JP2000033798A - 照明付筆記具 - Google Patents

照明付筆記具

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JP2000033798A
JP2000033798A JP10202584A JP20258498A JP2000033798A JP 2000033798 A JP2000033798 A JP 2000033798A JP 10202584 A JP10202584 A JP 10202584A JP 20258498 A JP20258498 A JP 20258498A JP 2000033798 A JP2000033798 A JP 2000033798A
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JP
Japan
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light emitting
cylinder
holder
light
writing
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JP10202584A
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English (en)
Inventor
Eiji Mikawa
英二 美川
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光源からの光をペン先部まで導いて出射させ
ることによりペン先前面の記録紙面を筆記に必要な明る
さで照射することのできる照明付筆記具を提供する。 【解決手段】ペン先部を保持する筒の上端部に発光源を
取付け、この発光源からの光を前記筒を介して筒の下端
部まで導き筒の下端面よりペン先部の前方に光を出射す
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は夜間あるいは暗所な
どにおいて筆記に必要十分な照明が提供できる照明付筆
記具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボールペンに始まる各種の筆記具
は昼間や明るい場所での筆記を目的として製作されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、夜間や
暗所などのように筆記箇所が暗い所では筆記に支障をき
たすという問題があった。このような場合、別の懐中電
燈あるいは携帯用の照明器具を用いれば問題は解決する
が、懐中電燈や照明器具を別途携帯しなければならず、
また筆記中片方の手で懐中電燈を持っていなければなら
ず、所持や使用方法に問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、筆記具に発光源を備え、この発光源からの光をペ
ン先部まで導いて出射させることによりペン先前面の記
録紙面を筆記に必要な明るさで照射することのできる照
明付筆記具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、ペン先部を保持する筒の上端部
に発光源を取付け、この発光源からの光を前記筒を介し
て筒の下端部まで導き筒の下端面よりペン先部の前方に
光を出射するように構成したことを特徴とする。
【0006】このような構成によれば発光源の光を筒を
介してその下端部まで導くことにより、その下端面より
前方へ光ビームが放射される。これにより容易にペン先
部直前の筆記面(記録紙面)を必要な明るさで照明する
ことができる。
【0007】この場合、請求項2のように、筒はその全
体を光導波路とするばかりでなく、一部を光導波路とし
ても同様の効果が得られる。
【0008】また、発光源は請求項3のように筒の上端
部に着脱自在に取り付けられているため、電池や発光部
材の消耗により交換が必要となった場合、発光源全体を
容易に取り替えることができる利点がある。
【0009】また、請求項4の構成によれば、電池交換
作業が極めて簡単となる。
【0010】更に、請求項5の発明によれば、ホルダー
に市販のボールペンを挿着するだけで容易に照明付筆記
具を実現することができる。この場合のホルダーは、請
求項6のようにその全体が光導波路であるような構造で
も、あるいは一部が光導波路であるような構造でもよ
い。また、請求項7のように発光部材をホルダー下端の
開口部に配置してもよい。このような構成によれば、ホ
ルダーの材質が限定されない利点がある。
【0011】
【発明実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳細に説
明する。図1は本発明の照明付筆記具の一実施例を示す
構成図である。ここでは筆記具としてボールペンを例に
とって説明する。本発明は、本体の筒の上端部に発光源
を取付け、発光源からの光を筒により下端部まで導きそ
の下端面よりビーム状の光を前方へ出射させ、ペン先前
方の記録紙面を照射するように構成した筆記具である。
【0012】本発明の筆記具は図1に示すように本体部
10とキャップ部20より構成される。本体部10は、
中空部を有する筒11と、その筒11の下端部に保持さ
れたペン先部12と、このペン先部12にインクなどを
供給する芯あるいはインクチューブ3とから成る。キャ
ップ部20は筒11の上端に着脱自在に取付けられ、筒
11に与える光を発光する発光源である。
【0013】筒11は光導波路としての機能を有する透
明材料(例えば、プラスチックなど)で形成されてい
る。なお、その外形は円形、楕円あるいは多角形のいず
れの形状でもよい。筒11の下端面は平面状に形成さ
れ、上端部から伝わって来た光はこの下端面より出射
し、図示のように紙面30をスポット状に照射する。
【0014】図2はキャップ部20の一実施例を示す構
成図である。キャップ部20は、発光部材21、発光部
材21への電源供給用の電池22、電源供給のオンオフ
を制御するスイッチ23を備えると共に、これらを筒1
1の上端部に連結するためのホルダー24およびキャッ
プ25の機構部品を備える。
【0015】ホルダー24には、発光部材21を埋設す
る穴24aと、電池22やスイッチ23を収納する中空
穴24bが形成され、また下端の内側には筒11と係合
するネジ24が形成され、上端の外側にはキャップ25
と係合するネジ24dが形成されている。なお、ホルダ
ー24は、光を透過せず光を反射するような不透過性材
料により形成されている。
【0016】発光部材21としては例えば豆電球が使用
される。この発光部材21はホルダー24の内部下端部
に形成された穴24aに埋設される。発光部材21のリ
ード線21a,21bはそれぞれバネ26とスイッチ2
3の端子に接続される。
【0017】スイッチ23は、電池22の上面電極に接
触する下部端子23cと前記リード線が接続された端子
23bとの間の電気的接続をオンオフするスイッチで、
キャップ26の穴25aより突出した跳ね返り型のノブ
23aを押下することによりその電気的接続をオンオフ
制御することができる構造となっている。
【0018】バネ26はホルダーの中空穴24bの底に
設置され、発光部材21のリード線21aと接続される
と共に他端が電池22の下面の電極と接触するようにな
っている。バネ26の使用は、電池22の上下面の各電
極面での接続状態を良好にする効果がある。電池22と
しては、時計や卓上計算機、体温計などに使用される薄
い円筒型の電池、あるいは円筒状の乾電池を利用するこ
とができる。
【0019】なお、電池22が消耗した場合は、電池2
2のみあるいはキャップ部20全体を交換することがで
きる。
【0020】このような構成において、キャップ部20
の上部のノブ23aを押下して発光部材21を点灯させ
ると、発光部材21からの光はすべて筒11に入射され
る。入射した光は、筒11の壁面内で反射するものもあ
るが、全体として筒11を伝わり下端面から出射する。
【0021】出射光は図1に示すようにビーム状となっ
てペン先部12の前方を照射する。これにより周囲が暗
くても文字を書くのに支障のない十分な明るさで紙面を
照明する。
【0022】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0023】例えば、キャップ部20の構造は実施例に
限定されるものではなく、発光部材21が電池22で駆
動され、スイッチ23により電池22からの電源供給が
オンオフ制御できるような構造であれば、どのような構
造であっても差し支えない。
【0024】また、筒11の外周は不透明材料で覆うよ
うにしてもよい。また筒11全体を透明材料で形成する
のではなく、その一部だけを透明材料としてもよい。す
なわち、図3に示すように、不透明材料でなる筒の一部
に長手方向へ延びる光導波路11aを形成し、この光導
波路11aにより発光部材21からの光を筒の下端部へ
導く。なお、この場合の光導波路11aとしては、透明
プラスチックや光ファイバを用いることができる。
【0025】また、スイッチ23は実施例の押下型のス
イッチに限定されず、スライドスイッチや、つまみ部分
を回転することによりオンオフするつまみ回転型のスイ
ッチを使用してもよい。
【0026】また、筒11の下端面は平面に限らず、曲
面、波型、鋸型、凹凸状などとしてもよい。また、発光
部材21としては豆電球に限らず、半導体発光素子や放
電により発光する発光体などの使用も可能である。
【0027】なお、上記実施例ではボールペンを対象に
説明したが、本発明はボールペン以外のあらゆる筆記具
に適用できることは言うまでもない。
【0028】図4は本発明の他の実施例図である。この
発明は、ホルダー11b内に市販のボールペン等の筆記
具を何ら加工することなくそのままの形で着脱自在に挿
入装着(以下挿着という)するようにしたものである。
【0029】ホルダー11bには、発光部材、電池、ス
イッチが内蔵されると共に、市販の筆記具(以下独立の
筆記具という)40を着脱自在に挿着する中空状の穴1
1cが形成されている。図5は筆記具40を装着したと
きの外観図である。筆記具はそのペン先部を残し他の部
分が抜け落ちないようにホルダーの穴11c内に収めら
れる(遊嵌される)。
【0030】なお、ホルダー11bとしては、図1に示
す筒11とキャップ部20を合体した構造のもの、ある
いは図3に示すように光導波路11aを有する筒11と
キャップ部20を合体した構造のもの、あるいは筒11
とキャップ部20を一体構造で作成したもの等を用いる
ことができる。
【0031】また、発光部材21は、キャップ部20に
収納するのではなくリード線を延長し図6に示すように
ホルダーの下端部の開口部に取付け、筆記面を照射する
ようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。請求項1に記載の発明によれば、簡
単な構造でペン先前面をビームスポット状に照射するこ
とができ、夜間あるいは暗所においても何不便なく筆記
を行うことができる。
【0033】また、請求項4あるいは請求項5のような
構成によれば、電池や発光部材が消耗した場合には容易
に交換することができる。
【0034】更に、請求項5のようなホルダーを用意す
れば、市販のボールペン等の筆記具をそのまま利用して
照明付筆記具を実現することができ、実用に供してその
効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明付筆記具の一実施例を示す構
成図である。
【図2】キャップ部の詳細を示す構成図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す構成図である。
【図5】筆記具をホルダーに装着した状態を示す外観図
である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 本体部 11 筒 11a 光導波路 11b ホルダー 11c 穴 12 ペン先部 13 インクチューブ 20 キャップ部 21 発光部材 21a,21b リード線 22 電池 23 スイッチ 23a ノブ 23b,23c 端子 24 ホルダー 24a 穴 24b 中空穴 25 キャップ 25a 穴 26 バネ 30 紙面 40 筆記具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペン先部を保持する筒の上端部に発光源を
    取付け、この発光源からの光を前記筒を介して筒の下端
    部まで導き筒の下端面よりペン先部の前方に光を出射す
    るように構成してなる照明付筆記具。
  2. 【請求項2】前記筒はその全体または一部が光導波路で
    あることを特徴とする請求項1記載の照明付筆記具。
  3. 【請求項3】前記発光源は、前記筒に着脱自在に取り付
    けられ、発光部材とこの発光部材に与える電源を供給す
    る電池と電源供給を制御するスイッチを備え、スイッチ
    操作により発光部材からの発光をオンオフすることがで
    きるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の
    照明付筆記具。
  4. 【請求項4】前記発光源は、発光部材を収納する穴と電
    池およびスイッチを収納する中空穴が形成され前記筒に
    係合する係合部を有したホルダーと、前記ホルダーの上
    端部に係合しホルダーの中空穴に前記電池とスイッチを
    封じ込めておくためのキャップを備えたことを特徴とす
    る請求項3記載の照明付筆記具。
  5. 【請求項5】市販のボールペン等の筆記具を挿着可能と
    するホルダーを備え、このホルダーに内蔵の発光源から
    の光をホルダーの開口部側から出射するように構成して
    なることを特徴とする照明付筆記具。
  6. 【請求項6】前記ホルダーは、その全体または一部が光
    導波路であることを特徴とする請求項5記載の照明付筆
    記具。
  7. 【請求項7】前記ホルダーは、開口部に発光部材が取付
    けられたことを特徴とする請求項5記載の照明付筆記
    具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067580A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 Akira Matsumoto 照明付き筆記具及び筆記具用照明具
JP2005531436A (ja) * 2002-06-28 2005-10-20 ソシエテ ビック 液体噴出式筆記用具

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