JP2000033309A - 塗液の定量供給装置 - Google Patents

塗液の定量供給装置

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JP2000033309A
JP2000033309A JP10200937A JP20093798A JP2000033309A JP 2000033309 A JP2000033309 A JP 2000033309A JP 10200937 A JP10200937 A JP 10200937A JP 20093798 A JP20093798 A JP 20093798A JP 2000033309 A JP2000033309 A JP 2000033309A
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JP
Japan
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coating liquid
nozzle
work
coating
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP10200937A
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English (en)
Inventor
Hisashi Inoue
久司 井上
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Sanyo Machine Works Ltd
Original Assignee
Sanyo Machine Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗液の破断に起因するシール不良や接着不良
の防止に有効な塗液の定量供給手段を提供する。 【解決手段】 ノズル装置本体の塗液流路内に、塗液の
流下圧力を受けて先端をワークの塗液塗布面に常時接触
させたパイロットバーを組み込む。パイロットバーに塗
液を沿わせることにより、ノズル先端とワーク表面との
離間距離の許容値が大きくなり、安定した塗布ができ
る。パイロットバーによってノズル先端とワーク表面と
の離間距離を把握できるので、コンピュータによる管理
/制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗液の定量供給装
置に関するものであり、例えば、自動車用エンジンのオ
イルパンの合わせ面に、その内部に貯留されている潤滑
油の漏れ出し防止材として塗布するシール剤の定量供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2を参照して塗液供給装置の従来例を
説明する。ワーク、例えば、パワーICの放熱板(2)
の合わせ面にシリコーングリース(4)を塗布する装置
として、位置決め固定された前記放熱板(2)の上方に
は、ロボットアームなどの公知の駆動手段に取り付けら
れた塗液供給装置(1)のノズル(3)が配置されてい
る。図示しないコンピュータによる姿勢制御下にノズル
(3)を、ワーク(2)との間に所定の離間間隔Lo
保持しつつ駆動し、水平方向Hまたは垂直方向Vに移動
させることによって、放熱板(2)の合わせ面に所定量
のシリコーングリース(4)が塗布される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記シリコーングリー
ス(4)の塗布に際し、ノズル(3)の先端と放熱板
(2)の合わせ面との間には、コンピュータ制御で所定
の離間間隔LO が確保される訳であるが、実際問題とし
て、合わせ面に微細な傾きや凹凸がある場合が少なくな
く、図3に符号L1 で表示するように、上記離間間隔が
許容範囲を越える事態が発生する。この離間間隔の変動
は、シリコーングリース(4)の供給量不同を引き起こ
し、シール不良の原因となる。特に、上記離間間隔が過
大になった場合には、図3に符号Sで示すようにノズル
(3)から流下供給されるシリコーングリース(4)の
流れが細くなり、流れの破断によって、シリコーングリ
ース(4)の安定した供給が不可能になってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段とし
て本発明は、ワークの表面に塗液を流下供給するために
設けられたノズル装置の塗液流路内に、その上端部に上
記塗液の流下圧力の受け面を形成し、この受け面形成部
位から上記ノズル装置の本体の下端開口部を通ってワー
ク側に突出する字軸状部材の先端を塗布対象ワークの表
面に常時接触させるパイロットバーを、浮遊支持状態で
内蔵した塗液の定量供給装置を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】ノズル装置の本体を、コンピュー
タ制御方式の3軸直交型ロボットのアームに取り付け、
上記パイロットバーによる離間間隔の測定下にノズル装
置を駆動することによって、ノズルの先端とワークの表
面との間隔を一定に保持した状態でノズルの先端開口部
からワークの表面へ塗液を定量供給する。
【0006】
【実施例】図1を参照して本発明の実施例を説明する。
ワーク、例えば、自動車用エンジンのオイルパン(2)
の突き合わせ面に、塗液、例えば、漏れ出し防止用のシ
ール剤を流下供給するために設けられたノズル装置の本
体(3)は、図示しないコンピュータ制御方式の3軸直
交型ロボットのアームに取り付けられ、予め設定された
塗布プログラムに従って水平方向Hあるいは垂直方向V
に移動しながらノズル(3)の先端から所定量のシール
剤(4)を塗布対象ワーク(2)の突き合わせ面に流下
供給させ得るように構成されている。
【0007】ノズル装置の本体(3)の塗液流路内に
は、上端部に上記塗液(4)の流下圧力を受ける平坦な
受け面(6)を形成し、かつ、この受け面(6)の形成
部位から上記ノズル装置の本体(3)の下端開口部(直
径約0.5mm)を通って下向きに延びる軸状部材
(5)の先端に、ワーク(2)の突き合わせ面への常時
接触点(7)を形成してなる浮遊支持構造のパイロット
バー(8)が組み込まれている。
【0008】受け面(6)にシール剤(4)の流下圧力
が負荷されることによって、パイロットバー(8)の先
端は、略一定の加圧力でワーク(2)の突き合わせ面と
接触し、連続的に上記離間間隔LO を計測する。この計
測値をコンピュータにフイードバックし、予め設定され
ている離間間隔の基準値と比較し、この演算結果に基づ
いてノズル装置本体(3)の作動位置を調整することに
よって、細径のノズル本体(3)の先端とワーク(2)
の突き合わせ面との離間間隔のずれを許容範囲内にある
ように補正する。
【0009】
【発明の効果】ノズル装置本体(3)の先端と、ワーク
(2)の突き合わせ面(シール剤塗布面)との離間間隔
の不同が解消されることによって、単位時間当りの塗液
の供給量が一定になり、塗液の切断Sに起因するシール
不良や接着不良などの不都合が大幅に減少する。また、
塗液工程の省資源化や省力化に対しても注目すべき効果
が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗液の定量供給装置の要部拡大縦
断面図。
【図2】(A)従来装置の斜視図、(B)従来装置のノ
ズル先端部分の拡大縦断面図。
【図3】塗液の切断状態を説明するノズル先端部分の拡
大縦断面図。
【符号の説明】
1 塗液供給装置 2 ワーク 3 ノズル装置の本体 4 塗液(シール剤、接着剤) 5 軸状部材 6 塗液の流下圧の受け面 7 ノズル先端の接触点 8 パイロットバー S 塗液の切断点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの表面に塗液を流下供給するため
    に設けられたノズル装置の塗液流路内に、その上端部に
    上記塗液の流下圧力の受け面を形成し、この受け面形成
    部位から上記ノズル装置の本体の下端開口部を通ってワ
    ーク側に突出する軸状部材の先端を塗布対象ワークの表
    面に常時接触させるパイロットバーを、浮遊支持状態で
    内蔵したことを特徴とする塗液の定量供給装置。
  2. 【請求項2】 上記ノズル装置の本体をコンピュータ制
    御方式の3軸直交型ロボットのアームに取り付け、予め
    設定された塗布プログラムに従って塗布対象ワークの表
    面に所定量の塗液を流下供給する定量塗布装置に構成し
    てなる請求項1に記載の塗液の定量供給装置。
  3. 【請求項3】 上記塗液が、機械部品あるいは電子機器
    部品の合わせ面に内部流体の漏れ出し防止材料として塗
    布するシール剤である請求項1または請求項2に記載の
    塗液の定量供給装置。
  4. 【請求項4】 上記塗液が、機械部品あるいは電子機器
    部品の合わせ面に塗布する接着剤である請求項1または
    請求項2に記載の塗液の定量供給装置。
JP10200937A 1998-07-15 1998-07-15 塗液の定量供給装置 Pending JP2000033309A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054306A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 富士重工業株式会社 粘性材料塗布装置
CN112958382A (zh) * 2021-03-03 2021-06-15 深圳市拓野智能股份有限公司 一种机器人自动点胶机

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