システムとユーザー設定条件に適合する場合、このアプリケーションのアイコンが自動的にホーム画面に表示される。アプリケーションの状態は、システムとユーザー設定条件に適合しない場合、（アプリケーションアイコンがドックバー上にあるのを除いて）このアプリケーションのアイコンが自動的にホーム画面から削除される。

「スマート動的アイコン」機能は、「アプリケーション管理部」を通じて達成される。この「アプリケーション管理部」は、「アプリケーション状態検出部」、「アプリケーションアイコン管理部」、「アプリケーション開始部」、及び「アプリケーションインストール及び消去部」を含む。

「アプリケーション状態検出部」はリアルタイムですべてのアプリケーションの状態を検出する。アプリケーションの状態は、「実行中」及び「シャットダウン」を含み、「実行中」は、フォアグラウンドプロセス（ユーザーは、プログラムの実行中のインターフェースを見ることができる）、及びバックグラウンドプロセス（ユーザーは、プログラムの実行中のインターフェースを見ることができない）を含む。アプリケーションの状態は、「アップデート状態」と「非アップデート状態」を含む。「更新状態」は、バージョンの更新、コンテンツの更新、メッセージの更新、通知の更新、リマインダの更新、タスクの更新、イベントの更新を含むが、これに限定されない。「アップデート状態」は、「トリガー状態」または「アクティブ状態」と呼ぶことができる。「非アップデート状態」はまた、「非トリガー状態」または「非アクティブ状態」と呼ぶことができる。「タスクの更新」は、「ユーザーの音楽の再生が終了した」、「ユーザーファイルのダウンロードが終了した」または「ビデオのダウンロードが終了した」などの、ユーザーの命令を実行した状態を意味する。

「アプリケーションアイコン管理部」は、すべてのアプリケーションのアイコンが表示されるか表示されないかを管理し、デスクトップ上にそれらが表示される場合、デスクトップ上の表示位置、アイコンの表示サイズ、表示時間、表示形式、及び表示音を管理する。「アプリケーション開始部」はアプリケーション開放及び実行を担当する。「アプリケーションインストール及び消去部」はアプリケーションのインストールとアンインストールを担当する。

デフォルトでは、本発明の操作システムのホーム画面６０には、いかなるアプリケーションのアイコンも表示しない。

「アプリケーション状態検出部」が、アプリケーションの状態が「アップデート状態」であることを検出する場合、「アプリケーションアイコン管理部」はホーム画面６０のデスクトップ６２にこのアプリケーションのアイコンを自動的に表示する。ユーザーがこのアプリケーションのアイコンをクリックすると、「アプリケーション開始部」がこのアプリケーションを開き、かつ実行し、このように、このアプリケーションのアップデート内容は、ユーザーによって使用され、そして、このアプリケーションのステータスが「非アップデート状態」になる。「非アップデート状態」から「アップデート状態」に、このアプリケーションの状態が変化した後、「アプリケーションアイコン管理部」はホーム画面６０のデスクトップ６２から、このアプリケーションのアイコンを自動的に除去する。

「アプリケーションアイコン管理部」が自動ホーム画面６０のデスクトップ６２上に、アプリケーションのアイコンが表示するとき、ユーザーが一時的にそれを無視することもできる。ユーザーが指示無視を実行した後、「アプリケーションアイコン管理部」はホーム画面６０のデスクトップ６２から、このアプリケーションのアイコンを自動的に削除する。
ユーザーの指示無視は、図１０に示すような「アップデート状態」アプリケーションアイコンから左又は右へのスライドでありうる。ユーザーの指示無視はホームボタンのクリックもまたありうる。

「アプリケーションアイコン管理部」が自動ホーム画面６０のデスクトップ６２上に、アプリケーションのアイコンが表示するとき、アイコンをクリックしてこのアプリケーションを開くのを除いて、ユーザーは、「アップデート状態」アプリケーションアイコンから下方または上方にスライドして、新しい通知、新しいメッセージなどの更新内容を直接読むことができる。ユーザーが下向きや上向きにスライドし、更新内容を読んだ後、「アップデート状態」から「非アップデート状態」に、このアプリケーションの状態が変化し、その後「アプリケーションアイコン管理部」が自動的にホーム画６０のデスクトップ６２から、このアプリケーションのアイコンを削除する。

または、「アプリケーションステータス検出部」がアプリケーションのステータスが「アップデート状態」であることを検出する場合、本発明の操作システムではホーム画面６０のデスクトップ６２上にアプリケーションの更新内容が直接自動的に表示される。自動表示されたアプリケーションの更新内容は自動的に、設定時間後に消え、またはユーザーがクリックし、読んだ後に消え、更新内容から左又は右にスライドするときに消え、または内容に対応するタスクが完了するまで、デスクトップ上に残っている。

これは実際にはシステムの通知センターの表示と動作をデスクトップの中央で行うことにより、ユーザーに対してより人間工学的な指の動作、はるかに小さい指の移動距離と移動範囲、そしてより快適な指の操作を提供し、これはまた、より効率的で、電力を節約する。ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄの通知センターは、ユーザーが指で画面の上からスライドする必要があり、ユーザーの指の移動操作は非常に不快で、移動距離が非常に遠いので、このように低効率を提供し、より多くの時間を操作するので、それは電池時間の無駄を意味する。また、それはｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのアプリケーションのコンテンツを更新するスライド操作と衝突しやすく、操作ミスが発生する。

「アプリケーション状態検出部」は全ての「非アップデート状態」アプリケーションを検出し、それらのアイコンがホーム画面に表示されない。すべての「非アップデート状態」アプリケーションアイコンは、図４０に示すように「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」８０に表示される。

本発明の操作システムの設計理念は、ユーザーが望むものを考えることであり、ユーザーの希望として行う。ユーザーが使用を望むか、アプリケーションを使用する必要がある場合、このアプリケーションのアイコンがすぐ目の前に表示される。さらに、ユーザーが使用したい、または、アプリケーションを使用する必要がある場合、アイコンをクリックする必要がなく、システムはインテリジェントかつ自動的にこのアプリケーションを開く。ユーザーがアプリケーションを必要としない場合、このアプリケーションのアイコンが自動的に、ホーム画面には表示されず、自動的にホーム画面から削除され、自動的に非表示になり、自動的に消える。ユーザーが邪魔されないようにそれはすぐに消える。望むように来て、望むように行く、本発明の操作システムはあなたの心を読み、そしてあなたの願いを叶える。

ホーム画面は、何のアプリケーションアイコンも持っておらず、またはわずかな数の「アップデート状態」アプリケーションアイコンを持っていて、したがって、より壮大で、より美しく、より鮮明である。ホーム画面は、広々とし、整頓され、美しく見える。画面全体は、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄの画面サイズよりも大きく見える。煩雑なアイコンからの邪魔もなく、ホーム画面は、ユーザーにより多くの自由スペースを残させる。多くのユーザーは、デスクトップの背景の写真のように、自分自身の写真、または家族の写真、またはお気に入りの写真を使用したい；アイコンの邪魔がなければ、背景写真はより美しく見える。

すべてのアプリケーションの状態が「非アップデート状態」であれば、ホーム画面６０は図８に示すように、デスクトップ６２にアプリケーションのアイコンがない。「アップデート状態」であるアプリケーションが存在する場合、ホーム画面６０は、図９に示すように、デスクトップ６２にこれらのアプリケーションアイコンを表示する。「アップデート状態」アプリケーションがいくつあるかによって、デスクトップ６２にその数のアイコンが表示される。１つの「アップデート状態」アプリケーションがある場合は、１つのアイコンが表示される；３つの「アップデート状態」アプリケーションがある場合は、３つのアイコンが表示される。図９は、表示される２つの「アップデート状態」アプリケーションアイコンのサンプルを示している。

上記の「スマート動的アイコン」は、ドックバー上のアプリケーションアイコンを除いて、すべてのアプリケーションのアイコンに適用される。ドックバーにあるアプリケーションのアイコンは、「アップデート状態」であるか否かに関わらず、ドックバーに固定されている。

デフォルト設定として、アプリケーションのステータスが「アップデート状態」である場合、そのアイコンがホーム画面に表示される。ユーザーは、それぞれのアプリケーションを、そのステータスが「アップデート状態」である場合に、ホーム画面にアイコンを表示するかどうかをカスタマイズすることができる。これは、ユーザーの使用率を高めるため、アップデートが意図的に多く設定され、ユーザーを掻き乱す悪意のアプリケーションを回避することができる。

また、ユーザーは、各アプリケーションのアップデート状態の各種類をカスタマイズすることができ、更新状況の異なる種類の異なる動的アイコンポリシーを設定する。例えば、アプリケーションは、４種類のアップデート状態がある：Ａ、Ｂ、Ｃ、そしてＤ。ユーザーは、Ａ類とＢ類のアップデート状態である場合のみ、このアプリケーションアイコンを自動的にホーム画面に表示するようにカスタマイズすることができる。すなわち、Ｃ類とＤ類のアップデート状態である場合、このアプリケーションアイコンは、ホーム画面に表示されない。また、ユーザーは、異なる更新コンテンツソース、異なる更新コンテンツターゲットに応じて、ホーム画面上のアイコンを表示するか表示しないかをカスタマイズすることができる。例えば、「メール」アプリケーションの受信箱に新しいメールがある場合は、そのアイコンがホーム画面に表示される。「メール」アプリケーションのジャンクボックスに新しいメールがある場合は、そのアイコンはホーム画面には表示されない。

いくつかのソーシャルネットワーキングアプリケーションは、アップデートが多いので、このような触発条件を設定し、分類する必要がある。例えば、Ｆａｃｅｂｏｏｋ、Ｔｗｉｔｔｅｒ、ｉＭｅｓｓａｇｅ、Ｓｋｙｐｅ、ＷｈａｔｓＡｐｐ、ＧｏｏｇｌｅＶｏｉｃｅ、Ｓｎａｐｃｈａｔ、Ｌｉｎｅ、Ｗｅｉｂｏ、Ｗｅｃｈａｔ等である。ユーザーは、特定の連絡先の新しいメッセージや友人のステータスが更新する場合にのみ、自動的にホーム画面にアプリケーションのアイコンが表示されるように設定することができる。見知らぬ人からの新しいメッセージやステータスの更新については、ホーム画面上でアプリケーションのアイコンが表示されない。

また、ユーザーは、そのステータスが「アップデート状態」または「非アップデート状態」であるかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンを、常にホーム画面に表示するようにカスタマイズすることができる。

本発明の操作システムは、「重要な連絡先アプリケーション」６７を備える。この「重要な連絡先アプリケーション」はユーザーの１つまたはいくつかの最も重要な連絡先のすべての情報を統合することができる。ユーザーの重要連絡先の頭部写真はこの「重要な連絡先アプリケーション」のアイコンとなる。図１１のように、「重要な連絡先アプリケーション」６７のアイコンは、直接的にホーム画面６０に表示させることができ、またはシステムのデフォルトによって、またはユーザーのカスタマイズによって、常にホーム画面６０上に固定的に表示させることができる。

「重要な連絡先アプリケーション」６７の使用は、図１２に示されるように、「重要な連絡先アプリケーション」６７のアイコンをクリックすると、重要な連絡先と関連するすべてのサブオプション（あるいはサブメニュー）６９が表示される。これらのサブオプション６９は、サブオプションボックス６８に入っている。もちろん、サブオプションボックス６８がなく、サブオプション６９のみが存在することもできる。

これらのサブオプション自体は、例えば、「Ｐｈｏｎｅ」、「ｉＭｅｓｓａｇｅ」、「Ｆａｃｅｔｉｍｅ」、「Ｍａｉｌ」、「Ｆａｃｅｂｏｏｋ」、「Ｔｗｉｔｔｅｒ」、「Ｗｅｉｂｏ」、「Ｗｅｃｈａｔ」等の他のアプリケーションである。サブオプション６９の数は任意であり、図１２に示される３は１つの例である。ユーザーは、電話番号を入力する必要や、連絡先のアドレス帳にこれらの連絡先を見つける必要がなく、重要な連絡先の頭部写真をクリックして通話するか、またはＦａｃｅｔｉｍｅでビデオ通話するか、または電子メールを送信することができ、非常に便利である。電子メールで送信するときも、連絡先のメールアドレスを入力する必要はなく、他の様々なソーシャル・ネットワーキング・アプリケーションを使用する場合も、これらのアプリケーションで連絡先を見つける必要がない。

「重要な連絡先アプリケーション」６７は、デスクトップ６２の背景写真と組み合わせることができる。つまり、デスクトップの写真の人物は、重要な連絡先である。例えば、ユーザーがデスクトップ６２の背景写真を誰かの画像に設定し、その背景画像を連絡先のアドレス帳の人物に対応するように設定できる。背景画像は、１人が含まれている場合は、連絡先のアドレス帳１人に相当する。背景画像は、何人かの人々が含まれている場合、それらは、連絡先のアドレス帳の複数の人々に対応している。システムはまた、自動的に顔認識機能により、アドレス帳の連絡先の人々に、背景画像の人々を関連付けることができる。背景画像に設定された重要な連絡先から呼び出し、メッセージまたは重要な接触の電子メールの着信がある場合、図１２のような特別なフローティングアイコン６９が自動的にデスクトップ６２に表示される。通常のアプリケーションアイコンと区別するために、フローティングアイコン６９を別のスタイルであって、背景の写真の連絡先からであることを思い出させるような、異なるスタイル、異なる形式、異なるサイズ、異なる色にすることができる。また、ユーザーは、背景写真にあるこれらの重要な連絡先のソーシャルネットワーキングサイト上での個人状況を、自動的にデスクトップ６２の背景写真にリアルタイムで表示させることができる。

背景画像は、一人だけが含まれている場合、ユーザーは１本（またはそれ以上）の指で、背景画像をクリック（またはダブルクリック、または長押し、または他のシステム設定の操作の実行）して、「重要な連絡先アプリケーション」のサブオプション６９を開く。または直接に背景の画像上で特定の軌跡をスライドして、写真の中の人物に関連する特別な機能を開く。例えば、背景画像上を、図１８に示すように上にスライドすることで、写真の中の人を呼び出す。背景画像上を、図２１に示すように左上にスライドすることで、写真の中の人にメッセージを送信する。背景画像上を、図２０に示すように右上にスライドすることで、写真の中の人とＦａｃｅＴｉｍｅのビデオを始める。

背景画像は、例えば家族の写真など、何人かの人々が含まれている場合、ユーザーは、背景画像の家族構成員の頭部写真をクリックすることで、この家族構成員に対応する連絡先アプリケーションのサブオプション６９を開く。または、ユーザーが家族構成員の頭部写真から、特別な経路に沿ってスライドして、直接に当該家族構成員に関連する特別な機能を開く。

「重要な連絡先アプリケーション」は、最も頻繁に使用される連絡先とユーザーとの迅速な接触を可能にし、ユーザーがそれぞれ異なるアプリケーションを見つけて開く時間を減らす。「重要な連絡先アプリケーション」のアイコンは、デスクトップの背景画像であり、ユーザーインターフェイスは、より美しく、ユーザーエクスペリエンスは、より便利で効率的であり、より自然で魅力的である。

また、ユーザーは、いくつかの異なる背景画像との間で自動切換えのための動的背景写真を設定することができる。ユーザーは、スイッチング時間を設定することができる。

図１３は、本発明の操作システムのグラフィカル・ユーザー・インターフェースのホーム画面６０の一例である。この例では、ホーム画面６０の上部にステータスバー６１がある。ステータスバー６１に含まれているのは：通信信号表示ボタン６１ａ、機内モード表示ボタン６１ｂ、ＷｉＦｉのステータス表示ボタン６１ｃ、抗干渉表示ボタン６１ｄ、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）のステータス表示ボタン６１ｅ、バッテリーステータス表示ボタン６１ｆ等である。図１３は一例であり、その他の各種システム状態をステータスバー６１に表示することができる。例えば、携帯電話ミュート表示ボタン、携帯電話の音量表示ボタン、電話の振れ状態表示ボタンなどを表示することができる。

本発明の操作システムのステータスバー６１と、ｉＯＳのステータスバー２１、またはＡｎｄｒｏｉｄのステータスバー３１との最も大きな区別は、ｉＯＳのステータスバー２１とＡｎｄｒｏｉｄのステータスバー３１の項目は、表示されるのみで、設定を変更することはできないことである。本発明の操作システムのステータスバー６１は表示ボタンを設定することができる。例えば、図１３に示されるように、ユーザーがある表示アイコンをクリックし、または長押しして、当該表示機能を設定できる。図１３の中では、機内モード表示ボタン６１ｂをクリックし、または長押しして、機内モードを設定できる。例えば、６１ｂをクリックすると、機内モードを開き、再度クリックすると、機内モードを閉じる。

ステータスバー６１においては、異なる色が表示される状態の各項目は、「開口状態」（オープン状態）、または「オフ状態」（クローズ状態）であることを意味する。例えば、グレー色は「オフ状態」を意味し、他の色は、「開口状態」を意味する。例えば、図１３で、ユーザーは無線ＬＡＮ状態表示ボタン６１ｃをクリック（または長押し）することによって、ＷｉＦｉを設定できる。６１ｃをクリックすると、ＷｉＦｉ設定ボックスが開かれ、ユーザーはその中でＷｉＦｉ機能を開くか閉じるかを選択でき、また、接続する無線ＬＡＮ名を選択することができる。

ステータスバー上の信号表示アイコンは、異なる色、異なる点滅状態で、通信信号の強度を示す。例えば、セルラー通信信号、無線ＬＡＮ信号、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）信号などの通信信号を、異なる色、異なる点滅状態で示し、通信信号の強度を表す。

セルラー通信信号表示ボタン６１ａは、図１３で示されるようなものであることができ、また、伝統的なローからハイの縦棒であることもでき、または直接、通信会社の名前：例えば、ＡＴ＆Ｔ、Ｖｅｒｉｚｏｎ社等を表示することもできる。セルラー通信信号表示６１ａは、緑や青で信号が強いことを示し、黄色または黄色の点滅表示で、信号が通常であることを示し、赤や赤の点滅表示で、信号が弱いことを示すことができる。赤や赤の点滅表示である場合、電話しない方がよいか、または場所を変更するか、信号表示が強くなるときに電話すべきかなどをユーザーにリマインダーする。これは、ユーザーの健康のために非常に重要であり、信号が弱い場合、放射線が比較的大きくなるからである。信号が弱い場合は特に、ユーザーの受信コールは簡単にドロップされる。赤や赤の点滅表示があれば、ユーザーはコールを回避するためのイニシアチブをとるだろう。これは大幅に切断電話の問題の可能性を減少させ、消費者の不満や返品の可能性を低減し、大幅に顧客満足度を向上させ、そして「アップルアンテナ問題」という品質事件の可能性を回避できる。

指が簡単かつ迅速に、本発明のステータスバー６１を設定することができるので，ステータスバー６１の高さは、ｉＯＳのステータスバー２１（とＡｎｄｒｏｉｄのステータスバー３１）の高さよりも高い。ステータスバー６１の各表示ボタンも一目瞭然であり、より大きく、より明確である。それに、ユーザーは直接に、ホーム画面でステータスバーをクリックして、迅速に設定することができ、システムの使いやすさ、直感性がかなり上昇する。ユーザーが迅速に一般的なオプションを設定することができ、より速く、より便利であり、ｉＯＳ及びＡｎｄｒｏｉｄのように、コントロールセンターまたはコントロールパネルバーにおいて操作する必要はない。

本発明の操作システムは、ユーザーが２本指でステータスバー６１をクリックすることによって、「設定」アプリケーションを開くことができる。

図１３の例では、ホーム画面６０の中央に表示領域の大半が、デスクトップ６２である。デスクトップ６２上に静的又は動的な背景の画像がある。デスクトップ６２の上部には、リアルタイムの情報表示領域６４が存在し、時間、日付、天気等を表示する。もちろん、本発明のシステムは、時間、日付、天気をステータスバー６１に表示することができ、リアルタイムの情報表示領域６４に表示することもでき、又は表示しないようにもできる。

「スマート動的アイコン」では、上述したように、最初は図１３のデスクトップ６２にはアイコンはない。「メール」アプリケーション、「ｉＭｅｓｓａｇｅ」アプリケーション６６、および「重要な連絡先のアプリケーション」６７は、最初にホーム画面には表示されない。「メール」アプリケーションが新しいメールを持っている場合は、「アップデート状態」に変わり、「メール」アプリケーションのアイコンが自動的に、ホーム画面上に表示される。図１３に示す一例として、「メール」アプリケーションが８つの新しいメールを持っている。「ｉＭｅｓｓａｇｅ」アプリケーションに新しいメッセージがある場合には、それは「アップデート状態」に変わり、「ｉＭｅｓｓａｇｅ」アプリケーションのアイコンが自動的にホーム画面上に表示される。図１３に示す一例として、「ｉＭｅｓｓａｇｅ」アプリケーションは、６つの新しいメッセージがある。「重要な連絡先アプリケーション」６７が新しいステータスを持っている場合には、それは「アップデート状態」に変わり、「重要な連絡先アプリケーション」のアイコンが自動的にホーム画面上に表示される。図１３に示す一例として、「重要な連絡先アプリケーション」から２つの電話、３つの新しいメッセージ、及び１つの新しい電子メールがある。

図１３の例では、ホーム画面６０の下部にドックバー６３があり、そして、ドックバー６３に、いくつかの最も一般的に使用されるアプリケーションのアイコン６５がある。図１３の例では、最も一般的に使用されるアプリケーションは、「電話」、「音声アシスタント」、「写真」、「カメラ」である。ユーザーは、ドックバー６３にあるアプリケーションの内容とその数をカスタマイズすることができる。「重要な連絡先アプリケーション」６７は、デスクトップ６２上に置くことができ、また、ドックバー６３に入れることもできる。

本発明の操作システムのドックバーは、ｉＯＳのドックバーに似ている。もちろん、本発明の操作システムは、ドックバーを含まなくてもよい。アプリケーションアイコンの「スマート動的アイコン」技術があるため、デスクトップ６２の空間が十分であり、最も一般的に使用されるアプリケーショ６５をデスクトップ６２に置くことができる。これにより、本発明の操作システムのホーム画面６０は、ステータスバー６１とデスクトップ６２の２つのセクションのみを含む。デスクトップ６２は、より大きなスペースを有し、より美しくなる。さらに、本発明の操作システムはステータスバー６１が要らず、全体は、デスクトップ６２である。元のステータスバーにある表示ボタンは、デスクトップ６２上に浮上して表示することができ、これにより、デスクトップ６２は、画面全体１５を埋める。

本発明の操作システムは、「クイックスライドアシスタント」機能を備える。このシステムは、デバイス上のタッチセンサーを介して、１本又はそれ以上の指が、タッチスクリーン上のアクションとスライド経路に触れるユーザーの動作を検出し、直接、このタッチ動作とスライド経路に対応するアプリケーションを開き、またはシステム及びユーザーが設定した唯一対応するアプリケーションを開く。

本発明の操作システムは「ユーザータッチ経路識別部」、「ユーザータッチ経路モードライブラリー」を含む。「ユーザータッチ経路識別部」は、タッチセンサーを介して、ユーザーのタッチパスとタッチスクリーン上のスライド経路を検出及び識別する。「ユーザータッチ経路モードライブラリー」は、一連の特定のスライド経路モードを含む。「ユーザータッチ経路識別部」がユーザーのタッチスクリーン上でのタッチとスライド経路を検出し、「ユーザータッチ経路モードライブラリー」にあるスライド経路モードと比較し、その後「アプリケーション開始部」を通じて、このタッチとスライド経路に対応するアプリケーションを開く。ユーザーは、このアプリケーションのアイコンを見つけて、クリックする必要はない。

ユーザーは、ホーム画面６０上で様々なスライド操作を行い、直接対応するアプリケーションの「フルスクリーンアプリケーションインタフェース」５０を開くことができる。このアプリケーションのアイコンを探してクリックする必要はない。ｉＯＳのシステムは、現在この機能を持っていない。Ａｎｄｒｏｉｄのシステムは、図３に示すように、上半分のデスクトップ３３において、左または右にスライドして、デスクトップ３３の半分の大きさを占めるいくつかのウィジェットを引き出すことができるが、他のアプリケーションがこのような動作を行うことはできない。

本発明の操作システムは、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄに比べて異なる機能と特性がある：
第１の相違点は、図１４〜図３８に示すように、ホーム画面６０上で、左または右にスライドすることに限らず、様々なスライド操作を行うことができる。
第２の相違点は、開かれるのは「全画面アプリケーションインターフェース」５０であり、画面半分のサイズしかないウィジェットや図４に示される固定ステータスバー４１の付いているアプリケーションインターフェース４０ではない。
第３の相違点は、デフォルト設定として、１つのスライド操作がただ１つのアプリケーションに対応するため、ユーザーはそれを容易に覚えられる。Ａｎｄｒｏｉｄシステムでは、スライドを何回もすると、多くのウィジェットが表示されるため、ユーザーは覚えにくく、必要なアプリケーションを開くには何回もスライドする必要があり、便利とは言い難い。
第４の相違点は、最も重要な違いである。本発明の操作システムは、スライド経路の通過した異なる区域、スライド経路の出発点の位置、スライド経路の異なる方向及びスライド経路の異なる形状に応じて、様々なアプリケーションを開く。ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄはスライド経路の出発点、通過区域、形状などの変数値を識別しない。
第５の相違点は、それぞれ異なるスライド経路はまた、スライドする指の数に応じて、異なるアプリケーションを開く。

図１４および図１５に示すように、ユーザーがデスクトップ６２にある「リアルタイム情報表示領域」６４上をスライドすると、時刻、日付、および天候に関連するアプリケーションを開く。たとえば、図１４に示すようにスライドすると、ステータスバーの付いていないフルスクリーン「天気」アプリケーションを開く。図１５に示すようにスライドすると、フルスクリーン「カレンダー」アプリケーションを開く。２本またはそれ以上の指で「リアルタイム情報表示領域」６４をクリックすると、フルスクリーン「時計」アプリケーションを開く。

図１６〜図２６に示すように、ユーザーは、デスクトップ６２の空白スペースを、様々な経路に沿ってスライドすることができる。図１６〜図２３はデスクトップ６２の空白スペース上の８つの方向に沿った直線スライドを示す。例えば、図１６は、右から左にスライド；図１７は、左から右にスライド；図１８は、下から上にスライド；図１９は、上から下へスライド；図２０は、左下から右上へのスライド；図２１は、右下から左上へのスライド；図２２は、右上から左下へのスライド；図２３は、左上から右下へのスライドを示す図である。図２４および図２５は、デスクトップ６２の空白スペース上を、半円、曲線または円でスライドする模式図である。図２４は、上から下に時計回りの円弧に沿ってスライド；図２５は、上から下に反時計回りの円弧に沿ってスライド；図２６は、デスクトップ６２において上から下に「Ｓ」字状でスライドする模式図である。

図１６〜図２６に示すものを除いて、ユーザーはまた、他に、直線、破線、曲線、円弧線、円、三角形、四角形など各種の形状、プラス記号、チェックマーク記号、クロスのシンボル、より大きい記号シンボル、不等号記号、算数記号など各種の記号に沿ってスライドすることができる。図１６〜図２６に示す各スライド操作、並びにその他の各種規則的な形状及び記号（文字記号、算数記号など）のスライド操作について、ユーザーは１本指、または２本指、または３本指、または４本指を使ってスライドさせることができる。その中で、多数指は「揃える指」と「離れる指」によって異なる操作もできる。図２８〜図３１は図１６の多数指操作の例を示す。また、図１７〜図２６に示すもの、および他のタッチ経路モードライブラリーにあるいずれの操作も、図２８〜図３１のような多数指操作で行うことができる。図３２は、ホーム画面６０の上から、上から下へスライドを示す。図３３は、ホーム画面６０の底から、下から上へスライドを示す。それらは最新のｉＯＳ７において、それぞれ「通知センター」と「コントロールセンター」を引き出す操作となっている。

表１は、「ユーザータッチ経路モードライブラリー」の一例、及び本発明の操作システムのデフォルト機能を列挙する。
表１のＴＢＤの意味は「未定」、または「定義予定」である。
「ユーザースライド経路モードライブラリー」は、単純または複雑なタッチ操作とスライド経路の任意の種類を含み、表１は、単に好ましい実施形態である「ユーザースライド経路モードライブラリー」で、本発明を限定するものではない。

表１に記載されていない正規の形状と通常記号はすべて、対応する機能を設定することができる。例えば、１本指で「√」の記号をスライドして、「電卓」アプリケーションを開く。１本指で「２」の数字記号をスライドして、直接誰かを呼び出す；１本指で「３」の数字記号をスライドして、直接他の誰かを呼び出す。また、「Ｂ」形状、「Ｄ」形状、「Ｅ」形状、「Ｈ」形状、「Ｑ」形状、「Ｗ」形状、「Ｚ」形状、「Ｌ」形状、「＜」形状、「＞」形状、「６」形状、「７」形状、「８」形状、「９」形状等、各規則的な形状と正規の記号は、対応するアプリケーションを開くように設定することができる。

表１のスライド経路で「全画面アプリケーションインターフェース」を起動する場合、これにはステータスバー固定していない。もちろん、ステータスバーを固定している伝統的なアプリケーションインターフェースを開くこともできる。表１のスライド経路のすべてのデフォルト設定は、変更することができ、ユーザーは、表１のすべての項目をカスタマイズすることができる。

スライドしてアプリケーションを直接開く機能は、「クイックスライドアシスタント」と呼ばれ、または「スマートスライド」と呼ばれる。

本発明の操作システムは、「Ｎｏｔｅｓ」のアプリケーションを含む。「Ｎｏｔｅｓ」アプリケーションインターフェースは、図２７に示されるように、「Ｎｏｔｅｓ」アプリケーションインターフェース９０、テキスト領域９１、キーボード領域９２、カーソル９３を備える。ユーザーが入力を終了した後、空白スペースを長押しし、または２本の指で空白スペースをダブルクリックすると、関連するアプリケーションのアイコンが表示され、ユーザーに選択させる。

ユーザーが何かを書きたい、または突然のインスピレーションを持っている場合、すぐにそれを書いておこうと思うだけであり、それがメモ、リマインダー、カレンダー、メール、ブログ、または文書のいずれかで書くことははっきりと考えていない。ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄでは、ユーザーはまず、これらのアプリケーションのアイコンを見つけて、アイコンをクリックして、アプリケーションを開く必要がある。しかし、ユーザーがこの過程で、突然のインスピレーションを忘れてしまう可能性もあり、またはこの複雑なアプリケーションを探す過程で既に書き込みの気分を失っている可能性もある。

本発明の操作システムの「Ｎｏｔｅｓ」アプリケーションは図２６に示すように、ホーム画面上に「Ｓ」形状をスライディングし（それは、書き込みのイメージと同様である）、直接「Ｎｏｔｅｓ」アプリケーションインターフェース９０に入る。「Ｎｏｔｅｓ」アプリケーションインターフェース９０には、他の内容はなく、ただ空白のテキスト領域９１があり、ユーザーはカーソル９３のところですぐ入力することができる。ユーザーは入力終了後、空白スペースを長押しするか、１本指でダブルクリックするか、または２本指でクリックすると、関連するアプリケーションのアイコンが表示され、ユーザーに選択させる。例えば、メモ、リマインダー、カレンダー、メール、Ｔｗｉｔｔｅｒ、ｉＭｅｓｓａｇｅなどのアプリケーションアイコンである。ユーザーがこれらのアプリケーションのアイコンから選択して、対応するアプリケーションに入ると、システムが自動的に「Ｎｏｔｅｓ」に書いた内容をコピーし、そして、自動的に対応するアプリケーションにそれを貼り付ける。例えば、ユーザーが入力終了後、「メール」アイコンをクリックして選択した「メール」アプリケーションに入ると、システムは、入力した内容を自動でコピーして新しい電子メールに自動でペーストする。また、例えば、ユーザーが入力終了後、「Ｔｗｉｔｔｅｒ」アイコンをクリックした場合、「Ｔｗｉｔｔｅｒ」アプリケーションを起動する必要なく、システムはユーザーが前に入力したコンテンツを自動的にＴｗｉｔとして送信する。同様に、ユーザーがリマインダーやメモのアイコンをクリックすることを選択した場合、リマインダーやメモのアプリケーションを起動する必要はなく、システムは自動的にリマインダーやメモにユーザーが入力した内容を追加する。

本発明の操作システムにおいて、ドックバー上のアプリケーションアイコンをスライドすると、スライドの開始点に存在するアイコンに関連するアプリケーションを開く。図３４及び図３５に示すように、図３４は、左から右へのスライド、図３５は、右から左へのスライドを示す。また、図３３に示すように、ドックバー上に下から上にスライドすることもできる。

図３６、図３７、図３８は、図３４および図３５の例である。図３６では、「電話」のアイコンから、左から右へスライドして、「電話」アプリケーションに関連する「連絡先」アプリケーションを開く。図３８では、ドックバーの「カメラ」アイコンから右から左にスライドして、「カメラ」アプリケーションに関連する「写真」アプリケーションを開く。

本発明の操作システムは、「クイックボイスアシスタント」を含み、音声識別でアプリケーションを開く機能を実現する。この機能は、ネットワークに接続することなく達成することができる。

システムは、デバイスのマイクを通して、ユーザーが話すアプリケーション名の音声を記録し、「アプリケーション名音声ライブラリー」にある音声と比較し、最も適合するアプリケーションを直接開く。

この「クイックボイスアシスタント」は、「音声入力部」、「アプリケーション名音声ライブラリー」、「音声比較部」、「音声テキスト変換部」を含む。この「アプリケーション名音声ライブラリー」は、すべてのアプリケーション名の音声を含む。システムの「アプリケーション名音声ライブラリー」は、デフォルトとして、システムの組み込みのアプリケーション名の音声が含まれる。ユーザーが新しいアプリケーションをインストールするたびに、システムは、サーバからこのアプリケーション名の音声をダウンロードし、そして、「アプリケーション名音声ライブラリー」に追加する。ユーザーがアプリケーションをアンインストールまたは削除するたびに、システムは、「アプリケーション名音声ライブラリー」からこのアプリケーション名の音声を削除する。

このように、「アプリケーション名音声ライブラリー」は常にインストールされているすべてのアプリケーション名に対応する音声が含まれている。

一般ユーザーは、アプリケーションを数十個、多くても数百個をインストールする。システムの「音声入力部」は、マイクを介して利用者の話したアプリケーション名の音声を記録する。通常のアプリケーション名は、比較的に短く、長い文章ではない。「音声比較部」を介して、「アプリケーション名音声ライブラリー」にある音声を比較し、適合するアプリケーションを開く。ただ数十個または数百個のアプリケーション名の音声の中で比較するため、速度と精度が非常に高く、かつ迅速にアプリケーションを開くことができ、ユーザーフレンドリーであり、便利で、直感的で、かっこいい。

「アプリケーション名音声ライブラリー」の音声は、上述したように、ユーザーが新しいアプリケーションをインストールするたびにサーバーからダウンロードすることができる。また、毎回ダウンロードするのではなく、一括してダウンロードすることもできる。たとえば、インターネットに接続したとき、またはネットワーク接続速度が優れているときに、システムは、「アプリケーション管理部」を介して、すべてのユーザーがインストールしたアプリケーションを検出し、これらのアプリケーション名の音声を一括してサーバーからダウンロードする。

また、「アプリケーション名音声ライブラリー」の音声は、ダウンロードするのではなく、「アプリケーション管理部」を通じてすべてのアプリケーション名の一覧表を列挙し、「音声テキスト変換部」を介して一覧表上のアプリケーション名のテキストを音声に変換し、「アプリケーション名音声ライブラリー」を作り出す。

「クイックボイスアシスタント」はまた、「音声入力部」を介して、ユーザーの話したアプリケーション名の音声を記録し、「音声テキスト変換部」を使用して、ユーザーの話す音声をテキストに変換することができる。その後、変換されたテキスト名を、アプリケーション名一覧表と比較して、結果に適合するアプリケーションを開く。

本発明の操作システムの「クイックボイスアシスタント」は，ｉＯＳの音声アシスタントのＳｉｒｉと比較して、次のような利点がある：
第１の利点は、ユーザーの意図を推測して識別する必要がないということである。「クイックボイスアシスタント」は、アプリケーションを起動するという１つだけの機能を持っている。それゆえ、「クイックボイスアシスタント」を起動するとき、システムはユーザーがあるアプリケーションを開こうとすることを知っている。推測する必要がないため、より正確である。
第２の利点は、ユーザーが文を話す必要がないことである。ユーザーは“ＸＸアプリケーションを開いてください”、“ＸＸアプリケーションを開け”などという必要がなく、単にアプリケーション名を話すだけで十分であり、したがって、話す時間とシステム認識時間が大幅に削減される。
第３の利点は、Ｓｉｒｉなどの音声アシスタントの使用は、ネットワークに接続しなければならないが、「クイックボイスアシスタント」は、ネットワークに接続せずに使用できる。まず、ユーザーのネットワークトラフィックを回避し、対応するコストを節約する。また、サーバーへの送信時間やサーバーのフィードバック時間を節約する。
第４の利点は、「アプリケーション名音声ライブラリー」のみと比較するため、スピードと精度が大幅にＳｉｒｉを超えている。ユーザーがアプリケーションの名前を話した後、それがすぐに起動するというスムーズ感と驚きを体験させることができる。

「クイックボイスアシスタント」はいくつかの状況、例えば車の中、道路上、自宅において非常に良い機能である。

図３７に示すように、ドックバーのＳｉｒｉアイコンから、左から右にスライドして、「クイックボイスアシスタント」を開く。「クイックボイスアシスタント」の独自のアイコンは、デスクトップ６２上に置くこともでき、またはドックバー６３の中（図１３のドックバーの中、左から２番目のアイコンは「クイックボイスアシスタント」のアイコンにすることができる）に置くこともできる。ユーザーは「クイックボイスアシスタント」アイコンをクリックまたは長押しして、「クイックボイスアシスタント」を開く。また、ユーザーはホーム画面上でスライドして、「クイックボイスアシスタント」を開く。図１８のように、下から上へスライドし、「クイックボイスアシスタント」を開く。

または、ユーザーは１本の指でホーム画面の空白スペースを長押しして、直接「クイックボイスアシスタント」を起動する。つまり、ホーム画面のアプリケーションアイコン非表示区域のデスクトップ背景画像の上を、ユーザーが長押しすると「クイックボイスアシスタント」が表示される。ユーザーはマイクに向かってアプリケーション名を話し、指を離した後、アプリケーションが直ちに開く。

ユーザーが話したアプリケーション名が、「アプリケーション名音声ライブラリー」に属さない場合、システムは“あなたの話したアプリケーションはインストールされていません。Ａｐｐ Ｓｔｏｒｅでそれを購入してインストールする必要がありますか？”とユーザーに聞く。ユーザーが「Ｙｅｓ」を選択した場合は、システムは自動的に、Ａｐｐ Ｓｔｏｒｅで検索し、購入し、インストールする。もちろん、購入プロセス中に、ユーザーに確認させ、パスワードを入力させる必要がある。

「クイックボイスアシスタント」はまた、「スマートボイスアシスタント」とも呼ばれる。使用頻度の低いアプリケーションを開くときの「クイックボイスアシスタント」をｉＯＳのＳｉｒｉ及びＡｎｄｒｏｉｄのＧｏｏｇｌｅ Ｎｏｗと比較した利点を表２に列挙する。

本発明の操作システムの「グラフィカル・ユーザー・インターフェース」は、「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０を含む。図４０に示すように、「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０は、次の３つのセクションを含む：画面の上部にある検索バー８１がある；画面中央に，アプリケーションアイコン表示領域８２がある；画面下部に，ドックバー８３がある。ドックバーにアプリケーションアイコン８４がある。「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０は、ドックバー８３を含まず、検索バー８１とアプリケーションアイコンの表示領域８２のみを有することができる。また、検索バー８１を含まず、ドックバー８３とアプリケーションアイコンの表示領域８２のみを有することもできる。

図３９のｉＯＳの検索インターフェースと比較すると、画面の真ん中の大きな空白領域７２を浪費している。これは画面の大きさが貴重であるモバイルデバイスにとって、非常に浪費である。本発明の操作システムの「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０は、有効なだけでなく、効率的に画面を使用している。

図４１は、図４０のさらなる説明である。アプリケーションアイコンの表示領域８２は、縮小したアプリケーションのアイコンを表示する。これは、ホーム画面６０のドックバーにあるいくつかのアプリケーションアイコン６５と、「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８４を除いて、システムにあるすべてのアプリケーションを含む。

アプリケーションアイコンの表示領域８２は、一つの場所で、インストールされているすべてのアプリケーションのアイコンを表示できる。ユーザーは一目瞭然ですべてのアプリケーションを見ることができる。もはやｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのようなアイコンを検索するために１つずつのデスクトップをスライドする必要はない。さらに、図４１のような設計では、ユーザーは、各アプリケーションのアイコンをはっきり見ることができる。

図４１のアプリケーションアイコン表示領域８２は、ユーザーがインストールしたアプリケーションの数に応じて、自動的にアプリケーションアイコンの表示サイズを調整できる。例えば、ユーザーは少数のアプリケーションをインストールした場合、アイコン表示サイズが比較的大きい；ユーザーはたくさんのアプリケーションをインストールした場合、アイコンの表示サイズは比較的小さい。

図４２は、図４０の別のアイコン配列サンプルである。アプリケーションアイコン表示領域８２は、図４２に示すように、アプリケーションアイコンを二種類に分けて、一つは、使用頻度が高いアプリケーションアイコン８６であり、もう一つは、使用頻度が低いアプリケーションアイコン８５である。使用頻度が高いアプリケーションアイコン８６は、比較的大きく表示するが、使用頻度の低いアプリケーションアイコン８５は比較的小さく表示する。また、各種類の中で、最もよく使われていて、使用頻度が最も高いアプリケーションは、大きく表示し、同種類のその他のアプリケーションはこの大きく表示するアプリケーションの背後に、小さく表示する。もちろん、最もよく使われている２つまたは３つのアイコンを、比較的大きく表示するように設定することもできる。

「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０は、「クイック削除アシスタント」を備える。ユーザーが直接ゴミ箱アイコン８７にアプリケーションのアイコンをドラッグすることができ、システムは自動的にこのアプリケーションを削除する。このような操作は、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのように、アプリケーションアイコンを長押しして、アプリケーションの削除を選択するという操作と比較して、より直感的で、より簡単で、より効率的である。また、ユーザーがゴミ箱アイコンを長押しして、削除されたアプリケーションを復元し、再インストールすることを選択できる。その場合、システムは自動的にＡｐｐ Ｓｔｏｒｅで検索してダウンロード及びインストールする。通常「クイック削除アシスタント」の中のゴミ箱アイコン８７は、「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０の下部のドックバー８３上に置かれている。

図４３は、図４０の別のアイコン配列サンプルである。アプリケーションアイコン表示領域８２の中には、アプリケーションのアイコンが類別ごとに、それぞれ分けて置かれている。図４４は、図４３の１つの実施例である。

図４０〜４４の中のいずれのアプリケーションアイコンの表示領域８２も、これらの次の操作を行うことができる。最初の操作は、アプリケーションのアイコン表示領域８２を、下から上へスライドすると、より多くのアイコンが見られる。実際、ほとんどのユーザーは、一つの画面ページで、ユーザーがインストールしたアプリケーションのすべてのアイコンを置くのに十分である。スライドして次のページに行くのが必要とされるのは、アプリケーションを数百個インストールしている極少数のユーザーである。第２の動作は、アプリケーションのアイコン表示領域８２をダブルクリックすると、指の近くのアイコンがズームインされる。再度ダブルクリックすると、アイコンがズームアウトされる。第３の動作は、２本の指が一緒になり、分離することにより、アイコンをズームイン、又はズームアウトされる。第４の動作は、アプリケーションのアイコン表示領域８２に、ユーザーの指が継続してスライドする場合、ユーザーの指が触れたアイコンがリアルタイムでズームインされ、ユーザーが指を離したときに、システムは、当該ズームインされたアプリケーションを開く。

「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０において、ユーザーはまた、検索バー８１中に、アプリケーション名を入力して、検索結果内のアプリケーションをクリックしてそれを開くことができる。ユーザーは、アプリケーションの全称を入力する必要はなく、最初の単語や文字を入力する際に、システムは、使用頻度によって、当該単語や文字で始まるアプリケーションが表示される。

「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０の中の、すべてのアプリケーションのアイコンは、自分のプロパティに応じて分級することができる。例えば、システムのデフォルトとしての配列は、ユーザーの使用頻度に応じて、またはユーザーの使用時間に応じて配列する。

図４１において、使用頻度に応じて、第１行から最後の行までアプリケーションアイコンの表示サイズが少しずつ小さくなっている。例えば、領域８２において、第１行のアイコンは第２行のアイコンより大きい。第２行のアイコンは第３行のアイコンより大きい；等である。システムは、さらに図４２のように、分類と頻度によってアイコンを配置することができる。システムは、さらに図４３のように、カテゴリーによってアイコンを配置することができる。

本発明の操作システムは、ユーザーのインストール済みのアプリケーションをより良く管理するために、低使用頻度アプリケーションの削除リマインダー機能を持っている。アプリケーションがある設定時間にわたって、ユーザーによって開かれていない場合、システムは自動的に当該アプリケーションを削除するかどうかをユーザーにリマインダーする。
ユーザーが「はい」を選択した場合は、その後、システムが自動的にアプリケーションを削除する。システムは“ＸＸアプリケーションは、ＸＸ時間使用していません、削除しますか？”とリマインダーし、３つのオプション：１「はい」、２「いいえ」、３「ＸＸアプリケーションをチェック」を挙げる。ユーザーが２を選択した場合、システムはこのリマインダーを無視する。ユーザーが３を選択した場合は、システムはＸＸアプリケーションを開く。例えば、システムは：“ＸＸゲームは、半年間使用していません、削除しますか”とリマインダーする。もちろん、ユーザーが例えば、半年間、３ヶ月、１ヶ月と、リマインダー時間を設定することができる。

本発明の操作システムは、「スマートジェスチャー」機能を備えている。
このシステムは、三次元空間内のデバイスの運動変数の値を検出し、装置内のセンサーを介して、装置の周囲の環境変数の値を検出し、装置内の回路を介して、装置の電源状態を監視する。次いで、システムは、装置運動変数の値、装置環境変数の値、及び装置電力供給状態という三つの変数値の組み合わせに基づいて、「ユーザーの装置の使用状況」を算出する。システムやユーザーの設定した条件に適合するユーザー使用状況に対して、システムはその設定を実行する。設定する操作は、自動ウェイクアップ、オートロック解除、オートスリープ、シャットダウン、電源オン、システムおよびユーザー設定に相応するアプリケーションの起動、現在実行中のアプリケーションの停止、自動的なメイン画面上へのアプリケーションアイコンの特定の種類の表示等を含む。

環境変数の値は、光、温度、湿度、音響、地理の位置、重力、現地時間、心拍数、汗、血圧、血糖、心電図、筋電図、脳波、顔認識を含むが、これらに限定されない。

装置の電源状態は、アダプター電源、内部バッテリー電源、外部バッテリー電源、バッテリー充電、シャットダウン、電源オン、休止状態、スリープ、スタンバイ、ウェイクアップ、電源電圧、電源電流を含むが、これらに限定されない。

「スマートジェスチャー」は、「装置運動検出部」、「装置環境検出部」、「装置電力供給検出部」、そして「ユーザー使用モード分析部」を含む。

「装置運動検出部」は、装置内のセンサーを介して、三次元空間内の装置の運動変数の値を検出する。「装置運動検出部」が支持するセンサーは、三軸ジャイロスコープ、加速度センサー、高さセンサー、変位センサー、傾斜計センサー、姿勢センサー、振動センサー、近接センサー、リニア加速度センサー、回転ベクトルセンサーを含むが、これらに限定されない。

「装置環境検出部」は、装置内のセンサーを介して、装置の周囲の環境変数の値を検出する。例えば、光センサーを介して、周囲の光の明暗の変数値を検出する。
「装置環境検出部」が支持するセンサーは、光センサー、音センサー、温度センサー、湿度センサー、大気圧センサー、エア品質センサー、風向風速センサー、通信信号センサー、指紋センサー、位置センサー、ＧＰＳ、コンパスセンサー、顔認識センサー、煙センサー、超音波センサー、ガスセンサー、圧力センサー、ＵＶセンサー、磁気センサー、赤外線センサー、超音波センサー、衝突センサー、電子コンパスセンサー、重力センサー、心拍センサー、汗センサー、血圧センサー、血糖センサー、ＥＣＧセンサー、ＥＭＧセンサー、体温センサー、脳波センサー、粒子（ほこり）センサー、タッチセンサー等を含むが、これらに限定されない。

「装置電力供給検出部」は、装置内の回路を介して、装置の電源状態を検出する。装置の電源状態は、アダプター電源、内部バッテリー電源、外部バッテリー電源、バッテリー充電、シャットダウン、電源オン、休止状態、スリープ、スタンバイ、ウェイクアップ、電源電圧、電源電流等を含むが、これらに限定されない。

その後、システムは、装置運動変数の値、装置環境変数の値、および装置電力供給状態という三つの変数値の組み合わせに基づいて、「ユーザーの使用デバイスの状況」を算出する。システムやユーザーの設定した条件に適合するユーザーの使用状況に対して、システムはその設定を実行する。設定した操作は、自動ウェイクアップ、オートロック解除、オートスリープ、シャットダウン、電源オン、システムおよびユーザー設定に相応するアプリケーションの起動、現在実行中のアプリケーションの停止、メイン画面上への特定種類のアプリケーションアイコンの自動的な表示等を含む。

「ユーザー使用モード」は、縦方向の携帯装置、横方向の携帯装置、物体上に水平に置かれる装置、ポケット又は鞄の中に位置する装置、垂直に持ち上げる装置、という５つのモード及びこれらの５つのモード間の切り替えを含む。

「ユーザー使用モード分析部」は、三次元空間における装置運動変数値、装置環境変数値を計算し、そして、装置電力供給状態と合わせて、「ユーザー使用モード」の上述した５つのモードまたはこれら５つのモード間の切り替えを分析する。

システムは、「ユーザー使用モード分析部」に基づいて、「ユーザー使用モード」を算出し、この「ユーザー使用モード」に対応するシステムまたはユーザーが設定した操作を実行する。

図６０は、携帯電話を例として、５つの一般的な携帯電話使用モードを列挙している。

モード１は縦方向の携帯装置であり、通常は「ロック解除」の状態である。すなわち、携帯電話を傾けて手に持っている状態であり、画面が垂直で、画面と水平面の間の角度は０度から８０度の間にある。

モード２は横方向の携帯装置であり、通常は「ロック解除」の状態である。すなわち、携帯電話を傾けて手に持っている状態であり、画面が水平で、画面と水平面の間の角度は０度から８０度の間にある。

モード３は携帯が水平にテーブル、スツール、椅子、ベッドなどの物体に置かれている状態であり、画面は水平面と平行で、通常は「スリープ」状態である。このモードでは、携帯電話の３次元座標内でほぼ静止している。

モード４は携帯が鞄又は服のポケットの中にある状態であり、通常は「スリープ」状態である。携帯電話は鞄に置かれたとき、画面は任意の角度である可能性がある。携帯電話はポケットに置かれたとき、画面の角度は、通常、垂直角に近い。このモードは、通常、携帯電話の３次元座標のわずかな繰り返し運動を伴っている。携帯電話をカバンやポケットに入れた場合、周囲の光は、通常、暗く、光センサーを介して検出することができる。

モード５は垂直に持ち上げる装置であり、通常は「ロック解除」状態である。画面と水平面との間の角度は、９０度付近である。

本発明の操作システムは、携帯電話がスリープ状態であるか否か、携帯電話が動いているか否か、携帯電話の移動の幅、携帯電話の周囲の光の強度、画面と水平面との角度を検出することによって、システムが上述の５つの「ユーザー使用モード」のいずれであるかを識別できる。

もし、携帯電話がスリープ状態であり、静止して移動していなければ、それは、モード３の携帯電話を水平にテーブル、スツール、椅子、ベッドなどの物体に置いている状態である。

もし、携帯電話がスリープ状態であり、わずかな繰り返し運動があって、周囲の光値がある設定値よりも小さい場合、それは、モード４の携帯電話がポケットやバッグに入れてある状態である。

もし、携帯電話が「ロック解除」されていて、画面と水平面の間の角度は０度から８０度の間で、画面が垂直である場合、それは、モード１の縦方向に携帯電話を持つ状態である。

もし、携帯電話が「ロック解除」されていて、画面と水平面の間の角度は０度から８０度の間で、画面が水平である場合、それは、モード２の横方向に携帯電話を持つ状態である。

もし、携帯電話が「ロック解除」されていて、画面と水平面との間の角度は、９０度に近く、あるいは９０度を超える場合、それは、モード５の携帯電話を垂直に保持する状態である。

本発明の操作システムは、画面と水平面との間の角度の変化値、周囲の光の変化値、携帯の三次元座標上の運動経路を検出し、また携帯電話がスリープ状態かウェイクアップ状態かと結合して、システムは、携帯電話が上述したいずれの２つの状態の間の切り替えであるかを検出できる。

図６０は、本発明の操作システムが、５つの「ユーザー使用モード」の中、２つのモード間にある１６種類の切り替えを検出することを列挙している。実線はユーザーによく見られる切り替えを表示し、点線は比較的稀な切り替えを表示する。

表３は、システムはこの１６種類の切り替えを検出したときの、システムのデフォルト設定を示している。

ユーザーは、表３の中の「ユーザー使用モード」の切り替えの種類ごとに、対応する操作や機能をカスタマイズすることができる。

表３の技術は、「スマートステータス検出」、または「ユーザー使用モードスマート検出」と呼ぶことができる。「スマートジェスチャー」はまた、「スマートムーブ」、または「スマートアクション」とも呼ばれる。

図４５は携帯電話の三次元座標の概要図である。携帯電話の幅方向がＸ軸であり、長さ方向がＹ軸であり、厚さ方向がＺ軸である。図４５の中の三次元の座標軸のゼロ点は、携帯電話の正面の左下隅にある。図４６の中の第２の三次元の座標軸のゼロ点は、携帯電話の中央点にある。

図４７に示すように、ユーザーが「縦方向の携帯装置」から「横方向の携帯装置」へ切り替えるとき、システムは自動的に「ビデオ」アプリケーションを開き、またはホーム画面に、すべてのユーザーがインストールしたビデオ類のアプリケーションのアイコンが表示され、ユーザーに選択させる。ユーザーが横方向の携帯装置を取る場合は、通常、ビデオを見たいためであり、図４７の「ビデオ」アプリケーション起動は、非常に自然で直感的である。システムは、デフォルトのビデオアプリケーションを開くか、またはユーザーが設定したビデオアプリケーションを開く。もしユーザーが、いくつかのビデオアプリケーションを頻繁に使用している場合は、システムが自動的にホーム画面にこれらの頻繁に使用されているビデオアプリケーションのアイコンを表示し、ユーザーに選択させる。システムは、デフォルトの「ビデオ」アプリケーションを開くとき、前回のプレイ履歴から自動再生することもできる。

図４７の中の「スマートジェスチャー」で「ビデオ」アプリケーションを開くことは、システムが携帯電話の厚み方向（図４５中のＺ軸方向）の変化値が設定範囲内、またはある設定値より小さいことを検出したことによるものである。Ｘ軸およびＹ軸は、一緒に回転し、かつその回転角度の変化値が、設定範囲を超え、またはある設定値よりも大きい。すなわち、システムは、厚さ方向の変化値がある設定値よりも小さく、かつデバイスの画面回転角度がある設定値よりも大きいことを検出したとき、ビデオアプリケーションを開く。

図４８に示すように、ユーザーが「縦方向の携帯装置」（通常、画面はユーザーの体に向き、画面と水平面との間の角度は３０度から８０度の間にある）から携帯を高く挙げ、垂直で携帯を持つ状態に切り替えるとき、システムが自動的に「カメラ」アプリケーションを開く。

図４８の中の「スマートジェスチャー」で、「カメラ」アプリケーションを開くことは、携帯電話の厚み方向（図４５中のＺ軸方向）の角度の変化値が設定範囲を超え、またはある設定値よりも大きいことを検出したことによるものである。高さ方向（Ｙ軸方向）の角度の変更値が、設定範囲を超え、またはある設定値よりも大きく、そして、画面と水平面との間の角度はある設定値（通常は９０度または８５度）よりも大きい。すなわち、システムは、デバイスの高さ変化値がある設定値よりも大きく、かつ画面と水平面との間の角度がある設定値よりも大きいことを検出したとき、自動的に「カメラ」アプリケーションを開く。

図４９および図５０に示すように、ユーザーが通常の「縦方向の携帯装置」から、左右に携帯電話を振るとき、システムは、設定されたアプリケーションを開く。例えば、Ｔｗｉｔｔｅｒのアプリケーションを開く。
ユーザーが左右に振る振幅が小さい場合は、システムは、Ｔｗｉｔｔｅｒのアプリケーションを開く。左右に振る振幅が大きい場合は、システムは、Ｆａｃｅｂｏｏｋアプリケーションを開く。
または、ユーザーが左右に振る振幅が小さい場合は、システムは、Ｗｅｃｈａｔのアプリケーションを開く。ユーザーが左右に振る振幅が大きい場合には、システムは、Ｗｅｉｂｏアプリケーションを開く。
図５０の中の「スマートジェスチャー」は、装置が図４６の高さ方向Ｙ’軸を中心として、幅方向Ｘ’軸に沿って左右の揺れを検出したことによるものである。

図５１および図５２に示すように、ユーザーが通常の「縦方向の携帯装置」から、上下に携帯電話を振るとき、システムは、設定したアプリケーションを開く。例えば、ｉＭｅｓｓａｇｅのアプリケーションを開く。
図５２の中の「スマートジェスチャー」で、ｉＭｅｓｓａｇｅのアプリケーションを開くことは、装置が図４６の中の長さ方向Ｙ’軸を中心として、厚さ方向Ｚ’軸に沿って、上下振動することを検出したことによるものである。
ユーザーの上下振動の振幅が少ない場合は、システムは、ｉＭｅｓｓａｇｅのアプリケーションを開く。ユーザーの上下振動の振幅が大きい場合には、システムは、Ｍａｉｌアプリケーションを開く。

システムは、デフォルトとしてのＩＭアプリケーション（すなわち、ソーシャルコミュニケーションアプリケーション）を開く。ユーザーは、図５２の中で上下振動する際に、自分のよく使う、自分の好きなソーシャルコミュニケーションアプリケーションを起動するように設定することができる。例えば、ユーザーは、携帯が上下振動するとき、直接Ｔｗｉｔｔｅｒを開くように設定できる。また、あるユーザーがＷｅｃｈａｔを好きであれば、携帯が上下振動するとき、直接Ｗｅｃｈａｔを開くように設定することができる。もちろん、システムは、図５２の上下振動の際、ホーム画面上に自動的に、ユーザーのインストールしたすべてのソーシャルコミュニケーションアプリケーションのアイコンを表示し、ユーザーに選択させることを設定できる。例えば、Ｆａｃｅｂｏｏｋ、Ｔｗｉｔｔｅｒ、ｉＭｅｓｓａｇｅ、Ｓｋｙｐｅ、ＷｈａｔｓＡｐｐ、ＧｏｏｇｌｅＶｏｉｃｅ、Ｓｎａｐｃｈａｔ、Ｌｉｎｅ、Ｗｅｉｂｏ、Ｗｅｃｈａｔ等がある。

図５３から図５６は、ユーザーが携帯電話を横向きに持ち、携帯電話を振るとき、アプリケーションを開く模式図である。図５３は、垂直方向で横向きに携帯電話を持ち、左右に振る模式図である。図５４は、垂直方向で横向きに携帯電話を持ち、前後に振る模式図である。図５５は、水平方向で横向きに携帯電話を持ち、左右に振る模式図である。図５６は、水平方向で横向きに携帯電話を持ち、上下に振る模式図である。図５３のジェスチャーは、「コンパス」アプリケーションを開くように設定することができる。図５４のジェスチャーは、「Ｖｏｉｃｅ Ｍｅｍｏｓ」アプリケーションまたは「Ｐｏｄｃａｓｔｓ」アプリケーションを開くように設定することができる。図５５のジェスチャーは、「地図」アプリケーションを開くように設定することができる。図５６のジェスチャーは、「Ｇａｍｅ Ｃｅｎｔｅｒ」アプリケーションを開くように設定することができる。

図４７から図５６までの各ジェスチャーに対して、ユーザーは自分で、対応するアプリケーションを設定することができる。または、ホーム画面に自動的に表示されるアプリケーションの種類とその種類の中のアプリケーションを設定することができる。

図４７から図５６までの各ジェスチャーは、逆ジェスチャー操作を行うことができる。逆ジェスチャーで操作すると、前の画面に戻ることができる。また、ホームボタンをクリックして、ホーム画面に戻ることもできる。例えば、図４７に、「横方向の携帯装置」から、「縦方向の携帯装置」にする場合、システムはビデオアプリケーションの画面から自動的にホーム画面に戻り、又は自動的に前に実行していたアプリケーションに戻る。ホームボタンを押す必要がない。
例えば、図４８で、逆ジェスチャーを「垂直に持ち上げる装置」から、正常の「縦方向の携帯装置」にする場合、システムは自動的にカメラアプリケーションから、インテリジェントに写真のアプリケーションに変換する。ユーザーは先程撮った写真をただちに楽しむことができる。

図４７から図５６までは、図４５および図４６の中の各種可能なジェスチャーの数少ない例にすぎない。これらの例の範囲外での任意のジェスチャーは、識別されて、直接対応するアプリケーションが開かれ、またはあるアプリケーションアイコン、もしくはあるカテゴリーのアプリケーションアイコンを自動的にホーム画面に表示することは、すべて本発明の保護の範囲内である。たとえば、ユーザーが前方に携帯電話を出し、かつ、光センサーを介した周囲の光が暗く、光値がある設定値よりも小さいことを検出した場合、システムは、懐中電灯を開く。

表４は、図４５から図５６までのジェスチャーおよび各ジェスチャーに対応するシステム・デフォルト機能を列挙する。

もちろん、表４の各ジェスチャーは、異なる移動振幅、異なる移動速度、異なる動き強度、そして、異なる運動回数によって、異なるアプリケーションを開くことができる。例えば、図５０で、左右振動の振幅が３０度未満である場合、システムは、Ｔｗｉｔｔｅｒを開く。左右の振動の振幅が６０度以上の場合、システムは、Ｆａｃｅｂｏｏｋを開く。例えば、図５２で、上下振動の強度が小さい場合、システムは、ｉＭｅｓｓａｇｅを開く。上下振動の強度が大きい場合、システムは、Ｍａｉｌを開く。例えば、図５０で、左右の振動回数が３回以上の場合、システムは、Ｓｎａｐｃｈａｔを開く。例えば、図５２で、上下の振動回数が３回以上の場合、システムは、ＷｈａｔｓＡｐｐを開く。

本発明の操作システムは、「アプリケーションアイコン管理部」を通じて、特定のアプリケーションアイコンを非表示にするよう設定することができる。いかなる場所でも表示されず、ユーザーの設定した特定のジェスチャーによってのみ起動できる。これは、プライバシーを必要とするユーザーを満足させることができる。

「スマートジェスチャー」は、装置所在地の時間と装置所在の位置に応じて異なるアプリケーションを開くことができる。夜に、設定時間後、例えば２３時の後、携帯画面を下方へひっくり返すと、システムは自動的にシャットダウンする。午前中、設定時間後、例えば朝６：００〜９：００の間、携帯画面を上方にひっくり返すと、システムは自動的に電源をオンにする。その他の時間、例えば、９：００−２３：００の間に、携帯画面を下方へひっくり返すことは、ミュート機能やアプリケーション終了機能である。

「スマートジェスチャー」は通常、ホーム画面上、または「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」において実行している。もちろん、「スマートジェスチャー」はスリープ状態、ロック画面上、またはアプリケーションのインターフェース上で実行することもできる。

ＡｐｐｌｅがｉＰｈｏｎｅ（登録商標）を発明したとき、彼らは同時に、スライドでのロックを解除する機能も発明した。その主な目的は、タッチスクリーンの携帯電話がポケットに入る場合の、誤タッチ、誤作動、そして誤通話を防ぎ、必要でない場合のスクリーンの点灯によるバッテリーの浪費を防ぐためである。その後、Ａｎｄｒｏｉｄを含む、他のすべてのモバイル操作システムは、スライドでのロックを解除する機能を採用した。 大企業は、解除機能の特許戦争で巨額の資金、および長引く訴訟の時間を費やした。
しかし、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのような現在のモバイル操作システムのスライドでのロックを解除する機能はすべて、携帯電話を取り出し、ホームボタン（または 電源スイッチ）をクリックし、ロック画面上でスライドしてから、ホーム画面に進めるという手順が必要である。

第一に、ユーザーは毎日、ホームボタンや電源ボタンを何十回、または何百回もクリックしている。ホームボタン（または電源ボタン）は非常に損傷し易い。Ａｎｄｒｏｉｄシステムだけで、世界のスマートフォンユーザーは、毎日千億回以上も自分の携帯電話をチェックしている。１秒節約するたびに、人間の３０００年の時間も節約できる。
第二に、低効率であり、点灯画面時間が長くなり、バッテリーの時間が短くなる。

本発明の操作システムの「スマートジェスチャー」は、スライドロック解除を、余分な、不要な手順とした。本発明の操作システムは、ユーザーが、ポケットやバッグから携帯電話を取り出したときに、または、テーブルやベッドから携帯電話を拾うときに、システムが自動ウェイクアップし、かつ自動ロック解除する。ユーザーがパスワードを設定しない場合、システムは直接ホーム画面に入る。ユーザーがパスワードを設定した場合、システムは、パスワードインターフェース、または指紋入力インタフェース（ユーザが指紋を設定した場合）に入る。

「スマートジェスチャー」は、以下のような利点がある。
１．ユーザーエクスペリエンスはより自然で、順調で直感的である。
２．ホームボタンを押す手順、スライドしてロックを解除する手順がなくなったことで、効率が高くなり、ホームボタン（または電源ボタン）の損傷率が下がり、寿命が長くなる。
３．効率性が高くなり、バッテリー時間が長くなる

本発明の操作システムは、デバイスのヘッドホンジャック状態を検出できる。ヘッドホンジャックに挿入されたヘッドホンを検出した場合、自動的に音楽アプリケーションを開く。例えば、ホーム画面上において、ヘッドホンが挿入されたことを検出した場合、システムが自動的に音楽アプリケーションを開くか、または音楽に関連する一連のアプリケーションアイコンをホーム画面上に表示する。

本発明の操作システムは、ファイルブラウザーアプリケーションを含む。「ファイルブラウザーインターフェース」１００は、図５７に示すように、装置にあるすべてのファイルが、このインターフェースに表示される。図５７に示すように、「ファイルブラウザーインターフェース」１００は、画面上部のメニューバー１０１と、下部のファイル名表示エリア１０２がある。メニューバー１０１は、左側がファイルであり、右側がソートボタンである。ソートボタンをクリックすると、ファイル名、ファイルサイズ、ファイルタイプ、ファイルの日付に応じてファイルを配置することができる。ファイル名表示エリア１０２に一つずつファイル名を表示する。

図５８は、「ファイルブラウザーインターフェース」の横方向で表示する模式図である。図５８に示すように、「ファイルブラウザーインターフェース」１００は、画面上部のメニューバー１０１と、下部のファイル名表示エリア１０２がある。メニューバー１０１は、ファイル、サイズ、種類、日付という４つのボタンが含まれている。ユーザーは、ファイル名、ファイルサイズ、ファイルタイプ、ファイルの日付に応じてファイルを配置選択することができる。ファイル名表示エリア１０２に一つずつファイル名を表示する。

ファイル名表示エリア１０２は、指で上から下にスライドすると、より多くのファイルが見られる。また、編集機能のさまざまな操作を行うことができる。たとえば、ファイルをクリックして開き、左右にスライドしてファイルを削除し、長押ししてファイルの名前を変更する。

「ファイルブラウザーインターフェース」１００は、「グローバルファイルブラウザインターフェース」、または「グローバルファイル・インターフェース」と呼ぶことができる。また、「ファイルブラウザーインターフェース」１００のファイル名表示エリア１０２において、ユーザーは、フォルダの作成、および多層フォルダの作成ができ、フォルダごとにファイルを配置し閲覧することができる。

本発明の操作システムは、「マルチタスクインターフェース」１２０がある。図５９に示すように、「マルチタスクインターフェース」は、１２０画面の上部にメニューバー１２１を備え、下部に、実行中のアプリケーションを表示するマルチタスク表示エリア１２２がある。メニューバー１２１は、ＣＰＵ項目、メモリー項目、およびバッテリー項目を持っている。ユーザーは、アプリケーションをＣＰＵの使用度に応じて配置するか、またはメモリーの使用度に応じて配置するか、またはバッテリーの使用度に応じて配置するかを選択できる。図５９に示すように、マルチタスク表示エリア１２２は、実行中のアプリケーションを表示する。各アプリケーションは、カード形式で表示される。１２３はあるアプリケーションのカードである。マルチタスク表示エリア１２２において、ユーザーは上下スライドしてより多くのアプリケーションを表示させることができる。ユーザーは、アプリケーションカード１２３を左右にスライドして当該実行中のアプリケーションをシャットダウンすることができる。
このような「マルチタスクインターフェース」は、ユーザーにアプリケーション・プロセスを管理させ、使用されていないが多くのＣＰＵとメモリー資源を占めているアプリケーションを優先的に削除する。これは、アプリケーションの占めるシステムの資源を大きく減少させ、デバイスのバッテリー寿命を向上させる。また、これはアプリケーション開発者にも圧力を与え、アプリケーション・システムの資源占有率を低下させ、アプリケーションの効率を上昇することに手を加えるようにする。一部の悪質なアプリケーションは、ユーザーの同意を得ず、密かにバックグラウンドで実行する。例えば、ユーザーが開くことなく、「マルチタスクインターフェース」１２０上に出現し、また、左右スライドでそれをシャットダウンしても、再び「マルチタスクインターフェース」１２０上に表示される。ユーザーは、このような悪質なアプリケーションを「マルチタスクインターフェース」１２０上に見つけた場合、「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」８０において、それを徹底的に削除することができる。

「マルチタスクインターフェース」１２０は、「効能マルチタスクインターフェース」と呼ぶことができる。

本発明の操作システムは、直接完全アプリケーション終了機能を備え、「クイック終了」、または「クイック完全終了」と呼ばれる。現在のｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄシステムは、この機能はない。ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄでは、ユーザーは、物理または仮想ホームボタンをクリックし、現在実行中のアプリケーションを終了させる。しかし、このアプリケーションは実際、バックグラウンドで実行されている。特に現在のｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのシステムは、マルチタスクの機能を支持するため、ユーザーがホームボタンをクリックして、アプリケーションを終了させたと思っているが、実際にアプリケーションがまだ終了しておらず、まだ実行している。Ａｎｄｒｏｉｄは一押しで、すべてのアプリケーションを終了する機能を用意しているが、ほとんどの場合、ユーザーがわざとマルチタスク管理インターフェースにおいて操作することはない。それゆえ、多くのアプリケーションが同時に実行していて、システム資源を消費し、特に、ユーザーの知らないうちに、貴重な携帯電話のバッテリー寿命を消耗している。

本発明の操作システムは、ユーザーに終了ボタンを用意している。ユーザーは、あるアプリケーションを使用終了後、このアプリケーションの実行を継続したいと願っているのであれば、ホームボタンをクリックして、ホーム画面または他のアプリケーションに切り替える。

ときに、ユーザーは、あるアプリケーションの使用終了後、このアプリケーションを完全に終了したいと願っているのであれば、本発明の提供する終了ボタンをクリックすればよい。

本発明の終了ボタンの設定は、図７に示すように、アプリケーションインターフェース上の画面の下部において、下から上へスライドして、完全にこのアプリケーションを終了する。図７の例では、画面下部の中央部分から、下から上へスライドする。本発明はまた、画面下部の両端から、下から上へスライドすることもできる。また、画面上部の中央部分から、または画面上部の両端から、上から下へスライドするように設定することもできる。上記４つのスライド操作は、１本指であってもよいし、複数の指であってもよい。

本発明の終了ボタンの設定は、メニューバー３６上に仮想ボタンを設定し、「終了ボタン」と名付けて、形状がクロス（Ｘ）とすることができる。メニューバーは、図３に示すように、画面の下部にあることができ、また、画面の上部に配置することもできる。またはｉＯＳの「アシストタッチ」機能の仮想ホームボタンをクリックすると、仮想終了ボタン（Ｘ）が表示される。

本発明の終了ボタンの設定は、アプリケーションインターフェースにおいてホームボタンを長押しし、完全にこのアプリケーションを終了することができる。または、ホームボタンをダブルクリックして、完全にこのアプリケーションを終了する。または電源ボタンをクリックし、完全にこのアプリケーションを終了する。

本発明の終了ボタンの設定は、アプリケーションインターフェースにおいて、携帯電話を回転させ、スクリーンを下向きにして、完全にこのアプリケーションを終了する。アプリケーションのインターフェースにおいて、システムは、デバイスの回転を検出し、かつスクリーンが下向きであり、画面と水平面との間の角度が設定値未満である場合、完全にこのアプリケーションを終了する。

ユーザーはアプリケーションを完全に終了する場合、通常のホームボタンをクリックしてアプリケーションを終了するときの状況と区別するために、本発明の操作システムは、アプリケーションインターフェースが徐々に小さくなり、画面上から消えていくアニメーションを持っている。

本発明の操作システムは、アプリケーション間で高速スイッチング機能を提供する。前に実行していたアプリケーションへの迅速な復帰という機能である。これは、テレビのリモコンの「戻る」ボタンに似ている。テレビの２チャンネル間の迅速な切り替えができる。この「戻る」ボタンがテレビユーザーに人気があり、利用頻度が高いボタンの一つである。同様に、モバイルデバイス上で、ユーザーは、２つのアプリケーション間で前後に切り替える必要がある。

しかし、現在のｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのシステム中で、ユーザーは、ホームボタンを押してホーム画面に戻り、スイッチングしたいアプリケーションアイコンを見つけて、クリックしてアプリケーションを開く。または、ユーザーがホームボタンをダブルクリックし（ｉＯＳ）、またはホームボタンを長押し（Ａｎｄｒｏｉｄ）して、マルチタスクのインターフェースを開き、スイッチングしたいアプリケーションアイコンを選択し、クリックして開く。これは、非常に面倒であり、テレビユーザーが再びスイッチングしたいテレビチャンネルの数字を見つけて押す必要があるのと同様である。

本発明の操作システムは、ユーザーは、ホームボタンをダブルクリックすることで、テレビの「戻る」ボタンに相当し、直接実行しているアプリケーションを開き、２つのアプリケーション間を高速でスイッチングする。

多くの場合、ｉＰｈｏｎｅ（登録商標）のユーザーが、ホームボタンをダブルクリックし、マルチタスクインターフェースに入るのは、実際に直前に実行しているアプリケーションに切り替えることを願っている場合である。
本発明の操作システムは、二つのアプリケーション間を迅速的に切り替えることができ、目で探索するステップや、アイコンをクリックするステップ、時には、１つまたは複数のスライドステップを減らし、大幅にユーザーの効率、速度及びバッテリー寿命を向上させる。そして、このようなテレビの２チャンネル間の高速スイッチングのような、２つのアプリケーション間の高速スイッチングは、ユーザーに滑らかな、シームレスな感じを与える。このユーザーエクスペリエンスが最も重要であるモバイルインターネット時代において、ユーザーエクスペリエンスの戦いは、製品の最も重要な鍵の一つである。

本発明の操作システムは、ホームボタンをクリックしてホーム画面に戻る；ホームボタンをダブルクリックして、２つのアプリケーション間の高速スイッチングを行う；ホームボタンを長押しして、アプリケーションを完全に終了する。それは非常に直感的で使いやすい。

本発明の操作システムは、いずれかの画面において、ユーザーが、３本の指で画面をクリックする、または３本以上の指でクリック（またはダブルクリック）することで、図６０の中の「マルチタスクインターフェース」を開く。または、いずれかの画面において、３本または３本以上の指で画面上に揃えるようにスライドすることで、図６０の「マルチタスクインターフェース」を開く（ｉＯＳにおいてこの操作はホーム画面に戻る）。３本または３本以上の指は、「多い」ことを意味し、３本または３本以上の指でのクリックや揃えてのスライドで「多くの任務」を意味する「マルチタスクインターフェース」を開くことは、非常に直感的である。
本発明の操作システムはまた、ホームボタンを長押しすることで「マルチタスクインターフェース」を開くように設定することができる。

本発明の操作システムは、迅速に画面の明るさを調整する機能を提供する。ユーザーは同時にホームボタンと音量ボタンを押して、画面の明るさを調整することができる。ホームボタンと音量＋ボタンを同時に押すと、画面の明るさを上げる；ホームボタンと音量−ボタンを同時に押すと、画面の明るさを下げる。

本発明の操作システムは、図５３、図５４、図５５、及び図５６に示すように横に携帯電話を持ち、携帯電話を振ることは、ミュート機能であり、ミュートボタンを押すことに相当する。

本発明の操作システムは、各アプリケーションのアイコンを長押しすることで、このアプリケーションの制御オプションを表示する。制御オプションでは、アプリケーションの「スマート動的アイコン」、「クイックスライド起動」、「クイックボイスアシスタント」、「クイックアシスタントの削除」、「スマートジェスチャー」などのオプションを選択して、設定することができる。

本発明の「スマート動的アイコン」は、本発明の「グローバル・アプリケーション・アイコンインターフェース」と「クイックボイスアシスタント」と合わせて、ユーザーのホーム画面を、清潔で爽やかにし、そして美しくさせる。

本発明の操作システムは、使用頻度の高いアプリケーションを「スマートジェスチャー」によって直接開き、または「スマート動的アイコン」によって、自動的にホーム画面に表示させる。使用頻度が普通であるアプリケーションは「クイックスライド起動」によって開く。使用頻度の低いアプリケーションは「クイックボイスアシスタント」と「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」によって開く。本発明の操作システムは、全面的に「ポストアイコン時代」という次世代のモバイル操作システムである。

伝統的なモバイル操作システムである、ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのようなモバイル操作システムは、１つずつデスクトップをスライドしてアイコンを探すという静的なアイコンの操作方式である。本発明の操作システムは、アプリケーションを検索し、開く時間を１倍、またはそれ以上に減少させる。

ホーム画面または他のインターフェース上で、システムは、１つのアプリケーションが「アップデート状態」であることを検出した場合、直接このアプリケーションの「フルスクリーンアプリケーションインターフェース」を開く。

本発明の発想に基づく具体的なレイアウトと、操作モードは全て、本発明の保護範囲に属する。本発明の具体的な実施例中の位置、数、種類などに対する切り替え及び変位は全て、本発明の保護範囲に属する。

携帯電話に加えて、本発明の操作システムは、また、他の電子機器に使用することができる。例えば、タブレットＰＣ、ノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ＡＩＯ（オールインワン）コンピュータ、トランスフォーマー・コンピュータ、音楽プレーヤー、腕時計、リストバンド、メガネ、ゲーム、リモコン、テレビ、などである。
そして、他のデバイスの特性に応じて適切な変更を行う。例えば、タブレットＰＣの「カメラ」アプリケーションでは、「ユーザーの使用モード」が「横方向の携帯位置」から「垂直保持」に変更する場合、自動的に開く。

本発明の用語「ホーム画面」、「メイン画面」、「メインスクリーン」、「ホームスクリーン」は同じ意味である。
本発明の用語「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」または「グローバル・アイコン・インターフェース」は、「パノラマアプリケーションのアイコンインターフェース」または「パノラマアイコンインターフェース」とも呼ばれる。

本発明の明細書の図面に挙げた例は、アプリケーションアイコンの下にアプリケーション名を載せていない；これは説明の便宜のためである。実際の応用では、本発明の操作システムにおいて全てのアプリケーションアイコンの下に、アプリケーション名を載せるか載せないかを選択できる。

本発明の明細書では、理解を容易にするため、ｉＯＳのアプリケーション名を多く使用している。実際の応用では、これらは、Ａｎｄｒｏｉｄシステムの対応する機能のアプリケーション名でも、または他社のアプリケーション名でもよい。

上記の説明は、ただ本発明の好ましい実施例であり、本発明を限定するものではない。上述した実施例は本発明を詳細に説明しているが、熟練した技術者であれば、上述した実施例に記載する技術案に対する修正、または一部の技術的特徴の置換えができる。本発明の精神及び原理内のあらゆる修正、置換え、改善は、本発明の保護範囲に属する。例えば、上記の「指」はすべて「ペン」と置換えることができ、またはマウス、タッチパッドなどのスクリーンカーソル制御デバイスで置換えることができ、 例えば、上記の「ホームボタン」はすべて、「電源ボタン」に置換えてもよい。

１０：携帯電話
１１：電源／スリープボタン
１２：ミュートキー／画面のロックキー
１３：音量ボタン
１４：音量ボタン
１５：画面
１６：ホームボタン
２０：ｉＯＳのホーム画面
２１：ステータスバー
２２：デスクトップ
２３：ドックバー
２４：デスクトップ表示
２５：アプリケーションアイコン
２６：アプリケーションアイコン
３０：Ａｎｄｒｏｉｄのホーム画面
３１：ステータスバー
３２：検索バー
３３：上半分のデスクトップ
３４：下半分のデスクトップ
３５：ドックバー
３６：メニューバー
３７：デスクトップ表示
３８：アプリケーションアイコン
３９：アプリケーションアイコン
４０：ｉＯＳとＡｎｄｒｏｉｄのアプリケーションインターフェース
４１：固定ステータスバー
４２：アプリケーション表示領域
４３：ｉＯＳのステータスバーのサンプル
５０：フルスクリーンアプリケーションインターフェース
５１：フルスクリーンアプリケーションインターフェースの表示域
６０：本発明の操作システムのホーム画面
６１：ステータスバー
６２：デスクトップ
６３：ドックバー
６４：時間表示領域
６５：アプリケーションアイコン
６６：ステータスが「アップデート状態」のアプリケーション
６７：「重要な連絡先アプリケーション」
６８：「重要な連絡先アプリケーション」のサブオプションバー
６９：「重要な連絡先アプリケーション」のサブオプション
６１ａ：通信信号表示
６１ｂ：機内モード表示
６１ｃ：ＷｉＦｉのステータス表示
６１ｄ：抗干渉表示
６１ｅ：Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）のステータス表示
６１ｆ：バッテリーステータス表示
７０：ｉＯＳの検索インターフェース
７１：検索バー
７２：空白領域
７３：キーボード領域
８０：本発明の操作システムの「グローバル・アプリケーション・アイコン・インターフェース」
８１：検索バー
８２：アプリケーションアイコンの表示領域
８３：ドックバー
８４：アプリケーションアイコン
８５：表示アプリケーションのアイコンをズームアウト
８６：高使用頻度のアプリケーションアイコン拡大表示
８７：ゴミ箱
９０：本発明のＮｏｔｅｓのアプリケーションインターフェース
９１：テキストエリア
９２：キーボード領域
９３：カーソル
９４：アプリケーションアイコン
９５：アプリケーションアイコン
９６：アプリケーションアイコン
９７：アプリケーションアイコン
１００：本発明のファイルブラウザーインターフェース
１０１：ファイルメニューバー
１０２：ファイル表示領域
１２０：本発明のマルチタスクインターフェース
１２１：マルチタスクメニューバー
１２２：マルチタスク領域
１２３：動作中のアプリケーション

Claims (10)

1. 「アプリケーション管理部」、「装置運動検出部」、「装置環境検出部」、「装置電力供給検出部」、「ユーザー使用モード分析部」、「グラフィカルユーザーインターフェース」、「クイックボイスアシスタント」、及び「クイックスライドアシスタント」を備えた、モバイル装置のための操作システムであって、
   前記操作システムが、
   （ａ）デフォルトでアプリケーションのアイコンが「ホーム画面」上に表示されず、
   （ｂ）アプリケーションの異なる状態を検出して、アプリケーションの状態がシステム及びユーザーの設定条件に適合する場合、ホーム画面上にアプリケーションのアイコンを自動的に表示し、
   （ｃ）アプリケーションの状態がシステム及びユーザーの状態に適合しない場合、ホーム画面から自動的にそのアプリケーションのアイコンを除去する、
   工程を含む「スマート動的アイコン」を備え、
   前記操作システムが、
   （ｄ）装置内のセンサーを通じて３次元空間中の装置の運動の変数値を検出し、
   （ｅ）装置内のセンサーを通じて装置の環境の変数値を検出し、
   （ｆ）装置内の回路を通じて装置の電力供給状態を検出し、
   （ｇ）そして、装置運動の変数値、装置環境の変数値、及び装置電力供給の状態の結合を基礎としてユーザーの装置の使用状況を計算し、
   （ｈ）計算されたユーザーの装置の使用状況がシステム及びユーザーの設定条件に適合する場合、設定操作を実行し、
   （ｉ）設定操作は自動的な起動、自動ロック解除、自動スリープ、シャットダウン、電源オン、システム及びユーザー設定のアプリケーションの直接開始、現在実行中のアプリケーションの終了、ホーム画面のカテゴリーのアプリケーションアイコンの自動表示を含む、工程を含む「スマートジェスチャー」を備え、
   前記操作システムが、
   （ｊ）装置内のマイクを通じてアプリケーションの名前を話したユーザーの音声が入力され、
   （ｋ）口語の名前を、ユーザーがインストールした全てのアプリケーションの名前の音声を含む「アプリケーション名音声ライブラリー」と比較し、
   （ｌ）比較された結果がユーザーの音声と適合する、対応するアプリケーションを直接開く
   工程を含む「クイックボイスアシスタント」を備える、
   モバイル装置のための操作システム。
2. 「アプリケーション管理部」は「アプリケーション状態検出部」、「アプリケーションアイコン管理部」、「アプリケーション開始部」、及び「アプリケーションインストール及び消去部」を備え、
   「アプリケーション管理部」は「アプリケーション状態検出部」を通じて全てのアプリケーションの状態を検出し、検出されるアプリケーションの状態は「アップデート状態」又は「非アップデート状態」であり、
   「アプリケーション管理部」がアプリケーションの状態が「アップデート状態」であると検出する場合、その後「アプリケーションアイコン管理部」がホーム画面に該アプリケーションのアイコンを自動表示し、
   「アプリケーションアイコン管理部」は全てのアプリケーションアイコンの、アプリケーションアイコンが表示されるか表示されないか、デスクトップに表示される場合のデスクトップ上の表示位置、表示サイズ、表示時間、表示形態、及び表示音を管理し、
   ユーザーがアプリケーションのアイコンをタッチする場合に、「アプリケーション開始部」が該アプリケーションを開き、かつ実行し、
   「アプリケーション状態検出部」がホーム画面上のアプリケーションを検出し、状態が「非アップデート状態」である場合、そして「アプリケーションアイコン管理部」が該アプリケーションのアイコンをホーム画面から自動除去し、
   ユーザーが「アップデート状態」のアプリケーションアイコンから左にスライド又は右にスライドして、アップデート状態を無視し、又はホームボタンをタッチしてアップデート状態を無視する場合、「アプリケーション管理部」がアプリケーションのアイコンをホーム画面から除去し、
   ユーザーが「アップデート状態」のアプリケーションのアイコンから下方にスライド又は上方にスライドする場合、アップデート内容が直接表示され、
   又は「アプリケーション状態検出部」がアプリケーションを検出し、状態が「アップデート状態」である場合、そしてアップデート内容がホーム画面に自動表示され、アップデート内容は設定時間後に自動消滅し、又はユーザーがタッチし、かつ読んだ後に消滅し、又はアップデート内容から左にスライドする又は右にスライドする場合に消滅し、
   そのアプリケーションの状態が「アップデート状態」である場合、アプリケーションアイコンがホーム画面に自動表示されるかどうか、アプリケーションアイコンが常にホーム画面に表示されるかどうか、アプリケーションアイコンが異なるアップデート内容の種類、異なるアップデート内容の発信元、及び「アップデート状態」の異なるアップデート内容の目的によって自動表示されるかどうかを、それぞれのユーザーがアプリケーション毎に個別にカスタマイズできる
   請求項１に記載の操作システム。
3. 前記システムは
   「ユーザータッチ経路識別部」及び「ユーザータッチ経路モードライブラリー」を備えた「クイックスライドアシスタント」を備え、
   ここで、「ユーザータッチ経路識別部」はタッチ画面上のユーザータッチ経路及びスライド経路をタッチセンサーを通じて検出し、かつ識別し、
   「ユーザータッチ経路モードライブラリー」は一連の特定のタッチ及びスライド経路モードを含み、「ユーザータッチ経路モードライブラリー」は１本指又は複数指のタッチ又はダブルタッチを含み、１本指又は複数指は直線、アーク線、折れ線、円、三角形、矩形、記号をスライドし、記号はアルファベット記号、文字記号、数字記号、算数記号を含み、
   「ユーザータッチ経路識別部」がタッチ画面上のユーザーのタッチ及びスライド経路を検出し、かつ識別する場合、該タッチ及びスライド経路を「ユーザータッチ経路モードライブラリー」と比較し、その後「アプリケーション開始部」を通じて該タッチ及びスライド経路に対応するアプリケーションを直接開き、
   同じようなスライド経路でも、異なる表示内容区域を通過すれば、相応するアプリケーションも異なり、
   同じようなスライド経路でも、異なるアプリケーションアイコンを開始点とすれば、相応するアプリケーションも異なり、
   同じようなスライド経路でも、指の数が異なるか、又は指と指を揃えるか離すかによって、相応するアプリケーションも異なる
   請求項１に記載の操作システム。
4. 前記「クイックボイスアシスタント」はさらに下記の工程を備え、
   「クイックボイスアシスタント」は「音声入力部」、「アプリケーション名音声ライブラリー」、「音声比較部」、及び「音声テキスト会話部」を備え、
   「音声入力部」はマイクを通じて音声が入力され、アプリケーション名のユーザーの話し声を記録し、かつ、「音声比較部」を用いて該記録音声を「アプリケーション名音声ライブラリー」と比較し、その後名前の音声の比較結果がユーザーの話し声と一致するアプリケーションを直接開き、
   「アプリケーション名音声ライブラリー」は、ユーザーが新規のアプリケーションをインストールする度毎に、該アプリケーション名の音声がサーバーからダウンロードされ、又は、ユーザーがインストールした全てのアプリケーションの名前の音声がサーバーから１度にダウンロードされ、
   「アプリケーション名音声ライブラリー」は、ユーザーがアプリケーションをアンインストールする場合、システムが該アプリケーション名の音声を「アプリケーション名音声ライブラリー」から消去し、
   又は、アプリケーション名音声ライブラリーは「音声テキスト会話部」を通じてユーザーがインストールした全てのアプリケーションの文字を音声に変換し、
   ユーザーがホーム画面の空き領域を長く押すと、システムが「クイックボイスアシスタント」を起動する
   請求項１に記載の操作システム。
5. 前記「スマートジェスチャー」はさらに下記の工程を備え、
   「スマートジェスチャー」は「装置運動検出部」、「装置環境検出部」、「装置電力供給検出部」、及び「ユーザー使用モード分析部」を備え、
   「装置運動検出部」は３次元空間中の装置の運動変数値を検出し、運動変数値は変位、角速度、速度、加速度、回転ベクトル、高さ、及び傾斜度を含み、
   「装置環境検出部」は装置の周囲の環境変数値を検出し、環境変数値は光、温度、湿度、音、地理的位置、重力、現地時間、心拍数、汗、血圧、血糖、心電図、筋電図、脳波、及び顔認識を含み、
   「装置電力供給部」は装置の電力供給状態を検出し、装置の電力供給状態はアダプター電力供給、内部バッテリー電力供給、外部バッテリー電力供給、バッテリー充電、シャットダウン、電源オン、休止状態、スリープ、スタンバイ、起動、供給電圧、及び供給電流を含み、
   「ユーザー使用モード」は、縦方向の携帯装置、横方向の携帯装置、物体上に水平に置かれる装置、縦方向に持ち上げる装置、ポケット又は鞄の中に位置する装置のモードを含み、「ユーザー使用モード」はこれら５つのモード及びこれら５つのモード間の切り替えを含み、
   「ユーザー使用モード分析部」は、３次元空間中の装置の運動経路変数値、装置の周囲の環境変数値を計算し、装置の電力供給状態と合わせて、ユーザー使用モードが上記５つのモードのいずれであるか、または５つのモード間の任意の切り替えであるかを測定し、
   システムは「ユーザー使用モード分析部」を通じて「ユーザー使用モード」を判断し、その後システムは判断された「ユーザー使用モード」に応じて、システム及びユーザーが設定した該「ユーザー使用モード」に相応する動作を実行する
   請求項１に記載の操作システム。
6. システムが、装置の高さ変数値の０の値への変化、３軸角の変数値の０の値への変化、及び電力供給状態が「スリープ」又は「シャットダウン」であることを検出する場合に、「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「物体上に水平に置かれる装置」であると分析し、
   システムが、装置の高さ変数値の設定値未満の値の変化、３軸角の変数値の０以上設定値未満の値の変化、設定値未満の装置の周囲の光の変数値、及び「スリープ」又は「シャットダウン」である電力供給状態を検出する場合に、「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「ポケット又は鞄の中に位置する装置」であると分析し、
   システムが、装置画面と水平面との間の角度が２つの設定値の間であり、装置の縦方向（長さ方向）と水平面との間の角度が設定値以上であり、かつ電力供給状態が「ロック解除」状態であると検出する場合に、その後「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「縦方向の携帯装置」であると分析し、
   システムが、装置画面と水平面との間の角度が２つの設定値の間であり、装置の横方向（幅方向）と水平面との間の角度が設定値以上であり、かつ電力供給状態が「ロック解除」状態であると検出する場合に、その後「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「横方向の携帯装置」であると分析し、
   システムが、装置画面と水平面との間の角度が設定値以上であり、かつ電力供給状態が「ロック解除」状態であると検出する場合に、その後「ユーザー使用モード分析部」は装置の「ユーザー使用モード」が「縦方向に持ち上げる装置」であると分析し、
   システムが、装置の高さ変数の設定値以上の値の変化、かつ同時に、装置の周囲の光の変数が「増光」に変化し、かつ変化値が設定値以上であると検出する場合に、装置は自動的に起動し、又は装置は自動ロック解除スライドと共に同時に自動的に起動し、
   システムが、装置の高さ変数の設定値以上の値の変化、かつ同時に、装置の周囲の光の変数が「遮光」に変化し、かつ変化値が設定値以上であると検出する場合に、装置は自動的にスリープし、
   システムが、装置の高さ変数の設定値以上の値の変化、かつ同時に、装置画面と水平面との間の角度が設定値以上であると検出する場合に、装置は自動的にカメラアプリケーションを開き、
   システムが「縦方向の携帯装置」又は「横方向の携帯装置」から「物体上に水平に置かれる装置」への変化を検知する場合に、装置は自動的にスリープし、
   システムが「物体上に水平に置かれる装置」 から「縦方向の携帯装置」又は「横方向の携帯装置」までへの変化を検知する場合に、装置は自動的に起動し、又は装置は同時に自動的に起動すると共に自動スライドでロック解除し、
   システムが「縦方向の携帯装置」から「横方向の携帯装置」までへの変化を検知する場合に、システムは自動的にビデオアプリケーションを開き、又はホーム画面上にインストールされている全てのビデオ類アプリケーションを表示する
   請求項１に記載の操作システム。
7. 検出された「ユーザー使用モード」が「物体上に水平に置かれる装置」であり、かつシステムが装置の右及び左、又は前及び後ろの振動を検出する場合、装置は自動的に起動し、
   検出された「ユーザー使用モード」が「縦方向の携帯装置」であり、かつシステムが装置の右及び左、又は上及び下、又は前及び後ろの振動を検出する場合、システムはシステム及びユーザーによって設定された対応するＩＭアプリケーションを直接開き、
   システムは異なる運動振幅、異なる運動速度、異なる運動力、及び異なる運動の回数に従って異なるアプリケーションを開き、
   同じジェスチャーに対しても、システムは異なる現地時間、及び異なる位置に従って異なるアプリケーションを開き、
   夜、設定時刻後であり、かつ電話及び画面を下向きにひっくり返すと、システムは自動的にシャットダウンし、朝、設定時刻後であり、かつ電話及び画面を上向きにひっくり返すと、システムは自動的に電源をオンにし、２つの設定時間の間で電話及び画面を下向きにひっくり返すと、消音機能又はアプリケーション終了機能である
   請求項１に記載の操作システム。
8. 「グラフィカルユーザーインターフェース」が「ホーム画面」、「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」、「全画面アプリケーションインターフェース」、「ファイルブラウザーインターフェース」、及び「マルチタスクインターフェース」を備え、
   「ホーム画面」はホーム画面上端のステータスバー、ホーム画面下端のドックバー、ホーム画面中央のデスクトップの３つの区域を備え、デスクトップはリアルタイム情報表示領域を有し、
   ユーザーは２本指又は複数の指でリアルタイム情報表示領域をタッチして「時計」アプリケーションを開き、
   ユーザーは１本指でステータスバー中の指示アイコンをタッチ又は長押しして、それらの指示機能を直接設定し、
   ユーザーが複数の指でステータスバーをタッチして「設定」アプリケーションを開き、
   ステータスバー中の通信信号表示アイコンは通信信号の強度を示すために異なる色及び異なる点滅を有し、緑又は青の表示は信号が強いことを示し、黄色又は黄色の点滅の表示は信号が普通であることを示し、赤色又は赤色の点滅の表示は信号が弱いことを示し、
   「全画面アプリケーションインターフェース」は画面全体の全ての表示領域を有し、画面上端のステータスバーは固定されておらず、
   「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」は画面上端の検索バー、画面中央のアプリケーションアイコン表示領域、画面下端のドックバーの３つの区域を備え、ドックバーにはゴミ箱アイコンがあり、アプリケーションアイコン表示領域はドックバーのアプリケーションを除いて全てのアプリケーションアイコンを表示し、
   「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」はユーザーがインストールしたアプリケーションの数量に従ってアプリケーションアイコンの表示サイズを調整し、
   「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」はユーザーの使用頻度に従ってアプリケーションアイコンを配列し、又はユーザーの開放時間に従って配列し、又はアプリケーションの種類に従ってアプリケーションアイコンを配列し、
   「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」は、ユーザーの使用頻度、ユーザーの開放時間、及びアプリケーションの種類に従って異なるアプリケーションアイコンを異なる表示サイズで表示し、
   「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」において、１本指のダブルタッチは表示アイコンを拡大及び縮小し、２本指の分離又は一緒の移動は表示アイコンを拡大及び縮小し、
   「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」では、アプリケーションアイコンをゴミ箱にドラッグするときは、システムはアプリケーションをアンインストールし、かつゴミ箱を長押しすると消去されたアプリケーションを回復及び再インストールすることを選択し、
   「グローバルアプリケーションアイコンインターフェース」では、アプリケーションが設定時間以上に開かない場合は、システムはユーザーにアプリケーションを消去するかどうか自動的に思い出させ、
   「ファイルブラウザーインターフェース」は画面上端のメニューバー、及びメニューバー下のファイル表示領域を備え、メニューバーはファイルをファイル名、ファイルサイズ、ファイルの種類、及びファイルの日付に従って配列することを選択でき、
   ファイル表示領域上では、ユーザーがタッチしてファイルを開き、左又は右にスライドしてファイルを消去し、かつ長押ししてファイル名を変更し、
   「マルチタスクインターフェース」は画面上端のメニューバー、及びメニューバー下の実行中アプリケーション表示領域を備え、実行中アプリケーション表示領域は実行中のアプリケーションのカードを表示し、メニューバーはＣＰＵ項目、メモリー項目及びバッテリー項目を備え、
   どんなインターフェースでも、３本又はそれ以上の指を用いてタッチ又はダブルタッチすると「マルチタスクインターフェース」を開き、
   又は、どんなインターフェースでも、３本又はそれ以上の指を一緒に用いて画面をスライドすると「マルチタスクインターフェース」を開く
   請求項１に記載の操作システム。
9. 直接完全アプリケーション終了機能を備え、
   アプリケーションのインターフェースで、１本又はそれ以上の指を用いて、画面下端から下から上にスライドし、又は画面上端から上から下にスライドして、直接該アプリケーションを完全に終了し、
   又は、アプリケーションのインターフェースで、システムのメニューバーを引き出すことができ、メニューバー上に仮想終了ボタンがあり、仮想終了ボタンをタッチすると直接該アプリケーションを完全に終了し、
   又は、アプリケーションのインターフェースで、ホームボタンを長押しすると、直接該アプリケーションを完全に終了し、
   又は、アプリケーションのインターフェースで、電源ボタンタッチすると、直接該アプリケーションを完全に終了し、
   又は、アプリケーションのインターフェースで、システムは装置が画面を下向きにして回転し、かつ画面と水平面の間の角度が設定値以下であると検出する場合は、システムが直接該アプリケーションを完全に終了し、
   アプリケーションのインターフェースで、ホームボタンをダブルタッチして前に実行中のアプリケーションを直接開き、それによりアプリケーション間を素早く切り替え、
   ホームボタン及び音量ボタンを同時に押して画面照度を調整する
   請求項１に記載の操作システム。
10. 前記システムがユーザーの重要な連絡先の全ての情報を１カ所に統合する重要な連絡先アプリケーションを備え、
    ユーザーの重要な連絡先の頭部写真が重要な連絡先アプリケーションのアイコンであり、重要な連絡先アプリケーションのアイコンをタッチすると該重要な連絡先の全ての下位オプションを表示し、
    又は、ユーザーが重要な連絡先の写真をデスクトップの背景写真として設定した後に、重要な連絡先アプリケーションが、デスクトップの背景写真を結合し、ユーザーが１本又はそれ以上の指で直接背景写真をタッチすると、下位オプションを引き出し、
    ユーザーが背景写真において固有の経路に沿ってスライドすると背景写真内の重要な連絡先に関する固有の機能を直接開き、固有の機能は電話の発信、メッセージの送信、音声メッセージを残すこと、ビデオ通話を含み、
    ユーザーは、ソーシャルネットワークでの重要な連絡先の個人状況が、背景写真に自動的に表示されることを設定できる
    請求項１に記載の操作システム。