JP2000034228A - 頚椎捻挫治療剤 - Google Patents

頚椎捻挫治療剤

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JP2000034228A
JP2000034228A JP10203027A JP20302798A JP2000034228A JP 2000034228 A JP2000034228 A JP 2000034228A JP 10203027 A JP10203027 A JP 10203027A JP 20302798 A JP20302798 A JP 20302798A JP 2000034228 A JP2000034228 A JP 2000034228A
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Mitsugi Yoshida
貢 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頚椎捻挫に対して有効な薬物療法を可能にす
る医薬を提供する。 【解決手段】 下記の式(I):(R1 は水素原子、ハ
ロゲン原子など;R2 は水素原子、ハロゲン原子など;
3 は水素原子、ヒドロキシル基、−O−(CH2 n
−COOH(nは1〜5の整数)など;R4 は−N(R
5 )(R6 )(R5 及びR6 は水素原子又はC1 〜C8
のアルキル基)など;mは0〜5の整数)で表される化
合物又はその塩(( ±)-1-[o-[2-(m- メトキシフェニ
ル) エチル]フェノキシ]-3-( ジメチルアミノ)-2-プロ
ピル水素サクシナート塩酸塩など)を有効成分として含
む頸椎捻挫治療剤。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頸椎捻挫の治療に
有用な医薬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】頚椎捻挫(いわゆるむち打ち症)は自動
車の追突事故などにより引き起こされ、頚部の疼痛を主
訴とする傷害である。受傷後、直ちに神経節・神経根周
囲及び椎体後部静脈叢のうっ血が発生し、長期にわたっ
てこのうっ血状態が維持されるので(片山、Whiplash I
njury の病態、骨・関節・靭帯、3 、3 、1990)、疼痛
が長期化する傾向がある。頚椎捻挫に対しては、主とし
て、頚椎牽引、温熱療法(ホットパック)などの理学療
法が行われており、対症療法として非ステロイド系抗炎
症剤が投与されている。しかしながら、理学療法は患者
の負担が大きく、症状の大幅な改善が望めないために、
頚椎捻挫に対して有効な薬物療法の開発が求められてい
る。
【0003】一方、血小板凝集阻害作用を有する(3−
アミノプロポキシ)ビベンジル類が知られている(特公
昭63-13427号公報)。この化合物はセトロニン拮抗作用
を介して血管収縮抑制作用を発揮することが知られてお
り(特公平5-44926 号公報)、緑内障治療剤及び眼圧降
下剤(特開平8-20531 号公報)、間歇性跛行改善薬(特
開平9-286722号公報)、及び涙液分泌促進剤(特開平10
-67684号公報)としても有用であることが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明の課題は、頚椎捻挫に対して有効な薬物
療法を可能にする医薬を提供することにある。本発明者
らは上記の課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、従
来、慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍や疼痛などの症状の改善
のための治療薬として用いられている( ±)-1-[o-[2-(m
- メトキシフェニル) エチル] フェノキシ]-3-( ジメチ
ルアミノ)-2-プロピル水素サクシナート塩酸塩などのア
ミノアルコキシビベンジル類が、頚椎捻挫の治療に優れ
た有効性を発揮でき、疼痛の軽減及び疼痛の長期化予防
に有用であることを見出した。本発明はこれらの知見を
基にして完成されたものである。
【0005】すなわち本発明は、下記の式:
【化3】 (式中、R1 は水素原子、ハロゲン原子、C1 〜C5
アルコキシ基、又はC2〜C6 のジアルキルアミノ基を
示し、R2 は水素原子、ハロゲン原子、又はC1〜C5
のアルコキシ基を示し、R3 は水素原子、ヒドロキシル
基、−O−(CH2 n −COOH(式中、nは1〜5
の整数を示す)又は−O−CO−(CH2k −COO
H(式中、kは1〜3の整数を示す)を示し、R4
式:−N(R5 )(R6 )(式中、R5 及びR6 はそれ
ぞれ独立に水素原子又はC1 〜C8 のアルキル基を示
す)又は式:
【化4】 (式中、Aはカルボキシル基で置換されていてもよいC
3 〜C5 のアルキレン基を示す)で表される基を示し、
mは0〜5の整数を示す)で表される化合物又は生理学
的に許容されるその塩を有効成分として含む頸椎捻挫治
療剤を提供するものである。この発明の好ましい態様と
して、( ±)-1-[o-[2-(m- メトキシフェニル) エチル]
フェノキシ]-3-( ジメチルアミノ)-2-プロピル水素サク
シナート塩酸塩を有効成分として含む上記治療剤が提供
される。
【0006】別の観点からは、上記頚椎捻挫治療剤の製
造のための上記式(I)で表される化合物又は生理学的
に許容されるその塩の使用;及び、頚椎捻挫の治療方法
であって、上記式(I)で表される化合物又は生理学的
に許容されるその塩の治療有効量を患者に投与する工程
を含む方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本明細書において、ハロゲン原子
という場合にはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、又は
ヨウ素原子のいずれでもよい。アルコキシ基としては直
鎖又は分枝鎖のいずれであってもよく、例えば、メトキ
シ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ
基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、又はter
t−ブトキシ基などを挙げることができる。ジアルキル
アミノ基における2つのアルキル基は同一でも異なって
いてもよく、直鎖又は分枝鎖のいずれであってもよい。
ジアルキルアミノ基として、例えば、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、メチルエチルアミノ基などを挙
げることができる。
【0008】R4 はアミノ基、モノアルキルアミノ基、
又はジアルキルアミノ基を示すが、R5 及びR6 がそれ
ぞれアルキル基を示す場合には、それらのアルキル基は
同一でも異なっていてもよく、直鎖又は分枝鎖のいずれ
であってもよい。R4 として、例えば、アミノ基、メチ
ルアミノ基、エチルアミノ基、n−ブチルアミノ基、ヘ
キシルアミノ基、ヘプチルアミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、メチルエチルアミノ基などを用
いることができる。また、R4 が示すポリメチレンアミ
ノ基としては、例えば、アゼチジニル基、ピロリジニル
基、ピペリジニル基などを挙げることができ、これらの
ポリメチレンアミノ基の環上にカルボキシル基が置換す
る例としては、例えば、4−カルボキシ−1−ピペリジ
ニル基などを挙げることができる。
【0009】上記式(I)において、−OCH2 CH
(R3 )−(CH2 m −R4 で表されるアミノアルコ
キシ基はフェニル基の2−位に結合していることが好ま
しい。R1 は水素原子、C1 〜C5 のアルコキシ基、C
2 〜C6 のジアルキルアミノ基であることが好ましく、
2 は水素原子であることが好ましく、R4 はモノアル
キルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アゼチジニル基、
又はピペリジニル基であることが好ましく、mは0〜2
の整数であることが好ましい。特に好ましいのは、R1
がメトキシ基であり、R2 が水素原子であり、R3 が水
酸基であり、R4 がジメチルアミノ基である化合物、及
びそのコハク酸エステルである。本発明の医薬に好適に
用いられる化合物としては、例えば、特開平10−67
684号公報の表−1に具体的に示された化合物を挙げ
ることができるが、これらに限定されることはない。
【0010】本発明の医薬の有効成分としては、上記式
(I)で表される化合物のほか、生理学的に許容される
その塩を用いてもよい。このような塩を形成する酸とし
ては、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸
などの鉱酸類、酢酸、コハク酸、アジピン酸、プロピオ
ン酸、酒石酸、マレイン酸、シュウ酸、クエン酸、安息
香酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸など
の有機酸を挙げることができる。
【0011】また、上記式(I)で表される化合物又は
その塩の溶媒和物や水和物を用いてもよい。溶媒和物を
形成する溶媒の種類は特に限定されないが、例えば、エ
タノールなどを例示することができる。また、本発明の
医薬の有効成分としては、光学活性体、ラセミ体、ジア
ステレオ異性体など、任意の形態の異性体又は異性体混
合物を用いることが可能である。本発明の医薬の有効成
分として用いられる式(I)の化合物又はその塩は、例
えば、特公昭63−13427号公報などに記載された
方法により容易に製造することができる。
【0012】本発明の医薬の有効成分として特に好適に
は、下記の式:
【化5】 で表される( ±)-1-[o-[2-(m- メトキシフェニル) エチ
ル] フェノキシ]-3-( ジメチルアミノ)-2-プロピル水素
サクシナート塩酸塩(一般名「塩酸サルポグレラー
ト」)を用いることができる。
【0013】本発明の医薬は、頚椎捻挫の治療薬として
有用である。本発明の頸椎捻挫治療薬の適用対象として
は、例えば、自動車の追突や側面衝突などによる受傷機
転、それに伴う頸部の局所症状(痛み、こり、緊張
感)、局所所見(傍脊柱筋部や胸鎖乳突筋部の圧痛)や
脊柱の可動域制限、さらには難聴、めまい、頭痛、耳鳴
りを合併する症例等を挙げることができる。また、頚部
局所症状の長期化の予防のほか、病理学的観点からは、
脊髄神経節や神経根周囲、及び椎体後部静脈叢のうっ血
の軽減などが期待できる。上記式(I)の化合物につい
ては、抗血液凝固作用、特に血小板凝集阻害作用を有
し、血栓症の治療及び予防に有用であることが示唆され
ている。また、これらの化合物については、眼圧降下作
用、涙液増加作用、溶血抑制作用、血管収縮抑制作用、
偏頭痛の症状緩和作用、血管平滑筋増殖抑制作用等が期
待できることも知られている。しかしながら、式(I)
の化合物が頸椎捻挫治療薬として有用であることは、従
来知られていない。
【0014】本発明の医薬の投与形態は特に制限され
ず、経口的又は非経口的に投与することができる。好ま
しくは、経口的に投与すればよい。本発明の医薬として
は、上記式(I)で表される化合物及び生理学的に許容
されるその塩、並びにそれらの水和物およびそれらの溶
媒和物からなる群から選ばれる1又は2以上の物質を用
いることができ、それらを有効成分としてそのまま用い
ることができる。好ましくは、有効成分である上記物質
に対して、薬理学的および製剤学的に許容される1又は
2種以上の製剤用添加物を加え、当業者に周知な形態の
製剤として提供することができる。薬理学的および製剤
学的に許容し得る製剤用添加物としては、例えば、賦形
剤、崩壊剤ないし崩壊補助剤、結合剤、滑沢剤、コーテ
ィング剤、色素、希釈剤、基剤、溶解剤ないし溶解補助
剤、等張化剤、pH調節剤、安定化剤、噴射剤、および粘
着剤等を用いることができる。
【0015】経口投与に適する製剤としては、例えば、
錠剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、液剤、また
はシロップ剤等を挙げることができる。非経口投与に適
する製剤としては、例えば、注射剤、点滴剤、坐剤、吸
入剤、貼付剤、経皮吸収剤、経粘膜吸収剤、又は経皮吸
収用テープ剤等を挙げることができる。もっとも、本発
明の医薬の形態はこれらに限定されることはない。
【0016】経口投与、あるいは経皮または経粘膜投与
に適する製剤には、薬理学的、製剤学的に許容し得る添
加物として、例えば、ブドウ糖、乳糖、D-マンニトー
ル、デンプン、または結晶セルロース等の賦形剤;カル
ボキシメチルセルロース、デンプン、またはカルボキシ
メチルセルロースカルシウム等の崩壊剤または崩壊補助
剤;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、またはゼ
ラチン等の結合剤;ステアリン酸マグネシウムまたはタ
ルク等の滑沢剤;ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、白糖、ポリエチレングリコールまたは酸化チタン等
のコーティング剤;ワセリン、流動パラフィン、ポリエ
チレングリコール、ゼラチン、カオリン、グリセリン、
精製水、またはハードファット等の基剤を用いることが
できる。また、フロン、ジエチルエーテル、または圧縮
ガス等の噴射剤;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニ
ルアルコール、メチルセルロース、ポリイソブチレン、
ポリブテン等の粘着剤;木綿布またはプラスチックシー
ト等の基布等の製剤用添加物を用いて製剤を製造しても
よい。
【0017】注射あるいは点滴用に適する製剤には、注
射用蒸留水、生理食塩水、プロピレングリコール等の水
性あるいは用時溶解型注射剤を構成し得る溶解剤または
溶解補助剤;ブドウ糖、塩化ナトリウム、D-マンニトー
ル、グリセリン等の等張化剤;無機酸、有機酸、無機塩
基または有機塩基等のpH調節剤の製剤用添加物を添加し
てもよい。なお、上記(I)式で表される化合物を有効
成分とする慢性動脈閉塞症に伴う虚血性諸症状の改善剤
(錠剤)が、すでに臨床上使用されているので(一般名
「塩酸サルポグレラート」;商品名「アンプラーグ」、
三菱化学株式会社製造、東京田辺製薬株式会社販売)、
本発明の頸椎捻挫治療薬として、上記市販製剤をそのま
ま使用することもできる。
【0018】本発明の頸椎捻挫治療薬の投与量は特に制
限されず、投与形態や、患者の年齢、痴呆症の程度や症
状、体重等の条件に応じて適宜選択することができる。
例えば、錠剤等による経口投与の場合には、成人1日あ
たり、有効成分量として0.5 〜50mg/kg 、好ましくは1
〜30mg/kg を投与すればよい。なお、本発明の医薬は、
頚椎捻挫の治療方法として採用されている各種の理学療
法(例えば頚部牽引、温熱療法など)と組み合わせて投
与することができ、頚椎捻挫に対して従来処方されてい
る各種の医薬(例えば非ステロイド系抗炎症剤など)と
ともに用いることも可能である。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定される
ことはない。実施例中、本発明の医薬の有効成分として
塩酸サルポグレラートを用い、上記市販製剤(アンプラ
ーグ)をそのままの形態で投与した。 例1 牽引療法など他の療法を1ヶ月間実施しても疼痛が残存
している頚椎捻挫の患者(7名:男性1例、女性6例;
23〜68歳、平均38.4歳;投薬前期間42から1
77日、平均70日)に対して塩酸サルポグレラート
(一日あたり300mg、分3回)を経口投与した。併
用療法(牽引療法、温熱療法、レーザー治療)は5例に
ついて、非ステロイド系抗炎症剤投与は6例について、
試験開始前と同様に継続した。
【0020】塩酸サルポグレラートの平均投与期間は6
7日であった(7〜203日)。効果判定はVAS(V
isual Analogue Scale)を用い、
判定時VAS/投薬前VASの値が25%以下のものを
著効、50%以下を有効、75%以下をやや有効、76
%以上を無効とした。図1に塩酸サルポグレラート投与
後のVASスケール及びVAS比率の推移を示す。この
結果、著効3例(42.9%)、やや有効3例(42.
9%)、無効1例(14.2%)であった。投薬4週目
から有意にVASが低下しており(p< 0.01)、8
6%がやや有効以上と判定された。
【0021】例2 追突事故により受傷した患者に対して塩酸サルポグレラ
ートの投与を行った。この患者は、塩酸サルポグレラー
ト投薬前に、非ステロイド系抗炎症剤の投与と理学療法
を受けていたが、項部痛、両僧帽筋部痛が残存してい
た。投薬前の診断では、頚部の可動域は中等度に制限さ
れており、運動時の疼痛が強く認められた。スパークリ
ングテスト及びジャクソンテストでは正常であったが、
両僧帽筋に圧痛を認め、頚椎Xpでは軽度の後弯変形を
認めた。塩酸サルポグレラート(一日量300mg)を
一日3回に分けて経口投与した。頚椎牽引、ホットパッ
クなどの理学療法と共にジソペイン(一般名「モフェゾ
ラク」、非ステロイド系抗炎症剤:大鵬薬品工業株式会
社、75mg)を一日3回投与した。投薬開始前のVA
S(10cm中の7.3cm)は2ヶ月後に1.7cm
にまで改善した。
【0022】
【発明の効果】本発明の医薬は、頚椎捻挫の治療剤とし
て有用である。頚椎捻挫に対しては、従来、有効な薬物
療法が開発されておらず、非ステロイド系抗炎症剤など
を用いた対症療法が行われているにすぎない。本発明の
医薬は、頚椎捻挫に対して根治的治療を可能にする治療
剤として有用である。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医薬の頚椎捻挫に対する治療効果を
示す図である。図中、(A)はVASスケールの推移を
示し、(B)はVAS比率の推移を示す。**はp<0.
01、*はp<0.05で有意差ありを示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07D 295/08 C07D 295/08 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の式(I): 【化1】 (式中、R1 は水素原子、ハロゲン原子、C1 〜C5
    アルコキシ基、又はC2〜C6 のジアルキルアミノ基を
    示し、R2 は水素原子、ハロゲン原子、又はC1〜C5
    のアルコキシ基を示し、R3 は水素原子、ヒドロキシル
    基、−O−(CH2 n −COOH(式中、nは1〜5
    の整数を示す)又は−O−CO−(CH2k −COO
    H(式中、kは1〜3の整数を示す)を示し、R4
    式:−N(R5 )(R6 )(式中、R5 及びR6 はそれ
    ぞれ独立に水素原子又はC1 〜C8 のアルキル基を示
    す)又は式: 【化2】 (式中、Aはカルボキシル基で置換されていてもよいC
    3 〜C5 のアルキレン基を示す)で表される基を示し、
    mは0〜5の整数を示す)で表される化合物又は生理学
    的に許容されるその塩を有効成分として含む頸椎捻挫治
    療剤。
  2. 【請求項2】 ( ±)-1-[o-[2-(m- メトキシフェニル)
    エチル] フェノキシ]-3-( ジメチルアミノ)-2-プロピル
    水素サクシナート塩酸塩を有効成分として含む、請求項
    1に記載の頚椎捻挫治療剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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