JP2000032516A - 構内交換機および動作時間設定方法 - Google Patents

構内交換機および動作時間設定方法

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JP2000032516A
JP2000032516A JP10198728A JP19872898A JP2000032516A JP 2000032516 A JP2000032516 A JP 2000032516A JP 10198728 A JP10198728 A JP 10198728A JP 19872898 A JP19872898 A JP 19872898A JP 2000032516 A JP2000032516 A JP 2000032516A
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rack
time
basic
power supply
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JP10198728A
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Setsuo Kimura
節雄 木村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス性や操作性に優れ、保守者の手
を煩わすことなく、消費電力を低減させることが可能な
構内交換機を提供する。 【解決手段】 制御ユニット1120は、当該構内交換
機の各部を制御して、インターフェースユニット112
1に収容される端末や電話回線、および拡張架200,
300に収容される端末や電話回線の間の交換接続制御
を行なう他に、新たな制御機能として拡張架200,3
00の動作制御機能を有する。この動作制御機能では、
上記端末や電話回線より、所定の特番が入力された場合
に、接続される拡張架200,300を動作させる時刻
情報を受け付け、各拡張架毎に対応させて記憶部20に
記録する。そして、現在の時刻を監視し、記憶部20に
記憶される時刻情報に基づいて、対応する拡張架に動作
電圧Vccを供給して、電源を投入させるようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交換機能を有す
る基本架に、インターフェース機能を有する拡張架を増
設することにより、収容する電話機などの端末数を増設
させることが可能な構内交換機および動作時間設定方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、基本架に拡張架を任意に増設可
能なビルディングブロック方式の従来の構内交換機を示
すものである。この図に示す構内交換機は、基本架10
0に2つの拡張架200,300を増設したもので、主
として電源系の構成を示している。
【0003】基本架100は、電源ユニット101と、
マザーボード102とを備えている。電源ユニット10
1は、出力制御回路1011と、直流電圧出力回路10
12とからなる。
【0004】出力制御回路1011は、保守者が図示し
ない電源スイッチをON操作すると、これに応じて、外
部から入力される交流電圧を直流電圧出力回路1012
に供給するものである。
【0005】直流電圧出力回路1012は、出力制御回
路1011から供給される交流電圧を所定の直流電圧に
変換し、この直流電圧を電源出力ハーネス103を通じ
てマザーボード102に供給する。
【0006】マザーボード102は、制御ユニット10
20と、インターフェースユニット1021とを備え
る。インターフェースユニット1021は、電話機など
の端末や電話回線を収容するインターフェースである。
【0007】制御ユニット1020は、上記インターフ
ェースユニット1021に収容される端末や電話回線、
および後述の拡張架200,300に収容される端末や
電話回線の間の交換接続制御を行なう。
【0008】電源出力ハーネス103を通じて直流電圧
出力回路1012より供給される直流電圧は、動作用電
圧Vccとして、制御ユニット1020およびインター
フェースユニット1021に供給されるとともに、デー
タハーネス104,105を通じて、拡張架200,3
00に供給される。
【0009】拡張架200は、電源ユニット201と、
マザーボード202とを備えている。電源ユニット20
1は、出力制御回路2011と、直流電圧出力回路20
12とからなる。
【0010】出力制御回路2011は、基本架100か
らデータハーネス104、マザーボード202および電
源出力ハーネス203を順に通じて動作用電圧Vccが
供給されると、これに応じて、外部から入力される交流
電圧を直流電圧出力回路2012に供給するものであ
る。
【0011】直流電圧出力回路2012は、出力制御回
路2011から供給される交流電圧を所定の直流電圧V
ccに変換し、この直流電圧を電源出力ハーネス203
を通じてマザーボード202に供給する。
【0012】マザーボード202は、インターフェース
ユニット2021を備える。インターフェースユニット
2021は、電話機などの端末や電話回線を収容するイ
ンターフェースで、上記端末や電話回線より入力される
信号をデータハーネス104を通じて制御ユニット10
20に入力するとともに、制御ユニット1020よりデ
ータハーネス104を通じて入力される信号を上記端末
や電話回線に出力する。
【0013】拡張架300は、拡張架200と同様の構
成よりなる。拡張架300は、電源ユニット301と、
マザーボード302とを備えている。電源ユニット30
1は、出力制御回路3011と、直流電圧出力回路30
12とからなる。
【0014】出力制御回路3011は、基本架100か
らデータハーネス105、マザーボード302および電
源出力ハーネス303を順に通じて動作用電圧Vccが
供給されると、これに応じて、外部から入力される交流
電圧を直流電圧出力回路3012に供給するものであ
る。
【0015】直流電圧出力回路3012は、出力制御回
路3011から供給される交流電圧を所定の直流電圧V
ccに変換し、この直流電圧を電源出力ハーネス303
を通じてマザーボード302に供給する。
【0016】マザーボード302は、インターフェース
ユニット3021を備える。インターフェースユニット
3021は、電話機などの端末や電話回線を収容するイ
ンターフェースで、上記端末や電話回線より入力される
信号をデータハーネス105を通じて制御ユニット10
20に入力するとともに、制御ユニット1020よりデ
ータハーネス105を通じて入力される信号を上記端末
や電話回線に出力する。
【0017】以上のように、従来の構内交換機では、基
本架100の電源を投入すると、その動作電圧Vccが
データハーネス104,105を通じて拡張架200,
300に供給されて、この動作電圧の供給により各拡張
架200,300の電源が投入されるようになってい
る。
【0018】しかしながら、従来の構内交換機は、上述
したように基本架100の電源投入により、一括して拡
張架200,300の電源も投入されるようになってい
るため、メンテナンスや省電力のために、部分的に稼働
する場合には、手動で個々の拡張架の電源スイッチを操
作する必要があった。
【0019】また、一般的な運用方法としては、夜間や
休日などの休業日は、運用されないにもかかわらず、動
作用電圧が各ユニットや収容される端末に供給されてお
り、電力を浪費していた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の構内交換機で
は、基本架の電源投入に応動して、拡張架の電源も投入
されるようになっているため、メンテナンスや省電力の
ために、個々の拡張架を部分的に稼働(停止)させるに
は、手動で個々の拡張架の電源スイッチを操作する必要
があり、メンテナンス性や操作性に問題があった。
【0021】また、一般的な運用方法としては、夜間や
休日などの休業日は、運用されないにもかかわらず、動
作用電圧が各ユニットや収容される端末に供給されてお
り、電力を浪費するという問題もあった。
【0022】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、メンテナンス性や操作性に優れた構内交換機
を提供することを目的とする。また、この発明は、保守
者の手を煩わすことなく、消費電力を低減させることが
可能な構内交換機を提供することを目的とする。
【0023】さらに、この発明は、メンテナンス性や操
作性に優れた構内交換機の動作時間設定方法を提供する
ことを目的とする。また、この発明では、保守者の手を
煩わすことなく、消費電力を低減させることが可能な構
内交換機の動作時間設定方法を提供することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、局線を介して通信網に接続されると
ともに各々内線端末が接続される複数の内線を収容する
基本架と、この基本架に任意の数だけ設けられ、局線を
介して通信網に接続されるとともに各々内線端末が接続
される複数の内線を収容する拡張架とを備え、前記基本
架において、前記基本架および前記拡張架に収容される
内線間または上記内線と局線との間を選択的に交換接続
する構内交換機において、前記基本架は、設けられた拡
張架毎に対応づけた時刻情報を記憶する運用時間記憶手
段と、時刻を計時する時計手段と、この時計手段の計時
する時刻と、前記運用時間記憶手段に記憶された時刻情
報とに応じて、各拡張架の電源を制御する電源制御手段
とを具備して構成するようにした。
【0025】上記構成の構内交換機では、予め拡張架毎
に設定した時刻情報を運用時間記憶手段に記録してお
き、電源制御手段が時計手段の計時する時刻と、運用時
間記憶手段に記憶された時刻情報とに応じて、各拡張架
の電源を制御するようにしている。
【0026】したがって、上記構成の構内交換機によれ
ば、各拡張架毎に、予め設定した時間になると電源が制
御されるため、保守者の手を煩わすことなく、消費電力
を低減させることができる。
【0027】また、この発明では、基本架が、内線端末
あるいは局線を通じて入力される時刻情報を、運用時間
記憶手段に記録する時刻設定手段を備えることを特徴と
する。
【0028】したがって、この発明に係わる構内交換機
によれば、収容する内線端末や局線を通じて、個々の拡
張架の電源の制御を行なうことができるため、メンテナ
ンスや省電力のために拡張架の電源を落とす場合に、拡
張架に備えられる電源スイッチの操作を行なう必要がな
い。
【0029】また、上記の目的を達成するために、この
発明は、局線を介して通信網に接続されるとともに各々
内線端末が接続される複数の内線を収容する基本架と、
この基本架に任意の数だけ設けられ、局線を介して通信
網に接続されるとともに各々内線端末が接続される複数
の内線を収容する拡張架とを備え、前記基本架におい
て、前記基本架および前記拡張架に収容される内線間ま
たは上記内線と局線との間を選択的に交換接続する構内
交換機における前記拡張架の動作時間設定方法であっ
て、前記内線端末あるいは局線を通じて、前記基本架に
設けられた運用時間記憶手段に、拡張架毎に対応づけた
時刻情報を入力する時刻情報入力工程と、前記基本架に
設けられた時計手段の計時する時刻と、前記運用時間記
憶手段に記憶された時刻情報とに応じて、各拡張架の電
源を制御する電源制御工程とを具備して構成するように
した。
【0030】上記構成の動作時間設定方法では、予め拡
張架毎に、内線端末あるいは局線を通じて入力される時
刻情報を運用時間記憶手段に記録しておき、電源制御手
段が時計手段の計時する時刻と、運用時間記憶手段に記
憶された時刻情報とに応じて、各拡張架の電源を制御す
るようにしている。
【0031】したがって、上記構成の動作時間設定方法
によれば、各拡張架毎に、予め設定した時間になると電
源が制御されるため、保守者の手を煩わすことなく、消
費電力を低減させることができる。
【0032】また、この発明によれば、収容する内線端
末や局線を通じて、個々の拡張架の電源の制御するため
の時刻情報を入力できるため、メンテナンスや省電力の
ために拡張架の電源を落とす場合に、拡張架に備えられ
る電源スイッチの操作を行なう必要がない。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる構内交換機の構成を示すものである。
この図に示す構内交換機は、基本架110に2つの拡張
架200,300を増設したもので、主として電源系の
構成を示している。
【0034】基本架110は、電源ユニット111と、
マザーボード112とを備えている。電源ユニット11
1は、出力制御回路1111と、直流電圧出力回路11
12とからなる。
【0035】出力制御回路1111は、保守者が図示し
ない電源スイッチをON操作すると、これに応じて、外
部から入力される交流電圧を直流電圧出力回路1112
に供給するものである。
【0036】直流電圧出力回路1112は、出力制御回
路1111から供給される交流電圧を所定の直流電圧に
変換し、この直流電圧を電源出力ハーネス113を通じ
てマザーボード112に供給する。
【0037】電源出力ハーネス113を通じて直流電圧
出力回路1112より供給される直流電圧は、動作用電
圧Vccとして、後述する制御ユニット1120および
インターフェースユニット1121に供給されるととも
に、データハーネス114,115を通じて、拡張架2
00,300に供給される。
【0038】マザーボード112は、制御ユニット11
20と、インターフェースユニット1121とを備え
る。インターフェースユニット1121は、電話機など
の端末や電話回線を収容するインターフェースである。
【0039】制御ユニット1120は、当該構内交換機
の各部を制御して、上記インターフェースユニット11
21に収容される端末や電話回線、および後述の拡張架
200,300に収容される端末や電話回線の間の交換
接続制御の他に、新たな制御機能として拡張架の動作制
御機能を有する。
【0040】図2は、制御ユニット1120の構成を示
す回路ブロック図である。制御ユニット1120は、制
御部10と、記憶部20と、時計部30とを備えてい
る。
【0041】制御部10は、マイクロプロセッサを備
え、当該構内交換機の各部を制御して、当該構内交換機
に収容される端末や電話回線の間を交換接続制御するも
のである。また、制御部10は、新たに拡張架の動作制
御を行なうために、時刻設定制御手段10aと、動作制
御手段10bとを備える。
【0042】時刻設定制御手段10aは、インターフェ
ースユニット1121に収容される電話機40〜4nよ
り、所定の特番が入力された場合に、接続される拡張架
200,300を動作させる時刻の指定を受け付ける制
御を行なうものである。尚、ここで指定された時刻は、
各拡張架毎に、記憶部20の動作時刻記憶テーブル20
aに記録される。
【0043】動作制御手段10bは、時計部30より通
知される時刻情報を監視し、動作時刻記憶テーブル20
aに記憶される時刻において、対応する拡張架の電源を
投入して、動作させる。記憶部20は、RAMやROM
などの半導体メモリからなり、制御部10の制御プログ
ラムや、短縮ダイヤルデータなどの他に、上記動作時刻
記憶テーブル20aを記憶する。動作時刻記憶テーブル
20aは、拡張架毎に、動作させる時刻データを記憶す
るテーブルである。時計部30は、時刻を計時する時計
ICよりなり、現在の時刻情報を制御部10に逐次通知
する。
【0044】拡張架200は、電源ユニット201と、
マザーボード202とを備えている。電源ユニット20
1は、出力制御回路2011と、直流電圧出力回路20
12とからなる。
【0045】出力制御回路2011は、基本架110か
らデータハーネス114、マザーボード202および電
源出力ハーネス203を順に通じて、動作用電圧Vcc
が供給されると、これに応じて、外部から入力される交
流電圧を直流電圧出力回路2012に供給するものであ
る。
【0046】直流電圧出力回路2012は、出力制御回
路2011から供給される交流電圧を所定の直流電圧V
ccに変換し、この直流電圧を電源出力ハーネス203
を通じてマザーボード202に供給する。
【0047】マザーボード202は、インターフェース
ユニット2021を備える。インターフェースユニット
2021は、電話機などの端末や電話回線を収容するイ
ンターフェースで、上記端末や電話回線より入力される
信号をデータハーネス114を通じて制御ユニット11
20に入力するとともに、制御ユニット1120よりデ
ータハーネス114を通じて入力される信号を上記端末
や電話回線に出力する。
【0048】拡張架300は、拡張架200と同様の構
成よりなる。拡張架300は、電源ユニット301と、
マザーボード302とを備えている。電源ユニット30
1は、出力制御回路3011と、直流電圧出力回路30
12とからなる。
【0049】出力制御回路3011は、基本架110か
らデータハーネス115、マザーボード302および電
源出力ハーネス303を順に通じて、動作用電圧Vcc
が供給されると、これに応じて、外部から入力される交
流電圧を直流電圧出力回路3012に供給するものであ
る。
【0050】直流電圧出力回路3012は、出力制御回
路3011から供給される交流電圧を所定の直流電圧V
ccに変換し、この直流電圧を電源出力ハーネス303
を通じてマザーボード302に供給する。
【0051】マザーボード302は、インターフェース
ユニット3021を備える。インターフェースユニット
3021は、電話機などの端末や電話回線を収容するイ
ンターフェースで、上記端末や電話回線より入力される
信号をデータハーネス115を通じて制御ユニット11
20に入力するとともに、制御ユニット1120よりデ
ータハーネス115を通じて入力される信号を上記端末
や電話回線に出力する。
【0052】次に、上記構成の構内交換機の拡張架の動
作制御について説明する。インターフェースユニット1
121に収容される電話機40〜4nのいずれかのハン
ドセットをオフフックし、特番「#1」を入力すると、
時刻設定制御手段10aがこれを検出し、収容する拡張
架の動作時刻の受付制御を開始する。
【0053】上記特番の入力後、動作時間の設定対象と
なる拡張架200を示すコード「200#」を入力す
る。そしてその後、午前10時から午後6時までを動作
時間とする場合には、「10#18##」と入力する。
【0054】すると、時刻設定制御手段10aは、動作
時刻記憶テーブル20aの拡張架200に対応するエリ
アに、動作時刻として午前10時から午後6時までが記
憶される。
【0055】同様に、拡張架300の動作時間を設定す
る場合には、インターフェースユニット1121に収容
される電話機40〜4nのいずれかのハンドセットをオ
フフックし、特番「#1」を入力する。すると、時刻設
定制御手段10aがこれを検出し、拡張架の動作時刻の
受付制御を開始する。
【0056】そして、拡張架300を示すコード「30
0#」を入力し、午前7時から午後11時までを動作時
間とするために、「7#23##」と入力する。する
と、時刻設定制御手段10aは、動作時刻記憶テーブル
20aの拡張架300に対応するエリアに、動作時刻と
して午前7時から午後11時までが記憶される。
【0057】一方、動作制御手段10bは、時計部30
より通知される時刻情報を、動作時刻記憶テーブル20
aに記憶される時刻と比較している。やがて、動作制御
手段10bは、図3に示すように、午前10時になる
と、拡張架200にデータハーネス114を通じて動作
電圧Vccを供給してその電源を投入させる。また、拡
張架300についても同様に、午前7時になると、デー
タハーネス115を通じて動作電圧Vccを供給してそ
の電源を投入させる。
【0058】その後、動作制御手段10bは、図3に示
すように、午後6時になると、拡張架200に対して動
作電圧Vccの供給を停止してその電源を落とさせる。
また、拡張架300についても同様に、午後11時にな
ると、動作電圧Vccの供給を停止してその電源を落と
させる。
【0059】以上のように、上記構成の構内交換機で
は、基本架110に収容される電話機40〜4nを通じ
て、予め拡張架200,300の動作時刻の設定を受け
付けておく。そして、現在の時刻を監視して、上記動作
時刻の間だけ動作用電圧Vccを供給して、各拡張架2
00,300の電源の制御を行なうようにしている。
【0060】したがって、上記構成の構内交換機によれ
ば、収容する電話機からの容易な操作で、個々の拡張架
の電源の制御を行なうことができるため、メンテナンス
や省電力のために拡張架の電源を落とす場合に、拡張架
に備えられる電源スイッチの操作を行なう必要がない。
【0061】また、上記構成の構内交換機では、各拡張
架毎に、予め設定した時間にだけ電源を投入するように
しているため、運用環境に応じて動作時間を設定するこ
とができる。このため、保守者の手を煩わすことなく、
消費電力を低減させることができる。
【0062】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、基本架
110に収容される電話機40〜4nより、各拡張架2
00,300の動作時間を設定するようにしたが、制御
ユニット1120に接続可能であればこれに限定される
ものではない。したがって、例えば、拡張架200や3
00に収容される電話機やその他の端末、あるいはこの
構内交換機に収容される電話回線を通じて、上記動作時
間を設定するようにしてもよい。
【0063】また、上述では、拡張架毎にその電源を制
御するようにしたが、これに代わって例えば、予め収容
する端末をグループ分けしてそのグループ分け情報を記
憶部20に記憶しておき、端末のグループ単位で動作時
間を設定し、このグループ単位で端末に動作電圧を供給
するようにしてもよい。このような制御を行なっても、
保守者の手を煩わすことなく、消費電力を軽減できる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
を施しても同様に実施可能であることはいうまでもな
い。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、予め
拡張架毎に、内線端末あるいは局線を通じて入力される
時刻情報を運用時間記憶手段に記録しておき、電源制御
手段が時計手段の計時する時刻と、運用時間記憶手段に
記憶された時刻情報とに応じて、各拡張架の電源を制御
するようにしている。
【0065】したがって、この発明によれば、各拡張架
毎に、予め設定した時間になると電源が制御されるた
め、保守者の手を煩わすことなく、消費電力を低減させ
ることが可能な構内交換機および動作時間設定方法を提
供できる。
【0066】また、この発明によれば、収容する内線端
末や局線を通じて、個々の拡張架の電源の制御を行なう
ことができるため、メンテナンスや省電力のために拡張
架の電源を落とす場合に、拡張架に備えられる電源スイ
ッチの操作を行なう必要のない構内交換機および動作時
間設定方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる構内交換機の一実施形態の構
成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した構内交換機の制御ユニットの構成
を示す回路ブロック図。
【図3】図1に示した構内交換機の拡張架の動作制御を
説明するための図。
【図4】従来の構内交換機の構成を示す回路ブロック
図。
【符号の説明】
10…制御部 10a…時刻設定制御手段 10b…動作制御手段 20…記憶部 20a…動作時刻記憶テーブル 30…時計部 40〜4n…電話機 100,110…基本架 101,111,201,301…電源ユニット 102,112,202,302…マザーボード 103,113,203,303…電源出力ハーネス 104,105,114,115…データハーネス 1011,1111,2011,3011…出力制御回
路 1012,1112,2012,3012…直流電圧出
力回路 1020,1120…制御ユニット 1021,1121,2021,3021…インターフ
ェースユニット 200,300…拡張架

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線を介して通信網に接続されるととも
    に各々内線端末が接続される複数の内線を収容する基本
    架と、この基本架に任意の数だけ設けられ、局線を介し
    て通信網に接続されるとともに各々内線端末が接続され
    る複数の内線を収容する拡張架とを備え、前記基本架に
    おいて、前記基本架および前記拡張架に収容される内線
    間または上記内線と局線との間を選択的に交換接続する
    構内交換機において、 前記基本架は、 設けられた拡張架毎に対応づけた時刻情報を記憶する運
    用時間記憶手段と、 時刻を計時する時計手段と、 この時計手段の計時する時刻と、前記運用時間記憶手段
    に記憶された時刻情報とに応じて、各拡張架の電源を制
    御する電源制御手段とを具備することを特徴とする構内
    交換機。
  2. 【請求項2】 前記電源制御手段は、時計手段の計時す
    る時刻が、前記運用時間記憶手段に記憶された時刻情報
    の時刻となった場合に、各拡張架の電源をオン制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の構内交換機。
  3. 【請求項3】 前記電源制御手段は、時計手段の計時す
    る時刻が、前記運用時間記憶手段に記憶された時刻情報
    の時刻となった場合に、各拡張架の電源をオフ制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の構内交換機。
  4. 【請求項4】 前記基本架は、前記内線端末を通じて入
    力される時刻情報を、前記運用時間記憶手段に記録する
    時刻設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の構内交換機。
  5. 【請求項5】 前記基本架は、前記局線を通じて入力さ
    れる時刻情報を、前記運用時間記憶手段に記録する時刻
    設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の構内交換機。
  6. 【請求項6】 局線を介して通信網に接続されるととも
    に各々内線端末が接続される複数の内線を収容する基本
    架と、この基本架に任意の数だけ設けられ、局線を介し
    て通信網に接続されるとともに各々内線端末が接続され
    る複数の内線を収容する拡張架とを備え、前記基本架に
    おいて、前記基本架および前記拡張架に収容される内線
    間および上記内線と局線との間を選択的に交換接続する
    構内交換機における前記拡張架の動作時間設定方法であ
    って、 前記内線端末を通じて、前記基本架に設けられた運用時
    間記憶手段に、拡張架毎に対応づけた時刻情報を入力す
    る時刻情報入力工程と、 前記基本架に設けられた時計手段の計時する時刻と、前
    記運用時間記憶手段に記憶された時刻情報とに応じて、
    各拡張架の電源を制御する電源制御工程とを具備するこ
    とを特徴とする動作時間設定方法。
  7. 【請求項7】 局線を介して通信網に接続されるととも
    に各々内線端末が接続される複数の内線を収容する基本
    架と、この基本架に任意の数だけ設けられ、局線を介し
    て通信網に接続されるとともに各々内線端末が接続され
    る複数の内線を収容する拡張架とを備え、前記基本架に
    おいて、前記基本架および前記拡張架に収容される内線
    間または上記内線と局線との間を選択的に交換接続する
    構内交換機における前記拡張架の動作時間設定方法であ
    って、 前記局線を通じて、前記基本架に設けられた運用時間記
    憶手段に、拡張架毎に対応づけた時刻情報を入力する時
    刻情報入力工程と、 前記基本架に設けられた時計手段の計時する時刻と、前
    記運用時間記憶手段に記憶された時刻情報とに応じて、
    各拡張架の電源を制御する電源制御工程とを具備するこ
    とを特徴とする動作時間設定方法。
  8. 【請求項8】 前記電源制御工程は、前記時計手段の計
    時する時刻が、前記運用時間記憶手段に記憶された時刻
    情報の時刻となった場合に、各拡張架の電源をオン制御
    することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の
    構内交換機。
  9. 【請求項9】 前記電源制御工程は、前記時計手段の計
    時する時刻が、前記運用時間記憶手段に記憶された時刻
    情報の時刻となった場合に、各拡張架の電源をオフ制御
    することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の
    構内交換機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211293A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Nec Infrontia Corp ボタン電話装置のシャットダウン方法およびシステム
JP2013225742A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Nec Engineering Ltd 電力供給装置、電力供給方法、及びそのためのプログラム

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