JP2000033185A - 人工風景の高架構造創出用軌道上げ器 - Google Patents

人工風景の高架構造創出用軌道上げ器

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JP2000033185A
JP2000033185A JP10216594A JP21659498A JP2000033185A JP 2000033185 A JP2000033185 A JP 2000033185A JP 10216594 A JP10216594 A JP 10216594A JP 21659498 A JP21659498 A JP 21659498A JP 2000033185 A JP2000033185 A JP 2000033185A
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ドウエイン フルトン シー
David L Osment
エル オスメント デビッド
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H33/00Other toys
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H19/00Model railways
    • A63H19/36Model railway structures, e.g. kinds of arrangement of several units in containers, or on plates, or in combination with scenics for toy purposes

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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】人工風景の作成において、低地領域を従来より
作り易くできる高架模型下地道床を作ることができるよ
うに基板上に容易に取付けできる構造体を提供すること
である。 【解決手段】平らな底部と、この底部に平行に伸びる頂
部と、第1及び第2の側壁を備え、これらの側壁の各々
から内方に伸びる一連のみぞを設けて、それらのみぞに
よって側壁の方へ可撓性を与え、底面に沿って丸みをつ
けて曲げることを可能にした軌道上げ器となる構造体を
提供する。頂部は、高架表面を形成するので、この軌道
上げ器によって人工風景の低地領域を従来より容易に作
ることを可能にする。また頂部を底部に対して角度をな
すようにすることによって高架表面に勾配を持たせるこ
とを可能にした構造体も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、人工風景のための地形
勾配及び高架構造を構成する新規な方法と構造に関す
る。さらに詳しくいえば、本発明は、精密な勾配をもっ
た模型下地道床を形成するのに使用でき、必要な場合、
ある半径の円弧で配置できる方法と構造体及び低地領域
をもっと容易に構成できるように基板面より上の下地道
床を形成する方法に向けられている。
【0002】
【従来の技術】すべての年齢の鉄道敷設作業ファンや愛
好者は、模型鉄道敷設作業という困難な問題を長く楽し
んできた。これらの愛好者が直面する難題の一つは、実
際の風景を正確に模擬する現実的レイアウトを構成する
ことである。レイアウトを構成できる前に、それをまず
設計しなければならない。レイアウトを設計すること
は、規模、寸法及び全体の形のほかに、こしらえる時間
を決めることを含んでいる。さらに、模型製作者は、レ
イアウトに表わされる産業の種類、町を含むかどうか及
び樹木、湖や山などのどんな種類の自然形態を表わすか
を決定しなければならない。いうまでもなく、利用可能
な空間及び含まれる費用などの二、三の制限を上述の決
定を行うとき考慮する。さらに、このレイアウトには、
汽車が走る軌道のための模様があるであろう。この模様
は、勾配、橋及びトンネルを模擬するために軌道に対す
る高さの変化を含むことがある。このレイアウトはま
た、河川、堀割及び谷などのものを模擬するために低地
領域を含むことがある。レイアウトを設計した後に、そ
れを構築する必要がある。
【0003】一般に、鉄道輸送は、客車及び貨車を含ん
でいてもよい車両を引っ張る機関車を必要とする。機関
車と車両は、道床によって、支えられている軌道に支え
られてそれに沿って走る。道床は、下地道床構造に支え
られている。したがって、模型鉄道レイアウトを組立て
るときに、軌道を上に置く道床を支える下地道床を組立
てる必要がある。組立てられる下地道床は、レイアウト
内の勾配に一致して、その上に置かれる軌道と道床を支
持しなければならない。
【0004】従来は、低地領域を組立てるべきときは、
手仕上げ支持装置が用いられた。手仕上げ品は、基礎材
料からなる個々の断片を支持する一連の木製支持部材で
構成される。レイアウトの様々な高さは、種々の基礎部
品を木製支持部材で必要な高さに支持することによって
作られることもある。これは、異なる基礎部品を異なる
高さに支持することによって低地領域を作れるようにす
る。低地領域には小川または河川、谷、堀割及び山峡を
含んでいた。基本的には、現実の世界に存在するすべて
の低地領域を模擬することが望ましい。しかし、周知の
ように、そのような手仕上げ品を作成することは簡単な
仕事ではなく、動力工具及び手工具の使用のほかに高度
の熟練を必要とする。さらに、手仕上げ品が一たび作成
されると、模型製作者は、手仕上げ品に何らかの変更を
必要とする場合、レイアウトを変更することをある程度
制限される。
【0005】普通は、実際の鉄道の本線にはわずか2パ
ーセント勾配しかない。しかし、鉄道の支線は、3又は
4パ−セントの勾配があってもよい。さらに大きな勾配
は、山岳地帯又はその他の特殊な事情に遭遇しなけれ
ば、普通は、認められない。しかし、模型レイアウトで
は、スペース制限のために2パーセントより大きい勾配
を用いることを必要とすることがある。模型レイアウト
において使用する勾配を大きくすることは、軌道を所定
の高さに持ち上げる距離を短かくでき、それによってス
ペースを節約する。コーナを丸くすることを同時にしな
がら高さの増減をすることが必要なことが多い。すなわ
ち、丸みをつけて方向を変えながら、勾配を連続させる
ことが望まれたり必要なことが多い。これは、限られた
スペースが関係している模型レイアウトにおいて特に当
てはまる。
【0006】模型風景のための勾配付下地道床を作る従
来の方法は、難しく、時間がかかり、うるさかった。必
要な上り下りの傾斜が普通は木材で構成され、動力工
具、ハンマ及び釘を必要とした、使用される材料の性質
は、上り下りの坂を一様で連続的な勾配で構成すること
を困難にした。高さの上げ下げがレイアウト内のある半
径の描く範囲に全体にわたって連続になるように曲げる
ことを要求される場合には困難性が著しく増大した。さ
らに、地形勾配と下地道床を構成する従来の方法と装置
は、レイアウトを比較的重いものにした。レイアウトが
ある程度可搬性であることが望まれる場合は、重量が増
えるとそのレイアウトを再配置するのをさらに困難にし
た。
【0007】したがって、低地領域をもっと容易に作る
ことを可能にする比較的軽量な下地道床を人工風景上に
迅速かつ容易に作るために使用できる方法と構造体が必
要である。なおさらに、模型製作者がレイアウトの土台
又は手仕上げ品を取替える必要なく、レイアウト全体を
もっと容易に変更できる方法と構造体が必要である。ま
た、人工風景上に地形勾配をもちある半径で曲げた向き
に選択的に配置できる下地道床を作るのに使用できる方
法と構造体が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、低地領域を従来より作り易くできる高架模型下地道
床を作ることができるように基板上に容易に取り付けで
きる構造体を提供することである。
【0009】本発明のそのほかの目的は、曲線を丸くし
ながら高架下地道床を形成できるように、一定高さの下
地道床を与えながら様々な半径の円弧に容易に処理でき
る構造体を提供することである。
【0010】本発明のなおもう一つの目的は、軽量でじ
ょうぶであり、一定の高架表面をもった高架模型下地道
床を形成するために特殊な動力工具を必要としないで基
板に取付けできる構造体を提供することである。
【0011】本発明のもう一つの目的は、正確で所定の
勾配をもった模型下地道床を形成するのに使用できる方
法と構造体を提供することである。
【0012】本発明のもう一つの目的は、高さを増減す
る曲がった下地道床を形成できるように、正確で所定の
勾配を与えながら様々な半径の円弧に容易に処理できる
方法と構造体を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述及
びその他の目的は、人工風景のための高架下地道床を作
る構造体によって得られる。この構造体は、大体平らな
底部を備える所定の長さの柔軟な軌道上げ器を備えてい
る。この軌道上げ器にはまた、その部分の高さがそれの
全長に沿って一定であるように底部に平行に伸びて支え
られている大体平らな頂部がある。軌道上げ器は第1及
び第2の側壁を備え、それらの側壁は各々軌道上げ器に
間隔をあけて伸び込んでいる一連のみぞがある。それら
のみぞは、軌道上げ器をある丸みをつけて配置できるよ
うにしている。頂部は、高架表面を形成し、高架表面が
その下に低地領域を人工風景上に従来より容易に作るこ
とを可能にする。
【0014】本発明のもう一つの実施態様は、人工風景
上の道床に傾斜を作る方法で、柔軟な傾斜部品を基板に
所望の場所で結合することを含む方法を提供することで
ある。傾斜部品は、それが一方の端から他方の端まで高
くなってゆくように底部に対してある角度をなして伸び
ている頂部を備えている。傾斜部品には、その部品があ
る曲線に一致できるようにたわむことができるようにす
る一連のみぞを中に形成されている。この方法は、さら
に、連続的に増加又は減少する勾配で道床を形成するよ
うに第1の傾斜部品に当接関係にある第2の傾斜部品を
配置することを含んでいる。一つの実施形態において、
基板から所望の高さに上昇する傾斜部品を形成するよう
に当接関係にある多数の柔軟な傾斜部品を配置すること
をさらに含んでいる。そのあと、この方法は、最後の傾
斜部品と当接関係にある一定高さの多数の柔軟な軌道上
げ器を配置することを含んでいる。この方法はさらに軌
道上げ器の最後のあとに基板に戻るように多数の柔軟な
傾斜部品を配置することを含んでいる。
【0015】本発明のもう一つの実施形態において、人
工風景のための道床を作る柔軟な傾斜部品が設けられて
いる。この傾斜部分には、傾斜部品の高さが一端から他
端へ大きくなるように底部に対してある角度をなして伸
びている頂部がある。さらに、この傾斜部品は、それを
どちらの方向へもたわめることをできるようにするみぞ
が中に形成されている。なおもう一つの実施形態におい
ては、基板からより高い高さに上昇する第1の柔軟な傾
斜部品が設けられている。第1の傾斜部品の最高の高さ
から始まってさらに高さの増す第2の傾斜部品か設けら
れている。第2の傾斜部品と第1の傾斜部品を連続した
勾配を有する道床を形成するように当接関係に配置でき
る。達成された高さをさらに高くする順次の部品を設け
てもよい。もう一つの実施形態においては、複数の傾斜
部分が単一ブロックの材料から製作されている。
【0016】本発明の追加の目的、利点及び新規な特徴
は、一部分は以下の説明に述べられ、一部分は当業者に
明らかになるであろう。本発明の目的及び利点は、添付
特許請求の範囲に特に指摘された手段と組合せによって
実現され達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の原理を具体化する柔軟な
軌道上げ器を図面において参照数字10によって大まか
に表われている。軌道上げ器10は、図6及び図7に示
されているように、模型汽車の軌道12を基板14より
高架状態に支持するのに用いられる。最初に図1及び図
2を参照すると、軌道上げ器10に大体平らな底面1
6、頂面18及び対向する平行な離間した側壁20と2
2がある。軌道上げ器10にはさらに1対の対向した端
壁24がある。頂面18は、軌道上げ器10が頂面18
を基板14より上に一定で均一な高さで高くするように
底面16より上に間隔をあけて平行に配置されている。
【0018】図1及び図2に最もよくみられるように、
一連のみぞ26が側壁20と22から交互に間隔をあけ
て内方に伸びている。好ましいのは、みぞ26は、大体
U字形で開放端28及び閉端30をもっていることであ
る。みぞ26は、図1及び図6〜7に最もよく見られる
ように、軌道上げ器10を丸みをつけた形に処理できる
ようにする。この方向づけにおいて、みぞ26の開放端
28は、軌道上げ器10が図1に示されているように側
壁22の方を内側にして丸みをつけられるとき、軌道上
げ器10の丸みをつけられている部分において、側壁2
0で幅が広がり、側壁22で狭くなる。逆に、開放端2
8は、軌道上げ器が側壁20の方へ丸められるとき、軌
道上げ器10の丸みをつけられる部分において、側壁2
2で幅が広がり、側壁20で狭くなる。軌道上げ器10
は、開放端28が完全に閉じる点までしか丸みをつけら
れない。したがって、開放端28の幅は、軌道上げ器1
0を形成するために用いられる材料の柔軟性とともに達
成できる丸みを決める一つの要因である。軌道上げ器1
0は、それをたわめることを可能にする任意の材料で製
作でき、ポリスチレン材料で作られるのが好ましい。ポ
リスチレンは、模型汽車を支持できるがんじょうで軽量
な構造体を与える。
【0019】使用時には、軌道上げ器10は、創作され
て基板に移されるレイアウトに従って基板14の上に配
置される。レイアウトは、軌道12のための設置場所、
形及び所望の勾配を与えて、基板14上のどこに軌道上
げ器10を必要とするかを指示する。基板14は、合
板、ポリスチレンまたはその他の適当な基礎材料などの
軽量でがんじょうな材料から作られるのが好ましい。軌
道上げ器10は、接着剤又はその他の適当な取付手段を
用いて、レイアウトに従って基板14に結合される。し
たがって、電動工具又は複雑な方法を必要としないで軌
道上げ器10を基板14に取付けできる。図6に示され
ているように、軌道上げ器10を軌道12の所望設置場
所に対応するように直線又は曲線形状で基板14に結合
できる。軌道上げ器10の高さは、図5に最もよく表わ
されているように、軌道12に望まれる高さに適応する
ように変えることができる。
【0020】軌道上げ器10を適所に置いた後に、図7
及び図8に示されているように、本発明の原理を具体化
する柔軟な傾斜部品32を追加することが望ましいこと
がある。傾斜部品32は、軌道上げ器10と同じ材料で
構成されるのが好ましい。傾斜部品32はまた、汽車の
軌道12を支持し軌道12に勾配付支持体を与えるため
に用いられる。図8を参照すると、傾斜部品32には大
体平らな底面34、頂面36及び対向する平行な離間し
た側壁38がある。傾斜部品32はさらに端壁40と追
加の端壁42を備えている。傾斜部品32は、傾斜部品
32が、図12及び図13に最もよく見られ、以下にさ
らに完全に説明されるように基板すなわち高度ゼロから
増加された高さに移すことが望まれなければ常に端壁4
2を備えるであろう。頂面36は、傾斜部品32が端壁
42から端壁40まで高さを増すように底面34に関し
て傾けられる。頂面36と底面34によって形成される
角は、所定の勾配に対応する。実際の鉄道システムにお
いては、幹線は、通常は、ほんの2パーセント勾配しか
ないが、鉄道の支線は、3又は4パーセントの勾配かあ
ることがある。しかし、模型レイアウトにおいては、軌
道がもっと短い距離で与えられた高さに上昇したり、与
えられた高さから下がることができるように幹線につい
てさえ3又は4パーセント勾配を用いてレイアウトが限
られたスペース内に納るようにすることが望ましいこと
が多い。したがって、頂面36は、普通は、2、3又は
4%勾配を与えられ、その他の勾配を用いることができ
るだろうことが分る。鉄道敷設技術において1%勾配が
直線100m当り1mの高さの上昇に相当する。
【0021】図8に最もよく見られるように、みぞ44
が側壁38から交互で離間した関係で内方に伸びてい
る、みぞ44は、ほぼU字形で開放端46と閉端48を
備えている。みぞ44は、図11に最もよく見られるよ
うに、傾斜部品32をある半径で丸みをつけた形に処理
できるようにする。この方向づけにおいて、みぞ44の
開放端28は、傾斜部品32の丸みをつけられている部
分において一方の側壁38で幅が広がり、反対側壁38
で幅が狭くなる。傾斜部品32は、開放端46が完全に
閉じる点までしか丸みをつけることができない。したが
って開放端46の幅は、傾斜部品32を形成するために
用いられる材料の柔軟性とともに達成できる丸みを決め
る一つの要因である。傾斜部品32は、それをたわめる
ことを可能にする任意の材料から製作でき、ポリスチレ
ン材料から作られるのが好ましい。ポリスチレンは、模
型汽車を支持できるがんじょうで軽量な構造体を与え
る。
【0022】第1の柔軟な傾斜部品50が、図12およ
び図13に示されているように、基板の高さからさらに
高い高さに遷移させるために用いられる。傾斜部品50
は、それには端壁42がないこと以外は、すべての点で
傾斜部品32と同一である代りに、頂面36と底面34
は、端壁40に対向する端でかなり収束している。
【0023】傾斜部品32は形作るときに、多数の傾斜
部品32を図9に最もよく見られるように、単一ブロッ
ク52の材料から形成するのが好ましく、傾斜部品32
を形成する他の方法を当業者に周知のように採用できる
であろうことが分る。ブロック52は、傾斜部品32の
押出しポリスチレン材料から作られ、みぞ44を中に形
成された側壁54を備えている。ブロック52には互い
に平行な上側壁56及び下側壁58がある。さらに、ブ
ロック52には互いに平行で上側壁56と、下側壁58
に垂直な第1端壁60及び第2端壁62がある。
【0024】二つだけの傾斜部品32をブロック52か
ら作ればよいとき、図92示された上側四つの部品は存
在しないであろう。この実施形態において、ブロック5
0は、上側壁56′を備えている。二つの傾斜部品32
を形成するために、斜め切断64か第1端壁60から第
2端壁62までなされる。さらに詳しくいえば、斜め切
断64は、第1端壁60と下側壁58の交さ点から、第
2端壁62に沿って上側壁56′と下側壁58の間の中
間である下側壁58から距離「x」である点までなされ
る。したがって、斜め切断64は、一端に同一厚さ
「x」をもつ二つの傾斜部品を形成する。第2端壁62
の各々を厚さ「x」で突合せ関係に置いて二つの部分を
端と端をつないで配置できる二つの部品が形成される。
さらに詳しくいえば、図10に最もよく示されているよ
うに、第1の傾斜部品50は、第1の傾斜部品50と突
合せ関係に配置されて一定で均一な勾配の上り坂または
下り坂を形成できる追加の部品32とともに形成され
る。
【0025】ブロック52が三つ以上の部品に分割され
る必要がある場合は、ブロック52を第1端壁60から
第2端壁62に至り、上側壁56と下側壁58の両方に
平行な少なくとも一つの平行切断66を作ることがまず
必要である。平行切断66は、異なる厚さを有する二つ
の矩形部分68を形成するように行われる。例えば、四
つの傾斜部品32をブロック52から形成する必要があ
るときは、上側壁56と下側壁58に平行な一つの平行
切断66をブロックを通して行い、二つの矩形部分68
を形成する。そのあとで、各矩形部分68をその部分を
通る斜め切断64を行うことによって傾斜部品32にさ
らに分割する。薄い方の矩形部分68は、上述の方法と
同じ方法で最初の傾斜部品50と傾斜部品32に分割さ
れる。厚い方の矩形部分68は同様なやり方で二つの傾
斜部品32に分割される。しかし、厚い方の矩形部分6
8を通して行われる斜め切断64は、下側面70から距
離「y」の点から下側面70と上側面72の間の中間で
あり、下側面70から距離「z」の点までなされる。し
たがって、二つの傾斜部品32は、各々が厚さ「z」を
有する第2端壁62の二つの部分を突合せ関係に置いて
端と端をつないで配置できる矩形部分68から形成され
る。したがって、端と端をつなぐ突合せ関係に配置でき
る四つの傾斜部品32は、一定で均一な勾配をもった上
り坂又は下り坂を形成するように形成される。
【0026】ブロック52から追加の傾斜部品32を形
成することが必要な場合、まず非常に多数の平行切断6
6をブロック52を通して行い、そのあとで矩形部分6
8の各々をそれを通して斜め切断64を行うことによっ
て二つの傾斜部品32に分割することが必要である。例
えば、六つの傾斜部品32を作るべき場合は、ブロック
52を図9に示すように二つの平行切断66をブロック
52を通して行うことによってまず逓増厚さの三つの矩
形部分68に分割する。そのあとで、三つの矩形部分6
8の各々をそれを通る斜め切断66を行うことによって
二つの傾斜部品32に分割する。そのように形成された
傾斜部品32は、図10に最もよく見られるように、一
定で均一な勾配をもった上り坂又は下り坂を形成するよ
うに端と端を突合せて配置できる。
【0027】軌道上げ器10及び傾斜部品32は創作さ
れて基板に転写されたレイアウトに従って基板14の上
に配置される。このレイアウトは、軌道12のための配
置場所、形及び所望の勾配を与えて、軌道上げ器10及
び傾斜部品32を必要とする基板14上の場所を指示す
る。軌道上げ器10及び傾斜部品32は、接着剤又はそ
の他の適当な取付手段を用いて基板14に結合される。
したがって、軌道上げ器10及び傾斜部品32を基板1
4に取付けるのに動力工具又は複雑な方法を必要としな
い。
【0028】さらに詳しくいえば、図10及び図13に
示されているように、多数の傾斜部品32を端と端をつ
なぐようにして配置することによってゆるやかな傾斜を
基板14上に形成できる。この実施形態においては、第
1傾斜部品50は基板14に取付けられる。以下にさら
に完全に説明するように、低地領域を作り出すことが必
要な場合、軌道上げ器10をまず基板14に取付けその
あとで傾斜部品32を軌道上げ器10に取付ける。第1
傾斜部品50の端壁40の厚さは「x」となる。そのあ
とで、傾斜部品32を厚さ「x」の端壁42と厚さ
「y」の端壁40を有する最初の傾斜部品50と端と端
を合せて配置できる。最初の傾斜部品50の端壁40
は、傾斜部品32の端壁42と、突合せにして置かれ
る。したがって、端壁40は、部品から部品へ滑らかな
遷移を得るように当接端壁42と同じ高さをもってい
る。その後で追加の傾斜部品32をさらに長い上り坂を
形成するように端と端を合せて配置できる。例えば、厚
さ「y」の端壁42と厚さ「z」の端壁40を有する傾
斜部品32を厚さ「y」の二つの端壁が突合せ関係にな
るように前の傾斜部品32と端と端を合せて配置でき
る。追加の傾斜部品を同様なやり方で追加してもよい。
このようにして、連続的で均一な勾配を有するゆるやか
な上り坂又は下り坂を形成できる。例えば、基板14か
ら8.9cmの高さまで4.27mの長さにわたって上
昇して2%勾配を形成する傾斜を形成でき、1%勾配が
100直線m当り1mの上昇に対応すると理解されてい
る。この実施形態において、各々61cmの長さである
7個の傾斜部品32が用いられている。
【0029】上述のように、3%又は4%勾配が望まれ
ることがある、3%勾配を形成するためには、基板14
から61cmの長さにわたって1.3cmの高さに上昇
する最初の傾斜部品50を用いるのが好ましい。したが
って、3%勾配の傾斜に用いられる最初の傾斜部品50
は、実際には2%勾配である。そのあと、1.3cmの
高さから8.9cmに上昇させる4個の傾斜部品32を
最初の傾斜部品50に結合できる。形成された傾斜は、
3.0mの長さにわたってゼロから8.8cmまで上昇
する。同様に、4%勾配の傾斜を形成するためには、基
板14から61cmにわたって1.3cmの高さに上昇
させ2%勾配の最初の傾斜部品50を備えることが好ま
しい。そのあとで、1.3cmから8.8cmの高さに
1.83mにわたって上昇させる3個の傾斜部品32を
最初の傾斜部品50に連結できる。したがって、ゼロか
らたった2.44mの長さにわたって8.9cmの高さ
まで上昇する4%勾配の傾斜を形成できる。
【0030】代表的模型レイアウトにおいて、少なくと
も一つの上り坂と一つの下り坂を中に形成されるであろ
う。例えば、ゼロから2.44mの長さにわたって8.
9cm上昇する4%勾配の上り坂を含むことができ、そ
れに続いて8.9cmの高さから4.27mの長さにわ
たって基板の高さまで落ちる2%下り坂があるであろ
う。さらに、上り坂と下り坂の間のある長さの間一定高
さを保つことを望むことが多い。上り坂としたり坂の間
にこの一定高さを達成するために、軌道上げ器10を上
り坂の最後の傾斜部品32を下り坂の最初の傾斜部品3
2の間で基板に固定してもよい。傾斜部品32を基板1
4に固定するのに用いられるものと同じようにして軌道
上げ器10を基板に固定する。軌道上げ器10がみぞ2
6を中に形成されているので、それはまた柔軟であり、
所望の丸みに一致させるように形作ることができる。上
述のように、軌道上げ器10を、図5に見られるよう
に、様々な厚さに形成して様々な一定高さを維持できる
ようにすることができる。したがって一連の傾斜部品3
2を端と端を合せた関係に配置してある傾斜を形成で
き、その傾斜のあとに一定の高度の区域を形成するよう
に一連の軌道上げ器10を続けることができ、その一定
の高度のあとに端と端をつないで配置された一連の傾斜
部品32を続けて下り坂を形成できる。したがって、傾
斜部品32と軌道上げ器10を用いて軌道12を所望の
高さまで引き上げてその高さを所望の長さの間保ち、そ
のあとで軌道12を基板14すなわちゼロ高さに戻すこ
とができる。さらに、傾斜部品32及び軌道上げ器10
の各々は、軌道12のための特定のレイアウトに一致さ
せるための丸みに処理することができる。
【0031】上り坂は下り坂の長さ及び総合高さを増す
ことを望む場合、多数の軌道上げ器10を達成される高
さに対応する上り坂または下り坂の最後の傾斜部品32
にすぐ続けて基板14の上に配置する。そのあとで、最
初の傾斜部品50が軌道上げ器10の上に置かれ、接着
剤又はその他の適当な取付手段によって軌道上げ器10
に固定される。したがって、軌道上げ器10及び傾斜部
品32と50を用いることによって上り坂の高さ及び長
さを増大させることができるということが分る。同様
に、下り坂の長さを下り坂か下がり始める高さとともに
大きくすることができる。
【0032】本発明の一つの実施形態において、高さが
ゼロから8.9cmに上昇する一組の傾斜部品32を購
入できる。2%勾配システムにおいて、この上昇は、
4.28mの長さにわたって生じ、7個の傾斜部品32
を含むことになるであろう。3%勾配システムにおいて
は、この上昇は、3.05mの長さにわたって生じ、5
個の傾斜部品32を含むことになるであろう。最後に、
4%勾配のセットにおいては、この上昇は、2.44m
の長さにわたって生じ4個の傾斜部品32を含むことに
なるであろう。
【0033】軌道上げ器10と傾斜部品32を組立てた
後に、追加の造景部品を適用又は設置してもよい。軌道
12の全体のレベルを引上げるために軌道上げ器10を
用いることによって、低地領域をレイアウト上にもっと
容易に作ることができる。例えば、図7に示されている
ように、峽谷74を他の低地領域と同様に作ってもよ
い。もう一つの例として、軌道12が上にわたって伸び
る開口部76を軌道上げ器10の中に作って川又は流れ
にかかる橋を模擬することができる。上述のように、軌
道上げ器をそのような開口部を作るために容易に切断で
きるポリスチレンなどの材料から作るのが好ましい。
【0034】したがって、一連の軌道上げ器10を端と
端をつなぎ合せて配置して軌道12を上に配置する高架
面を形成できることを認ることができる。傾斜部品32
を追加して都合によってレイアウトに上り坂及び下り坂
を形成できる。したがって、軌道上げ器10及び傾斜部
品32を軌道12を所望の高さに高めるため及び上り坂
や下り坂を構成するのに用いることができる。軌道12
を基板14を対して高めることによって、低地領域をレ
イアウト上により容易に構成できる。
【0035】軌道上げ器10及びどれか必要な傾斜部品
32を基板14に適用した後に、基板に軌道12を取付
けることが必要である。軌道12を取付ける前に、図3
に最もよく見られるように、石膏材料78を軌道上げ器
10の頂部18及び傾斜部品32の頂部36に取付ける
のが好ましい。好ましい用途が所望の形に容易に形成で
きる布シート形になった石膏材料78を含んでいる。石
膏材料78が適所で固まり、望むように仕上げできる硬
設を形成する。石膏クロス78を軌道上げ器10及び傾
斜部品32の上に置いた後に、路盤80を石膏クロスの
上に配置する。路盤80は、図3に最もよく見られるよ
うに、路盤の上に直接に置かれる軌道12を支持するた
めに用いられる。軌道12が適所に置かれた後に、当業
者に周知のように、バラス82を軌道12の上に敷く。
バラス82は、普通は、当該技術において周知のよう
に、大玉砂利材料から作られ、接着剤又はその他の適当
な取付手段を用いて路盤80に取付けられる。そのあと
で、岩、トンネル及び保持壁を追加して、図7に示さ
れ、当業者に周知のように、レイアウトの外観及び現実
性を強めることができる。
【0036】本発明のもう一つの実施形態において、人
工風景上に高架下地道床を作る方法を提供する。この方
法は、所望の場所で基板に多くの柔軟な軌道上げ器10
を端と端をつないで結合することを含んでいる。軌道上
げ器10は、大体平らな底部16、底部に平行に伸びる
頂部18及び第1と第2の側壁20と22を備えてい
る。側壁は、軌道上げ器の中に伸び入り、軌道上げ器に
丸みをつけて配置できるようにする一連のみぞ26を備
えている。したがって、軌道上げ器は、模型軌道を上に
配置できる高架面を基板より上に形成し、その高架面が
低地領域を基板より上で頂より下に形成できるようにす
る。
【0037】前述のことから、本発明が上述のすべての
目的を自明で、この構造に内在するその他の利点ととも
に達成するのによく適応するものであることが分るであ
ろう。二、三の特徴及び副組合せが有用であり、他の特
徴及び副組合せと関係なく用いられてもよいことが分る
であろう。これは、特許請求の範囲によって考えられ、
それらの範囲内にある。
【0038】多くの可能な実施形態を特許請求の範囲か
らそれることなく本発明から作ることができるので、本
明細書において述べられ又は添付図面に示されたすべて
の事項は、例示的で限定の意味ではないと解釈されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による柔軟な軌道上げ器の切片を丸めた
配位で示した斜視図である。
【図2】図1と同様で、真直ぐな配位で示した斜視図で
ある。
【図3】図1の切片を軌道の一部分を上に載せて基板に
取付けて示し、部分的に造景されて示した平面図であ
る。
【図4】図2の線4−4に沿って見た図3の切片の断面
図である。
【図5】本発明の柔軟な軌道上げ器を高さを変えて示し
た一連の部分側面図である。
【図6】互いに端と端をつないで突合せた図1の切片を
示したレイアウトの斜視図である。
【図7】上り坂と部分造景を加えて示した図6と同様な
斜視図である。
【図8】本発明による柔軟な傾斜部品の斜視図である。
【図9】一連の傾斜部品の単一ブロック材料からの形成
を示す一ブロックの柔軟な傾斜部品の側面図である。
【図10】連続した勾配を形成するために、端と端をつ
ないで配置された図9の傾斜部品の側面図である。
【図11】丸めた配位にある傾斜部品を反対方向に丸み
をつけた傾斜部品を示す一点鎖線とともに示す図8の傾
斜部品の平面図である。
【図12】一つの傾斜部品をもう一つの傾斜部品の上に
載せ、勾配を増加させて同じ距離でより高い高さに上昇
させたものを示す側面図である。
【図13】増加した勾配とその勾配の長さと、その勾配
で達成された総合高さを増大させるための軌道上げ器の
使用法を示す図10の同様の側面図である。
【符号の説明】
10 軌道上げ器 12 軌道 14 基板 32 傾斜部品 50 最初の傾斜部品 52 材料のブロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月3日(1998.9.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド エル オスメント アメリカ合衆国ミズリー州65065 オセイ ジ ビーチ アロナ ポイント ロット 5ビー Fターム(参考) 2C150 CA06 CA21 DA21 DC03 DC25 EA03 EA04 EH06 EH25 EH29 FB13 FB43 FD03 FD04 FD08 FD12

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人工風景の高架下地道床を創出する構造体
    において、前記構造体か所与の長さと大体平らな底部、
    前記底部に平行に伸びて支えられている大体平らな頂部
    及び第1と第2の側壁を有する柔軟な軌道上げ器部品を
    備え、前記軌道上げ器部品の高さが軌道上げ器の全長に
    沿って一定になるようにし、前記第1と第2の側壁は、
    前記軌道上げ器部品をある半径の丸みで配置できるよう
    に前記軌道上げ器部品の中に間隔をあけて伸び入ってい
    る一連のみぞを備え、前記頂部が低地領域を下に従来よ
    り容易に作ることを可能にする高架表面を形成する人工
    風景の高架下地道床を創出する構造体。
  2. 【請求項2】前記第1の壁の前記みぞが前記第2の壁の
    前記みぞに対して片寄らされている請求項1に記載の構
    造体。
  3. 【請求項3】前記第1の部品と同一な第2の部品をさら
    に備え、前記二つの部品は連続で均一な高さの高架面を
    与える突合せ関係に配置される請求項2記載の構造体。
  4. 【請求項4】前記第1の部品がポリスチレンから形成さ
    れている請求項3記載の構造体。
  5. 【請求項5】前記みぞがほぼU字形である請求項4記載
    の構造体。
  6. 【請求項6】人工風景に下地道床を創る方法において、
    該方法が基板に所望の場所で端と端を合わせて複数の柔
    軟な軌道上げ器部品を結合する工程を含み、各前記軌道
    上げ器部品は大体平らな底部、前記軌道上げ器部品の中
    に伸び入って前記底部に平行に伸びる頂部及び前記軌道
    上げ器部品をある半径の丸みに配置できるようにする一
    連のみぞを備える第1と第2の側壁を有し、前記軌道上
    げ器部品が模型軌道を上に配置できる前記基板より上に
    高架面を形成し、前記高架面が低地領域を前記基板より
    上及び前記頂部より下に創ることができるようにする人
    工風景に下地道床を創る方法。
  7. 【請求項7】人工風景に道床のための傾斜面を創る方法
    において、該方法が大体平らな基板に所望の場所に所与
    の長さの第1の柔軟な部品を結合する工程を含み、前記
    第1の部品が全長に沿って前記基板に当接する大体平ら
    で水平に伸びる底部、前記底部が前記基板に結合される
    場合に前記低部に対してゼロでない角度で伸びる大体平
    らな頂部及び前記第1の部品の中に伸び入って前記第1
    の部品をある半径の丸みに配置できるようにする一連の
    みぞを備える第1と第2の側壁を有する人工風景に道床
    のための傾斜面を創る方法。
  8. 【請求項8】前記第1の部品が一端において厚さ「x」
    を有し、前記方法がさらに前記基板に一端において厚さ
    「x」を他端においてより大きい厚さ「y」を有する以
    外は前記第1部品に同一な第2の部品を前記第1部品の
    前記「x」の厚さの端が前記第2の部品の前記「x」の
    厚さの端に突合せて連続勾配の道床を与えるように前記
    第1の部品と当接関係に結合する工程をさらに含む請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】各々の平均厚さが前記第2の部品の平均厚
    さより漸増的に大きい以外は前記第2の部品と同一な追
    加の部品が前記第2の部品と当接関係に端と端を合せて
    関係に配置されて前記道床の長さと高さを増大するよう
    に配置させる請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】前記結合する工程が前記第1及び第2の
    部品を曲線に一致するようにある丸みに処理する工程を
    含む請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】少なくとも一つの上り坂と少なくとも一
    つの下り坂を含み、前記方法がさらに前記基板に前記上
    り坂用の少なくとも一つの柔軟な部品と前記下り坂用の
    少なくとも一つの柔軟な部品を結合する工程を備える請
    求項7記載の方法。
  12. 【請求項12】一定高さを有する多数の予め作られた柔
    軟な軌道上げ器セグメントを前記基板に取付けて前記上
    り坂を前記下り坂に接続することによって前記上り坂と
    前記下り坂の間に高さの増加した部品を創る工程をさら
    に含む請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】前記柔軟な部品の前記頂部に大体平らな
    底部と前記底部に対してゼロでない角度で伸びる頂部を
    有する少なくとも一つの追加の柔軟な部品を取付けるこ
    とによって前記上り坂と下り坂の勾配を増加させる工程
    をさらに備える請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】前記基板に多数の前記軌道上げ器セグメ
    ントを取付け、前記軌道上げ器セグメントに前記柔軟な
    部品の少なくとも一つを取付けることによって前記上り
    坂と前記下り坂の長さに追加する工程をさらに備えてい
    る請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】人工風景用の勾配を有する道床を創る構
    造体において、前記構造体が所与の長さの第1の柔軟な
    部品を備え、前記第1の部品が大体平らで水平に伸びる
    底部、前記底部に対してゼロでない角度で伸びる大体平
    らな頂部及び第1と第2の側壁を備え、前記第1の側壁
    は前記第1の部品の中に間隔をあけた関係で伸び入る一
    連のみぞを有し、前記第2の側壁が前記第1の側壁の前
    記みぞから片寄せて間隔を離した関係で前記第1の部品
    の中に伸び入る一連のみぞを備える人工風景用の勾配を
    有する道床を創る構造体、
  16. 【請求項16】前記みぞが前記第1の部品の向きを丸く
    して配置できるようにした請求項15に記載の構造体。
  17. 【請求項17】前記第1の部品か一端において厚さ
    「x」を有し、前記方法がさらに前記基板に一端におい
    て厚さ「x」を他端においてより大きい厚さ「y」を有
    する以外は前記第1部品に同一な第2の部品を前記第1
    部品の前記「x」の厚さの端が前記第2の部品の前記
    「x」の厚さの端に突合せて連続勾配の道床を与えるよ
    うに前記第1の部品と当接関係に結合することをさらに
    含む請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】前記部品がポリスチレンから形成されて
    いる請求項17記載の構造体。
  19. 【請求項19】前記みぞがほぼV字形である請求項17
    記載の構造体。
  20. 【請求項20】前記第1及び第2の部品が平らな上側
    壁、前記平らな上側壁に平行な平らな下側壁及び前記上
    側壁と前記下側壁の間に配置された第1と第2の端壁を
    有する単一矩形ブロックの材料から製作され、前記部品
    が前記上側壁から下に前記厚さ「y」の距離の点で始ま
    って前記上側壁と前記下側壁の間の中間点で終わる前記
    第1の端壁から前記第2の端壁まで前記材料を通る斜め
    切断を行うことによって作られ、前記中間点が前記下側
    壁から前記厚さ「x」の距離にあり、前記斜め切断が各
    前記部品の前記頂部が前記斜め切断によって形成され、
    一方の部品の前記平らな底部が前記上側壁によって形成
    され、前記他方の部品の前記平らな底部が前記下側壁に
    よって形成されている請求項17記載の構造体。
  21. 【請求項21】前記第1の部品、及び各々の平均厚さが
    前記第1の部品より漸増的に大きいこと以外は前記第1
    の部品と同一な複数の追加の部品が平らな上側壁、複数
    の異なる厚さの矩形部分を形成するように平らな下側壁
    及び1対の端壁を前記平らな上側壁と前記平らな下側壁
    に平行な前記ブロックを通る少なくとも一つの切断を行
    うことによって製作され、各前記部分は平行に間隔をあ
    けた上側壁と下側壁を有し、薄い方の前記部分は前記部
    分が前記矩形部分の前記上側壁から下に距離「y」の点
    で始まって前記矩形部分の前記上側壁と前記下側壁の間
    の中間点で終わる一方の端壁から他方の端壁まで前記材
    料を通る斜め切断を行うことによって前記第1の部品と
    一つの前記追加の部品にさらに分割され、前記中間点が
    前記上側壁から下に距離「x」にあり、厚い方の前記部
    分は前記部分が前記矩形部分の前記下側壁から距離
    「y」の点で始まって前記矩形部分の前記上側壁と前記
    下側壁の間の中間点で終わる一方の端壁から他方の端壁
    まで前記材料を通る斜め切断を行うことによって前記追
    加の部品の二つにさらに分割され、前記中間点が前記上
    側壁から下に距離「x」にある請求項15記載の構造
    体。
  22. 【請求項22】各部品の前記頂部が前記第1の部品及び
    前記追加の部品が互いに当接関係に配置できて連続勾配
    を有する道床を形成するように同じ勾配を備えている請
    求項21に記載の構造体。
  23. 【請求項23】人工風景のための勾配を有する道床を作
    る構造体において、前記構造体が大体平らな底部、前記
    底部に対してある角度をなして伸びる頂部及び第1と第
    2の側壁を有する柔軟な最初の部品を備え、前記第1の
    側壁が離間関係に前記部品の中に伸び込む一連のみぞを
    有し、前記第2の側壁が前記第1の側壁の前記みぞから
    片寄せられて離間関係に前記部品の中に伸び入るみぞを
    有し、前記みぞが前記第1の部品の向きを丸めることが
    できるようにし、前記第1の部品が一方の端で厚さ
    「x」を有し、一方の端で厚さ「x」を有した方の端で
    より大きい厚さ「y」を有する以外は最初にあげた部品
    と同一である第2の部品が含まれ、前記部品が連続で均
    一な勾配の道床を与えるために突合せ関係に「x」厚さ
    の二つの端を配置される人工風景のための勾配を有する
    道床を作る構造体。
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